スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その87
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64 :レオナ×カチーナ その1 :2006/07/20(木) 04:35:16 diNRNfof
「最近、艦内風紀が乱れすぎているような気がするんです、中尉。」
「はぁ?そりゃまたなんでだよ?」
偵察任務の後、レオナは上官であるカチーナに相談を持ちかけていた。
「以前、伊豆の基地に戻った時に整備班の班長が色々教えてくれて・・・・
その、複数の部屋からその不謹慎な物なゴミが色々出てきたり・・・
それ以前からも各隊員間の感情の発露が大きすぎるような気がするんです。」
「あぁ、あのオヤジもそんなこと言って真っ赤になってやがったな。」
「こういう状況で戦ってる訳ですから風紀の緩みは隊の戦力を落としかねません。」
隔壁近くのベンチに座り、パックの栄養剤を飲みながら隊長として女としての答えを探す。
「そりゃ、お前考え過ぎってモンだよ。」
「考えすぎ?」
予想に反する答えにレオナは戸惑いながら返答する。
「そーだ。考えすぎだ。あたしたちは今、戦争をやってる。それは揺るぎない事実だ。」
「はい。」
「何時誰が死んでもおかしくない。というか今までの犠牲だって少なすぎるぐらいだと思う奴だっているだろ。」
「・・・はい。」
「知ってるか?極限状態を乗り越えた男女には恋愛感情が発生しやすいって。」
「・・・いちおう、知識だけなら。軍の教練でも教わりました。でもそれだけでは・・・」
「それでな、何時死ぬかも分からないような状態で抱えた個人的な感情を握ったまんま戦闘に出たらそれこそあぶねえ。」
「・・・それは、そうかも知れませんが・・・」
「それより、それを相手にぶつけちまう方が良いと思う。成功する、しないは別としてな。その方がすっきりするだろ?
どのみちこの部隊は若い奴が多いんだ。そうなっちまうのは自然だと思うぜ、あたしは。」
「・・・そうなのでしょうか。」
「と言ってもあたしも最近、見方を変えたんだが。」
「・・・・・・」
「それに待っててくれる奴や守るべき奴が居る奴は強くなれる。それにな・・・」
「それに?」
顔を赤くしながらカチーナが答える。
「あたしたちだって女だ。恋いもしたけりゃ遊びもしたい。・・・経験の無いまま死ぬのはやだしな。」
「・・・正直、意外です。」
「うるせえ。あたしだって普通の女だ。」
レオナが意地の悪い笑みを浮かべる。
「そんなことを言う中尉はどうなんですか?」
「ばっきゃろ!ラッセルとは別になんでもない!お互い今の位置が一番良いんだ!」
「別にラッセル少尉の事を言った覚えはありませんが。」
「っ!・・・ぉっ!・・・・・・」
真っ赤になって口をぱくぱくさせるカチーナ。
「・・・この、上官をからかいやがって。」
「すみません。」
「ともかくだ、軍人だからって戦争やってるからって別に自分の気持ちを押さえる必要はないんじゃねえかな。
あたし達だって人間だからな、普通にそんなことに成る場合だってある。・・・最近はちょっと緩みすぎの気もするけどな。
まぁそれでも必要以上の士気も規律もあるし大丈夫だろ。」
「そうかも知れませんね。」
「まぁ規律を多少締め上げた程度でお前が思ってる奴が行動を変えるとは思わないけどな。」
「タスクとはそんな関係じゃっ!・・・あっ。」
「やられっぱなしは性に合わないんでね。」
「ともかくだ、ガチガチに固まるのは止めてもう少し素直になれや。その方がきっと上手くいくぜ。」
「はい。」
「ねえ、タスク。今よろしくて?」
「レオナ?」
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66 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/20(木) 04:38:13 diNRNfof
明け方に起きたら電波を受信してたのでUPしてみた。
表題は誤りである上、ツンデレ成分が含まれています。
用法用量を守って正しくスルーしてください。
67 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/20(木) 05:13:15 jNW5vKzA
ふと。ラミアも何時かは、女として幸せな時間をすごせるのかな…と考え込んでたのに
カチーナに萌えてしまったのは誰の陰謀?
>>64のGJさんめ!
68 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/20(木) 05:33:32 vTZoSy8z
>>64
GJ!!
レオナ×カチーナとは朝からいいものを見せてもらったぜ
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