スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その111
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930 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/14(火) 22:28:38 uUH4V6p8
唐突にDとRとC3の電波が来た。
ラリアー「紅蓮…衝撃波ぁ!」
アルティス「……」
ラリアー「ど…どうでしょうか?」
アルティス「うむ、中々の切れだ。やはり筋がいいな」
ラリアー「ありがとうございます」
アルティス「しかし、まだ足りん。体の方は申し分ないが、気の方には多分に幼さが残る」
ラリアー「気…ですか?」
アルティス「うむ、お前の気には一点の曇りもない。美しさすら感じる。しかし、それ故に危うい。焦らず驕らず精進するがいい」
ラリアー「は、はい! あの…ところで、アルティスさん」
アルティス「何だ?」
ラリアー「前にお願いした件の事なのですが…」
アルティス「ああ、修羅神の事か。マルディクトをくれてやろう」
ラリアー「マルディクト…ってアルティスさんの修羅神じゃないですか!? よろしいのですか?」
アルティス「案ずるな、先の話だ。そう…恐らく私は生きては居るまい
その時代になっても尚、戦わねば守れぬものが有るならば、存分に使うがいい。我が分身、マルディクトを」
ラリアー「あの、アルティスさん…僕が乗る訳じゃ無いのですが…」
アルティス「さて、そろそろ飯にしようかラリアー。川の網に魚が掛っている頃だろう」
ラリアー「あ…」
アルティス「どうした? 今更遠慮などいらぬぞ。フォルカもフェルナンドも、お前くらいの頃にはよく食べたものだ」
ラリアー「…わかりました。薪を集めてきますね」
アルティス「うむ…フッ、昔を思い出すな…」
931 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/14(火) 22:29:16 uUH4V6p8
メイシス「酒だ! 酒を持ってこい!」
アリオン「おいおいメイシスさんよ、そんくらいにしといた方がいいぜ。もう何本空けてんだよ」
メイシス「黙れ! 修羅頭風情が私に指図する気か!!」
アリオン「はいはい…どうなっても知らないですよ氷槍将軍殿」
アリオン(すまねぇ兄ちゃん、水持ってきてくんねぇか? 一升瓶で)
ジョシュア(わかりました。大変ですね、そちらも)
メイシス「大体アルティス様もアルティス様だ! フォルカが脱走しフェルナンドが追撃に出て修羅王様が養生に入られて!
ようやく邪魔な筋肉共が消えたと思ったら今度はあんな幼子を連れてこられて! というかショタ!? 寧ろ孫ですかアルティス様!!」
ラキ「酒だ」
アリオン「ほら来たぜ、将軍」
メイシス「…誰が水を持ってこいと言ったァ!?」
アリオン「わわっ! 剣を抜くな、剣を!」
メイシス「…くっ! やはり男でなくてはダメなのですかアルティス様!! 私も…私も男に産まれられればどれだけ良かったか…!!」
ラキ「…ジョシュア、私も男であった方がよかったのか?」
ジョシュア「ラキは、今のままでいいんだ」
メイシス「騙されるな氷の女! 所詮男と男の間には、女の身では踏み入ることの適わぬ領域が出来てしまうのだ!」
ラキ「…だ、そうだが」
ジョシュア「いや、そんなこと無いって」
ラキ「いいや、私も時々そう思うぞ。私も、少し羨ましく感じる事があるのだ。『ランシャオ』や『レイモンドの相方』の事がな」
ジョシュア「あいつらとは別に…」
ラキ「いいや、ジョシュアは彼らに、私には見せたことのない笑顔を見せる時がある。私はそれが羨ましい
ジョシュアは確かに私に優しくしてくれる。しかし、それとはまた違うのだ。正直に答えてくれジョシュア、私も男だった方が良かったのか?」
ジョシュア「いやだから、そんなことは無いって」
アリオン「おいおいメイシスさんよ、そろそろ帰ろうぜ。兄ちゃん達まで厄介なことになっちまってる
ほら、人の恋路を邪魔する奴はエクスティムに蹴られて地獄に落ちろって…」
メイシス「何!? ならばフォルカもフェルナンドも修羅王様も、全員まとめて地獄に落ちろー!!」
アリオン「ああもう、落ち着けって! や、すまねぇ兄ちゃん。釣りはいらねぇからとっといてくれや
それと氷の嬢ちゃん、うちの氷槍将軍はこんな事言ってっけど、こりゃうちが異常なだけだからな。真に受けんなよー」
メイシス「修羅軍はホ○ばかりだチクショー!」
ジョシュア「ふぅ…わかったろ、ラキ? あの人が言ってた通りだ。それに俺は、今の女のラキが一番好きだよ」
ラキ「…まあ、隣の芝生は青い、と言うことで納得するとしようか」
ジョシュア「何処で知ったんだそんな言葉?」
カランカラン
修羅王「ワシを地獄に落とすと言う者がここに…」
ラキ「む…ジョシュア、○モの大将が来たぞ」
修羅王「……」
ジョシュア「……」
レイモンドの相方=山ちゃん=牛寧
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977 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/15(水) 01:54:56 qKgO66KD
南極基地。その中にある住居スペース。
リムがソファで転寝をしているところを、ラキが見つけた。
「……リム、起きろ。ここで寝ると風邪を引いてしまう」
ラキはリムを揺すって起こそうとするが。
「くー……」
目を醒まさないどころか揺すられた反動のまま、ラキに半分寄りかかるように倒れる。
「……リム」
呼んでも返事は無い。とりあえず、自分もソファに座ってみる。リムの頭が、ちょうどラキの腿の上に乗ってくる。
「そういうわけで、動けない」
「なるほど。理解した」
ラキの膝枕で眠るリムという珍しい組み合わせを見たジョッシュは、ラキに事の顛末を教えられる。
「ん?この上着はお前のだろ?」
「リムが風邪を引くといけないから、私のをかけた」
「悪いな」
「気にするな。それに……こうしてると暖かい」
ラキの膝の上に頭を乗せて、まだ眠っているラキ。その頭を、ラキが優しく撫でる。
「何だろうな、この気分は。とても嬉しくて、優しい気持ちだ」
「……へぇ」
ラキの言葉を聞いたジョッシュも、嬉しそうに笑う。
「そういう母性的な微笑みも似合うな」
「母性的?」
鸚鵡返しに聞き返しながら、「ああ、そうか」と納得する。
「これが母性、か……」
……うん、唐突に思いついたネタをオチが浮かばないまま書いてみた。Dはプレイしてない上に、
このスレでのジョシュ、ラキ、リムしか知らないで書いた。キャラが全然違ってたらごめんなさい。
978 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/15(水) 01:56:46 qKgO66KD
>>ラキの膝の上に頭を乗せて、まだ眠っているラキ。その頭を、ラキが優しく撫でる。
ラキが分身してるorz
まさにカイ現象
分身
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