2007年06月12日
 ■  ラミア・アクセルvsジョッシュ・ラキ 4スレ

ラミア・アクセルvsジョッシュ・ラキ 4スレ
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1173455650/l50



1 :それも名無しだ :2007/03/10(土) 00:54:10 cOJ8LX5I
スレタイ4人の会話や絡みを妄想するスレ


2 :それも名無しだ :2007/03/10(土) 01:00:40 NDlV8OVu
>>1邪乙鱗


5 :それも名無しだ :2007/03/10(土) 08:41:24 5DMMOXHq
>>1でいぃぃぃぃぃやっ乙!!




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10 :それも名無しだ :2007/03/11(日) 02:03:53 HYsl5JJC
格納庫。人知れずアクセル・アルマーはそこに居た。
 見上げるのは自身の愛機。幾多の戦場を駆け、また幾多の戦場を駆けるだろう物言わぬ機体をアク
セルは黙って見つめていた。
「戦い……か」
 ふと、漏れた言葉にはなんの感情の色がない。
 そんな自分の出した声に彼は少なからず内心で驚いた。望んでいた永遠の闘争の中で過ごしている
のに、それに対して悦びがないとは何事か。
 最初は良かった。ただひたすら止まった世界を動かす為にがむしゃらに戦った。邪魔する敵は砕き
、追ってくる敵には容赦なく潰した。これこそ戦いだと、それが俺が求めた戦いだと心が躍った。な
のに今はどうだ?手に入れてみれば感慨すらない。
「———ク」
 零れた哂いは自嘲しかない。
 求めた世界を手に入れたというのにこの体たらくはなんだ。この為に戦ったといのに手に入れてみ
れば自分は疲れている。この終わりなき争いに。何故?自身に問いかけても答えはない。
 嗚呼、こんなに悩むのならばいっそ———

「隊長」

 埋め尽くされそうになる思考に声が響いた。振り返ってみると、視線の先には己の部下がいた。
 無表情の女。端正に整われた顔には一切の無駄がなく、百人に聞けば百人とも綺麗と答えるだろう。
まるで人形のようだと。
「なんの用だ?」
 だが、アクセルはそんな感慨は浮かばない。元より女には不得手だが、それ以前に“これ”は人と
言うにもおこがましい生きる人形だ。どんな姿であろうとも人形、そして道具たる部下に感情など持
たない。
「…………」
 しかし、その部下たる人形は答えない。……いや、その表情は何かを言おうとして言い難そうな、
そんな表情だ。
 まるで人間のようだ。アクセルはそんな感想を抱いてすぐに不快になった。眉を寄せてしかめた顔
で険の篭った声を出す。
「なんだ?用がないなら失せろ」
 そう言って、アクセルは視線を外して顔を背けようとして。

「隊長が、何処かに消えてしまいそうでしたので……」

 時が止まったように部下を見た。目の前の人形は無表情で己を見つめている。人形の瞳には驚いた
自分の顔が映っている。
 人形のように戦う自分、人のように振舞う人形。それはどっちが人間らしいのか?
 その瞬間、何かが氷解したように音を立てて崩れ落ちた。
「ク、ハハハハハハ———!!」
「隊長?」
 壊れた人形のようにアクセルは笑う。それは久しぶりに心底笑う声だった。それを変だと感じたの
か、目の前の部下は怪訝な顔で伺っている。アクセルはなんでもないと笑みを浮かべて答えた。
「お前は面白い」
 部下はその答えの意図が分からず怪訝な顔をしていたが、アクセルは気にせず歩き出す。そして、
思い出したように振り向き。

「……何をしている?さっさと付いて来い。次の任務まで訓練してやる」 

 部下はいきなりで疑問に思ったがすぐにアクセルの後ろに付いて行く。
 アクセルはその様子を鼻で笑い、いつしか疲れた顔は自然となくなっていた。

 ———さあ、俺の戦いはこれからだ。


11 :それも名無しだ :2007/03/11(日) 09:45:48 6Mq1vlxT
>>10先生の次回策にご期待ください!w



12 :それも名無しだ :2007/03/11(日) 13:13:58 D8AApOr+
>>10
GJ
人形のくだりは素直に燃えた。



13 :それも名無しだ :2007/03/11(日) 22:03:47 d60V0+AT
いいよなぁ、お前は>>10……
なんかもうアクラミでSS書けなくなっちまったよ、どうせ俺なんか……


16 :それも名無しだ :2007/03/11(日) 23:14:09 AwOq25mT
やるせない思いをしたからこそ、このスレで萌えを発散させるんだよ!

W17「そんなわけですので隊長、デートに参りましょう」
隊長「待て、何がそんなわけなのか具体的に説明しろ」
W17「そんなこと、愛し合う2人には愚問ですわ」
隊長「誰と誰が愛し合ってるというんだ」

ラキ「そういうものか。
    ジョシュア、そんなわけだからデートをしよう」
助手「ずいぶん唐突だな。構わないけどさ。どこに行きたい?」
ラキ「デートとはどこかに行くという事なのか?」
助手「意味もわからないで言ってたのか…」




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17 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 02:14:46 AVJxCTg7
 アクセルは食堂に向かっていた。
 W17———ラミアと共に訓練を終えたアクセルは腹ごなしとばかりに食堂へと向かう。その足取
りは何処か軽かった。
 兵士にとって食事は一つの楽しみだ。いつ死ぬかもわからないからこそ、食べれる時に食べ、休む
時に休む。戦いの先にくぐり抜けた一時の休憩は、少しの間だけ何かを忘れられる。それは絶え間な
い争いを求めるアクセルにも該当する。が、横に“これ”が居なければもっと楽しめただろう、とア
クセルは思った。
「何故付いてくる。W17?」
 アクセルの隣を歩くラミアは、不機嫌な声で聞いてくるアクセルの方に首を向け。
「私も空腹ですので」
「じゃあ、俺の隣を歩かずさっさと行け」
「いえ、隊長よりも先に食べるのは不敬と思いまして」
 プチン。アクセルのこめかみが軽く何かが切れた音がした。
 ラミアは眉を寄せて顰めていく顔を見て、どうしたのだろう?と疑問に思う。
「どうかしましたか?何やら不機嫌のようですが」
「ほう、だったら俺をそうさせている元凶が何か分かるな?」
 アクセルは怒りを抑えつつ思いっきり傍らを歩くラミアを睨む。ラミアはその目を見て、数瞬の間
に思考を巡らす。
 隊長の体温は些か上がっているが病気というわけではない。それは先程まで訓練した自分がよく知
っている。ならその後に体調を崩したのか?否、隊長の性格なら体調を崩してまで食事は取らない。
では、なんだ?と、こっちを見ている(睨んでいる)隊長の顔を見る。
 その瞳は澄んでいて強い。我が強く己の正しさを最後まで貫ける人だ。だからこそ、この人は信頼
出来る。だが何故だろう?この頃、レモン様と共に居るところを見ると動悸が速くなる。それがなん
という言葉かは知っている。しかし、人形である自分にそれが当たるのか?……よくわからない。で
も、この人と居ると安らぐのは事実で———っと、少し話が逸れた。そしてようやく思考を纏めて。

「空腹ですか?」

 ブチン。今度は鈍い音がした。
 アクセルの目からは殺意を超えて殺気が出たが、ラミアはそれに気付かずに顔を見上げている。
「………」
「隊長?」
 ラミアの言葉を無視してアクセルは歩く足を速める。しかし、ラミアも同じように速めて離せない。
ラミアの度重なる声も無視し、食堂に着くまでこの行為は続いた。


 食堂。アクセルとラミアが不毛な事をしている中、ジョシュア・ラドクリフは食堂でいつものCラン
チを頼んで席に着いていた。

 その顔はいつもの彼に比べて元気がない。
 その為か彼の周りには人が少なく自然とジュシュア一人で食事をしていた。だが、ジョシュアの食
事は中々進まず、フォークを手元で遊ばせるだけだった。
「はぁ……」
 思わず溜息が零れる。ジョシュアは少し前の自分を思い出していた。
 ルイーナとの戦いが起こる前、自分は時の流れに身を任せて戦っていた。父親がリ・テクノロジス
トだった事も含めれば仕方のない事だったかもしれない。そうしなければ妹も守れず、仲間も守れな
かった。だから傭兵になり帰る居場所だけでも守ろうとした。
 しかし、いつの間にか戦いあっての自分になっていた。ジョシュア自身、戦いを否定するつもりは
ない。平和なんてものは国家が勝手に決めるものだ、そこにある悲劇がある以上平和とはただの誤魔
化しに過ぎないことも。自分の出来ることは家族を、大切な人を守ることだ。その為なら戦いだって
する。でも、もし戦いがなく平和に暮らしていたなら———

「よう、どうした。そんな辛気臭い顔をして」

 いきなり後ろから声が聞こえた。ジョシュアは驚いて後ろを振り向くと、そこには食器を抱えたアク
セルとラミアが居た。アクセルは何故か汗をかいて息が乱れているが、その後ろのラミアは髪が少し
乱れているくらいだった。
「いや、それよりどうしたんだ?そんなに疲れた顔をして」
 ジョシュアは先程までの考えを振り払いアクセルに声をかけた。
「なんでもない。気にするな」
 アクセルは疲れた顔でラミアを横目で見るが、ラミアは気にすることなく黙っている。
 ジョシュアは「またか」と思い苦笑して視線で座らないのか?と促した。アクセルもわかったのか
、ああ、と応じてジョシュアの隣に座る。もちろんラミアもアクセルの横に座り、アクセルは嫌そう
な顔をするが何も言わないことにジョシュアは二度目の苦笑をする。
「で、どうしたんだ?」
「? 何が?」
「そんな辛気臭い顔をしてだ。他の奴が近寄れないぞ」
 アクセルは食事を始めながら聞いてくる。ジョシュアは隠したつもりだったが、アクセルには隠せ
ないようだ。
 思えば、シャドウミラーに来てからアクセルとはずっと共に居た。最初はシャドウミラーの信念が
よくわからなかったが、時が経てば段々と共感していった。争いを望むというのは異端ではあるが、
末端として戦ってきたジョシュアにはそれがよく理解出来た。結局人は戦うことは止められない生き
物で、それが真実の意味で終わることはない。
 兵士が平和な時代に必要ないのであれば、戦ってきた兵士の存在の意味どうなる?不必要として切
り捨てるのか?止まった世界に何の意味があるのか?そんな試行錯誤の元、彼等は争いを生むのでは
なく、争いに参加することで存在意義を見出した。彼等の存在は危険だというが、争いが止まらぬ世
界で誰が危険と言えよう。未だ争いは終わらず、傭兵という組織となったシャドウミラーに救われた
人達も確かに居るのだから。そしてアクセルはそれを求める兵士達の代弁者でもある。だからだろう、
アクセルとはすぐに仲が良くなった。そんな友人に、嘘を吐くなんて誰が出来るだろう。

「それが悩みの種か?」
「ああ」

 アクセルに心情を吐露したジョシュアは幾分かスッキリした気持ちになった。だからだろうか、なし
崩し的に次々と言葉が出てくる。
「前に言ったよな。俺の父親はリ・テクでさ、家のことなんて何にも考えなかったんだ。
 だから俺は親父のようにはならないって決めたんだ。でも、親父の代わりにリムを守ろうと戦う度
にいつの間にか戦いをする為に戦っていたんだ」
「手段と目的が代わっていたって事か」
「ああ……仕方ない、これも家族を守るためだ、そういって自分を誤魔化していたんだ。
 でも、違うんだよな。結局俺も親父と一緒で何かを理由にして自分を守ってたんだと思う」
 ジョシュアの淡々とした独白をアクセルは相槌を打つだけで答える。いつしかジョシュアは周りが
見えずに言葉を続ける。
「今もそうかもしれない。ラキを理由にして俺は戦ってるかもしれない。大切な人を守るためだとか
そういうのを利用して戦いたがってる」
「………お前らしくないな」
「自分でもそう思う。でも思うんだ。もし、ラキやアクセル達に逢ってなかったら親父やリムと平和
に暮らしてたかもしれないなって……」
 搾り出すような声。その言葉を吐くことすら辛いその表情はアクセルにも見覚えがあった。だから
こそ、アクセルは声をかけようとして。

「グラキエース?」

 ラミアの声が食堂に響いた。
「え?」
 ジョシュアが顔を上げると食堂の入り口にはラキの姿があった。
「ジョシュア……」
「ラキ……?」
 その瞬間、ジョシュアはしまった、と思った。
 恐らくラキに全てを聞かれてしまい、その上、「逢わなければ」等と言ってしまった。話すのに夢
中でラキの存在を完全に失念していたのだ。本来なら互いに存在を感じることが出来るのに無様にも
ほどがある。ジョシュアは立ち上がってラキに近付こうとして。
「すまない。ジョシュアがそんなに苦しんでいるとは知らなかった……」
「違うんだ、俺は……!!」
「すまない……」
 そう言ってラキは食堂から走り去っていく。ジョシュアはそれを追おうとしてアクセルに止められ
る。
「なんだ?」
「ジョッシュ、お前の悩みがどうだかは知らん。だがな、お前には帰る場所と大切な人がいる。戦う
理由なんてそれだけで良いんじゃないか?
 お前は難しく考え過ぎだ。一人で戦ってきたのはわかるが今は一人じゃないだろう?どんな理由で
あれ、そこにあるのは本物だ。戦う理由なんて兵士によって違う。丁度、隣にいる人形は人間染みて
いて加えてくだらん意思も持っているしな」
「隊長、口許にソースがついています」
「……うるさい。———つまりだ、戦いたくなければラキやリムを連れて此処を出ればいいし好きに
しろ。だが、戦うに足る理由があるなら戦えばいい」
「アクセル……ありがとう」
 アクセルは鼻で笑って応え、ジョシュアは頭を下げて急いでラキを追いに食堂から出ていく。アク
セルはそれを見届けるとラミアの方に顔を向ける。
「……わざと声を出したな?」
「何がでしょうか?」
 ラミアは既に食事を終え、コップの水を飲み干してアクセルに答える。
「フンッ、お人好しめ。誰に似たんだかな」
「アクセル隊長でございますですね。———隊長、あ〜ん」
 ラミアはアクセルの残ったランチをフォークを使って口許に寄せる。それを見たアクセルはコンマ
0.3秒でコード・麒麟(生身で)を発動して食堂が一週間使用不能になったとか。

 ジョシュアはラキを見つけていた。
 最初は動転していたが、落ち着いてラキの存在を感じるがままに辿るとそこは自分とラキの部屋だ
った。ラキはベッドの上で毛布にくるまっていた。要はふて寝である。
 そんなラキの様子を見て思わず笑みが零れる。最初、人間というのが理解出来なかった頃に比べる
と物凄い進歩だ。だが、いつまでも見ているわけにもいかず、ジョシュアは気を引き締めてラキに近
付く。
「ラキ……」
「…………」
 ラキは答えない。しかし、ジョシュアは諦めずに声を名前を呼ぶ。
「ラキ」
「…………」
 それからどれくらいの時間が経ったのか。ジョシュアは毛布を剥がずにただ名前を呼ぶだけ。暫く
すると、ラキは自分から毛布を取り。
「ジョシュア……」
「ラキ……」
 その表情は少し怖がっているような顔。まるで猫が捨てられるのを怖がるようなそんな顔だ。
「ジョシュア……私はお前を苦しめていただけなのか?私はそんなお前から未来を奪っていたのか?」
「ラキ」
「私はお前の苦しむ顔は見たくない。そう考えると胸がとても苦しいんだ。だけど、それ以上にお前
と離れることが怖い……」
「違う、俺にとってお前は必要だ」
「だが……」
「ああ、確かにそんなことを考えたこともあった。親父やリムと普通に暮らす、そんな夢を……。
 後悔がないと言えば嘘になる。でも、それは違う未来だ。現在(いま)の俺にとって、そして、そ
の先にはラキが必要だ」
 ジョシュアは視線を逸らさずにラキの瞳を見つめる。ラキの瞳は微かに揺れているが関係ない。心
でわかるより言葉で伝えたい。
「だから、これからも一緒に居てくれ」
「あ………」
 その時、ラキの瞳から一筋の涙が流れた。
「ラ、キ……?」
 ジョシュアは完全に動揺した。ラキの心も理解出来ないくらいその涙に心が揺れた。
 ラキはようやく自分の涙に気付き、手で涙を拭う。
「何故だかわからない……ジョシュアがそう言ってくれて嬉しいのに涙が出た。涙は悲しい時にする
ものなのに、何故なんだ……ジョシュア」
 ジョシュアはその涙の意味に気付いて優しくラキを抱きしめる。
「ジョシュア?」
「ラキ、それは嬉し涙って言うんだ」
「嬉しいときにも涙は流すのか?」
「ああ、だからラキは泣いてるんだ」
 ラキはジョシュアの温かさを感じながら抱きしめる。
「ああ、良かった……」
 そして二人はゆっくりと身体を寄せ合い、顔を近づけて、一つになった。


 その頃、アクセルとラミアはというと。

「…………」
「大丈夫ですか、隊長?」
「誰のせいだと思っている……」
「二人ともさっさと掃除せんか!!全く喧嘩で食堂を壊すとは何事か。アクセル、お前の給料から引
いておくからな」

 ヴィンデルにこの事が知れ、二人は便所掃除を仲良くしていたとさ。



21 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 02:21:49 DtGT8A+9
>>17-20
GJ!
最近良質のSSがあちこちに投下されてて嬉しい


22 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 02:27:47 WsML3php
>>17-20
GJ!
起きてた甲斐があったぜ



23 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 02:47:05 oZx8BJIQ ?
>>17-20
GとJ!!
勇者王も喜んでるぜ!



24 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 05:01:24 84jIWwBg
>>17-20
新スレなった途端、続々とSSが投下されれるとは・・・

彼方が神か?


25 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 09:52:55 pkJEElKC
>>17-20
教えてくれ、ヴィンちゃん
俺達は、後何回GJすればいい
シュンパティアは何も感じてくれない


27 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 17:27:09 XXr9lxsE
ヴィン「永遠に続くGJ。それこそ我らが望むものだ。>>25よ。そして>>17-20GJ、>>1乙」




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28 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 23:15:24 aoRJlXg4
この流れでラキウェントスの3年の寿命というのを解決したエピソードを書いてくれる人はいないものだろうか
え、俺? いくら考えてもゲッター線で(ry



29 :それも名無しだ :2007/03/12(月) 23:53:48 swbFDjw8
ヴィンデル「三年峠で転がり続ければあるいは…」
アクセル「小学生か貴様は」




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30 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 00:06:01 /ULH8dGK
『でぃぃぃぃぃやっ!』
今日も聞こえるコード麒麟。
シロガネの遊戯室で本を読んでいたジョシュアは冷静に分析する。
(今日は……ブリッジか……)
読んでいた本にしおりを挟み席を立つ。
『ラキ、なにか飲むかい?』
『コーヒーがいい』
わかった、と遊戯室を後にし自販機でコーヒーを買う。
ラキがいつも飲む砂糖多目と自分の飲むブラックを手に遊戯室に戻る。
『なんだ、来ていたのかアクセル』
『なんだとは心外だな』
遊戯室に戻るとアクセルがいつの間にかビリヤードを楽しんでいた
『ラミアはどうした?』
『レモンに修理してもらっている。しばらくは来ない』
『派手にやってたからね』
聞いていたのか、と顔をしかめるアクセルを尻目にラキにコーヒーを渡す。
ラキはありがとう、と言いコーヒーを口にする。
『………』
『ラキ?どうしたんだ?』『苦い………』
どうやら渡すコーヒーを間違えたらしくブラックを口にしたラキは涙目でジョシュアを見つめる。
『ごめんよ、ラキ。砂糖多目のヤツはこっちだった…』
砂糖多目の甘いコーヒーを口にし、笑顔が溢れるラキ。
『やはりコーヒーは甘い方がいい』



32 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 00:19:04 fLKShQZU
ジョシュアは自分のコーヒーを口にしラキの横に座る。
その前にアクセルが立つ。
『立て』
『なぜ?』
『勝負だ』
と言いビリヤード台にジョシュアを引っ張るアクセル。
『また…やるのかい?』
『負けたままじゃ悔しいからな』
アクセルはジョシュアにビリヤードを挑み、59敗している。
アクセルは台の前で構えをとる。
『俺からでいいな?』
『お好きに』
カーン、と白球が他の球とぶつかり、弾ける。
4、7番がポケット。
『どう狙えばそうなる』
『ご都合主義だ』
『しかし……』
1番がうまい具合に他のボールに隠れてしまったためジョシュアはファウルを余儀なくされた。
『フッ……勝ったな』
アクセルは1番の前に白球を置く。
1番の先には9番。
もちろん余裕でポケットできる距離だった。
カスッ
『あ………』
アクセルが手を滑らせた。1番に辺りもせずに白球は弾ける。
『ルールはルールだな』
白球を先程アクセルが置いた位置に置きなおす。
『ぐ……手が滑らなければ…』
『勝ちは勝ちだよ、アクセル』
9番がポケット。
アクセルはしかめっ面で部屋を出る。
『何処に行くんだい?』
『ストレス発散だ』

そしてまた
『でぃぃぃぃぃやっ!』



33 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 00:40:10 42967VTb
>>30
GJである。

そしてそれ見て思いついた


ヴィン「エキドナ、ウィンナーコーヒーを一つ頼む」
エキドナ「かしこまりました」

     (間)

エキドナ「お待たせしましたヴィンデル様」

 つ【コーヒーのウィンナーソーセージ炒め添え】

ヴィン「・・・」
エキドナ「いかがいたしましたか?」
ヴィン「・・・まあ、腹にたまるからいいか」(パクパク
エキドナ「恐れ入ります」





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34 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 01:40:12 j180+QGs


◇  ◇  ◇

太陽は天高く燦々とし、風は自然と人工の砂風を巻き起こす。
 澄んだ空気など存在はしない。既にこの場は汚れ、草木は炎に燃えて炭となり、土はオイルの刺激
臭が蔓延している。人が造りし建物は灰燼の如く崩れ、殺戮の機械すらも鉄と鋼の瓦礫となる。

 そんな地獄の中で、二つの影が、交差する。
 
 一つは鉄の拳を武器として一切の敵を砕く孤独の闘士。あらゆる敵を潰し、砕き、破壊の限りを尽
くすその名はソウルゲイン。
 その拳で屠った敵は数十。止まる事を知らない筈のその機体は、たった一つの敵を前にしてその動
きを止めていた。二つの機械の眼はその敵を捉えたまま離さずに。
 対するは一振りの腕を以って敵を撃ち貫く蒼き狼。その度を超した右腕で敵を撃ち、貫き、殲滅を
もたらす名はゲシュペンストMk−Ⅲ。
 群を為す狼達を統べる孤高の狼はソウルゲインという獲物に喰らい付くまでに、また数十の敵を貫
いてようやく辿り着き、動きを静止していた。
「流石だなベーオウルフ……単機で此処まで辿り着くとはな」
「そろそろ終わりにするぞ……アクセル・アルマー」
 互いに通信可能領域に近付いた為か、それとも最後の戦いとする為か、アクセルは興奮を抑えきれ
ない獰猛な笑みを浮かべ、ベーオウルフと呼ばれた呼ばれた男もまたそれに答える。
「終わり?違うな、始まりだ……俺達シャドウミラー求める世界のな!!」
「いや、そんなものは来ない……」
「なんだと?」
「お前は此処で終わるのだからな……!!」
「抜かせ———ッ!!」
 その言葉が皮切りになったのか、二機の機体は同時に弾けるように動きだす。
 先手を取ったのはソウルゲイン。一撃離脱というコンセプトの元に有り余る瞬発能力を発揮し、地
を蹴って静から動へと移行する。敵機を攻撃圏内に捕らえ腰から振り上げられた右の拳が狙うのは頭
部。
 だが、後手を取った筈のゲシュペントMk−Ⅲは先を読んでいたのか、各部のスラスターで姿勢制
御を行いメインスラスターが一際大きな光を吹く。その左へと弧を描く動きによって鉄の拳が空を切
る。


「チィっ!」
「貰った!!」
 しかし、それだけでは終わらない。脚部のみを姿勢制御して反転しソウルゲインの隙となった背後
を取る。既に二つの肩部のハッチが開き、そこからは無数の散弾が顔を覗かせていた。
「甘い!!」
 アクセルはフットペダルを強く踏み、ソウルゲインは背を見せながら天空へと舞う。数瞬後、先程
まで居た場所は狼の牙が雨の如く通過する。アクセルは流石だと思う暇もなく反転、そして二撃目を
繰り出そうと。
「———何ッ!?」
 ゲシュペンストMk−Ⅲは空へと逃げたソウルゲインを追うべく右腕の銃剣が牙を見せていた。アク
セルはその動きに驚愕すると、通信機からはベーオウルフの冷徹な宣告が響く。
「言ったはずだ。お前は此処で終わると」
 衝突。そして衝撃。
 重なった二つの影は互いに上空で静止していた。太陽は二機の機体を照らし、地上には大きな歪な
影が映し出される。瞬間、一つの大きな鉄の塊が地上に落ちて鈍い音を周囲に響かせる。よく見ると
、それはゲシュペンストMk−Ⅲから弾き出された薬莢。

「お前の手は読めているぞ、ベーオウルフ!!」
「…………ッ」
 蒼き狼の牙は眼前の闘士の脇をすり抜いて届かなかった。
 銃剣を肘と脇で挟み、アクセルは笑う。その声が聞こえたベーオウルフは今ので決められなかった
事に眉を顰めて舌打ちする。
「貴様を倒し、シャドウミラーの手土産とさせてもらうぞ!!」
「……いいだろう。チップは互いの命だ!!」
 瞬間、鋼鉄の咆哮が爆発と爆炎となってその場を響かせた。

「————」


 そんな、過去の事を夢に見た。
 アクセルはベッドの上で瞼を開き、天井を呆とした目で見つめる。
「……まさかな、あんな夢を見るとは」
 手で顔を覆い自嘲する、まるで子供のようだと。アクセルはゆっくりと身体を起こしてベッドから
降りる。そのまま掛けてあった上着を手に取って身に付けて自室から出て行く。

 その作戦はシャドウミラーが『あの世界』で行なう最後のもの。
 永遠の闘争を求めるヴィンデル・マウザーをトップとする地球連邦軍に反旗を翻した。戦いなくば
人は進化しない。そして起きている争いから目を瞑り平和と謳い、兵士や兵器を排除しようとする。
そんな腐敗した連邦政府を憂いた連邦特殊部隊シャドウミラーは多くの兵士達から賛同を得ていた。
 それは順調といって良いほどで、世界を闘争の時代へと昇華させようとした。だが、事はそんなに
上手くはいかない。それを危険と見た連邦政府は、連邦軍特殊鎮圧部隊ベーオウルブズにシャドウミ
ラー討伐を命じた。持久戦になれば敗北すると予測したヴィンデルは『あの世界』からの撤退を発動。
だが、撤退を余儀なくしたというならそれは敗北だろう。
 アクセルもヴィンデルもそうは思ってはいない、所詮は戦場が変わるだけのことだと割り切ってい
た。そう、奴が現れるまでは。

「チッ……」
 通路を歩く最中、アクセルは不機嫌に舌打ちする。
 嫌な事を思い出した。この頃、他のことばかりに気を向けていたせいかこんな事を思い出すと自然
と不機嫌になる。あの時、ベーオウルフとの決着は最後まで付けれなかった。後悔はない。だが、未
練はある。あの瞬間だけは血が沸き、肉が踊り、魂が震えた。
 それ以来からか、自分を高揚させる程の敵に逢えるまで戦いに没頭していた。だが結局見つからず、
人形のように戦う様になった。———まあ、最近になってようやく少しは人間っぽく戻ったみたいだ
が。っとアクセルは不意に部下の人間染みた人形を思い出して、別の意味で不快になった。
 アクセルは外の空気を吸ってスッキリしようと扉を開けると。
「………ん?」
 そこには先客が居た。深夜の為か、外は静かで月も珍しく満月だった。その満月の月光を浴びて、
眠るように瞼を閉じているラキの姿があった。
 その様子はとても神秘的で、アクセルですら呼びかけるのを躊躇うほどに綺麗だった。ラキはゆっ
くりと瞼を開くと、横目でアクセルと視線が合う。互いに少しの間黙ったままだったが、ラキがアク
セルの方に向いた。


「どうしたんだ?アクセル」
 一瞬、アクセルは少し躊躇ったが口を開いた。
「いや、少し涼もうと思ってな」
「そうか……掃除の手伝いを断られてた事をジョシュアが気にしていた」
「……掃除?ああ、アレか」
 それは一週間前にラミアと食堂で起こした騒動だ。そのせいでヴィンデルに便所掃除を命じられる
わ、給料から引かれるわで踏んだり蹴ったりな出来事だ。ジョシュアもそれを気にしていたのか、手
伝うと言ってきたが丁重に断った。
「気にするなと伝えてくれ。どうしてもと言うなら今度の休暇で何かを奢れと言えばいい」
「わかった」
 用件はそれだけなのかラキは黙ったままアクセルを見つめる。その視線に耐えられなくなったのか
、アクセルは居心地が悪そうにするが、ふと、疑問に思ったことを口にした。
「ああ、ラキはどうして此処に居るんだ?」
「目を覚ましたから暇潰しだ」
「ジョッシュは?」
「ベッドで寝ている。この頃疲れていたのかもしれないな」
 ラキは少し頬を赤く染めて言った。アクセルはその意味がわからず怪訝な顔をしたが、すぐに思い
至り、ジョッシュの奴もちゃんとやってるんだなと納得した。ついでにこの事をネタにもしてみるか
とも。
 それからは取り留めない話をした。アクセルはラキの事は人間として接しているし、ジュシュアと
共にいるという事で自然と会話もする。昔の自分ならラキの事は哀れな人形と一笑に伏しただろうが
、実際はそうではない事がよくわかる。人間と変わらず単に知識が足りないだけの子供、呪縛という
ものがなく自由に生きれるなら、Wシリーズのような戦闘しか出来ないものとは違うのだから。
「ジョシュアが起きるといけないからそろそろ戻る」
「ん、ああ。また明日な」
 ラキはアクセルの横を通ってドアノブに手をかけ。
「アクセル」
「ん?何か用か?」
 声を掛けられたアクセルは振り向く。

「少し笑うようになったな」

 そう言ってドアを閉めた。
 アクセルはただ一人呆然と閉まった扉を見つめていた。静けさの中、風が吹いてアクセル時間を動
かした。
「ク、ハハハハ、ハハハハハハ———」
 笑った。おかしいくらいに笑った。なんて事だ、俺はそんなに。
「ハハハハハッ………なんだ、顔に出ていたのか」
 ラキに気を使われるくらいに顔に出ていたとは思わなかった。そう、だからラキは声を掛けた。心
配していたんだろう。よく考えてみるとラキはアクセルの顔を伺っていた。ったく、本当に。
「無様だな」
 その言葉に自嘲はない。その声に憂いはない。なら、さっさと動こう。今度は俺が心配してやろう
。だからそれまでは———
「お預けだな。ベーオウルフ」
 忘れることはない。されど今は思い出すこともないだろう。その時までは。


 砂風が戦場を満たす中、二つの機体は互いを見据えたまま動かない。
 無傷な部分などある筈もなく、疲れの色など見せる必要もない。高揚した感情と興奮した身体が全
てを包む。
「時間だ……終わらせる!!」
「来い!なんであろうと撃ち貫くのみ!!」
「コード・麒麟!でいぃぃぃぃぃぃやあっ!!」
 闘士は疾風となって空から地へと駆け抜ける。
 蒼き狼は牙を剥き出して空の獲物にへと襲い掛かる。

 ———駆けろ!奴よりも迅く、奴よりも強く!!




◇  ◇  ◇



38 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 01:46:21 FLyb9bWi ?
リアルタイムでこんな物が読めるとは…GJ!!



39 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 01:46:47 ilOWrMxU
起きていた意味があったGJ



40 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 02:18:05 e+359wt8
コードGJ!!
でぃぃいいや!!

最後の終わり方とかマジヤバい。
脳汁止まんない。



41 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 06:03:33 3oT7KuNT
GJ
戦闘描写良いなぁ…

他の人も、誰々が仲間になってこういう展開で〜ってなストーリー物の妄想をSSにしようとすると
会話部分は何とか埋められても、絶対に戦闘で詰まらないか!?w



42 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 08:49:12 qJg85o4G
同感だ……戦闘描写を巧くかける人が羨ましい……



43 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 10:18:41 xtlxqbrN
戦闘描写、会話共に巧すぎる。

 G J だ!




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51 :それも名無しだ :2007/03/13(火) 23:05:05 j180+QGs



◇  ◇  ◇


ブリーフィングルーム。その部屋にシャドウミラーの主力たるアクセル達面々が集まっていた。
 この部屋が使われるという事はシャドウミラーに依頼が入ったという事。それもアクセルやジョシ
ュア、そして司令のヴィンデル自らが今回の作戦の説明をするのは、今回の依頼の重要性と危険性を
考えての事だった。
「今回、シャドウミラーが引き受けた依頼は工業地帯から外れた山の調査だ。依頼主はその工業地帯
に出資しているアシュアリー・クロイツェル社だ」
「クロイツェル社だと?あの二番煎じの軍需産業会社が工業地帯を持っているとは初耳だな」
 ヴィンデルの説明にアクセルは疑問の声を出す。
 それも当然だ。アシュアリー・クロイツェルと言えば最近になって軍用兵器の開発に台頭してきた
会社。月のマオ社や、地球のイスルギ重工には劣るものの着実に売り上げを伸ばしている。つい最近
に月に支社が謎の壊滅という事件が遭ったが。
「その会社がどうした?」
 アクセルの疑問は此処に居る全員が同じだ。シャドウミラーはその組織の為か、情報というものを
何よりも重要視する。自然と入ってくる情報の中にはこういった事も入ってくるのだ。
 ヴィンデルはその声には答えず、モニターの脇に立ち、手元のコンソロールを軽快に叩いてモニタ
ーに映像を映し出す。
「む……」
「これは……」
 全員が全員声を出し、その中には息を呑む者も居る。
 モニターに映し出されたのは言ってみれば地獄絵図。存在すら許さないという破壊と暴虐の凄惨な
地獄。首のない身体、潰された胴体、千切れた右腕、焼け焦げた死体、捻じ曲がった足、生きてる者
は誰一人居ないとわかる。建物は崩れ、工場は炎に燃やされ、逃げる間もなく死んでいったと。
「酷い……」
 誰かがそう言った。それもそうだ、幾ら闘争を望むシャドウミラーとてこの光景には嫌悪を覚える
しかない。戦うのではなく殺戮、目的がない殺人、快楽しか望まないその所業はシャドウミラーと相
対するものだ。
「…………」
「…………」
「…………」
 一時の静寂。それを打ち破ったのはジョシュアだった。
「大佐。これは誰がやったんですか?」
「不明だ。その為に我々に依頼してきたのだ」
「調査、ですか」
「そうだ………いや、依頼内容には調査と共に発見次第、殲滅して欲しいとのことだ」
「殲滅……」
 ジュシュアが繰り返すように呟くと、ラミアが口を開く。
「何故、目標は山脈地帯だと解るのですか?」
「簡単な事だ。奴らがその方向に撤退していったのを見たそうだ」
「ですが、今も同じ場所に居るとは」
 ラミアが言葉を続けようとするが、ヴィンデルは次の映像をモニターに映し出す。その映像には山
脈の森林地帯に隠れるように人工の穴へと戻っていくAM———リオンが確認出来る。


「見ての通りだ。上空からの撮影によると襲撃犯は山脈一帯を基地としている。衛星からの警戒網か
ら巧妙に逃れたのか、今回の事件がなければ解らなかっただろう」
 ヴィンデルが感心したように溜め息を吐く。その様子を見てジョシュアは一つの疑問を覚えて質問
する。
「今回の事は連邦軍は動くんですか?」
「動かん。クロイツェル社からは内密にとの事だ」
「ハッ、つまりは後ろめたい事をしていたわけだ。イスルギと言い余程縁があるようだな」
「言うな、アクセル。だからこそ影である我々がこうして動けるのだ」
 アクセルは一笑に伏すが、ヴィンデルは疲れた声で諌める。二人のそんなやり取りを見て、ジョシ
ュアの隣に座っていたラキがジョシュアの方に向く。
「ジョシュア」
「ん?どうしたんだ?」
「ヴィンデルが疲れているようだが何故なんだ?」
「それは———」
「ヴィンデルの奴はイスルギの社長に脅迫されたんだよ」
 ジョシュアが答えようとすると、ジョシュアを挟んで隣にいるアクセルが代わりに答えた。しかも
微妙に笑いを堪えながら。
「脅迫?」
「そう、前に言わなかったか?一時期、俺達はDCやイスルギと組んでてな。それでシャドウミラー
が独立して組織立ちしようとした時にその当時の悪巧みをバラすと脅されてな。黙ってるのを見返り
に色々と便宜を図れとな」
「どういう事なんだ?」
「なに、簡単な事さ。シャドウミラーとの技術提携やイスルギが依頼する時は金を半額にしろだとか、
弾薬買うならイスルギ、食料買うならイスルギ傘下の子会社、ベビー用品から何からなにまでイスル
ギ印を優先しろって事だ」
「ああ、だから大佐はいつも経費に頭を抱えてたのか」
「そうそう、その内ハゲるって俺は思ってる」
「そうか、ヴィンデルはハゲなのか」
「………ラキ、それは違う」
 と、和気藹々とアクセル達が話している。で、ヴィンデルはというとこめかみに手を押さえながら
頭痛を堪えている。それを見かねたW16———エキドナは助け舟を出して話しを進める。
「それで作戦内容は?」
「———うむ、今回の作戦は二つに部隊を分ける。一つは少数による潜入任務、もう一つは潜入部隊
の援護だ」
「潜入部隊は情報収集及び敵基地の混乱と」
「本隊は後方で待機し、基地の破壊というわけですね」
 ラミアとエキドナが続けて言うと、ヴィンデルは満足して頷く。そしてヴィンデルはアクセル、ラ
ミア、エキドナの顔を見回し。
「尚、潜入部隊の編成はアクセルを隊長とし、W17、W16の三名とする」
「ああ」
「「了解」」
 そして次にジョシュア、ラキ、ウォーダン、リム、他数十名を見回した。
「了解です」
「わかった」
「承知」
「わかりました」
 全員が頷くのを見るとヴィンデルは宣誓するが如く厳かに発する。
「では、全員時間を合わせろ。二時間後に此処を発つ。作戦開始時刻は0800時だ、それまで解散
!!」

 入り組んだ山脈地帯。
 地下に誰からも知られないような基地がある。その鋼鉄の壁と自然の鉄壁となった場の一つの格納
庫を見渡す一人の男。その後ろには数十名の部下達が控えている。
 その集団は異様だった。全員がバイザー付きの仮面を付け、隊長格たる男には無精髭が生えている
だけで、他の者と一切変わらない。無個性こそが個性だと言わんばかりに。

 隊長格の男の一人が控えている彼等を無視し、格納庫の中にある機体の中でも一際大きな機体を前
にする。電灯が点ってないのか、そのフォルムが良く分からず、ただ大きいという印象しか持たない。
 だが、その姿から放たれる圧巻というものがあり、隊長格の男はそれを身体を感じているようにも
見えた。そして暫くし、男はゆっくりと口を開く。
「諸君、ようやく我々は此処まで来た」
 その声には誰も答えない。しかし、それでも男は続ける。
「永かった……そう、永かった。蒙昧なる連邦政府によって地球圏は腐敗し、異星人が跋扈し、世界
は荒れに荒れた!だが、地球は異星人共の侵略から逃れられた。それはいい!!
 しかし、奴らは理解していない。それは一時凌ぎに過ぎないと!地球は絶えず異星の手から狙われ
ている。しかし奴らはそれを理解せず終わりだと、戦いは終わりだと誤認している!!」
 そう、故に聖罰を与えねばならない。だからこそ我々は動かねばならない、時代を動かす為に、世
界を変える為に。そして続く、狂気と正気の中を惑う男の独白が。
「今、此処で我々が動く時だ……そして奴らに裁きを!世界に裁きを!!」
「裁きを!!」
「裁きを!!」
「裁きを!!」
 呼応するように熱狂する。反響する言葉には呪詛の念すら篭っている。
「ビアン総帥の無念を、マイヤー総司令の無念を我々が受け継ぐのだ!!」
 叫ぶ。叫ぶ。叫ぶ。彼らは叫ぶ。

「世界に裁きを!!」

 此処に、歴史に知られぬ影の戦の火蓋が切って落とされる。

 静寂に満ちた山脈。
 それを囲うように密集した森林地域は二人の異端者が木々を揺らしながら、その影を迎えていた。
生い茂った木々はその姿を隠しており、肉眼での把握すら難しい程だ。だが、その肉眼の代わりにあ
るのが機械の眼。しかし、その影は設置されたレーダー網すらも掻い潜る。

 突然、影達は急に動きを止めて静止する。

「どうやら此処で終点のようだな」
 巨大な影の一つ、ソウルゲインの操縦席でアクセルが呟く。それが通信機越しに聞こえた残り一つ
の影、桃色の派手な装飾と戦乙女のような外見のアンジュルグを駆るラミアがその言葉に答える。
「はい、これ以上はASRSでも探知されるかと」
「フンッ、意外に呆気ないものだな。防衛システムのレベルが低いのか、それとも誘っているのか…
…どちらにせよ好都合か」
 アクセルはつまらなそうに鼻を鳴らすと、通信機から此処には居ないエキドナの声が響く。
『隊長、御指示を』
「……わかっている。これより敵基地に潜入する、ASRSを常時機動させ機体は森に隠せ」
『了解』
 アクセルが指示を出すと、二人はそれに答えて動き始める。

 アクセル達が作戦を開始した場所より後方。
 ASRSを起動させて敵の警戒網から抜け、身を隠して息を潜める大型の戦艦がある。陸上戦艦に
しては特徴的なサイの角のような艦首部分、二門の巨大な長身砲を実体弾主砲にその身を守る為に装
備された近接防御用の多数のミサイルと機銃。それはかつてDCが使用したライノセラス型の戦艦だ。
 その母艦機能としても優れ、PTやAMを十数機搭載出来る戦艦は距離を置いて三艦ある。数とし
て多すぎると言っていい部隊には理由がある。その一艦にはヴィンデル・マウアーが指揮する旗艦に
ジュシュア達シャドウミラーの主戦力が集まっているからだ。これは同時にそれほど危険な任務とい
える。
 そんな緊張した中で、ジョシュアは一人で艦橋に出て空を見つめていた。
「…………」
 太陽は眩しくて思わず目を細める。それでも空は綺麗で見上げる事は止めない。これが任務じゃな
ければ日向ぼっこでもして寝ていたい位だと思う。

 ふと、作戦開始前での格納庫でのやり取りを思い出す。

 アクセルが出撃準備をする前にジョシュアはアクセルに声をかけた。アクセルはいつもの調子で振
り返っていた。


「ん?なんだジョッシュか、何か用か?」
「いや、用って程じゃないんだが……忙しくなるから後にする」
「なんだよ?逆に気になるだろうが」
 アクセルは怪訝な顔で問い詰める。ジョシュアはそれを見て少し逡巡し、躊躇いがちに口を開く。
「ああ……今回の任務は危険だろう?だからさ、少し心配になってな」
 そう言うとアクセルは目を見開いてジュシュアを見つめるが、すぐに格納庫に響くほどの笑い声を
出す。そんなアクセルの態度にジョシュアをむっとなり、口を尖らせる。
「なんだ、人が心配してるって言うのに笑って」
「クククッ、———ああ、悪い、悪い。いきなりそんな事を言うから驚いてな」
「それが驚く態度かよ」
 ジョシュアは突っ込みを入れるが、それに気を良くしたのかアクセルはまだ笑っている。その様子
にジョシュアも溜め息を吐いて、これなら大丈夫かと思った。
「どうやら杞憂だったみたいだな」
「当たり前だ。ま、気分転換にはなったがな」
「それなら良いけどな」
「それじゃあ、そろそろ時間なんでな。此処は任せるぞ」
 アクセルは言い終えると背中を見せて歩き出す。ジョシュアは応じようと声を出す寸前、不意にア
クセルの身体が薄っすらとぼやけたように見えた。もう一度見るとそれはなくなっており、疲れてる
のかと思ったが心には不安があった。だから、なんとく。
「アクセル!」
 声をかけた。アクセルは首だけを此方に向けた。
「なんだ?」
 ジョシュアは何かを言おうとして、しかし、何も思い浮かばず。
「いや、なんでもない……」
「なんだよ、変なやつだな」
 アクセルは笑ってまた歩き出す。その足取りは軽く消えてしまいそうな印象を見せて。

 ジョシュアはそんな事を思い出し、軽く頭を振って消し飛ばす。

「なんでだろうな。あんまりこういうの信じないんだが」
 それくらい危うく見えたのかもしれない。今回の任務は色々とおかしい、何がおかしいと言うのか
言葉には出来ないが戦ってきた兵士としての勘のような部分が疼く。アクセル達もそれは感じている
のだろうが口には出さなかった。
 ジョシュアは高性能携帯情報端末機———通称Dコンをジャケットのポケットから取り出す。コン
ソロールを慣れた手付きで押し、液晶モニターに映像を映し出す。それは今回の任務を受けるにいた
ってデータを貰ったもの。
「正体不明の機体………か」
 モニターに映っているのは工業地帯で起きた悲劇。その中で辛うじて生きていた監視カメラには巨
大な大型人型兵器の姿がある。だが、破壊の煽りを食らったのか映像は鮮明ではなく、輪郭がぼやけ
て映っているだけだ。その大きさから通常のPTやAMではなく特機タイプか新型兵器と予測される。
 この情報を知ったせいなのかもしれない、アクセル達の心配を必要以上にしてしまうのは。
「俺も行けばよかったかもしれないな……」
「何がよかったんだ?」
 ジョシュアが何度目かの溜め息を吐いて呟くと、後ろから急に声が聞こえた。ジョシュアが後ろを
振り向くとそこに居たのは見間違うことのない人が居る。
「………ラキ?」
 名前を呼ぶとラキはジュシュアの横へと歩き、立ち止まる。


「こんなところにどうしたんだ?」
「ジョシュアがずっと暗い顔をしていたから気になった」
「あ———」
 つい、声が漏れる。どうやら自分はずっとそんな顔をしていたらしい。多分、アクセルと話してか
らそうだったんだろう。なのに彼女に気を遣わせてしまったことに不甲斐無さを感じてしまう。
「参ったな……俺は心配させていたのか」
「———私は嬉しい、ジョシュア」
「え……何故?」
 ラキは嬉しそうに微笑む。ジョシュアはその言葉の意図がよく分からず聞き返す。
「心配出来るという事はジョシュアの悩みにも気付けるという事だろう?だから嬉しいんだ、ジョシ
ュア一人に重荷を背負わせずに私も一緒に背負えるという事だからな」
 その微笑みにジョシュアは目を奪われた。少し前までは笑うという事が理解出来なかった彼女が目
の前で笑っているのだ。参った、本当に参った。そんな顔されたら、悩んでいた自分が馬鹿みたいだ。
だからだろう、嬉しくてこんな事を口にだしてしまう。
「そうだな。俺達はずっと一緒だと約束したからな」


「それで、やはりジョシュアは心配なのか?」
 ラキはジョシュアの言葉に聞き返す。
 その後、ジョシュアは自分の考えてたことを全部話した。ラキはそれを聞き終えるまで耳を傾けて
くれた。途中、相槌を打ったり質問したがラキはちゃんと理解してくてれた。
「今回の任務は色々と出来すぎてる気がする。まるで誰かの手で踊らされてるような感じがするんだ」
「そのせいでアクセル達に危険が及ぶかもしれないと?」
「ああ、もしかしたら取り返しのつかない事が起きるかもしれない」
 いや、もう起きてるのかもしれない。こうやって話している中も俺達はその中心に居て、誰かはそ
れを笑って見ているのかも———
「ジョシュア」
「なん———んぅっ……!?」
 ラキに呼ばれて頭を上げると唇に柔らかくて生温かいものを感じた。ジョシュアは突然すぎて何が
起きたのか分からず頭の中は混乱した。だが、ラキはジョシュアから離れずに互いに感じあう。数秒、
名残惜しそうにラキは唇を離すと頬は赤みを持ち、少し熱っぽい。
「ラ、キ……?」
「落ち着いたか?」
 ラキは優しい眼差しでジョシュアを見つめて聞く。その行為の意味をジョシュアはようやく気付い
てなるべく冷静に答える。


「落ち着いた……なんでこんな事を?」
「アクセルがジョシュアが悩んだならキスでもしてやれと言ってたが………違うのか?」
「アクセルの奴………」
 ラキは小首を傾げる。ジョシュアは此処には居ない男のお節介に軽く殺意を覚えて呟いた。帰って
きたら後で殴ってやろうと決意した。ラキの間違った情報を違うと否定して、それを聞いたラキは少
し残念そうな顔をして呟いた。
「そうか……私がジョシュアにしてもらった時は落ち着くんだが………」

 その様子にジョシュアは別の意味で落ち着けなくなり、訂正するのに時間が掛かったのは別の話。

「ジョシュアはアクセル達の事は信頼してないのか?」
 唐突に、ラキはそんな事を聞いてきた。
「そんなわけはないだろ。アクセルもラミアもエキドナも信頼している」
 勿論、ジョシュアはそれを否定する。三人は戦闘面も人格面でも信頼できる存在だ、元々生粋の兵
士の彼等は自分よりも優れている。だが、ラミアやエキドナは問題ないとして問題はアクセルだ。
 任務とは言え、アクセルがあの二人の意見を聞くとは思えない。むしろアクセルがある意味足を引
っ張る………って、考えすぎか。ジョシュアは頭を振って懸念材料を消し去ってラキを見つめる。
「大丈夫だ」
「え?」
「アクセルにはラミアもエキドナも居る。それに私やジョシュア、リムも居る。何かが起こっても私
達が止めればいい。そう教えてくれたのはジョシュアだろう?」
 それは胸に刺さる言葉だった。いつか彼女に言った言葉、かつて彼女に言った言葉。不安はある、
懸念もある、楽観なんて出来やしない。だけど、それがなんだと言うのか。
「ジョシュア?」
 黙っていたのが不思議だったのか、ラキはジョシュアの顔を見上げてくる。ジョシュアは不意に笑
み溢して頷く。
「そうだな。大丈夫に決まっている」

 ———そうだろう?アクセル。


「……ックシュンッ!!」
 草木生えた舗装されてない道を音を立てずに歩く最中、アクセルはクシャミをする。その背後、ア
クセルを守るように前を歩くラミアは小さく呟く。
「大丈夫ですか、隊長?」
「ん?フンッ、貴様に心配される覚えはない。いいから黙って警戒を続けろ」
 アクセルは冷徹に言い放つとラミアは、了解、と呟いてそれ以降は沈黙を守った。それを最後まで
聞かず、アクセルは今回の任務の事を思い出す。
 事前に得た情報によると敵基地への潜入可能な入り口は一つしかなかった。PTといった人型兵器
の出入り口は閉まっているのか、それとも巧妙に隠されているのか不明で無理に探そうとすれば敵の
警戒に引っ掛かってしまう。
 それに舗装された道がなく補給路の足取りも掴めず、諜報部からも不明との事だ。その補給源も今
のところ分からず、PT等の出所も不明。企業という企業も洗ったがどれも白で、正に秘密基地とも
いって言い。よくやるものだとアクセルは思う。しかし、土地的な問題があったのか一つだけ穴があ
ったので此処まで来れた。
「それにしても———」
 前大戦から時間も経ってはいない。その間に洩れた情報も兵器もそう少なくはない、DC壊滅の時
に逃げ出した者や連邦軍に降った兵士も居るだろう。戦争中から戦後のどさくさで消えていったもの
もあるのだ、そんな可能性を挙げればキリがない。
 だからアクセルは考える事を止めにした。こういう事はヴィンデルやレモンの仕事だ、自分には性
分に合わない。先の事を気にするのはこれが終わってからにすればいい。
「隊長」
 すると、目の前を歩くラミアが振り向いた。アクセルは思考を切り替えてラミアの方に向く。
「なんだ?」
「予定地点です」
 ラミアの言葉を聞いて前方を見る。そこには木々を死角にして造られた人が入れる程の扉があった。
その証拠に扉の前にはバイザー付きの仮面を付け、群青を基調とした兵士服を着た守衛が二名居た。
 その様子を呼応したラミアとアクセルは茂みへと身を隠して息を潜める。
「そろそろ時間か」
 突然、アクセル達の上空を巨大な何かが通過する。それは現在連邦軍の主戦力であるAMリオン。
アクセル達の前方、二名の守衛はその突然な出来事に慌てたのか通信機へと手にかけた。瞬間、二人
は茂みの中から一気に駆ける。その気配に気付いたのか、一人の守衛は通信機を握りながら振り向き、
もう一人は肩に掛けたマシンガンに手を掛ける、が遅い。
 既にアクセルの先を行くラミアが地を蹴って跳び、マシンガンのグリップを握った守衛の頭部に膝
蹴りを直撃させる。その直後に守衛の頭部から鈍い音が響き渡る。
「な———」
 叫び声を上げる間もなく崩れ落ちた仲間を見たもう一人は思わず目を奪われた。端正な顔立ちの美
女が無表情でそんな行為をする、何よりもそんな姿ですら綺麗と感じてしまうのは男の性か、それと
も恐怖が麻痺しているのか。
 だが、そんな姿を見逃す筈もない。次に見えたのは右から見える足、守衛は視線を逸らすと見える
のは赤みがかった髪を持った男の顔。次にそれが蹴りだと気付く時には守衛は身体が軽く浮いて意識
が閉じた。

「…………」

 アクセルは上着を着直して息を吐く。周りを見渡すと二人の守衛は一人は息が絶えてもう一人は気
絶している。すると、硬質的な声が耳に届いてその声を辿ってみると通信機だった。
 恐らくは通信途中で途切れたのだろう、詳しく聞くと何が起きたのか説明しろとの事だった。アク
セルは通信機を手にとって耳に当てがう。
「なんだ?」
『なんだじゃない!いきなり通信が途切れたがどうした?』
「いや、なんでもない。上空にリオンが通過したから驚いただけだ」
『リオン?此方の情報じゃあ連邦軍は此処には来ない筈だが……』
 通信機の声は不審がるが、アクセルは用意された言葉を当たり前のように言う。
「だから此方も驚いている。それを伝えようと連絡したんだ、そっちのレーダーに映ってないのか?」
『ちょっと待て……おい、中央管制室に繋げろ!』
 と、ガヤガヤと通信機の相手が誰かと話し出す。数秒経つと声が返ってきた。
『他の監視所からも確認した。レーダー探知が困難なことから恐らくはステルス製のリオンだと思わ
れる。警戒は厳にしろ』
「迎撃はしないと?」
『当たり前だ。この基地の存在を悟られるわけにもいかん。それに奴らとてこの基地の存在には気付
かんさ』
 絶対の自信を持って答えるその声にアクセルはいい気なものだなと思ったが、それをおくびにも出
さずに冷静に務める。
「了解した」
 そう言って通信を切った。簡単なものだなとアクセルは思う。

 今回の任務の概要は後方に待機した本隊が数機のPTで陽動を行い、戦闘を行なう。同時に本隊が
後方支援に動き出して、敵基地の守りを減らした隙に潜入するというものだった。だが、途中でアク
セルが作戦変更を進言した。そのまま行けば確かに陽動は可能だろう。しかし、今まで潜めていた連
中が自ら檻から出るかすらも不明という事もあり変更は許可された。
 情報を掴めなかったとはいえ、アクセル自体、敵の数がわからない内に飛び込むのは御免だ。闘争
は望むが死にたがりではない。その為、連邦軍に偽装されたリオンにASRSを積ませ上空を旋回さ
せ注意を逸らすという作戦に変更した。イスルギ重工を通して近くにある連邦軍基地から急遽出撃し
たとの情報を流して脇を固める。敵が連邦に対してパイプがあるならば自然とこの情報を手に入れる、
無ければ注意を逸らす程度終わる。悪く言えば行き当たりばったりの作戦でヴィンデルも難色を示
したがアクセルのゴリ押しで通した。まあ、成功率は高いとは言えないが上手くはいったので問題は
ないだろう———

「アクセル隊長」
 ラミアの声が聞こえる。アクセルは少し面倒そうに振り返ると、ラミアはいつの間に脱がしたのか
守衛の着ていた服と仮面を抱えていた。
「これをどうぞ」
 そうやってラミアは渡そうとする。しかし、アクセルはすぐには受け取らず目の前のラミアを見つ
める。本当はエキドナと潜入する予定だった。なのに何故かは知らないがこの人形となってしまった。
どうやらW16が辞退したらしいのだが、その前に二人で何か話していたのを思い出す。抗議する
間もなかったので文句は言わなかったが。
「隊長?」
 いつまでも受け取らなかったのが不自然だったのか、ラミアは顔を覗き込んでくる。少し驚いて奪
い取るように手に取る。そのまま着替えようとしたが、ふと、視線を感じたので見るとラミアが見つ
めている。そしてゆっくり口を開いて。
「お手伝いしましょうか?」
「いるか!」
 その答えが不満だったのか残念そうな顔をしたのをアクセルは見逃さなかった。
「貴様もさっさと着替えろ。時間が惜しい」
「了解です」
 ラミアもそれを解っているのか自分が着替える服を手にとって茂みの方へと歩いていく。少し歩く
と、ふと、立ち止まってラミアは振り向いて。
「覗いても構いませんよ?」
「さっさと失せろ!!」
 アクセルは頭を抱え、レモンに後で初期化してもらおうと本気で考えたのは言うまでも無い。


 暗い通路が続く中、一つの部屋に人の気配があった。
 電灯に灯りは点いていなく、その部屋の主は誰かと喋っていた。しかし、部屋には一人しか居らず、
部屋の主はデスクの前の椅子に腰掛けてモニターの方に耳を傾けていた。デスクには仮面と家族が
写った写真が置かれ、私室というには少し寂しい部屋。
『————』
 モニターから聞こえてくる声は一方的に言うだけで、仮面を取った男はそれを黙って聞くだけ。
『————!』
「わかっている。此方は既に準備が出来ている」
『————!?』
「そう怒鳴るな………そちらのお陰で情報や補給には感謝している。それに今回の件に関しても一早
く手を打てた事もな」
『————!!』
「問題はない。鼠は既にかかっている、後は時間が来たら行動を開始する」
 男は淡々と言葉を紡ぐが、相手の方はそれと反対に熱を帯びていく。
『————?』
「そうだ。まずは奴らを下し、表舞台に出る………ビアン総帥の無念とDCの信念と共にな」
『————』
「お前達との接点を悟られてはいない。記録にも残らん、そしてこれが最後の通信となる」
『————』
「ああ、縁があったらまた逢おう。ではな」
 プチン、と電源が切れたようにモニターが黒くなる。それを見届けた男は吐き捨てるように言う。
「フンッ、俗物が………まあいい」
 男は椅子から立ち上がり仮面を付ける。無精髭が特徴的な事だけが伺えるが、それ以外は仮面に隠
れて表情が見えない。だが、唯一出ている口許が笑みを作る。

「さあ、来るがいい。シャドウミラー……貴様等に聖罰を下す時だ」

 ただ一人、男は独白する。



◇  ◇  ◇


67 :それも名無しだ :2007/03/16(金) 19:04:12 Uz2guRkg
SSというより小説読んでる気分だ。面白い。
続き期待



69 :それも名無しだ :2007/03/17(土) 00:19:42 9z/gABka
ここ数日で凄まじいまでにいいSSが投下され続けてるな



99 :それも名無しだ :2007/03/20(火) 05:30:58 yqiGEzLL


◇  ◇  ◇

 同時刻。
エキドナは偽装したリオンを高空で移動しながらコクピットの中で地上を見下ろしていた。
「隊長達はそろそろ潜入した頃か」
 流れる風景は一面の森と空。その中で一際大きく並び立つ山脈は誰も近寄らせない雰囲気を醸し出
しており、リオンの中に居るエキドナにすらそれを感じさせていた。
「不快だな……」
 不快。人形であるエキドナには本来感じない圧迫感というものが纏わり付いた。人形である自分が
そうなのだとしたら、人間であるアクセルはそれを具体的に感じているのではないか。そんな事を考
えて、すぐに振り払った。
「今は任務が優先だ」
 このまま直進して山脈を越え、敵の勢力圏からの離脱を行なった後に迂回してライノセラスに戻る。
それが今回の任務で余計な事を考える必要はない。

 ペダルを踏み込む。リオンのスラスターから大きく光が噴き出して速度が更に増して雲の中へと消
えていった。


 地上の光が届かぬ地下の穴。其処は天然自然の摂理で生まれたものではなく人工によって手が加え
られた人工の穴だ。その証拠に数少ない外界へと通じる扉、通路の天井に張り巡らされた無数の配線、
それら全てを悟られないようにする偽装。
「まるでモグラの巣だな」
 通路を歩くラミアはそう呟いた。
 恐らくはDCが戦争を行なう際に建造された基地の一つなのだろう。しかし戦況は悪化し、敗戦と
異星人の侵攻が濃くなった時に重要視されなかった為に放棄されたが、それを謎の武装集団が占拠を
して基地として使っている。そこまでは予想が付く。
「問題は二つか……」
 一つ目はどうやって此処の存在を知ったのか、二つ目はどうやって戦力を手に入れたのか。
 前者は此処の存在を知る者が居れば可能、そしてそれは敵の正体にも繋がる。だが後者については
未だ不明。機体や基地に関しては後ろ盾がなければ不可能、しかしその後ろ盾もメリットがあるとは
思えない。では何故———

「何をしているW17?」

 唐突の声に思考が寸断した。
 どうやら立ち止まっていたらしい。前を見るとアクセルが苛立ちを隠さずに此方を睨んでおり、バ
イザー越しでもそれが分かるのだから相当に苛立っていると推測出来る。
「いえ、別になんでもありません」
 ラミアは先程までの考えを口に出さずに答える。
「フンッ……ならさっさと来い」
 アクセルはぶっきらぼうに言い捨てると歩き出す。ラミアもそれを見て追いかけるが、やはり思考
は先程の事ばかり。だが、とラミアは思う。
 答えが出ないことは解っている。幾ら此処で問うても疑問という小石はすぐに水の中へと沈んでい
くのならば、それは無意味だという事だ。疑問は疑問を生んで泥のように絡み付く。ラミアは思考を
切り換えて空白にする。
 今は任務を優先するべきだ。
 そう自分に言い聞かせるとラミアはアクセルの隣へと歩く。その時アクセルが口許を歪ませていた
が敢えて問わずに二人して無言で通路を歩いていった。


 ライノセラス壱番艦ブリッジ。長時間の待機の為に秒針が交代時間を指し示そうとした時にヴィン
デルはCIC担当の兵士から不穏な連絡を聞いた。
「それは本当か?」
「はい、僅かにですが熱源を探知しました。一瞬なので確実とは言えませんがお伝えしようと思いま
したので」
「ふむ……」
 ヴィンデルは考える仕草をして鼻を自然と鳴らす。
 部隊を指揮する立場にあるヴィンデルはアクセル達が出撃していった後に艦を隠すように命令した。
戦艦としては大型で三隻の為か作業は難航したが、元からASRSを積んでるのでレーダー対策は
万全だった為に問題はなかった。しかし潜入任務となると後方支援を担う戦艦の存在を悟らせる訳に
はいかない、その為ヴィンデルは警戒を厳にして肉眼での監視も行なわせた。故にこの連絡は看過出
来ないものだった。
「正確な位置は割り出せるか?」
 ヴィンデルがそう言うと兵士は表情を曇らして首を振る。
「難しいですね。なにぶん一瞬でしたので……割り出してはみますが」
「……そうか、そのまま調査を頼む。この状況で偵察も危険なのでな、後は追って指示を出す」
「了解です」
 兵士はヴィンデルに敬礼するとブリッジから出ていく。ヴィンデルは首をオペレーターが座ってい
る方に向けて。
「各員に第二種戦闘配備の準備。他二艦にも伝えろ」
「了解」
 オペレーターは頷いてインカムを付けて連絡を取り始める。ヴィンデルはそれを見届けた後にシー
トに座って深く腰掛ける。ふと、天井を見上げて瞑目して考える事は今回の敵の事だった。
 謎の機動兵器。出自の解らない補給の流れ。今の今まで不明だった基地の所在。これら全ては今回
の依頼がなければ感知すらしなかったっだろう。なのに何故、今になってそれが判明したのか?まる
でシャドウミラーの為に用意された舞台に見える。
 何処までが真実で、何処までが虚実なのかわからない。ただ理解出来るのは現在シャドウミラーは
任務を遂行しているという事実。それだけは本当の事だ。ならば関係あるまい、我々はそれをするま
でだ。ヴィンデルは疑問を事実で打ち消す。
「大佐」
 オペレーターがヴィンデルに声をかける。ヴィンデルは視線を向けることで促してオペレーターも
話しを進める。
「W16から二十分後に帰還するとの事です。どうしますか?」
「———ルートを変更し、機体はコードATAを使用して隠滅させ生身で合流……」
 ヴィンデルは伝えようとして一瞬、思考。すぐに訂正する。
「いや、その前に熱源があった方向に何があったか確認させろ」
「了解」
 ヴィンデルは息を吐く。忙しいものだなと思いながらも心が昂ぶっているのが分かる。この状況を
不謹慎ながらも楽しんでいる、と。誰にも見せずに笑いながらブリッジは密かに、しかし慌しく動き
出す。

 アクセルとラミアは一つの部屋に居た。
 資材置き場となっているその部屋には色々な物が置かれていた。箱に積まれた缶詰やら仮面、兵士
の制服や誰かが置いていったのだろう雑誌等。ラミアは一冊の本を手にとってペラペラとページを捲
って開いたまま読む。
「アクセルはラミアの肩を抱いて空いた手で腰に回す。
『ダメです、私達はまだそんな関係じゃ……』
『俺はお前が好きだ。それじゃあダメなのか?』
 ラミアは顔を背けて拒否するがアクセルは真剣な目で見つめる。ラミアはその言葉に心が揺らぎ、
次第にアクセルの方へと向き直す。その間幾ら時間が経っただろうか、二人の視線は熱を帯びていく。
『そんなことは……』
『なら……』
『でも、私でいいんですか……?』
 ラミアの声は少し怯えが篭っていた。アクセルを見上げるその顔は同時に恥じらいもあった。
『馬鹿だな、当たり前だろ』
『アクセ———」
「———何を読んでいる!!」
 途端、アクセルは怒声を響かせた。しかしその声も潜入中という事で些か小声ではあったので外に
は洩れなかった。ラミアは本を閉じて使われていないデスクに置き、首を傾げて。
「情報収集ですが?」
「…………とりあえず予定通りに分かれる。お前は管制室からデータを抜き取れ、俺は周辺を調べる」
 最早、突っ込む気も失せたのかアクセルは無視して仮面を付ける。ラミアも同じく仮面を付けてア
クセルに声をかける。
「隊長」
「なんだ、くだらん事を言うのならば叩き壊すぞ」
「いえ、合流地点はどうしますか?」
「それについては先程の入り口の前でいい。時間は予定通りに二時間後、どちらかが居なくても撤退
を優先しろ。戦力の詳しいデータさえ有れば対処は可能だからな」
「了解です」
 互いに確認し合うと二人は部屋から出ていくと別方向に歩き出していく。

「此方クロス11、目標はD3通路から二手に分かれました」


 二人が分かれていった後、通路の曲がり角でその様子を一部始終監視していたクロス11と呼ばれ
た兵士が通信機を口許に寄せて呟く。
『何処にいったか解るか?』
「女の方は方向からして第四管制室、男の方は中央格納庫だと思います」
『女の方は捨て置け、管制室からデータを得るつもりだろうが構わん。手に入れた時には事は為して
いるからな』
 クロス11はその命令を怪訝に思い、しかし自分が口に出すことではないと思って質問する。
「では男の方は?」
『男の外見はわかるか?』
 質問に質問で返されクロス11は困惑するが、アクセルの容姿を思い出しながら事細かに報告する。
すると急に通信機から声が聞こえなくなる。クロス11は通信機の故障か?と思って声を出そうと
した瞬間。
『フ、フハハハハ———そうか、貴様が来たか』
 暗い憎悪が篭った声が通信機から響く。その事にクロス11は少し恐怖を覚え喉から出そうとした
声が止まった。前大戦から実戦を詰んだクロス11すら通信機の相手には薄ら寒いものを覚える。だ
が、突然ピタリと哂いが止まる。
『男の方は格納庫まで丁重に迎えろ。同時に本作戦を開始する、お前もAMに乗り込み別働隊の支援
を行なえ』
 いきなり冷静になった相手はそう伝えると通信機を切った。クロス11は了解と答える暇もなく息
を吐いて強張っていた身体の力を抜いた。そして天井を静かに見上げ、本当に怖いのは敵ではなく味
方だなと心底思った。


 高空。雲海へと身を隠したリオンが帰還ルートを迂回して高度を段々と下げていた。モニターは小
さい米粒程だった木々が大きく広がるのを捉え、エキドナは周囲を見回していた。
 本来の帰還ルートからライノセラスへと帰還する最中に指示されたのだ。ASRSを展開させてい
るとはいえレーダーに反応があったのは付近だと判明し、エキドナはそのまま帰還することはなくそ
の熱源の元を辿っていた。
「情報ならこの辺りだが」
 レーダーや肉眼で探してみるが見つからない。これ以上探すとなると高度を下げなくてはならない
のでエキドナはリオンをギリギリの高度で飛行させ、回るように旋回していた。
「見つからないな……CICの勘違い———!?」
 瞬間、コクピット内部から警報が鳴り響く。
 ペダルを踏んで機体を横に逸らすと先程まで居た空間に砲弾が通過する。それが地上から放たれた
ものだと理解し、発射元を探ろうと前を見るが。
「クッ!!」
 続いて第二射。エキドナはリオンを急速降下させて回避。強引な降下の為かGがかかって身体を縛
りつけようとするが構ってられない。高度を下げて敵の居場所を掴もうとするが何故か三射目が撃た
れない。機体を静止させ周辺を見渡しても撃たれない。
「なん———ぐっ!?」
 疑問に思った矢先に今度は背中に衝撃が走った。
 反転させようとするが今度は肩部に直撃。コクピットからは損傷箇所のデータと警報が鳴り続ける
が遅い。既に三射目を皮切りに地上一帯から連続してリオン目掛けて砲弾が殺到する。エキドナはそ
れでも回避しようと努めるがその数は多く、右腕をもぎ取り、損傷は見る見る内に増えていった。
「このままでは……」
 普段の冷静な声も危機が感じられる。絶え間なく撃たれる為に少しでも止まれば即死するだろうそ
の光景はある意味異様だ。しかし、それも唐突に終わりを告げた。
「レーダーに反応!?速———ッ!?」
 リオンを超える速度を以って砲弾掻い潜る“それ”はすれ違い様に左脚を切り裂いた。センサーが
捉えようするが敵機はリオンの上空へと昇って既に反転して攻撃態勢に入っている。エキドナは迎撃
しようとするが地上から放たれる砲弾がそれを許さない。

 それは一瞬にして芸術だった。

 迎撃出来ないリオンを上空からエキドナが行なった降下よりも速く、太陽を背にした為に目視では
なんなのか見当も付かない。だが“それ”は現行の兵器でもトップクラスの速度を以ってリオンに迫
り、次にすれ違った瞬間、リオンは四散した。そして爆発。
 “それ”は全身に備え付けられたスラスターで地表スレスレでノズルを動かし、弧を描くようにま
た上空へと舞い戻る。砲撃はいつの間にか止み、“それ”も次の獲物へと向かう為にその場から去っ
ていった。


◇  ◇  ◇


109 :それも名無しだ :2007/03/21(水) 00:59:29 VfEakYr6
え、何この神小説ふざけてるの?
とてつもなくGJ。続きが気になる。




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73 :それも名無しだ :2007/03/18(日) 11:28:04 O6kIrwiq
OG2のストーカーアクセルも、このスレのようにジョシュアに
出会ったら変われると、俺は頑なに信じている。



74 :それも名無しだ :2007/03/18(日) 14:01:11 0Bnw6zai
アクセルの戦闘力はジョッシュより高い
ジョッシュもそれをわかっていて、
アクセルのそういう面を高く評価している

ジョッシュの対人スキルはアクセルより高い
アクセルもそれをわかっていて、
やっぱりジョッシュのそういう面を高く評価している

そんな感じに、お互いに理解して信頼できる友人、
という2人の関係が好きだ



80 :それも名無しだ :2007/03/18(日) 21:47:04 jyiu0j0u
助手「ただいま」
アクセル「ああ……ん?何を持ってるんだ?」
助手「肉まんだよ。ついでに買ってきたんだ」
アクセル「おぉ〜…じゃ、貰うとするか」

ラキ「ジョシュア……これは熱い」
助手「ほら、そういう時は冷まさなきゃダメだろ……フゥー」
ラキ「んぐ…はむ…美味し、いぞ」
助手「食べながら喋らないでいいから」

ラミア「…………」


ラミア「隊長、肉まんが凄く熱いです」
アクセル「水でもかけとけ」


83 :それも名無しだ :2007/03/18(日) 23:18:53 O6kIrwiq
>>80
アクセル「というか、人形よ」
ラミア「何ですか、隊長?寂しくなったんですか」
アクセル(無視)「お前は温度を体感する事が出来るのか」
ラミア「私の機能は人間と何ら変わりありません。
    温度を感じる事も出来れば、相手の体温を奪う事も出来るのです。こんな風に」

アクセルの腕を掴むと…

アクセル「腕が凍った!?」

ラキ「あ、あれは!?」
助手「知っているのか、雷d…ゴホン。ラキ、アレを知っているのかい?」
ラキ「アレは『熱エネルギーを奪う能力』だ」



84 :それも名無しだ :2007/03/18(日) 23:39:03 0Bnw6zai
>>83
ラミアー、人間はそんな機能ないから



85 :それも名無しだ :2007/03/19(月) 01:06:26 iJe4/vVi
ゆきめwwwwww


91 :それも名無しだ :2007/03/19(月) 21:39:11 vxj3FHj1
「ラキ/ラミア・エキドナがジョシュア/アクセルを陥落させる方法」についての考察をどうぞ



92 :それも名無しだ :2007/03/19(月) 22:26:25 2tZrquBw
ジョシュアはとっくにラキに陥落させられてると思います
アクセルは難関だ



94 :それも名無しだ :2007/03/19(月) 22:45:59 nl33M34C
>>92
悪セルはともかく、アホセルのときなら簡単に落ちそうな気がする。


95 :それも名無しだ :2007/03/19(月) 22:51:17 DWRxTqk9
アホセルも外見はアレでも、中身はちゃんとアクセルだから無意識にガードしそうな気がする。



96 :それも名無しだ :2007/03/19(月) 23:02:24 /GeSkUo0
他の女性キャラに対しては、「キスしてくれれば〜」みたいなあのアホセルらしいチャラい反応だけど、
ラミアに対しては、自分でも分からないけど冷たく反応して
「あーれー…なーんで俺こんな感じでしか喋られないんだろ?」とモヤモヤを抱く、的なのが個人的に好み。


ATXチームにはラミア、SRXチームにはアクセルみたいな感じで、合流後そういうのが見たかった…


97 :それも名無しだ :2007/03/20(火) 00:46:28 dArBgo+s
>>96
俺もそういうアクセルが好みだ
ツンデレというか素直になれないというか
んで、素直に接してる助手ラキを見てたまに羨ましくなったり




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110 :それも名無しだ :2007/03/21(水) 22:41:00 X8dsAPy1
アク「暖かくなってきたな」
助手「そうだな。そろそろ桜も咲いてるんじゃないか」
アク「桜か。…よし、花見でもするか」
助手「いきなりだな。仕事はどうするんだ」
アク「なに、桜及びその周辺の警戒任務ってやつだ」
助手「…漫画か何か読んだな」
アク「W16、花見に適当な場所を検索しろ。開花率と当日の天気の確認も忘れるな。
   人形、お前はジョッシュと相談して必要な物資を用意。酒は特に多めにな。
   ジョッシュは料理の方も頼む。ラキはそのサポート。
   W15は本日から現地に陣取り、侵入者を排除しろ。ただし火器の使用は禁ずる。
   レモンとヴィンデルには俺から言っておく。
   以上、何か質問は? ないな。では各自行動開始せよ」
助手「あんたの指揮能力はこんな事にも発揮されるのか」



111 :それも名無しだ :2007/03/21(水) 23:36:23 3TJYZcUv
>>110
W15「我はウォーダン・ユミル!桜及びその周辺の剣なり!!」
アク「…何を振り回している」
W15「日本刀ですが何か」
アク「そうじゃない。何故そんなもの振り回している。危ないだろ」
W15「だが侵入者は排除しろとおっしゃった」
アク「だーかーら!そんな危ないもので排除しろとはいってない」
W15「で、でも『火器』の使用は禁じられたが刀は」
アク「うるさい没収だ。素手と言葉でなんとかしろ」



112 :それも名無しだ :2007/03/22(木) 00:44:59 V2hxrjGe
夜中に変な仮面つけたガタイのいい男が桜の根元に座ってたら
何もしなくても、大抵の人は逃げると思うぞ



113 :それも名無しだ :2007/03/22(木) 00:49:56 YEtNfRca
ついでにいつもの服じゃなくて黒スーツか着流しでも着てたら完璧だと思う
仮面があるから正直微妙かもしれんが、高確率で『そのテの職業』の人に見られると思う
仮面外してグラサンかければ完璧なんじゃないかな……?



114 :それも名無しだ :2007/03/22(木) 01:04:57 48e8LK4y
どうせだし隣にアクイラ置いておこうぜ。



115 :それも名無しだ :2007/03/22(木) 01:10:23 YEtNfRca
ウォーダン(ズゴゴゴゴゴゴゴ……)
アクイラ(ドドドドドドドド……)

ラミア「……他の花見客たちがドン引きしてございますですね」
ラキ「心なしか桜も元気がないように見えるな。ジョシュア、アクセル、どうしてだと思う?」
ジョッシュ「ええっと……なんて説明したものか……」
アクセル(無言でこめかみを押さえる)


116 :それも名無しだ :2007/03/22(木) 01:30:28 V2hxrjGe
アクセルとWナンバーズ3人と助手ラキとついでにアクイラが
桜の下に集まってる絵を想像してみた

なんの集団だかさっぱりわからないが、
少なくとも永遠の闘争を求めてるテロリスト共だとは絶対に思われないだろう



117 :それも名無しだ :2007/03/22(木) 10:44:28 UqGVN7EL
アクラミと助手ラキの中に、
ウォーダンとアクイラがいるだけで何の集団だかわからんな


118 :それも名無しだ :2007/03/22(木) 17:25:29 V2hxrjGe
アク「満開の桜に、乾杯!」
一同「乾杯!」

ラミ「乾杯をしたはいいのですが、隊長、
   Wナンバーズはアルコールを摂取しても酔わないように作られています。
   私たちは飲むだけムダではないでしょうか」
アク「つきあいや場の雰囲気ってものがわからんのか、人形め。
   飲む気がないなら酌でもしろ」
ラミ「了解しました、アクセル隊長」
アク「それと隊長と呼ぶのはやめろ。今日は無礼講だ」
ラミ「では、どのようにお呼びすれば?」
アク「自分で考えろ。正解が出せたら、後で褒美をやる」

ラキ「ジョシュアが飲んでいるのはなんだ?」
助手「日本酒だよ。…飲みたいのか?」
ラキ「それを飲み始めてから、お前の精神が高揚しているのを感じる。
   私が飲んでも同じようになるのかどうか、試してみたい」
助手「少しだけならいいか。一気に飲むなよ、体に悪いから」
ラキ「わかった。気をつけよう」ゴクゴク
助手「ああこら、言ってるそばから…」

鷹「お前も一杯どうだ」
W15「悪いが、酒は苦手でな」
鷹「Wナンバーズは酔わないのではなかったか?」
W15「俺は奴のクローンだからな。奴の体質を受け継いでいる。そのせいだ」
鷹「そうか。なら、代わりに昆布茶でも入れよう」
W15「すまんな。いただこう」


119 :それも名無しだ :2007/03/24(土) 01:51:24 7wsbPjgw
アク「おんや、ラキーンはどうした? つぶれたか」
助手「酔いが回ったらしくてさ、眠いって呟いたと思った途端、眠ってしまって」
アク「それで膝枕をしてやってるわけか。相変わらず熱々だねえ」
W17「ジョッシュ、毛布がありますが、お使いになりますか」
助手「ありがとう、頼む」
アク「珍しく気が利くじゃないか、人形」
W17「荷物の準備は私の担当ですから、全力を尽くしました。
   アクセル隊長用に布団と枕も持ってきましたので、
   いつでも酔いつぶれていただいて結構です」
助手「ラミア、そういうのは気が利くとは言わないんじゃないかな」



120 :それも名無しだ :2007/03/27(火) 00:28:29 5dricDL7
アク「よしジョッシュ、もう一杯飲め」
助手「勘弁してくれ。あんたのペースに合わせてたら、俺まで潰れちまう」
アク「なーに潰れたら俺の膝を貸してやるさ」
助手「男の膝枕で寝る趣味はないよ」
アク「ほほう、ラキの膝枕以外で寝る気はないと?」
助手「だからそういう曲解は…」
W17「ちなみに私の膝はアクセル隊長専用ですので、あしからず」





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156 :それも名無しだ :2007/04/04(水) 21:40:09 XuDyAY0G
それよりラキの眉毛のかたちが知りたいのだが・・・



157 :それも名無しだ :2007/04/04(水) 23:02:19 qaHzz2d0
>>156
敵ラキは前髪に半分以上隠れてるのではっきりはわからないが、
たぶん麻呂みたいな眉か、ちょい太めの眉だと思う
味方ラキは普通に細い弓形の眉


166 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 17:26:58 AyRHeHAk
>>157 やはり麻呂みたいな眉かっ!!



158 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 00:10:43 0oLtcidi
それよりラキのスリーサイズが知りたいのだが・・・



159 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 00:31:54 cLjT3tY1
ジョッシュに聞いてこい



160 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 00:58:16 egm0vF8S
正確な数値を知るなら親父に訊いた方が早くね?



161 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 01:14:33 hzoawmJj
軍事機密だそうだ。それも最高位の



162 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 01:59:12 Ueb4iZBj
>>158
キモが知ってるよ



163 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 07:31:06 mB1vPmJt
ラキのスリーサイズは
上から30 30 30だったよ

お菓子あげてる隙に計った

「オロカナヤツメ-」

ミニラキ


164 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 09:06:42 NdBLadDD
ミニドラかよw


165 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 15:03:19 cLjT3tY1
ラキ「サイズか。ジョシュアのサイズならわかるのだが」
ラミア「いくつですの?」
ラキ「まず太さは、通常時でこれくらい( ゚ o゚)
   最大時でこれくらい( ゚ O゚)
   次に長さは…」
ラミア「私がお尋ねしているのはそこのサイズではなくてですのよ」



167 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 17:50:51 z2vEjphw
>>165
下品、下品、下品っ!
君も我がシャドウミラー隊の一員ならもっとエレガントにいきたまえ。
ジョシュアのネオビームブレードをキラーバイトでフォルテギガスとはっ……!



168 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 21:07:40 76u1NLNL
>>167
フォルテギガスの口が、インベーダーゲッターみたく開く。まで読んだ



169 :それも名無しだ :2007/04/05(木) 23:15:09 8EhyPdr3
>>167
なにを勘違いしてるんだ、ラキは助手の腕の太さを言ってるんだろ
ラキが口を開けているのは助手の引き締まったその腕に見惚れてるからだ

長袖ばっかで普段はあんまり見れないんだよきっと




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174 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 08:09:18 CffeN1Ja
アク「ほい、機体の点検終了〜。ラミア、この後暇なら飯でも一緒にどうかな、これが」
ラミ「………あ、いえ、結構でありますわね。私はもう少しチェックを続けちゃったりしますから」

アク「……うーむ?」
ラキ「どうした、アクセル。腹でも減ったのか」
アク「いや、俺ってばひょっとしてラミアに嫌われてるのかなー、とか考えてたりするんだな、これが」
助手「嫌われていると言うか、戸惑ってるように見えるけどな」
ラキ「嫌悪しているようには見えないが。声をかけられたときのラミアは困ってるようだった」
リム「そうそう、驚いてると言うか、ありえない物を見るような顔だよねー」
アク「ありえない物って、何者だよ俺ってば」
リム「冗談冗談。んー、やっぱり、軟派な男が嫌いとか?ラミアさんでば固そうだし」
助手「かもな。お前は女性と見れば誰彼構わず声をかけてるから、警戒されてるんだろう」
アク「しかし、美しい女性を口説かないのはヒーロー失格なんだなコレが」
助手「だから、そういうふざけた事をホイホイと口に出すから、ラミアが反応に困ってるんじゃないのか」
リム「黙ってれば二枚目なのに、話すとボロが出るしねー」
アク「黙ってれば……そうか!その手があった!」
助手・ラキ・リム「?」



175 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 08:11:51 CffeN1Ja
・ケース1
『壁に背を預けつつ髪をかき上げる』
アクセル「フッ……」
ラミア「………?」

・ケース2
『流し目を送りつつ歯をキラリと光らせて微笑む』
アクセル「(キラーン!)」
ラミア「…………………」

・ケース3
『ピンチのシーンでに謎の仮面をつけて颯爽と登場し、名前も告げずに去る』
アクセル仮面「でぃぃぃぃぃぃぃぃやっ!!」
ヴィンデル「こ、これが世界を変える力くぁらばっ!?」
アクセル「フッ!悪に未来など無い!」(歯を光らせつつ流し目を送り髪をかき上げる)
ラミア「あの、隊長」
アクセル仮面「いやなに、名乗るほどのものではない。ではさらばだ!トウッ!」
ラミア「………………アクセル隊長……もしや次元転移の影響で……」


アク「と、色々試したけど、どれも反応はいまいちだったんだな、コレが」
助手「ケース3とか、正気かお前は……ソウルゲインにまで妙なマスクを付けてからに」
アク「え?謎のヒーローってカッコ良くないか?」
助手(どこまで本気なんだろうか……?)
リム「あ、ラミアさんはクール系は嫌いなのかも知れないよ」
アク「なるほど。だからいまいちだったのか」
ラキ「そうか?よく判らんが仮面を付けてたのも悪くは無かったと思うぞ」
助手「ラキ。頼むからラキだけは今までの君で居て欲しいんだ」
ラキ「ジョシュア、なぜ泣く」



176 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 08:36:33 Lp0+Fziq
よし、フォルテギガスに仮面をつけよう


178 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 15:00:27 ci+pfFwg
ラキ「わかったぞ、アクセル。マントが足りなかったのだ」
アク「なるほど、ヒーローと言えばマントなんだな、これが!」
助手「ちょっと待てお前たち」



177 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 09:29:46 CurWoakH
ヘビーウエポン改あたりから分けてもらえばよかろう



179 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 16:00:51 7AoPS1gP
>>177
Wじゃ何回砂漠に落としても次の仮面が出てくるもんな。



180 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 20:14:32 7EW6oxSZ
ヘビーウェポンじゃなくてヘビーアームズだぜ!
っていうかマント欲しかったら素直にヴァイサーガに乗ろうよアホたいちょー!



182 :それも名無しだ :2007/04/07(土) 23:46:44 CffeN1Ja
ソウルゲインにしたのは単に俺が好きだからでヴァイサーガでもアシュでもラーズでもおk


だがそのマントは羽織るのではなく、首に巻いてマフラー風味にすると、よりヒーローらしく(ry



183 :それも名無しだ :2007/04/08(日) 00:58:58 vdv7oEle
さあ、ブラックゲッターを手に入れてくるのだ!

入手条件:竜馬(真ゲ版)をスデゴロで5ターン以内に倒す



184 :それも名無しだ :2007/04/08(日) 01:18:00 fvaUckEC
例え銃器の使用可でも勝てそうにありません



185 :それも名無しだ :2007/04/08(日) 01:39:21 IDObzq7H
>>182
正義のフリーターさんがくしゃみしてます

>>183
>入手条件:竜馬(真ゲ版)をスデゴロで5ターン以内に倒す
某高校生が脳が痛い人物を思い出したようで眉間に皺寄せてます。



186 :それも名無しだ :2007/04/08(日) 04:15:02 uwSzIld8
アク「ヘビーアームズのマスクとヴァイサーガのマントをソウルゲインにつけて
ガーランドに乗せればいいのか!完璧なんだな、これが
あ、自分の仮面もいるな、ヴォーダンから借りればいいんだな」

どう対応しますか>ラミア
1:レモンにアクセルを修理してもらってその横で看病
2:濃縮クスハ汁を水飲みで飲ませる
3:ユリカにフルコースを作って貰って「あ〜ん」と食べさせる
4:完璧親父に診察して貰うように優しく薦める



187 :それも名無しだ :2007/04/08(日) 08:15:37 +6/BmLi1
「クール系」で考えてたオチの一つで


アク「喋らなければ、つまり、ラキの様な無表情とかに加えてツンデレ。
   これならばラミアもいちころなんだな」
助手「考え方が安易過ぎないか?第一、ツンデレってどうする気なんだ」
ラキ「私のように、と言うのはどういうものなのだ」
リム「無表情かー。アクセルさんのキャラじゃないと思うけど」
アク「ふっふっふ。まあ見てなって」

ラミ(記憶を失ってからの隊長は、以前とのギャップが激しくて着いていけんな。
   だが、何故だか悪い気はしない……食事くらい、付き合うべきか)

離れた位置で覗き見中の三人
リム(あ、ラミアさん来たよ)
助手(アクセルの奴、妙な真似しなきゃいいが) 
ラキ(ここはお手並み拝見、と言う奴だな)


ラミア「あ、アクセル隊長。先ほどは失礼たまわりましたわ。…その、代わりと言うのもなんでありますが今晩

悪セル「 馴 れ 馴 れ し い ぞ 人 形 風 情 が ! ! 」

アク「何故か、あれ以来ラミアが口を利いてくれないのだが」
リム「ツンの部分が強すぎたんじゃないかな?」
ラキ「あれがツンデレというのか。「人形風情」とは何だっのだ」
アク「いや、自然と口をついて出た言葉だったんだが、えらく怒ってたなー。
   ツンデレとか回りくどいのはやめて、熱血系でいくべきだったかも知れんな、これが」
リム「うぅ〜ん……相手に合わせるんじゃなくて、むしろ自分の土俵に持っていくって感じはどうかな」
アク「おお、つまり俺がレッドであの娘がピンク。リーダーのいう事は従うんだ!という奴なんだな」

ラキ「ジョシュア、アクセルのあれは好意だったのか?ツンデレとは奥が深いな」
助手「いや、あれはもう、ツンデレとかそういう問題じゃなくてだな……何がしたかったんだ、アクセル……」
アク「やっぱりニヒルなブルーでも良いな。でも青色だとジョシュアと被るか?どう思う?」
助手「もう話しかけないでくれ、頼む」



188 :それも名無しだ :2007/04/08(日) 08:40:11 fvaUckEC
アクセル隊長、それ、邪龍鱗なみの自滅攻撃です




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




190 :それも名無しだ :2007/04/10(火) 23:04:46 3zg7vv+b
ラキ「保守」


191 :それも名無しだ :2007/04/11(水) 19:32:51 YyjXoyY+
ラキ「ジョシュア。今日も保守だ」
助手「ン…そうだな」
ラキ「保守ということは、ここには私たち以外誰もいないのだな」
助手「そうなるか」
ラキ「ジョシュア、密着しよう」
助手「え?」
ラキ「お前は以前、他の人間がいる所で密着してはいけないと言った。
   今は他の人間がいない。ならば好きなだけ密着しても良いという事だ」
助手「あ。いや、確かにそう言ったけどさ。まだアクセルやラミアがいるだろ。
   だから、ラキ、ちょっと待、おい……!」


アク「ジョッシュはどうした?」
ラミ「あちらでグラキエースといちゃついているようです」
アク「またか。あいつもそういう所は年相応に若いな」
ラミ「隊長の若さも発散されてはいかがですか。私で良ければお相手しますが」
アク「…戦闘シミュレーションで発散してやる。つきあえ人形」
ラミ「了解です隊長」


192 :勝手に続き :2007/04/12(木) 00:37:52 6jXcQ6+C
>>191
ラミア「隊長、準備が整いました」

アクセル「……何故布団が敷かれてある」

ラミア「戦闘シミュレーションに付き合えとのご命令の筈ですが?」

アクセル「こういう時だけは、都合良く曲解するんだな。クソ人形」

ラミア「時間が惜しいので、早速シミュレーションを開始します」

アクセル「無視かい!ってコラよせ!テキパキと脱がすな!あ、そ、そこはらめぇぇっ!アッー!」



193 :それも名無しだ :2007/04/12(木) 04:40:23 S8G99Qeb
大佐「アクセルとジョッシュはどうした?」
W16「それぞれW17とグラキエースと共に自主訓練に励んでおられます」
大佐「ほう、今日もか。このところ毎日だな。熱心なことだ」

W15「訓練場所はベッドの上だという事を報告しなくて良かったのか」
W16「必要あるまい。ヴィンデル大佐はそこまで質問されなかった」



194 :それも名無しだ :2007/04/12(木) 14:50:48 9ERYrNed
毎日かよっ!?



195 :それも名無しだ :2007/04/12(木) 15:22:02 Bk4+UYKf
このスレに書き込みがない日は自主訓練で忙しいという事です
仲良き事は美しき哉



196 :それも名無しだ :2007/04/12(木) 15:49:54 eZJnZLze
監督のレモンも大変だな



197 :それも名無しだ :2007/04/12(木) 21:55:18 w/2+KQxa
AV監督?



198 :それも名無しだ :2007/04/13(金) 20:02:07 3A3EssTZ
大佐「シャドウミラーの活動資金を作るために、
   お前たちの夜の訓練風景を録画して販売しようかと思うのだが、

   ……あ、すんません、冗談です
   嘘です絶対にしません、だから麒麟は勘弁してください
   私が悪かったです、ネオビームブレードもしまってください
   二度と言いませんごめんなさい」



199 :それも名無しだ :2007/04/13(金) 21:58:02 gbggP6K5
影鏡切羽詰まり過ぎワロタww



200 :それも名無しだ :2007/04/14(土) 01:50:18 vYI/QU32
>>198
予約した時に払った前金、返してくだs(ヒートダイブ



201 :それも名無しだ :2007/04/14(土) 04:31:54 ASz9v1P7
ラミア×エキドナのレズ物があると聞いて飛んd(ファントムフェニックス)



202 :それも名無しだ :2007/04/14(土) 07:24:10 HsbU9nSF
アクセル×ジョシュアの(サンダーブレーク)


203 :それも名無しだ :2007/04/14(土) 08:41:23 vYI/QU32
>>202
キサマッ!独り占めするつもr(クローアンカー



204 :それも名無しだ :2007/04/14(土) 20:03:35 vLUWsMWL
とりあえずそんな影鏡に一言
「オマエら平和だなァ〜」



205 :それも名無しだ :2007/04/14(土) 20:44:53 WIQ3Uevv
夜は闘争してますよ? ベッドの上で



207 :それも名無しだ :2007/04/14(土) 23:45:56 ASz9v1P7
>>205
アクセル隊長なんて、時にはレモン・ラミア・エキドナの3人を相手に特訓してるぜ!
性的な意味で!



208 :それも名無しだ :2007/04/15(日) 00:05:54 UnFyeut8
おにいちゃん!おにいちゃんも負けずにあたしたち二人を相手に



209 :それも名無しだ :2007/04/15(日) 00:19:04 jozH3nSa
ラキ「1対3でなお優位に立つというのか。さすがアクセルだ」
助手「……」
ラキ「ジョシュア、私たちもアクセルを見習って1対多数を想定した訓練を
   行うべきではないか」
助手「そういう話は、また明日な。さ、寝るぞ」
ラキ「どうした、ジョシュア? 私は変な事を言っただろうか」
助手「そんなことないさ。ほら、ちゃんと毛布を肩までかけて」
ラキ「ところでジョシュア、『性的な意味で』とはどういう意味だ」
助手「…それも、明日だ。おやすみ、ラキ」
ラキ「わかった。おやすみ、ジョシュア」


211 :それも名無しだ :2007/04/15(日) 21:20:21 mAoGF4+E
>>207を撮影して売り出そうとするヴィンちゃん
しかし、バレて>>198になる



212 :それも名無しだ :2007/04/15(日) 21:47:21 R4PaANaz
>>208
スルーされてる愚妹カワイソス


213 :それも名無しだ :2007/04/16(月) 01:40:23 vHB+P8/o
ラキ「仲間はずれは良くない。
   クリアーナも参加させてやったらどうだ、ジョシュア」
助手「…それ、戦闘訓練にって事だよな?」
ラキ「もちろんだ。それ以外に何かあるのか?」
助手「い、いや。なんでもない。そうだな、考えてみるよ」



214 :それも名無しだ :2007/04/16(月) 16:24:52 EJwlTLyH
ウェントスカワイソス



215 :それも名無しだ :2007/04/16(月) 22:25:40 mrEqlonw
リム「参戦可能になったのかな?かな?」



216 :それも名無しだ :2007/04/17(火) 14:35:37 evcmolXS
この流れで何故か格闘述の指南という名目で
ラミアとエキドナに密着され体中もみくちゃにされて悶えるリムを想像してみた
巨乳美女が組んずほぐれつするのはロマンですがスレ違いですね



217 :それも名無しだ :2007/04/18(水) 19:44:29 qCrCFQNH
毎日こってりしたものばかりだと、たまにはあっさり系のものが食べたくなる。
つまり、Wシリーズの量産型はひんぬ—だと思うんだ。



218 :それも名無しだ :2007/04/18(水) 23:34:30 2uz9JslE
>>217
アレはそれ以前に女性タイプなのかどうか。



219 :それも名無しだ :2007/04/19(木) 00:47:15 IVWxdMSb
量産型Wシリーズがみんなウォーダンだったらアツいだろうな



220 :それも名無しだ :2007/04/21(土) 01:49:48 rINVujUo
むしろ暑苦しいな。



221 :それも名無しだ :2007/04/21(土) 08:33:04 9ixgDS15
燃え燃えだな


222 :それも名無しだ :2007/04/21(土) 12:59:10 BXU9vc1t
ならば最高傑作のラミアをベースに量産型を作っていたら。

…隊長大変だろうなあ
人形って呼んだら無数のラミアが振り返るよ。



223 :それも名無しだ :2007/04/21(土) 14:00:00 CoLeTqRY
量産型は試作器より性能が劣るというのがスパロボの常識ですよ
だから量産型ラミアは胸が小さかったり背が低かったりするかもしれん



224 :それも名無しだ :2007/04/21(土) 15:02:27 27qxlJ5d
しかし、プルツーとプルという例外もあるわけで


229 :それも名無しだ :2007/04/22(日) 01:38:15 2lfHZlBh
ラキ「プル? プルツー? いったい誰のことだ」
助手「ジュドーがそんな名前を言っていた気もするけど…」
アクセル「なに、お前らあの可愛い双子を知らないのか?」
ラミア「隊長、彼女たちは双子というわけではありません」



230 :それも名無しだ :2007/04/22(日) 13:08:30 mWsBqj7+
アホセルなら嬉々としてプルと一緒に大盛りのパフェくってそうだ。


232 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 02:36:53 MqSrWjvv
美味い美味いと言いながら嬉しそうにパフェを食べるアクセル
その隣で表情一つ変えずに食べるラミア
一口食べるたびにクリームをこぼしたり口の周りを汚してしまうラキ
ラキの口元や服を甲斐甲斐しく拭いてあげるジョッシュ



233 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 03:57:00 Sr6cp7n1
そしてレモンとアクセルが喫茶店に行った時はお互いブラックのコーヒー。
本当には二人ともパフェを食べたいのに、相手を意識してカッコつけちゃってる。



234 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 20:41:08 gRSSSiSR
アクセル「コーヒー一つ」
レモン「私も同じので」
店員「かしこまりました」
アクセル「……」
レモン「……」
アク・レモ「(パフェが食べたかったorz)」

ラキ「ジョシュア、二人が頭を抱えているぞ。何故だ?」
助手「たぶん食べたいものがあったんだけど、相手を意識して
   たのめなかったことを後悔しているんだよ」


235 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 20:54:54 CgNQAmdu
レモン「どうしたのよ、せっかくの付き合いにつまんなそうな顔をして」
アクセル「ふん、エスプレッソにでもしようかと思ったんだが、
     ここのコーヒーのあまりの味の薄さに、この店を選んだ
     こと自体を後悔してるのさ」
アクセルの心の中「苦い、苦すぎる!あれでアメリカンクラスだと…」
レモン「ふうん…ま、あんなおこちゃまな喫茶店には、私には似合わないわね」
レモンの心の中「あの喫茶店の制服、かわいかったなあ・・・
        たまにはふりふりのひらひらだって着てみたいのに
        それに、あの特大パフェ!ああ・・・思い出すだけで
        ため息が出そう」

アクセル・レモン「はあ・・・」



236 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 21:21:37 886sfp6B
>>234,235
お前ら……(・∀・)ニヤニヤ

ジョッシュ、得意の気配りで二人を連れてってやれ
「デザートフェアにリムが行きたがっている、折角だから一緒にどうか」とかそんな感じで


237 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 21:33:20 MqSrWjvv
そんな2人の前でパフェを食べるラキ
羨ましそうにパフェを眺める2人
2人の視線に気づかず一心不乱にパフェを食べるラキ
ためいきをこぼす2人
見かねて、こっそり店員に2人の分のパフェを注文するジョッシュ



238 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 21:53:33 eYR+Ns7j
ジョッシュ「ふぅ……頼んだは良いけど食べ切れないや。二人に処理を頼んで良いかな?」
レモン「まったく、食べ物を粗末にするなんて……もったいないからあまり好きじゃ無いけど私が……」
アクセル「ふん、あまり甘いのは得意じゃないが、一人では辛いだろう。俺も手伝ってやる」
ラキ「問題ない。私が責任を持って美味しく頂こう」



239 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 22:05:02 886sfp6B
>>238
ちょ、ラキwwwww
今回だけでいいから空気読んでくれ、頼むよwwwww


240 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 22:07:03 MqSrWjvv
アホセル「プルプルプル〜ってな♪」
レモン(……アホセル化して食べてるのに違和感なくすなんて!ずるい!!)
アホセル「ほら、レモン。あ〜ん」
レモン「え、あ、あ〜ん」
アホセル「美味しい?」
レモン「子、子供の食べ物だけど…不味くはないわ」

ラミア「……」
アクセル「なんだそのもの欲しそうな目は。貴様はチョコパニでも食ってろ」



241 :それも名無しだ :2007/04/23(月) 22:08:09 IDQaO1dh
隊長鬼畜杉wwwww



242 :それも名無しだ :2007/04/24(火) 00:17:34 uzesYhn9
その後、チョコパニを口に突っ込まれて気絶した隊長が男子トイレで発見されるんだな



243 :それも名無しだ :2007/04/24(火) 03:07:47 YcQnYYH1
ラミアはヤンデレなのだろうか



244 :それも名無しだ :2007/04/24(火) 22:04:58 6HCSczKB
ツンデレだろ


アクセル隊長は



245 :それも名無しだ :2007/04/24(火) 22:25:18 owtewQRk
この4人は上手い事役割分担されてるよな
アクセル:ツンデレ
ラミア:天然
ラキ:素直クール
ジョッシュ:ツッコミorフォロー



246 :それも名無しだ :2007/04/24(火) 22:59:38 LQx24O8O
>素直クール



247 :それも名無しだ :2007/04/25(水) 07:06:57 4gwo28Nu
アクセルはボケ担当だろう 悪セルなら人形はマジ嫌い
記憶回復してればむしろラミアを気遣うくらいの度量も見せたが
ラミアの方が「自分、人形ですから」と話し聞かない子だったし

隊長と呼ぶな、と言ってるのに隊長と呼び続けるのは、人形ラミアなりの皮肉か尊敬か



249 :それも名無しだ :2007/04/25(水) 11:55:57 nkug+zUH
ラミアはラミアで、アクセル主人公の時は、
「隊長、ずっとお慕い申し上げてました(ぶっ殺したかったです))」
だしなぁ。


251 :それも名無しだ :2007/04/26(木) 16:17:03 kFDtsp0N
>>249
何故か頭の中に最強○×計画が流れた



252 :それも名無しだ :2007/04/26(木) 22:25:14 MEONVwIp
ラミア「子っ作り!しましょ♪」



253 :それも名無しだ :2007/04/26(木) 22:48:08 xIau8LQ3
アクセル「ん?なんだ、お前のような人形が音楽鑑賞とは」
ラミア「はい。素晴らしい楽曲を見つけまして、ぜひ隊長にも聴いていただきたいのでございますです」
アクセル「フン、人形の気に入る曲など関心はない……
 が、まあ別に聴いてやらんでもない。ヘッドホンをよこせ。どれどれ」

   『こ・づ・く・り・しまっしょ♪(ハッ!)』

ラミア「私の隊長への願望がそのまま形となって現れたような曲ですのことよ」
アクセル「……まあ言いたいことは色々あるが、とりあえず貴様には到底無理な話だということだ」

ラキ「ジョシュア。先程私もあれを聴かせてもらったが、子作りとはどう行うのだ?」
ジョッシュ「ラミアも随分面倒な曲を聴かせてくれたものだな……」



254 :それも名無しだ :2007/04/27(金) 00:45:40 bFPgWJpm
>>253
いつもテメェらがやってることだよぉぉぉぉっ!!


255 :それも名無しだ :2007/04/27(金) 02:36:04 K+MmZ+iz
>>254
ラキ「なるほど。戦闘訓練の事を、スラングか何かで子作りと呼ぶのか?」

助手「むしろ逆かな……」


256 :それも名無しだ :2007/04/27(金) 02:40:55 L4Ol4Gck
ヴィンデル「ふむ。子作りとはだな……」
ラミア「警戒するまでもない自滅フラグだ」



258 :それも名無しだ :2007/04/27(金) 22:18:02 BQE8XXci
助手「ラキ、押入れの奥から引っ張り出してきた保健の教科書だ。これでも読んで、子作りとは何かを学ぶんだ。」

パラパラ…

ラキ「ジョッシュ、今からベットに行くぞ ハァハァ(´Д`*)」

助手「ちょwwwラキwwww」





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




259 :それも名無しだ :2007/04/27(金) 22:31:46 MpEPn5Ap
ラキ「ジョシュア、枕事をしよう」
助手「な、なにいっているんだ!?いきなり」
ラキ「男性は欲求不満になった時、枕事とをすると本に書いてあった」
助手「あのなぁ〜(しっかり教えないといけないのか)」
ラキ「では、行くぞ」
助手「ちょっ!?」

助手「(遂に誤魔化しきれなくなったか)いいのか、ラキ」
ラキ「ああ、心の準備は出来た…枕を持てジョシュア」
助手「わかっt……はぁ?」
ラキ「???聞こえなかった。枕を持てと言ったのだ」
助手「何でだ」
ラキ「枕事とは、『ベットの上でお互い枕を持って叩き合う』事ではないのか」



260 :それも名無しだ :2007/04/28(土) 00:06:39 tGjjxU4X
「初枕の人」という言葉があってだな



261 :それも名無しだ :2007/04/28(土) 00:10:01 kzdGss1b
枕で殴り合ってどーする
枕は投げるものだろうが!



263 :それも名無しだ :2007/04/28(土) 00:44:21 JSe3JJo3
助手「ン、ちょっと興奮していたからな・・・仕方ないだろう」
ラキ「誰と話しているんだ?」
助手「いや、なんでもないよ。・・・枕投げするか?」



264 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 05:58:34 uN6GSIri
想像するとニヤニヤするな、その枕投げ
終わったらそのまま二人で寝るわけですな


265 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 16:56:16 CVz08e4k
枕投げってやったことないな



266 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 16:58:48 6HEzr16C
枕投げより枕語りが似合う二人ですな。


267 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 18:06:14 cgwKT9Ef
絵本を読んであげるジョシュアと申したか。


268 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 23:07:06 22+AQa2i
その絵本が百万回生きた猫だったりしたら泣ける



269 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 23:10:05 J+ztky2T
寝間着姿はこんなのですか?
ラキの就寝スタイル



270 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 23:15:46 9h69ASiA
>>269
破廉恥ってレベルじゃねーぞ! つーかラキ、その下着は誰のチョイスだ!?

>>268
アレは……。・゚・(ノД`)・゚・。
泣いた赤鬼なんかもいいかな?



271 :それも名無しだ :2007/04/29(日) 23:36:14 QNfr/z9O
>>270
レモン様チョイスに決まっておろうが!



275 :それも名無しだ :2007/04/30(月) 10:52:24 tpf3yeGW
>>270

赤鬼→アクセル
青鬼→ジョッシュ
で朗読してるうちにエキサイトしてきて身振り手振りが交り、
気が付いたらみんな集まってて拍手喝采な光景を幻視してしまった



276 :それも名無しだ :2007/04/30(月) 22:05:14 3ftav0jy
赤鬼→アクセル
青鬼→ジョッシュ
桃太郎→ウォーダン
犬→ラキ
猿→エキドナ
雉→ラミア

アクセル「俺達に死ねと」
助手「…分の悪い賭けをするつもりはない」
ラミア「鬼退治した後は調きょ…ゴホンゲフン、宝を頂く予定でございますです」
エキドナ「(今、調教という単語が聞こえた気が…まあいいか)」
ラキ「ジョシュア、やるからには手加減しないぞ」
悪・助「「明日はどっちだ…」」



277 :それも名無しだ :2007/05/01(火) 00:23:13 S6JKFMvc
ラミア「ところでこの配役表は、おじいさんとおばあさんが欠けているようですが」
ラキ「残ったメンバーから考えて、おじいさんはヴィンデル、おばあさんはレ」
助手「待った! ラキ、それ以上は言うんじゃない」
アクセル「そうだぞ、向こうで怖い顔して睨んでるオバサンがいるからな」
エキドナ「隊長の発言も十分デッドゾーンだと思われます」



278 :それも名無しだ :2007/05/01(火) 02:47:06 /wGOPV+J
肉キビダンゴにされたアクセル



279 :それも名無しだ :2007/05/01(火) 12:24:38 hBuXzE+B
美味しいハンバーグと申したか。



281 :それも名無しだ :2007/05/01(火) 21:31:16 BH3jnRej
レモン「今日は特製ハンバーグよ」
ラミア「レモン様、アクセル隊長が見当たらないのですが…?」
レモン「さぁ、私は何も知らないわよ」
ラミア「ジョシュア、グラキエース知っているか?」
助手「いや、昼頃から見かけないが」
ラキ「私も見ていないぞ」
ラミア「???」
レモン「(アクセルのバカ)」

【格納庫の天井に】
アクセル(簀巻き)「レモ〜〜ン、俺は悪かった。だから、此処から下ろしてくれ〜〜〜」



282 :それも名無しだ :2007/05/02(水) 02:07:23 ZCMpb4WR
赤鬼アクセルと聞いて
「俺、参上!」かと思ったのは俺だけでいい



283 :それも名無しだ :2007/05/02(水) 11:23:47 Sm1/da3c
せめて太鼓のバチを振り回すのにしてあげなさい。



284 :それも名無しだ :2007/05/02(水) 22:03:35 W9bevMu9
そういえば“ア”クセル=“ア”ルマーだから、鬼の条件は満たしてるんだよな。
“ラ”ミア=“ラ”ヴレスにも言える事だが。



285 :それも名無しだ :2007/05/03(木) 23:07:14 zT4MIqMD
桃太郎の次は浦島太郎かな

浦島太郎→ジョシュア
亀→悪セル
いじめっ子→Wナンバー
乙姫→ラキ

アク「ちょっと待て。これだと俺が損するだけではないか」
助手「そんな事無いだろ?台本見る限りじゃ、そんな所なんて…」
アク「いいか、よく考えろ。問題が二つある。一つ、いじめっ子役がWナンバーだぞ。
     いくら俺でも耐えきれん。しかも、奴らは手加減てものをしらん」
助手「二つ目は?」
アク「お前だ、ジョッシュ」
助手「俺?」
アク「そうだお前だ。いくら台本だからって、お前はラキを見捨てて地上に戻れるか」
助手「………」
アク「返事はどうした?目を逸らすな。俺の目を見ろ。胸の前で十字を切るな!
   つーか、役替わってください!マジで死んじゃうから!」



286 :それも名無しだ :2007/05/03(木) 23:07:53 XawFr1Vf
>>285
話によっては亀が乙姫ってのもあるよな



287 :それも名無しだ :2007/05/03(木) 23:35:28 YcueF8VJ
W17「どうしたグラキエース、突然おにぎりなど握り始めて」
ラキ「台本を読んだが、私はジョシュアに玉手箱を渡す役なのだろう?
   玉手箱に入れるお土産が必要だ」
W17「おにぎりが土産か?」
ラキ「私が作れるのはこれしかない。ジョシュアはきっと許してくれると思う」
W17「おそらく許すどころか涙を流して喜ぶだろうな」



288 :それも名無しだ :2007/05/04(金) 05:24:13 gegqlsZ9
乙姫の細やかな想いがこもったオニギリを泣きながら食べてエンドという
劇団影鏡による新訳浦島太郎が大ヒットして世界公演されます



289 :それも名無しだ :2007/05/04(金) 07:31:47 FgsdKX3o
映画化されて全世界が泣きます。

新 訳 浦 島 太 郎
  絶 賛 公 開



290 :それも名無しだ :2007/05/04(金) 09:18:31 TcTTu5aT
乙姫の行動に私が泣きます



291 :それも名無しだ :2007/05/04(金) 15:30:31 rTZvApe8
乙姫の真心は、…泣けるで!

ところで原典だとジョッシュは鶴になるんだっけか?


292 :それも名無しだ :2007/05/04(金) 15:51:00 TiZPVX3g
>>291
鶴になって飛んでいこうとする助手島太郎の足かどこかを掴んで涙目でフルフルと首を振るラキ姫と申したか



293 :それも名無しだ :2007/05/05(土) 02:03:27 O+PGR5do
アク「ところで竜宮城といえば鯛やヒラメの舞い踊りだろう。誰が踊るんだ?」
W17「はい、W15が担当する予定です」
アク「やけに汗臭そうな踊りだな」
W17「では私とW16も参加しましょうか」
アク「お前らじゃ18禁みたいな雰囲気になりそうだ」
W17「問題ありません。どうせ客であるジョッシュは乙姫しか目に入らないでしょう」
アク「なるほど。まあせいぜい歓待してやってくれ」


294 :それも名無しだ :2007/05/05(土) 02:17:34 ZkzWvJ9v
隊長「ああ、待て」
W17「はい?」
隊長「貴様は踊らんでいい。W16とW15に任せておけ」
W17「何故ですか?」
隊長「人形の踊りなど、客に見せれるものではない。不愉快だ」
W17「しかし、それでは私の役目がなくなってしまいます。それにW15とW16はよろしいのですか?」
隊長「貴様の踊りよりはマシだろう。いいから貴様は余計なことをせずに座っていろ。妙な真似はするな」
W17「…?了解しました」

ラキ「ジョシュア、ラミアはアクセルの隣に座っているだけで何もしないのか?」
助手「ラミアはあれが役目なんだ、気にすることはないよラキ」



295 :それも名無しだ :2007/05/05(土) 08:53:22 3Ihq26Id
>>294
隊長ツンデレ萌える
助手の台詞は「周りなんか気にしなくていい、それよりもっと傍へおいでラキ」という意味ですか



296 :それも名無しだ :2007/05/06(日) 01:39:08 IDzJLqES
ジョッシュが魚の身をほぐしてラキの口元へ運んだり
アクセルのグラスにラミアがお酒をついだりしてる前で
ウォーダンとエキドナがラジオ体操を踊ってるのか
なんの宴会だかわからんな



297 :それも名無しだ :2007/05/06(日) 06:46:41 0uSg/NWl
なんだいつもの光景じゃないか



298 :それも名無しだ :2007/05/07(月) 01:13:48 vSYrhnb5
ラミア「やはり私が女体盛りでもしましょうか」
アクセル「やめろ馬鹿者」
ラキ「ジョシュア、ニョタイ森とはどこにあるのだ」
助手「地名じゃなくてさ…」



299 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 11:44:07 EO7XBILB
ラミア「それでは第一幕、亀をいじめるシーンから」
アクセル「待て、銃器は使うな」
エキドナ「でしたら鈍器で」
アクセル「それも禁止だ」
ウォーダン「ならばこの利器で」
アクセル「この流れなら刀は当然禁止だと気づけ!」

助手「アクセルに超合金Zでも付けてやるか」
ラキ「サイコフレームの方が良いのではないか?」


300 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 14:11:34 k3weSDAw
ラミア「銃器も鈍器も利器もダメならば、やはりこれしかございませんでございますね」

アクセル「……その蝋燭や鞭や荒縄でどうする気だ……聞かんでもわかるが」

ラミア「亀をいじめるシーンですので」
エキドナ「お覚悟願います」

アクセル「貴様等ひょっとして、俺の股間の亀までいじめるつm……アッー!」


301 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 15:25:02 kjkfZQol
たいちょうは うぉーだんに つらぬかれた!!



303 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 20:43:42 dlYbN57t
新 訳 浦 島 太 郎
  公 開 停 止


304 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 22:10:09 ZEB9Jm+d
ラミア「というシナリオを書きました。如何でしょうか?」



305 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 23:18:02 0Eumn4rP
アク「とりあえず、第二体育館の裏に来い。説教してやる」



306 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 23:37:39 ZCdneCkf
>>305
ラキ「なんだアクセル、ようやくラミアに自分の想いを伝える決心が出来たのか」
アクセル「……どういうことだ?」
ラキ「この前ジョシュア達と『どらま』なるものを見ていてな。
優柔不断な主人公が友人達の応援に押されて意中の女生徒を体育館裏に呼び出して告白していたのだ。
……そういえばその場にラミアもいたような……」
ウェントス「ああ、道理で彼女がどことなく嬉しそうな顔をしていたわけだ。そうか、そういえばそんな事もあったね」
アクセル(無言でこめかみを押さえる)



307 :それも名無しだ :2007/05/08(火) 23:43:35 dJ5Zc6gL
ラミア「どんと来いでございますことよ」
アクセル「体育倉庫に場所変更するな、そしてその敷かれた体操マットとブルマは何だ」


308 :それも名無しだ :2007/05/09(水) 00:20:57 5s9HWDGP
出遅れた感があるけど投下ちなみに場所は体育倉庫


「というわけで、やってきました」
「よし、そこに正座しろ」
「二人きりになりたいならばそうおっしゃて下さればいいのに」
「おまえは……人の話を聞け!!」ガチャリ「んっ?」
「どうかされましたか隊長」
「まさか……、くっ鍵を閉められた。おい開けろ誰かいないのか!!」
「アクセル隊長……」
「うわ、急に後ろから抱きつくな」
「これで誰にも邪魔されませんね」
フッとアクセルの耳にラミアは吐息を吹きかける。
「まさかおまえ……」
顔をしかめ後ろに顔を向けるとレモンいわくアクセルにそっくりという笑みをラミアは浮かべていた。
「離せ人形!!」
「ふふ、力で私にかなうとお思いですか」
ラミアはアクセルを押さえつけながらその体を弄っていた。
「や…めろ……」
「日頃の指導の恩をお返しをさせて頂きますアクセル隊長」
そう言い目を光らせ唇を舌で舐めるラミアをみて、アクセルの背筋は凍りつき思わず叫んだ
「誰か助けてくれー!!」

悲痛な叫びを倉庫の外から聞く者がいたしかし彼女はアクセルにとって救いの女神にはならなかった。
その人物はラミアに頼まれ錠をかったグラキエースだった。
「やれやれ、アクセルは素直ではないな」
グラキエースは立ち上がると鍵をポケットにしまった。
「さて私もジョッシュに可愛がってもらうかな」
そういって叫び声と喘ぎ声が混じり聞こえてくる倉庫を後にした。

グラキエースから話を聞いたジョシュアに扉が開けられるもの翌日のことであった。


311 :それも名無しだ :2007/05/09(水) 05:01:03 jyviUOTY
>>308
抗えない怪力という所で何となく
肉体言語するラミアが見えた


309 :それも名無しだ :2007/05/09(水) 01:33:56 U3FEutoI
ヴィンデル「倉庫から赤毛がついた干物のようなものが発見されたんだが」
ジョシュア「…生理食塩水に五分間漬けておけば大丈夫でしょう」


315 :それも名無しだ :2007/05/09(水) 13:13:27 oP4Y2Zc0
>>309
へんじは きくまでもない ただのあかげの ミイラのようだ


310 :それも名無しだ :2007/05/09(水) 01:37:38 as/+3RyF
ブドウ糖も混ぜた方がよいかと・・・
まぁ5リットルほどデザート代わりに


313 :それも名無しだ :2007/05/09(水) 08:10:45 U3FEutoI
ラミア「打撃系など笑止…関節技こそ覇者の格闘技でございます」




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



342 :それも名無しだ :2007/05/13(日) 00:18:45 087hBIpv
そういやAのころはアクセルがニュータイプでラミアが強化人間だったな

助手とラキほどではなさそうだけど色々共感してたりしてな



354 :それも名無しだ :2007/05/13(日) 13:54:06 +nDG0ZaT
ラミア「ここは私が一肌脱ぎまして」
アクセル「下から脱ごうとするな」



355 :それも名無しだ :2007/05/13(日) 14:26:47 ci4rO7o0
ラキ「ラミア、ここは風呂場ではないぞ。
 こんなところで服を脱いでどうする」
助手「ラミアはそういうつもりじゃないと思うんだけどな」
ラキ「ではジョシュアは知っているのか?」
助手(……口を滑らせてしまったな)



356 :それも名無しだ :2007/05/13(日) 15:03:14 7K/xFOk1
>>355
ラキ「知っているのか?」
助手「……えっ〜。ぷ、プロレス、かな」
ラキ「成る程」

アクセル「何だこれは」
レモン「さぁ?」
【プリレス対決 アクセルVsラミア〜最強の影鏡兵は誰だ〜】
アクセル「なぜ、俺がこんな事しなければいけないのだ」
レモン「あっ、誤字発見」




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




391 :それも名無しだ :2007/05/20(日) 09:19:01 mJ24XdCj
 シャドウミラーの幹部としてあてがわれた一室で、アクセルは久方ぶりの休暇を満喫していた。
ソファーにだらしなく横たわるその姿は特殊処理班の長とは思えないほどで、それだけに彼の実務
がどれだけ過酷かを意味してもいた。それを知っているからこそ、ジョシュアはその不作法を黙っ
て見逃しているのだ。


「随分と伸びたな」

 目にかかる前髪を指で弄びながらアクセルが呟いた。事実、その髪は指先に二度三度と絡めなが
らも眉にかかるほどの長さで、格闘をメインに機動戦を行うアクセルの気を散らせるには十分なほ
どだった。

「そう言うなら、髪を切ればいいじゃないか」

 至極もっともなことをジョシュアが言うが、アクセルは首を横に振ってこう言った。

「髪を切るやつがいない」

「——? 髪を切れる人なら何人も」

 と、その先をアクセルの胡乱な目が制した。わけもわからずジョシュアは口を噤んだが、いくら
待ってもアクセルが何かを言う様子はない。たまらず、その訳を問うた。
「どういう意味なんだ?」
「……レモンがな」

「レモンさんがどうかしたのか?」

 言いにくそうなアクセル。空咳を一つ、二つ。見ればわずかに頬に朱が刺している。

「最近、レモンと休みが重ならんのだ」

 そこまで聞いて、ああとジョシュアは納得した。要は彼の妹と同じなのだ。

「レモンさんにいつも髪を切ってもらってるのか」

 アクセルの天然パーマが掛かった髪を切るレモンを想像する。難しいだろうに何故か苦もなく髪
を梳いてる姿しか思い浮かばず、ついジョシュアは苦笑した。

「なんだ、その笑いは。言っておくが、別に俺はレモンに切ってもらわなくともかまわん」

「へえ。じゃあ、今日切ればいいじゃないか。何なら、俺がやってもいい」

「お前が、か」

 ジョシュアの多芸を知っているとはいえ、そこまでできるものなのか。そんな考えが面に出たの
か、つい、アクセルは疑わしげな視線を彼に向けた。

「ああ。これでも南極に長くいたからな。あそこでは一人が色々なことをやる。
 傭兵時代も似たようなことをやってたよ。みんな普段は大して気にしないのに、できる奴がいる
となると途端に頼みこんでくる。
 だから腕の方は心配しなくていいぞ。リムの髪も切ったことがあるからな」

 真実本心からの言葉だった。しかし、そう言いながらも、ジョシュアはアクセルが頷くはずがな
いと朧気ながら悟っていた。そして、その予想通り、アクセルはしばらく考える振りをしたものの
、ゆっくりと首を横に振った。

 それが楽しくて、わかっているというのについアクセルへと問いかける。

「何でだ? 友人なんだ。別に金は取らない」

 しばらく答えにくそうにしていたアクセルだが、観念したかのようにうなだれると、重々しい口
調でこう言った。

「……髪を、髪を勝手に切るとな、怒るのだ、レモンは。いや、怒るというよりは気を損ねると言
った方が正しいか。割と長く続くからな。まあそれも面倒だから、仕方なく付き合ってやってる」
「付き合ってやってる、か」

 含むように繰り返したあと、ジョシュアにしては珍しい笑みがその顔に浮かんだ。悪寒を感じ、
後ずさろうとするアクセルだが、その背をソファーが阻んで許さない。

「知ってるか? ウチの妹が俺に髪を切るのを頼む時、似たようなことを言うんだが」

 アクセルは、その顔をソファーにうずめて聞こえなかったことにした。

end


393 :それも名無しだ :2007/05/20(日) 09:23:37 mJ24XdCj
初めはアクセルの髪を切るジョシュアだった。
だというのにこんな形になったのは何故か、作者の俺にもわからない。

ちなみに、南極の探検隊とかで髪を切るのがそのメンバーなのは本当だけど、傭兵の下りは妄想。
真に受けないように。



394 :それも名無しだ :2007/05/20(日) 09:37:38 lssGq/Ex
アクセルのツンデレっぷりに萌えた。そしてジョッシュの世話焼きっぷりに萌えた。
マジGJ!!



395 :それも名無しだ :2007/05/20(日) 09:37:53 ISyYY0xi
GJ!
でもジョッシュがアクセルの髪を切るシーン、見たかったな



396 :それも名無しだ :2007/05/20(日) 10:15:58 YXjBhEKR
一瞬ヤバい世界を垣間見たような気がするが、実際はそんな事全然なかったんだぜ!GJ!
ああもう、アクセルもジョシュアもいいキャラしてるよホント、そしてそれを活き活きと動かした作者氏マジで乙!



397 :それも名無しだ :2007/05/20(日) 14:17:15 sso4+L8H
GJ!

散髪と聞いてこんな情景が浮かんだ

ラキの髪を手入れするのが密かな楽しみなジョッシュ
ウェンの髪で遊んで楽しむリム
アクセルのモミアゲを切って追いかけ回されるラミア

ラミアはレモンの指示で余計なとこまで切る気がする




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



449 :それも名無しだ :2007/06/03(日) 15:35:35 CKblSrTv
すぱろぐで過去ログ読んでたら、WシリーズのWってなんの略かって話が出てたんだ。
それみて「Aの四コマで『WOMAN』って意見があったなぁ」って思ってそこから

「ウォーダンは実は女体化ゼンガーなんだよ!!」

って妄想した俺の腐れ脳みそを誰か手術してくれ。



450 :それも名無しだ :2007/06/03(日) 15:39:20 7T5IycQp
ザ・ガッツのタカさんみたいのだろ、女体化するとしたら



451 :それも名無しだ :2007/06/03(日) 22:13:47 Uy5kGYw4
「私(わたくし)の名はウォーダン・ユミル。メイガスの剣なり」

と、女騎士になるわけか。

……腐ってる。早すぎたんだ。



452 :それも名無しだ :2007/06/04(月) 02:37:02 KrurMk34
逆にゼンガーに惚れそうだな女騎士ウォーダンは



453 :それも名無しだ :2007/06/04(月) 16:19:48 MJrZgtxp
>>449
ああ、だからウォーダンの仮面の下の顔がやけに若々しかったのか

>>452
ノーマルなのにどうみてもウホッな絵面にしかならんな・・・



454 :それも名無しだ :2007/06/04(月) 20:30:45 XtodS1xD
ウォーダンまで女になったら、アクセル大変だな


性的な意味で



455 :それも名無しだ :2007/06/04(月) 21:14:52 5s1ZbwtY
ラミアの血管が切れたようです



456 :それも名無しだ :2007/06/04(月) 23:40:24 k4IszXVv
血管あるのっ!?
欠陥はあるが



457 :それも名無しだ :2007/06/05(火) 02:17:44 Khgth8Ap
誰がうまいことを(ry



458 :それも名無しだ :2007/06/05(火) 02:24:17 1BalcvLs
アクセル「らめぇ…もうこくまろみるく出しちゃらめぇ…」

ジョッシュ「最近ラミアがアクセルを絞る頻度が増えてるな」
ヴィンデル「不意の競争相手増加に備えて『私以外では満足出来ないよう調教しますことよ』らしい」
ウェントス「それはどちらかといえば男性が女性に言う台詞だよね」
ジョッシュ「どっちにしろ駄目だろう」
リム「うぅ〜、もう生理食塩水が無い…海水とかでいいや」



459 :それも名無しだ :2007/06/05(火) 12:39:11 nuM9us2R
>>458
???「これは、アクセルをWメンバー化して、
    本物を私が確保…もとい、介抱してあげないと」



460 :それも名無しだ :2007/06/05(火) 21:06:10 8iFKBzCb
>>459
だれや!!名を名乗らんかい!!



461 :それも名無しだ :2007/06/05(火) 21:38:19 auXtGM3s
その名はミニラキ



462 :それも名無しだ :2007/06/06(水) 01:33:52 C1tVQo8y
>>461
嘘ぉぉぉっっ!!?



463 :それも名無しだ :2007/06/06(水) 15:25:35 owR9cAwC
>>461
MA☆JI☆DE!!?



464 :それも名無しだ :2007/06/06(水) 17:34:06 86JUYwHU
おちつけ・・・中に人が入っているに違いない!!



465 :それも名無しだ :2007/06/06(水) 18:13:01 NA34J8s0
ラキの中に助手が入ってるとな!?


466 :それも名無しだ :2007/06/06(水) 19:03:55 M22VFj9N
想像するラキ その1


467 :それも名無しだ :2007/06/06(水) 20:31:27 M22VFj9N
想像するラキ その2


468 :それも名無しだ :2007/06/06(水) 23:30:03 d84VZiZI
>>464
中の人などいない!



469 :それも名無しだ :2007/06/07(木) 01:08:51 gdRXVtTW
ラキ「私の中にジョシュアの一部が入り込んでいるんだ」

ん? もちろん共感の話ですよ?



470 :それも名無しだ :2007/06/07(木) 02:03:19 d22uQ/kN
>>466
フォルテギガス吹いたw

浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話

浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話


投稿者 ko-he : 2007年06月12日 10:31 : スレ:スパロボD

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追いついた!?

投稿者 Anonymous : 2007年06月12日 21:34

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