2007年05月22日
 ■  4iuN7/AR氏作SS「オリジェネック天国〜神保町周辺〜」

スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その155
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1179357741/l50


807 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 09:30:47 j2+S8KLW
統夜「ふぁ・・・・みんな、おはよう」

メルア「統夜さん、おはようございます」
テニア「統夜っ、おはよう!!!」
カティア「ハッハッハッハッ」

統夜「ん〜・・・・カティア、朝から発情してるんじゃな・・・・・・・い」

未知との遭遇 by黒い兄氏

カティア「ハッハッハッハッ」

統夜「・・・・・・・・。」

メルア「え・・・・えと・・・・」
テニア「朝起きたら・・・・・・こうなってたんだよっ」

統夜「・・・・・・・・・・・・・・・なんで?」


AC見てたらこんなの思い浮かんだ

授業中なのに爆笑しちまったwwww



808 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 09:47:35 gxJ34Vrl
807を見て俺は、「そこまでして会社を休みたいか八神くん」というのが浮かんだ。



819 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 15:00:41 NFBemmrA
>>808
課長補佐代理心得、だっけか




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



894 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 22:48:44 4iuN7/AR
>>807 を続けてみた。

 オチに続ける前の展開があさっての方向に爆走して書き上げるのが遅くなった。
 第1段落の次は212行目まで飛ばしても多分繋がる…と思う。
 あと、モデルになった食べ物屋さんは本来日曜休み&追加メニューは13:00
以降の提供なので、そこはご容赦。




◇  ◇  ◇


「んな訳あるか!」
 カティア本人の如く、既にテニア&メルアを説教する気まんまんの統夜。
説教に対するモチベーションが「おやびーん」と喋るオットセイの如く盛り上
がりまくっている状態だ。
 それを察して、テニアとメルアが散歩のお預けを喰らっている仔犬の顔をし
ながらこう反論する。
「本当だよー!」
「そうですー、ひどいです統夜さんー!」
 で、この状況下、カティア2号(仮名)こと、そこら辺にいた柴犬はと言うと。
「あそぶ? あそぶ?」
 と顔に書いて尻尾を全力で振り回している。その様子に毒気を抜かれた統夜
は、いくばくか冷静さを取り戻し、こめかみに掌を当てながらこう呟いた。
「…とりあえず、状況を整理しよう。昨日お前ら、どこに遊びに行った? 確
か俺がバイトって事で、3人で買い物に行くっていう予定だったよな?」
 その問いに対して、テニアとメルアは昨日一日あった事を仔細に説明し始めた。


「明日は新宿食い倒れツア—!!」
「却下」
「なんで—!?」
「お財布の中身を考えなさい。月末まであと何日あると思ってるの?」
 カティアの完璧なまでの正論に対し、テニアは不満げな顔でこう応じる。
「ぐうー」
「何それ」
「ぐうの音」
「なるほど。つまりあなたには反論の余地があるのね? ほら、言ってみなさい?」
「ございません」
 綺麗な土下座で、テニアはそう答えるしかなかった。その姿を見て、メルア
はカティアを説得するための材料が揃ったプランを必死に考える。
 あまりお金をかけずに、近場で、楽しめる場所。
 そして結論。
「吉祥寺に行って『小ざさ』の羊羹を」
「却下」
「どうしてですかー?」
「行列だけで半日潰しちゃうのは、もったいないでしょう?」
 カティアのその説得に、またまたテニアが口を挟む。
「うっそだー。アニメイトが込む前にさっさと買い物済ませたいだけじゃーん」
 直後、カティアがごっつええ笑顔でテニアにこう告げる。
「何か言った?」
 狩られる。本気と書いてマジで。
 そう判断したテニアは、
「あははー、何でもないでございますのことよー」
 即座に笑って誤魔化した。
 そしてその惨状を目の当たりにしながらも、メルアが状況の打開を図ってこ
う呟く。
「それじゃあ、カティアちゃんは何処に行きたいんですか?」
「秋h」
「却下!!」
「どうしてよ」
「それ、カティアちゃんだけ楽しいじゃん!」
「チュロスはもう飽きましたー」
「それに美味しいお店は高いし安い店は込んでるし量は少ないし」
 実際は統夜に以前連れて行ってもらった万世ビルのカツ屋がご飯&キャベツ
おかわり自由なのだが、アキバに行きたくない一心のテニアは、あえてカティ
アにその事を伝えずにおいた。そして案の定その策は当たり、
「うーん…」
 と唸ったっきり、カティアは黙り込んでしまう。
「ね? ほら、何か別のプランを考えようよー」
「そうね。あまりお金がかからなくて」
「ごはんが大盛りで安くて」
「お菓子が美味しくて」

 5分経過。

「どこよ、それ」
「面倒だから吉祥寺にしちゃう?」
「わーい、『小ざさ』ー」
「行きません」
「えー?」
 かくして完全に状況が手詰まりになりつつある中、テニアが半ば自棄になり
ながら愚痴る。
「うーん、あんまり今まで行った事のない街って、なかったかなー」
「…あ」
「どうしたんですか? カティアちゃん」
「そうだ。何時だったかアキバに行った時、統夜が『たまには一駅前で降りさ
せてくれよ…』って言ってた事あったわ」
「えーと、一駅前って?」
「御茶ノ水ですかー?」
「何かあったっけ、あんなとこ」
「ちょっと待って。確かここの本棚に…」
 そう呟きながら、居間の本棚をまさぐるカティア。そして数分後。
「あった! これよ!」
 とカティアが得意満面で取り出したのは、かつての高名な文学者の筆名をそ
のまま雑誌の名前にした、東京レトロ趣味の雑誌である。この雑誌、毎回違う
地域にスポットを当てて取り上げるため、十分にタウンガイドとしてもその用
を為す。そしてこの家にあるその雑誌はたった一冊。その本がガイドする街の
名前は、
「神田、神保町、御茶ノ水」
「あ!」
「これですねー」
 そしてその雑誌を数ページめくった結果。
「ここね」
「ここしかないよー!」
「美味しそうですねー」
 ようやく3者の意見が合致したのであった。


 という訳で、日曜日の御茶ノ水駅前、午前10時半。
「にしても」
「人生ナメてる街よねー、ここって」
「日曜日はほとんどのお店が11時からって一体…」
 3人はそう愚痴りつつも、道沿いの両脇に楽器屋が並んでいる坂の頂点から
、明大のリバティ・タワーの前を通り抜けると、スキーショップが出はじめる。
その辺りから食べ物屋も増え始め、さらに古本屋が間に挟まり始める。そのま
ま表通りに沿って行けば、そこが本の街・神保町の表玄関となるのだが。
「おなかへったー!」
 案の定と言うべきか、テニアのその一言で微妙に針路変更。明大前を過ぎて
セブンイレブンの入っているビルの脇から裏通りに入っていくと、そこは昭和
の昔から、いやあるいはそのずっと前から学生の腹を満たし続けて来たB級グ
ルメの天国のような場所になっている。ちなみに、テニアさんのこの日のター
ゲットはというと。
「えーとね、このちょっと先に、ごはん大盛りを頼むと泣いて土下座して謝り
たくなるくらい盛ってくれるとんかつ屋さんと、天ぷら屋さんがある筈なんだ
けど…」
「どっちにするの?」
「両方!」
 案の定、とでも言うべきテニアのリアクションに、カティアは冷静きわまり
ない口調でこう応じる。
「駄目。片方」
「けちー」
「まあまあ…」
 そんな事を言い合いながら、微妙に古ぼけたビルが立ち並ぶ裏通りを歩いて
いるうちに。
「ごま油の臭いがする…」
「あら、いい臭いね」
「この近くなんじゃないですかー?」
 江戸前の天ぷらは、白身の淡白な素材にコクと風味を足して味わう。だから
ごま油の風味をきっちりと効かせるのが肝だ。とは言え、そういった天ぷらは
高級店の物と相場が決まっており、それこそ統夜が居たら3日間は頭を抱え続
けるるような金額が吹っ飛ぶのが当然というものなのだが。
 ここは学生の街。それでは商売が成り立たない。素材は「そこそこ」ではあ
るが、ごま油の効いた風味、からりと揚がった衣、何より熱々の炊きたてご飯。
それを、漱石一枚でおつりを付けて出してくれる店があるのだ。
「あ、ここだここ!」
 そう絶叫したテニアが辿り着いた店は、無造作に開け放たれた入り口に藍の
暖簾がかけられ、その奥には掃除の行き届いた清潔な白木のテーブルが見える。
気取った訳ではなく、力んだ訳でもなく、そこはかとなく粋な空気。
 それを観て、メルアとカティアが思わず呟いた。
「わあー」
「なんか、『江戸』って感じ…」
 もっとも、その感慨も、
「おじさーん! あたし、天ぷら定食大盛り、あなごにおしんこも付けてー!」
 という絶叫によってある意味あっさりと打ち砕かれてしまったのであるが。


 昼食は、確かに美味かった。値段からすれば十分に水準を上回っている味で
あった。もっともカティアとメルアにはやや量が多く、それを気遣った店の人
が少なめに盛ったご飯も食べるのが辛かった、というのが正直な所ではあるの
だが。
 そういう訳で、「カティアにとっての」本筋である本屋巡りに入る前に、も
う一休み。地下鉄神保町駅の近くのまたまた裏通り、老舗喫茶店の立ち並ぶ一角。
その中でも一番の有名な老舗に、彼女らはいた。
「おいしいですー」
「うん、なんか懐かしい感じの味」
 そう論評しながら、メルアとテニアが飲んでいるのは、例の雑誌にも載って
いたいちごジュースとバナナジュース。メルアはそれにアイスクリームも付け
ている。一方その向かいに座っているカティアは、目の前のブレンドコーヒー
よりも、壁に書き込まれた白いマジックの落書きの数々を興味深く見つめている。
「歴史ね…歴史を感じるわ」
 その呟きに、メルアとテニアはこう応じる。
「おー、文学少女だ、文学少女がいる」
「カティアちゃん、頭良さそうに見えますー」
 その論評を受けて、カティアは決して本気ではないとわかる程度に眉をひそ
めつつ、さりげなく反論を試みる。
「あんたら、人をアホの子みたいに言わないの」
「あはは…」
「でも、なんか気に入っちゃったわ、この街。たまに来ようかしら」
「うん、ごはんもまだまだ美味しそうなお店がたくさんあるし! カレーでし
ょ、洋食屋さんでしょ、白山通りの方を登って行くと、ラーメン屋さんもレベ
ル高いみたいだし」
「甘味処もまだまだ沢山あるみたいですし」
 理由は三者三様であるが、それぞれにこの街には感じるところがあったようだ。
当然と言えば当然であろう。そもそもこの界隈、大学と専門学校とが馬鹿のよう
に密集している土地柄だ。学生の飽くなき知識欲をはるかな昔から満たし続け、
さらにその上に新たな地層を重ね続けて、新たな学生たちはもちろんの事、か
つて学生であった者たちの思い出も知識欲も決して裏切らない、不思議な魅力
のある街なのだ。
「さあ、いよいよ本筋、本屋さん巡りに行くわよ」
「おー、カティアちゃん気合入ってるー」
「頑張ってー」

 
 喫茶店を出ると、彼女らは交差点を渡り、「古書センタービル」に向かう。
そのビルの最上階、古いアナログレコードの専門店を皮切りに(成人男子向け
の書店は当然パスしながら)、古い映画のパンフレット、戦前のプロマイド、
昭和はもちろん、明治・大正のものまでが揃った児童書の山…と言った、普通
の古本屋ではありえないラインナップを眺めながら、カティアのペースに合わ
せてゆっくりとビルを降りてゆく。
 もっとも当のカティアも、アキバに行った時のように脊髄反射的に散財する
事はない。ただ、眺めているだけでも何か幸せな気分になる。統夜の言ってい
た言葉の意味を、しみじみと感じ取っていた。
 そして2階。この古書センタービルのある意味象徴である、漫画古書専門店。
それに気づいて、テニアとメルアが苦笑いとともにこう呟く。 
「えーと、大河の穴みたいな店なのかな」
「私、パスしてもいいですかー?」
「ちょっと待って…違うわ
「?」
「この店、アキバの店とは明白にベクトルが違うわ」
 そのカティアの言葉に従って、テニアとメルアが目にしたのは。
「わ!」
「昭和30年代の貸本漫画の復刻です」
「こっちには黄金期のガロのバックナンバーがみっちり…」
「うわっ、統夜の小さい頃の漫画雑誌のバックナンバーまで、たっくさん」
 そして店内の様子を眺めてみると、誰もがとうてい漫画専門店に来る客と思
えないような気難しい顔をして真剣に本を選んでいる。
「恐ろしい街ね、神保町…」


「あー、楽しかった!」
「また来ましょうねー」
「そうね」
 そう言い合いながら、交差点を渡り、御茶ノ水に戻ろうとする3人。一応こ
の角からなら神保町駅から地下鉄に乗って、あるいは白山通りを登って水道橋
経由…という選択肢もあるのだが、念の為彼女らは来た道を戻ろうとしていた。
 の、だが。
 それが悲劇の始まりだったのだ。
「ちょっと待って」
「?」
「この一軒だけ! この一軒だけ寄らせて!」
 カティアが両手を合わせて、テニアとメルアを拝み倒した。そしてそれを受
けて彼女らが見上げたその先にあったのは、黄色いビルに入った小さな本屋。
そして、その店から。
『あ、あやしいーっ!!』
『この本屋、アキバと同じ空気ですー!!』
 テニアとメルアは全力でウォーニングを受けていた。しかしそれはつまり、
「普段のカティア」にとっては望むべき空気でもある。
 まずい。危険だ。
 そう悟った二人は、カティアにこう応じた。
「う、うん」
「頑張ってねー、カティアちゃーん」
「あたしら、ここで待ってるから」
「そう? 悪いわね。じゃ、行って来るわ!」
 その言葉を残して、勇躍黄色いビルに特攻をかけるカティア。
 だがしかし。
「きゃああああ! 狭い狭い狭い苦しいって、こっち!? 降ります降ります
降ります嫌あああああ—っ!」
 という大絶叫を残して店内に吸い込まれて行ったかと思うと、そのまま反応
が途切れてしまった。
「か、カティアちゃん!?」
「うそ—!?」
 余りの出来事に、そう絶叫しながら店の入り口付近に近寄るテニアとメルア。
しかし、である。
 その店内には一箇所しかレジがなく、うなぎの寝床のような縦長の本屋の通路
は全てレジ待ちのお客さんで埋まっている。かつ、男性向けの本を持っている。
そして、入り口の真正面に当たるところの天井近くの壁に、
『女性向け 地下』
 という案内が書いてあった。
「えーと、つまり」
「カティアちゃんは入ったはいいけれど、この大行列に巻き込まれて」
「なんとか頑張って地下に向かったはいいけど」
「足でも踏み外して下まで落っこちた上」
「無事だったとしても、この行列が途切れるまで上がって来れない…」
 その言葉を最後に、テニアとメルアは瞬時にリスク計算を開始し、そして次に
取るべき行動を決定した。
「カティアちゃん!」
「グッドラック!」
 そう叫んで、その場から逃げ出したのだ。


 そして千川駅前。
「ど、どうしましょう…勢いでカティアちゃんを置き去りにしちゃいました…」
「なんとかなるっって! カティアちゃんなら自力で帰ってこられるよ!」
「でも、ひょっとしたらあの本屋さんじゃ…」
「うっ…」
「しかも、統夜さんが帰って来てもカティアちゃん戻ってこられなかったら」
「…………」
 かくして、蛭子漫画の登場人物のような嫌な汗を吹き出しながらその場に固
まるテニアとメルア。
「誤魔化す方法…誤魔化す方法…」
「なんとかしないと…」
 そんな事を呟いている両者の目の前で。
『何してんの? ごはんくれるの?』
 とでも言いたげな表情をして、利発そうな柴犬様がお座りしていた。
「カティアちゃんだ」
「?」
「メルア! この子はカティアちゃんなのよ! たった今から、この子はカテ
ィアちゃんなのよ! 面影あるわよね! ねっ!? ねっ!」
「そ、そう言われれば、そうですねー。この子がカティアちゃんなのねー」

「という訳で」
「つまりお前らのせいか」
「あはは、そんなに誉めないでよ」
「誉めてない!」
 その絶叫の後、統夜は滅多に無い剣幕で大説教を開始する。
「お前ら何考えてるんだ! だいたいいくら危険だと思ったからって見捨てる
ってのはどういう了見だ! 普段どれだけカティアに世話になってるか判って
るのか!? しかもまだカティア、帰って来てないんだぞ!?」
「わん」
「頼む…カティア2号、黙っててくれ…」
「こうなったら、この子がカティアちゃんっていう当初の方針を」
「貫かん!」
「当然ね」
「だってカティアちゃんは醜の御盾として立派に散って」
「だ・れ・が・し・ん・で・る・ん・で・す・っ・て?」
「…え?」
「はい?」
 その言葉とともに、蛭子漫画の顔でテニアとメルアが振り向いた先には。

 鬼の形相のカティアが、ぼろぼろの服を着て、ついでに紙袋にみっちりと
ベーコンでレタスな本を詰め込んで立っていた。

「あは、あはははは…」
「カティアちゃん、生きてたんですね、良かったですー」
 乾いた笑いと変な汗のブレンドによる、被告人たちのまるで真実味のないそ
の言葉を受け、裁判官カティアは重々しく判決を告げる。
「おしおきよ。月に代わってね…」
 そして、弁護人統夜も。
「今回は止める理由もないな」
「そんなぁー!!」
「ひどいです二人ともー」
「だまらっしゃい!!」


 ほんでもって。
「テニア2号ー、メルア2号ー、ご飯だぞー」
 統夜のその言葉を耳にして、テニア2号(ウエルシュ・コーギー)とメルア
2号(ゴールデン・レトリバー)がえさに駆け寄る。さらに。
「あ、カティア2号も」
「わん」
 カティア2号もなし崩しに紫雲家に居ついていた。
「よし、じゃあ俺達もご飯にしようか、カティア」
「はい」
「ところでカティア、そろそろテニア1号とメルア1号を許してやっても…」
 その言葉を途中で遮り、ものごっつええ笑顔でカティアは言った。
「まだ駄目です。もっと本気で反省するまであの子たちは許しません」
「…はい」


 そしてその頃、テニア1号とメルア1号はと言うと。
「ごはんー!!」
「おやつー!!」
「やかましい! きりきり修行せんか!」
 食べてはいけない禅寺修行一週間の旅に無料招待されていた。


 本日の教訓。
 因果応報。そして。

 泣く子と地頭と「姉」には勝てない。




◇  ◇  ◇



895 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 22:52:55 P6HRult0
>>894
投下乙&2号にワロタw

>あと、モデルになった食べ物屋さんは本来日曜休み&追加メニューは13:00
>以降の提供なので、そこはご容赦。
ナイスなチョイスだったのでプニってやるw
ウリウリ (=´ω`)σ)*`Д´)ノ



898 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 23:03:46 flrIijUv
>>894
某S予備校生&某B区在住なので、御茶ノ水ネイティブな俺が来ましたよ。

ビレッジでバンガードな遊べる本屋の本店はおすすめだが、それはそうとGJ


915 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 23:39:22 8EixxZx4
>>894
なるほど、つまりテニア達はカティア二号用のあの黒髪鬘と服を用意したわけだな!?
当然お手製の!


投稿者 ko-he : 2007年05月22日 18:52 : スレ内ネタ:SS

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コメント

3人娘が納得の街といえば、池袋もいい雰囲気。
でかいデパートあるから甘味も充実、
やっすい食べ放題店も多く、
そしてなにより乙女ロードもあるし。

投稿者 Anonymous : 2007年05月22日 22:56

「文学少女だー」のところでカティアはメガネも似合うかも?
とか思った。

投稿者 ひお : 2007年05月23日 00:33

神保町のカレー屋さん「まんてん」にちょくちょく行く俺ダン。
日曜は休業だから、サンクリでこうへー氏らと会った時は
皆で食べに行けなかったんだよなぁ。残念。

投稿者 名無しくん : 2007年05月23日 01:20

誰か、モデルとなった食べ物屋さんを教えて欲しい・・・

投稿者 こうへー : 2007年05月23日 02:00

御茶ノ水駅(JR)はバイトで何回か行った事がある。
初めて行った時、東京ドームがすぐだから結構賑わってると思ってたらそうでも無いのな。
駅の目の前にODEシステムな店があるしw

投稿者 Anonymous : 2007年05月23日 03:00

・天麩羅屋=天麩羅いもや(一丁目店=通称「人劇裏」)【日曜休】
・喫茶店=さぼうる【日曜休】
古書センターはすぐわかると思うので略。カティアの遭難地点は高岡書店。

>まんてん
 また懐かしい名前出て来たな(笑)

投稿者 4iuN7/AR : 2007年05月23日 13:26

そういえば、少し前に神保町で「炎のさだめ」や
「夢色チェイサー」や「ダルタニアスの歌」の
レコードを買ったな。とりあえず早くオーテクの
安いレコードプレイヤーでも買うかな。

>まんてん
低価格でたっぷり食えるあのコストパフォーマンスが最高です。
そして店やカレーのB級臭さもたまらん。
「すいません」「申し訳ない」の主人も健在ですよ。

とりあえず、テニアは秋葉原に行ったらゴーゴーカレーの
メジャーカレー(ファースト)でも食ってろと。

投稿者 名無しくん : 2007年05月23日 16:55

…なあ君、ひょっとしたら水道橋の「フラミンゴ」にも行ったことあるかい?

投稿者 4iuN7/AR : 2007年05月23日 19:10

いや、「フラミンゴ」は初耳です。
検索してみたけれど、安くて大盛りのスパゲティか、興味深い。
でも、自分はスパゲティよりもカレーだからやはりまんてんかな。

投稿者 名無しくん : 2007年05月23日 23:35

この文体、このギャグ、この小ネタの数々……

「空飛ぶまっするエ=セルダ?」

投稿者 Anonymous : 2007年05月25日 15:42

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