2006年10月23日
 ■  姉、ちゃんと買おうよ! ver.2

スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その95
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リョウト君と本編未登場の氷川家四姉妹の愉快な物語



582 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/23(水) 19:42:58 wjMDjhGb
リョウト「うわ…どうしよう…」
姉1  「どうしたのよ、リョウト」
リョウト「いや実はさ、今日合わせて3つのゲームの発売日がカブってるんだ
     よね。お金はあるんだけど、買いに行く時間がなくて」
姉2  「ゲーム? あんたまさか、ゲームセンターになんて通っていないわ
     よね?)」
 (「姉2」はゲームセンター=不良の溜まり場だと思っています)
リョウト「ま、まさか…(冷や汗)」
姉3  「よっし! リョウト! ここはお姉ちゃんたちに任せなさい!」
姉4  「4人で手分けすれば、ゲーム3つなんて楽勝よ!」
リョウト「本当に?」
姉3  「なによリョウト、その不満そうな声は」
リョウト「絶対間違えないっていう自信がある?」
姉4  「当然!」
リョウト「……(不満げ)」
姉全員 「「「「いいからお姉ちゃんたちに任せなさい(ビキビキ) 」」」」
リョウト「…はい」


 ほんでもってその日の夕方。
姉3  「リョウトー」
姉4  「ほら、ちゃんとあんたの欲しがってたゲーム買ってきたわよー」
リョウト「本当だろうね?」
姉1  「やーねー。そんなにわたし達が信用ならないの?」
リョウト「うん」
姉2  「ほう」
姉1  「いい度胸だ」
リョウト「(視線を逸らしながら)え、えーと、まずは『ウイニングイレブン』」
姉3  「はい」



583 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/23(水) 19:43:11 wjMDjhGb
         『海に行くイレブン』

リョウト「何これ――!!??(ガビーン)」
姉4  「あれ? なんか違った?」
リョウト「どうやったらこんな亜空間的な間違え方が出来るんだよ!」
姉3  「何ていうか、その、才能?」
リョウト「黙れダメファンタジスタ」
姉4  「そんな誉めても、何も出ないわよー!(満面の笑み)」
リョウト「(頭痛)き、気を取り直して次!『バイオハザード』」
姉1  「はいこれ」

          『ないよデザート』

リョウト「またですか――!!??(ガビーン)」
姉1  「何よ。何か不平不満でもあるの?」
リョウト「はい、もうつっこみ所満載すぎでどこからつっこむべきか迷うぐらい」
姉2  「だったら言って見なさいよ」
リョウト「そもそもどこで売ってたの? こんなの」
姉1  「新宿」
リョウト「どこの新宿だよ! 耽美煎餅屋とか耽美ホモの医者でもいるの!?
     その新宿は!」
姉2  「んーと、食べても大丈夫か心配になるつまみ満載の居酒屋なら
     いくらでもあるけど」
リョウト「(ダメだこの人たち…やっぱり飲んで来た上、かなりキマってる…)」
姉1  「あ、でも何がだかよくわかんないけど、とりあえず変においしい
     物もあるのよね」
姉2  「そうそう。なんか足の先っぽに水かきがついた鶏の唐揚げっぽい
     物体とか」
リョウト「…今度こそ大丈夫だよね? 『スーパーロボット大戦α』!」
姉2  「はい」

       『スーパーホモと大変アッー! ハッ!』

リョウト「まっ昼間っから2丁目ですか――!!??(ガビーン)」





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676 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/24(木) 01:33:14 LTi726fy
リオ「~♪」
長女「あら、随分楽しそうね」
リオ「あ、お義姉さん」
長女「(チッ)まあ、明日はリョウト君とのデートだものね。そんな貴女の為に、プレゼントを用意したわ。ほら」
リオ「…服、ですか」
長女「ええ、私たちの母さんが気に入っていた服と同じデザイン。今の流行からすれば少し古臭いかもしれないけど、リョウト君はきっと気に入ると思うわ」
リオ「あ、ありがとうございますっ!」
長女「いえいえ、それと、確か明日行くアミューズメントパークには有名なお化け屋敷があったと思うわ」
リオ「お化け屋敷、ですか。…私もリョウト君も、お化けや怪談には強いからあんまり…」
長女「いいのよ、実際どうかなんて。あの手のシロモノなんて密着するための口実でしかないんだから。むしろ強い方が抱きつく事に専念出来ていいじゃない」
リオ「だ、抱きつくっすか」
長女「ええ、ぎゅーっと。ふふふ、そんなに赤くなっちゃって。まあ、楽しんできてね、ほほほほほ」

デート当日
リオ「ねえ、最後にあそこに行きましょ」
リョウト「…お化け屋敷。何でまた」
リオ「何を隠そう、隠す気もないから言うけどお義姉さんのお勧めよ!」
リョウト「姉さんの、ねぇ…。むしろかえって不安だけどなぁ」
リオ「いいから行くの」

お化け屋敷内
リョウト「…(まあ、こんなものだよなあ。姉さんやリオには悪いけど、観覧車にしておいた方が良かったと思うけど)」
リオ「…(て、適当に驚いて抱きつこうかと思ったけど、これくらいじゃ驚けないわね…)!きゃっ!?」
リョウト「リオ、どうしたの?」
リオ?「…」
ぎゅっ
リョウト「…(何だ、こうしたかったのか。ふふ、可愛い)」

お化け屋敷終了後
リョウト「楽しかったね。また来よ…」
リオ?「うん、また来ようね。あら、どうしちゃったのリョウト君、そんなに固まっちゃって」
リョウト「姉さん、リオと同じ服着て何やって、何時の間に入れ替わって…さっきの悲鳴かッ!」

長女「ちっ、夜の闇に紛れてキスまでなら確実にいけると踏んでいたのにっ!」
次女「ライトアップされて明るくなることを忘れてたわね。まったく、この為に同じデザインの服を二着用意したけど、無駄だったわねえ」
三女「とりあえず妙な場所で思い出作らせないよう、リオちゃんだけ持ち帰り…うわっ!」
長女「どうした…きゃぁッ!」
次女「あ痛ぁっ!」

リョウト「姉さん、毎度毎度どうしてこんな…」
四女「あ、愛情の発露かな」
リョウト「屈折しすぎてるんだ、姉さんたちの愛はッ!」
四女「ううん、どこまでも一途…!きゅう…」
リオ「りょおとくぅん」
リョウト「リオ…良かった、無事だったんだね。…姉さんたちのやった事はごめん。今度こそ良く言い聞かせておくから」
リオ「そんな事はどうでもいいわよッ!」
リョウト「は?」
リオ「私じゃないとも気づかずお化け屋敷の中でずぅっとお義姉さんに抱きつかれて、デレデレしっぱなしってどういう事よ!」
リョウト「いや、暗いかったし、服装も同じだったし…」
リオ「毎晩もっと暗い中で私の全身を撫でまわしてるんだから、体の感触だけで気が付いてもいいじゃない!」
リョウト「そんな無茶な…」

長女「いたたた…、えーと、良く分からないけど私達的に面白い展開になってるみたいね」
次女「ところどころ不愉快なフレーズが飛び出してる気がしないでもないけど…」

投稿者 ko-he : 2006年10月23日 00:21 : OG萌えスレ091-095

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コメント

アマゾン、売ってたの!?

投稿者 ひかっぺ : 2006年10月23日 09:11

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