458 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 17:52:27 DCny6Sbw
塗ってみた。で、書いてみた。

初夏に大きめの休暇が取れたので伊豆にいった。
メンバーは・・・"大人の女性"だけ。
普通のOLみたいにきゃーきゃーわーわー。

この写真は二日目にラミアが撮ってくれたもの。
みんなは軍務から離れる事が出来て楽しそうだったけど、
セレーナだけはエルマが居なくて寂しそう（不便そう？）だったから、その分私がちょっとテンション高め。
最後には楽しんでたみたいだけど・・・すこし強引だったかしら？

この後エクセレンさんがラムネを買って来てくれて、みんなで飲んだ。
ラミアとヴィレッタ隊長は中のビー玉をちょっと不思議そうに見ていたけど、私にはなんだかとても懐かしく思えた。
小学生の頃は、お祭りに行くと必ず買ってもらってたっけ。
そんなことを思うのは、きっと戦いの中に身を置いているからだろう。
あの平和な日々が「遠い思い出」ではなく、「ただの日常」になる日が再びくるのだろうか・・・？

次は何時になるかわからないけれど、また必ずあのメンバーで旅行がしたい。本当にそう思う。
普通の女の子みたいに、はしゃいで、笑って、お酒を呑んで、恋の話をして。

帰って来てしばらくはマイが側を離れなかったり、リュウの書類が全部やり直しだったり、
ライは「俺一人であの二人のお守りは無理です」ってぐったりしてたりしたけど。
それでも・・・うん、ごめん、もう一回行かせて。

そしたら私、また、頑張れるから。

最後にそう綴って、私は日記帳を閉じた。
ふと横を見れば、さっきまで漢字の勉強をしていたマイが静かに寝息を立てている。
起こさない様に静かにベットに運んで、毛布をかける。
日本はまだ残暑が厳しいだろうが、ここには寒さも暑さもない。
ただ艦内で一律に設定された、空調の温度があるだけ。
色彩のない、無機質な部屋の中で、
それでも花瓶の中のビー玉は、今もあの伊豆の海の色をしている。

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459 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 17:53:27 tx15Zjk0
>>458
美しい

460 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 17:55:14 ROSyiUGv
>>458　ＧＪ
セレーナ×アヤ：友情

461 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 17:57:35 WCU7R4l6
>>458
綺麗だ

風景が

462 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 17:58:37 TYVe55T+
>>458
感動した。良いな、なんか。

463 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 17:59:07 imXl9D/H
>>458
ＧＪだ…。それ以外言葉がない…

464 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:01:10 pkL4sCNF
>>458
か、神だ･･･ようやく神と

すげぇ･･･100万倍も美しい

465 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:03:27 DFIHOtlw
>>458
し、失礼ですが、神としての証は・・

467 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:07:45 V/AsDiX4
>>458あなたが魔神か？

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

466 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:05:02 DupF/wX7
>>458
ＧＪ

ただ、ちょうどＯＧＤＷでアヤがハガネのでもT-LINKしてるシーンを見たところなもんで
アヤはT-LINKできない場所へは短期の旅行が精一杯だろうなと思ってちょっと切なくなった

orz

468 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:10:00 bkDUZNS9
何この『男日照りの二人が若い男引っ掛けに来ました』な図

あれ?誰だろこんな時間に･･･

469 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:10:14 TYVe55T+
ラミアがうっかりナンパに引っかかってエクセレンが切り捨ててみたり
セレーナがちっちゃいアクセサリーショップで瞳輝かせて動かなかったり
ヴィレッタ隊長が海で全力泳ぎして注目浴びてみたり

妄想が膨らむわぁ・・・。

470 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:15:09 gHpAfPIM
>>469
そして居なくなってはじめて気づく大切さ…
リュウセイ「よーしこの休みはイエサブよってフィギュアあさってー」
マイ「私も！私もいくぞ！」
ライ「あまり無駄遣いはするなよ」
リュウセイ「ばっかお前は荷物持ちに決まってんだろ」
ライ「ふざけるのも大概にしろ…！だがどうしてもというなら…」
……あれ？ぜんぜんおｋ？

471 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:16:52 tx15Zjk0
>>470
お説教役がいないから、後々困りそう

472 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:17:41 gHpAfPIM
>>471
義手ペンストパンチに一縷の望みをかけるしかないな

474 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:17:57 AKnStM5B
>>470
お母さんが出かけた後留守番している子供のようだw

475 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:18:34 pkL4sCNF
>>471
居なくなって最初の内はダラけられるけどだんだんダラけ癖が抜けなくなるんだな

477 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:19:55 gHpAfPIM
>>475
休み明けになるなるｗ

478 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:24:09 AKnStM5B
リュウセイ「ライ、こっちのゴミ捨ててきてくれ！マイはこっちの部屋の本を片づけて——
　　　　　　　えーとそれからあれとこれとそれとどれと——ヴヴォァー」
ライ「普段からキッチリやっていないからこういう事になるんだ！」
リュウセイ「キッチリだらけきってたライにいわれたくねーよ！」

マイ「リュウ、これ、どうしよう」
リュウセイ「うわ、そんなに超合金買ったのばれたら叱られるぜ！隠せ隠せ！」

479 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:25:18 gHpAfPIM
>>478
アヤ帰宅五分前かｗ
スーマーキ！スーマーキ！

480 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:26:34 pkL4sCNF
>>478
何その｢お母さんに内緒でお菓子買っちゃった子供｣みたいな状況ｗ
全員正座で説教される様子が目に浮かぶようだｗ

481 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:28:33 DkG5L74C
おまえら、どこの8/31だよｗｗｗ
もしくは親が実家からやってくる前日ｗ

てことは、キョウスケやギリちゃんとかもか！
TDメンバー、スレイのお家でのんびりしてたエルマの運命は！？

次回、怒涛の展開！

482 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:29:51 tx15Zjk0
>>478
>>479
>>480
アヤ「たーだいまー！みんな仲良く・・・して・・・た」
ライ「・・・（両手いっぱいのゴミ袋）」
リュウ「・・・（両手いっぱいのおもちゃ）」
マイ「・・・（両手いっぱいの本）」

マイ「・・・どうしよう、アヤ」
アヤ「まずは挨拶、そして片付け、済んだらみんなちょっと来なさい」

484 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:34:23 AaLyT+kC
>>481
ギリアム「ＯＤＡ(お前ら、だらしなく出来るのも明日までだぞ）システムだ…」

485 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:36:10 +b543/aJ
尾田システム（´・ω・｀）？

487 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:39:58 pkL4sCNF
>>485
O(お前ら、だらしなく)DE(出来るのも明日までだぞ)
といけない辺りギリちゃんもダラけてるんだよ

488 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 18:45:02 kE8T/gKK
>>484
たしかに政府から開発費やら何やらを援助されているやつらだが。

ＯＤＡシステム
Official Development Assistance

490 ：fzXmsDJD ：2007/01/28(日) 18:47:14 fzXmsDJD
>>458
昨夜、マイに魅力を感じないという話をさせてもらったものだ。
うん。ちょっと良いと思った。どうやらスレの補正で目が曇ってたようだ。
素直に反省する。

新しい目覚め、発見、ひらめきがあるのが萌えスレの魅力ですよね

501 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 19:24:36 DkG5L74C
>>478-487の続き

【ザ・ハングレディーズ】

ゼオラ「それにしても、なんだかいつもより簀巻きの数が多くない？」

ぷらーんぷらーんぷらーんぷらーんぷらーんぷらーん♪

アラド「そーだなー……（ごそごそ）」
ゼオラ「こら、アラド！　折角頂いたお土産、歩きながら食べようとしないの！
　　　　　それよりもヴィレッタ大尉の所に行かなくっちゃ」
ヴィレッタ「あら、あなた達どうしたの？」
アラド「それが、クォヴレーの様子が変なんス。三日前くらいから」
ゼオラ「『俺も伊豆へ行く〜』って背後霊がダダこねてるって言って、拘束服着て部屋に篭ってるんです」

ヴィレッタ「ここにもいたのね……行きましょう、アヤ」
アヤ「了解」

——その後、6つの簀巻きの隣に、何故か何も巻いていないのに
やけに質量のある簀巻きが追加された。そして篭城していたクォヴレーが
さわやかな顔をして部屋から出てきたのは言うまでもない——

ぷらーんぷらーんぷらーんぷらーんぷらーんぷらーんぷらーん♪

503 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 19:46:28 9C5gHdXN
>>458を見た瞬間、浮かんだ情景を拙い文章に起こしてみた。
色々と設定無視してる部分があるだろうけど笑って許して。

「あちぃ〜。この蒸し暑さは何とかなんねえのかよ・・・」

初夏であるというのに蒸し暑い日だった。
お日様が照ろうが隠れようが、上昇気分の温度計。
海沿いのせいもあるのだろうか。窓から吹き付ける風は、どことなくベトついた感じがする。

そんな蒸し暑い日に。なぜかこの部屋では人口密度が高くなっていた。

「リュウ・・・さすがにこの暑さは・・・たまらん」
「うん・・・このままだと脱水症状か、頭が茹っちゃうかも」

一人用の個室。であるにも関わらず、畳に寝そべってダレている2人の女の子。
かたやスパッツにタンクトップ。かたやホットパンツにノースリーブシャツという、
ある種扇情的な格好にも関わらず、そういった気分を起こさせないのは、やはり年齢と・・・ダレて。いや、もはや『たれている』という表現がぴったりな現状のせいだろう。
そんな2人は寝返りもおっくうそうに、部屋の主に素直な感想を漏らしていた。

「そんなこと言ってもなー。部屋のクーラーが壊れてるのはどうしようも・・・」

そう。リュウセイの部屋のクーラーは冷房除湿に送風と、労働基準法を無視しまくった結果。
あっさりとお亡くなりになってしまったのである。
『機械ってのはこうすりゃ直るって』といいながらT-LINKナッコォをぶちこんだのはきっと関係ない。はずだ。そう思いたい。

「あぁ・・・コキュートスでも発動させれば少しは冷えるだろうか」
「まて。私達まで氷漬けにする気か」
「ああ。いいかもなあ。そうすれば冷えるしカキ氷も食えるしなあ・・・」
「おい。リュウセイ」
「私はオレンジ味がいいかなあ・・・でもイチゴも捨てがたいなあ」
「・・・・・・」

暑さゆえか。思考が暴走気味なうえに、自分でも何を言っているのかわかってないのだろう。
そんな3人を見ながら、大きなため息をつく男がいた。
畳の上に正座をし。着ている物はどこかの紬。手には麦茶の入った湯のみという『日本の夏』を体現しているのは、金髪も鮮やかな美丈夫。
ライディース・F・ブランシュタインがそこにいた。

「まったくお前達は。大尉が旅行にでかけたとなった途端のこのだらけ様。
　特にリュウセイ。心頭滅却すれば火もまた涼し、という言葉を知らんのか」
「しらねえ。大体なんでお前まで俺の部屋にいんだよ。文句言うなら自分の部屋にいきゃいいだろう」
「フッ。俺の部屋には畳が無いのでね。日本の夏を堪能するにはこの部屋が一番だというわけだ」
「勝手に押しかけておいてその言い草かよ。人口密度高くてあーつーいーんだ。だから何とかしろ」
「ふむ・・・」

リュウセイの言い草は理屈になってないが、部屋に邪魔している以上、なんらかの手段は講じてやるべきだろう。
そう思ったライは部屋を見渡し。ある物体に目をつけた。

「リュウセイ。ラトゥーニ。マイ。
　目を閉じて耳を澄ませてみろ。何か聞こえないか」
「んあ・・・」
「む・・・」
「ん・・・」

言われるままに目を閉じる3人。
目を閉じたことによって、様々な感覚が鋭敏になったのが感じられる。
夏の日差しはじりじりと肌を焼き、セミはじーじー、ついでにみんみん。
そんな中、微かに澄んだ音が聞こえてくる。

ちろちろちろちろ。風が吹きつけ、ちりーんと。
どことなく懐かしい。優しい音色がそこにはあった。

「いい音だな・・・」
「アヤが皆の部屋につけていたものだな・・・」
「存在すら忘れてたぞ、俺・・・」

目を閉じ、三者三様の感想を漏らしながらも、確かに暑さはまぎれたのか。笑みをこぼす3人。
年齢どおりの2人と、大きな子供のような1人。
おもわず写真に収めたくなるような光景を目に、ライは台所へと足を向ける。

（せっかくの夏だ。素麺でも湯がいてやるのもいいか）

じーじーみんみんちろちろちりーん。
夏はまだ始まったばかり。
現在旅行真っ只中の大事な仲間とも、こうやって過ごす日は来るだろう。

夏はまだまだ続いていく。
それはきっとなによりも大切な————

505 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 19:53:07 4lObtcAz
>>504
GJ！
ライよ畳敷けｗｗｗｗ

506 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 19:54:30 pkL4sCNF
>>505
やべぇ、本格的にアヤが｢お母さん｣になってきてるｗｗｗ

508 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 20:02:30 TYVe55T+
>>503-504
ラァァアアアアーイ！ｗｗｗ

515 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2007/01/28(日) 20:32:36 DCny6Sbw
一月末の萌えスレに夏が来た!! 夏が来たよ!!

まさかただセレーナのキャミソール姿が描きたかっただけだっただとは、
いまさら口が裂けても言えないな

お母さんなアヤは伊豆からかならず朝夕二回、マイに「ちゃんと○○してる？」と電話してるモノと見た。
エクセレンは酔った勢いで深夜にキョウスケに電話、即ギリされては掛け直すという天丼をくりひろげ
セレーナはエルマの代わりに枕を抱いて寝た・・・はずが起きたらラミアの頭を抱いていて
温室ならぬ調整槽生まれのヴィレッタはバッタにマジビビリしては、誰にも見られてないかきょろきょろしてみたり
ラーダさんの美容ヨーガ教室に全員戦闘以上に真剣に参加してみたり
UV対策は完璧なミッテ先生とか
仕事を持ち込んで怒られるリンとか「なら、旅行中は"社長"ではなく"リン"と呼んでくれないか？」とか
研究を離れると意外とお茶目なエリ先生とか
浜辺に散歩に出て来たら遠くで花火がどーん、とか

・・・やべ、鼻血出そう。

とりあえず宿は大部屋貸し切り、夜は枕を並べて浴衣で修学旅行トーク。
これだけは譲れん一線。
　
　
　　
　
　
　

　


終わる世界、終わらない夏休み 芹沢和也の終末