2007年04月09日
 ■  白い日 統夜ルート

スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その140
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1173683616/l50


413 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/13(火) 20:55:30 QlGCZA8U
ハガネ・調理場

統夜「……これでいくつ目だろう…正直数える気も失せる…。」
トウマ「…すげー、クッキーの山…なんてレベルじゃねえなこりゃ。」
統夜「あの三人のほかにもシャナ姫やフーさんにスレイさん、
それだけならまだしも月の女性従士からドッサリ贈られて来たから…。」
トウマ「誰かに手伝ってもらうとか考えなかったのかよ…俺ならもう作り終わってるから手伝ってやれるのに…。」
統夜「それじゃあ意味がないんですよ…
貰った物には心を込めて返さなきゃならない、そしてそれは自分の手でやるからこそ意味があるんじゃないんですか?」
トウマ「……そこまで言うならもう何も言えないな…珈琲、ここに置いとくからよ。飲んで頑張れ。」
統夜「ありがとう。」

まぁ、もっと大変な奴も居るんだろうがな。




497 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/14(水) 00:16:01 R8Kv+z9p
>>413
統夜「ぜ…全部…何とか…ラッピングまで…終わった…ぞ…。」バタリ

そう言い放つと統夜はガクリと調理場の椅子に身を横たえた。
その周りにはきちんと包装されたクッキーの袋がざっと300ほど並んでいた。
統夜は眠った。ただひたすら、泥の様に眠った。


ここで力尽きた


498 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/14(水) 00:24:06 g+6f2CsS
>>497
???「しかし…美味いなぁホンマ」
ぼりぼり
???「うむ、クッキーなど子供の食い物と馬鹿にしていたが…」
ばりばり
???「ほれ、コーヒーをいれて来たぞ」
ギアッチョギアッチョ

統夜「な…何食ってるだぁ~!!って、最後のなんだぁ!!!」


501 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/14(水) 00:34:43 +qYyzB3K
>>497
すごい数貰ってんのなwwww
なんか統夜クラスの女子とか後輩とかからも貰ってそうだ



535 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/14(水) 13:08:04 GGbUy/ul
>>497を勝手に続けてみた。

―――誰かに頭を撫でられている。

そんな感覚を覚えて目が覚める。調理場の椅子で寝ていた筈が何故かここは割り当てられた自室。
そして眼前には良く見知った顔が優しげに微笑んで、目が覚めたかどうか聞いてくる。
曖昧に肯定の返事を返し、時計に目をやるともう昼を過ぎている。不味い、これではお返しを返しきれない。
慌てて身を起こそうとすると額を押されて逆戻り。そこで気付いたが自分は彼女に膝枕されていたらしい。

どうした事かと聞けば、どうやら他の皆でお返しを配りにいってくれたそうだ。
流石に300人近い相手が居ると言う事情を話せば向こうも納得してくれる筈と注釈も付けて。
有り難い様な、お返しを渡す相手に申し訳ない様な気にもなりつつ
朝方調理場の椅子で眠りこけている所を発見され、自室に牽引された身としてはぐぅの音も出ない。
苦し紛れにじゃあ何で膝枕?と聞いたら嫌かと逆に聞き返され、白旗を揚げるしか選択肢はなかった。

実際はじゃんけんで勝った彼女が自分の面倒を見ていたとの事。膝枕に関しては役得だとか。
悪かった、と申し訳なくなり謝ると、私にはこの膝枕で十分過ぎるお返しだったから、
他の皆には自分で渡してあげて欲しい。そう言って笑う彼女の笑顔が何故か胸を締め付けた。

だから、だろうか。
今日になってから最後に、二人きりの時を見計らって渡そうと。
後生大事にしまい込んでいた銀の指輪の隠し場所を彼女に教えた。教えて、しまった。

ソファーから立ち上がり、訝しみながらその包みを取り出して
開けても良いかどうか聞いてくる彼女に肯定の返事を返す。
かさかさ、と包み紙が擦れる音が一時部屋を支配した後に、彼女の顔に浮かんだのは驚愕の表情。
そこですかさず俺はこう言ってやった。

「その内、もっと良いヤツを贈るから。
 ………それまで左手の薬指。それで予約させて貰って良いかな」

一瞬、惚けた様にぽかん、と口を開けていた彼女が次の瞬間浮かべたのは
余りに素敵で、そんなちっぽけな指輪で見せて貰うには勿体無さ過ぎるような

―――そんな、花咲く様な笑みだった。

果たして統夜の相手が誰だったかどうかは皆の妄想に任せたい次第であるが、
あえてJ三人娘の中から黒髪のお姉ちゃんキャラVerを読みたい方は以下のURLへ進んで頂きたい次第。





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―――誰かに頭を撫でられている。

そんな感覚を覚えて目が覚める。調理場の椅子で寝ていた筈が何故かここは割り当てられた自室。
そして眼前には良く見知った顔が、自分の大事な人が、カティアが、優しげに微笑んでいた。

「お目覚めですか?」
「………あー、うん」

曖昧に肯定の返事を返し、時計に目をやるともう昼を過ぎている。不味い、これではお返しを返しきれない。

「大丈夫、まだ休んでいても大丈夫ですよ」

慌てて身を起こそうとすると額を押されて逆戻り。そこで気付いたが自分は彼女に膝枕されていたらしい。

「大丈夫、って………」
「朝、調理班の方が椅子で寝てる統夜を見つけてくれたんです。
 それからトウマさんに部屋まで運んで貰ったの。今、皆で代わりにお返しを配りに行ってくれてます。
 ………流石に相手の数も数ですし、事情を話せば判って貰える筈、ですよ」

それを聞いて有り難い様な、お返しを渡す相手に申し訳ない様な気にもなりつつ
朝方調理場の椅子で眠りこけている所を発見され、自室に牽引された身としてはぐぅの音も出ない。

「助かるよ………あー、所でさ」
「はい?」

何とも間が悪くなり、せめてもの苦し紛れの問いを投げかける。

「何で、膝枕?」
「嫌でした?」
「………ごめん、降参」

投げかけるも、即座に切り替えされて降伏の白旗を掲げる羽目に。

「ふふ、素直で宜しい………本当は皆に面倒を見ててって言われたから。膝枕は役得ですね」
「そっか。ごめん、重かっただろう?」
「全然。好きでやってる事だから気にしないで。
 それにこれで私には十分なお返しになったから………せめて、テニアとメルアには自分でお返し、渡してあげて下さいね?」

自分はこんな事で十分だと。だから親友達の事も気にかけて欲しいと。
そう言って笑う彼女、それが酷く胸を締め付けた。

だから、だろうか。
今日になってから最後に、二人きりの時を見計らって渡そうと。
後生大事にしまい込んでいた銀の指輪の隠し場所を彼女に教えた。教えて、しまった。

「机の引き出し………これかしら、開けても良いんですか?」
「うん」

ソファーから立ち上がり、訝しみながらその包みを取り出して
開けても良いかどうか聞いてくる彼女に肯定の返事を返す。

「ぁ………」

かさかさ、と包み紙が擦れる音が一時部屋を支配した後に、彼女の顔に浮かんだのは驚愕の表情。
そこですかさず俺はこう言ってやった。

「その内、もっと良いヤツを贈るから。
 ………それまで左手の薬指。それで予約させて貰って良いかな」

それを聞いて一瞬、惚けた様にぽかん、と口を開けていた彼女が次の瞬間浮かべたのは
余りに素敵で、そんなちっぽけな指輪で見せて貰うには勿体無さ過ぎるような

「はい!………待ってますからね、統夜」

―――そんな、花咲く様な笑みだった。

投稿者 ko-he : 2007年04月09日 18:14 : スレ内ネタ:SS

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コメント

実は上の方を見てすでにカティアver.で脳内変換したオレは535の同志かもしれん

投稿者 Anonymous : 2007年04月10日 10:27

↑なんと。同志ハケーンとな。

投稿者 Anonymous : 2007年04月10日 16:30

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