2007年04月11日
 ■  OG艦長総合スレ 参番艦 その7

【テツヤ】OG艦長総合スレ 参番艦【レフィーナ】
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前回の続き


796 :それも名無しだ :2007/02/12(月) 21:15:31 TB4hvjiE
どうしたんだ?皆バレンタイン当日まで妄想を溜め込んでるのか?

それはさておき>>764で言ってたSSがひとまず完成したんだが投下しようかどうしようか
つーかエラい量になってしまった…ちょい長めになりそう…



802 :それも名無しだ :2007/02/13(火) 10:58:49 9Stb78y+
なんかエイタがそっち向かってったぞ



803 :796 :2007/02/13(火) 15:35:14 Pyp3QQjj
えー、投下始めたいと思います
おそらく6〜7レス位の予定?
途中変な文章になってても笑って流してやって下さい
気に食わなかったらスルーの方向で

>>802
 ∧_∧      エイタ?ぼこぼこにしてやんよ
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /  ) ババババ
 (/‾∪

おまいも出てくるから勘弁汁


804 :Happy Valentine :2007/02/13(火) 15:38:52 Pyp3QQjj
「エイタ、ちょっといいか?」

——スペースノア級万能戦闘母艦第二番艦——
——コードネーム『スティール2』ことハガネ——

…のオペレーター、エイタ・ナダカは休憩時間中、艦内を歩いているところを後ろから呼び止められた。
「なんですか?艦長。」
そして、彼を呼び止めたのは他でもない。
ハガネの艦長、テツヤ・オノデラ少佐その人だった。
「ああ、その…なんだ。」
しかし、今のテツヤは普段ブリッジにいる彼とは様子が違った。
しきりに辺りをキョロキョロと見回し、こそこそとエイタに近付いてくる。
(ほ、ホントになんなんだ?)
余りの不審者振りに思わず引いてしまったが、やはり自分の上官であり、
普段から信頼している者に対して失礼だと気付き、コホン、と咳をして姿勢を正す。
「何か御用でし…ムグ!?」
ゴッ!
「シー!!声が大きい!!」
突然口を塞がれ、勢い余って壁に後頭部を強打された哀れなオペレーターは、
その激痛と共に彼への恨みを一つ、心のノートに書き記した。
「…それで、何なんですか一体。」
ジト目で睨みながら、解放された口からその言葉は放たれた。
「あ〜、スマン。で、その…話、なんだが…」
もごもごと言いづらそうにしているテツヤだが、深呼吸すると意を決したのか向き直った。
「その…ば、バレンタインの事、何だが…」
一瞬驚いた表情を見せたエイタだったが、次の瞬間には眼鏡をクイッと上げて笑った。
「わかりました。すぐ用意します。」
「は?何をだ?」
「決まってるでしょう?この近辺で行ける最高のデートコースの検索ですよ。
な〜に、ィヤフーやgood!gleで調べれば簡単に用意出来ますから大丈夫です。
それから当日の服も買いに行かないと。カジュアル系で行きます?
あ、艦長だったらスーツでも違和感無いかもしれませんね。いやもういっそビジュアル系で…」
「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!」
猛スピードで走る機関車にブレーキがかかった。
「何の話をしてるんだ?」
「何ってバレンタインの話でしょう?」
「そうだが…まだ何も言ってないだろうが。」
「言わなくてもわかるから言ってるんですよ。」
沈黙。
それは一瞬だったのかもしれないし数十秒あったのかもしれない。
とにかくその沈黙の後の先制攻撃はテツヤであった。
「…だったら答えてもらおうか。」
「いいですよ。あ、でもチョコの受け取り方なんて知りませんよ?なにせ生まれてこの方チョコなんて…」
「黙って聞け。」
「はぁ。」
テツヤは再び辺りを見回すと、オホン、と咳をして口を開いた。

「…女性が男に、「楽しみにしています」と言うのはどういう意味だ?」

「…は?なんですかそりゃ?」
ポカーンと間抜けに口を開くエイタ。無理も無い。
バレンタインデーとは普通、男が女にチョコを渡されるのを楽しみにしているものである。
女性にとっては行動に出る日であり、堂々と楽しみにする人は少ない。
テツヤはその答えにムッとした様になり、
「わからんじゃないか。」
「いや、そんな質問とは全く全然これっぽっちも思わなかったもんで。」
「見ろ、だから話を聞けと言っただろう。オペレーターが早とちりなど、
自分だけでなく、クルーやパイロットにも迷惑を掛けるぞ?」
今度はエイタがムッとする番だった。
「艦長がオドオドしてるのは迷惑じゃないんですか?」
「う…」
「大体、人に物を尋ねるのにそういう態度って無いんじゃないですか?
教わる側に説教なんて受けたら教える気もなくなりますよ?」
「…す、すまん。」
エイタ○—×テツヤ 押し切り
「と、とにかくだ。この意味を何とかして知りたいんだ。バレンタインまでにな。」
「なるほど。で、それ誰に言われたんです?」
ぎくっ、と言う擬音が聞こえてきそうなわかりやすい態度を取るテツヤ。
「だだ、誰だっていいだろ!」
「よくないですよ。協力するんですからそれくらい教えてくれてもいいでしょう?」
「ぐ…」
教えるか、教えまいか。その狭間で思い悩む顔は、トマトのように赤くなっていた。
このままでは埒が明かない。そう感じたエイタは、本当はもうすでにわかっていた答えをぶつけた。
「…レフィーナ中佐、ですか?」
「!!!!」
テツヤの顔の赤さが人間の限界を突破、危険領域へと突入した。
「や、その、なんだ。あ〜、うん。まぁ、いや、えっとだな。
せ、先日ちょっと、はは、話を…して、その時、バ、バレンタインの話に…」
普段真面目な人が慌てる姿は本当に面白い。
そんな事を思いながら、エイタは誰に尋ねればその答えがわかるか、考えていた———


証人1 パイロット・ロボットオタクさん
「は?バレンタイン?いや、俺今まで全然関係なかったからわかんねぇや。
 あ、でも毎年二つは貰ってたけどな。お袋と、クスハ。
 クスハのは…『特製』だから。食べきるのが大変だった…ブリットに同情するぜ。」

証人2 パイロット・義手の天才さん
「バレンタイン…ですか?自分は…
 女性が愛する男を落とすため、自らの血を混ぜたチョコレートにまじないをかけて
 相手に食べさせる儀式だと聞きましたが…え、嘘?
 …あの男、今度会った時はあのふざけた眼鏡を砕いてやる!」

証人3 オペレーター兼パイロット・熱血中華娘さん
「や、やだ!バレンタインなんて意識してないですよ!
 そ、そりゃあ彼にチョコをあげようかなー、なんて思ったりはしましたけど…
 その、やっぱり手作りの方がいいんでしょうか?あ!彼には内緒ですよ!絶対ですからね!!」

証人4 パイロット二名・ロリロリツインズさん
「ばれんたいん…?なんだ、それは。」
「…ガーネットに聞いた事がある。その…す、好きな男の人の所に、
体に溶かしたチョコレートをたくさん塗って行って、わ、私を食べて、って、言う日…」
「何!?そ、そうすると、どうなるんだ!?」
「そ、そうしたら男の人は、簡単に落ちる、って…」
「…急いでチョコ買ってくる!!」
「あ、待って!冷まさないと火傷する!!」


「…全然役に立ちませんね。」
「…ああ。」
二人そろってため息をついた。
まさかここまで難航を極めるとは思っていなかった。
誰か一人ぐらい知っているだろうと、聞いてみはしたが、結果はこれだ。殆ど質問の答えになってない。
「…次は、誰に聞きます?」
「そうだな…」


証人5 整備兵兼パイロット・気弱なゲーマーさん
「バレンタインに、女性が?それなら多分知ってますよ。」
「ほ、本当か!?」
思わず身を乗り出すテツヤ。
「ええ、確か…バレンタインデーに、女性が男性にチョコレートを贈るのは日本だけの風習らしいんですよ。
でもまぁ、最近は国際化されてきましたけど。確か西洋では、特にどちらからと指定は無いんです。
むしろ、男性から女性へ送る方が多いらしいですね。」
これを聞いたテツヤは、そういうことかと納得した。
おそらくレフィーナは日本でのバレンタインは知らなかったのだろう。
そして、彼女はバレンタインを西洋でのものが常識と認識していたわけだ。
「よく知ってたな。」
エイタが感心したように言った。
「うちの姉達がバレンタインデーにはチョコをくれるんですが、いつもホワイトデーまで待てない!って言って、
すぐにお返しを要求してきて…一ヶ月くらい我慢しなよ、って言ったら、今の話を聞かされまして。」
「なるほど…ちなみに、何を送ればいいんだ?」
「イギリスではチョコレートもありますが、
ヨーロッパでは花やケーキ、カードなどが一般的だそうです。」
「そうか…ありがとうリョウト、助かった!」
心からほっとした様に笑うテツヤ。つられてリョウトもにっこりと笑った。
「いいえ、お役に立てて嬉しいです。頑張ってくださいね。」
「え!あ、あぁ…」
そう、頑張らなければならない。
これからそのプレゼントを買いに行かねばならないのだ。
更に、最終的にはそれを渡すため、レフィーナに会いに行かなければならない。
(問題は、山積みだな…)
ついため息を漏らしそうになるが、それではいけないと持ち直す。
(やりたくない訳じゃないんだ、ため息をつくなんて彼女に失礼だぞ、テツヤ!)
そう自分に言い聞かせ、伊豆に戻ったら休暇をとらなければ、と心に誓うのであった。


2月14日  バレンタインデー当日
「…よし!」
気合と共にドアをノックするテツヤ。
ここはヒリュウ改の中、艦長の自室の前である。
テツヤはケーキの入った紙袋と花束——カードがそえられている——を手にしていた。
結局、聞いたとおりの物しか用意できなかった自分を情けなく思いつつも、部屋の主が現れるのを待つ。
出会い頭に見られると恥ずかしいので、花束を後ろ手に隠すことも忘れない。


しばらくして、インターホンから声がする。
「はい、どなたですか?」
「あ、あの…テツヤ・オノデラ少佐です。」
「へっ!?」
いつもよりも数トーン上の声で返事が返ってきた。
「え、あ、う、嘘…もう?ど、どうしよう…あっ!あの、し、しばらく待っていてもらえませんか!?」
「え、それは…かまいませんが。」
「ご、ごめんなさい!なるべく急ぎますから!!」
彼女がその場から離れていく音がする。音がする、と言うことはつまり、
インターホンが繋がったままなのだ。切るのも忘れるほど慌てている、と言うことだろうか。
すると、遠くからはなにやらガチャガチャと何かを片付けるような音と、ガチャーン!と
物が落ちる音、それに慌てたレフィーナの「キャー!」と言う悲鳴が聞こえてきた。
「…大丈夫、だろうか?」
かなり不安になってきたテツヤだったが、流石に勝手に入るわけにも行かないので、そのまま待ち続けること10分。
「お、お待たせしました。」
息を荒く、顔を赤くしたレフィーナが部屋から出てきた。
「あの、申し訳ありません。お忙しい所にお邪魔してしまったようで…」
「いえ!そんなことは…あ、た、立ち話もなんですから、どうぞ。」
そう言われて招かれた部屋の中には…
(…?甘い匂い…チョコレート、か?)
最近どこへ行っても感じた、溶かしたチョコレートの香りが充満していた。
だが、この頃嗅いでいた匂いとは少し違う匂いが混ざっている気がした。
「そ、それで…本日はどのようなご用件ですか?」
「は?あ、えぇ…」
今日の彼女はおかしい。テツヤはそう思った。
先ほどの慌てようもそうだが、今の発言も謎だ。
自分で楽しみにしていると言ったはずなのだから、今日来た用件は気付いているはずである。
しかし、テツヤにはその原因はさっぱりわからなかった。
仕方が無いのでその事は置いておき、後ろに隠していた花束をレフィーナへと差し出す。
「あ、あの、これ…バレンタインの…」
バレンタインの贈り物です、大した物ではありませんが、どうぞ受け取って下さい。
これは前日から用意していた言葉なのだが、緊張のせいか紡ぐ事が出来ない。
もごもごしているうちに、レフィーナは花束を受け取った。
「あ、ありがとうございます…」
レフィーナは、笑った。しかし、その顔はどこか曇っている。
(…?な、なんだろう…)
送った側としては、もう少し嬉しそうにしてくれるものと思っていた。
これはいかん、とテツヤはもう一つ、紙袋からケーキの入った箱を取り出した。
「そ、それとこれ…ケーキです。お口に合えばよいのですが…」
今度はちゃんと言えた。少し安堵感を覚えたが、それでもレフィーナの顔は晴れない。
「すいません、こんなに…」
やはりどこか困ったような顔でケーキを受け取る彼女を見て、テツヤは内心困惑していた。
(な、何かまずかったのか…?はっ!もしかしたら花が嫌いな花だったのか!?
いや!もし中佐がダイエット中だったら!?そんな女性にケーキなんて迷惑極まりない!!
待てよ、もしかしたら花束のカードに気付いて…?そこまで親しくない男にカードの付いた花束など贈られたらそれは…)
嫌な可能性ばかりが頭をよぎり、マイナス思考の脳内空間に閉じ込められてしまう。
もしかしたら、という考えに落ち込んでいるテツヤの耳に、
「あ、あのっ!!」
と言う、いつものレフィーナには無い気合の入った声が届いた。
「は、はい!すっ、いや、な、何でしょうか!!」
思わず「すいません!」と謝ってしまいそうになったのを堪え、レフィーナへと向き直る。
すると、今度は彼女の方がもじもじとしていた。
「あの、その…」
何か言いづらそうにしていたが、一つ深呼吸をすると、息を大きく吸い———

「ごめんなさいっ!!」
思い切り大きな声でそう言って、頭を下げた。
「…は?」
今、彼女は謝ったのか?
事態を把握しようとする別の自分が、テツヤに話しかけたような気がした。
「あ、あの…?」
「本当にごめんなさい!私、何も考えないでつい…」
「ちょ、ちょっと待って下さい!」
何度も謝罪をするレフィーナを慌てて止めるテツヤ。
「な、何故謝ってるんですか?」
「だ、だって…私、日本のバレンタインデーのこと、知らなくて…」
さっぱりわからない。そういう顔を、テツヤは、今、していた。
「それは、自分も西洋のバレンタインは知りませんでしたが。」
「はい、そうでしょうね…」
解かって貰えないと悲しい事があるが、理解されても逆に悲しい事もある。
悲しみの感情がテツヤの中を駆け抜ける。それはまるで竜巻のごとく———
「い、いえ!決してテツヤ少佐が知らないだろうと思ったわけではなくて!!
あの、以前お話をした時に、不思議そうな顔をしていたので…」
その後の話をまとめると。
何故テツヤが不思議そうな顔をしたのか気になったので、ヒリュウ改のクルーに尋ねた。

某パイロット(元整備兵4番蛸)から、日本では女性が好きな男性にチョコを送る、と言う話を聞く。

自分の知る、男性から女性へのプレゼント、と言う風習を日本人の彼は知らなかった。

同じ日本人のテツヤに自分の常識でものを言ってしまい、困惑したのではないか。
「…それで、自分に謝罪なさったわけですか。」
「ハイ…」
説明を終えたレフィーナは、やはりまだしょんぼりとしている。
「それでも、少佐は私にプレゼントを用意してくれて…なのに私は、まだ出来てないんです。」
「出来てない…?」
そう返すテツヤとは目を合わせず、立ち上がって部屋の奥へと向かうレフィーナ。
そして、帰ってきた彼女が持ってきたのは、小さな鍋だった。
「…実は、今なんとかチョコレートを溶かし終えたところなんです。
でも、今度はこれを固めないといけないらしくて…」
(なるほど、それでまだ出来ていない、なのか。)
ようやく全てが繋がり、テツヤは納得した。
しかし、レフィーナはまだ落ち込んだままだった。
「作っている最中なのに、テツヤ少佐が来てしまって…このままじゃ渡せないのに…」
俯いた彼女の頬に、キラリと涙が伝わる。
今度はテツヤが慌てふためいた。
「い、いや!そ、そんな泣くほどの事では…
じ、自分はお返しが欲しくて贈り物をした訳ではありませんし…」
「でも…」
「お気持ちだけで十分ありがたいです。ですから…もう、泣かないで。」
そう言うと、テツヤはレフィーナの頬へと手を伸ばし、涙を拭った。
「どうしてもと言うのでしたら…笑顔を下さい。自分に、あなたの笑顔を。」
「テツヤ…さん…」
レフィーナが顔を上げると、その視線がテツヤのそれと交錯する。見詰め合う二人。
「…ありがとう、ございます…」
まだ涙の跡は消えていなかったが、それでもレフィーナは、ニッコリと笑った。
その笑顔は、ただ一人の男の為に———


「…どう、ですか?」
と、レフィーナが心配そうに、彼の顔を覗き込む。
もぐもぐと口を動かし、口の中にあるものを嚥下すると、テツヤは彼女に微笑んだ。
「おいしいです、とても。」
「よかった…」
レフィーナがほっと息を撫で下ろす。テツヤは関心したように言った。
「それにしても、こういう食べ方もあるんですね。」
「ええ、チョコレートフォンデュというんです。」
結局固める時間も無く、それでもどうにかあげたい、と考えた結果、レフィーナが思いついたのがこれだった。
マシュマロやフルーツなどを、溶かしたチョコレートに漬けて食べる料理で、これなら固める必要は無い。
「気に入っていただけましたか?」
「はい。ありがとうございます。」
素直に礼を言うテツヤ。
「いえ、とんでもありません。でも…」
「でも?」
「…来年こそは、ちゃんと作りますね。」
そう言ったレフィーナの顔は、真っ赤になっていた。言われたテツヤも、その意味を理解し、顔を赤くする。
(来年も…貰える、のか。そうか…)
恥ずかしい。恥ずかしいが、心の底から嬉しいと思う。
「…はい、楽しみにしてます!」
「そ、そんなに期待されると…少し、恥ずかしいです。」
「あ、すいません…」
「…ふふ、うふふっ。」
「…は、ははっ。」
この年以降、二人は毎年2月14日には、この日と同じように笑いあうようになった。


「…ところで、少々焦げ臭いような…」
「…あの、いくつかお鍋をダメにしてしまって…実はこれも、少し焦げてしまっていて…」
「そうですか…溶かすだけでも難しいんですね。」
しかし、二人がチョコレートを直に火にかけてはいけないということを知るのは、もう少し先のことだった…



811 :Happy Valentine あとがき :2007/02/13(火) 15:58:37 Pyp3QQjj
投下してみてわかった。当日以降の読みづらさは以上。
もう少し改行を効果的に使うべきだった。本当にスマソ。

あとエイタ見せ場無かったねやっぱりゴメン。



812 :それも名無しだ :2007/02/13(火) 16:06:23 D2STK650
長編大作GJ!いいなぁテッちゃん。

いやしくも「聖」と冠を付けるのならば、恵まれないものにこそ幸せを寄越すべきだと
自分は思うのであります。



813 :それも名無しだ :2007/02/13(火) 16:30:57 VP0+ETkf
GJ!
読み応えもあったし面白かった。
欧米と日本の習慣の違いをこういう風にまとめたかー、と感心もしきり。
あーチョコ食いたくなってきた。



814 :それも名無しだ :2007/02/13(火) 20:59:24 Eu3TelIy
神キタキタキタ━↑↑↓↓←→←→BA(゚∀゚)↑↑↓↓←→←→BA!!!!!
相手のことを一生懸命考えてるテツヤとレフィが一緒にいて幸せそうでなにより(*´ω`*)



815 :それも名無しだ :2007/02/14(水) 02:35:14 Qx/Xc2X+
GJすぎるよこんちくしょう
チョコもらえなくても十分だよ




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




816 :それも名無しだ :2007/02/15(木) 00:03:32 zvuMwvwM
GJ話に感化されたエイタスキーな俺が来ましたよ。


2月15日、地球時間で深夜
月面基地内、薄明りの休憩室で———

しっと団として、孤独な『たたかい』を終えた憐れな男はそこで、知らしめされた現実に打ち拉がれていた
「はぁ……」
彼の『たたかい』———聖恋日のチョコレート譲渡妨害に、あえて勝敗を着けるとすれば、彼は負けた
それも惨敗。大敗。零敗。敗亡………
寧ろ、始めから不戦敗と言って良かった
そして、彼一個人としての戦果自体(収穫とも言える)もまた、凄惨なものだった


誰もいない暗闇の中、膝を抱えたエイタの独り言だけが響く
「ホントは俺だって、俺にだって………貰いたいチョコぐらい……ある…」
それは余りに単純で簡単な、彼の切なる望みだった

 「ふ〜ん、それであんなことをねぇ…」

そんな彼の背後に、聞き覚えのある声が近付き、話し掛けて来た
「ゆ、ユン?!」
座り込んでいたエイタが振り向くと、彼の同僚であるユン・ヒョジンと目が合った
「な、何でここに………おれを笑いに来たのか…?」
袖口で瞼を乱暴に拭いて、エイタは現れた女性に尋ねる
その視線には嫉妬こそないものの、今なお負の感情が篭っていた

対して、やや呆れたていのユンは溜息混じりで、
「えっ? ちがうわよ。なかなか寝付けなくてね、飲み物買いに来ただけよ」
そう言って彼女は、自販機の前に立ってホットのレモネードを買った


「———で、傷心の伍長殿はこんな所で世を忍んでるわけね?」
紙コップを片手にユンは、エイタとやや離れた向かい側の椅子に腰掛け、彼に問い掛けた
「ふ、ふん……お、女のお前には、分からないさ………」
「はいはい、そうですか」

「————でも本当は、正直、うらやましかったのかも」
「えっ?」
「この時期……チョコをあげたり、貰ったりしてる奴等がさ。俺は———そうじゃなかったから…」
「それで、『しっと』したんだ?」
「まぁ……うん」
エイタは自嘲気味に笑い、そしてユンは、その彼の昔語りに付き合うことにした

「だからその……始めは冷やかしとか悔しさ隠しとかで、ああ言うコトやってたのかなって」
「ふーん」
「実際、やってるときは楽しかったし、悲しさなんかも忘れられたし…」
「周りに乗せられたり、自分もノリノリだったり?」
「まぁね。それがいつの間にか……」
「お約束になっちゃったわけね」
ユンの言葉に、エイタはぎこちなく頷いた

しばしの沈黙の後、ユンはゆっくりと語を継げた
「でもまぁ、そう言うモンじゃないかな」
「へっ?」
「だってバレンタインデーなんて、大昔の牧師さんが恋する二人を祝福したのが、お菓子屋の後付けでイベントになったんでしょ」
「まぁ、確かそうだったけど…」
うろ覚えの知識でエイタは曖昧に答えた
「でしょ? だから何て言うか、目的なんて変わっちゃうものなんじゃないかな」
「…もくてき…………」
そんな風に考えたことは、エイタには無かった
感心と関心が、彼の胸中にわだかまった

「まぁ何が言いたいかって言うとね」
やや奔走した感のあるユンの話は、まとめにかかろうとしていた
「もっと素直になれば良いんじゃない、エイタは?」
その言葉は、言われた男に随分と重く感じられた
「そ、そうかな————」
「そうなんじゃないかな。そんな顔してるあんたは初めて見たから、私もヘンなこと考えたのかも」
そう言ってユンは、静かに立ち上がった
「待ってて。丁度いい機会だから」
彼女はその場を足早に去って行った
「渡したいものがあるの」
「えっ……?」


そして数分後
「はい、コレ」
戻って来たユンは小さな包みをエイタに手渡した
「当日は、あんなコトやってたからなかなか渡せなくてね」
苦笑するユンをよそに、エイタは手の中のものを硬直して見詰めていた

「……どうしたの?」
訝かしむ彼女の質問に、エイタは質問で返した
「まさか………コレ?」
「そうよ、決まってるじゃない? チョコよ、チョコレート。まぁ一日遅れだけど」
「!?!?」
今、エイタが震える手に持っているものは、概念的にしか知らない物体だった
そして現在、彼自身が体験している情況は、先日幾度も挫こうとした情況そのものであった

「………………」
「どうしたのよ?」
「いや、その、えぇっと………こ、こういう時は、何て言えば良いのかな?」
「それは、う〜ん………贈った側としては、お礼の一つくらい欲しいかな」
「あ、ああ…その、ありがとう……」
「どういたしまして」
こうして、深夜の休憩場に、二つの笑顔が交錯された
そして同時に、エイタのバレンタインデーに関して初めての白星が付けられることになった


「それじゃ、私戻るから」
「ああ。どうも、ありがとう」
「フフッ、いいのよ」
役を終え、今度は本当に自分の部屋へ引き返そうとしたユンは思い出したように告げた
「一応言っとくけど、義理よ、義理」


819 :それも名無しだ :2007/02/15(木) 00:20:09 vbGLTJHf
>>816-818
エイタおめ、GJ!
報われてよかったな…(´Д⊂ヽ



820 :それも名無しだ :2007/02/15(木) 01:08:02 JvxO5g1p
ギリアム「ODE(おめでとう、大逆転だね、エイタ)システムだ・・・」
ヴィレッタ「少佐は貰えたんですか?」



821 :それも名無しだ :2007/02/15(木) 04:52:46 EbjjIZ3R
エイタよかったなぁ(´;ω;`) GJ!

>>820
隊長ぉぉぉギリちゃんにチョコプレゼントしてあげてぇぇぇ



822 :それも名無しだ :2007/02/15(木) 22:04:38 hOAfqRJY
>>821
隊長がプレゼントしたチョコはギリちゃんだけに義理チョコなわけだな?



823 :ショーン :2007/02/15(木) 22:48:23 vpWdEAui
エイタ君、>>822の座布団全部持ってちゃって




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



824 :それも名無しだ :2007/02/16(金) 09:41:35 gOd1qnwN
と言った所でスパロボ笑点スタート!



825 :それも名無しだ :2007/02/16(金) 13:41:59 WMZl9bq0
「え〜っ、戦艦と掛けまして〜
入れ歯の取れたお婆さんと解きます」



826 :それも名無しだ :2007/02/16(金) 13:53:38 BTj63Zts
その心は



827 :それも名無しだ :2007/02/16(金) 13:57:27 pptJ8aTP
はがねー ってか?w



828 :それも名無しだ :2007/02/16(金) 14:22:47 gOd1qnwN
エイタ「艦長、何か一つどうぞ!」
テツヤ「何!?そ、そんなこと急に言われても…」
エイタ「いいからほら!どうぞ!!」
テツヤ「え、え〜と…す、スペースノア級参番艦と掛けて、白一色ととく…」
エイタ「その心は?」
テツヤ「く、くろがね〜…」
エイタ「……」
テツヤ「……」
エイタ「…艦長が三十路前だってこと、久々に思い出しましたよ。」
テツヤ「…そうか。」



829 :それも名無しだ :2007/02/17(土) 07:16:40 GHmXh4Y9
>>825-827
その流れ、OG4コマでそんなネタがあったな………


ショーン「エイタ君、例の方をテツヤ君とこに連れてってください」



832 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 13:25:41 f9wQIuZN
>>829
「『例の方』?」
首をひねるテツヤの横にエイタが連れて来たのは……
「れ、れふぃーな中佐!?」
にこにこ顔で登場のレフィーナ。
「失礼しますね、テツヤさん」
そして、テツヤの膝の上にちょこんと腰を下ろす。

——てっきり横に座るのかと思ったら、なんと自分の膝の上に!?

驚きと緊張のあまりテツヤは固まった……ってな具合で流れ止まったんじゃないかな。
(テツヤの着物の色は何色だろう)




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




830 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 09:28:32 2Mg7/npw
何か止まってしまっているので流れを断ち切ってネタ投下。

立派な生地に丁寧な仕立て。服飾に詳しくない自分が見ても一目で高価な事が知れるコート。

「リーが着ているのを見て、こういうのを着ていれば年齢相応に見られると思って買いに
 いったんですが…」
「…結局ダッフルコート買わされて帰ってきたんですか」
「…お客様ならこれ!と店員の押しがえらく強くて……」
「とっても…お似合いですよ」
「有難うございます…」

ダッフルコートでいつになく大学生くさいテツヤと、似合ってて素敵だと思いつつも
結構なへこみっぷりに手放しでほめるのもどうかと思ってしまうレフィーナさん。

「リー、そのコートどこで買ったんだ?」
「これはオーダーメードだ」



831 :それも名無しだったりする :2007/02/19(月) 13:10:02 /2hsFI9l
>>830

テツヤ凹む→レフィーナが手編みのセーターを持って来る→レ「…あんまり上手じゃないですけど…/////」
→テ「い、いえ!!素晴らしいです!!本当に!!/////」→後日、そのセーターを着てくる→リー「…フン…」(何故か嬉しそうなリー)

こうかのぉ?分からんのぉ?



832 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 13:25:41 f9wQIuZN
>>830
リーにオーダーメードのコート。かっこいいねぇー、ぴったりだ。
てっちゃんにダッフルコート。かわいいねぇー、ぴったりだ。



833 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 13:44:08 f9wQIuZN
>>831
実は秘かに同じデザインで自分のも編んだレフィーナ。
「ペアルック、なんてやっぱり無理よね……」
恥ずかしいので、黙っている。

とか、考えた。



834 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 14:23:09 SQVHyq5Q
>>833
ユン 壁|・∀・)ニヤニヤ
レフィ Σ(゚Д゚;)!?えっ!?これは……その…………


835 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 14:40:40 82/Dueei
>>830->>834
あんたらいきなり現れてGJすぎw



836 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 19:36:09 cpq8XgqK
つまり濃紺のダッフルコートにレフィーナ手編みの三点セット(セーター、マフラー、手袋)を
装備したテツヤが、シックながらも高級感を漂わせたコートに身を包んだリーと並んで立つ事によって
テツヤの可愛さが引き立つと。



837 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 20:21:21 82/Dueei
そして艦長としての威厳のなさに悩むテツヤを、
レフィーナが色々と励ますと



838 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 20:33:19 R3hUjf5m
渋い長男 リー
初々しい次男 テツヤ
世話焼の妹 レフィーナ
だな!



839 :それも名無しだ :2007/02/19(月) 21:22:19 SQVHyq5Q
>>838

  そ  の  発  想  は  無  か  っ  た  !!



840 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 01:52:58 YKace5j7
>>838-839

そ の 時 イ デ が 発 動 し か け た !


841 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 08:21:25 fz8+pudf
イデが俺にこんなものを見せたんだ…


イルイ「あ、あのね、レフィーナ」
レフィ「何かしら、イルイちゃん?」
イルイ「あの、その………ええっと……」
レフィ「?」
イルイ「ご、ごめんなさい、やっぱり何でもないの」
レフィ「どうかしたの? 私に出来ることなら協力するけど」
イルイ「う、う〜ん……じゃあ…」

「ま—————ママって読んでもいい?」

レフィ「———エッ?」
イルイ「前からね、そう……読んでみたかったの、レフィーナのことを」
レフィ「そうなんだ……」
イルイ「だ、だめ……かな?」
レフィ「ううん、いいわよ」
イルイ「!! ありがとう、ママっ!(ぎゅっ)」
レフィ「わっ……うふふ、よしよし(なでなで)」


イルイ「それでね、パパがテツヤなの♪」
レフィ「!?(////////)」



842 :名無しさん@お腹いっぱいでもない。 :2007/02/20(火) 11:27:30 2Ae1KLQM
>>841
ユン 壁|・∀・)ニヤニヤ
レフィ Σ(゚Д゚;)!?えっ!?これは……その…………



868 :それも名無しだ :2007/02/22(木) 11:06:27 6jkKfONs
>>842
Σ(゚Д゚;)!?えっ!?これは……その…………

  ↑ もうこいつがレフィーナにしか見えない





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843 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 16:14:56 s8UG4ZzG
いきなり投下


自分が童顔なのは自覚している。
来年には三十路を迎えるというのに、未だに学生に見られる事も少なくないからだ。
だから、浅ましい考えではあるけれど服装だけでも常に年相応の格好をしようと思っている。
今日もせっかく貰った休日を使い、以前から買おうと思っていた上着を街まで買いに行ってきた。
それなのに…

「ダッフルコート、か…」

目の前にある箱には、濃い紺色をしたダッフルコートが入っている。行った店の店員に勧められて、
断れずに買ってきたものだ。店員の押しが強かったとはいえ、
断ればいいものをそれができない自分に嫌気が差す。
それよりも問題なのは、これをどうするかだ。似合うと言われたところであまり嬉しくないし、
着る気は起きない。このまま着ないのなら、誰かに着てもらった良いような気がする。
さて、誰にやろうか…

「…リョウトにでもやるか」

ほんの少し考えて、思い浮かんだのは自分の弟分。歳は一回り程離れてはいるが、
よく二人で買ってきた和菓子を食べ合う仲だ。
まだ一度も袖を通していないのだし、日頃の感謝の気持ちとしてこういうのを贈るのも悪くないだろう。
断られたら艦長権限で無理矢理押し付けよう。

「なら、さっさと渡しに行くか」

ダッフルコートの箱を持って部屋を出る。今の時間ならおそらく自室で休んでいるだろう……


「リョウト君、お待たせ」

後ろから肩を叩かれたので顔を向けると、自分の恋人であるリオ・メイロンの姿が見えた。
久しぶりに休日を二人で過ごす事になり、リオの頼みで今夜は食事をする事になった。

「じゃ、行こうか」
「うん」

そう言って、僕達は歩き出した。基本的にリオが喋り、僕がそれに相槌をうったりする。
そして、途中でこう訊かれた。

「そのコート、どうしたの?」と。

その日着ていたのは数時間前に艦長から貰ったやつで、その事をそのままリオに話した。

今振り返れば、これが失敗だったのだと思う。しかし、今嘆いた所で仕方ない。誰だってこれが、
ハガネとヒリュウを巻き込んだ騒動に発展するだなんて、夢にも思うわけがないのだから……


845 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 16:18:31 s8UG4ZzG
上のダッフルコートの流れを読んで、最初はテツヤとレッフィーが出かけて、「色は違うけどお揃いですね」ってレッフィーの言葉にテツヤが顔を赤くしたりする話を書く筈がこうなった。なんでだろ…




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




846 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 16:42:43 Q+ag+O0f
もうてっちゃん25歳でいいやん(´・ω・`)



847 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 17:23:57 xn/8o4JY
ダメだ!あのビジュアルで三十路直前って言うのがテツヤの大事な魅力じゃないか!
見た目と年のギャップに一人ひっそりともやもやしてレッフィーに慰めてもらうのが素敵なんだ!

と、自分は思うがどうだろう。個人的には、止せば良いのにゼンガーの隣に並んでみて
一人で凹んでる、そんなのが外見に関するテツヤのイメージ。



848 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 18:19:12 dyOjbDap
ヘタしたら大学生か新米軍人な外見&性格と実年齢とのギャップが
可愛くて魅力的だと異性の目から見てみても思いますよ
もうね、レフィたんの言葉ひとつで元気づけられて凹み状態から瞬間復活してこそテツヤですよ


849 :それも名無しだ :2007/02/20(火) 18:34:56 Q+ag+O0f
そだね(´・ω・`)ノ



853 :それも名無しだったりする :2007/02/20(火) 23:05:18 2Ae1KLQM
Q:ダイテツ・ミナセ艦長はいくつに見えますか?

リュウセイ「…65歳ぐらいか?」
ライ「60歳ぐらいだろう?」
アヤ「ん〜、62〜3ぐらいかな?」

キョウスケ「…60歳」
エクセレン「70歳ぐらい?」

エイタ「テツヤ艦長、ご存知ですか?」
テツヤ「当たり前だ(…ヒソヒソ)」
エイタ「ええっ!?」

レフィーナ「…78歳ぐらいですか」
ユン「失礼ですよ」

ダイテツ「…ワシは56歳じゃ」



854 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 00:01:53 hRHKBK4z
考えてみりゃ、三十路前で佐官になってるあたりテッちゃんはエリート将校の部類じゃね?
ダイテツが亡くなってなくても遅かれ早かれ新造艦の艦長になるなら昇進はしてただろうし。
問題は周囲にもっとエリートな連中が多いってことだが。



855 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 00:08:25 GTEfVcVZ
艦橋勤務って事は一般的には幹部コースの部類だからな。
次席だった訳だし、世間的に見れば「いい先物買い」の対象になる。



856 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 00:21:23 icY8Hx+a
本人が気づかないだけで、てっちゃん狙いは多いってことですよ。



857 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 01:25:26 YF0ft5E3 ?
各基地の女性兵士からはイイモノとしてみられてるんだろうな



858 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 01:27:57 OyxjuDsf
「ハガネ艦長代理のテツヤ・オノデラだ」
と自己紹介したあとに「お若いのにエリートなんですね」
と今度きたハガネの副長(女・20代後半)に年下に見られたら本望だな


859 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 01:37:24 X7MyO1yW
ライバルはシホミで



860 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 02:28:41 uWRFEkBp
ホリス(24)と同い年くらいじゃないかな〜と思って、てっちゃんの実年齢聞いてビックリ。ああ、年上の割りにぼんやりしてるけどそこがまたいいわね、なんて思い始めてレフィーナに(人知れず静かに穏やかに)ライバル宣言。
艦員としての能力もさることながら、面倒見の良さ、機敏な行動、行き届いた配慮、さらには家事も卒なくこなす非の打ち所の無い才女・良妻賢母っぷりを示す。
が、テツヤ持ち前の鈍感スルーであっけなく躱され、行く行くは二人の若い艦長を陰ながら暖かく祝福する。そんなシホミ・アーディガン22歳の仄甘い思い出。



861 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 07:39:10 GTEfVcVZ
いいねいいね、少女漫画じゃなく、少年漫画的な恋愛模様。



862 :それも名無しだったりする :2007/02/21(水) 13:38:01 NtnXpvNN
同期ってことは、リーもだいたい同い年ぐらいか?



863 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 14:36:01 YF0ft5E3 ?
だって士官学校の同期だろ?同い年じゃねーの?



864 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 15:05:08 uWRFEkBp
テツヤと同い年だが彼より誕生日が少し早いために、
三十の大台に乗ってそのことをやんや言われてふてくされながら、
フンッこれだから………と呟くリーに萌える時間ですか?



865 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 16:58:41 o3qnpkx2
>>864
その通りです、貴方の発想は実に素晴らしい。



866 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 21:56:03 LrYMD6lq
>>864
さすがは士官学校を前年首席で卒業した逸材だ


867 :それも名無しだ :2007/02/21(水) 23:54:21 YF0ft5E3 ?
>>864では早速SSを投下してくださるかな?



869 :864 :2007/02/22(木) 11:09:47 LGjzJ2Dv
>>867
ったく……


とある日の、正午前の街道でのこと
雑貨の買い出しに来たテツヤは、困っている少女のおねがいを聞き入れ、実行していた

「———ほらっ、取れたぞ。今度は離すなよ」
「ありがとう、おにいちゃん!」
「ははっ、お兄ちゃん、か…」
「じゃあね、ばいば〜い」
「ああ、気を付けてな」
受け取った風船を大事に持った少女は嬉しそうに走り去り、その姿をテツヤは見送った

少女の後姿が見えなくなった所で、彼はショーウィンドウに映る自分と目が合った
「まぁ、おじちゃん、よりは良いが……」
ガラスに映る、実年齢と一回りは違うと見られそうな顔は、自分の右手で撫でられている
確かに、もっと若い頃からずっとこの顔のままな気もする
などと思案していたところ———


「………お前、何をしている?」
「えっ? あ、り…リー!?」
自分と睨めっこしていたテツヤの横合いに、いつの間にか見知った男が現れていた
「こんな場所で何だ。まさか、自分の顔に見取れていたか?」
うさん臭そうな顔をしたリーの前では、彼が学生時代から見飽きる程見てきたテツヤのうろたえ顔がある
「そ、そんなことは無い………ぉ、お前こそ何でここにいるんだ?」
「んっ? いや、俺は…まぁ……」
「?」
いつも不遜なリーにしては珍しく、言葉を濁しているようだった
その様子に気付いたテツヤはもう少し踏み込んで尋ねようとしたが、逆に相手に、思いも寄らぬ形で機先を制された

「いや、そんなことよりテツヤ…」
「何だ、どうした?」
「さてはお前、今日はエンフィールド中佐とデートか?」
「なっ————————————」
リーの口から出た言葉は、テツヤの顔を紅潮させるのに充分過ぎる程充分だった

「フフフッ、それで自分の顔なんか見てたのか」
「ち、ちっ、ちが、違う! それは違う!」
テツヤは必死に否定したが、やはり頭の回転速度は相手の方が数段上だった
説明を試みるも、リーの推論は仮定から確信に移行して行くかのようだった

「いいさ、皆まで言うな。奥手なお前のことだ、『一緒に買い物』ってとこだろ?」
「違う!違うんだ!」
「まぁそう取り乱すな。やかましい部隊の連中には黙っといてやるから」
「リー!!」
「おおっと、なら俺は邪魔だな。すぐに消えるとしよう」


リーはくるりと身を翻し、その場から立ち去ろうとした

「待て! おい、リー! このっ!」
テツヤはリーの良い生地のコートの袖を掴み、必死に呼び止めた
「一体何だ? いや、その前に離せ。結構高いんだぞ」
振り向いたリーに相対したテツヤは一呼吸し、
「俺は、今日は、デートなんか、しに来たんじゃ、無いんだ」
「…………断られたのか?」
「だから! 最初からデートは関係ない! 俺は買い物に来たんだ、買い物に!」

「チッ、詰まらん奴……」
「元はと言えば、お前の勘違いだ」
事情を説明した後、二人は喫茶店に入ってコーヒーを啜りながら談笑していた
「ふっ、まぁ確かに、その格好でデートするものでもないか」
カップを置いたリーは、テツヤの服装を見て言った
みずぼらしい、とまでは行かないが、やはりデート用と言うよりは単なる買い出し用のそれだった
「お前は変わらないな、士官学校の頃からその顔とその格好のままな気がする…」
「何を言ってる、俺もお前も、もう29じゃないか」
「ッ………!」

微妙に、リーの顔が引きつった
組んでいた脚を組み変え、装ったような冷静さでコーヒーカップを口に運んだ
「んっ、どうした? そう言えばさっきも何かおかしかったな?」
№2如きに訝しまれ、面白くないリーは苛立たし気にテーブルを指で叩き出した
「そう言えば、お前は何しに来たんだ?」
「……………」
返事の代わりに、テーブルを弾く音が加速した
「う〜ん、今日何かあったか?」

数刻の思考の後、
「あっ、もしかして………」
得心顔のテツヤは腕時計の表示で日付を確認し、リーに会心の笑みを送った
「何だ、今日はお前の誕生日じゃないか」


「ッ……………!!」
カーン!と、打卓の音は最後に最高に、そしてどこか空しく鳴り響いた

「ああそうか、お前も今は独り身だもんな。一緒に祝ってくれる人もいないか」
「つ、常に独り身のお前が言うな…!」
今まで数度しか見たことのない赤らんだリーの顔に、喜々とするテツヤ
「はっはっは、そうかそうか、お前もとうとう30かぁ。はっはっは」
「クッ、どうせお前もあと数ヵ月で………」
「一応俺はまだ20代だ。なっ? 『おじちゃん』」
「!……!!…!」
ひくひくと、リーのこめかみや眉間が震えていた

「じゃあどこか行くか? 今日は俺の奢りだ」
「……ああ。そうさせてもらおう……酒も呑ませてやるさ」
「まぁともあれ、誕生日おめでとうだ、リー」
「フッ、これだからお前は………」

昼下がりの喫茶店の一角に、穏やかな平和な時間が流れていた



872 :それも名無しだ :2007/02/22(木) 13:46:34 uupu85b3
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 リーたん!リーたん!ツンデレ三十路!
 ⊂彡

GJGJ!!リーたん素敵過ぎるよリーたん( *゚∀゚)=3


873 :それも名無しだ :2007/02/22(木) 13:59:29 BdlYcGMr
>>869-871
GJ!



874 :それも名無しだ :2007/02/22(木) 17:18:28 Y2wPJWnY
>>869->>871
ツンデレ三十路のリーたんかわいいよリーたん

GJ!!



875 :867 :2007/02/22(木) 18:11:31 CkWTw2wM ?
>>869-871GJ!!!

そーか…リーもおじちゃんか〜
立ち位置はツンデレおじちゃんに決定だなwwww



876 :それも名無しだ :2007/02/22(木) 18:51:05 fCWoL9ck
>>875
新ジャンル「ツンデレおじちゃん」爆誕!!www


878 :それも名無しだ :2007/02/22(木) 22:08:06 hMt9YGP3
いや、三十そこそこでおじちゃんはキツいよ、そう呼んで許されるのはうんとちっちゃい子とか…

イルイ「リーのおじちゃん」
リー「ッ………!リー中佐、でなければリー艦長と呼びなさい」
イルイ「はぁい…あ、テツヤお兄ちゃん」
リー「ッッ…………!!!」
テツヤ「こんにちは、イルイちゃん。…おいリーどうした、大丈夫か!?」
イルイ「あ、トロンベのお兄ちゃん」
リー(大ダメージで轟沈)
レーツェル「ふむ、少々ここで待っていていただけるかな?」
ゴソゴソ
エルザム「これならどうだい?」
イルイ「トロンベのおじちゃん」


リー「決まり手は何だ!?あのふさふさか!?色眼鏡か!!?」
テツヤ「とりあえず、どっちもお前には似合わないと思うぞ、リーおじちゃん」
それでこの後大喧嘩して、いつの間にかリーが浮上しててくれればいいと思う。


879 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 00:53:13 sLRQC48A
つまり

リー 浮上。
リーは最初っからツンデレおじちゃんだぜ

ですか?



880 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 00:55:22 ZUttmynM ?
リーの新しい弱点と綽名が決まったなwwwwww



881 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 01:30:02 7nVtJMG7
>>879
問われたら本人は断固否定するだろうがツンデレが「俺の必殺技」なんだな?



882 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 02:54:53 RR3Gx6wb
カイ(36)「さあ、中佐の門出だ」

ダイテツ(56)「ふっふっ、こうやって酒を酌み交わすのも」

ショーン(55)「良いものですな」

ユキコ(36!)「年齢を重ねるのも、悪くないものですよ?」

リー(29と364日)「お、俺はまだ…………う、うわぁあああああああああああ!!」





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



883 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 18:25:33 p1Dmrgi/
しかし、製作陣は何を考えてテツヤを29歳にしたんだ。
もしくは何を考えてあの容姿にしたんだ。
どー見ても年齢と顔がつりあってない。そこがいいわけだが。



884 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 19:00:15 wRGDOXCY
>>883
だからっ!俺たちがこうなるって考えてあの容姿にしたんだろ!



885 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 19:32:34 zeqDQa4m
どえらい予知だなwwww
まんまとやられたぜ



886 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 22:51:31 b8jtWzVK
ジョジョの作者みたいに何年経っても若いままだったりしてw
もしかしてテツヤは波紋の修行を?



887 :それも名無しだ :2007/02/23(金) 23:02:45 WDnHWinS
オノデラ君の家庭の事情?



888 :それも名無しだ :2007/02/24(土) 02:55:05 tFCSqTeP
誰だ、テツヤ・オノデラが

永遠の29歳

と言う電波を送ってきたのは。


ちなみにリーのブロックワード「三十路」



889 :それも名無しだ :2007/02/24(土) 03:18:41 Dg5VQh/N
テツヤはリーに誕生日を聞かれて『15月36日』とは答えなさそうだな。


890 :それも名無しだ :2007/02/24(土) 03:22:26 2ud6POcT
つまり…


レフィ「あれっ? コレは何ですか?」
テツヤ「ああ、アルバムです」
レフィ「テツヤさんのですか?」
テツヤ「え、ええ、まぁ…」
レフィ「わ〜ぁ、若い頃のテツヤさんですね」
テツヤ「それは十歳の頃ですね」
レフィ「そうですか」
テツヤ「それが士官学校に入学した時で」
レフィ「…あれ?」
テツヤ「そっちが卒業した時です」
レフィ「……………………」
テツヤ「どうしました?」

レフィ(か、変わってない!?)

ここでテツヤ・オノデラが若作りである理由がよくわかるSS投下

891 :無論、オフィシャルではございませぬぞ! :2007/02/24(土) 03:31:25 Rvwji7re
駄文投入、定番ネタで長文だ、反省はしない

「あれ?テツヤさん?なんの写真ですか、それは?」

ここは伊豆基地、そしてハガネとヒリュウ改は補給と整備を兼ねて接舷中
基地のお偉方との会議を終えて、ちょっと休憩所でコーヒーでも、という
小ネタ話ではおえつら向きの舞台背景である

と、軽いメタネタは置いといて
コーヒーを卓に置きつつ携帯端末を眺めながらどこか懐かしい物を思い出している様な風のテツヤと
それをふと発見し、興味津々に訊ねてみたレフィーナ、という構図である

「ええ…久々に実家の方からの便りが届きましてね、その中に昔の写真がありまして、
今の立場や情勢もありますし、中々会えないものですから
こういう風に電子メールと共に今の皆の写真を送ってもらったんですが
皆、変わってないな〜、とか思いまして、昔を懐かしんでいたんですよ」

少々嬉々として語る彼の表情は、やはり上機嫌と見え、普段よりも朗らかな顔をしていた
そんなテツヤの様子を見ていて、和やかな気分に浸るレフィーナである

「さて、立ち話もなんですし、コーヒーでもどうで…ってレフィーナ艦長!?何時からそこに?」
「へ?気づいておられなかったのですか」
「し、失礼しました、差当たりここに座ってお待ちを。すぐにコーヒーをお持ちします」

気が抜けていたのが直ったのか、それとも彼女の存在を意識してしまったのか
いつもの状態に戻り、テンパり始めるテツヤ
それを見て、心の何所かかで憮然とした心を感じながら、レフィーナは卓上にある表示中のままな写真を眺め始めた
そこには、どこかしらにテツヤに似た風貌を持つ人達の姿があった

少しだけ厳しい雰囲気を纏った壮年の男性
学士の様な風貌の、優しげな笑みを浮かべる写真の持ち主に似た青年
中性的ながらも、美形だとはっきりわかる人物
ハイスクールに通っているような、小柄で愛らしい美少女

昔ながらの旧日本家屋を背にした、総勢4人(テツヤを除いた数である)のオノデラ家の様子である

しかし、レフィーナはその写真に何か違和感を覚えた
(あれ?たしかテツヤさんのプロフィールでは、テツヤさんを含めて兄妹が2人だけだったような…)


「すみませんレフィーナ艦長、お待たせいたしました」
そこにテツヤがレフィーナの分のコーヒーを手に戻ってきた
「どうも…ねえ、テツヤさん?たしか妹さんがいらっしゃったとか聞きますけど…」
「ええ、どうにも我侭な妹でして、色々苦労させられました…」

そうテツヤが述懐し、コーヒーを飲みながらまた昔を懐かしみはじめたのを尻目に、レフィーナは考え込む
(この写真の中で明らかに女性とわかるのはこの人だけ…どうみてもハイスクール生にしか見えませんけどきっとこの人が妹さんでしょう
で、この中性的な綺麗な人は?もしかしてお母様とか?じゃあこの壮年の男性はお父様?随分と歳の差がありそうな…
とすると、このテツヤさんに一番似てる人は親戚のお兄さんかしら…)
そう彼女は自分の考えを納得させた

「…え、ええと、可愛らしい方ですね、妹さんは」
と、先程のハイスクールにいそうな美少女を指差しながら、話を続ける為に声をかける
「っとそうですね、妹は…、っむ!!?ごふっげふっ!?!」
彼女の言葉で回想から復帰したテツヤだったが、彼女が指差した人物を見て硬直、飲んでいたコーヒーがむせる
「だ、大丈夫ですか!?でもなんでいきなり?」
心配をしつつ疑問を浮かべる彼女の顔を見て、テツヤは言う
「けほっけほっ、すみませんレフィーナ艦長…え〜と、少し話し難いんですが、妹ではありません、母です」

場の一瞬の硬直、そして再起動
「え?えぇ〜っ!?この娘がですか?じゃ、じゃあ妹さんは!?まさか…」
驚愕と共に彼女のふと感じた予想通りに、テツヤの指は中性的容姿を持つ人物を示した
「こ、この人がですか!?」
「ついでに言いますと、こっちの厳めっ面をしているのが祖父で、こっちで微笑んでいるのが父です」

どうにも、祖父の遺伝が私に伝わったようで、ハハハ…とテツヤは笑うが、それはもはやレフィーナには届いていない
彼女の本来聡明である頭の中でも、今はただ混乱の極地で言葉にもならない

しかし、少し空気が読めなかったのか、テツヤは止めともなる言葉を放つ
「まあ、昔からよく言われてましたけれどね、亡くなってしまった祖母なんかさらに凄かったですよ
この今の母と殆ど変わりない感じでしたから」

今度こそ、レフィーナはその思考を停止して、めずらしく卓に突っ伏した
そして思う
(オノデラの家系って、いったいなんなんですか〜っ!!??)

終われ


893 :それも名無しだ :2007/02/24(土) 04:29:28 5KDTvcNJ ?
うむうむ、ベタだが笑えるね。ベタになるって事はいいものだって事なんだな



894 :それも名無しだ :2007/02/24(土) 08:02:00 omlw0MQI
プリプリの坂本家思い出したw
GJ!



895 :それも名無しだ :2007/02/24(土) 17:25:58 KdR+wmXc
 日本人は欧米人の目から見ると童顔に見えるそうだしな。
 意外とレッフィーも初見の時は、テツヤが自分と同い年くらいだと思っていたのかもしれない。
→あとでパーソナルデータ見てびっくり。

 親近感は恋愛感情への遠い遠い第一歩だとおばあちゃんが言っていた。




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896 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 01:05:54 8ICcC/zR
バレンタインから結構経っててナンだけど
作って放置してたネタを投下してみる


2月13日 夜8時

レフィ「これで…よし…と」

手製のチョコレートを箱に収めて
リボンで丁寧に包み飾る。
自室のキッチンでレフィーナは
達成感に満ちた顔で一つ
息をついた。

レフィ「うん あとはこれをテツヤ少佐に渡すだけ…」

実は日本ではチョコは
女性から男性に渡す風習が
ある事を知らなかったレフィーナ。
ショーンの提案でテツヤに日頃のお礼も兼ねて
チョコを渡してみる事になった次第である。
渡すのは明日の夜だと彼女が確認している所に

ショーン「レフィーナ艦長 夜分遅くすみません ショーンです」
レフィ「え? あ はいどうぞ!」

突然の来客。
部屋に向かうと かの老紳士が部屋に入って来ていた。
手には何やら紙袋を下げているようだ。

紳士「フム…この香りは…チョコが完成したのですね?」
レフィ「あ はい!何とか…装丁も終わりましたし 見てみますか?」
紳士「いえ 結構…それは御二方の秘密にしておくべきでしょう♪」
レフィ「ひ 秘密だなんて…そんな (///) あ それで突然どうしたんですか?」
紳士「おや そうでしたそうでした…これを渡しに来たのですよ」

そう言って彼は持っていた
紙袋を差し出した。

レフィ「? 何ですか…コレ」 ゴソゴソ
紳士「以前 日本でのバレンタインの風習をお話しましたね?
実は その時にお伝えし忘れた事があるのです…」

話を聞きながら袋の中身を
取り出すレフィーナ

レフィ「え? これって…」
紳士「明日チョコを渡す際には その服を着なければならないのです」
レフィ「え!!? あ あの コレヲ ワタシガ!!? ていうか え!? 短い??? 」

少々バグり気味のレフィを遮り紳士が語り出す

紳士「いいえ 着るのです。大丈夫です あなたはまだ若いのですから。」 ニヤニヤ
レフィ「そ そうでしょうか…?」紳士「テツヤ少佐も きっと喜ぶでしょう♪」 ニヤリニヤリ

レフィ『ぅぅ…何か仕組まれている気が…』


2月14日 夜7時 テツヤの自室


テツ「さて 残った書類を片付けるか…」

テツヤが自室の机に向かおうとした時

レフィ「あ あの…テツヤ少佐 いますか?レフィーナです」
テツ「(ん? レフィ…あ!) は はい!いますよ レフィーナ中佐!」
レフィ「あ あの…その…ちょっと…用があるんですが…」
テツ「?…どうしたんだろうか…?」

やや不審に思いながら
扉に向かうテツヤ

テツ「扉は開いていますが…どうかしたのです…か………?」

自ら扉を開けた瞬間
即座にテツヤは混乱に陥った


女子学生れふぃーなちゃん女子学生れふぃーなちゃん アップ

((今 目の前にいるのは…
…女子高せ…あれ?
でも さっき確かに名前を名乗って…)

間違いない
風貌こそ女子高生なのだが
その顔 髪の色 その雰囲気
正に レフィーナ本人だったのだ。

レフィ「すみません…お忙しいところに…」
テツ「あ…いえ!とんでもないです!…で あの どういった用というか…
どうして…そんな 学生のような格好で?」
レフィ「あ…!やっぱり 合わないですよね…
こんな不似合いな服…」
テツ「そ そんなことはありません!!…あ…と とてもよく 似合っています…(カ…カワイイ)」
レフィ「え!? あ 有り難うございます!
あの…それでですね これを…」

レフィーナはそう言いながら
持っていた小さな箱を差し出した

レフィ「バレンタインのチョコレートです…」テツ「え? あ そうでしたか!
今日は2月14…バレンタインデーだったんですね…有り難う御座います」
レフィ「あ…はい… (///)」

少しの それでいて
イイ感じの雰囲気の間の後
テツヤがきり出した


テツ「それで…その服は一体どこから?」
レフィ「えと…じつは…」

レフィーナが事の次第を話して
テツヤは頭を抱えた

テツ「(また あの人か…)あの…レフィーナ中佐 実は…」

テツヤが真実(歳が若いとはいえ女子高生の格好はする必要はない事)を話すと
レフィの頬が更に赤くなった

レフィ「(//////) ……ソ ソンナ」
テツ「あ あの…」
レフィ「テツヤ少佐!」
テツ「は はい!中佐!」
レフィ「あの…私がこんな格好してた事…秘密にしておいてくれませんか?」
テツ「あ…はい 構いませんが…」
レフィ「…二人だけの秘密です…」
テツ「はい …え!? ふ 二人だけの…」
レフィ「それじゃあ失礼します!おやすみなさい テツヤ少佐!」
テツ「え? はい! おやすみ…なさい」

レフィーナはそうして足早に帰っていった
テツヤの手元には綺麗な装丁が施されたチョコの箱
耳元には『二人だけの秘密』という何だか意味深のような
そうでもないような言葉の響きが残っていた


おわる 寝よう…
拙い文でスマヌ



900 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 03:27:27 Dj58HXSe
制服レフィたんだとぉ!?なんて危険なものを投下するんだ!

そんな>>896にはこの言葉しかない…!


G J ! !



901 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 03:41:49 vuxm14yh
>>896
起きててよかった(`;ω;´)
素晴らしいものを心の底からありがとう!!!



902 :ニュースキャスター :2007/02/25(日) 04:52:02 s/uypwIq ?
大量のレッフィーファンを萌え殺そうとした大量殺人犯>>896に明け方大量のGJが送られたと言うことです。



903 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 05:00:54 mLFazD8y
>>896
今から寝ようと思ってたのに貴方という人は!!!!!!
GJ



904 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 11:17:18 UxHhI1wI
>>896の人気に嫉妬wwww


だが、何より女子高生verレフィタソを堪能したてっちゃんに嫉妬wwwwww


すなわちGJ!



905 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 14:50:16 EXcwjbSy
>>896
お前に言うことはただひとつ!
GJ!!


907 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 20:59:37 QChgPkBU
ショーン副長

貴方に一言申す

なんで黒セーラーじゃないんだぁぁぁ

それと眼鏡と白衣は何故使用しないんだ



908 :ヒゲ紳士 :2007/02/25(日) 21:09:07 8ICcC/zR
「直感で思い付いたのが
アレでしたからねぇ…

それに
黒セーラーだとスカートが
長くなって生足が見れな…

おや… 当の本人が
現れたのでここまでにしましょう」


その後 天然艦長とヒゲ紳士のバトルがあったとか何とか



909 :それも名無しだ :2007/02/25(日) 21:27:31 ujG4yoCc
>>908
ホワイトデー前に萌え萌えさせていただきました!グッジョーーーブ!!

これはもうホワイトデーにテツヤ先生への強制コスプレフラグが立った?



911 :それも名無しだ :2007/02/26(月) 00:06:34 nl9o4eKH
実はスカート長いほうが好きなんだよ俺は!
制服なんだから!!!

でもGJであることにかわりはないんだけどね(`・ω・´)



912 :それも名無しだ :2007/02/26(月) 01:45:04 fiebWY6X
くのやろう・・・!!
鼻血でちゃっただろうがGJ




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



913 :それも名無しだ :2007/02/26(月) 02:35:16 xJJniJpV
長めのスカートがひらりと風になびいて

レフィ「……………見ました? //////」
テツヤ「み、みみ、見てません!断じて!誓って! ///////」

レフィ(ちょっとだけなら、見てもいいのに……)


破廉恥な自分に献杯。


914 :それも名無しだ :2007/02/26(月) 03:19:37 RP2dUN9N
>>913
 ユン↓ ↓ショーン
 壁|・∀・)・∀・)ニヤニヤ
レフィ Σ(゚Д゚;)!?えっ!?これは……その…………

 ユン↓ ↓ショーン
 壁| ・∀) ・∀)・∀・)つ■イイ♪
        ↑エイタ(デジカメ装備型)

レフィ Σ(゚Д゚;)!?!?!?!?!?!?


 ユン↓ ↓ショーン
 壁|・∀・)・∀・)ニヤニヤ  。・゚・゚・。←エイタだったもの
レフィ ΣΣΣΣ(((゚Д゚;)))ガクブル!?!?!?!?!?



916 :それも名無しだ :2007/02/26(月) 10:07:19 WkbVED2y ?
もう俺も→ Σ(゚Д゚;) これがレッフィーにしか見えなくなった



917 :それも名無しだ :2007/02/26(月) 13:02:53 xJJniJpV
【 Σ(゚Д゚;) 】

レフィーナ・エンフィールド。
19歳の若さながら、機動戦艦ヒリュウ改の艦長を務める才媛。
本スレッドのメインヒロインである。
メインヒーローであるテツヤ・オノデラとの微笑ましい微妙な関わり合い(の妄想)は、幾多のファンを日夜ハァハァさせている。
通称・レッフィー/れっふぃー。

出典:民萌書房刊『世界の怪艦長・奇艦長』



919 :それも名無しだ :2007/02/26(月) 22:53:18 tCV7TJcQ
(=゚ω゚)ノ ぃょぅ
↑こっちがテツヤだったっけ。



921 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 01:36:21 4F3RsUsu
>>917>>919
(=゚ω゚)ノ ぃょぅ
   Σ(゚Д゚;)!?テ…テテテッ…テツヤさん!?


(;゚ω゚)\こ…これはレフィーナ艦長!?失礼しました!!
   (゚Д゚;)あ、いえ。大丈夫です。


(;゚ω゚)!?!?!?
   (゚Д゚;*)え〜っと……後、私の事は……レフィーナと名前で呼んでいただけますか?テツヤさん。


(;*゚ω゚)レ……レフィーナ…さん
   (゚Д゚*;)テツヤさん………

  ユン↓  ↓ショーン
  壁|・∀・)・∀・)ニヤニヤ
    ΣΣΣΣ(゚ω゚;(゚Д゚;)!?!?!?!?



922 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 08:42:13 k9QiHJoa
     ヽ(゚ω゚=)ぃょぅ、リーのおじさん

(#`⊿´)おじさんじゃない!


     (つω゚;)わわ……冗談だよ

( ´⊿`)……俺そんなに老けたかなぁ



923 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 09:21:02 cNn04ExE
>>922
微笑ましいw

でも実際の所、リーが老けてるんじゃなくてテツヤが物凄い若いんだと思う。
29歳男性としては平均位じゃないだろうかリーたんは。
外見年齢ならゼンガー>>エルザム≧リー>レーツェル>>>>テツヤ、みたいな印象かな。



927 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 19:10:32 zceTzvez
壁|‾ヮ‾) シホミ
壁|`ヮ´) アカネ
壁|*゚ワ゚*) ミヒロ

便乗してみた。似ねえo....rz



928 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 19:36:23 k9QiHJoa
>>927
やめろ、ミヒロに萌えちゃうじゃないか!


シホミ(7歳差):むしろ副長寄りの傍観者。テツヤとはあくまで事務的な会話(アレ?どこかで…)
アカネ(9歳差):いきなり「テツヤ」と呼び捨て。レフィーナの前ではいつも不敵な笑い
ミヒロ(19歳差!):あの人見るとむねがもやもやする。このきもちなんだろう?




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




924 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 11:12:44 JfJqVEFd
次に29歳出てきたら老け顔か童顔か…



925 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 11:59:00 MVr77OPt
童顔だが、てっちゃんの前では霞みまくってるに一票



926 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 18:47:11 Qvll/Ptu
29歳の童顔の女艦長が
現れるに一票


あ レフィーのライバ(ry



930 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 21:28:01 4F3RsUsu
とあるスレで聞いたんだが
タリア・グラディス(種運命)
も29歳の艦長らしい

キシリアも確か20台じゃにかったっけ?



931 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 21:49:02 k9QiHJoa
>>930
28歳のドスルに「姉貴」と呼ばれてるけど、設定では24歳。

ちなみにハマーン様は、
Z時:20歳
ZZ時(享年):22歳


……………ホントですか、富野さん?



932 :それも名無しだ :2007/02/27(火) 22:23:27 ci3mxKTP ?
何を言う、それを言うならホワイトベース時代のブライトさんはアレで19才だぞ?



933 :それも名無しだったりする :2007/02/27(火) 23:17:38 HlkvOlPy
クロスボーンガンダムのベラ艦長は28だしな

ナデシコのユリカは20だし、19のレフィーナなんて若い若いw



936 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 21:02:59 zK5rTZsH
>>933
そういやキンケドゥ・ナウ(28)はテツヤと並べるくらい童顔だな。
むしろF91の時より若返ってるし。



937 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 21:07:09 aLD65rJ9 ?
キンケドゥはアレだ、整k(TBキャノン

ま、そろそろスレ違いだ



938 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 21:38:33 qpd8t3Yi
艦長二人に関しての意識調査をしています。アンケートにご協力をお願いします。
Q1.あの二人が互いを思いあっているのは知っていますか?
はい
Q2.しかし、当人だけがそれを知らないのをご存知ですか?
はい
Q3.見ていてもどかしいですか?
はい
Q4.早くくっついてほしいですか?
はい
Q5.だけど余計な事をしたら悪いのでは…と、思っていますか?
はい
Q6.けど、見守るだけなら別に良いよね?と、思っていますか?
はい
Q7.けど、いつどんなことがあったのかは知っていたいですか?
はい
Q8.上記の質問を誰にも話さず守る事を誓えますか?
はい
Q9.本当にできますか?
はい
Q10.話してしまった場合貴方の命はありませんがよろしいですか?
はい
………分かりました。後日、貴方のもとに手紙が届きますのでそれを持って私の部屋に来て下さい。
ショーン・ウェブリー



939 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 21:40:45 qpd8t3Yi
ショーン「と、こういったアンケートを行なって協力者を募集しているのです」
エイタ「あ、あの、い、命がないって、」
ユン「ま、まさか副長」
ショーン「ああ、冗談ですよ。冗談」
エイタ「ま、まぁ、そりゃそうですよね」
ユン「いくらなんでも殺人なんて」
ショーン「まぁ、これは使わさせてもらいますが…」
そう言って取り出した銀のボールペンみたいなものがなんなのか、怖くて私達は聞けませんでした。

いきなりこんな電波が…



940 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 21:51:16 SnKtLQ/8
MIBwww

グラサンかけた
髭紳士が思い浮かんだよw



941 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 23:05:27 ezfSjyh0
アカネ「選択肢が無い時点でアンケートでも何でm」
ブレス「……命惜しければ突っ込むな、あの目は余程の修羅場をくぐり抜けた目だ…」


せっかくだから三人官女にはアーディガン三姉妹を推すぜぇ!



942 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 23:28:53 qpd8t3Yi
>>941
ごめん、いいえって書くの忘れてた…





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




934 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 01:12:13 yvujqbv7
副長のことだから、ひな祭りでも一騒動
起す気なんだろうな〜。

ある事無いこと天然艦長に吹き込んで。



935 :それも名無しだ :2007/02/28(水) 09:59:27 dwFusdCw
>>934
ひな祭りと言えばお雛様…

テツヤ艦長お内裏(代理)とレ雛様(れふぃなさまと読んでくれ)で
リアル雛壇作成計画ですね。


943 :それも名無しだ :2007/03/01(木) 14:21:46 U6cRPM/O
>>935
ゲシュペンストとジガンがひな壇組み立てている光景を思い浮かべた
俺は間違っていないよな?(´・ω・`)



944 :それも名無しだ :2007/03/01(木) 19:56:02 +NxPF7T1
無問題♪

さて そろそろ
雛祭りの衣装が届く頃だが…

着付けの練習しないと…



945 :それも名無しだ :2007/03/01(木) 21:19:21 yXJQFIuT
その前に人選決めないとな。お内裏様とお雛様の他には、
右大臣・左大臣・三人官女・五人囃だっけ?



946 :それも名無しだ :2007/03/01(木) 21:29:43 cXF09B6T
右大臣はダイテツ艦長かショーン副長、左大臣はリーたんで一つ宜しくお願いしたい。



947 :それも名無しだ :2007/03/02(金) 00:25:34 gELE+XSU
三人官女:>>941orユン、リオ、リョウト
五人囃子:エイタ、エイタ、エイタ、エイタ、しっとマスク

菱餅、雛あられ、それとマストアイテムの白酒も用意。



948 :それも名無しだ :2007/03/02(金) 09:05:18 InAgl0N+
三人官女にリョウトが
混じっているのは
エクセ姉さんが関わ

文面はそこで途切れている



949 :それも名無しだ :2007/03/02(金) 22:06:45 6exdi0SA
>>948の事件に老紳s

ここでパソコンの文面は途切れている


950 :それも名無しだ :2007/03/02(金) 23:24:50 MUfctm1d
俺は見たんだ。
>>949が倉庫に連れ込まれるのを。
それを見てしまった俺はもう殺

ここでパソコンが千切れている



951 :それも名無しだ :2007/03/02(金) 23:31:43 gCnaN/uj
倉庫だと?
艦の倉庫に二人きりで閉じ込められるんですか?


952 :それも名無しだ :2007/03/03(土) 05:02:04 IJYe4iym
ショーン「テツヤ小佐、ちょっとよろしいですかな?」

テツヤ「はい、なんでしょうか?」

ショーン「ひな祭りにそなえてひな壇を出そうと思うのです、
しかし私1人では無理なので、手伝ってほしいのですよ」

テツヤ「あぁ、それはいいですね、お手伝いします。場所はどこですか?」

ショーン「艦の倉庫の奥の方です みつかりにくいと思うので、探してて下さい。
私も用事を片付けたらすぐに行きますので」

テツヤ「わかりました、探しておきます。では」(テツヤ行く)


ショーン「艦長、ちょっとよろしいですかな?」

レフィ「はい、なんでしょう?」

ショーン「テツヤ少佐が倉庫でお待ちです、行ってあげて下さい」

レフィ「えっ!!??な、なんでまた倉庫に・・・」

ショーン「それはわかりませんが、早いとこ行ってあげたほうがいいと思いますよ?」

レフィ「そ、そうですね・・・わかりました、ちょっと行ってきます」(レフィ行く)


ショーン「さて、あとはエイタ君が鍵を閉めたら終了ですね」ニヤッ


続かない。おやすみ(´・ω・`)ノシ


957 :それも名無しだ :2007/03/03(土) 22:07:19 is5iZ46e
ひな祭りネタ出したいんだが男兄弟な俺はあんまり詳しくないんだorz



958 :それも名無しだ :2007/03/03(土) 23:34:49 SLXBOwyD
ひな祭りが終わりかけているって言うのに

ひ な 祭 り で ヒ メ ハ ジ メ

って電波を送信した奴出てきやがれ!

そして、投稿して下さい



959 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 01:03:37 GcAdKWVH
>>958
「うわぁ、こんな素敵な着物は初めて着ましたよ。まるでお姫様気分です。フフ…」
と、レッフィーが中々ご満悦の様子で、初めての日本式の姫様ごっこを満喫していますよ

ああ、判ってる、それじゃないと心が、魂が叫んでいるよ。
だがな、出張気味な壁際のいぶし銀が
「フフフ…ODE(おいおい、ここではエロは駄目だぜ)システムだ…」と言いたげにしているんだ…



960 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 03:08:49 Jnslt9e8


そろそろ新造戦艦四番艦の季節ですな

「で、何故我々がこの格好(男雛)を?」
「日本のひな祭りと新造戦艦の季節がぴったりきましたので」
「ショーン副長………」
「あの、テツヤ艦長とってもお似合いですよ」
「えっ…、は、ありがとうございます。そ、その…レフィーナ艦長もよくお似合いで」
「あ、ありがとうございます(恥ずかしいけどメビナの格好してよかった)」




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




961 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 03:34:23 JFU1paaf
常識的に考えて普通にイケメンなテツヤが29まで彼女いないなんてことは(ry



962 :鋼の命もあと僅か :2007/03/04(日) 03:51:58 qeFwb2p5
>>961
リーはともかく、テツヤは………


ハッ!
つまりは、レフィーナこそがテツヤの初恋の相手だったんだよ!!(エイタ似のAA略



963 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 12:50:37 9/ZDWgRA
>>962
な(ry
でもそれが何となく納得出来てしまうのがテツヤクォリティー。
逆パターンもいいかな、レフィーナの初恋がテツヤ説。



964 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 14:22:10 /SHqsMhK
>>963
それはあっても年齢的に全然おかしくないからなぁ…

その逆でレフィーナの初恋がテツヤじゃない方がネタ性は上がるぞ?


965 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 15:00:32 k2abjsQz
初恋かぁ・・・。

もう何年も前の話なんだけど、
トラブルで独り困っていた女の子が新米軍人さんと会うんだ。
軍人さんは困ってる女の子の話を真剣に聞いてくれて、一緒になってトラブルを解決してくれる。

女の子は嬉しくてお礼にお気に入りのマスコットのついたストラップを軍人さんに渡そうとする。
それは子供である女の子ができる精一杯のお礼だった。
軍人さんはお礼を貰うために助けたわけではなかったので少し困ったが
青い澄んだ目で不安そうに見つめてくる女の子を見て、結局笑顔でそれを受け取ることにしたんだ。

そんな折、女の子の頭を撫でてお礼を言った軍人さんの元に急な通信が入ってしまう。
本当はもう少し一緒にいたかったけれど
その軍人さんは女の子に一言別れを言うとその場を去ってしまった。

新米軍人さんにとっては軍人になって初めての人助け、ただそれだけだったかもしれない。
でも女の子は名前も知らないその軍人さんに初めての恋をしちゃうんだ。

どうしてももう一度お礼が言いたくて、もう一度会いたくて……自分もあの軍人さんみたいになりたくて…
女の子は軍人になろうと決意するんだ。


あれから何年も経ち、記憶の中の軍人さんの姿もぼんやりとしか思い出せなくなっていたけれど
女の子は立派な軍人になって今日も艦長室を後にするんだ。
いつか……そう、いつかあの軍人さんと会えると信じて。


そして———
艦橋に立ったその軍人の青年は今でも初めての人助けで貰ったストラップを大事に大事に持っているんだ。


966 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 15:23:20 q4WTDn+v
>>965
くそっ、この萌えテロリストが!そんな萌えテロでこのオレが倒せるとでも(*゚∀゚)=3ムハー

なんだこの 初恋の人が実は〜 展開!

テツヤが告白⇒好きな人がいるんです。で一度振られる⇒しかし初恋の人が実は〜

っつー展開ならマジで人類初の萌え死を覚悟するぜオレは



969 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 15:42:05 9/ZDWgRA
>>965
GJ!モエパミンを物凄い勢いで分泌させやがってこの萌えテロリストめ!



970 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 17:09:29 WVQ3Z1zV
俺の脳内にミッフィーを改造して作られたテツヤそっくりの「テッフィー」と
レフィーナそっくりの「レッフィー」があるんだが…
(´・ω・`)俺はどうしたらいい?



971 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 17:56:15 /SHqsMhK
>>965
俺がバカだったって思い知らされたぜ…(俺>>964)超乙だ、神よ

>>970
まずは「テッフィー」を「テッツィー」に改名するところかr(トロンベドリル)



972 :それも名無しだ :2007/03/04(日) 20:40:40 UOVAPddC
あんまり変なこと言ってると裁きのテッツィーが下るぞ



973 :400 :2007/03/04(日) 20:42:25 8AJZX0sV ?
誰がうまいこと言えと(ry


975 :会話のみで読み難くてごめん :2007/03/05(月) 14:52:11 fVT+kDTw
「そういえばさ、どうして軍に入ろうって思ったの?」
「やっぱり似合わない、かな…?」
「いや、そうじゃなくてね。たしかに最初は戸惑ってたみたいだけど、今は全然おかしくないよ」
「なら、どうして?」
「だってさ、親友の私が見てて思うけど、保育士とか学校の先生の方が似合うと思うんだ…」
「それは…」
「言いたくない?」
「できれば…」
「会いたい人がいたからとか?」
「……うん」
「本当なの!」
「あの、声、大きいから…」
「顔、赤くなってるわよ…」
「自分でも分かってる…」
「けどねぇ、会えるかどうかも分からないじゃない。もしかしたらもう戦死してるかもしれないのよ?」
「分かってるけど… どうしても会いたかったから…」
「今でも?」
「うん」
「あってどうするの?」
「返さなきゃいけないものがあるの」
「返すもの?」
「うん」
「見せてくれる?」
「ちょっと待って… これなんだけど…」
「イルカの、キーホルダー?」
「そう」
「これがどうしたの?」
「10年位前にね、私が親と出掛けた時にはぐれて迷子になったの。それで、一人で泣いてた時に一人のお兄さんがくれたの」


「それで一緒に両親を探してくれたと。分かりやすい話ね…」
「それでも私には大切な思い出なの」
「でもさ、その話しだけだと相手が軍人だなんて分からなくない?」
「探してる時に聞いたの。立派な軍人になって、たくさんの人を守るって…」
「それを聞いて、会いたかったから軍に入る事を目指したのね…」
「駄目かな…?」
「駄目ではないけど…」
「けど?」
「少女漫画みたいだなって思った」
「そんな大袈裟な…」
「考えてみなさいよ。もしその人が独身で、貴方の事を覚えてたらどうするの? 立派に恋の始まりじゃない!」
「でも… 今は顔とかもうあまり覚えてないから…」
「会えば思い出すかもしれないでしょ」
「だけど、今はただお礼を言いたいだけだから…」
「告白とかしないの?」
「うん。それに、好きな人は他にいるから…」
「テツヤ艦長でしょ?」
「な、なんで分かったの!?…」
「(当人以外にはバレバレなんだけどね…) ま、女の勘ね」
「す、凄い…」
「ところでさ、もしそれをくれたのがテツヤ艦長だったらどうする?」
「な、なんで少佐の名前を…」
「いや、ただ思いついただけ。でもそれだったらおもしろいなぁ」
「ど、どうして?」

「自分の身近にいる人が初恋の人って本当にフィクションの世界みたいでしょ?」
「そ、そうね…」
「ま、とにかく頑張ってね。応援してるから」
「あ、ありがと…」
「(耳まで真っ赤にして… 本当に可愛いな… 幸せにしなきゃ許しませんからね、テツヤ艦長)」

「寒いな…」
「どうかしました?」
「いや、何か寒気が…」
「気のせいじゃないですか? 今日は結構暖かいですよ」
「だよなぁ…」
「誰かに怨まれるようなことでもしたんじゃないですか?」
「いや、それは無いと思いたいな…」


上の流れでテツヤが貰ったんじゃなくてあげた側なのも良いかなって思って書いた。反省と後悔は凄いしてる…


978 :それも名無しだ :2007/03/05(月) 21:23:11 AQ6vwbdk
>>975-977
GJ!イイ、女の子同士の会話が凄くイイ!
このスレは本当に萌えが濃くて素敵だ…!



979 :それも名無しだ :2007/03/05(月) 22:56:11 JPx5bvQ3 ?
>>975-977フッ、骨董マニアの大佐も驚きの良い物をありがとう
ささやかながらにも私からもGJを送らせてもらおう




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




996 :それも名無しだ :2007/03/08(木) 00:14:39 XTFk2oyC ?
よし…埋めるか



997 :それも名無しだ :2007/03/08(木) 02:54:41 mjJslIbr
997なら次スレで艦長たちの萌え話いっぱい!



998 :それも名無しだ :2007/03/08(木) 08:59:19 jp/Ceuvf
>>998ならすぱろぐで大特集



999 :それも名無しだ :2007/03/08(木) 09:03:25 DbPNNHHg
今まで頑張ってくれてありがとう。
みんなの色々な思い出が詰まった参番艦に…

敬礼!く(-∀-)



1000 :それも名無しだ :2007/03/08(木) 09:04:41 YqiuHJyj
1000なら次スレも二人は幸せ!

そしてスレは肆番艦へ
 
 
 
 
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投稿者 ko-he : 2007年04月11日 16:10 : スレ:艦長総合

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