レフィーナ「飲み過ぎたのは～あなたのせいよ～」
テツヤ「弱い女のいとしさよ」
二人「「だき～しめて～だき～しめて～かえ～したく～ない～」」

クォヴレー「曲は『男と女のラブゲーム』でした」
ショーン「いやー、若いっていいですねー。客席の一部に負の感情が満ちあふれていますが気にせずにまいりましょう」
クォヴレー「（アンタの趣味でねじ込んだな？）」
ショーン「（こうでもしないと進展しませんから）」
クォヴレー「続いては、ゼンガー・ゾンボルト＆ソフィア・ネート組です。どうぞ」

ゼンガー「３年目～の浮気ぐら～い～大目に見ろよ」
ソフィア「開き直るその態度が気に入らないのよ～」
ゼンガー「さ、３年目～の浮気ぐら～い～大目に見ろよ」
ソフィア「両手をついて謝ったって許してあげない！」

クォヴレー「曲は『３年目の浮気』でした」
ショーン「歌い進むにつれてゼンガーさんの生気が失われていく様子が、実に悲壮感漂っておりました」
ソフィア「ククルって誰？」
ゼンガー「ぐはぁっ！（吐血）」
クォヴレー「おっと、ステージ上のゼンガー氏が血を吐いて倒れているようですが」
ショーン「担架を要請しましたから大丈夫です。次の方へまいりましょう」
クォヴレー「続きまして、カティア・テニア・メルアのトリオでのエントリーとなります。どうぞ」

カティア「オルガンの音が静かに流れて」（始まる始まる）
テニア「お嫁さんが私の横を過ぎる」（ドレスがきれい）
メルア「この人ねアナタの愛した人は」（初めて見たわ）
カティア「私の方がずっときれいみたい！」（ずっとずっときれいみたい）
３人「「「そうよアナタと腕を組んで祭壇に上がる夢を見ていた私をなぜなの教会の一番後ろの席に
　　　　　ひとりぼっちで座らせておいて二人の幸せ見せるなんて一言言ってもいいかな
　　　　　く　た　ば　っ　ち　ま　え　！　アーメン」」」

188 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2006/10/31(火) 21:15:38 bIfKelNW
クォヴレー「曲は『ウェディング・ベル』でした…審査員席の統夜さん？どうされましたか？」
ショーン「過呼吸で倒れたようです。意外とプレッシャーに弱かったようですね」
クォヴレー「審査員が一人減ってしまいましたが…」
ショーン「番組はつつがなく進行いたします。次の方へまいりましょう」
クォヴレー「続きましては、ラトゥーニ・スゥボータ＆マイ・コバヤシ組です。どうぞ」

ラト「私待ーつーわ　いつまでも待ーつーわ」
マイ「たとえあなたが振り向いてくれなくても」
ラト「待つわ」マイ「待つわ」
二人「「いつまでも待ーつーわ　他の誰かーにあなたがふられる日まーでー」

クォヴレー「曲は『待つわ』でした」
ショーン「お人形さんのように可愛らしいお二人が歌いながら血の涙を流す様子はホラー映画のワンシーンのようですねぇ。実に破滅的な美しさをお持ちだ」
クォヴレー「審査員のリュウセイさん、いかがでしたか？リュウセイさん？」
ショーン「先ほどオウカさんとアヤさんが荒縄と筵を持って現れて拉致していかれました」
クォヴレー「えー、審査員の補充は…」
ショーン「気にせず続けてまいりましょう」
クォヴレー「つ、次はツグミ・タカクラ＆ミナキ・トオミネ組です。どうぞ」

二人「「貧しさに負けたー」」
アイビス・トウマ「「ぐほぁっ」」

クォヴレー「曲は『昭和枯れすすき』でした」
ショーン「たったの２小節でこの破壊力、いやぁ歌って本当に素晴らしいですねぇ」
クォヴレー「審査員のお二人は、このままではゲシュタルト崩壊を起こしかねない状態でしたので医務室へ搬送された模様です」
ショーン「しかし番組は続きます。そして、次の方が最後のエントリーとなります」
クォヴレー「この曲は懐メロではないようですが…」
ショーン「出場を打診したところ、この曲でなんとか了解をいただけましたので、今回だけ特例です」
クォヴレー「最後の出場者はマサキ・アンドーさんです。どうぞ」

マサキ「手紙を読んだ恋人はもう動かない猫の名にアルファベット１つ加えて庭に埋めてやった」
クロ「そんニャ縁起でもニャい歌ニャんて非道いニャー！」

クォヴレー「曲は『Ｋ』でしたが…これで最後の審査員が心に傷を負って逃げてしまわれました」
ショーン「というわけで、残念ながら審査不能ですね。おっとここで放送時間が無くなってまいりました」
クォヴレー「今大会は残念ながらノーコンテストという形で幕切れとなります」
ショーン「それではお茶の間の皆様、ごきげんようさようなら」

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