スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その129
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1170687968/l50
101 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 19:30:04 ZYU91NRr
南極一家って過ち姉妹との仲は実際どうなんだろう?
助手とラキは仲よさそうだな、リムも年下組できたからお姉さんしてるかもしれないが。
ウンブラとかウェントスとか他の方々はどうなんだろう。
102 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 19:35:51 6VkOypyJ
>>101
ウェントスは何があってもニコニコしてるだろうな
ウンブラは・・・デスピーと謎のコミュニケーションをとってるとか
103 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 19:37:46 GU0kufnl
>>101
お互い人外同士で上手くやっていけそうな気がする。
変に気が合いすぎるような気もするけど
106 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 19:41:54 pvb0/sPN
ウンブラは・・割と仲良く遊んでいそうなイメージがある。
コンタやイグニスは少し年上のお兄ちゃんとして世話看そうな気がする。
121 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 20:39:23 H5KcBLMz
>>101
ガシャン、ガシャンと一定の間隔で室内に金属音が響く。
噎せ返るような汗の臭いと熱気に、ラリアーは倒れそうになっていた。
鉄のトレーニング器具が溢れる、ここはメリオルエッセ・アクイラの部屋。
ジョシュアの部屋に居られなくなったラリアーは、今度はここに居候していた。
来る日も来る日もひたすら体を鍛え続けるアクイラに、彼は一つ疑問を抱いていた。
「あの……アクイラさん?」
「……」
金属音が止まる。返事は無いが、ラリアーは続けた。
「どうしてそんなに鍛えるんですか?」
「……」
一時期ラリアーも筋トレに励んだことがあった。守るための力を得るために。
しかし思いとは裏腹に、結果は残酷なものであった。
「アクイラさんも、作られた命……僕と同じでしょう?」
確かにラリアー達ホムンクルスは常人を遙かに凌ぐ腕力を持っている。
しかし、彼らは飽くまで作られた命。言わば機械と同じで、成長ということをしない。
如何に鍛えようとも力が強くなるわけでもなければ、見た目が逞しくなるわけでもないのだ。
「それなのに何故……」
「精神だ」
ガシャン。アクイラの筋肉が再び動き出す。
「精神?」
ラリアーは首を傾げた。ガシャン、ガシャンと金属音が15回。
「我等メリオルエッセの体は作られしもの、どれだけ鍛えようが変わりはしない」
やはりか、とラリアーは俯く。金属音が響く。15回。
「鍛えずとも、衰えることは無い。負の感情さえ絶やさねば……だがな」
器具に横たわっていたアクイラが身を起こす。
「例え仮初めの命であっても、精神は鍛えられる」
「!!」
はっ、とラリアーが顔を上げる。アクイラは、タオルで汗を拭いていた。
「故に自らの体を自らの手で極限まで責め上げるのは、そう無意味なことでは無い」
口を動かしつつ、アクイラがタオルを絞る。
染み込んだ汗が、まるでバケツに突っ込んだ雑巾を絞ったかのように、コンクリートの床に落ちた。
「肉体の方はかなり練り込まれているようだが、精神の鍛錬が些か足りんな」
ラリアーは、閃光のアルティスの世話になっていたころに言われた事を思い出した。
あの頃の彼は、精神を鍛えろ、と言われてもよく解らなかった。
(こういうことだったのか)
今ラリアーは、全てを理解した。かつて彼は彼の母にねだった。
皆を守れる強い体が欲しい、と。しかしラリアーはようやく気付いた。
皆を守れる強い体を持つ者が何故強いのか、を。
「アクイラさん!」
「……」
感激の余り思わず声を上げる。言葉は無い。
ガシャン。
黙々と筋肉を動かすアクイラに代わり、鉄の器具が返事をした。
その後、南極で黙々とトレーニングを積み続けるラリアーの姿が
度々目撃されるようになるのだが、それはまた別の話。
そしてラリアーのベンチプレスを見たアクイラが、少し寂しげな顔をしたのもまた別の話。
122 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 20:42:31 pG4dW3L8
アクイラさんカッコヨスwww
124 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 20:45:53 GU0kufnl
>>121
お美事、お美事に御座います。
南極+過ち一家はついついほのぼのとか、いい話になるな・・・
基本的にほぼ全員敵キャラ(しかも中ボス~ラスボス)なんだぜ
127 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 20:48:28 cp1Sy28l
>>121
鷹さんカッケーwwwwww
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おまけ:フィギュアスケート場で遊ぶ南極一家
274 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/07(水) 10:45:57 wM3EG3oq
>>273
ラキ「わっ……ううっ…ん……むぅ…」
助手「何だ、ラキ。氷を操ることはできるのに、スケートは苦手なのか?」
ラキ「あれはファービラリスの能力なんだが……うぅ……」
助手「……ほら、手を貸すから立って。今日一日遊ぶんだろ?
ラキ「う、うむ……ジョッシュの手は、暖かいな…」
助手「俺が教えるからさ。手、放さないでくれよ。……まぁ、あそこまでは無理だけど」
リム「ハッハッハ! 真のスケーターにスケート靴など――不要!
生身で時速60kmの世界に到達し、4回転ジャンプが出来てこそ、南極生まれというものよ!!」
ミニラキ「オロカナヤツメー!(リムに併走」
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コメント
ルールールルルルルールー、ルールールルルルルー・・・♪
何このハートウォームな流れ。
投稿者 あきみず@北の某から : 2007年03月09日 16:08
しかし、ゾンボルトさん家よりすごいなこの一家は――でも何だろうこの甘しょっぱ辛い感覚は……
投稿者 Glock : 2007年03月09日 18:07
デスピニスはウンブラにおまじないとか教えてもらってるイメージがある。
暗ーい感じがするんだけど想像するとなごむなぁ
投稿者 Anonymous : 2007年03月09日 19:11