スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その78
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1151075767/l50
853 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 01:44:17 hMCTqYnC
ザー…
アラド「あ~…暇だな…」
ゼオラ「折角の二人そろっての休みなのに、こう雨が降ってたらね」
アラド「イングもテニアも今哨戒任務だし、こう、部屋でぼーってしているのは性にあわねえよ」
ゼオラ「ふふっ、テニアちゃんやイングみたいにまでは行かないけど、私でよかったらご飯付き合うわよ!アラド!!」
ザー……
アラド「いっただっきまーす!!!モグモグ・・・ガツガツ!!!」
ゼオラ「どう?アラド、美味しい?」
アラド「ふまいほ、ほへほうしたの?(美味いよ、これどうしたの?)」
ゼオラ「冷凍食品、大量に買っちゃったから」
アラド「ふーん・・・ゴックン!・・・久しぶりにゼオラの手作りの味を楽しみたかったんだけどな」
ゼオラ「…えっ…?(////)」
アラド「あ…(///)か、勘違いするなよ!お、オレはただ美味いものばかりじゃなくて偶には・・・そ、その…」
ゼオラ「こ、今度作ってあげるから…(///)」
アラド「お・・・おう・・・(///)」
突然意識してしまい口数が少なくなる二人
ザー………
ゼオラ「…」
アラド「……」
ゼオラ「・・・た、食べ終わったなら食器片付けよう」
アラド「あ・・・ああ・・・そ、そうだな(椅子から立ち上ろうとしたその時、軽くつまづいてしまう)お、おおっ!?」
ゼオラ「あ、アラド!危ない!」
ドシーン…
アラドをかばうゼオラ、しかし勢い余りそのまま床へと倒れこむ二人
アラド「いてて・・・ぜ、ゼオラ、ごめ・・・あっ!?(///)」
ゼオラ「あ・・・アラド・・・(///)」
気づいた時にはゼオラを押し倒すような姿勢になったアラド。
アラド「あ…(ドキドキドキ)」
ゼオラ「…(ドキドキドキドキドキ)」
アラド「ぜ、ゼオラ・・・・(顔を近づける)」
ゼオラ「アラド・・・・(そっと目を瞑る)」
二人「(ドキドキドキドキドキドキドキドキ…)」
ザー………バンッ!!(ドアの開く音)
イング「オリジナルー!こっちは仕事終わったよー!テニアちゃんと飯食べにいこ…あ゙・・・」
アラド「・・・(硬直している)」
ゼオラ「・・・(硬直している)」
イング「ご、ごめん!!そ、その!!う、うわぁぁぁぁん!ちくしょー!!うらやましいよおおおおお!!!」
858 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 02:26:44 plT/vpKe
>>853
(*´∀`)
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856 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 02:11:03 z5x8WDPB
>>853
確かに季節ネタに敏感なスレにしては梅雨分が足りないな
シトシトシトシト…
カーラ「毎日毎日、雨雨雨。よくまあこんなに降り続くもんだね」
ユウキ「季節柄仕方あるまい」
カーラ「こう雨ばっかりだと…………踊りたくなってくるよね」
ユウキ「……は?」
カーラ「昔の映画でさ、主人公が雨の中で踊るシーンがあるんだ。
あたしあの場面が大好きで、子供の頃弟と一緒に真似して雨の中踊っては
ずぶ濡れになって、母さんに叱られたっけ」
ユウキ「…そうか」
カーラ「こんな話してたら久しぶりに踊りたくなっちゃったな……ねえユウ、付き合ってよ」
ユウキ「無茶を言うな、俺はお前と違って踊りなど…」
カーラ「大丈夫、あたしが教えてあげるから。
パーッと騒いで、ジメジメした気分ふっ飛ばしちゃおうよ!」
ユウキ「ふ……今回だけだぞ」
久々にウキーラ
こういうカップリングが全く無かったのが昔の萌えスレなんだよな
最近は萌えの嵐が尽きないから困る
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続いてシリアス目のお話
857 :816 :2006/06/26(月) 02:25:02 PZtKqMSB
目の前に広がる倒壊した街
つい一時前まではそこは人々が平穏に暮らす場所であった
倒壊した瓦礫の中からは白い………人の腕………がぼろ切れのようにのぞいている
なぜ私だけが生き残ったの……
瓦礫の中から這い出した少女はそう呟いた
倒壊したビルの中、破片から彼女を守るために父は死んだ
必死に自分を連れて脱出した兄は撃墜された機体の下敷きになって死んだ
意識を取り戻した時は、自分1人だけが、この倒壊した都市に取り残された
辺りからは黒煙が上がり、何所か遠くで何かが爆発するかのような音が聞こえるが少女にはそれすら聞く気力も残っていなかった
その時、彼女の体の上に影が落ちた
天を仰いだ少女が見たものは落下してくるPTの姿だった
落下してきた黒いAM……《リオン》……は少女のすぐ側のビルに激突し、それを追ってきたもう1つの緑色PT……《ゲシュペンスト》……が攻撃を開始する
体制を立て直した《リオン》が放った銃弾が少女のすぐ近くに着弾し、少女はその衝撃で吹き飛び………一瞬意識が遠くなった
少女が再び意識を取り戻した時、既に態勢は決していたようだ
少女の目の前に倒れた《リオン》は右腕部分が破損し、その機体は《ゲシュペンスト》に押さえこまれている
だんだんと混濁していた意識が晴れ、少女は僅かに体を動かし………その時、《リオン》が動いた
逃げようとするも一瞬で少女の体は《リオン》の腕に捕われた
PTの鋼の指が少女の体を強く絞め付け、全身の骨が軋んだ
呻き声を上げる少女の体を掴みながら《リオン》は《ゲシュペンスト》に何かを言っている
それを聞いた《ゲシュペンスト》は《リオン》を押さえこんでいた手を離すとゆっくりと後ろに下がる
《リオン》は少女を掴んだままゆっくりと立ちあがり、《ゲシュペンスト》に向かい合う
またもや《リオン》が《ゲシュペンスト》に何かを言った
………しばしの間の後《ゲシュペンスト》は装備していた銃をゆっくりと地面に置くと後ろに下がる
少女はその時、表情の無い《リオン》が笑ったかのように見えた
再びゆっくりと歩き出した《リオン》は《ゲシュペンスト》が置いた銃を取り、それを破損した右腕で構える
この絶体絶命の状況にもかかわらず《ゲシュペンスト》は動かなかった
《リオン》は片手で構えた銃で《ゲシュペンスト》のコックピットに狙いをつけると引金に指をかけ…………引いた
放たれた銃弾が《ゲシュペンスト》に吸いこまれ・…………爆発する
そこからは少女は覚えていない
気がついた時は何処かのベッドの上だった
診察に来た看護婦らしき人に自分がどうしてここにいるのかと聞いたところ
あの緑色のゲシュペンストのパイロットが私を助けてくれたそうだ
あの時、破損した腕で銃を撃った事で狙いが外れ、コックピットへの直撃を免れたゲシュペンストは爆発に紛れて高速でリオンに接近し
一瞬の隙を突いてその腕で少女を掴んでいたリオンの腕を砕き、少女を救出したのだと言う
話を聞いた少女はその人にお礼が言いたいと言った
看護婦らしき人はそれを聞くと少女に少し待つようにと言い、少しの後に1人の男性を連れて戻ってきた
引き締まった体と、眼光鋭い目、厳格そうな表情だが何処か安心できる、そんな空気を称えた男性だった
少女は包帯だらけの上半身を必死に起こすと男性と向かい合った
恩人を前にした緊張のためか、掠れた声で感謝の気持ちを述べる少女
しかし,疲れと先ほど負った怪我による出血のためか体に力が入らず、ベッドに倒れこんでしまう
男性はそんな少女に笑みを返すと先ほどの看護婦らしき人に声をかけ、二言三言会話を交わすと部屋を出ていこうとした
再び遠くなる意識の中、少女は去り行く男性に必死で名前を聞こうとした
男性は少し戸惑った後に、自らの名を名乗った
少女は意識が無くなる直前に聞いたその名前は永遠に記憶に残ることになる
教導隊隊長・カイ・キタムラの名前は
860 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 02:29:32 hMCTqYnC
>>857
渋いねぇ・・・おたくまったく渋いよ・・・
普通にカッコイイカイは久々にみた。
865 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 02:52:07 Najov1Gy
少女「少女、ビル、ゲシュペンストと来たらお兄ちゃんを連想するよね!」
ギリアム「もう誰も覚えてはいないさ」
866 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 02:59:16 WX705Ryz
>>865
大丈夫、俺みたく最近ヒロ戦知ってそのシーンを実際に見てみたいって人もいるんだから
867 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 02:59:44 vjiSySMD
ギリちゃん「あの頃は若かった…」
ヴィレッタ「貴方、年とらないんじゃないの?」
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873 :840 :2006/06/26(月) 03:45:52 2jCin02s
伊豆基地
ハガネ、ヒリュウ改…ドック入り中
トウマ「…どうしたんだ?統夜?」
統夜「トウマさん…実は…カティアとテニアが喧嘩しちゃって…」
トウマ「珍しいな、なんで」
統夜「最初は些細な事だったんですが…どんどん…」
トウマ「ま、喧嘩なんてそんなもんだよな…コーヒー飲むか?」
統夜「あ、すいません。でもこんなの初めてで…」
トウマ「噂をすれば影か…」
カティア「ついてこないでくれる…」
テニア「カティアが邪魔なんだよ」
メルア「喧嘩は止めて下さい~」
トウマ「うわ…ぎすぎすしてるな」
統夜「でしょう…正直疲れます…」
ミナキ「トウマ~大雷鳳のチェックお願い~」
トウマ「~了解、ま、こういうのは一緒に飯でも食べれば解決するさ」
統夜「そんなものですか?」
トウマ「そんなもんだよ、じゃあな」
統夜「ハァ…コーヒーも苦い…」
ジュア=ム「見つけたぜ!殺す!」
エイタ「!フューリー軍接近中!」
テツヤ「…気付くのが遅れただとマズイ!」
エイタ「今出れる機体は…スクランブル!繰り返す!スクランブル!」
トウマ「俺が先に出る!」
ミナキ「待って!大雷鳳はまだ調整中…」
トウマ「神雷が撃てない程度だろ…大丈夫俺は仲間を信じてる!」
統夜「トウマさんが一人で?相手はフューリーでしょ」
カルヴィナ「無茶苦茶ね!メルア出るわよ!」
メルア「はい!B・ブリガンディですね!」
統夜「待って下さい!カルヴィナさんは基地の護衛をお願いします…
カティア!テニア!二人とも来い!G・ドラコデウスで行く!」
カティア「嫌です!テニアとなんか」
テニア「こっちの台詞だね!」
統夜「いい加減にしろ!トウマさんが危険なんだぞ! 喧嘩なんかしてる場合かよ!」
カルヴィナ「統夜の言う通りだ…」
ミナキ「トウマは言ってました…仲間を信じてるって…」
テニア「仲間…」
カティア「信じる………行くわよテニア!」
テニア「うん!統夜ぐずぐずしない!」
メルア「カティアちゃん、テニアちゃん…がんばって」
カルヴィナ「私達もいくぞ!」
メルア「はい!」
トウマ「外道!お前達はここから先には行かさん!」
ジュア=ム「外道?結構なことだ、勝てばいいんだよ…勝・て・ば」
トウマ「黙れ!燃え上が…」
ジュア=ム「サイトロン起動っと、黙るのはソッチだってえのバーカ」
トウマ「………」
ジュア=ム「ほらほらほらほら!」
トウマ「………」
ジュア=ム「ちっ、悲鳴が聞けないのがつまらんな…トドメだ死ね…」
トウマ「…無念無想の境地に至れば、睡眼に醒…ってな!」
ジュア=ム「なにっ!サイトロンが…」
トウマ「来たか…統夜」
統夜「トウマさん無事ですか?」
トウマ「サイトロン切れると、一気ダメージがくるなコレ」
カティア「大丈夫そうですね…」
テニア「心配かけさせないでよね!」
トウマ「すまない…そっちも片付いたみたいだな」
統夜「トウマさんのおかげです」
トウマ「…俺の?」
ジュア=ム「ちっ、雲行きが怪しくなってきやがった」
テニア「逃げるよ!」
トウマ「っと!お釣りを持ってけよ、お客さん!
プラズマビュート展開!」
ジュア=ム「くそがあ!」トウマ「今だ統夜!」
統夜「カティア!テニア!」
カティア「シーカー作動!」
テニア「標的ロック!」
統夜「インフィニティキャリバー!行けええ!」
ミナキ「トウマ!もうこんな無茶はしないでよ!」
トウマ「すまない…ミナキ」
カティア「まあまあミナキさん」
テニア「トウマも良かれと思ってやって結果オーライだった」
カティア「それに私達は」
カティア、テニア「「仲間!」」
メルア「わたしも~」
テニア「もちろん!」
この方は入院中携帯でこのSSを投稿してくださりました。お疲れ様です
881 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 05:00:27 JbrQfAbq
ユキコ「入院中にそんな夜更かししてちゃめー、ですよ?」
882 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/26(月) 05:24:41 BZ39HK9b
フィリオ「あなたがそれを言いますか」
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