スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その132
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1171453684/l50
862 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/17(土) 17:13:55 DXcl7zlx
流れを断ち切るために、俺、参上!
地球圏極東地区伊豆基地。
地球を襲った数多くの災厄。それらを跳ね除け続けた艦。ハガネの所属基地であり。
また共に戦いを潜り抜けた艦である、ヒリュウ改がしょっちゅう寄港することでも有名な場所である。
そしてこの基地にはもうひとつ有名なものがあった。
ヒリュウ改が寄港している時にだけ開く、ひとつのBAR。
そしてそのカウンターに座る、一人の男である。
――BAR ヒリュウ――
薄暗く、ゆったりとした音楽の流れる店内。
そのカウンターの隅でイングラム・プリンスケンは、一人壁を眺めつつ酒を楽しんでいた。
店内には他に客の姿は無く、マスターはカウンターの向こうに立ち、黙ってグラスを磨き続けていた。
そんな店内に一人の青年が訪れた。
店内を見回すようなこともなく、まっすぐに暮れなずむワカメへと近づく青年。
「イングラム少佐。少し聞いて欲しいことがあるんだけどよ」
「リュウセイ……お前が私に話しだと」
(省略されました・・全てを読むにはグラン○ンの力を持ってすれば簡単なことです)
874 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/17(土) 17:30:21 00KzH2Jt
はじまりは、投函されたチラシを見た紅茶馬鹿の一言だったという。
ユウ「それにしてもメイド喫茶とは不可思議な名だ。喫茶に給仕がいるのは当然だろう」
ライ「同意見だ」
タスク「……おれ、説明するのヤだよ」
リュウセイ「いやあ、話には聞いていたけど行くのは初めてだな」
ブリット「俺もだ」
リョウト「この面子で、今までに行ったことあるのは?」
ギリアム「――実は一度だけ」
「「「「な、なんだってえっ!?」」」」
ユウ「……そんなに驚くほどの店なのか、俄然興味が湧いた」
ライ「基地からさほど遠くないし、訪ねてみるか」
「「「「「お供します、先生」」」」」
テツヤ「なぜ自分も」
エイタ「連帯責任というか口封じじゃないですかねえ」
テツヤ「ギリアム少佐がめちゃめちゃ常連客扱いされているのは」
エイタ「気のせいです」
テツヤ「少佐たちのテーブルを接客しているのがどうみてもヴィレッタ大尉なのは」
エイタ「気のせいです」
テツヤ「大尉の拳、小刻みに震えているけど」
エイタ「命が惜しければ気付かないふりをしましょう、リュウセイのように」
テツヤ「……」
エイタ「……現実を直視しましょう、艦長代理」
レフィーナ「あ、あ、あ、あのですね。これは特殊諜報任務の一環で秘密裏に」
テツヤ「栗ぜんざいと静岡茶のセットをお願いします」
エイタ「自分はホットケーキとコーヒーで」
レフィーナ「はうあうあうあうあう」
886 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/17(土) 17:44:31 DXcl7zlx
――BAR ヒリュウ 前回までのあらすじ――
カイ「前回を見ろ」
「リュウセイ……お前が私に話しだと」
「ああ…なんでも少佐に相談すれば何でも解決するって、有名な話だぜ」
思わず天を仰ぎたくなってしまうイングラム。
藁をも縋る思いで相談されるたび、無下にも出来ずに話を聞き続けてきたが。
まさかこの男の耳に入るまで広まってしまったとは。
「マスター。マッカランをロックで。こいつには馬乳酒だ」
「少佐…そんなマイナーな酒はさすがにありません。まあ少尉にはこの辺りがよろしいでしょう」
イングラムにグラスを出した後、おもむろにシェイカーを振り出すマスター。
その動作を眺めながら、イングラムはリュウセイの話が何なのか考えていた。
(ここに相談に来るのは大概が恋愛などの問題だが。
コイツに限ってそっち関連の話は望めまい。来るとすればコイツではなく周囲の2人だろうしな。
さて、とすれば何の話なのやら……)
思考の海に沈む間も、マスターはカクテルを作り続ける。
リュウセイに至っては平然としたものだ。慣れない雰囲気に戸惑うということもなく。
興味ある顔つきで振られるシェイカーを眺めていた。
「お待たせしました。
オレンジジュース、パインジュース、レモンジュースを合わせたカクテル。サンドリヨンです。
これならアルコールは入っておりませんので少尉でもお飲みになれますよ。
それに、少尉にはぴったりの名称ですしね」
「……灰かぶりの物語がどうしてコイツにぴったりなんだ。マスター」
隣のリュウセイはさすがにカクテルを飲むのは初めてなのか、物珍しそうにグラスを傾けては中の液体を眺めていた。
「ああ、それは少尉はアニメ好きと聞いておりますので」
「アニメだと?」
「ええ、何でも昨今『いち・に・さんじゅ~すぃ~♪』というキメ台詞の3人の少女が活躍するアニメが放映されているようでして」
「それに出てくるラスボスの名前がサンドリヨンって言うんだぜ」
「…………」
「ヒリュウにもアニメ好きはいますからね。それも意外な人物が」
イングラムは思わず頭を抱える。
ヒリュウにもリュウセイのような人間がいることもそうだが。マスターもなぜそのアニメに詳しいのか。
ふと、自分も誰か相談できるような人間を探そうかしらん。と思ってしまうのも詮無きことであった。
(省略されました・・全てを読むには『はにぃ・いん・ざ・すかい』をクリアしてください)
889 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/17(土) 17:53:27 7RUPdk9y
>>886
GJ。つーかおとぎ銃士見てるのかよww
900 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/17(土) 18:08:08 DXcl7zlx
――BARヒリュウ 前回、前々回のあらすじ――
「ある日、地球から遠く離れたコロニーが謎の宇宙生物群に襲撃された」
「迎え撃つのはハガネ、そしてヒリュウ改。たった2艦の迎撃艦隊」
「地球圏全ての運命を背負い。思い重ねて今、立ち上がる」
マイ「と、いう夢を見たんだ。ラストはヒリュウ改とハガネが合体変形して巨大ロボット『鉄鋼竜』に変形するんだ」
アヤ「マイ……リュウに毒されすぎ」
本編省略。つかバイトだ。
905 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/17(土) 18:14:11 mCpRrddr
>>900
リュウセイ「ハガネ…ヒリュウ…鉄鋼竜…」
マイ「う~ん…」
ライ「何をしている…」
リュウセイ「いや、マイに子守唄をな」
ライ「…悪影響だからやめろ」
906 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/17(土) 18:18:03 siVT73Gp
ヒリュウ改←クロガネ←ハガネ=超巨大空戦ロボ
クロガネ←ハガネ←ヒリュウ改=超巨大陸戦ロボ(地中移動可能)
ハガネ←ヒリュウ改←クロガネ=超巨大海戦ロボ
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