2006年04月21日
 ■  ヒーロー戦記を作った人が降臨!

ヒーロー戦記・プロジェクトオリンポス

キャラゲーの中では高難易度ながら良質なシナリオとしっかりとしたシステムでセーブデータの不安定以外にはバグも少ない名作である。

われらがギリちゃんのデビュー作でもある
自分の第一印象は「このドット絵綺麗!」でした。そのドット打ちしていたスタッフが降臨したそうです

中の人の証拠画像


ヒーロー戦記 元スタッフ降臨録 
http://ameblo.jp/neets-to-needs/entry-10002644529.html



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05/06/28(火)14:42:35 No.1249358
>タイトル画面のドーム
あれはイメージ映像に近いもんで描いた時は深い意味は無かったが
シナリオ企画のSさんから未来的なイメージでと注文を受けああなった
私は当時のスタッフの下っ端の一人なんでSさんの真意は定かでは無いが

No.1248190に証拠のつもりで自作ドット絵描いたんだが
信じる信じないは君次第だ、一応担当はフィールドキャラとイベントとデータ打ち


05/06/28(火)14:56:01 No.1249769
>何でガイアセイバーは担当しなかったんディスカー!?
後発の疑似続編ですね、作った所が違うと思うんですが・・・
私はヒーロー戦記制作後首切りにあったので深い所は知らない事にしときます

05/06/28(火)15:05:58 No.1250135
>ヒューイのおともだちはデューイ?
もちろんです
>最近のスパロボ厨のアバれっぷりについて一言
まぁ、良くも悪くもキャラクター商品という事は当時のスタッフも理解していたので
お祭りもよろしいのではないでしょうか?
>バンプレか!?それともウィンキーが諸悪の根源か!?
当時は憎んだ事もありましたが、その後ゲームメーカーを転々として思ったのですが、
腕が良すぎると扱いに困るというのもあるようで、ムキになって作りこんだ私が悪いんだと思います。
ただ、ちょくちょく二次裏でスレ立ってるのを見ると「作って良かった」と思いますよ


05/06/28(火)15:16:46 No.1250497
話していいぐらいの思い出話でもしましょうか、
この企画が上がった時は年末ぐらいで実際の作業は2月から、発売は6月という
強烈なスケジュールでしかもRPGでこの期間はいささか無謀にも思えました
なんとも開発とシナリオが同時進行していて、今思えばあれだけ出来たのは奇跡ではないでしょうか?
Sさんの情熱に打たれた私はそれに報いたいと思い、メモリ限界までキャラを動かしました。
それを見ていたSさんが「バルタンにジェスチャーを・・・」という悪魔のような注文を受け
その後のイベントに大きく影響しました。


05/06/28(火)15:23:19 No.1250689
当時はRPGといえばFF全盛で同じゲームを作る物として「負けてたまるか」
と若い命を真っ赤に燃やしていましたが、
できあがった物は違う意味で対抗出来ていました。
ズバットネタに関してですが、資料用にスタッフでビデオを見たのですが
その馬鹿っぷりに寝不足で根拠の無い盛り上がりを見せたスタッフが
「版権取れないなら似てる人でいいじゃないか」と暴走した結果です、見逃してください


05/06/28(火)15:27:39 No.1250816
>サウンドのM垣氏がウチにいたんだけど貴方が在社していた時代にはもういましたか?
私のいた頃はサウンドは2名いましたね、戦記担当ともう一人
その方かもしれませんね、随分昔の事なんで私の記憶もあやふやです

05/06/28(火)15:43:00 No.1251281
>なぜか出てこないZZガンダムについてちょっと聞いてみたい。
これは純粋に作業時間の問題だったと覚えてます、
出すからには分離合体も戦闘に活かしたいと言っていたのですが、作業量の膨大な増え方から
やむなくああいった形での出演になりました。
>No.1251013
ファンの方々に喜んで頂く事スタッフの信念だったのでこういった愛され方は
非常に喜ばしく思っています。

後日談ですが、開発終了後、沢山のファンレターを頂いたのですが
どれもこれも「こんなネタ誰も判らんやろ〜」という内容の手紙が多く届きまして
スタッフ一同「みんな判ってるやん」と突っ込んでました


05/06/28(火)16:00:34 No.1251859
シナリオを進めるうち全員が「ヒーロー」な性格をしていると中々話しが楽しく前に進まない
というSさんの苦悩があって版権が取れるギリギリまでキャラを崩すという前代未聞の実験をおこなったのですが
知らない人にもそれなりに楽しめるだろうという事で採用になりました。
バルタンがジェスチャーする世界なんだからいいじゃないかと(笑)

高いと評判の難易度ですが、この辺は「長く遊べる」と「最後まで遊べる」との折り合いをつけた格好になっています。

この頃は攻略本を見る人も増えていて、連携でボンボン等への冊子への特集もあるので
少し詰まるぐらいになっています。
ファンの方には申し訳無いと思い、エンディングでサービスさせて頂きました。

もう10年以上たったからこのぐらいの降臨は許されますよね?


05/06/28(火)16:08:13 No.1252149
>ラスボスであるXNガイストの武器名とかって分かりますか?今でもあちこちで話題に昇ることがあるんで
当時は特に決まって無かったと思います。
XNガイストの設定に関しては怒濤の修羅場モードになっていたので納期に関する事以外考えなくなっていたような気がします。


05/06/28(火)16:37:32 No.1253134
>今風にリファインされたXNガイストとかやはり見てみたいですか?
買った方が満足されるならそれで構わないと、私は思います。
>開発期間が半年もなかったというのに、バグと呼べるほどのバグがなかったってのも凄いよね。クオリティ高いなぁ

RPGのデバッグは拷問でしたね、バグが少なかったのは担当のプログラマの方の腕がすばらしかったのと
開発者自身がデバッグに参加していたからかもしれません

あと、あちこちで「リファインきぼんぬ」という書き込みを見かけて元スタッフ冥利に尽きる訳ですが
私個人から言わせて貰うと本当に出して今の消費者が納得できるかという不安があります。
幸か不幸かヒーロー戦記が出来のいい作品だったのでその壁を越えれるかどうかは、
元スタッフをかき集めても実現できるかどうか怪しいからです。
SFCのハードだったからこそ許されていた部分もあったわけで・・・


05/06/28(火)17:02:02 No.1254064
>17:05頃消えます
そろそろ名残惜しいですがお別れですね

今はゲームを作る事から離れてます。
色々あって私も少し大人になったのかもしれません

私の若気の至りが皆さんの宝物の一部になれた事を誇りに思います。
何かに夢中になる事は決してマイナスでは無いと信じてます。
誰かにくだらない事と言われても、そのくだらない事がもの凄く大事な事だったりします。

世の中色々と大変ですが皆さんもお元気で、楽しい語らいでした

中の人〜としあき

あれ、涙が止まらない・・・・

投稿者 ko-he : 2006年04月21日 02:29 : おすすめリンク

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