2007年06月06日
 ■  ラミア・アクセルvsジョッシュ・ラキ その3

ラミア・アクセルvsジョッシュ・ラキ
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1153754185/l50


前回の続き


734 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 14:16:27 MhJ4AvJL
もしもラキが仲間になってもあの麻呂姿だったり
名前の愛称が「グラ」「キエ」「エース」だったりしたら
僕達はここまで萌えれませんでした。

ジョシュア、GJ!!



735 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 15:05:48 QClhPQs6
>>734
呼び名に関しちゃイグニスにGJと言うべきだと思うがね!



736 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 16:26:00 ANEmB1Ao
>>734
ラキが麻呂な髪型も化粧も服装もやめたのは
ジョシュアの功績ということですね

隊長「奥手なように見えて、意外と女を自分の色に染める男だな」
助手「そういう言い方、やめてくださいよ」




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



737 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 17:00:07 QLycoXEV
悪セル「ふん、晩飯はオムライスか。誰の作品だ」
ヴィンデル「私だアクセル」
レモン(私は卵焼きすら満足にできないのよね)
ラミア「隊長、ケチャップを使いますか?」
悪セル「W17、狂ったとはいえ読みは的確だな」
ヴィンデル「いただきまーす!いただきまーす!」
悪セル「……うっ」

翌朝
レモン「朝ご飯は私が作ったわ。残さず食べて」
ワカメ「いただきまーす!いただきまーす!」
ラミア「隊長、ソースを使…」
アホセル「あ、ラミアちゃん味噌汁とって」
ラミア「……は?」
アホセル「やっぱり女のコは料理上手な方がいいんだな、これが」
レモン「やだもうアクセルったら」
ワカメ「私は尽くしてくれればそれでいい。だがアクセル、レモンの料理は不味いぞ」
レモン「あ?」
アホセル「むしゃむしゃ……うっ」
ラミア(今日の隊長はなぜかとても愛くるしいな)

昼休みにはいつものアクセルがいましたとさ。



738 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 18:05:52 iW1WSQw5
>いただきまーす!いただきまーす!
wwwwwwwwwwっこwwwれはwwwwww



739 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 18:18:37 h11drwiU
どうやったらアホセルへの変換スイッチが入るんだ?



740 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 18:31:13 iXBE6la0
>>739
太陽が沈む



741 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 18:53:59 gQSnxQ1g
それ何て爆熱時空?



742 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 19:13:09 3D7gmQ9f
水をかぶると変わるという噂が・・・



743 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 19:17:03 UUfyNTxl
いやいや、くしゃみで。



744 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 19:22:25 hwfFU2AY
不味い飯を食うで



745 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 22:13:22 3HgD2urn
実は全て演技



746 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 22:42:15 i1kJt+vV
『ねえ、アクセル。人手が足りないのよ、一つ頼まれてくれる?』
レモンが俺にそう言ったのは、よく晴れた日の午後のことだった。
―――――そして今、俺は最高に不機嫌だ。

人気のない廊下を、大股で歩く。
普段よりも早足になるのは、レモンの『頼みごと』の内容に対する苛立ちが原因だ。
途中でたまたますれ違ったワカメが俺の顔を見て、マジ泣きしながら猛ダッシュで逃げた。
今の俺は、それぐらい不機嫌な顔をしているらしい。

しばらく歩いて、やっと目的地の扉の前にたどり着いた。
そこは、あの緑の髪を持つ人形の部屋。
ノックするのも面倒で、そのまま開ける。
重ね重ね言うが、今の俺は不機嫌なのだ。
レモンの頼みとはいえ、何故俺が人形への『お使い』なんぞをせねばならん。
「おい、居るなら返事しろ」
部屋の奥に向かって呼びかけながら、無遠慮に歩を進めた。

「…………」
近くのソファに視線を落として、俺は思わず眉を顰めた。
そこには、目を閉じて静かに眠っている人形の姿があったからだ。
ソファの下には数枚の紙が散らばっている。
大方、ソファで書類に目を通している最中に睡魔に負けたのだろう。

「…起きろ、人形」
そう呼びかけてみるが、静かに寝息を立てるだけで人形は目を覚まさない。
「おい、起きろ」
力任せに身体を揺すって叩き起こしてやろうかと露出している肩に右手を置いたところで、
俺はその肩が冷えていることに 気づいた。
「……ちっ」
こんなところでぐーすかと寝ているからだ、と声には出さずに心の中だけで悪態をつく。
そもそも、すぐそこにベッドがあるのに何故そっちで寝なかったんだ。3歩もないだろうが。

ふぅ、と小さくため息を吐いて立ち上がると、俺はそのベッドの上で綺麗に畳まれている
毛布に手を伸ばした。
それを広げて、ソファで眠る人形の体に掛けてやる。
「…また風邪を引かれたら厄介だからな」
理由はそれだけだ、他意はない―――と心の中で誰にともなく言い訳をした。

ソファの下に散らばっている書類を拾い集め、テーブルの上に置き、その横にレモンから
『これをW17に渡してちょうだい』という言葉と共に手渡された封筒を置く。
これでレモンからの『頼まれごと』は済んだ、もうこの場所に俺が居る必要はない。
部屋を出る時に扉に触れた右手が異様に熱を持っていたことに気がついたが、たまには
そんな日もあるだろうと、無理矢理自分を納得させることにした。



747 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 00:41:31 Rre9XKxv
>>746
GJ!
このスレのツンデレ隊長いいなあマジ萌える



748 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 02:02:07 KBdNvhqz
不覚にもワカメに萌(ry



749 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 11:03:56 QkZMuOKa
マジ泣きワカメGJ


751 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 19:11:00 u5vJV00m
このスレのワカメは、身長140くらいって感じがする。



752 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 20:20:31 bClcXIEv
140m?



753 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 23:02:03 3Rf+Idw8
ここであえて140mmだと言ってみようとしたが不覚にも140mmのラキたんを想像して萌えてしまったのも私だ



754 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 23:03:23 9kExJOeb
ミニナンバーズが寂しそうにしています。



755 :それも名無しだ :2006/11/05(日) 23:11:33 Rre9XKxv
体型8頭身のままで身長14cmのラキたんは可愛らしすぎるので
いつもジョシュアの肩に乗っているといいと思います
お風呂もジョシュアと一緒に入って、洗面器の中でちゃぷちゃぷしてると
最強だと思います



756 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 07:02:28 S51LWzJ5
いつだったかチャムの真似がしたいと言ってたのが叶う訳か。



757 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 14:34:03 EvC/gp3s
隊長「小型化しただと? メリオルエッセの体はどうなってるんだ」
助手「たぶん、どこかで破滅の王が何か細工をしただけだろうから、
   しばらくすれば元に戻るとは思うんだが…」
ラキ「そういう事だ、気にする事はない」
W17「本人が一番落ち着いているようですね」
レモン「あら可愛い。後でそのサイズに合う服を作ってあげるわ」

ワカメ「…ところで私も身長140mmになったわけだが、何か言うことはないのか、お前達」



758 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 16:42:00 PHZP977N
つまり、今のラキははだ(クローアンカーバーストされました。ラキの裸が見たい場合は、完璧、完璧と叫んで下さい



759 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 18:43:46 MeUrkYeo
ということはワカメ様もはだ(麒麟



760 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 19:20:45 r99WSI1p
完璧、完璧



761 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 19:36:35 S51LWzJ5
麒麟!麒麟!



762 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 20:04:02 Us95ZgE0
邪龍鱗!!邪龍鱗!!



763 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 20:27:13 bVgEg4LN
でぃぃぃぃぃぃぃぃやッ!!



764 :それも名無しだ :2006/11/06(月) 21:51:24 26c0ETzN
この流れにふいたwww


765 :それも名無しだ :2006/11/07(火) 19:51:54 C2164GpF
酔っぱらって愚痴をこぼすワカメの幻影が見えた気がした

大佐「どうせ私が小さくなろうが例え女体化しようが、誰も構っちゃくれないんだ」
助手(女性になった大佐…あまり想像したくないな)
大佐「ハロウィンの時だってそうだ、菓子類を大量に用意して待ってたのに
   ミニナンバーズすら私の所へは来なかった」
助手(あの時の、ペンギンの着ぐるみを着たラキは可愛かったな。
   ハロウィンの仮装とは言い難いかもしれないけど、あれはあれで)
大佐「クリスマスには飾り付けをしたりプレゼントを交換したりするのだろう。
   だがその輪の中に私は入っていない。入れてはもらえないのだ!」
助手(プレゼントは何にしよう。ラキが喜ぶもの…)
大佐「聞いているのか、ジョシュア・ラドクリフ!」
助手「大佐、飲み過ぎですよ。お酒の代わりにココアでも入れましょうか」
大佐「いらん!」


ラキ「ジョシュアが困っているのが伝わってくるのだが」
W17「大佐の相手を押しつけてしまいましたですから」
レモン「でもあの子が適任なのよねえ。どうしようもない大人の愚痴を聞き流すのに
   慣れてるし」
隊長「俺だと面倒で、つい麒麟発動してしまうんだな、これが」



766 :それも名無しだ :2006/11/07(火) 20:06:19 4GkafSuD
隊長酷いなw



767 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 03:26:30 4RJzm//K
大佐「だいたいこの世界に来てからというもの、やけにW17はアクセルにベタベタするし
   アクセルだって一応は嫌そうな顔をしているが内心満更でもないのは明白だし
   レモンはそれを怒るどころかW17が成長したといって喜んでいるし
   W15は堅物っぽいなりのくせに毎日メイガスに会いに行くし…
   隊の規律はどうなってるんだ!」
助手「その話3度目ですよ。夜も遅いし、そろそろお開きにしませんか」
大佐「貴様もだ、ジョシュア・ラドクリフ。毎日毎日グラキエースとイチャイチャして、
   風紀を乱すことはなはだしい」
助手「聞いてくださいよ」

ラキ「ジョシュア、迎えに来たぞ。部屋へ戻って寝よう」
大佐「…来たな、風紀違反カップルの片割れめ」
助手「すまないラキ、遅くなりそうだ。今日は先に寝ててくれ」
ラキ「わかった。そうさせてもらう」

助手「…ラキ。なんで俺の膝枕で寝る体勢に入ってるんだ。
   部屋へ戻るんじゃなかったのか?」
ラキ「部屋で1人で寝るより、ここでジョシュアと接触しながら寝る方が心地よい。
   安心しろ、こんな事もあろうかと毛布を持参している。風邪をひく心配はない」
助手「それも心配だけど、そうじゃなくてさ」

大佐「ジョシュア・ラドクリフ、それは私に対する嫌がらせか? そうなんだな?
   仮にも一部隊の長でありながら女っ気のない私を馬鹿にしているのだな?」
助手「違いますから落ち着いてください大佐」



768 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 07:30:32 xK0a4yDV
GJ!萌えたよ
もうレモンに秘書タイプのWシリーズでも作ってもらえ




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



729 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 00:24:43 bUKmtctv
献身的といえば、エキドナを忘れてますよ。
実は、アクセルエキドナのカップリングが好きなのも私だ。



730 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 00:52:39 V3a+NWKH
OG2じゃどっぷりベーオウルフ病にかかってて、かばったエキドナに暴言はいた時にはorzになったなぁ、
もうちっとかまってあげてもいいもんなのに、エキドナの最後


731 :それも名無しだ :2006/11/04(土) 00:57:12 ANEmB1Ao
>>730
そこで脳内補完だ
口では暴言吐きつつも、心の中ではエキドナに感謝の言葉を述べていた
けど照れ屋さんなので実際に口にすることはなかった
そんなアクセルを想像すればOK



769 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 08:14:22 XL+byEKK
「ちっ、余計な真似を」
 レッドアラートが鳴り響くコクピットの中で、忌々しげにアクセルは毒づいた。モニターに映る
のは、仇敵とかつてW16がいた証となる黒煙だけ。
 奥歯を強く噛み締める。負けをほぼ約束された窮地。それをW16によって助けられたのだ。
「次は、ないぞ」
 去り際にアクセルが残した全方位の通信。それは、撤退を伝えに来たレモンへ向けたものでもあり、
ベーオウルフ――キョウスケに向けたものでもあった。

「ふう、危なかったわね」
「危なくない戦いなどない」
 基地に戻ってレモンが漏らした呟きに、アクセルは刺々しく返した。レモンは苦笑する。この程度拗ねるだけで済むならば
安いものだと。
 レモンが驚くほど、アクセルは撤退に反対しなかった。滅多に言葉にはしないが、敗者には死を
という考えを強く持つ彼が、撤退に素直に賛同してくれたことに、レモンはわずかながら喜びを
感じていた。
 なぜなら――
「そうね、W16は死んでしまったもの」
 彼女の献身があったからだろう。
 彼女の死は決して無駄ではなかった。W16までもが死んでしまったことは、レモンの中で
小さくはなかったが、自分が作ったもので、恋人が毛ほどでも心を揺さぶられたことが、作り手としてこの上なく嬉しかった。
 しかし、そんなレモンの内心を知ってか知らずか、アクセルは険悪なまでに、端正なその顔を
歪めた。
「勝手に命令を判断し、勝手に死んだ人形のことなど知ったものか」
「あら、ひどい言いぐさね。彼女がいなければ、アナタは死んでいたのかもしれないのよ」
「なればこそ、だ。負けて死ぬのは戦場の道理だ。それを人形などにねじ曲げられてたまるか」
 凶相とまで言えるほどに表情を歪ませながらアクセルが吐き出したその言葉に、レモンは思わず
息を飲んだ。だって思ってしまったのだ。
 今の彼はまるで――


「零距離、取った」
「くっ!」
 麒麟を放った後の一瞬の隙。ソウルゲインの奥義を耐えきったアルトアイゼン・リーゼは、その
刹那に、ブーストを全力にして距離を詰めていた。
「これで終わりだ、アクセル・アルマー!」
 ソウルゲインは避けようとするが、アルトアイゼン・リーゼはそれを許さなかった。ソウルゲインの
装甲をステークが打ち貫く。それだけで終わらない。一度二度三度と炸薬が爆発し、何度も
ソウルゲインの巨大を揺らす。


「ぐうっ!」
 一際大きなな爆発を最後に大きく弾き飛ばされるソウルゲイン。アクセルは食いしばった歯の間
から悲鳴を漏らした。
「ベーオ、ウルフ!」
 腕を伸ばして叫ぶが、ソウルゲインは動かない。 アルトアイゼン・リーゼに届かない。
キョウスケ・ナンブに、届かない。
 それがわかっているアルトアイゼン・リーゼはボロボロになりながらも
ソウルゲインを見つめながら立っていた。
 もとより特機の攻撃を受けた上に限界以上に酷使された機体。今はこうしてソウルゲインの爆発を
待つことしかできなかったのだ。
「ベー、オ、ウルフ!!」
 だから、反応できなかった。もはや動くことすら出来ないはずのソウルゲインが、再び攻撃体制を
取ったことに。
「賭けに負けたか!?」
 背筋に走る悪寒。キョウスケは甘く見ていた。アクセル・アルマーの技量をではない。こうまで
して仇敵を討とうとする、彼の執念を軽く見ていたのだ。
「貴様も、死――」
 だが、甘く見ていたのは、キョウスケだけではなかった。
「隊長!!」
 赤いランプに染められたコクピットの中で、アクセルは聞き覚えのある声を聞いた。
 あの部隊に自分を隊長を呼ぶものなど一人しかいない。
「W、17か」
 小さく呟きながらアクセルは絶望した。自分は人形に邪魔されてばかりだと。
「ファントムフェニックス!」
 アンジュルグから放たれたエネルギーの矢が不死鳥を象り、アルトアイゼンリーゼを前にして動きを止めたソウルゲインに突き刺さる。
「ふふ、ははははは!」
 謎の哄笑を残し、ソウルゲインは再びアルトアイゼンリーゼから遠くへと吹き飛ばされていった。

 ソウルゲインは活動を停止していた。ワンオフの特機の高性能故に爆発はしていないが、それも
時間の問題だった。むしろ、未だに機体が形を保っていることすら、奇跡と言えた。まして、通信
系統が生きているなど、それを試みたラミア自身ですら思ってもいなかった。
「W17か」
 ノイズ混じりの音声と画像。それでも、ラミアには、アクセルの声をはっきりと聞き取ることができた。
「はい」
「ふん、俺を討ち取り、最期を看取るのが貴様のような人形とはな。
 ふん、まあいい。用があるならば早く言え。そう長くは保たん」
「はい……隊長、単刀直入に言います。機体を破棄して脱出して下さい」
 言いながら、ラミアは胸が締め付けられるようだった。自分でもわかる。アクセルがこの言葉を
受け入れることがないことを。
「断る。敗者には死あるのみ。俺ばかりがそれから抜け出すことはできない」
「それでは! レモン様はどうなるのです……
 エキドナの死は、どうなるのです」
 届かぬ言葉が、これほど辛いものだとラミアは知らなかった。届かぬと知りながらも、辛いと
知りながら言葉をかける自分も……。
 胸の痛みを持て余して、ラミアは胸をぎゅっと握り締めた。
「レモンとは所詮成り行きの関係だ。俺がいなくとも、奴ならば上手くやるだろうさ。W16に関しては
論外だ。俺の命令を無視して死んだものの面倒まで見てられるか」
「そんな、エキドナは隊長を守ろうと――」
「奴は勝手に死んだ。なら、俺が勝手に死のうと、文句はないはずだ」
 その言葉に、ラミアは全身が脱力した。
「ああ、アクセル隊長。アナタは――」
 ぽとりとあれほど力を入れていた腕がコクピットにだらしなく落ちる。
「――アナタは、ずっと死にたかったのですね」
 返事は、なかった。

「思えば、おかしかった。あの冷静なアナタが、任務を忘れるほど、
一人の相手に執着する。かと思えば、せっかく追い詰めたその相手を、トドメを刺さずになぶる
ように痛みつける……」 言うのが辛い。いっそすぐさまソウルゲインが爆発すればいいと思いながらも、ラミアは胸の
内を吐き出していた。
「撤退するタイミングもいつも危うかった。いつもいつも、レモン様やヴィンデル様が来られる
まで残って……
 極めつけはさっきだ。私のファントムフェニックスを、避ける素振りもなく受け入れた。その前に相討ちにすることも出来たのに!!」
 沈黙が痛い。周りの機体も黙って彼らの話を聞いていた。
「敗者には死を。
 なら、いつ俺は負けたのだろうな」
 ラミアは答えられなかった。何故なら、アクセル自身がその答えを知っているからだ。
「それでも、俺は生きていた。多くの部下を犠牲にして」
 しわがれた老人のような声だと、キョウスケは思った。これまでの憎しみや怒りに満ちた声では
ない。これは、死に場所を探している老兵の声だ。
「それでも!!」
「はっ、W16もこんな死人を助けようとするから、あんなことになる。俺は言ったのだ、余計な真似はするなと」
 隊長は隊長なりにエキドナを思っていたのか――そう、ラミアが思った時だった。ソウルゲインに小さな爆発が巻き起こる。
連鎖するかのように、ソウルゲインを次々と爆発が包んでいく。
「隊長!!」
 脱出して下さい――と、必死になって叫ぶラミア。だが、アクセルはそれすらも拒絶する。
「俺を隊長と呼ぶな。貴様は既にシャドウミラーではない」
 誘爆を繰り返す機体の中にあって、アクセルはやはりアクセルだった。変わらず、ラミアを拒絶
し続ける。
「ではな、ベーオウルフ……いや、キョウスケ・ナンブ。貴様との戦いもなかなかに面白かった」
「俺は楽しくなどなかった」
 キョウスケが初めて聞くアクセルの楽しげな声。それを顔色一つ変えずに切ってすてた。
 ただ、視線だけはソウルゲインから少しも外さない。


「くっ、やはり貴様もベーオウルフだ」
 機体の中はどうなっているのか。もはや画像は届かず、笑いを含んだ声だけが皆に伝えられた。
「ああ、そうだ」
 と、そこで何かを思い出したかのような口調でアクセルが口を開いた。
「ラミ――」
 だが、その瞬間に、ソウルゲインが、爆発した。今までのとは違う、機体そのものを砕く、大きなものだ。
「た、いちょう?」
 爆風に揺られる機体の中呆然とラミアは呟いた。
 一体アクセルは最後に何を言おうとしたのか。錯覚でなければ、自分の名前を呼ばれたような
気がした。しかし、途中で途切れた為、何を言おうとしたのかどころか、名を呼ばれたのかどうか
すらわからない。
 それは、呪いだった。決して解くことのできぬ極上の呪い。
 なるほど、これを知らなかった私は、確かに人形かもしれない――自分に備え付けられた涙を
流す機能を憎みながら、ラミアは一人コクピットの中でアクセルの死を悼んでいた。

――END――



775 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 11:27:34 4RJzm//K
>>769-774
GJ!隊長格好良い!



776 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 12:58:22 pdV3s+Wh
激しくGJ!
ゲーム本編じゃわがままっ子の隊長がカッコいい人に戻ってるよ!



777 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 16:50:36 8U4iQFy+
GJ!隊長かっこよすぎ!!
OGs又はOG3では仲間になってほしいね



778 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 18:45:19 T9PTkHYX
感動した

本家でこれぐらいやってくれたらよかったのに。





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




780 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 20:10:19 g7I2Ppie
ラキ「前から気になっていたんだが」
ラミア「何でございますです?」
ラキ「Wナンバーズの゙W゙とは一体何の略なのだ?」
ラミア「レモン様が仰られなさった事には、ワイズd」
アクセル「ワカメだ」
助手 ラミア「「(゜Д゜)」」
ラキ「…?」


レモン「やぁね、私がそんな悪趣味な名前付けるわけないでしょう?
だから泣かないで、ね?W17…」

助手「大丈夫か?いつになく顔が真っ青だぞ…」
アクセル「いや…あんなショック受けるとは思わんかったから…」
助手「…ちゃんと後で謝っとけよ」
ラキ「…? ?」



781 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 21:13:14 4RJzm//K
しかし影鏡隊のトップ3人がワカメだしなあ
ひょっとしたらWシリーズもワカメを目指したのかもしれん
W15はワカメが恥ずかしいから仮面で隠し
W16は髪を短く切ってワカメとわからなくしたとか
W17は堂々としたワカメなので「Wシリーズの最高傑作」なのかもしれない



782 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 21:14:59 oxGSQxLo
ラミアはストレートじゃね?幹部3人はウェーブかかってるけど。


786 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 22:06:44 OZ6I7+Zw
>>782
実は、髪にお湯をかけるとストレートがみるみるワカメに…



788 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 22:23:48 g7I2Ppie
>>786
お湯をかけると聞いて真っ先に増えるワカメを想像しちまったジャマイカ




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




707 :それも名無しだ :2006/11/01(水) 12:48:42 +EO69dPa
寝汗をかいたので体ふいている所にたまたま額のタオルをかえに部屋に入ってきたアクセルに半裸を見られて恥ずかしそうに体を隠すラミアとかモエス
そして生まれ始めた羞恥心から顔を赤く染めながら布団で体を隠すラミアの様子に思わずドキドキする隊長


708 :それも名無しだ :2006/11/01(水) 13:38:48 9Zs1r+ID
>>707
俺もドキドキした
萌えるシチュエーションだ


711 :710 :2006/11/01(水) 23:06:03 9Zs1r+ID
>>707
思わず萌えて適当だが書いた。
この後は感染ったアクセルを看病するラミアな展開だな!?


710 :それも名無しだ :2006/11/01(水) 23:04:13 9Zs1r+ID
 自分の身体に起こった体調の回復を分析しながら、汗を吸いきり、べたべたに濡れた寝巻きのままでは体が冷えてしまうだろう。
ふと周りを見渡すとアクセルが気を使ったのか、枕元にタオルと着替え(下着はさすがに無かったが)が置かれている。なんだかんだと言いながらもこういうことをしてくれるアクセルの優しさが嬉しかった。
服を脱ぎ払うと、汗に濡れたレモンの最高傑作ともいえる完璧なプロポーションを持った裸体が現れた、そのままタオルに彼女は手を伸ばす……。

「まったく、なんで俺がこんなことを……」 
 一方、ぶちぶちと文句を言いながらも、タオルの入った氷水を張った洗面器を抱えながら階段を上るアクセルの姿があった。
だが、そんなことは誰も頼んでいないし命令もしていない、しなくなければしなくてもいいのだ。しかし、この場には指摘する者はいない。
絶えることの無いグチを吐きながらアクセルは洗面器を片手に抱えるとドアをがちゃりと開け放った。

「あ。」
「……っ!!」

 そこに見たのは上半身を脱ぎ払い、その白い肌にタオルを這わせて汗をぬぐうラミアの姿。
一瞬の間があった直後、きょとんとしたラミアの表情が真っ赤に染まり手に持ったタオルで体を隠し、背を丸めて自分の肌を隠した。
その姿にアクセルは呆気にとられる、そして小さな声をアクセルの耳は捕らえた。その小さな言葉、願いに応え、アクセルの体は跳ねあがるようにその部屋から飛び出した。


「……」
 ドアに背を預けながら、頭の中で響き渡り続ける小さな声を思い出す。
あんな顔、あんな声、あんな姿を始めてみた……、顔が熱い、心臓の音がうるさいくらいに聞こえる。
馬鹿な、と小さく呟く。あの人形の体など今日初めて見たというわけでもない、なのに……。
思春期のころのような自分の反応に苛立つ。
「ガキか、俺は…っ」
 洗面器のなかの氷水を手ですくい、それを自分の額にぶつけた。
冷たい氷水が額から眉へ、眉からほほへ、顎へと流れおちていく度に冷静さを取り戻していくように感じた。
ふぅっと一息をつくと、再びあくまでラミアを人の形をした機械人形として向き合う、かつての冷たい顔を取り戻そうとする。
しかし、ラミアの放った言葉が耳にこびりつき、その決意を曇らせる。


「……」
 下がった体温が再び休場したような感覚を受ける。
体が熱い、どこかに異常が起きたのだろうか、困惑が自分を支配する。
半裸の姿をアクセルに見られた瞬間、体が固まり、言いようも無い感覚が自分を襲った。
なぜ自分はあんな言葉を吐いたのだろう、せっかく来てくれたと言うのに…今は部屋の外にいるアクセルに聞いてみたい、だが、何故かアクセルと顔を合わせることが恐ろしかった。
いや、恐ろしいというよりアクセルに体を見られたときから続く感覚がアクセルに会うことを妨げていた。


  見ないでください…っ

 「…くそっ!」

 あんなものは演技だ、演技なんだ…もしくは熱を出したために起きた誤反応か何かだ、あんな人形に羞恥心なんか無い。
どんなに自分に言い聞かせても頭に浮かび上がるあの言葉、あの姿…、再びアクセルのほほが赤く染まる。
さっさと洗面器を渡して下に下りようと決意したが、まだ着替え中だろうか、ノックしようか、いや、そもそもなんで俺があの人形に器を使わなければならんのだ!
と、ドアに拳を乗せたまま固まるアクセル、一方、「入ってもいいですよ」の一言がいえなくて布団の中に体をうずめるラミア。

この後、氷が解け切った洗面器を抱え、苦い顔でドアの前で突っ立つアクセルを不思議そうに見ながらもプチファービュラリスで氷枕を作りにきたラキのおかげでラミアはすっかり全快したとさ。



713 :それも名無しだ :2006/11/02(木) 00:33:37 2qdcFaON
>>710
萌えた
ラミアも可愛いが隊長の反応が可愛いよハァハァ



789 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 23:13:05 06eOX5/Q
>>711
風邪引いたアクセルに熱を冷ますには血の集まるところを冷やせばいいということで、
手の温度を低く設定したラミアがアクセルのパンツの中に手を突っ込んで冷やす姿が頭に浮かんだ。
そしてその後しくしく泣きながら「もうお婿にいけない…」と布団にくるまるアホセルというキモイ姿が。



790 :それも名無しだ :2006/11/08(水) 23:43:37 4RJzm//K
>>789
ラキ「ジョシュア、熱を下げる良い方法を教えてもらった。
  これでいつでも看病できる。安心して風邪をひくがいい」
助手「安心できそうにないんだが」




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




795 :それも名無しだ :2006/11/09(木) 21:28:55 G9no/gSg
各人のファミリア予想
アクセル→蛇
ラミア→Wシリーズってことでたぶん作れない
助手→狼
ラキ→ミニ助手


800 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 00:59:43 901DUEj0
>>795
WシリーズはそれぞれM(ミニ)シリーズがついているというのは?


796 :それも名無しだ :2006/11/09(木) 23:08:52 TALFZ7ai
>>795
むしろ
助手→異様にたくましいランシャオ



797 :それも名無しだ :2006/11/09(木) 23:11:21 POKFf78t
ファミリア「お任せください、ご主人様。俺は戦闘のプロだぜ?」
助手「……俺の無意識はどうなってるんだorz」



798 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 00:29:30 +p9EM9N+
助手のファミリアはペンギンでいいよ
鳥なのに飛べないてのが
名前は空騎士なのに飛べないエール・シュヴァリアーを連想させる


799 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 00:31:41 ZarAxRSg
じゃあ殻を剥かずに食べ物をかじるラキのファミリアはハムスターでいいな。
ラキが乗れるサイズの。


801 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 01:18:27 +p9EM9N+
>>799
でかっ!



802 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 08:32:59 CWpho0X5
>>799
最早、カピバラだろソレwww



803 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 10:30:31 twSM2iy0
どっちかってとアクセルよりレモンのが蛇っぽい気がする
ファミリアが無意識ならアクセルの無意識は多分アホセルだから・・・なんだろう?
あとワカメのファミリアはやっぱワカメなのか?


804 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 10:35:55 r1XmMofG
……リスとか?


808 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 14:14:11 mzACBe9g
ファミリア「アクセルちゃんはファミリアをいぢめる?いぢめる?」
アクセル「……待て。何で俺の無意識がネズミの形をせねばならんのだ」
ファミリア「ネズミじゃなくてシマリス、ね? ね?」
アクセル「黙れ齧歯類」

ラキ(愛くるしいな)
助手(でもファミリアって自分で姿決められたはずじゃ…)
W17(警戒するまでもないぼのぼのだ)



809 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 14:16:35 GOpKlqQN
アクセルのファミリアはキリン(ジラフの方)



805 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 10:59:54 HW996eEB
アクセルはツンデレだから、ハリネズミだろ。
抱っこされたいけれど、とげとげしいのだ。



806 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 12:54:24 9TY/ybK2
???「ヒーホー、ボクはラキちゃんのファミリアだホ。コンゴトモヨロシク、だホ」


817 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 10:10:36 1fpTCCSw
>>806
それじゃあペルソナじゃないかw



811 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 17:45:48 xGZw1Tm9
>>799
それは星の戦士(ピンクのマルイ奴)のハムスターだろ
奴の名はリック。石になったり、火を噴いたり、乗り手を投げたりする凄い奴!


各人のファミリア予想
アクセル→イタチ
ラミア→犬
助手→鷹
ラキ→兎
レモン→狐
ヴィンデル→ナマケモノ


814 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 22:26:55 GOpKlqQN
>>811の通りにファミリアを設定してシャドウミラー各人の行動を考えてみた。

アクセル「いけっ、ファミリア」
アホファミリア「突撃ラブハート、なんつってな!」
悪ファミリア「動くな、俺が当たるまではな!」
アクセル「射出すれば後は勝手にやってくれるなんて世の中便利になったもんだ・・・っておい
      何やってんだアホの方!攻撃もしないで女性パイロットの機体に乗り込むな!
      悪の方、お前そっちは味方だ!Wシリーズの部隊に突っ込むなーっ!」

犬ファミリア「ご主人様、私はあなたの僕。なんでもなんなりと命令してくれちゃって構いませんですのことよ」
ラミア「そうか。だが今のところ私にも何の指令も下っていない。故に命令は出せないのだ」
犬ファミリア「そうでございますですか・・・」
ラミア「・・・・・・」
犬ファミリア「・・・・・・」

ヴィンデル「フハハハハ、行けい!総勢百匹の我がファミリアよ!」
ナマケモノ×100「ん~・・・無理矢理射出されたけど敵まで飛んでいくのめんどくさいワカメ。
           それに切り払われたら痛いワカメ・・・無理せず帰るワカメ」
ヴィンデル「ちょ!!!!なんでお前ら戻ってくる!?待てっ、おいっ、早く敵をこうg(ry」



812 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 19:27:56 r1XmMofG
なんか助手はシャープで柔らかいという複雑なイメージがある……
インパラとか?

いっそ、それぞれのキャラ、神話からとか引っ張った方がわかりやすかったりしてな。


813 :それも名無しだ :2006/11/10(金) 21:32:52 +p9EM9N+
ジョシュアのファミリアにモモンガを推薦しよう
単に、ジョシュアの肩からラキの肩に飛び移るモモンガを想像したら
可愛かったというだけの理由だが

ラキ「また来たのか、ジョシュア・ファミリア。お前はいつも私めがけて飛んでくるな」
モモンガ「すいません。なにせ私はご主人様の無意識なものですから」
ラキ「ジョシュアは意識下で私に接触したがっているということか」
モモンガ「それもありますが、ご主人様はああ見えて人に甘えたがる所があるんです。
   親に構ってほしいからって子供ながらに勉強して、研究の手伝いをしようとしてた
   人ですから」
ラキ「そんな事を言っていたな」
モモンガ「ところが素直に甘える事も出来ないんですよ。
   幼い頃に母親を亡くしてますし、父親もあまり相手をしてくれませんでしたし。
   甘え方を知らないんですね。
   妹がいたんで、兄としての自覚を持ちすぎた所もありますし」
ラキ「そうか…」

ラキ「ジョシュア、私に存分に甘えるがいい。
   まずは抱きしめて、頭をなでなでしてやろう」
助手「ど、どうしたんだ、ラキ?」
モモンガ「せっかくのご厚意です、お受けになった方がいいですよご主人様」
助手「…またお前が何か、変なことを吹き込んだんだな」



818 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 10:57:25 52ccHD5M
>>813
やべぇ。萌えすぎてしまうんですが。


821 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 15:15:47 HrEK+72A
ラキのファミリアはペンギンだ!



827 :それも名無しだ :2006/11/12(日) 23:29:39 ipaw5QHo
>>821
ラキ「ジョシュア、紹介しよう。私のファミリアだ」
ペンギン「……」
助手「ペンギンか。なんだか目つきが悪いな」
ペンギン「フォルテアルム!」
助手「なにっ!? いきなり攻撃だと!?」
ペンギン「くそっ、人間!
  貴様さえ、貴様さえいなければ、こんなことにはならなかった!!
  貴様さえいなければ、オレとラキは同じものでいられた!
  オレは、オレは貴様が…」
助手「まさか…」
ラキ「ああ、どうもイグニスに似た性格になってしまったようだ。
  こういう事もあるのだろう。ファミリアは私の無意識から作られるし、
  確かに、私とイグニスは同じものだったのだから」
助手「だからって迷惑な無意識だな…」
ペンギン「ハハハッ、恐怖に抱かれて、死んでいけ!」



828 :それも名無しだ :2006/11/12(日) 23:39:08 4EDwy8yC
だがラキの分身でもあるわけだからジョシュアモモンガと仲がよかったりするわけかラキペンギン



834 :それも名無しだ :2006/11/13(月) 20:48:45 DXN9+Jz8
ペンギンのファミリア……
ハードボイルドペンギン(ボイス若本)だと素敵に渋いキャラ分が追加されそう



835 :それも名無しだ :2006/11/13(月) 21:07:20 EJSyOAcR
>>834
ペンギン「マスター、カミュをくれ」
助手「マスターじゃない、ファミリアにカミュなんかあげれるか。
ほら、ココアで我慢しろ」
ペンギン「マスター。ココアじゃない、カミュだ」
助手「だから、マスターでもカミュでもないって言ってるだろ」


830 :それも名無しだ :2006/11/13(月) 01:33:12 pxxpYquw
麻呂時代の頃が再現されるといいな。
あのツンツンした頃のラキが、ジョシュアに翻弄され(ry


831 :それも名無しだ :2006/11/13(月) 06:27:25 OgTV4Xgg
助手「最近にぎやかだな」
隊長「単に五月蠅いと言うんだ、こういうのは。
   まったくこっちの世界はどうなってるんだ。Mナンバーズだけでなく
   ファミリアまで出てくるだと?
   シャドウミラーは保育所でも動物園でもないんだぞ」
助手「けどさ」
ラキ「ジョシュア、M17が来たぞ」

M17「……」
ラキ「M17は絵本を読んでほしいそうだ」
隊長「ジョッシュ、お前に任せる」
助手「俺よりアクセルがいいんだろ。読んでやれよ」
M17「……」
隊長「またシンデレラか。何度同じのを読ませれば気が済むんだ」
M17「……」
隊長「わかった、もういい。行くぞ。
   ついでにM15とM16も呼べ、まとめて相手をしてやる」
M17「……」
隊長「うるさい、人形の分際で礼など言うな。じゃあな、ジョッシュ」

助手「…行ったか」
ラキ「ところでジョシュア、先程何か言いかけていたようだが」
助手「ん? ああ。
   アクセルはああ言うけどさ、案外この世界を気に入ってるんじゃないかって」
ラキ「あれほど不満を口にしている男がか?」
助手「そういうものさ。ラキも今にわかるよ」
ラキ「人間は難しいな。私は、ジョシュアのことがわかればそれでいい」





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



815 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 07:00:14 sTmVThU1
オリキャラで検索したらこんなん発掘 元ネタ有り?

164 :名無しさん、君に決めた! :02/05/28 23:11
戦争で鳴らした私達シャドウミラーは、反乱を起こして連邦に敗北したが、この世界から
転移し、平行世界にもぐった。しかし、宇宙でくすぶっているような私達じゃあない。
混沌さえ生めれば気分次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な秩序を
粉砕する、私達、SM野郎シャドウミラー!

私はリーダー、ヴィンデル・マウザー。通称ヴィンデル。
力押し戦法と闘争の名人。
私のような超越した思想でなければ変人どものリーダーは務まらん。

私はレモン=ブロウニング。通称レモン様。
自慢のルックスに、男はみんなイチコロよ。
ハッタリかまして、Wシリーズから時空転移装置まで、何でも作ってみせるわ。

待たせたな。私こそW17。偽名ラミア=ラヴレス。
スパイとしての腕は天下一品。
裏切り?自爆?だから何だ。

アクセル=アルマー。通称アクセル。
戦闘の天才だ。ローゼスビットでも切り払ってみせる。
でも記憶喪失だけは勘弁なんだな、これが。

私達は、闘争の嫌われる世の中にあえて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、SM野郎シャドウミラー!
戦争を起こしたいときは、いつでも言ってくれ。


816 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 09:32:45 zI2e7MqC
特攻野郎Aチーム……かな?
ああ、正にAチームか。



819 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 11:09:47 nGqdJDio
>>816
ラキ「ならば、私たちはDチームか」
助手(・・・ドラグナー?)



820 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 13:53:15 8zev+VbG
並行世界で鳴らした俺達特務部隊は、革命に失敗しゲシュペンスト部隊に敗北したが、
元の世界を次元転移で脱出し、こちらの世界に来た。
しかし、こちら側の世界でもくすぶっているような俺達じゃあない。
戦争のためならストーリー次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な混沌を
生み出す、俺達、特務部隊シャドウミラー!

俺は、リーダーアクセル・アルマー隊長。通称悪セル。
体術と戦闘の名人。
俺のような百戦錬磨の戦士でなければの奇人どものリーダーは務まらん。

私はレモン・ブロウニング。通称レモン様。
自慢は科学技術で、Wシリーズはみんな私の作品よ。
ハッタリかまして、Wシリーズからラピエサージュまで、何でも作ってみせるわ。

私は、エキドナ・イーサッキ、通称W16。
命令に忠実な人形。
情報収集は、美貌と頭の良さで、お手のものです

待たせたでございますことよ。私こそラミア・ラヴレス。通称W17。
Wシリーズの最高傑作。
故障?人形?だから何だというのだ。

ウォーダン・ユミル。通称親分仮面。
斬艦刀の天才だ。ゼンガーでも切り捨てて見せる。
だがメイガスだけはかんべんな。

俺達は、平和な世の中にあえて火種を投げ込む、
迷惑な神出鬼没の、特務部隊 シャドウミラー!
退廃的な世の中になったら、いつでも呼んでくれ!



823 :特攻野郎 :2006/11/11(土) 15:40:36 pOQdcNrm
ゲームボーイアドバンスで鳴らした俺アクセル・アルマーは、敵キャラとしてOG2に参戦させられた。
ベーオウルフをストーカーし、ゲシュペンストMk.3の手足をもぎ取った。
しかし、OG2でくすぶっているような俺じゃあない。
俺の意志さえあれば俺の信じるもののために何でもやってのける命知らず、
不可能を可能にし巨大な死亡フラグを粉砕する、俺、特攻野郎アクセルチーム!

俺は、アクセル・アルマー。通称アクセル。
自爆戦法とスパイの名人。
俺のような元特殊処理班隊長でなければAの男主人公は務まらん。

俺はアクセル・アルマー。通称悪セル。
自慢の人形扱いに、Wナンバーズはみんなイチコロさ。
冷酷かまして、世界の混乱から闘争を日常とする世界まで、なんでも望んでみせるぜ。

ようお待ちどう。俺様こそアクセル・アルマー。通称アホセル。
記憶喪失としてのボケは天下一品!
艦長の料理? 一矢とドモンの挟み撃ち? 勘弁してほしいんだな、これが。

アクセル・アルマー。通称隊長。
vsスレの主要メンバーだ。ジョッシュの友人でもやってみせらぁ。
でもW17を名前で呼ぶのだけは勘弁な。

俺は、道理の通らぬバンプレにあえて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、特攻野郎アクセルチーム!
出番を見たい時は、いつでも言ってくれ。



824 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 17:51:49 uRBOOoYC
ちょwwアクセルwww



825 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 21:49:24 GFRv96PS
某教導隊の分身さんみたいだな


826 :それも名無しだ :2006/11/11(土) 23:46:59 6lKb1dAL
>>825
カイィィィィッッッ!!




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




836 :それも名無しだ :2006/11/13(月) 22:15:26 Uk/EBG+Q
OG総合萌えスレより



◇  ◇  ◇

一緒に転移してラミアも気絶してて
先に目覚めたのがアホセルで他の連中と接触してしまっていたおかげで
アホセルに事実を教えて一緒に逃げ出すタイミングを外してしまい
キョウスケ「で…お前たちは誰なんだ?」
アホセル「それは俺も知りたいんだな、これが」
ラミア「……お、お兄様、私の事を忘れてしまったんでございますですか?」
アホセル「へ?」
キョウスケ「ほう」
ラミア「私たちは一緒に特機のテストパイロットをしていたんですます…」
アホセル「へ~そうなのか…妹ね……何か喋り方へンじゃないか?」
ラミア「昔からの癖でございますよ~すっかり忘れてしまったのでございますね」
アホセル「そうかそうか!しかしこんな美人の妹がいるなんて…俺は重度のシスコンだったりしてな!」
ラミア(………これから先どうしよう)
とか?



◇  ◇  ◇


OG2がこんなんだったら俺は萌え死んでたかもわからんね



837 :それも名無しだ :2006/11/13(月) 23:31:01 EJcRFS15
>>836
これは面白いw



838 :それも名無しだ :2006/11/13(月) 23:54:10 okxN5mk2
>>836
アクセル「あれ? 俺の名前は『アクセル・アルマー』で、君の名前は『ラミア・ラヴレス』なの?」
ラミア「え? ええ、そうでございますよ!」
キョウスケ「兄妹なのにファミリーネームが違うのか?」
ラミア(しまった! 動揺し過ぎて初歩的ミスを……どうやって誤魔化せば……)
ジョッシュ「……複雑な家庭の事情があるのでは?」
リム「……みんなの前で言いたくないなら言わなくていいよ?」
キョウスケ「ああ……失礼な質問をしてしまったようだな、すまない」
ラミア「え、あ、ありがとうございますです!」


アクセル「で、ホントのとこ、俺達の家庭には何があったんで?」
ラミア「思い出さないのなら、その方が幸せでございますですよお兄様…」
アクセル「むむ…気になるんだな、それは」
ラミア(この男……隊長さえまともなままなら、私がこんな苦労をする必要は無いのに……)



839 :それも名無しだ :2006/11/14(火) 00:13:04 ViDhs4nR
記憶を取り戻した瞬間に分かれてしまう、悲恋ネタを思い出した。



840 :それも名無しだ :2006/11/14(火) 07:01:54 n3DswV5k
>>839
大丈夫だろう。結局「昔の俺には戻れん」てレモンに言ってたんだし、一時的に冷たくなるだろうが自爆イベント前後でよりを戻すさ。


842 :それも名無しだ :2006/11/14(火) 07:27:25 8WQR+UXv
>>838
アクセル「うーん」
ラミア「どうされちゃったです?こちらをじっと見たりして」
アクセル「あ~、いや、おにーさまとしては可愛い妹のことが気になるんだな、これが」
ラミア「と、いいますと?」
アクセル「記憶失う前の俺とはどんな仲だったかなー、とか」
ラミア「……それは、その、もちろん仲のいい兄妹で、その、評判だったり、しちゃいますわ」
アクセル「むむ、仲がいいと言うと、お風呂で背中を流しっこするくらい親密で禁断のあいたっ!」
ジョシュア「…妹相手でもそういう発言は感心しないな」
ラキ「ジョシュア、今のはどこが不味かったんだ?何故アクセルを叩く?」
ジョシュア「え?…………ええと……こういうのは、どういう所から説明すればいいのか、から、か?」
ラキ「ラミアみたいな喋り方になってるぞ」

ラミア(助かった……しかし『仲が良い』、か。随分と皮肉な質問をするな。隊長も)
アクセル(兄妹、か。信用できるかはともかく、俺を知ってるのは確実だな)
アクセル・ラミア(まずは情報だ。相手はどこまで知っているか?それを聞き出さなくては)

アクセル「ま、いっか。積もる話は後にして、一緒に食事でもどうかな、妹よ」
ラミア「そうでございますわね、お兄様」

ラキ「顔が赤いぞ、ジョシュア。風呂がどうしたのだ」
ジョシュア「いや、だから」



843 :それも名無しだ :2006/11/14(火) 07:30:51 u/plaITL
顔が赤くなる……
つまり、純真なラキに真実を伝えるべきか、騙して一緒に風呂に入るべきか迷ってるんだな?



844 :それも名無しだ :2006/11/14(火) 11:25:38 +tZdOpsN
その後、OG2の敵役としてW16のポジションに何故か隠し子(M17)が出てきて誤解が広がるわけだな
アホセルをタイチョーじゃなくてオトーサンとか呼んじゃったりして


846 :それも名無しだ :2006/11/14(火) 15:28:03 orXQEBEA
>>844
そんなんだったら俺にゃ撃てないw

そしてエクセ姉さんにさんざからかわれる鏡影兄妹w



860 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 01:09:09 hlBJ1YlR
アクセル「ソウルゲインが使用不能だと!?」
ジョッシュ「先の戦闘での無茶が祟ったんじゃないか?」
ラミア「ご安心ください。代わりの機体は用意してあります」つクストウェル
アクセル「……」

戦闘中
アクセル「小娘!」
テニア「小娘じゃない!リミッター解除完了したよ!」
アクセル「上出来だ!くらえぃ!オルゴンフィニッシュ!でぃぃぃやっ!」ズガーン

アクセル「悪くない…悪くない機体だ…!」


数日後
ラミア「隊長、クストウェルのプラスパーツが届きました」
アクセル「ほう、後継機か…。よし、見せてみろ!」

アクセル「( ゚Д゚)」

アクセル「( ゚ Д ゚)」


アクセル「……W17」
ラミア「はい」
アクセル「ソウルゲインの修理はまだ終わらないのか…?」
ラミア「予定では後二ヵ月強でございます」
アクセル「…それまで俺はこんな機体で戦わなければならないのか…?」
ラミア「はい」


アクセル「(゚Д゚)」

ジョッシュ「…こっちを見るな」


首吊ってくる



861 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 01:40:23 /lVo+TCS
>>860GJ!!!
馴染む!実によく馴染むぞッ!アクセルinクストはッ!


862 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 16:49:37 l3+Pdl+R
たまにはこういうネタもいいね。GJ
まあ仕方ないか、ブラキウムじゃ



863 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 17:35:47 +UpgZDga
ああ、ブラキウムじゃ仕方ないな。



864 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 18:45:31 seQGmeTs
Jネタなど出させるか!
だがブラキウムなら許してやろう。



865 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 19:10:03 ZSr7bLGj
Dでソウルゲインに近い機体というとストレーガかね?

ヴィンデルをガナドゥールに乗せてフォルテギガらせたら
隊長の胃に穴が開きそうだが



866 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 20:38:30 WPsM/Mt2
ラミアが乗って合体攻撃もイイとは思うがそれよりも合体する時が面白そうだな。



867 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 20:51:34 ZSr7bLGj
ラミアをガナドゥールに乗せてフォルテギガらせてみた

ラミア「隊長!フォルテギガスの新しい戦法を思いつきましたでございますです」
アクセル「何だ…とりあえず言ってみろ」

ラミア「ブーツアタックでございます!」

アクセル「人形…貴様!!」


868 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 20:59:01 CxlWLl9V
ジュアン・シュヴァリアーに乗って、ラキの参入マップの再現を。
狭いコクピットに二人っきりで、それを羨ましく見るエキドナとか。



869 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 23:20:07 HPiuIE7F
何でエキドナ?



870 :それも名無しだ :2006/11/15(水) 23:37:20 BuHxod27
レモン様の方がいいなぁ
アクセルとの掛け合いが見てみた



871 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 06:24:16 wxyVL2F5
ラミアに微かなライバル心を燃やすエキドナとかよくない?
ラブコメには、恋の鞘当ては必須だと思うのですよ。



872 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 11:23:43 1F51Jvif
鞘当て相手ならワカメで

ラミアとワカメがアクセルを取り合う



873 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 14:15:54 I9NO1Iu3
>>872
ちょwwwワカメwww



874 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 14:24:14 aHqMewnj
ヴィンちゃんとラミアの初登場漫才は毎回笑える。

ラミア「隊長は別人格になりきってるのかもしれません」
ワカメ「そうか。ま、完璧主義者だしな」



875 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 18:28:28 UKp/Pk0N
vsスレなんだし、ここは
ジョシュアとラミアがアクセルを取り合う方向で

W17「負けませんのことよ。いざ尋常に勝負ですわ」
助手「俺の負けで一向に構いません」
隊長「ようジョッシュ。夕飯まだなら一緒にどうだ」
助手「ああ、付き合うよ」
W17「…わたし負けましたわ」
助手「早ッ!?」



876 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 19:58:49 jvvr7dJN
実際にこんな会話を交わすかはおいといて
相関図的には十分あり得る状況だな。



877 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 20:59:09 EZao2TzZ
濃い面子に囲まれて接しやすい一般人(=助手)とばかり付き合うようになったアクセルを見て
ラミアが助手に嫉妬するわけか…

そして感化されてアクセルに嫉妬するラキ



878 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 21:00:09 oIkcKFob
>>875
その後ラキが落ち込んでるラミアを食事にさそうわけか
ラミアも面倒見よさそうだから助手とは違う感じで食事中のラキの世話を焼いてそうだ



879 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 21:40:06 2z+ouaoD
助手「まったく、口の回りを汚して…」
アクセル「…なあ、男が男にハンカチで口ふかれてる姿はなかなかにキモいと思うのだが」
助手「あ、す、すまない。ラキの世話しててつい癖でね」
アクセル「ラキもガキじゃないんだ、自分でするべきことは自分でさせな」
助手「つい、ね。分かってはいるんだけど」


みたいな光景がw



880 :それも名無しだ :2006/11/16(木) 22:20:54 QQ54bCMS
アクセルがっつくなww
助手いい人過ぎww



883 :それも名無しだ :2006/11/17(金) 00:30:49 Fr18gy8A
>>879の後ろで

ラミア「口の回りが汚れているぞ、グラキエース」
ラキ「むっ、わざわざすまない……」
ラミア「気にするな、それと箸の持ち方はこうだ。他の事は結構ソツなくこなせれるのに食事の仕方は慣れないようだな」
ラキ「慣れようとはしているのだが、いつもジョッシュに甘えてしまっているからな。世話をかけないようにと思ってはいるのだが」
ラミア「フッ……、急に手がかからなると寂しくなるものらしい、世話好きのアイツにもう少し甘えていろ」


アクセル「ああしているとまるで姉妹みたいなんだな、あの二人は……(W17め俺には滅多にみせることのない表情をしやがって)」
ジョッシュ「…………」
アクセル「どうしたジョッシュ?」
ジョッシュ「……なんだろなうあの二人を見ていると、胸のあたりがモヤモヤする」
アクセル「実をいうと俺もだ……」



886 :それも名無しだ :2006/11/17(金) 00:49:05 SMOkzHxP
バイキング形式のビュッフェにて

隊長「ステーキにハンバーグに…」
助手「肉ばかりじゃなく野菜も食えよ、アクセル」
隊長「うるさいぞジョッシュ。俺のする事に口出しするな」
助手「あんたが何を食おうと勝手だけど、隊長に倒れられちゃ皆が困るんだ」
隊長「余計なお世話だ。
   …だが、一度くらいは聞き入れてやらんでもない。
   サラダだ。これで文句はないな」
助手「ああ。あんたの部下に代わって礼を言うよ。
   その調子で自分の身体を大切にしてくれ」
隊長「それが余計な世話だと言うんだ」

ラキ「…」
W17「…」

ラキ「私は今日からプリンしか食べない事に決めたぞ、ジョシュア」
助手「バカな事言うんじゃない。ほら、煮魚旨そうだぞ」
ラキ「拒否する。ただしジョシュアが食べさせてくれるなら、
   その言葉に従ってもいい」
助手「ラキ、どうしたんだ? 負の感情も出てるし…」

隊長「嫉妬というより、親の関心を自分に向けようと必死になってるガキってとこか」
W17「それより隊長。デザートにこのたわわに実った2つの果実はいかがでしょうか」
隊長「…ちぎって捨てるぞ」



887 :それも名無しだ :2006/11/17(金) 01:08:14 C0WYR0DA
隊長…なんと勿体無い事を


891 :それも名無しだ :2006/11/17(金) 11:40:19 SMOkzHxP
隊長「なんだ、結局まともな食事をする事にしたのか」
ラキ「ああ。この料理を食べたら、後でジョシュアが頭を撫でてくれる、
   という条件で合意した」
助手「ラキ、そんな事は言わなくていいから」
ラキ「更にこれは極秘だが、私がこぼさずに食べ終えたなら、
   それ以上のスキンシップをする約束だ」
隊長「ほう。それは詳しく聞きたいものだな、ジョッシュ?」
助手「ニヤニヤしながら尋問の準備をしないでくれ。
   それとラキ、極秘っていうのはさ…」



895 :それも名無しだ :2006/11/17(金) 20:51:47 fPnHMv4w
>>891
ラミア「それで、それはどんなものですますこと」
アクセル「俺達の仲じゃないかw教えろよww」
助手「別に教える事じゃないだろ。気にしないでくれよ」
アクセル「そう言われても、気になるしなぁ・・・よし、押さえろ」
ラミア「了解」バッ ガシッ
助手「はーなーせー!口を押さえるな!」
アクセル「で、ラキちゃん詳しく教えてくれ。ジョッシュのことは気にしなくていいからw」
ラキ「それはだな・・・」
アクセル「それは・・・・・・」
ラキ「一緒に買い物行って、その後部屋で膝枕をしてくれるのだ」
アクセル「それだけ・・・・・・」
ラキ「それだけだが?」
ラミア「期待はずれでございますですわ」
アクセル「ジョッシュらしいと言えばそうだが・・・」


896 :それも名無しだ :2006/11/17(金) 21:01:29 rdAXru7Q
ラキ「では、どういった事を期待していたのだ」
隊長「そりゃ男と女だし、布団の中でスキンシップだとか」
W17「服を脱いでスキンシップとか」
W16「お風呂でスキンシップとか」
W15「メイガスとモニタ越しにスキンシップとか」
ラキ「だそうだ、ジョシュア」
助手「…ラキに余計な知識をつけないでくれ。
   それとウォーダン、それはスキンシップとは言わないんじゃないか」



897 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 11:04:29 +RGGWSaI
モニタ越しワロタ


899 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 18:47:43 FeQEMOwC
ラキ「服を脱いでのスキンシップなら、ジョシュアの部屋のてれびでよく見ているぞ」
アクセル「んな?」
ラミア「……意外に進んでございますですね」
ラキ「裸の男どもが揉み合うのだ」
アクセル「……マジ?」
ラキ「本当だ。ジョシュアが好きで、付き合わされるのだ。
 最初は気に入るものではなかったが、肥った男ながらなかなかのものと見直した」
ラミア「ずいぶんと偏向した趣味をお持ちでしたのでございますね」

アクセル「ジョッシュ、ずいぶんと変わった映像をラキちゃんに見せているようだが、
 どうも感心できる趣味じゃないみたいだな、これは?」
助手(……向こうの世界に相撲はなかったのか?)



900 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 20:28:55 wqS6ghhl
ラミア「…レモン様、何描いてるんですか?」
レモン「え、ええ?なんでもないわよ?」
ラキ「…“そう・・・。そのまま飲みこんで。俺のネオビームブレード・・・”何故ジョシュアとアクセルは相撲しているんだ?」
レモン「ホ…ホモが嫌いな女子はいないの!」



910 :それも名無しだ :2006/11/19(日) 02:06:55 3qExjSfL
>>900
W17「失礼ですが、レモン様。レモン様の見た目で、女の『子』というには、無理があるようなきがなかったりしたったりするのでございますです」



903 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 21:07:36 oxJO9Qq3
や、実際に一応あることはあるが、軍隊のホモネタは基本ギャグだぞ?
……多くの事実に裏打ちされてるからこそのギャグだが。

しかし、何で逆は考えないんだ。
女でも戦闘後は生存本能刺激されて興奮するぞ?
助手なんか正式な部下じゃなくて妹養わなきゃいけないのにバックもないから、可愛がられる可能性はあると思うんだ。



905 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 21:22:33 16HsJqSM
>>903
ジョッシュの童貞はシュラク隊のお姉さまたちに奪われたに違いない、という俺の主張は
正しかったようだな



906 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 21:40:52 GqKQX2dP
>>903
つまり、ガチムチの世界から解放されたジョッシュ(幼)は今度はシュラク隊を筆頭としたお姉さま方に可愛がられると申すか

…悪くはないが、救われないなジョッシュ(´Д⊂ヽ




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




904 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 21:11:43 wqS6ghhl
ラキ「ア、アンタなんか好きでもなんでもないんだからね」←(棒読み)」
助手「わかってるって。大好きだよラキ」

ラミア「アンタなんか好きでもなんでもないでございます!」
アクセル「ふ~ん。で?」



907 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 21:42:07 16HsJqSM
>>904
隊長「言っておくが、俺はあの人形なんかなんとも思っちゃいない」
助手「そうか」
隊長「最近はアレもやけに人間臭い動作をするようになったが、
   所詮は人間のモノマネに過ぎん」
助手「そんなものかな」
隊長「だいたい人形のくせに笑ったり落ち込んだ顔をしたり、気色悪いことこの上ない。
   この間などレモンが焼いたケーキを食って、花が咲いたような笑顔を見せたんだぞ
   あいつは。
   レモンは喜んでいたが、間近で見ていた俺には悪夢のような光景だった」
助手「間近で見てたのか」
隊長「その時に記念などと馬鹿な事を言ってレモンが撮った写真がこれだ。
   見ろ、この嬉しそうな顔を。人形がこんな顔をしてなんの意味があるんだ」
助手「で、持ち歩いてるわけだ、その写真」
隊長「こっちはアレが射撃訓練で良い成績を出したので誉めた時の写真だ。
   主人に誉められた犬じゃあるまいし、こんな顔をするヤツがあるか」
助手(そろそろツッコんだ方がいいのかな…)



908 :それも名無しだ :2006/11/18(土) 22:09:08 vzTfyR4F
>>907
親馬鹿アクセル和んだ



909 :それも名無しだ :2006/11/19(日) 00:52:14 pgqlWukK
アクセル「レモン!貴様、どういうつもりだ!」

レモン「どうしたの?そんなに騒いじゃって」

アクセル「うるさい!どういうつもりだと聞いている!!」

レモン「…いったい何のことかしら?」

アクセル「W 1 7 の ほ っ ぺ た が モ チ モ チ だ ぞ!!どういうことだ!」

レモン「…え?そういうの嫌い?なんなら固くするけど…」

アクセル「やめろ!そんなことはするな!」

レモン「…じゃあ、どうするの?」

アクセル「かまわん、現状維持だ!」

アクセル「ハッ…!まさかW16も…!?」

レモン「ハイハイ」



911 :それも名無しだ :2006/11/19(日) 02:19:06 E869rQ/a
ラキ「ジョシュア、W17の頬がモチモチになったそうだ。アクセルが騒いでいた」
助手「…なんでアクセルがラミアの頬の感触を知ってるんだ?」
ラキ「それよりジョシュア。モチモチになるとはどういう事だ。食用に改造したのか」
助手「お餅のことじゃなくてさ、いや語源はそうなんだろうけど。
   こう触ったりつまんだりした時に、気持ちの良い感触や弾力のある肌を、
   そう言うんだ」
ラキ「ではジョシュアの肌のようなものか」
助手「全然違うだろ」
ラキ「そうか? 私はジョシュアの肌を感じると、とても気持ちいい。
   ジョシュアに触れるのも触れられるのも好きだ」
助手「…あ、あのさ、それは極めて個人的な感覚であって、そりゃ俺だってラキの肌は
   気持ちいいと思うし、触るのも好きだし、人の目さえなければいつまででも
   触っていたいと思ったりもするけど、やっぱりそういうわけにもいかなくて…」
ラキ「なんの話をしているのだ、ジョシュア」
助手「え。…す、すまない。つまり、ラミアの肌がモチモチになったとしても、
   俺はラキの肌の方が好きだという話で……いやこれも違うか」



914 :それも名無しだ :2006/11/19(日) 07:58:21 +BQZ3FA6
感情が芽生えたラミアに対してのアクセル隊長の態度は?

記憶喪失:普通に他の娘さん同じように接する  と言うか、とりあえず口説く
悪セル時:人間臭い真似するな人形風情が!  敵としては興味津々
記憶回復:年の離れた娘を見守る父親のよう   今更どう接していいものか悩む

って感じだろうか

記憶回復時ネタで
アクセル「W…じゃない、ラミア。最近はその…どうだ?何か判らないことあったら聞きに来い。
      ああ、俺に言いにくいことなら、リムやラキでも良いが、相談はしておけ」
ラミア「特に問題はありませんが…最近は隊長こそ様子が変だと思います」
アクセル「俺のことはいいさ。戸惑うこともあるだろうが、独りで抱え込むな、と言うだけだ」
ラミア「ふふ、その言葉、そのままお返ししますですわ、隊長」

アクセル「今の喋り方、わざとか。…今のアイツは、当たり前のように笑える…もう、元隊長様の出番なんぞ無用かね。
      …まあ、何も無ければ何よりか。これがな」


916 :それも名無しだ :2006/11/19(日) 17:28:55 q2kheydc
アクセル「ちくちく何やってんだ?繕い物か?」
助手「ああ、ラキにぬいぐるみを頼まれてな。余り物の布と綿で、さ」
アクセル「器用なものだな。ん?…これはお前を模したぬいぐるみか?」
助手「う。あ、うん…なんかコックピットに置きたいらしい…」
アクセル「まったく…コックピットは遊び場じゃないんだぞ。しかしよく出来ているな、これは」
助手「そうか?どうせならお前にも何か作ろうか?」
アクセル「ふざけろ。さて…ちょっとコーヒーでも飲みに外に出てくる、留守を頼むな」
助手「ああ。」


W17「…」
助手「ん?どうしたんだ、ラミア?」


ラキ「お休み、ジョシュア」
W17「お、お休みなさいませ。…ア、アクセル(/////)」
ラキ「さすがジョシュアだな。そのアクセルのぬいぐるみもそっくりだ」
W17「…私に夢を見る機能は無いが、これを抱いて待機状態になるといい夢を見れそうな気がしますですわ」
ラキ「そうか。みれるといいな…じゃあお休み、ラミア」
W17「お休みなさいませ」


917 :それも名無しだ :2006/11/19(日) 17:43:06 E869rQ/a
W15「ジョシュア・ラドクリフ。お前の腕を見込んで、頼みたい事がある」
助手「メイガスの立体映像をモデルに、ぬいぐるみを作る?
   やってやれない事はないけど」
W15「感謝する。
   我が名はウォーダン、ウォーダン・ユミル。メイガスの剣なり…!」




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




947 :それも名無しだ :2006/11/21(火) 01:30:18 Q06LJTG8
「だからね、この先には入れないんだってば」
 兵士は、これで四回目となる警告を通信で送った。しかし、返ってきたのは、矢張り同じ答えだった。
「どうしてですの? 私はこの先に行きたいだけなのに」
「いや、そうじゃなくてね、この先は崩落とか、未探索区域が多すぎるの。一応の調査は全部済んでるけど、
 やっぱりわけがわからないエリアが多すぎるから、入っちゃいけないの。わかる?お嬢さん」
 けれど、暫し間をおいてから返ってきた答えは、やはり要領を得ない答えだった。
「それでも、私はこの先に行かなければならないんですの」
 兵士は、あからさまに向こうに聞こえるようなため息を吐いた。
「いや…けどね…」
「何やってるんだ?」
「あ、隊長…もうお手上げですよ」
 同じく、PTによる周辺の警備を行っていた上司に、彼は泣きついた。
「聞いてくださいよ、こちらのお嬢さん…話を聞いてくれないんです」
「なに?」
 隊長は、まじまじと機体のカメラアイで、目の前にいる特異な形状の機体を眺めた。
 そして、丸々一分程したところで、突如上ずった声で叫んだ。
「こ、これは失礼しました!部下がなんと失礼なことを!」
「へ?」
 部下の男は素っ頓狂な声を上げた。天使を思わすフォルムの機体のパイロットは、穏やかに諭すように言った。
「私は、もうそんな扱いを受ける理由はありませんのです。上には、話は通ってると思っちゃったりしてるのですが…」
「ええ、ええ。確かに命令は受理しています。どうぞ進んでください」
「失礼しますわ…」
 そのまま、悠々と無機質な翼を羽ばたかせて、ホワイトスターの中へと入っていった。それを見ていた警備兵は、上司に尋ねた。
「今のお嬢さん、どちらの令嬢さんですか? それとも、将軍の娘さんですか?」
「バカ! 何言ってる! あの人は、もしキチンと軍属に入っていたら、少将か中将クラスの人だよ!最終階級は、結局諸事情で少尉止まりだったけどな」
「そんな偉い令嬢が?」
「違う。お前でも知ってるだろう? このホワイトスターで、異星人やら異世界人と戦った大戦の話を」
「ええ、知ってますよ、そのくらい。今時の教科書にもちゃんと載ってます」
「あの人は、その時の当事者、早い話が、ヒリュウ隊の一人だったんだよ」
 暫し、キョトン、とした顔をしてから、突如警備兵は笑い出した。
「冗談きついですよ、隊長!あのお嬢さん、どうみても18,9だったじゃないですか!
 大体、あの大戦は今から百年も前の話ですよ。そりゃあ、昔に比べて平均寿命はあがりましたけど、
 昔と変わらない姿で今もPTにのってるなんて、アンドロイドくらいしか…?…え?」
 隊長は、何も言わずに、モニター越しに頷いた。
「…マジ?」


 原形こそ留めてはいたものの、ネビーイームの内部は、デブリベルトのように、PTのパーツや施設の瓦礫などからなる、
障害物が大量に浮遊していた。少しどかせば先に進めるものの、耐久限界が近づいていたアンジェルグにとっては、難儀な作業でしかなかった。
「ここはまるで…時が止まっているようですわ…まだ、あの時から少しも動いていない…まるで、無機物だというのに、死んでいるようで…」
 そこで、ラミアは自嘲気味な笑みを漏らした。何をセンチメンタルなことを言っている、自分こそ物言う無機物ではないか、と。
「そう…私だって…」
 と、ラミアは、残骸をどかすアンジェルグの腕を止めた。アンジェルグが掴んだのは、量産型アシュセイヴァーの胴体だった。
 剥がれ、剥きだしとなったコックピットには、『むこうがわ』からやってきた時から、少しも変わらない姿の、量産型のWシリーズの姿があった。ただ違うのは、もうその眼には、明りが点っていないこと。
「…アナタも、ずっとここで待っていたのですわね」
 待っていた? 違う、そうじゃない。彼らが待っていたのではない。
 自分が、自分こそが、ここに来る日を、薄々、そして切々と待っていたのだ。
「…私が?」
 
 そう、待っていたのだ。 
 この世界でラミアと出合った人達は、誰も彼もが優しく、愛おしかった。
 けれど、時が経てば経つ程、誰も彼もが、ある者は、もう手が届かない、遠い宇宙の彼方へ、
ある者は、ただ、一握りの灰だけ残していなくなっていった。
 その度に、ラミアは気づかされた。自分は、見も知らなかった人々の好意で、生きてきたことに。
 そして、それが全てなくなった時、自分には、本来誰にでもある、帰るべき場所がどこにもなかったことに。
 悲しい、とは思わなかった。そんなものだ。それが、この世界にとって、望まれぬ異邦人であった自分への罰だ。
 ただ、薄々気がついてはいた。最後に自分を、少しも拒まず受け入れてくれる場所は、一つしかないことに。
 そして、そこに帰ることを、ずっと待っていたのだろう。


「…静かですわ」
 そっと、懐かしむように、ラミアは死の世界に降り立ち、呟いた。
 ブロックの中には、もう一握りの酸素も残っていなかったが、ラミアには、そんなことは関係なかった。
「なんだか、不思議ですわね。ここで、隊長と、レモン様と、ヴィンデル様と殺しあったのに、
 今では、何もかも忘れ去られたように静まり返ったりしちゃって…忘れ去られて」
 少しずつ、今はただ、懐かしいだけの戦場を、一歩一歩ラミアは歩いていった。
「…本当に、ただ懐かしいだけですわね…けれど、最期には丁度いい場所ですこと」
 そっと一歩ずつ、噛み締めるように、愛おしむように、ラミアは歩いていった。
 今なら、苦もなく理解できる。結局、自分が最期に帰るのは、兄弟達の下なんだと。
 けれど、もうそれでいいのかもしれない。
 そっと、ラミアは何かの残骸に腰を下ろした。そして、弾かれたように腰を上げた。
 それは、残骸ではなかったからだ。新品同様の装甲だったからだ。
「……?」
 後ろに、一歩ずつ下がって、その物体の全貌を見ようとした。
 一歩、また一歩、残骸に足を取られながら、そしてラミアはその姿を見た。
 途端、今まで、どうしてもうまく表現できなかった感情が、一気にラミアの中に溢れた。

 それは、ソウルゲインだった。あの時、確かにソウルゲインは打ち貫かれて、爆散した。
 それでも、ソウルゲインはその再生機能により、とうの昔に主人は果てたというのに、
長い長い年月をかけて、もう一度戦う為に、己の体を癒し続けていたのだろう。
 ただ、そのソウルゲインの姿を見た時、ラミアは、悲しくて悲しくて仕方なかった。そして、実感した。
 ああ、隊長は、まだ戦い続けているんだ、もう戦わなくてもいいのに、まだ戦っているんだ。
 そう思うと、ただ悲しくて悲しくて、仕方なかった。あの人はこれからもずっと、戦い続けるのだろう、と、そう考えると、悲しくて仕方がなかった。
 ソウルゲインの空っぽのコックピットに座り、その悲しみを抱いて、ラミアは、零れ落ちることのない涙を流し続けた。
 ただ、それだけがラミアにできる、アクセルへの唯一の手向けだった。そして、それしかできないことが、矢張り悲しかった。
 最後に思ったのは、もしあの世にいけたら、せめてその時はあの人の為に戦おう―それが最後だった。

「…何をしている?」
 まどろみの中、ラミアは懐かしい声を聞いた気がした。
「何をしている、と言った。人形。もう時間だ。早く次の戦場に行くぞ」
「…隊長?」
 あまりにも懐かしい声だった。
「そこは俺の席だ。早くどけ、人形」
「隊長…?どうしてここにいちゃったりするのですか?」
「貴様…また壊れてきたのか。全く、俺達が迎えに来たのだというのに」
「…迎え?」
 ラミアは、アクセルの後方に目を向けた。
 ツヴァイザーゲインがいた。アシュセイヴァーがいた。ラーズアングリフがいた。スレードゲルミルがいた。
「…どうして…?」
「どうしてもこうしてもあるか。それはこっちの台詞だ。いいからどけ、と言っているんだ」
「…どうして?」
「だから、迎えに来たと言っているんだ」
 それでも首を捻るラミアに、アクセルは呆れ顔で言った。
「何がそんなにおかしいんだ。さあ、言ってみろ」
「だって…そんなはずはないんですの…私達が生きていける場所なんか…私の居場所なんか…」
 キリキリと、腕は軋みをあげていた。しかし、アクセルの頬に触れると、途端に動きが滑らかになっていった。
 ゆっくりと、ソウルゲインが立ち上がった。そして、しょうがない、といった顔をした後、言い聞かせるように、ラミアに言った。
「いいか、人形。確かにこの世界に俺達の居場所はなかった。もしかしたら、宇宙のどこを探しても、俺達の居場所なんかないのかもしれんな」
 そして、ソウルゲインのコックピットから落ちないようにラミアを抱きとめてから、ゆっくりとハッチを閉じた。
 ラミアは、もしかしたら、自分はもう死んでいるのかもしれないな、と思った。でも、それでももう、何もかもがよかった。何もかもが幸せだった。
「だがな、忘れたわけじゃあるまいな? 俺は、お前達のみたいな奴の居場所を作ってやる為に戦っているんだ。お前達も。そして、これからもずっと」



951 :それも名無しだ :2006/11/21(火) 04:42:08 PcZtpmm/
GJ!!感動した!
隊長いい男だな、本当に…。



952 :それも名無しだ :2006/11/21(火) 07:43:15 nxu+tbqM
GJですぞ~!

そうなんだよなぁ……OGのシャドウミラーは戦う戦士のためにっていう意義の方が希薄だったんだよな~
まぁ、あれはどっちかっつーとごひの行動原理だったんだから仕方ないと言えば仕方ないんだけど……



962 :それも名無しだ :2006/11/21(火) 16:44:43 VQt4+ag1
>>950
乙ッス

信念がある人は格好いいよな、あとラミアが可愛い…



963 :それも名無しだ :2006/11/21(火) 18:03:07 hFN/st/2
>>950
GJですわ


ラミアに帰る場所があって本当によかった




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




992 :それも名無しだ :2006/11/21(火) 23:14:52 xbH5oIFR
次スレ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1164118414/l50



1000 :それも名無しだ :2006/11/22(水) 00:05:59 1SGJy6FT
1000

ラミアに永遠の笑顔あれ。


 
 
 
 

迷走バカップル

迷走バカップル


投稿者 ko-he : 2007年06月06日 18:17 : スレ:スパロボD

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://banpresto-srw.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/2128

コメント

最後の1000…………。

何か全ての終わりで泣かせるような発言だ(;_;)

投稿者 ツクールスキー : 2007年06月06日 21:52

>>814ヴィンデルのファミリアで何故か某西博士を思い出した。

投稿者 Anonymous : 2007年06月06日 22:28

投稿者 Anonymous : 2007年06月07日 22:37

コメントしてください




保存しますか?