GIGAZINE - 海外の人が萌え絵に色を塗る方法チュートリアル
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060404_tutorial/
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deviantART: Too's Tutorial IV -CG- by *toounit
http://www.deviantart.com/view/31184785/
日本のアニメ・マンガが世界に評価されてるというニュースはしょっちゅう聞きますが、萌え絵の
書き方まで紹介されているとは思いませんでした。外人が書いた日本の絵ってどこか違うオーラを保っていますよね。その理由が詳しく書いてありました。
1.構図が違う
日本の美術の授業では教えられることもなく、美術の学校に行こうが美大に行こうが徹底的に教え込まれないものの一つに「黄金比」があります。海外の方が描く萌え絵はほぼ例外なく黄金比に忠実な構図ですので、奇抜さはないが安定感があります。
2.ハイライトの入れ方が違う
日本の映画と海外の映画、使うカメラは同一であるにもかかわらず完成する映像は雲泥の差。その原因はライティングです。真っ暗なシーンであってもものすごい数のライトを使って陰影をより深く付けて暗闇の表現をするぐらいです。それと同じで萌え絵にしても、一番暗い部分と一番明るい部分、つまりハイライトの入れ方が違うわけです。例えば髪の毛に光が反射してできる「天使のわっか」みたいな部分が顕著。光がどの方向から差すのかが考えられているのでのっぺりとした表現にはならないわけです。
3.色彩構成
上記チュートリアル画像を見ればわかりますが、ものすごく細かく色の設定を行うために試し塗りはするわ、絵の具で塗るのと同じ要領で混ぜ合わせるわ、色の組み合わせに非常に凝っているのが分かります。これはものすごく単純な話で、色彩の組み合わせの基本に忠実に色作りを行っているため。
4.立体構成
当たり前ですが、カメラは手前のものにピントを合わせれば奥のものはボケます。人間の目も同じです。なのに、絵だからと言う理由で手前にも奥にも同じように線をはっきりと入れると、すべてのものに焦点があったような感じになり、異常な感じをもたらしてしまうわけで。こういう点にも気配りしているのが作成方法の背景の描き方で如実に分かります。
5.人体デッサン
マンガやアニメ調であるにもかかわらず人体部分に関して一切手抜きが見えません。普通の体じゃないの?と感じるということは、それだけデッサン力が優れていると言うことに他ならないわけです。その上でうまい具合にアニメ風にデフォルメをかけているわけで。
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