2007年07月22日
 ■  スパロボ【とスパヒロ】のヴィレッタ 第2射 その2

スパロボ【とスパヒロ】のヴィレッタ 第2射
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1105535366/l50

前回の続き



351 :名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 00:02:14 hpeyHzF0
最近ラミアにつきっきりのギリアムを見てイライラするヴィレ姐



356 :名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 11:47:09 OVgolTFw
「……何なの、少佐。その風呂敷は」
「ホワイトデーの贈り物だ」
「バレンタインにも色々贈ってなかった?」
「プレゼントとお返しは別物だ。あ、これは君のだ」
(風呂敷……沢山のプレゼントから……適当に…………)

でも部屋に帰って開けてみたら「親愛なるヴィレッタへ」と書いたカードが入っていて安心な姐さん



357 :名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 14:12:30 s7MaHIgW
>>351
>>356
そして風呂敷を探ってみれば何とスパイが欲しがりそうなものがゴマンと。
そうです、ラミアとのおしゃべりは全てこのためだったのです、という王道パターン。
しかしすでにSRXチーム隊長で、且つヴィレッタ学園園長のヴィレ姐にはスパイグッズもらっても嬉しいやら嬉しく無いやら。

というかスパイが欲しがりそうなものって何だろう?



358 :名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 15:23:41 66SeqHil
黒の全身タイツとかだろ



359 :名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 19:23:05 jgCcdB9f
水に溶けるメモ帳とか





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




458 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 08:12:10 MOFw0/Y/
唐突だが

ふたなりなんて大っ嫌いだーーーーッ!!!!



459 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 08:36:38 vBCtKq/n
ヴィレって公式設定でそうなのか?(・∀・)



460 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 10:45:02 soNaVzt7
えっ違うの?(・∀・)





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




555 :名無しさん@お腹いっぱい。 :皇紀2665/04/01(金) 01:47:49 SaRdoHAn
流れ豚切って定番(?)の時節ネタ

ギリ「エイプリルフール、か。これから嘘をつくが午後どれだけ謝ることになるのやら」
ヴィレ(ゴタクはいいから)
ギリ「そういえば、この前私もサルファの収録をしてきたよ」
ヴィレ(まあ間違ってはいないけど)
ギリ「愛しの君と据置で共演できるかも、というのは喜ばしいことだな」
ヴィレ(愛しの……って、それも、嘘?)
ギリ「まあ君の声が聞けるだけで充分なんだが」
ヴィレ「……」
ギリ「……どうしたんだ?」
ヴィレ「……あなたの気持ちってその程度なのね」
ギリ「お、おい!?流石にまずかったか?嘘をつくという嘘だったんだが……」



556 :四月莫迦達の狂宴 前編 :皇紀2665/04/01(金) 02:30:36 y3BZu3nh
「隊長が高熱で倒れたぁ!!?」
それは格納庫中に響き渡るほどの大音量だった。とは言え、拡大された訳でもない肉声な訳で
しかし、そのリュウセイの叫びから実に五秒後、哨戒任務中のゲシュペンストが着艦した

「君が体調不良とは珍しいな」
「あら、それジョークのつもり?」
ベッドの上で半身を起こし、ギリアムの皮肉を笑って流すヴィレッタの顔色に、特別おかしな所は無い
それでも傍らに座り、震える指で切り分けた一口サイズの林檎を渡してやれば、口元を綻ばせ食べてくれる
「でも任務の中途放棄はやりすぎじゃないかしら?」
こういう台詞を言う時、彼女の顔はこの上なく怜悧で美しくなる。確かに今回の自分の行動は始末書モノだろうが
そもそも、彼女がこうしてここにいる原因が連日の激務であるなら、その根源は現司令官であるケネスにある
返礼と就任祝いを兼ねてクサヤを部屋いっぱいに贈り付けてやろう、と決意してギリアムは足元の紙袋に手を伸ばした
「君が早く良くなる様に、と」
皆の寄せ書きを載せた色紙と千羽鶴を取り出し、ヴィレッタに渡す
「フフ、嬉しいわ。こっちの千羽鶴も、統一感があって美しいわね」
「そう言ってもらえると、俺もこれだけの数を折り上げた甲斐があったというものだ」
何気ないギリアムの言葉に、ヴィレッタが目を剥く
何処か得意満面なギリアムを見る限り、この千羽もの鶴達は彼一人の手によって折られたのだろう
「そ、そう……嬉しいわ」
礼を述べつつも、上手く笑顔を作れたか心配なヴィレッタは一つ咳払いをした
「でも、受け取れないわね」
「!……何故?」
予想に反した返答であったのだろう、ポーカーフェイスを装うもののギリアムは目に見えて狼狽していた
そんな予想通りの反応を愉しむ自分を知覚し、ヴィレッタは艶やかな唇に言葉を乗せた
「だって、体調不良だなんて嘘だもの」



557 :四月莫迦達の狂宴 後編 :皇紀2665/04/01(金) 02:31:09 y3BZu3nh
「何故、そんな嘘を?」
「カレンダー」
問い掛けの答えは指先——その指し示されたものにギリアムは嗚呼、と得心した
「今日はエイプリルフール。唯一、嘘が公認される日よ」
素直に騙されてくれた事に嬉しさを隠し切れないヴィレッタの声に、ギリアムも知らず苦笑していた
「しかし、これは些かやりすぎではないか?」
「だってこうでもしないと貴方は時間を作れないじゃない」
確かに、最近は任務任務、また任務でお互い擦れ違う事さえなかった。その原因もやはり現司令官であるケネスにある訳で
返礼と就任祝いを兼ねてドリアンを部屋いっぱいに贈り付けてやろう、と決意した彼女がエイプリルフールを利用して逢瀬を楽しもうと画策したのだという
「仕掛け人はラーダとアヤ。本気で哨戒任務をほっぽりだすかは賭けだったけど、良かったわ」
なるほど——とギリアムは思った。つまりは自分と会いたいが為の嘘。上層部などに四月バカが通じるとは思えないが
それでもこうまでして自分に時間を作らせる、その気持ちは嬉しかった
「全く……嘘だったとは、な。ならば千羽鶴の方も嘘だったのかな?」
「勿論、ありがたく頂戴させていただくわ」
既に紙袋を自分の膝元に抱え込み、ヴィレッタは微笑した
「しかし、疲れが溜まっているのは本当だろう?」
「何故?」
唐突な指摘に目を丸くするヴィレッタ。本当に気付いていないのか、とでも言いたげに苦笑交じりのギリアムが彼女の後方へと指を指し示した
「日付変更線、とうに越えているよ」
その言葉が伝達された瞬間、ヴィレッタは壁に貼られた世界地図に目をやった
と——
「嘘だ」
春の陽射しに照らされた小さな部屋に、ギリアムの良く通る声が響いた




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



568 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 10:16:08 vcrTq/m5
ヴィレ萌え的なギリヴィレの萌え所ってどのへん?
それっぽい描写あるし萌えるけどこのスレ住人的には



570 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/04(月) 01:51:50 WW1YvU6n
>>568
旧萌えスレから引きずってる妄想だが、意外に古風な結婚観を持っていて
結婚したら普通に専業主婦になって夫に尽くすつもりのヴィレ姉と、
進歩的で女性の労働環境とか育児分担とかを尊重するギリちゃんとの
微妙なすれ違いなんか萌え。

ギリ「しかし、姓が変わったら仕事上も色々不便があるだろう? 旧時代では
 あるまいし、家同士の結婚なんて概念はナンセンスだ」
ヴィレ「あなたがそう言うのなら、そうさせてもらうけど……
 (『ミセス・イェーガー』ってちょっぴり呼ばれてみたかったのに……)」

みたいな



571 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/04(月) 01:52:55 XnrIzdR9
確信犯で振り回すのとギリアムの天然(一部確信犯)に振り回されるのが萌だ!
あとはやはりOG本編だな。初めての理解者!おさがりゲシュ!何故ギリアム絡みでそんなに反応する!?つーか動揺しすぎだ姐さん!などなど。
反応は大抵「……」なんだけどタイミングがいちいち……


573 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/04(月) 11:13:52 bV25qEKF
>>571
そう、それそれ!!微妙なすれ違い萌え(*´Д`)ハァハァ
クール同士の騙し騙されな駆け引きにも萌え!!
そんでときどきポロッと見せるヴィレ姐(あるいはギリちゃん)の弱い一面
とかも激しく萌え!!




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



581 :眠るあなたに、贈るもの :2005/04/05(火) 03:13:03 pPH4aDVL
なんだか物凄くむしゃくしゃしているので勢いでSS投下。

ほんの偶然だったのだ。
ヴィレッタがデータ室に行ったのは敵データを詳しく検証するためで、
そこにギリアムがいることなど、まして居眠りをしていることなど知る由もないのだから。
居眠りなんてするのは自己管理が出来ていない証拠だが、
パイロットと情報部、どちらも完璧にこなそうとすれば無理が出るのは当然で仕方のないことかもしれない。
その上シャドウミラーの暗躍が続いているとあっては。
気にするな、と言えるわけもなく、言って聞く男でもなく。
その結果、ヴィレッタが近付いても起きないほど爆睡。



582 :眠るあなたに、贈るもの :2005/04/05(火) 03:32:33 pPH4aDVL
——たまにはこういうのもいいかもしれない……。
椅子を出して、当初の目的も忘れて見入る。
そして衝動的に腕をギリアムの肩に回して、顔を擦り寄せた。
変わらず続く規則正しい寝息。
それが漏れる口を見つめて少し想像する。
柔らかいだろうか。それとも乾いているだろうか。
——————試してみようか。

「……こっちにしておくわ」
微笑と共に呟いて、頬に唇を当てる。
————そちらの方は彼が自らしてくれるまでお預けだ。
今は、ただこれだけで。今だけは、ただこうして。
いつか必ずその時はくるはずだから。
ギリアムがこの世界で生きることを選んでくれるなら——選んでくれるはずだ。
きっと、ずっと、共に————

艦内見回り中のキョウスケが寄りそって眠る二人を見つけたのは数分後のこと。
気をきかせヴィレッタから起こすと、礼もそこそこに真っ赤になりながら早足でデータ室を後にしていた。
その後起こされたギリアムは当然寝ている時の記憶はない。
ただ、頬が何となく気になって——そこに手を当てると何故かとてもあたたかく、そして哀しい気分になるのだった。


あー、スッキリした。スレ汚しスマソ。
ちなみに分岐があってそっちは完全にコメディなんだけど需要ある?



583 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 03:34:13 /EEVYo3v
分岐お願いします。あぁ、遅くまで起きとくもんだね。



584 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 03:36:42 PsALMKN/
おお、義理美麗は良いモノだ。お願いしまつ



585 :眠るあなたに、贈っちゃったもの :2005/04/05(火) 05:34:34 pPH4aDVL
ちょっと寝て起きたらレスが……おまいら早いです、感謝。
それじゃ分岐投下します。


この男がここまで隙を見せることは珍しい。
ヴィレッタの中で好奇心と悪戯心が膨れ上がる。
訳ありなのかそれともギリアム流のオシャレなのか、伸ばしっぱなしの髪に触れる。
——長い髪を見れば遊びたくなるのが女心。
おおざっぱに束をとって編み上げていく。
そして完成、みつあみツインテール。
自分でやっておきながら、笑いを堪えるのに必死だった。
というより、堪えられていない。
少しだけエクセレンやガーネットの気持ちがわかった気がした。根本的な部分で大間違いだが。
それでもまだ眠ったままなのを見るといよいよ興が乗ってくる。
手持ちの化粧道具を慎重かつ大胆に当てていった。
——ギリアムはヴィレッタの贔屓目を除いても整った顔付きだ。しかしそれは飽くまで男性美。
一言でいえば死ぬ程似合わない。ゼンガーあたりよりはマシだろうが五十歩百歩だ。
「そ、そういえばルージュって間接キスになるのかしら……」
何とか呼吸を整えようと呟くがこの思いつきは逆効果。
笑えるやら恥ずかしいやらときめくやらで訳がわからない。



586 :眠るあなたに、贈っちゃったもの :2005/04/05(火) 05:54:53 pPH4aDVL
——その時、警報が鳴り響いた。
するとそれまで全く起きなかったギリアムが目を見開いて身を起こした。その間コンマ一秒。
「くっ、敵襲か! ヴィレッタ、何をぼうっとしているんだ!? 行くぞ!」
————全く気付いていない。
指摘しようにも彼は既にデータ室の外へ駆け出していた。

敵はアインスト。種類も様々に団体で到着。
「ったく、あいつら欝陶しいんだよな。攻撃が特にさ」
「当たらなければいい話だ」
「そりゃ少佐は………………!?」
一瞬で部隊の空気が凍り付いた。
アインストを忘れるくらい。
その沈黙を破ったのはやはりというかこの男。
「我はゼンガー・ゾンボルト! 悪を断つ剣なり!!」
巨大化させた斬艦刀を振り回す。
範囲内のアインストは漏れなく真っ二つ。
それをきっかけに意識を黒いゲシュペンストに向けつつも何とか討伐をはじめる。
「今助け出す……お前に取りついたものを斬って!」
「な、何の話だゼンガー!」
「最早問答無用!」
……止めろというのか、これを。



587 :眠るあなたに、贈っちゃったもの :2005/04/05(火) 06:14:17 pPH4aDVL
「落ち着けゼンガー! 誰にでも人に言えないことはある! だがギリアムはそれを隠すより一刻も早い出撃を選んだのだぞ!」
それも違う。しかしゼンガーには効果があったらしい。
そして、ギリアムが髪の違和感に気付くのが同時。
慌てて手で触り次に自らの顔を映し出す。
「な、ん、だ、こ、れ、は……!?」
あまりにもあんまりな事態にさすがの彼の頭脳も急ブレーキ。
原因を突き止めるのに少し時間がかかった。
「…………ヴィレッタ・バディム————ッ!!」
叫ぶと同時にニュートロンビームを構える。——攻撃対象はアインストだったが。
「悪かったわ、悪戯して!でも人の話をちゃんと聞いて! だいたいあなたはいつも話を聞かずに……!」
「君こそ俺の都合は無視するだろう!」
もはや原因が何かわからなくなっている。
その中でも敵の撃破を忘れないのは流石というべきだろうが。
「あー、お前たち……痴話喧嘩はプライベート回線でな。それと、化粧落とせ」

ギリアムから貸せられた悪戯の罰は大量の書類。
しかしなんだかんだ言いつつ一緒にやってくれるので、満更でもなかったり。
そして二人揃って浴びせられる特異の視線……これはどうしようもなかった。


以上。勢いで書いたので細かいことは後で考える。
それじゃ巣に帰ります。



588 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 07:55:57 MxJnP9eU
(*´Д`)



589 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 09:41:34 4U1rD6MG
>>581-582 眠るあなたに、贈るもの
>>585-587 眠るあなたに、贈るもの(フラスコ)
是非、ココにも巣を作ってください
スクール四姉妹



591 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 22:18:03 RLvjMJHQ
>>581
GJ!!こ、これはいい萌えだ…(*´Д`)ハァハァ
しかし何にむしゃくしゃしておったのですか581さん



593 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/06(水) 00:27:55 n1Qw4Rxb
>>591
毎日ギリヴィレ電波を受信し続け、
その渇きを癒す手段もなくブチ切れた結果ですw



594 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/06(水) 09:19:04 N8RfTHYK
よーし、パパ、もう一回>>593がブチキレるまで電波発信し続けちゃうぞー



596 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/06(水) 13:14:30 VssFjfT0
>>593 アン畜生ぐっじょぶハァハァぬっころす




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



606 :あたたかい季節 :2005/04/08(金) 23:51:34 LHO5h5l4

花見にふさわしい服装とはどういったものだろう。
クローゼットを前に考える。
花見とは桜を見るのを口実に実際は殆ど見ないで宴会をするものらしいが……
今回誘ってきたギリアムなら————きっとヴィレッタに構わず桜を見ている。

ため息をついてその考えを振り払った。
いくらギリアムでもそこまで空気を読まない真似はしないだろう。
そう、彼なら桜に喜ぶヴィレッタに微笑し真剣な目で囁くのだ。
「君と同じくらい綺麗だな」

——自分の中のギリアム像に少し鬱になった。
いくら何でもそれはない。多分。きっと。そうであって欲しい。
「花見、か……」
女はえてしてリアリストでありドリーマー。
ヴィレッタとて例外ではない。
少しくらい夢をみたい時はあるのだ。



607 :あたたかい季節 :2005/04/09(土) 00:13:47 K4IW9f3z
「人多いよなあ。場所とりとかしなくてよかったのかなあ」
「問題ない」
「しかし自分たちがこのように外出し、もし敵襲があれば……」
「パイロットは私達だけじゃないし、それに何かあってもすぐ戻れる距離だから大丈夫よ」
——わかっていた。そう、わかっていた。
服は何の気負いもない普通の春物だしそれほど強い幻想を抱いていた訳ではない。
ほんの少し甘い夢を見たかっただけなのだ。
無理があることなんて最初からわかっていた。
それに皆嬉しそうではないか。

元々はケネスに酷使されるSRXチームをねぎらおうと思ったのがきっかけらしい。
その立場と技能をフル回転し休暇作成に成功、伝えに行ったらヴィレッタはたまたまいなかった。
そして花見をやることになり一緒に楽しもうと強制参加。
おまけとしてヴィレッタへの連絡ミス。そういう経緯らしい。

「おっ、あそこか! いい場所じゃねぇか!」
「! リュウ、危ない!!」
「何っ……!? って、いででででで!」
パチンコ玉がバラ撒かれるのと同時にリュウセイが脚を抱えて跳びあがった。
「リュ、リュウ、大丈夫か?」
「何とか……つーか何だコレ…………」
「場所取り用のミニクレイモアだ。解除するまで近付くな」
「クレイモアって、少佐……」
「案ずるな、殺傷力はない」
「いや、そういう問題じゃ……」
「そうよ、少佐。それじゃすぐ弾切れになってしまうわ」
「それも違います、隊長」



608 :あたたかい季節 :2005/04/09(土) 00:47:14 K4IW9f3z
とまあ色々紆余曲折ありつつ宴会が始まった。
マイが甘酒一杯で酔ったりリュウセイが本格的な酒を貰おうとしていたりアヤが記念にとカメラを回していたり、やはり誰も桜を見ていない。
ヴィレッタはひとり桜と弁当と酒を楽しみつつそれでいい、と思っていた。
「傍観するにしても二人の方が面白いんじゃないか?」
ギリアムが口の端をあげて話し掛けてくる。
何気に二本空けているのだが酔っている様子は全くない。
ヴィレッタは呆れつつ隣にスペースを作る。
「どうも。しかし賑やかなものだな」
「平和でいいじゃない」
「普通にこうしていられればいいのにな……」
湿っぽくなったな、と頭を振る。
「……次は二人で…………」
グラスの向こうでポソリと呟く。
だが聞き逃すはずも聞き間違うはずもない。
ギリアムの表情が明らかに変わった。——どうやら完全にオフレコらしい。
ヴィレッタは一度は丸くした目を細めた。
「何か言った?」
「……また、普通に、こんな風に出来れば、と」
「他にも言わなかった?」
「賑やか……」
「他には?」
微笑でプレッシャーをかけていく。顔を近付けると目が泳いでいるのがよくわかる。
その時、アヤが恐る恐るやってくる。
「あの…………録っちゃったんですけど」
「「!?」」
態度はそれでも表情は喜色満面。
やはり酒が入っているし元々そういう話好き——完全にワイドショーモードだ。
「で、どういう意味なんですか少佐?」
ヴィレッタにとっては幸いなことに標的はギリアム。
何とか平静を取り戻したらしいギリアムはニヤリと笑った。
「ところで知っているか? ゲシュペンストの性能ならドッジボールだって出来るんだぞ」
——やはり気が動転している。
今更デタラメなことを言って酔ったフリをしたところで遅いのだ。
とぼけるつもりだとわかるとレポーターは標的を変えた。
「それで隊長のご感想は?」
「うーん、真顔でああいうことを言えるのは凄いと思うけど」
ギリアムが空瓶に頭をぶつけた音はリュウセイ達が驚いて振り返る程だった。
それからしばらくヴィレッタがギリアムの所に情報を仕入れにいくたびアヤが何か勘違いしている様子だったが……それはまた別のお話。



609 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 00:52:55 gLWA6h2+
>>606
606さんGJ!!これからもたくさんムシャクシャしてイイSS書いて下さい

>ゲシュペンストの性能ならドッジボールだって出来るんだぞ
サッカーもできますよねw



610 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 02:28:28 p+GWxTRk
姐さん(*´Д`)ハァハァ
ギリアム(*´Д`)ハァハァ



611 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 14:27:34 0limb1ua
ゲシュペンスト(*´Д`)ハァハァ




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



612 :Ticket to the・・・paradise? :2005/04/09(土) 18:00:29 cbedDCUD
>>581 GJです。やはりこの二人はいいですな。
勢いに乗って昔書きかけて放置してた物を書き込んでみる。

きっかけはほんの些細な事。旧知の人間から押し付けられた一通の封筒。
「どうぞ少佐、無駄になるといけませんから。…自分にはやはり、あの方は不釣合いだったのですね…」
「極東地区最強の2番手」はがっくりと肩を落とし、悲哀を漂わせつつ去っていった。
体の周囲を覆う闇色のオーラに、新たな封筒の所有者−ギリアムも、すれ違う他の職員も声をかけられない。
彼の上官である百戦錬磨の老艦長ならば、背中の一つもどついて無理矢理立ち直らせるのだろう。
だが今の自分には、それをするだけの年季も貫禄も説得力も足りない。
自力で立ち直ってもらおうと結論付けて、ギリアムは自分の物になった封筒の中身を確認する。



613 :Ticket to the・・・paradise? :2005/04/09(土) 18:11:07 cbedDCUD
入っていたのは2枚のチケット。タイトルに聞き覚えはないが、旧西暦時代の映画らしい。
共に入っていたチラシの解説によれば、古典的なラブロマンス物のようだ。
…女性の扱いに慣れていない彼らしいというか、なんと言うか。
(さて、どうしたものか)
歩きながらここの基地の知人の顔を次々思い浮かべ、趣味・適正を考慮の上適任者をリストアップ。
SRXチームの一員である快活な女性の顔が脳裏に浮かんだところで譲渡先を決定。
(まぁ、俺が行くよりはましな使われ方になるだろうな)
彼女たちのオフィスに顔を出すと、そこにいたのは…また別の意味で、目当ての女性。
「珍しいわね少佐。何かご用?」
威厳と自信とを静かに湛えた美声、研ぎ澄まされたナイフのように鋭い美貌。
現SRXチーム隊長、ヴィレッタ・バディムがそこにいた。



614 :Ticket to the・・・paradise? :2005/04/09(土) 18:53:23 cbedDCUD
彼女の部下たちは席を外しているらしく、すぐ側の席を遠慮なく陣取る。
「浮かばれない魂を救いに、な」
「…どういうこと?」
ヴィレッタは興味深げに彼の元へ近づき、握られていたチケットを手に取る。
ギリアムがかいつまんで事情を話せば、納得したように苦笑を浮かべた。
「それで、さっきの会議中に落ち込んでたのね…。艦長もご苦労なことだわ」
「まあそういうな。だから…」
「…だから?」
苦笑の次は柔らかな微笑。ギリアムの次の言葉を期待している目。
「アヤ大尉にでも譲ろうかと。この手の映画が好きだと前に言っていたからな」
「・・・私が貰うわ。それでいい?」
返ってきたのは予想外の答え。呆れたような口調と共に、2枚のチケットをもぎ取る白い指。

−1枚は彼女のために、ではもう1枚は誰のために?

ここまできてやっと、ギリアムは自分の失敗を悟った。
つい10秒ほど前まで、自分は幸福行きの切符を手にしていたというのに。
「・・・別にかまわんが、礼は大尉に言ってくれ」
これではさっきのテツヤ大尉を笑えない。
意気消沈した顔を見られないうちに、ギリアムは退室することにした。
「勿論。ところで少佐、次のオフは何時頃ですか?」
去り行く背中に、妙に改まった口調の質問が投げかけられた。
暗い夜道に、急に光が差したような気がした。
内心の動揺を悟られぬように、努めて平静な声と顔でギリアムは答えた。
「明日と明後日の予定だが・・・それが何か?」
「ええ。映画のチケットを貰ったのはいいのですが、一緒に行ってくれそうな相手がいなくて」
慌てて振り向いたギリアムに、手元の2枚のチケットをこれ見よがしにひらめかせる。
呆れたような、でも嬉しそうな笑みを浮かべた唇が、とどめの一言が紡がれる。
「・・・古典的なラブロマンスのようですが、よろしければいかがですか、ギリアム少佐?」
魅力満載な誘いの言葉には、ご丁寧にウインク一つが添えられていた。

−この状況下で、彼女の言葉を拒絶できる男がいたら尊敬に値するだろう。
無論、ギリアムには出来なかったのだが。


616 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 19:09:54 K4IW9f3z
生殺しキター
(*´Д`)ハァハァどうしてくれる(*´Д`)ハァハァ
導入部だけなのに禿萌えですよ(*´Д`)ハァハァ
責任もって全部投下して下さい(*´Д`)ハァハァ
またむしゃくしゃしちゃうじゃないか(*´Д`)ハァハァ


622 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 21:45:54 tKr8/thl
>>612-614
俺はこういう「ちょっとしたエピソード」が好きなんで、充分満足しました

駆け引きがコミュニケーションの手段になってるのがツボでした


644 :612 :2005/04/14(木) 00:54:25 8nTKfoM/
萌えてくれた人ありがとう。続きが浮かんだので書いてみた。

上映開始までは不安もあったが、件の映画は充分楽しめる物だった。
途中で熟睡することもなく、ギリアムは幕が下りるまで内容に没頭することが出来た。
その後の食事も、さらにその後の珈琲の一杯も、申し分なく楽しんだ。
店外に出てみれば宵闇は深く、吐息が白く染まりそうな寒さが街を覆う。
つい先日桜が咲いたばかりなのだが、気候は冬のそれに戻ってしまったかのようだ。
駐車場へ向かう道すがら、今夜の随行者は幾度も手に息を吹きかけていた。
「…寒いな」
「ええ。こんなに冷えるとは思わなかったわ」
ヴィレッタの様子にギリアムは一計を案じ、余りの気障さに一度却下しかけてから−
−片方だけ自分の手袋を差し出す。
「…? 少佐、これは?」
「左手だけでも、無いよりはマシだろう?」
不思議そうな顔をしつつも、ヴィレッタはすんなりと手袋をはめた。
自分の右手にもう片方をはめてから、すかさず素手のままの左手で彼女の右手を握って再び歩き出す。
流石にこの行動は予想外だったらしく、切れ長の目がほんの数瞬丸くなった。
何時も自分に対して余裕綽々の態である彼女に、そんな顔をさせただけでもギリアムは満足だった。
とはいえ、つないだ手から伝わる柔らかな感触のせいで、まともに彼女の顔が見られなくなっているのだが。



645 :612 :2005/04/14(木) 00:56:46 8nTKfoM/
しばらく歩いた後、ヴィレッタは普段の余裕を取り戻したのか、反撃の言葉をギリアムへ投げかける。
「…予想外の戦術だったわ。何処で教わったの?」
「人間、とっさの時の方が上手い事を思いつくものだな」
「自画自賛は足下をすくわれるわよ、情報部員殿」
「厳しいご忠告に感謝するよ、教官殿」
互いの顔を挑戦的に覗き込めば、ほんの小さな視線の火花が散り、やがて二人同時に破顔した。
「とっさの時、じゃなくて追い詰められた時、ではないの? 少佐」
「さて、そいつはどうかな…追い詰められたのがどちらかなんて、最後の最後まで解らないんじゃないか?」
「そうね…少佐の名誉の為にも、今夜はそういう事にしておきましょうか」
「…回りくどい言い方は止めにしないか、ヴィレッタ?」
「裏が読みたければお好きにどうぞ、あるかどうかは知らないけれど」
「自分の発言には責任を持つべきじゃないか? 投げっぱなしとは質が悪いな」
「その質の悪い女性と映画見に行って、食事して、あわよくば朝まで一緒にいようとしてるのは何処のどなた?」
「…この俺だが、って待てヴィレッタ!! 何時の間にそんな話になったんだ?!」
わざとらしい険悪さを増してゆく会話とは裏腹に、手はしっかりとつないだまま。
刺のついた言葉を投げあっている癖に、表情は二人揃って笑顔。
体は正直、と表現すると何やら怪しいが、今の状況を説明するのに最も適した言葉だろう。
ライン際の攻防を楽しみ続ける二人が、一線を超えられるのは何時の日か。
ーそれはまた別の機会に。



646 :612おまけ :2005/04/14(木) 00:58:51 8nTKfoM/
「あら、あわよくば、なんて考えていなかったの?」
「…いや、その、考えていなかった訳ではないが…」
「…そう。申し訳ないけれど、最近忙しくて部屋の片づけが出来ていないの。今日はちょっと…」
「………そう、か………」
「(こ、こんなに落ち込むなんて…)ち、散らかっていても良ければ、送ってくれたお礼に珈琲でもどう?」
「…有り難くいただくよ。その後で君も(ぼそり)」
「少佐、何かおっしゃいました?」
「いいや、何も(にやり)」

ちょっとだけ黒いギリさんでした(w



642 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/13(水) 17:22:10 IuujngTe
なんか最近ギリアムに萌えっぱなしで久しぶりにヴィレッタに萌えたよ(;゚∀゚)=3



643 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/13(水) 22:47:16 JsSiQdqz
(゚∀゚)ラヴィレッタ!!



647 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 01:10:38 b8agS3tN
キタ——(゜▽゜)——!
墓穴ギリちゃん(*´Д`)ハァハァ黒ギリちゃん(*´Д`)ハァハァ何気に踊らされてる姐さん(*´Д`)ハァハァ



648 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 01:15:25 oQdXBwhB
駄目だーギリアムが可愛すぎる!
ヴィレッタ目当てに来てるのに気づけばギリアムににやにやしてる自分がいる

>>612
GJ!!



649 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 01:16:54 Gs4Oeiaw
この二人の芝居がかってる会話が好きだ





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




651 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 16:49:33 N3/JfQj2
このスレで結構人気のあるリョウヴィレだが、よく考えてみると
リョウトにはリオが居るし、ヴィレ姐にはギリアムが居るし…

不 倫 じ ゃ ね ー か ! 双 方 共 に !



652 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 17:55:53 b8agS3tN
スパヒロカプという便利なものが存在する。
OG的には捏造になるのだが。
あと、ギリヴィレは一応非公式。一応ね。
お互い特別な存在には違いないのだが……想像にお任せレベル。
ちなみにギリラミという説もあるから要注意だ!
1の時あったギリラダ説は完全に消えちまったな



653 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 20:49:59 upFuklDw
ギリラダ懐かしいな…
この二人は恋愛抜きでもいい友達な気がする
予知つながりで



654 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 21:45:04 s4w4nd4F
よーく、考えるとギリアムモテモテだな、

人外が多いけど



655 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 22:52:44 WgdlF3u0
ヴィレ「少佐狙いって割と居たのね」
ラーダ「何故か私もノミネートされてますし」
ヴィレ「まぁ、少佐の相手は私以外に考えられないけど」
ラーダ「クエルボには悪いけど、選ばれたからには負けませんよ」
ラミア「貴女方には悪いが、この「むっちりぼでぃ」とやらで少佐は頂く」
ヴィン「ふん、我が理想成就の為にも貴様等にヘリオスはやれんな」


アクセル「ん、どうした?レモ…………うおお!どうした、ヴィンデル!!?顔の形がえらい事になってるぞ!!」



656 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 23:09:05 jPqgLE9U
ラーダさんの必殺のアサナ、ラミアの人外な体力と敏捷力をフルに活用した格闘(手加減無し)、
そしてヴィレ姐の言葉責め。

…良く生きてたな、ヴィンデル。



658 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 00:43:48 MXhIHAFi
ぬいぐるみ持った女の子なんてのもいますよ
今はそれなりのお年頃になってる気がする




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



659 :家人幻戯・前 :2005/04/15(金) 04:21:34 OQVgGPC2
ヴィレッタ・バディムは大人の女性である。
かかるが故に、仲間内で「リョウト・ヒカワはヴィレッタ・バディムの女房である」等と語られている事を耳にしても、
大人気なく怒りを顕にせず、眦を不興げに釣り上げる以外の反応を見せはしなかった。
無論、仲間達がリョウトをしてヴィレッタの女房と言うのを、
ただの相棒という訳で無しに、リョウトが甲斐甲斐しく彼女の世話を焼く事を指しての事と知った上で、である。
しかし、それは彼らの言う事を全面的に肯定したからではない。
然り、ヴィレッタはリョウトによって、それはそれは大切に扱われている。
それはリョウトが望んでやりだした事で、ヴィレッタが彼にそのような行為を強要させている訳ではない。
それどころか、ヴィレッタは家事を執り行うリョウトの手伝いをしようと何度も提案しているのだ。
それが実現しないのは、偏にリョウトがヴィレッタの協力を頑なに拒み続けている事に因る。
一見従順なリョウトではあるが、一度意見に固執すると、はっきりと間違っていると指摘しない限りは中々に意見を変えようとしない頑固さがある。
斯様な事情があるが故に、ヴィレッタはリョウトに女房の地位を独占されたままなのである。
それを吐露して周囲に誤りを正せようとしないのは、彼女が口数多い人間ではないからであるし、
ある意味、彼女が冷めた人間だからであろう。
ただ、事情を知るもう一人の人間であるリョウトにはこの事を告げ、共に周囲の無理解を嘆きあい、せめてもの慰めにしようとした。
ところが、それを聞いたリョウトの反応は、以下の様なものであった。
即ち、困ったような笑みを浮かべ、「まあ、その通りですよね」と。
ヴィレッタ・バディムは大人の女性である。
だが、これには「貴方が言い出したことではないか」と大いに怒った。
とは言え、大人気なくも怒りを顕にして、腕力に訴えようとはしなかった。
それをするには彼女は大人でありすぎたし、また、暴力による体の傷は案外消えやすいものだと知っていたからだ。
リョウトの言葉を聞いたヴィレッタは、能面のように無表情になり、心の奥底で、いずれ見返してやろうと誓ったのであった。



660 :家人幻戯・後 :2005/04/15(金) 04:23:41 OQVgGPC2
とある日の事、ヴィレッタに厨房に呼び出されたリョウトは何事かと首を捻った。
(夜食でも欲しいのならば、作って持って来いと言えば良い事なのに)
何とも不可解ではあったが、敬愛するヴィレッタの言う事に背こうとも思わず、素直に厨房に向かう。
そして、ドアを開け、厨房に入った途端、
「どうかしら」
妖艶に微笑みながら、己の姿を披露するヴィレッタを見て、リョウトの動きと視線が止まった。
有態に言えば、エプロンをつけているだけなのだが。
だが、それを見たリョウトは、くらくらと眩暈を起こしたように魅入られた。
体のラインを損なわないようにぴっちりと張り付くほどに縛り付けられた飾り気のない黒いエプロンは、
まるで水着か下着のようで、肌の白さと好対照である。
露出した肩のせいで、一瞬、地肌の上からエプロンを纏っているのではないかと思えたほどだ。
ふらふらと頭を振って着衣の上から身につけているだけと確認したリョウトではあったが、
そう分かってもエプロンを身に付けたヴィレッタの艶やかさが失われたわけではない。
エプロンが女性に与える影響とは、「女」というものを覆い隠すヴェールのようなものではあるまいか、等と今にして思う。
それ故に、エプロンを身に纏った女性は母性を強調できるのだ。
それなのに、それなのに、ヴィレッタ・バディムのエプロン姿は、まるで「女」というものを隠していない。
それどころか、むしろ、自分は女であると全力で主張している。
(何故この人は、こんなにも女でいられるのだろう)
はふ、というリョウトの感嘆のため息の意味するところを感じ取り、ヴィレッタは眼を細める。
「お気に召したようね」
「何の、つもりですか」
今すぐ彼女に飛びつきたい、そんな願望を必死に抑えながら、搾り出すように言葉を発する。
「今日からは、私も家事を手伝うというだけの事よ。とりあえず、今日はそこでじっとしていなさい」
リョウトの熱っぽい視線を背中に感じながら、ヴィレッタは勝利の笑みを浮かべて厨房の奥へと消えていった。
リョウトは石にでもなったように動けない。
つまり、十数秒後に、厨房の奥から「あ痛ぁッ!」との悲鳴が上がるまでは。

「ヴィレッタさんは、そこでじっとしていて下さい」
指に巻かれた包帯が、体を椅子に縛り付ける鎖のようで、
困ったような笑顔が、立ち上がろうというヴィレッタの気力を吸い取っているようで、
ヴィレッタは、ただ、ひどくバツが悪そうに、そして、思い通りに行かずに拗ねてしまったかのように、小声で「はい」と答える。
ヴィレッタ・バディムは大人の女性である。
それ故に、時折見せる大人げない態度がひどく貴重で、そして、可愛らしい。
リョウトは、厨房に向かいながらそう思ったのであった。

おしまい



661 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 04:36:40 vxzkQ6oA
(*´Д`)



662 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 17:38:26 jM4mTpla
(*´Д`*)



663 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 19:18:06 czjQqHG1
(;゚∀゚)=3



664 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 19:36:33 RmHhhplG
(*´д)ハァ(*´д`*)ハァ(д`*)



665 :メイロン嬢 :2005/04/15(金) 21:24:37 SOi1P7l9
(゚∀゚#)リョウト君、ちょっと話があるんだけど



666 :G.J. :2005/04/15(金) 21:36:01 0SB2irIg
壁|∀−)料理練習しようかな……確かエルザムのレシピが……


そして怪我して姐さんに言葉責め(人のこと言えないけど)



667 :ゆあんパパ :2005/04/15(金) 22:07:23 yfSz+WLq
(゚∀゚#)リョウト君、ちょっと話があるんだけど



668 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 22:25:45 Utapf/sm
>>659-660
どちらかと言えば義理美麗好きなんだが、普通にどきどきしますた。グッジョブ。

>>666
ギリアム、包丁裁きをミスって姐さんと一緒に医務室へ。

「私の仕事を増やさないでくれる? 少佐」
「…すまん、以前食べてみて旨かったから、その…」
「だからって、いきなり『鯛の兜煮』はないでしょうに」
「エルザムが事も無げに魚の頭をまっぷたつにしていたから、私にもできるかと思ってな」
「自分の調理技能の高さを自覚した上での発言かしら、ギリアム少佐」
「あ、………本当にすまん………だから、その、涙目になるのはやめてくれないか………」
「あなたの願望を事実にすり替えないでくれる?」
「強がりは、泣くのをやめてからでも遅くないだろう? …っつっ!!」
「…わざわざ、怪我した方の手で抱き寄せようとしなくても」
「君に気を取られていて忘れてたよ」
「今度似たような事したら、自分で手当してもらうわよ」
「同じ過ちは繰り返さんさ、…二度と、な」
「…そうね。(進歩がないのは私と少佐の関係だけで十分よ…)」
「(何か言いたそうな顔だが…聞くのが怖い…)」


669 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 22:26:10 cBMJMSg1
ギリアムも料理でき無さそうだな
リョウヴィレはまだリョウトがやってくれるから良いが
ギリヴィレの(文字通り)台所事情はホント悲惨な事になりそう



673 :新宮寺 :2005/04/15(金) 22:49:54 SOi1P7l9
>>665,667
リョウト、逃げろ!超逃げるんだ!



674 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/15(金) 23:00:45 yfSz+WLq
お前らアン畜生ぐっじょぶハァハァぬっころす





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



680 :絶対に、離さない :2005/04/16(土) 03:38:29 zFzOw+Mx
————近すぎないか?
ギリアムは10cmくらいの間隔をおいて座ったつもりなのだが、いつの間にやら密着してしまっている。
いつの間に、といえばヴィレッタがコーヒーを受け取った時からだが——問題はそこではない。
眩しいほどに白い肩が触れている。
衣服ごしにも温かさややわらかさがわかってしまう。
それでいてまるでギリアムを気にする様子もなく黙ってカップに口をつけている。
思わず距離をおいてしまった。——コーヒーどころではない。
だがギリアムの動きは完全に追尾されていた。
カップから口を離し微かに唇を尖らせていたが、やはりヴィレッタは無言だった。
嬉しいより先に溜息が出てしまっていた。
「…………何故距離を詰める」
「あなたこそ何故離れるの?」
「質問に質問で返したら0点だぞ」
「あら、ごめんなさい。それなら答えるけど……離れたくないから近付くのよ」
ヴィレッタの答えは単純明快。
しかしギリアムは面食らって瞬き数回。
————からかわれているわけではないらしい。
深蒼の瞳に宿る光は揺らぎなく彼を射抜く。
「それで、あなたの答えは?」
「……あまり意味もなく密着するのは好ましくない」
「意味なら先程言ったとおりよ。私が離れたくないって思うのはあなたが少しやましいことを考えたのと同じくらい当然のことと思うのだけど」
「俺がいつやましいことを考えたと?」
「やましくないならこのままでいいでしょう?」
故人がしたという河豚の毒抜きを実践している気分だった。
効果がなく結局川の向こうに行ってしまう所まで同じ。



681 :絶対に、離さない :2005/04/16(土) 03:41:30 zFzOw+Mx
いつもならヴィレッタはもっと冷めている。
密着なんてもってのほか。
想いを口にすることさえない。
確かに今は彼らにとっての“いつも”ではなく、戦争が終わって伊豆基地に帰還するところなのだが。
「あなたはまた情報部に戻ってしまうから今のうちに」
「ちょくちょく顔を出すさ。そんなに長くはない……」
軽く笑うがどうにも噛み合わない。
戸惑っているところに妖艶な笑みを送り出した
「本当なら、縛ってでも傍においておきたいくらいよ」
「それは困るな。……って、何が君をそこまで?」
「私の目の前にいる人以外の何かだと思えるなら尊敬するわ、悪い意味で」
ここまで言われては反論のしようがなかった。
襟を正して聞く姿勢を整える。
「そんな畏まらなくていいの」
そんなことを言われても自分に非があると認識した以上ギリアムには他にどうも出来ないのだ。
溜息をついて一息に言った。
「私は後を頼むなんて言葉はいらない」
「…………」
「ゲシュペンストも形見か何かのつもりなら原型を留めないくらいバラバラにして返しても足りないくらい」
「……そうだな」



682 :絶対に、離さない :2005/04/16(土) 03:56:36 zFzOw+Mx
ヴィレッタの言わんとするところがわかった。
何をどう取り繕ったところで一時は全てを棄てようとし彼女をも振り払った……それは事実なのだ。
確かに縛られ吊され髪をバリカンで刈られても文句は言えない。
「そして目を離すと同じことをするかも知れない、と」
「…………そうよ」
「システムXNはもうないのに心配性だな」
ヴィレッタの肩を抱いて強く引き寄せる。
唐突だったのでしばらく目を丸くしたが——決して振り払いはしなかった。
「心配しなくとも、俺はこの世界で生きていく。ずっと、許される限りの時間を……俺の大切な者たちと共に」
終わったのだ、ようやく。
赦されることはないにしても。
ヴィレッタにとってはベストでないにしてもベターな回答で。
しかし念には念を押す。
「なら、どんな敵が現れてももうあんな自爆行為はしない?」
「……俺だってもうあんなのはごめんだ」
口角をあげて言葉を続ける。
「俺がいてはいけない世界だと思ったからああしたが、そうでもないとわかったしな。少なくとも誰かさんにとっては」
「未練ばかりだったのによくいうわね。だからアインストの横槍くらいで逸れたんでしょう」
もうすぐ伊豆基地だというアナウンスが入るまで会話は続いた。

「情報部の方で無理しないようにね」
「どうせすぐだ。限界になったら会いに行くよ」
ヴィレッタは嬉しそうに目を細めた。
「それなら一週間に一回は限界が来てもらわないと困るわね。仕事探しておかないと」
勘弁してくれ、と肩を竦めたところで入港のサイレンが鳴った。



683 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/16(土) 04:20:07 NajG5nWC
GJ。
べたべたしてる二人(;´Д`)ハァハァ
熱烈なヴィレ姐(;´Д`)ハァハァ

そしてありとあらゆる物陰には他の乗組員が鈴なり。



684 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/16(土) 04:29:26 VbcOS473
>確かに縛られ吊され髪をバリカンで刈られても文句は言えない。
(;´Д`)あの髪を刈られてるとこ想像しちまった



686 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/16(土) 06:05:51 cS+MjS+N
> 縛られ吊され髪をバリカンで刈られても文句は言えない。

眠い目擦り擦り読んだらバリカンがバルカンに見えた
あぶねーと思いながら想像して吹いたw



688 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/16(土) 20:15:08 zFzOw+Mx
>>686を更に誤読してギリちゃんが縛られ吊されバルサン焚かれているのを想像したorz
姐さんやめてあげて




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




692 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 00:46:44 VD47XjWY
あのままギリアムラミアヴィンデルが「二度と戻れぬ平行世界」へ飛んでいたら
どんな生活を送っていたのか気になる



693 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 00:56:11 sjwog/vG
ギリアムとラミアがいちゃつく→ヴィンちゃん(´・ω・`)



694 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 01:07:21 RC0pJzBw
イングラムだのそれも私だだのがいて大混戦ですよ。
そこにアストラナガンver.Vで姐さん登場。
「ラミアと駆け落ち(しかもヴィンちゃんつき)ってどういうこと!?」
「わざわざそれを言いにきたのか!?」
「馬鹿ね……連れ戻しに来たに決まっているでしょう?」
実際どこに行こうとも突き止めそうな気がする



695 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 01:13:51 nm30LPpL
ラミア「少佐、食料を取ってきましたでございますよ」
ギリアム「ありがとう、ラミア。じゃあ食事にしようか」

ラミア「はい、あ〜んでございますです」
ギリアム「ラ、ラミア、それはちょっと大胆すぎないか?(ヴィンちゃんの方をチラ見しつつ)」
ヴィン「…W17、私にもあ〜「黙れワカメ」

ヴィンちゃん(´・ω・`) w17ガイジメル…



696 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 01:14:46 iB/fpk6U
それが小物クオリティ



698 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 02:20:31 pM6UIcHO
オレは恐ろしい法則を発見してしまった。
最初に「ヴィ」が付く人は薄幸



699 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 03:47:00 O55hDKVr
白目「さて、二人にここへと集まってもらったのは他でもない。>>698ののたまった仮説の無意味さを立証する議論の談である」
ハゲ「うむ。ここまで微塵も根拠の無い虚言妄想を、よくぞ語れたものだと逆に感心さえできるわ」
スパイ(割とあたってね?)





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




700 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 04:28:25 RC0pJzBw
ヴィレッタは端正な顔を微かに歪めた。
「ねぇ、少佐…………」
「どうした?」
「よくそういう本を真顔で買えるわね」
「……まあ、俺が使う訳じゃないからな」
ギリアムの手提げには所謂桃色本が十数冊。
街中、それなりに人がいる書店、白昼堂々、ヴィレッタの目の前で。
ギリアムの顔を見て少し赤くなったレジ打ちの若い女性は、本に目を移した瞬間10cmほど引いていた。
確かに、個人的に買ったものではない。
お菓子や個人的なものの買い出し当番が今回この二人だったというだけのこと。
補給でも来ることは来るのだが、消費者にとっては足りないし需要と噛み合わないのでこの買い出しは重要だった。
しかし、だ。
いくらニーズに合わせるためとはいえメイドものだとか貧乳ものだとか二次元だとか大まじめに品定めするのはどうなのか、と。
反応する店員も悪いし挙動不審になる方がかえっておかしいのもわかるのだが。
……何だか、腹が立つ。
どうせ陰でやってるんじゃないかとまで思ってしまう。
そうだとしても理解はある。男なんてそんなものだ。
現場を目撃したなら笑って許す……あわよくばそのままなだれこむ。
だが理屈でわかっていても感情が許さない。
任務とはいえ、代行とはいえ、冷静な眼とはいえ——他の女性をそうやって見るのなら、それなりの覚悟はしていてもらわなければ困るのだ。



701 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 04:41:18 RC0pJzBw
「少佐」
「どうした?」
クロスワードパズルの陳列棚から目を離す。
ヴィレッタの笑みがやけに近く妙に輝いていたがあまり気にはとめなかった。
いつにも増して魅力的だと思っただけ。
「私も頼まれているものがあるのだけど、よくわからないから手伝って頂戴」
「ああ、構わない。力になれるかはわからないが」
いつものことだと軽く承諾する。
ほんの10秒後には後悔することを、彼の予知能力は教えてはくれなかった。
ファッションか芸能関係、せいぜい少女漫画かレディコミくらいだと考えていたのだが。
「これはどうかしら? PTパイロット特集みたいだけど」
煽りには「熱い漢たちの一線を越えた友情」だの「敵の手に落ちた彼に行われた拷問は……」などと書かれている。
「…………本来の読み方をする前にツッコミを入れてしまうだろうな」
視線を泳がせながらようやくそれだけ答えた。
彼にとっては無数の嗜好のひとつとして認めてはいるが理解はできない代物だ。
その反応にヴィレッタは目を細めた。
彼女自身かなり恥ずかしい思いで手に取ってみせているので——これくらいしてくれないと割にあわない。
早く戻してしまおうと内心焦りつつ次の雑誌を広げる。
「じゃあこっちはどうかしら?」
「……悪かった、俺が悪かった。だから勘弁してくれ」
次に手に取ったのは仕事人特集。
巻頭はスパイもので「任務のために醜悪な老人に……」らしい。
聞きたいことを尋ねる前に本を閉じて元に戻した。
描かれた髪の長さと質感が気になって。先程の本の表紙は金色の豪奢な髪の男性と硬そうな銀髪の男性だったが。
————どちらもあまり想像したくない。色々な意味で。
「これでいいでしょう? それで、何故謝るの?」
「……例え任務でも目の前であまりにも偏った本を選ぶのはいけないとよくわかった」
彼女の言わんとする所は理解されたようで、ヴィレッタはほっとした。
下手をすれば誤解を受けかねない。分の悪い賭けだ。
「まして他の女性に目を向けるなど言語道断、か。君がいれば充分だと思っているが伝わらなければ意味がないな」
「わかればいいの」
口元を緩めた。あまり長引かせてもよくない——ヴィレッタの精神衛生上も。
なんで無駄に似ているのだ。ギリアムは気付かないのか気にしないのかわからないが。

しかし根本的な問題は何も解決していなかった。
「それで、どのあたりを買うべきかしら」
「…………方便ではなかったのか」
たかだかそれだけのためにこんなコーナーまでこないと、肩を竦めてみせた。



702 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 18:52:29 nm30LPpL
ヴィレ姐のチョイスした本の内容が激しく気になる腐女子な自分が来ましたよ



705 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/17(日) 23:55:03 REw1QUQR
>>700-701
GJ。またいつでも来て下さいな


707 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/18(月) 00:45:10 D4JqDSvB
>>705
そこでギリアム受に走られる方が複雑だと思われ。
「これが教導隊本。あらゆるカプに対応」
「隊長とテンペストなんてレアとかそういう問題じゃ…………」
「こっちがヘリオス総受け影鏡本」
「ふたなりエキドナにやられるのは801じゃないと思うのだが」
「さらに、『ギリアムをやるのもわt(ry』」
「せめて3(多分)で共演してからにしてくれ!」




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




708 :靴底が恋を語る話 :2005/04/18(月) 00:58:25 LeNL/eTV
ヴィレッタ・バディムの公私を見極める方法が1つある。
プライベートのヴィレッタは、ハイヒールを履かない。
つまり、今はプライベートな時間と言う事であろう。
そんな事を思いながら、リョウト・ヒカワはヴィレッタと並んで歩いていた。
ヴィレッタは口数の多い人間ではない。
よって、リョウトの思索も邪魔をされず、何故にヴィレッタはハイヒールを履かないのであろう、と、考えるに至った。
かつて本人が言っていたところによると、「自然散策には邪魔だもの」だそうであるが、プライベートな時間とは言え始終自然散策をしている訳ではない。
そもそも、最近では艦を降りる事すら稀であるし、それはそれで自然散策には向かない底の薄い靴を好んで履いているようなので、理屈に合わない。
不思議ではあるが、それ以上に勿体の無い話である。
今ひとつ服装のセンスには疎いリョウトではあるが、長身ですらりとしたヴィレッタならば、さぞハイヒールが映えるであろう、という事くらいは容易に想像が付く。
そんな彼女が自分の見た目に注意を払わない女性か、と言うと、そんな事は決してない。
いつも大人で、艶やかで、裏表を感じさせないヴィレッタではあるが、その佇まいは天然自然なものだけではなく、
ラーダに美容にいいアサナを教えてもらったり、アヤと新作化粧品の話をしたり、クスハと通販グッズや入浴方法の話をしている等、
見えない、というよりは余人には想像もできない部分での努力にも余念が無い。
彼女に近しい、そして、4人の姉のおかげで女性について意外と冷めた目で見ることの出来るリョウトですらこれには驚き、
そして、人知れず努力を重ねるヴィレッタを可愛いと思った。
きっと、昔の誰かが言っていたように、女性とは皆、世の男性という観客の前で、自分を演じる事を自らに課した生まれ付いての女優で、
ヴィレッタ・バディムとは稀代の大女優であるのだろう。
彼女が自らを磨き上げているのはいわば「舞台裏」での事で、世の男性諸氏には、それこそ、リョウトであっても、極稀に覗き見る事しかできない事なのだ。
そこまで考えて、再びハイヒールの事に立ち戻り、自然、視線が横を歩くヴィレッタの脚に向かうが、
「何を見ているのかしら?」
冷然とした調子のヴィレッタの声に、もごもごと口の中で「何でもないです」という意味の言葉を呟き、気まずさを感じてそっぽを向く。
ふと、壁にかけられた艦内放送用のモニターに反射して映る自分とヴィレッタの姿に微妙な違和感を覚え、歩きながらじっと見つめる。
なるほど、なるほど。
何となく、ハイヒールを履かない理由を理解して、くすくすと笑みをこぼすリョウトの視線と、
そんなリョウトを訝しげに見つめてくるヴィレッタの視線が空中でぶつかる。

そう、同じ高さで。

「観客」の視点では分からない事もある。
垣間見たヴィレッタの「舞台裏」に自分がいて、リョウトはとても、とても幸せそうに微笑むのであった。

おしまい



709 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/18(月) 01:21:05 S1anrPnQ
>>708
GJ!!!

じゃあ俺は180cmだから隊長にヒールを履いてもらって踏まれますw


710 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/18(月) 02:04:27 D4JqDSvB
ぐじょぶですた。ここ数日はSS祭だなあ。

姐さんは170cmだな、確か。
同じ目線どころか下手したら下かも知れないぞリョウトきゅん。
ちなみにソース忘れたが、一般に理想的な身長差は男の方が5〜15cmほど高いことだそうな。
同じくらいだとキスとかかえってやりにくいし、やはり外見的に頼れるのは重要らしい。
がんがれリョウトきゅん。
ギリちゃんはどうなんだろう。
あの手のキャラは長身がお約束だが何か高そうじゃない。
親分やトロンベより小さいのを気にしてる方が似合う。流石に180はあると思うけど。



711 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/18(月) 09:01:22 reFQaNpH
ギリちゃんは全身画だけ見ると背が高い感じはしないけど
ヒーロー戦記のパッケージだとアムロやセブンとか仮面ライダーの
中の人よりは背が高い
結局何cmあるかはわからんけど

>親分やトロンベより小さいのを気にしてる方が似合う
自分もそれキボンヌ!!ギリちゃんかわいいよギリちゃん(*´Д`)


712 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/18(月) 18:36:01 uv5IsDZN
藤岡弘180cm
森次晃嗣176cm
アムロ168cm(多分1st時)

藤岡弘よりでかいギリアム…
でも体重は相当軽そう…


714 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 11:28:55 S+BAjOMB
>親分やトロンベより小さい
でモノのことかと思った
大丈夫、重要なのはサイズよりテクだ!w



715 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 14:54:27 qSvKy1VV
それ採用w
テクニシャンなギリちゃん(*´Д`) ハァハァ



717 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 19:33:18 UI9Lhrj3
このスレにおけるギリアムに必要なのは、テクじゃなくて一歩踏み出す勇気かと。



721 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 22:28:02 QOHY7N3J
いっそ既成じj(ハイ・ツインランチャー+フルインパクトキャノン援護


722 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 22:28:06 wf3aZFvA
・ギリアム
ラミアとよく一緒にいる
ヴィレッタとは時々話すけど「君はヒリュウと行ってくれ」「君には(影鏡の件は)教えられない」
「後は頼んだ」と態度が実に素っ気ない

・リョウト
リオとよく一緒にいる
メカネタではよく登場するが存在感が薄くヴィレッタとの会話は皆無



723 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 22:33:20 S+BAjOMB
あそこは一応「君に“も”」だ
この違いは割と重要なので擁護させていただく。
対教導隊との表情の違いは擁護できんが



724 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 22:53:03 KST9Xag0
かつてのヒロインだったのになぁ>リョウト
SRX計画に参加しているメンバーというポジション的にも絡んでおかしくなさそうなのに
ニルファみたく、ヴィレちゃんがヒュッケMk-3を借りる事があれば絡むかな

>>721
何故か「お宅の息子さんと結婚させてください」とリョウト父に頭を下げるヴィレちゃんの姿が浮かんだ



725 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 22:54:46 QOHY7N3J
>>724
お前アン畜生ぐっじょぶハァハァぬっころす



726 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/19(火) 23:54:38 r+ZjBEKf
>>724-725
その前日にリョウトが一大決心して「娘さんをボクに下さい」と言った後なので
笑顔で特機に乗り込みリョウトを消しにかかるユアン常務

逃げて!!超逃げて!!!!



727 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/20(水) 00:08:29 pAoaMRMr
リョウトの姉が揃いも揃って自分より見た目若い、というか可愛いタイプなので若干落ち込むヴィレ姉
がちがちに緊張して、「こんな事じゃまたリョウトにからかわれる」と思ってリョウトを見やると、
リョウトはかつて無いくらいに顔を赤く染めてヴィレッタ以上に緊張していて、
そんな彼を見ていると不思議と緊張が薄らいで余裕を取り戻すヴィレ姉
慣れない正座のせいで脚を痺れさせたヴィレッタがリョウトにマッサージしてもらっていると、
間が悪く両親と姉達が登場して非常に気まずくなる一同




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




734 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/20(水) 21:46:57 53pL/OAB
情報部の仕事で別の女性を口説いている所を姐さんに発見されるギリちゃん。
めっちゃ怒っているので慌てて弁解するが怒りの原因は別の所にあり。
「何で想ってもいない女性を口説けるくせに私は駄目なの? 私だって甘い言葉を聞きたいのに…………」



736 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/20(水) 22:33:16 hy7HYTYQ
>>734
その夜、一服盛った末に海より深く眠り扱けるヴィレ姐の耳元で
聞く者の身の毛もよだつほどに甘美な台詞を吐くギリアム

ヴィレ「一服盛る度胸があって、どうして手を出す勇気が無いのかしら……?」
しかし、全てを予見したヴィレ姐の内ポケットには、ボイスレコーダが忍ばせてありましたとさ



737 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/20(水) 23:13:55 JLjtM+Md
なにそのヒットアンドウェイ 萌えるじゃまいか



738 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/20(水) 23:37:30 tjQelcTF
>>736
聞く人間の身の毛もよだつような甘美な台詞?

「キャラメル増量・蜂蜜&ガムシロップたっぷりのキャラメルマキアート生クリームのせ」(田中秀幸ボイスで再生よろ)
とかw(絶対違う)

「君が俺を信じていてくれるなら、俺も君を信じ続けよう。
 君がこの星を守るためにその存在のすべてを賭けるなら、
 俺は君とこの星を守るために闘い続ける事を誓おう。
 …俺にできるのはただ一つ、君と共にこの世界で生き続ける事だけだ、ヴィレッタ」

ごめん、自分の脳内ギリアムにはこれが精一杯だった。
甘さのアの字もありゃしない。



739 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/21(木) 00:05:34 YSGM28vG
「今夜は帰さない」
「愛なんて言葉じゃ不足さ…」
「キミだけのために存在したい」
「離さない」
「清き一票を」



740 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/21(木) 00:15:06 BIrs3XgU
「君の未来に俺がいるのなら、俺も同じ未来を見よう」
「どうして諦めさせてくれない? 君の存在が未練を生む……君がそのつもりがないにしても、だ」


>>738
萌え悶えた……
ここの職人さんたちいい仕事しすぎ。



742 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/21(木) 00:37:43 qxNsqoCQ
>>738
なにその「王様のブランチ」のナレーションはw



743 :738 :2005/04/21(木) 00:47:47 EtS+I7TI
>>740
おや、そんなに甘いものが苦手でしたか(だから違う)
個人的には今の台詞を、最終決戦前とかに正面切って言って欲しいものですが。
あ、「プライベート通信のつもりがみんなに聞かれてた」もありだ。
旧教導隊一同からは「大人になったな」と散々からかわれ、
ヒリュウ組からはエクセあたりを筆頭に「プロポーズですか?!」の突っ込みが続々。
SRXチームはアヤが暴走するのを他の3人があきれつつ見守り、
ハガネ艦橋では「あのぐらいの度胸がなくてはな」との前艦長の御言葉がテツヤの耳にだけ聞こえてきたり。

そして慌てふためくギリアムに、ヴィレッタの返事はプライベート通信でただ一言。

「今の件に関する返答は、この戦いが終わってから。それでいいわね? ギリアム」



744 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/21(木) 02:45:47 u9KyfrBY
俺の脳内ではジェームズ・ボンドで再生されますた



745 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/21(木) 08:09:17 4QfRzHFK
某flashの影響で、どうしても田中秀幸=オタコンになってしまう。



746 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/21(木) 10:19:02 WrW66IBi
「大尉、SPを持て余す」



747 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/21(木) 13:58:45 SCe12DX6
志村、それスネーク!!




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




749 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/22(金) 00:23:36 /9BKCvx7
情報部の仕事で同僚の女性とデートを装いつつ追跡任務をすることになったギリちゃん

「少佐。少佐の襟の裏とコートの内側とベルトの中と靴の裏と(略……に発信機が付けられています」
「ああ」
「それと我々の背後から一人…」
「分かっている」


「信じて貰えて無いのですか?」
「あれで結構嫉妬深くてね」



750 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/22(金) 17:33:00 aYawh4oV
ヴィレッタ「田中さん」
ギリアム「何だい、田中さん」
ヴィレッタ「……」
ギリアム「……」
ヴィレッタ「中の人ごっこなんてするもんじゃないわね」
ギリアム「まったくだ」



751 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/22(金) 22:24:22 xkUb8FLg
夫婦みたいでちょっとお気に入りのヴィレ姉>中の人ごっこ



756 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/23(土) 01:43:30 2gHxAhaV
ヴィレッタ「また情報部の任務?」
ギリアム「ああ、すまんな。まあ今度の仕事相手は男だから心配はいらんさ。俺にその趣味はないしな」
ヴィレッタ「あなたになくても彼には……」
ギリアム「いざとなったら箒でア○ンストラ。シュ」
ヴィレッタ「箒なんてあるかしら?」



757 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/23(土) 02:57:36 0TaKAK8X
>>756
懐かしいなおい。
孫の手でも棒切れでも、気合がためられればそれでいいのさ!!


758 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/23(土) 07:27:20 VLreX+rk
>>756
そのギリアムお弁当作るのうまそう



759 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/23(土) 14:58:16 fIakn/HQ
そのギリアム一週間で教導隊育成しそう



760 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/23(土) 16:00:59 YLhxXive
>>756
そのギリアム伊達眼鏡が似合いそう



761 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/23(土) 16:18:29 fIakn/HQ
>>756
あとそのギリアム、異空間に飛ばされて敵にゲシュペンストの手を切らせて
そのあと手を追跡する形で時空転移しそう


762 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/24(日) 00:34:04 DuCwMDkk
戦いを制するのは情報な黒騎士でひざ枕耳掃除を目撃される艦長で夜明けのコーヒーな狼で中学生監禁なグラサン……
駄目だ、SRWだとまともな奴がいないw
「選ぶとしたら誰だ?」
「あなたに決まっているでしょう」
「選択肢に俺はいないのだが」
「ないなら作るわよ」



763 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/24(日) 10:25:16 huYsZtTy
ゴメン、2番目と4番目誰だ?


765 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/24(日) 20:21:27 hsH98+oF
頭からアラン(ダンクーガ)、ベス(イデオン)、キリー(ゴーショーグン)、沖(ゼオライマー)


まだ俺の田中フェイズは終了してないZE!




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




767 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/25(月) 00:26:16 4guLRYhj
「スクールでの肉体改造について色々とデータを取らなければならなくなったから二人ともつべこべ言わず脱ぎなさい」
「へ?」
「ちょっとヴィレッタさん! そんなやぶからぼうに…それに、わたしたちはスクールの事は…もう思い出したくも……」
「私個人としてはそれを十二分に心に刻んでいるからとても心苦しいわ。でも軍上層部としての判断は、やはりスクールの技術を利用しようとする意思もあるの。そして軍の決定は私の一存ではどうしようもないわ」
「それにしては息が荒いですよ!? あ、手がわきわきしてる、わきわきしてますってば!?」
「もうすぐそのぷにぷにほっぺとぷるぷるばすとを堪能できると思えばそりゃーもー体温もうなぎのぼ………それに幾度と無く記憶を操作された頭脳にも、やはり後遺症の心配があるんだから」
「どう解釈しても前半聞き逃せないですよ!?」
「仔犬外見に隠された狼の如き逞しい肉体をねぶりまわしたりスカートの向こうに鎮座するくまさんをなでくりまわすため………コホン。
それでも貴方達をサンプルとして扱うわけじゃないの。必要最低限のレポートさえ書くことができれば後は成長期の貴方達が、以降身体に障害ができてしまうかとか各器官に異常が発生しないかという極めて重要な身体検査になるわ」
「「ウソダドンドコドーン!!」」

文才と面白い事が思いつく頭が欲しいと心から思った…orz



768 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/25(月) 03:54:16 Dsr6Jmq4
前半聞き逃せないとかいう台詞にびびっと反応しましたよ。まロい。



769 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/25(月) 09:03:04 WLtIxMMM
>>767
> 文才と面白い事が思いつく頭が欲しいと心から思った…orz
いや、面白かったよw
GJ


投稿者 ko-he : 2007年07月22日 22:22 : スレ:ヴィレッタ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://banpresto-srw.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/2254

コメント

コメントしてください




保存しますか?