スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その152
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1177949197/l50
522 :207 :2007/05/03(木) 23:19:45 LEutKN59
さてさて、タロットカードな流れを斬るので申し訳ないのだが
喫茶TIME DIVERのSS第2弾を影鏡にUP完了した事を報告させていただく。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
「喫茶TIME DIVER〜新入りウェイトレス、その名はアイビス〜」
ここはすでにお馴染みとなりつつあるかもしれない喫茶TIME DIVER。
本日この喫茶店にケイサル・エフェストドメ時の神雷級の衝撃が走るとは誰しも思っていなかった。
そう、数々の平行世界を渡り歩きある意味策士となっているかも知れない背後霊でさえも知らなかったのだった・・・・・
何はともあれ、喫茶TIME DIVER開店。
しかし、今日は開店直後なのに妙に客が多かったのである。普段の2倍の人数はいるようだった。
お客の対応に追われるムジカ、フォルカ、フーの3人と物凄い速度で料理を作るトウマ。
「モーニングセットのAが2つとBが3つです!!・・・ねえ、今日はお客さん多くない?」
「そうだな・・・・・こちらはモーニングセットのCとDが2つずつだ。」
「確かに・・・異常なほどですわね。こちらはモーニングセットのA〜Dまで3つずつとコーヒー3つですわ。」
「モーニングセットのA、C、Dが4つでBが5つとコーヒー3つだな!?」
いつもの2倍の速度で料理を作っていくトウマ。いつぞやのミナキではないが、モルモットウマという単語が全員の頭の中を巡った。
そしてコーヒーと聞いたフーは脱衣体勢になり、すかさず止めるムジカ。脱衣止めもすっかり板に付いてしまっている。
そんな中、店長と副店長は店の奥でアルバイトの面接中であった。
「ふむ・・・・・では次の質問。脱衣に抵抗は無いか?」
「え!?だ、脱衣ですか・・・・・・・・!?」
「背後霊の言う事は気にしなくていい。こっちの質問に答えてくれればいい。」
背後霊の口にありがたいお札を貼り付けながらアルバイト希望者に話しかける店長ことクォヴレー。
中は何故か暗く、アルバイト希望者の顔は見えない。
1時間後・・・・・・客足は何とか落ち着いた。ヘトヘトになっているムジカと余裕のトウマ、フォルカ、フー。
そして店の奥から店長&副店長、そして先程のアルバイト希望者がやってきた。
「今日から新しくアルバイトが1人入った。自己紹介は必要ないかもしれないが、頼む。」
「あ、はい。アイビス・ダグラスです。よろしくお願いします・・・・・・」
新しく入ったアルバイト・・・・それはアイビスだった。
「あれ?何でアイビスさんがここでバイトを?・・・・・トウマさん、もしかして紹介した?」
「いや、俺はアイビスには紹介した事ないぜ?スレイや統夜やジョシュアならよく紹介するが・・・・・」
ムジカがスーパーアルバイターのトウマに訊ねたのを聞き、クォヴレーが事情を話し始める。
「彼女は俺が何気なくタ○ンペ○ジに載せた募集を見て来た。彼女もいい加減に普通の食事をしたいそうだ。」
「スレイから前に聞いたが、結構・・・いや、かなり酷いらしいな。駄菓子食。」
「うん・・・・ツグミが工夫を凝らしてくれてるからおいしいにはおいしいけど・・・・やっぱ普通の食べたくて・・・・」
何ともな理由に固まるトウマ、ムジカ、フォルカ、フー。ちなみに、面接時には久保と背後霊も固まったそうだ。
さらに1時間後・・・・お昼のラッシュタイムに突入。
やはりラッシュ時だけあって人の数が多い。
2時間前よりも多い人に対応するため、今度は3倍の速度で料理を作るトウマ。注文を取るウェイター&ウェイトレスも必死だ。
アイビスもムジカやフーから細かい説明を受けたため、苦戦しながらもこなしていくアイビス。
だが、注文と受け料理を運ぶアイビスの格好は何故か喫茶TIME DIVERの制服ではなく英国風メイド服だった。
「オーダー入ります!!オムライスセット2つとハヤシライス3つでオムライス1つとハヤシライス2つはTIME DIVER盛りで残りは普通です!!」
「了解!!アイビス、あんまり無茶するなよ!!」
「あ、ありがとう・・・・・・」
トウマの親指立て付きの激励にちょっと頬の赤くなるアイビス。
その激励のおかげなのか、その後のアイビスは動きがかなり違っていた。
さらにさらに2時間後のラッシュタイム終了時。喫茶TIME DIVERではちょっとしたアクシデントが。
「クォヴレー、大変だ。」
「トウマ・・・・深刻な顔をしてどうした?」
「それがな・・・・・・材料が殆ど無くなったんだ。」
そう、あまりの客の多さに用意していた材料が無くなっていたのだった。
「そうか・・・・一時店を閉めて買出しに向かうとしよう。」
「そうだな。ムジカとアイビスの二人もバテバテだからなぁ・・・・・」
そう言ったトウマの視線の先には燃えつきかけているムジカとアイビスが。
「そうしよう。みんな集まってくれ。」
店長集合が掛かり、集まる全員。食材が無くなっているため買出しの間一時店を閉める事を伝える店長。
「確かに今日は人が多かったからな・・・・・それが得策だろう。」
「そうですわね・・・・・ムジカとアイビスもかなり危険そうですから。」
「ぼ、ボクにゃららいじょ〜ぶだひょ・・・・」
「ア、アタシひゃってらいじょ〜ぶ・・・・」
ヘトヘトすぎて呂律の回っていない2人。かなり危険である。
「二人とも、呂律が回ってないぞ。無理はするな。奥で休んでいろ。」
「フォルカ、頼んだぞ。クォヴレー、買出しは俺達で行くか。」
「いや、2人だと何かと大変だ。フー、同行してもらえるか?」
「分かりました。」
こうして店は一時休業。トウマ、クォヴレー、フーの3人が買出しに向かい、フォルカはアイビスとムジカの看病?に
喫茶TIME DIVERの奥。ここには少しだが部屋があり、その中の一室の休憩室にムジカとアイビスを運ぶフォルカ。
「2人とも、しっかりしろ。・・・・・寝てしまったのか?」
何とムジカとアイビスの2人は移動途中に寝てしまっていたのだった。とりあえず、手近に合ったソファに二人を座らせるフォルカ。
流石の修羅も疲れたのかソファの2人の間に座り込み、寝息を立てだすフォルカ。
寝ている2人が寝返りを打つ。すると、フォルカに抱きつくような格好になってしまった。
さらに寝ながらも気配を感じたフォルカが両脇の2人に一撃を入れようとしたが力が入らずに2人を抱き寄せるような手の位置になってしまった。
そんな状態になっているのも知らずに寝続ける3人・・・・・・
2時間後・・・・買出し部隊が帰ってきた。
「ふう・・・・これだけあれば何とかなるかな?」
「だろうな・・・・これからは仕入れ量を多くするか。」
「ところで・・・・ムジカ達はどこに?」
このフーの一言で3人は何も言わずに捜索を開始した。
「おーい、ムジカー、フォルカー、アイビスーどこだー?・・・・休憩室か。ここみたいだ・・・・・」
ドアを半分開けた状態で固まるトウマ。そこには先程と同じ体勢を維持している3人が。
「トウマ、見つけたの・・・・・・・」
「店長?トウマ?一体どうし・・・・」
固まっているトウマを見つけ、その視線の先の状態を見て同じように固まるクォヴレー&フー。
2人が固まったのと同時に目を覚ます3人。
「ふぁぁぁぁ・・・・あ〜よく寝たって・・・・・・えええええええええええええええええええ!?」
「ん・・・・いけないいけない。バイト初日から寝ちゃったって・・・・・・きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「む、いかん。寝てしまったか・・・・・ん?」
絶叫するムジカ&アイビスとやや驚くフォルカ。
その後、アイビスとムジカの必死の弁明のためこの日の喫茶TIME DIVERは終日まで休業状態だったそうだ・・・・・・
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
526 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/03(木) 23:29:05 FHZPZNEU
>>522
眠気を吹っ飛ばすSS投下をありがとォー!
527 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/03(木) 23:41:34 lgrv+Z9o
>>522ふう、眠気が吹っ飛ぶかと思ったぜ・・・
吹っ飛んだじゃねーかこの野郎!
530 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/03(木) 23:50:24 FHZPZNEU
>>522
スレイや統夜やジョシュアにならよく紹介する…か。
それぞれの制服を着た三人が容易に想像できるぜフゥーハハハァー
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://banpresto-srw.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/2041