2006年03月17日
 ■  イルイのお願い その2

テンプレ:

病室にはイルイの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
イルイの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
何故、私ではなくイルイなのだ。まだ幼いではないか…あんまりだ。
「○○○(人の名前)……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、イルイが静かに口を開いた。
「……なんだ?」
「わたし、□□□(行動)」
□□□どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「□□□か。……どんな□□□なんだ?」
「うん」
ちょっと考え込んだイルイは、儚げに笑ってこう答えた。


「……△△△(行動その二)」


ラトゥーニ編
257 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 18:33:53 QenNYoh8
病室にはイルイの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。イルイの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、私じゃなくてイルイなんだ。まだ幼いじゃないか…あんまりだ。
「ラトゥーニ……」
「……どうかした?」
「わたし、リュウセイに会いたいよ」
リュウセイどころか、この1年外にだって出られていないのに。
「……どんなリュウセイに会いたい?」
「うん」
ちょっと考え込んだイルイは、儚げに笑ってこう答えた。

ラト「次に貴方は『ラトゥーニの耳元で甘い愛の言葉をささやくリュウセイがいい』と言う」
イルイ「ラトゥーニの耳元で甘い愛の言葉をささやくリュウセイがいい…ハッ∑(゚Д゚〃)」

ラト「絶対不可能な要求をする、と言うパターンさえ見抜けていれば容易い予測ね…」


ラトゥーニ、ユキコママン編
259 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 19:06:00 pe2c4Dnu
ごめんちょっとちがう。

病室にはユキコさんの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。ユキコさんの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。 何故、ほかならぬユキコさんなのだろう。まだ死ぬには若すぎるのに…あんまりだ。
「クスハちゃん……」 いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、ユキコさんが静かに口を開いた。
「……どうしましたユキコさん、何か食べます?」
「違うの・・・わたし、笑ってるリュウセイがみたいわ」
リュウセイどころか、この1年自分だって笑えていないのに。
「わかりました……どんな笑顔がみたいんです?」
「ええ。」
ちょっと考え込んだユキコさんは、儚げに笑ってこう答えた。

「……オタじゃなくて彼女つれて笑ってるリュウセイが見たいわ。」
ワンフェス当日の、午後だった。

リューネ編
260 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 19:24:44 by8y4KZp
病室にはイルイの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
イルイの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、私じゃなくてイルイなんだ。まだ幼いじゃないか…あんまりだ。
「リューネ……」
「どうしたんだい?イルイ」
「わたし、マサキに一目会いたいよ。
 マサキに頼もしい伴侶ができるまでは安心して逝けないの」
マサキの姿どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「ごめんね。マサキ……今どこにいるか私にもわからないの。
 けど、その役目はあたしがしっかり受け持ってあげるから」
ちょっと考え込んだイルイは、儚げに笑ってこう続けた。


「ありがとう。でも大丈夫、この間一回り年上の美人博士と結婚したって知らせが届いたから。私安心して逝けるわ」

その後復興したDCは、戦いの場を求めて地底世界へと侵略したそうな。


261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 20:03:16 F7y3cXec
>>260
DCとラングランの全面戦争ですか((((;゜Д゜))))

フィオナ編(R女主人公さん)
262 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 20:05:23 tRPyXZGi
病室にはイルイの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。イルイの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、私じゃなくてイルイなんだ。まだ幼いじゃないか…あんまりだ。
「フィオナさん……」いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、イルイが静かに口を開いた。
「どうかしたの?」
「わたし、スパロボをやりたいよ。」
スパロボに出るどころか、この1年外にだって出られていないのに。
「スパロボね……どんなスパロボをやりたいの?」
「うん」
ちょっと考え込んだイルイは、儚げに笑ってこう答えた。


「……Rを最近の技術でリメイクしたフィオナさんが『携帯機では揺らせないけど結構あるのよ』と言う幻想を
打ち砕くようなスパロボをやりたいの」


「……ひょっとして私の事嫌い?」

フィリオ編
263 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 20:14:15 by8y4KZp
病室にはフィリオの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
フィリオの青白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、私じゃなくてフィリオなの。まだ夢は叶ってないのに…あんまりだわ。
「ツグミ…」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、フィリオが静かに口を開いた。
「どうしたのフィリオ? 私はここにいるわ」
「空を飛びたい。いや、あの子達に飛ばせてあげたい」
空を飛ぶどころか、この1年病室の外にだって出られていないのに。
「そうよ、プロジェクトTDの夢はまだまだ道半ばだもの」
「ああ。でも大丈夫さ、スレイとアイビスの二人がいれば……」
「ええ、あの二人ならけきっと夢を叶えるわ」
「だけど心残りがひとつあってね」
「心残り?なにが?」
私は目頭をこらえて、努めて笑顔を返す。
ちょっと考え込んだフィリオは、儚げに笑ってこう答えた。


「君のことさ」
「フィリオ……」


ここでいきなりシリアスに落とすのも私だ


264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 20:23:20 tRPyXZGi
>>263
「君がスレイとアイビスに手を出さないかと思うと不安で不安で…」
「フィリオ……(#^ω^)」

結果的にぶち壊しにしてしまったのも私だ。だが私は謝らない。

265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 20:33:26 FHZfjj4B
「フッ、任せたまえ、どれでもトロンベと名づけ、トロンベカラーならば、ヒュッケバインMK-Ⅱだろうと飛ばしてみせる」

「それよりも、ガーリオン返せ。塗りなおしてな」

トロンベ編
266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 20:56:02 tRPyXZGi
病室にはイルイの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。イルイの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、私じゃなくてイルイなんだ。まだ幼いじゃないか…あんまりだ。
「レーツェルさん……」いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、イルイが静かに口を開いた。
「どうかしたか?」
「実は……心残りがひとつあるの」
「心残り?一体なにかね?」
「うん」
ちょっと考え込んだイルイは、儚げに笑ってこう答えた。

「α世界で何故レーツェルさんが偽名を名乗っているのか知りたかったの」


「……駆けよ、トロンベ!」


「あ、逃げた」


267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 20:57:08 /vNcTbl0
病室にはイルイの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。イルイの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
何故、私ではなくイルイなのだ。まだ幼いではないか…あんまりだ。
「エルザムさん……」
「今の私はレーツェル・ファインシュメッカーだ。それ以上でもそれ以下でもない。」
「レーツェルさん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、イルイが静に口を開いた。
「……なんだ?」
「わたし、レーツェルさんの戦う姿が見たいよ。」
この私が戦う姿どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「私の戦う姿か。……どんなのが見たいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだイルイは、儚げに笑ってこう答えた。


「……『Trombe』以外のBGMで戦「トロンベよ、今が駆け抜ける時!!」

逃げた!?


ゲットセット編
270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 21:16:51 lin0MyXm
病室にはイルイの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。イルイの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
何故、私ではなくイルイなのだ。まだ幼いではないか…あんまりだ。
「ブリット……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、イルイが静に口を開いた。
「……なんだ?」
「わたし、会いたい人がいるんだ」
誰かに会うどころか、この1年外にだって出られていないのに。
「会いたい人か。……誰に会いたいんだ?」
「うん」
ちょっと考え込んだイルイは、儚げに笑ってこう答えた。


「……ブリットとクスハの子供に会いたいの」


「先生、血がぜんぜん止まりません!」
「輸血用の血液がもうなくなりそうです」
「一体全体何でこんなことに…」
「ブリットくん!ブリットくん!死なないで!」


271 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 21:21:14 KKKP/CgM
このままだとこの板に専用スレが立ちそうだな。


272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(金) 21:33:42 iKdvyb8q
ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1142598766/
建てますた(・∀・)

建つのかよっ!?

イルイのお願い
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1142598766/


投稿者 ko-he : 2006年03月17日 21:43 : スレ:OG総合萌え

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