【貴方は私の】メルアその4【一番の人】 その2
【貴方は私の】メルアその4【一番の人】
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「私と付き合ってくださいっ!!!」
―――――――ラースエイレム発動 ステイシス確認―――――――
・・・・・・止まった教室の中で、再び動き出したのは統夜が最初だった。流石、フューリーの騎士というべきか。
「・・・えーと、メルアさん? それはつまりアレですかこれからは俺とステディな関係になりたいとかそういうことですか
いや確かに俺もメルアのことは好きだしそういう関係はそれはそれで魅力的というか今すぐにでもイエスだねと答えたいが
こんな教室の中心で愛を叫ばなくてもいいと思いますがああいまなんか騎士道不覚悟とかいう囁き声が聞こえたような」
フューリーの騎士は混乱しているようだ。
そんな統夜の言葉が聞こえているのかいないのか、メルアはさらに口を開く。
「お願いします統夜さん! 統夜さんしかいないんです!」
その言葉からは、後のない必死さがにじみ出ている。
これは、俺も真剣に答えるべきだな・・・・・・そう考えたとき、誰かに肩を叩かれた。
振り向くと、かなめが苦笑いを浮かべている。
「えーっと、統夜君? メルアちゃんの気持ちに答えるのも大事だと思うんだけど・・・」
「? 千鳥さん?」
「取りあえず、自分の命も大事にしないとダメだと思うよ、私」
そう言いながら、かなめは周りを見るよう促す。
それに従い教室内を見渡すと、男子生徒の面々が血涙流して笑っていた。
ある者はカッターの刃を新しく代えており、またある者は椅子を持って素振りをしていた。
耳をすませば、校舎のそこかしこから怒号と足音が聞こえてくる。
殺気、いや、殺意を感じる。
その瞬間、統夜はメルアの手を取って走り出す。
と同時に、般若と化した連中が金切り声を上げながら襲い掛かってくる。
「相良! 後は任せたっ!」
その言葉に、教室内で唯一停止しなかった男が答える。
「了解した。」
二人が教室を出た直後、発砲音とゴム弾が肉を打つ音、声にならない悲鳴が教室から立て続けに響いた。
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255 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:13:08 ID:vhP8poLj
七夕分の薄い七夕SS投下しますね。長いですが・・・
256 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:13:43 ID:vhP8poLj
それは、放課後の教室から始まった。
その日、統夜は珍しくバイトが休みということで、教室で級友たちと世間話に興じていた。
そんな時、
「と~やさぁ~ん~」
と、どこか切羽詰まったような、しかし何処となく気の抜ける声とともに、メルアが教室に駆け込んできた。
「どうしたんだ、メルア。先に帰ったんじゃなかったのか?」
「はぁっ、はぁ・・・、いえっ、ちょっ・・・」
「わかったわかった、まず深呼吸して」
「すぅぅぅ~~~、はぁぁぁぁ~~っ、すぅぅぅぅ~~~~、はぁぁぁぁぁ~~~~っ・・・」
繰り返すこと数十秒。
「落ち着いたか?」
「あっ・・・、はい・・・、もう大丈夫です。」
「よし。で、どうしたんだ? そんなに慌てて。」
「そっ、そうです! あのですねっ! 統夜さん!」
呼吸こそ落ち着いてきたものの、メルアの口調には焦りの色が濃い。よほどの事があったのでは、と落ち着かなくなる。
そして、メルアが再び言葉を紡ぐ。
その日、統夜は珍しくバイトが休みということで、教室で級友たちと世間話に興じていた。
そんな時、
「と~やさぁ~ん~」
と、どこか切羽詰まったような、しかし何処となく気の抜ける声とともに、メルアが教室に駆け込んできた。
「どうしたんだ、メルア。先に帰ったんじゃなかったのか?」
「はぁっ、はぁ・・・、いえっ、ちょっ・・・」
「わかったわかった、まず深呼吸して」
「すぅぅぅ~~~、はぁぁぁぁ~~っ、すぅぅぅぅ~~~~、はぁぁぁぁぁ~~~~っ・・・」
繰り返すこと数十秒。
「落ち着いたか?」
「あっ・・・、はい・・・、もう大丈夫です。」
「よし。で、どうしたんだ? そんなに慌てて。」
「そっ、そうです! あのですねっ! 統夜さん!」
呼吸こそ落ち着いてきたものの、メルアの口調には焦りの色が濃い。よほどの事があったのでは、と落ち着かなくなる。
そして、メルアが再び言葉を紡ぐ。
257 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:15:31 ID:vhP8poLj
「私と付き合ってくださいっ!!!」
―――――――ラースエイレム発動 ステイシス確認―――――――
・・・・・・止まった教室の中で、再び動き出したのは統夜が最初だった。流石、フューリーの騎士というべきか。
「・・・えーと、メルアさん? それはつまりアレですかこれからは俺とステディな関係になりたいとかそういうことですか
いや確かに俺もメルアのことは好きだしそういう関係はそれはそれで魅力的というか今すぐにでもイエスだねと答えたいが
こんな教室の中心で愛を叫ばなくてもいいと思いますがああいまなんか騎士道不覚悟とかいう囁き声が聞こえたような」
フューリーの騎士は混乱しているようだ。
そんな統夜の言葉が聞こえているのかいないのか、メルアはさらに口を開く。
「お願いします統夜さん! 統夜さんしかいないんです!」
その言葉からは、後のない必死さがにじみ出ている。
これは、俺も真剣に答えるべきだな・・・・・・そう考えたとき、誰かに肩を叩かれた。
振り向くと、かなめが苦笑いを浮かべている。
「えーっと、統夜君? メルアちゃんの気持ちに答えるのも大事だと思うんだけど・・・」
「? 千鳥さん?」
「取りあえず、自分の命も大事にしないとダメだと思うよ、私」
そう言いながら、かなめは周りを見るよう促す。
それに従い教室内を見渡すと、男子生徒の面々が血涙流して笑っていた。
ある者はカッターの刃を新しく代えており、またある者は椅子を持って素振りをしていた。
耳をすませば、校舎のそこかしこから怒号と足音が聞こえてくる。
殺気、いや、殺意を感じる。
その瞬間、統夜はメルアの手を取って走り出す。
と同時に、般若と化した連中が金切り声を上げながら襲い掛かってくる。
「相良! 後は任せたっ!」
その言葉に、教室内で唯一停止しなかった男が答える。
「了解した。」
二人が教室を出た直後、発砲音とゴム弾が肉を打つ音、声にならない悲鳴が教室から立て続けに響いた。
258 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:16:16 ID:vhP8poLj
「はぁ、はぁっ・・・ ここまで来れば一安心、かな・・・?」
乱れた呼吸を整えながら、統夜は声を漏らす。
メルアと教室を脱出した後、他クラス連中からの襲撃を必死にかわし、裏門近くの路地裏に逃げ込む事で何とか振り切ったようだ。
相良からもらったスタングレネードがこんなところで役立つとは・・・
「すぅぅ~~、はぁぁ~~っ、すぅぅぅ~~~~~、はぁぁぁぁぁ~~~~~っ・・・・・・」
「大丈夫か、メルア? 怪我とかないか?」
「あっ、はい。私は、大丈夫です。統夜さんは・・・?」
「ああ、俺も大丈夫だ。 ・・・それでな。メルア、さっきの事なんだが・・・」
覚悟はもう決めた。メルアの気持ちを受け取った以上、ここで引くようでは男ではないだろう。
「すみません、急にあんな事言っちゃって・・・。 ダメ、ですか・・・?」
「そんな事はない!」
語気が強くなる。
「確かに、急に言われて驚きはしたけど・・・ でも、嬉しかった。俺も、メルアのこと・・・」
「統夜さん・・・ありがとうございます! じゃあ、早速行きましょう!」
「え?」
間の抜けた声が出た。
「急ぎましょう! 早くしないとなくなっちゃいます!」
「ちょっ、ちょっとメルア! 何の事だ!? 告白じゃないのか、さっきのは!?」
「へ?」
間の抜けた声が聞こえた。
乱れた呼吸を整えながら、統夜は声を漏らす。
メルアと教室を脱出した後、他クラス連中からの襲撃を必死にかわし、裏門近くの路地裏に逃げ込む事で何とか振り切ったようだ。
相良からもらったスタングレネードがこんなところで役立つとは・・・
「すぅぅ~~、はぁぁ~~っ、すぅぅぅ~~~~~、はぁぁぁぁぁ~~~~~っ・・・・・・」
「大丈夫か、メルア? 怪我とかないか?」
「あっ、はい。私は、大丈夫です。統夜さんは・・・?」
「ああ、俺も大丈夫だ。 ・・・それでな。メルア、さっきの事なんだが・・・」
覚悟はもう決めた。メルアの気持ちを受け取った以上、ここで引くようでは男ではないだろう。
「すみません、急にあんな事言っちゃって・・・。 ダメ、ですか・・・?」
「そんな事はない!」
語気が強くなる。
「確かに、急に言われて驚きはしたけど・・・ でも、嬉しかった。俺も、メルアのこと・・・」
「統夜さん・・・ありがとうございます! じゃあ、早速行きましょう!」
「え?」
間の抜けた声が出た。
「急ぎましょう! 早くしないとなくなっちゃいます!」
「ちょっ、ちょっとメルア! 何の事だ!? 告白じゃないのか、さっきのは!?」
「へ?」
間の抜けた声が聞こえた。
259 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:17:11 ID:vhP8poLj
「告白って・・・ 何の事ですか?」
「いや、何の事って・・・ ほら、さっきの"付き合ってください"ってやつ。」
「え~~っと・・・」
う~ん、と考え込むメルア。しばらくして、何かに気付いたのか、あ、という声を出す。
すると、メルアの顔がだんだん赤くなっていく。
おお、なんだかゆでだこみたいだなぁ、などと思うほどに赤くなったところで、
「ち、違うんです! あれはそういう意味じゃなくて、ケーキなんですよ!」
「ケーキ?」
「はい! あのですね、今日って7月7日じゃないですか。たなぼた、でしたっけ?」
「・・・七夕か?」
「それですそれ! その七夕限定のケーキを出してる喫茶店があって、しかも数に限りがあるっていうんでぜひ食べたいな、って。」
なるほど、甘いものに目の無いメルアらしい反応だ。となると、
「となると・・・さっきの"付き合う"ってのは、その店に付き合ってほしいってことか?」
「そうです!」
そういうことか、と思い一気に脱力する統夜。
さっきまでの覚悟はなんだったんだろう、と果てしなくやるせない気分になる。
と同時に、一つの疑問が生じる。
「なら、どうしてわざわざ俺なんだ? あ、いや、もちろん誘ってもらったのは嬉しいけど、そういうのなら女の子とかのほうが喜ぶんじゃないのか?」
そうでなくとも、普段から一人でもケーキを食べに行くほどの甘いもの好きのメルアである。数に限りがあるのなら、他の人を誘うより一刻も早く喫茶店に向かいそうなものだが・・・。
そう考えていると、メルアは困ったように話し出す。
「実は・・・そのケーキっていうのが"カップル限定"ってことになってて。それで私一人じゃ頼めなくて・・・」
「カップル限定? なんだそりゃ?」
「さぁ・・・ 私もよく分からないんですけど、とにかくそういうことになってるんです。だけどこんな事頼めるの、統夜さんぐらいしかいないので、それで・・・。
ごめんなさい、説明もせずにあんなこと言っちゃって・・・」
またまた赤くなるメルア。恥ずかしそうにうつむく仕草が大変可愛らしく、そんな姿を見せられては断る事などできなくなる。
「わかった。そういうことなら付き合うよ。」
「あ・・・ ありがとうございます!」
「じゃあ早く行こうか。売り切れてたら元も子もないしな。」
「はい!」
そう言って、メルアは嬉しそうに歩き出す。その後を統夜はついて行く、追っ手が来ないか警戒するのも忘れない。
「いや、何の事って・・・ ほら、さっきの"付き合ってください"ってやつ。」
「え~~っと・・・」
う~ん、と考え込むメルア。しばらくして、何かに気付いたのか、あ、という声を出す。
すると、メルアの顔がだんだん赤くなっていく。
おお、なんだかゆでだこみたいだなぁ、などと思うほどに赤くなったところで、
「ち、違うんです! あれはそういう意味じゃなくて、ケーキなんですよ!」
「ケーキ?」
「はい! あのですね、今日って7月7日じゃないですか。たなぼた、でしたっけ?」
「・・・七夕か?」
「それですそれ! その七夕限定のケーキを出してる喫茶店があって、しかも数に限りがあるっていうんでぜひ食べたいな、って。」
なるほど、甘いものに目の無いメルアらしい反応だ。となると、
「となると・・・さっきの"付き合う"ってのは、その店に付き合ってほしいってことか?」
「そうです!」
そういうことか、と思い一気に脱力する統夜。
さっきまでの覚悟はなんだったんだろう、と果てしなくやるせない気分になる。
と同時に、一つの疑問が生じる。
「なら、どうしてわざわざ俺なんだ? あ、いや、もちろん誘ってもらったのは嬉しいけど、そういうのなら女の子とかのほうが喜ぶんじゃないのか?」
そうでなくとも、普段から一人でもケーキを食べに行くほどの甘いもの好きのメルアである。数に限りがあるのなら、他の人を誘うより一刻も早く喫茶店に向かいそうなものだが・・・。
そう考えていると、メルアは困ったように話し出す。
「実は・・・そのケーキっていうのが"カップル限定"ってことになってて。それで私一人じゃ頼めなくて・・・」
「カップル限定? なんだそりゃ?」
「さぁ・・・ 私もよく分からないんですけど、とにかくそういうことになってるんです。だけどこんな事頼めるの、統夜さんぐらいしかいないので、それで・・・。
ごめんなさい、説明もせずにあんなこと言っちゃって・・・」
またまた赤くなるメルア。恥ずかしそうにうつむく仕草が大変可愛らしく、そんな姿を見せられては断る事などできなくなる。
「わかった。そういうことなら付き合うよ。」
「あ・・・ ありがとうございます!」
「じゃあ早く行こうか。売り切れてたら元も子もないしな。」
「はい!」
そう言って、メルアは嬉しそうに歩き出す。その後を統夜はついて行く、追っ手が来ないか警戒するのも忘れない。
260 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:18:15 ID:vhP8poLj
特にこれといった事も無く、二人は無事に件の喫茶店にたどり着いた。
窓際の席につき、早速例のケーキを注文する。どうやら売り切れてはいなかったらしく、一安心といった感のメルア。
「楽しみですね~。どんなケーキなんでしょう?」
などと言いながら、嬉しそうに顔を綻ばせる。
統夜はそんなメルアの顔を眺めつつ、ふと気付く。
・・・考えたら、俺たちカップルとして見られてるのか、今・・・?
そう思うと、先ほどの勘違いもあいまって急に気恥ずかしくなってきた。メルアはそんなことに気付いているのかいないのか、にこやかにケーキを待っている。
そんな微妙な心境の中、
「お待たせしました~。」
明るい声とともにケーキとドリンクが運ばれてくる。
大き目の皿に、黒いケーキが二切れ載っている。そのケーキの間を分かつように、生クリームが川のごとく皿に敷かれている。
二つのケーキの上には、それぞれ砂糖菓子の人形がひとつづつ飾ってある。片方は男性、もう片方は女性を模しているようだ。
それを見た当夜は
「あぁ・・・ "織姫と彦星"ね。」
と納得する。その呟きを聞いて、すっかりケーキに目を奪われていたメルアが反応する。
「なんです、それ?」
「そっか、メルアは知らないんだっけ。」
・・・七夕とたなぼたを間違えてるくらいだしな。
そんな事を考えて、統夜は"織姫と彦星"の話を簡単に説明する。
大体、5分くらい経っただろうか。
「へぇ~、そんな話なんですか。ちょっと、悲しいお話ですね・・・。」
「ま、大筋はそんなとこ。その"織姫と彦星"にあやかって、カップル限定なんだろうな、コレ。」
「ってことは、この生クリームが"天の川"なんですね。ふふっ、なんだかこのケーキ、さっきより素敵に見えます。」
「そうだな。そんな気もする。」
「それじゃ、頂きましょうか。」
そう言って、メルアが織姫のケーキを取る。そして統夜が彦星のケーキを取って、二人とも口に運び始める。
彦星のケーキは甘さ控えめで、食べやすい感じだった。
その後は、メルアがケーキの美味しさに感動したり、統夜がバイトであった事を話したり、
メルアがかなめや恭子と一緒に見に行った映画の話をしたり、統夜が今日の夕食の献立について話したり、
そんな他愛もないことを話しながら、美味しい時間をすごしていった。
窓際の席につき、早速例のケーキを注文する。どうやら売り切れてはいなかったらしく、一安心といった感のメルア。
「楽しみですね~。どんなケーキなんでしょう?」
などと言いながら、嬉しそうに顔を綻ばせる。
統夜はそんなメルアの顔を眺めつつ、ふと気付く。
・・・考えたら、俺たちカップルとして見られてるのか、今・・・?
そう思うと、先ほどの勘違いもあいまって急に気恥ずかしくなってきた。メルアはそんなことに気付いているのかいないのか、にこやかにケーキを待っている。
そんな微妙な心境の中、
「お待たせしました~。」
明るい声とともにケーキとドリンクが運ばれてくる。
大き目の皿に、黒いケーキが二切れ載っている。そのケーキの間を分かつように、生クリームが川のごとく皿に敷かれている。
二つのケーキの上には、それぞれ砂糖菓子の人形がひとつづつ飾ってある。片方は男性、もう片方は女性を模しているようだ。
それを見た当夜は
「あぁ・・・ "織姫と彦星"ね。」
と納得する。その呟きを聞いて、すっかりケーキに目を奪われていたメルアが反応する。
「なんです、それ?」
「そっか、メルアは知らないんだっけ。」
・・・七夕とたなぼたを間違えてるくらいだしな。
そんな事を考えて、統夜は"織姫と彦星"の話を簡単に説明する。
大体、5分くらい経っただろうか。
「へぇ~、そんな話なんですか。ちょっと、悲しいお話ですね・・・。」
「ま、大筋はそんなとこ。その"織姫と彦星"にあやかって、カップル限定なんだろうな、コレ。」
「ってことは、この生クリームが"天の川"なんですね。ふふっ、なんだかこのケーキ、さっきより素敵に見えます。」
「そうだな。そんな気もする。」
「それじゃ、頂きましょうか。」
そう言って、メルアが織姫のケーキを取る。そして統夜が彦星のケーキを取って、二人とも口に運び始める。
彦星のケーキは甘さ控えめで、食べやすい感じだった。
その後は、メルアがケーキの美味しさに感動したり、統夜がバイトであった事を話したり、
メルアがかなめや恭子と一緒に見に行った映画の話をしたり、統夜が今日の夕食の献立について話したり、
そんな他愛もないことを話しながら、美味しい時間をすごしていった。
261 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:18:49 ID:vhP8poLj
「そういえば・・・ 統夜さん。」
「ん? 何?」
ふと、メルアが何かを思い出したかのような口調で話し出す。
「あの、ですね・・・ 統夜さん、私が教室で言ったこと、告白だと、そう思ったんですよね?」
「あっ、あぁ・・・」
「それ、どう答える気だったんです?」
「えっ!?」
まさかメルアがそんな事を聞いてくるとは・・・
思わぬ問いかけに、統夜は迷う。
勘違いに気付く前ならば、覚悟を決めて言う事ができただろう。しかし、その事を忘れかけていた今、急に聞かれても心の準備というものが整っていない。
そんな感じで戸惑っていると、ふふっ、と笑った後でメルアが一言。
「な~んで、冗談ですよ。」
「へ?」
「ちょっと聞いてみたかっただけです。それだけですよ。」
「そ、そうか・・・」
と、統夜が内心ホッとしたとき、更に言葉が聞こえてくる。
「だけど・・・ 私は、いつ言われても大丈夫ですから。期待して、待ってますね。」
「え・・・それって・・・」
その言葉の意味を解して、統夜は頭の中が真っ白に、顔が真っ赤になるのを感じた。
すると目の前に
「はい、あ~ん」
と言って、メルアがフォークを突き出してくる。その先にはケーキが一欠け。
メルアの顔は、これ以上ないほどに楽しそうで嬉しそうで、そしてちょっと頬が紅い。
・・・かなわないな、本当に。
返事の言葉を考えながら、統夜はケーキを口に入れる。
織姫のケーキは、とても甘くて美味しかった。
「ん? 何?」
ふと、メルアが何かを思い出したかのような口調で話し出す。
「あの、ですね・・・ 統夜さん、私が教室で言ったこと、告白だと、そう思ったんですよね?」
「あっ、あぁ・・・」
「それ、どう答える気だったんです?」
「えっ!?」
まさかメルアがそんな事を聞いてくるとは・・・
思わぬ問いかけに、統夜は迷う。
勘違いに気付く前ならば、覚悟を決めて言う事ができただろう。しかし、その事を忘れかけていた今、急に聞かれても心の準備というものが整っていない。
そんな感じで戸惑っていると、ふふっ、と笑った後でメルアが一言。
「な~んで、冗談ですよ。」
「へ?」
「ちょっと聞いてみたかっただけです。それだけですよ。」
「そ、そうか・・・」
と、統夜が内心ホッとしたとき、更に言葉が聞こえてくる。
「だけど・・・ 私は、いつ言われても大丈夫ですから。期待して、待ってますね。」
「え・・・それって・・・」
その言葉の意味を解して、統夜は頭の中が真っ白に、顔が真っ赤になるのを感じた。
すると目の前に
「はい、あ~ん」
と言って、メルアがフォークを突き出してくる。その先にはケーキが一欠け。
メルアの顔は、これ以上ないほどに楽しそうで嬉しそうで、そしてちょっと頬が紅い。
・・・かなわないな、本当に。
返事の言葉を考えながら、統夜はケーキを口に入れる。
織姫のケーキは、とても甘くて美味しかった。
262 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:20:31 ID:vhP8poLj
以上、長文失礼いたしました。
人生2度目のSSなので、至らぬところもあるかもしれませんが・・・
楽しんでいただけたらこれ幸い。
人生2度目のSSなので、至らぬところもあるかもしれませんが・・・
楽しんでいただけたらこれ幸い。
263 :それも名無しだ :2006/07/07(金) 23:51:29 ID:3FiBkHd6
>>262
文句なしで楽しませて頂いたぜ。 GJだ!
文句なしで楽しませて頂いたぜ。 GJだ!
264 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 00:12:30 ID:qgCRAHEK
>>262
グッドジョブ!!!!
ゆでだこメルアに萌えた
グッドジョブ!!!!
ゆでだこメルアに萌えた
265 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 01:18:47 ID:LlZdW58+
>>262
とても良かった。フランツと呼ばせてくれ
とても良かった。フランツと呼ばせてくれ
266 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 01:58:03 ID:3bI4E3Ir
>>262
GJ!
>>265
GJは具体的に行ってくれたまえ
GJ!
>>265
GJは具体的に行ってくれたまえ
267 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 04:18:41 ID:F9PcGllO
>>262
たなぼたにもワロタ
間の抜けた声が出て、間の抜けた声が聞こえた、ってところも上手い!と思いました。
総じてGJ!
たなぼたにもワロタ
間の抜けた声が出て、間の抜けた声が聞こえた、ってところも上手い!と思いました。
総じてGJ!
269 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 10:52:10 ID:E0ewJmo3
>>262
まったくいい仕事しやがって・・・
ナイスだぜ旦那!!
まったくいい仕事しやがって・・・
ナイスだぜ旦那!!
268 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 10:15:34 ID:wSzZxUVi
スレの中心(じゃないが)でGJ!!!を叫ぶ俺がいる
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
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270 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 18:51:36 ID:PBuDAi1T
メルアが出てる同人のタイトル教えてくれ
271 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 19:35:15 ID:WHwREawW
からふるうおー
272 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 19:50:20 ID:t8lqjmxe
めるみるく
273 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 20:13:47 ID:wSzZxUVi
めるみるく1.5
274 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 21:07:28 ID:T57YjBXs
めるみるくはお勧めだ。
275 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 21:40:40 ID:pvpiB+Kb
めるみるくは素晴らしいが、読む側に搾乳属性があればより素晴らしくなるな。
276 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 23:02:58 ID:3bI4E3Ir
搾乳・母乳属性がなくても、統夜×メルアの甘々らぶらぶが好きなら激しく勧める。
277 :それも名無しだ :2006/07/08(土) 23:25:56 ID:aD+xJPQb
二次創作十八禁が苦手な俺だが、そんな事を言われると読みたくなってしまう。
・・・恥ずかしくてまともに読めんかもしれんが。
・・・恥ずかしくてまともに読めんかもしれんが。
278 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 14:29:35 ID:FwU9Ns2p
またメルア本つくってくれればいいのだが
MELMILKつくってたサークルさん
MELMILKつくってたサークルさん
279 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 15:02:06 ID:fkTXaYS+
メルアにかなり際どい水着着せてみたい
291 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 19:46:33 ID:BAmZaqws
>>278-279
ちょwwwwww
預言者かおまらww
ちょwwwwww
預言者かおまらww
280 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 18:47:58 ID:gJyrCDGL
しかし何故こうもフルメタのキャラと親和性が高いんだろうな...
基本的にふもっふのノリで展開するからだろうか?
基本的にふもっふのノリで展開するからだろうか?
283 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 20:07:34 ID:bGuy8X/o
>>280
漏れが以前、J萌えスレで「女神の来日(温泉編)」での
車中のパロディを書いたときもすらすら台詞が出てきたよ。
漏れが以前、J萌えスレで「女神の来日(温泉編)」での
車中のパロディを書いたときもすらすら台詞が出てきたよ。
281 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 18:56:33 ID:FwU9Ns2p
統夜たちと千鳥たちの年齢も近そうだから扱いやすいんじゃ
282 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 19:05:12 ID:MzPr1/GI
まぁフルメタ短編に出ても違和感なさげではある。
284 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 20:59:27 ID:qTKvp1sf
統夜×3人娘の誰かのカップルものだと
宗介とクルツは話を引っ張るのに使いやすい
千鳥は3人娘の他の二人を出したくない時使いやすい
って感じ?
でもメルアスレではあんまり出てこないな
メルアが最強のボケだから
宗介とクルツは話を引っ張るのに使いやすい
千鳥は3人娘の他の二人を出したくない時使いやすい
って感じ?
でもメルアスレではあんまり出てこないな
メルアが最強のボケだから
285 :それも名無しだ :2006/07/09(日) 23:41:02 ID:PPj4L57A
確かに、統夜とメルアのカップルだと
ツッコミ&ボケで完結してる感がある。
カティアとテニアはどっちかというとツッコミ系な気がするんでボケを絡ませやすいのかもしれん。漫才トリオのノリで。
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ツッコミ&ボケで完結してる感がある。
カティアとテニアはどっちかというとツッコミ系な気がするんでボケを絡ませやすいのかもしれん。漫才トリオのノリで。
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286 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 14:46:15 ID:zBPR0pXH
貴方が道を歩いていると、一人の少女が倒れていました
A.見捨てる
B.助ける
C.草むらに引き込む
A.見捨てる
B.助ける
C.草むらに引き込む
287 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 15:30:59 ID:+eqqVkwk
メルア「やっぱり助けてあげるべきですよね」
統夜「倒れてるの誰だよ!?」
統夜「倒れてるの誰だよ!?」
288 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 16:36:28 ID:44WqU19D
ゲーム開始直後のへたれ統夜だと厄介ごとに関わりたくないって放置かましそうだな。
289 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 16:41:01 ID:3w7a6Qfu
それは無い。
そもそもロボのほうに行ったのだってお節介入っている。
無理そうだしヤダ。危険だからヤダ。と関わりたがら無い事と、
ちょっとの事で助けられそうな人を見捨てるのは違う。
そもそもロボのほうに行ったのだってお節介入っている。
無理そうだしヤダ。危険だからヤダ。と関わりたがら無い事と、
ちょっとの事で助けられそうな人を見捨てるのは違う。
293 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 06:53:33 ID:NVBVrXaL
統夜は別に、そこまで無責任でも人非人でもないしな。
とりあえず声をかけてみて、反応がないのを確認したら警察か救急車を呼んで後はおまかせだ。
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とりあえず声をかけてみて、反応がないのを確認したら警察か救急車を呼んで後はおまかせだ。
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302 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 22:02:00 ID:GBiZhMoS
流れをぶった切るようで悪いのだが、俺も今書いてるSSで聞きたいことが...
書いてる中でメルアと学校のクラスメート、まぁ千鳥と恭子(フルメタ勢)との会話を
書いているのだが、そこでのメルアの口調をいまいち決めかねている状況で...
統夜に話しかけるみたいな丁寧語か、それともカティアやテニアに話しかけるような気軽な感じなのか、ってのが。
今のところ、親しい女友達とかに対しては気軽な口調で話している、といった感じで書いてるのだが。
もしよければ、皆のイメージを聞かせてもらえませんかね?
書いてる中でメルアと学校のクラスメート、まぁ千鳥と恭子(フルメタ勢)との会話を
書いているのだが、そこでのメルアの口調をいまいち決めかねている状況で...
統夜に話しかけるみたいな丁寧語か、それともカティアやテニアに話しかけるような気軽な感じなのか、ってのが。
今のところ、親しい女友達とかに対しては気軽な口調で話している、といった感じで書いてるのだが。
もしよければ、皆のイメージを聞かせてもらえませんかね?
303 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 22:03:41 ID:wKrfWMa9
個人的には誰に対しても口調は変えないイメージだな
304 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 22:22:44 ID:5wxPE6yu
~です ~ます ~ました
呼び方はかなめちゃん・・・じゃないな
カナメさん キョーコちゃん?
呼び方はかなめちゃん・・・じゃないな
カナメさん キョーコちゃん?
308 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 23:13:18 ID:EEX5lta5
>>302-304
ヒメの場合は
「ヒメちゃん」←28話後半シナリオデモ
「ヒメさん」←援護攻撃時
って感じで統一されてないんだよな。なんでだ?
ヒメの場合は
「ヒメちゃん」←28話後半シナリオデモ
「ヒメさん」←援護攻撃時
って感じで統一されてないんだよな。なんでだ?
310 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 23:28:43 ID:s465R1J7
>308
1.富野アニメでは一人称・三人称が場面ごとに変わることは珍しくない
2.シナリオライターの意思統一が出来ていない
3.単なる誤植
好きなものを選べ
SRWJは矛盾や口調のブレがあるのでとても二次創作が難しいのです。
1.富野アニメでは一人称・三人称が場面ごとに変わることは珍しくない
2.シナリオライターの意思統一が出来ていない
3.単なる誤植
好きなものを選べ
SRWJは矛盾や口調のブレがあるのでとても二次創作が難しいのです。
313 :それも名無しだ :2006/07/13(木) 06:47:50 ID:cSx2goF6
エクセレン・ブロウニングとていつもダーリンダーリン呼んでる訳ではないしな。
ライターのかがみんの事を考えると>>310、1番がおそらく適切か。
いくらなんでもああも頻繁に口調・呼び方が変わっていて誤植も意思の統一もあるまい。
そもそも同一場面で一瞬後に違う口調になるってのがしょっちゅうだし。
SS書こうって時には悩むことこの上ないがな。
ライターのかがみんの事を考えると>>310、1番がおそらく適切か。
いくらなんでもああも頻繁に口調・呼び方が変わっていて誤植も意思の統一もあるまい。
そもそも同一場面で一瞬後に違う口調になるってのがしょっちゅうだし。
SS書こうって時には悩むことこの上ないがな。
309 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 23:28:16 ID:OSmm4KHl
カティアも統一されてない
統夜を統夜"さん"とよんだり呼び捨てにしたり
テニアがカルビをクーランジュと読んだりカルヴィナと呼んだりもしてた
統一されてないのは単純に作り手側の徹底が甘いせいではないか?
統夜を統夜"さん"とよんだり呼び捨てにしたり
テニアがカルビをクーランジュと読んだりカルヴィナと呼んだりもしてた
統一されてないのは単純に作り手側の徹底が甘いせいではないか?
311 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 23:30:45 ID:wKrfWMa9
統夜の呼び方の場合は単にお互いの関係の変化のあらわれなんじゃないか?
312 :それも名無しだ :2006/07/13(木) 00:54:56 ID:np13hw0P
その時々によって呼び方が変わるのはよくあること
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316 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 22:09:19 ID:UwtWRdx6
メルアがかわいくて仕方がない
317 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 22:44:31 ID:dQ4egjvF
それはこのスレの誰もが同意しているぜ!
お前らって初め機体どれ選んだ?
お前らって初め機体どれ選んだ?
318 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 23:11:54 ID:Smsf0OUg
ベルゼ+テニアにした俺は多分このスレでは裏切り者
二週目・三週目のいずれかではグラン+メルアのつもりでいるんだが...
二週目・三週目のいずれかではグラン+メルアのつもりでいるんだが...
321 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 00:25:30 ID:+P2M7EW6
>>318
3人娘を全員きちんと使った上でメルアがいいと結論する者こそ真のメルア好きである
3人娘を全員きちんと使った上でメルアがいいと結論する者こそ真のメルア好きである
322 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 01:26:41 ID:EV1ZAjJu
>>321
一周目:グラン&メルア
二周目:クスト&カティア
三周目:ベルゼ&テニア
四周目:ラフト&メルア
それ以降ずっとメルア。これなら文句あるまい。
一周目:グラン&メルア
二周目:クスト&カティア
三周目:ベルゼ&テニア
四周目:ラフト&メルア
それ以降ずっとメルア。これなら文句あるまい。
320 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 23:57:21 ID:9uzWabMH
ベルゼ+カティア
さぁ こんな俺様を罵るがいい
さぁ こんな俺様を罵るがいい
323 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 06:39:32 ID:pUfXuyro
ベルゼルートで
序盤経験値欲しさにメルア
中盤資金欲しさにカティア
終盤攻撃力ほしさにテニア
結果、ハレムエンド。
序盤経験値欲しさにメルア
中盤資金欲しさにカティア
終盤攻撃力ほしさにテニア
結果、ハレムエンド。
324 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 09:57:30 ID:M2+2rc7R
1周目は統夜、2周目はカルビで、
3人を平等に使おうとして2回連続ノーマルエンドだったぜorz
3周目はきっちりメルアでクリアしたが。
3人を平等に使おうとして2回連続ノーマルエンドだったぜorz
3周目はきっちりメルアでクリアしたが。
325 :322 :2006/07/16(日) 11:43:16 ID:EV1ZAjJu
ハーレムエンドもカルビルートも見てないな、俺。
きっちり統夜で三人娘それぞれの個別エンドをクリアして、それでもメルアが好きだった。
きっちり統夜で三人娘それぞれの個別エンドをクリアして、それでもメルアが好きだった。
326 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 13:18:47 ID:L6A8JvU0
夏なんで
メルア「メメメのメ! ア ソレ
メメメのメ!」
統夜「?」
メルア「盆踊りの季節ですよ 統夜さん!」
統夜「...その掛け声はどうかと
思うけどな...」
とかなんとか言いながら
踊る度にはだけてくるメルアの
浴衣の胸元をちらちら見る統夜
メルア「フフ...統夜さん どこ見てるんですか ? ここですか?」
統夜「!!!!!」
メルア「いいですよ 好きなだけ見ても...
でも...高くつきますよ?」
統夜「!!!!!!??!?」
んでもって 少し黒発動気味なメルア
ちなみに 浴衣の中は 着てな(ry
メルア「メメメのメ! ア ソレ
メメメのメ!」
統夜「?」
メルア「盆踊りの季節ですよ 統夜さん!」
統夜「...その掛け声はどうかと
思うけどな...」
とかなんとか言いながら
踊る度にはだけてくるメルアの
浴衣の胸元をちらちら見る統夜
メルア「フフ...統夜さん どこ見てるんですか ? ここですか?」
統夜「!!!!!」
メルア「いいですよ 好きなだけ見ても...
でも...高くつきますよ?」
統夜「!!!!!!??!?」
んでもって 少し黒発動気味なメルア
ちなみに 浴衣の中は 着てな(ry
327 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 14:56:57 ID:FsDvpGst
浴衣の下には何も着けないのが伝統です!
328 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 17:47:39 ID:X+eE3gVA
浴衣の帯の上にドドンとのっかるメルアの胸
なんて考えた俺忍
なんて考えた俺忍
329 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 18:34:46 ID:BwXybVzU
敢えて言おう!巨乳の浴衣は何かだらしなく見えると!!
330 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 18:37:25 ID:dIzQaWOT
浴衣ってもともと日本人が着るものだからスタイルいい人には似合わないわけで
331 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 18:48:02 ID:w0eybrYF
ならば敢えて小さい浴衣をミニスカのように着こなすことで新しい世界を創り出すんだ!
メルア「でも伝統に則って下着は着けません!」
統夜「着けろ!」
メルア「でも伝統に則って下着は着けません!」
統夜「着けろ!」
332 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 21:54:34 ID:2xkbaukx
やっぱりメルアが一番胸でかいのかな?
333 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 22:04:31 ID:+P2M7EW6
愚問
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336 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 02:39:45 ID:F0tiHds0
流れを切って悪いが、時期外れのSS投下させてもらいますね。
337 :1/4 :2006/07/17(月) 02:40:55 ID:F0tiHds0
※注意:フルメタ分濃厚な上に、統夜も(ほぼ)出てきません。それでもよろしければどうぞ。
「神社のアルバイト?」
師走に入ったある日、昼休みの教室。
かなめから受けた言葉に対し、メルアは首をかしげる。
「そ。私とキョーコが年末年始バイトするところなんだけど、もう一人くらい手が欲しいらしいのよ。
だけどなかなか予定開いてる人いなくて。メルアちゃん、どう、?カティアちゃんでもテニアちゃんでも、
誰か空いてるようならお願いしたいんだけど・・・」
「う~ん・・・」
自分は特に予定は無いが、他のみんなはどうだったろうか?
――統夜さんはもうアルバイトの予定入ってるだろうし、カティアちゃんはおせちと年越し蕎麦作るって張り切ってたし・・・
「私は空いてるけど、統夜さんとカティアちゃんはダメだったと思います。テニアちゃんがどうかわからないけど・・・」
「ふーむ、そう。まぁ統夜君はいいとして、じゃあメルアちゃん、頼めないかな?」
「う~、どんなことやるんです?」
実のところ、少し興味が沸いてきたメルア。しかし、肝心の仕事の内容がわからない。
「神社のアルバイト?」
師走に入ったある日、昼休みの教室。
かなめから受けた言葉に対し、メルアは首をかしげる。
「そ。私とキョーコが年末年始バイトするところなんだけど、もう一人くらい手が欲しいらしいのよ。
だけどなかなか予定開いてる人いなくて。メルアちゃん、どう、?カティアちゃんでもテニアちゃんでも、
誰か空いてるようならお願いしたいんだけど・・・」
「う~ん・・・」
自分は特に予定は無いが、他のみんなはどうだったろうか?
――統夜さんはもうアルバイトの予定入ってるだろうし、カティアちゃんはおせちと年越し蕎麦作るって張り切ってたし・・・
「私は空いてるけど、統夜さんとカティアちゃんはダメだったと思います。テニアちゃんがどうかわからないけど・・・」
「ふーむ、そう。まぁ統夜君はいいとして、じゃあメルアちゃん、頼めないかな?」
「う~、どんなことやるんです?」
実のところ、少し興味が沸いてきたメルア。しかし、肝心の仕事の内容がわからない。
338 :2/4 :2006/07/17(月) 02:42:18 ID:F0tiHds0
「そうねぇ・・・私もまだ詳しくはわからないけど、掃除とか、年越しの準備とか、あと初詣に来た人にお守りとか御神籤とか売ったり、御神酒を配ったり、かな。」
「初詣・・・ってたしか、新しい年になったら神社にお参りに行く事ですよね。」
「そう、それ。流石に知らないってことはないか。」
「この前、統夜さんに教えてもらったんです。最近よくテレビで耳にするから。」
「えらいっ! まったく、どっかの戦争ボケにも見習ってほしいわ・・・」
そう言ってため息をつくかなめ。が、すぐに気を取り直すと、再び尋ねてくる。
「それで、どうかな? 仕事の内容はさっき言ったようなかんじだと思うんだけど・・・」
「私は構わないですよ。ちょっと興味ありますし。」
「ほんと!? いやー助かるわー。ありがとね、メルアちゃん。」
かなめの両手がメルアの手を握る。少し驚きつつも微笑んで、メルアは言葉を返す。
「でも一応、家のみんなにも話してみますから。それで大丈夫なら、お願いしますね。」
「あ、そうね。んじゃさっさと聞いちゃいましょうか。」
かなめはそう言うと、他の生徒たちとなにやら話している統夜を呼んで、事情を説明する。
統夜は、千鳥さんと常盤さんが一緒なら大丈夫だろう、という事で神社でのアルバイトを認めてくれた。
その後、教室に戻ってきたカティアとテニアの経緯を話し、二人ともOKと言ってくれた。
ただ、その後で統夜は、帰りが遅くなるようなら気を付けろよ、なんなら迎えに行くから、などと少し不安そうに話しかけてきた。
メルアは、心配しなくても大丈夫ですよ、子供じゃないんですから、などと返したが、統夜が自分の身を案じてくれている事が、ちょっと、嬉しかった。
「初詣・・・ってたしか、新しい年になったら神社にお参りに行く事ですよね。」
「そう、それ。流石に知らないってことはないか。」
「この前、統夜さんに教えてもらったんです。最近よくテレビで耳にするから。」
「えらいっ! まったく、どっかの戦争ボケにも見習ってほしいわ・・・」
そう言ってため息をつくかなめ。が、すぐに気を取り直すと、再び尋ねてくる。
「それで、どうかな? 仕事の内容はさっき言ったようなかんじだと思うんだけど・・・」
「私は構わないですよ。ちょっと興味ありますし。」
「ほんと!? いやー助かるわー。ありがとね、メルアちゃん。」
かなめの両手がメルアの手を握る。少し驚きつつも微笑んで、メルアは言葉を返す。
「でも一応、家のみんなにも話してみますから。それで大丈夫なら、お願いしますね。」
「あ、そうね。んじゃさっさと聞いちゃいましょうか。」
かなめはそう言うと、他の生徒たちとなにやら話している統夜を呼んで、事情を説明する。
統夜は、千鳥さんと常盤さんが一緒なら大丈夫だろう、という事で神社でのアルバイトを認めてくれた。
その後、教室に戻ってきたカティアとテニアの経緯を話し、二人ともOKと言ってくれた。
ただ、その後で統夜は、帰りが遅くなるようなら気を付けろよ、なんなら迎えに行くから、などと少し不安そうに話しかけてきた。
メルアは、心配しなくても大丈夫ですよ、子供じゃないんですから、などと返したが、統夜が自分の身を案じてくれている事が、ちょっと、嬉しかった。
339 :3/4 :2006/07/17(月) 02:43:24 ID:F0tiHds0
そして大晦日。
「もう今年も終わりか~。早いもんだね。」
などと呟いたのは、クラスメイトの常盤恭子である。ただ、いつもと違い白と紅の鮮やかな衣、俗に言う"巫女さん"の姿をしている。
「そうですね~。」
と、返したのはメルア。こちらも巫女の姿をしており、いつも結わえ上げている金髪を下ろし、ポニーテールで纏めている。
二人は今、件の神社の境内で、竹箒を持って掃除中である。ちなみにかなめは、神主さんに呼ばれて別の仕事を手伝っている。
木々に囲まれた境内の中で、竹箒の乾いた音だけが聞こえる。ここ数日で、メルアはこの静かな、安らぎすら覚える雰囲気が気に入っていた。
――ただ静かなだけなのに。神社って、不思議なところですね。
そんな事を考えながら、足元の落ち葉を掃く。
しばらく、そんな時間が続き。
ふと、恭子が話しかけてきた。
「そういえば、メルアちゃん達が転入してきて、もう一年くらいだっけ。」
「う~ん・・・そういえばそうですね。」
「なんだか、ずっと前から一緒だった気がするんだよね~。」
「ふふっ。私は、あっという間な気がしますね。もう一年経ったんだな、って。」
「そっか~。」
にこやかに返す恭子。そんな優しげな顔を見ながら、メルアは言葉を紡ぐ。
「戦いが終わって・・・みんなと一緒の家で暮らして、みんなで一緒に学校へ通って、みんなと一緒に過ごす。
――そういう日常が、とても楽しくて。だから、早く感じるのかも、しれませんね。」
「・・・そっか。」
「もう今年も終わりか~。早いもんだね。」
などと呟いたのは、クラスメイトの常盤恭子である。ただ、いつもと違い白と紅の鮮やかな衣、俗に言う"巫女さん"の姿をしている。
「そうですね~。」
と、返したのはメルア。こちらも巫女の姿をしており、いつも結わえ上げている金髪を下ろし、ポニーテールで纏めている。
二人は今、件の神社の境内で、竹箒を持って掃除中である。ちなみにかなめは、神主さんに呼ばれて別の仕事を手伝っている。
木々に囲まれた境内の中で、竹箒の乾いた音だけが聞こえる。ここ数日で、メルアはこの静かな、安らぎすら覚える雰囲気が気に入っていた。
――ただ静かなだけなのに。神社って、不思議なところですね。
そんな事を考えながら、足元の落ち葉を掃く。
しばらく、そんな時間が続き。
ふと、恭子が話しかけてきた。
「そういえば、メルアちゃん達が転入してきて、もう一年くらいだっけ。」
「う~ん・・・そういえばそうですね。」
「なんだか、ずっと前から一緒だった気がするんだよね~。」
「ふふっ。私は、あっという間な気がしますね。もう一年経ったんだな、って。」
「そっか~。」
にこやかに返す恭子。そんな優しげな顔を見ながら、メルアは言葉を紡ぐ。
「戦いが終わって・・・みんなと一緒の家で暮らして、みんなで一緒に学校へ通って、みんなと一緒に過ごす。
――そういう日常が、とても楽しくて。だから、早く感じるのかも、しれませんね。」
「・・・そっか。」
340 :4/4 :2006/07/17(月) 02:44:26 ID:F0tiHds0
乾いた風が吹いた。二人の髪が揺れる。
「ねぇ、メルアちゃん。」
「はい?」
「今、幸せ?」
一瞬、思い出す。
月にいたときの事。統夜に出会った事。戦いに身を投じた事。「三人」から「四人」になった事。そして、「今」の事。
そして、一言。
「――はい。幸せです。」
満面の笑顔を浮かべるメルア。
そんなメルアに、恭子も笑顔で返す。よかったね、と。
そんな二人の耳に、遠くから声が届く。かなめの声だ。
「二人ともー! ちょっと来てくんなーい?」
冬の大気によく通る声。
恭子が応える。
「はーい。ちょっとまっててねー。」
かなめの所へ向かって歩き出す二人。
メルアの顔は、まだ、微笑んでいる。
・・・この後、御神酒を飲んだメルアと恭子が酔っ払ってダウンして、恭子に呼ばれた宗介がまた一騒ぎ起こすのだが、それはまた別のお話。
「ねぇ、メルアちゃん。」
「はい?」
「今、幸せ?」
一瞬、思い出す。
月にいたときの事。統夜に出会った事。戦いに身を投じた事。「三人」から「四人」になった事。そして、「今」の事。
そして、一言。
「――はい。幸せです。」
満面の笑顔を浮かべるメルア。
そんなメルアに、恭子も笑顔で返す。よかったね、と。
そんな二人の耳に、遠くから声が届く。かなめの声だ。
「二人ともー! ちょっと来てくんなーい?」
冬の大気によく通る声。
恭子が応える。
「はーい。ちょっとまっててねー。」
かなめの所へ向かって歩き出す二人。
メルアの顔は、まだ、微笑んでいる。
・・・この後、御神酒を飲んだメルアと恭子が酔っ払ってダウンして、恭子に呼ばれた宗介がまた一騒ぎ起こすのだが、それはまた別のお話。
341 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 02:45:25 ID:F0tiHds0
以上。
巫女服メルアが書きたかった。
反省も後悔もしていない。
だが長いというなら文を縮める努力をしてやらんでもない。
・・・さて、月曜仕事だ。
巫女服メルアが書きたかった。
反省も後悔もしていない。
だが長いというなら文を縮める努力をしてやらんでもない。
・・・さて、月曜仕事だ。
342 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 03:00:44 ID:F0tiHds0
追記.>>302で質問したものです。その節はありがとうございました。
かっ、勘違いしないでよね! 一応礼を言っておくだけなんだからね!
かっ、勘違いしないでよね! 一応礼を言っておくだけなんだからね!
343 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 06:25:40 ID:WBrrd9P+
>>336
ありましたなぁ。神社の騒動が......
GJ!そして実にツンデレ。
ありましたなぁ。神社の騒動が......
GJ!そして実にツンデレ。
346 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 16:27:13 ID:85tHra6J
>>341
GJ!
その後、大晦日のメインイベントが開始され、てんやわんやで働くメルアの様子をこっそり見に来る統夜、てのを想像した。
GJ!
その後、大晦日のメインイベントが開始され、てんやわんやで働くメルアの様子をこっそり見に来る統夜、てのを想像した。
347 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 23:41:42 ID:RYuhk621
>>341
GJ!
金髪に青い目の巫女さんか...何か話題になりそうだなw
GJ!
金髪に青い目の巫女さんか...何か話題になりそうだなw
344 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 15:41:39 ID:BW1a9ubV
昔、日本の女性は下着を付けていなかった。
そんなある日、デパートで火事が起きた。
逃げ遅れた上の階にいた人達は着物を結び綱のようにして下に降りることを考えたのじゃった。
しかし下着をしていない女性はそれをやることを拒んだ。
当時の日本の文化は恥の文化だったからのう。
しかしそれが原因で多数の犠牲が出た。
それ以後、同じ悲劇を繰り返さないよう女性め下着を着るようになったのじゃ。
儂は今でも思い出す婆さんの褌姿を・・・。
統夜「というわけで早速褌を穿くんだ」
メルア「どういうわけですか、というか統夜かさんの前に喋っていたの誰?」
そんなある日、デパートで火事が起きた。
逃げ遅れた上の階にいた人達は着物を結び綱のようにして下に降りることを考えたのじゃった。
しかし下着をしていない女性はそれをやることを拒んだ。
当時の日本の文化は恥の文化だったからのう。
しかしそれが原因で多数の犠牲が出た。
それ以後、同じ悲劇を繰り返さないよう女性め下着を着るようになったのじゃ。
儂は今でも思い出す婆さんの褌姿を・・・。
統夜「というわけで早速褌を穿くんだ」
メルア「どういうわけですか、というか統夜かさんの前に喋っていたの誰?」
345 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 15:51:48 ID:9CmmcRxG
褌か...一口に褌といっても色々あってのぅ。
というわけで絵師様用資料じゃ。
( ´ω`)つhttp://chuunilove.at.infoseek.co.jp/index13.html" target="_blank">ttp://chuunilove.at.infoseek.co.jp/index13.html
というわけで絵師様用資料じゃ。
( ´ω`)つhttp://chuunilove.at.infoseek.co.jp/index13.html" target="_blank">ttp://chuunilove.at.infoseek.co.jp/index13.html
348 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 18:21:54 ID:sPbmE3Yr
>>345
福岡県民として「締め込み」を推すしかなかろう
福岡県民として「締め込み」を推すしかなかろう
349 :336 :2006/07/19(水) 01:40:47 ID:MgSWKmd9
GJと言ってくださった皆さんサンクス。
そして>>346-347から電波を受信したので書き殴っておきますね。
そして>>346-347から電波を受信したので書き殴っておきますね。
350 :1/4 :2006/07/19(水) 01:41:30 ID:MgSWKmd9
※注意:>>337-340の続き。めちゃくちゃ蛇足かもしれんが。
宗介が起こした騒ぎも収まり、すっかり神社は夜に包まれた。
午後11時。参拝客がちらほらと現れ、慌しくなり始める時間である。
そんな中、境内の一角で御神酒を配る巫女さんがいる。
「はい、どうぞ。」
メルアである。昼間、御神酒で酔っ払ってしまったものの、すっかり回復して仕事に戻っている。
――それにしても。なんだか、妙に視線を感じる気がします。
手が空いて、ふとメルアはそんな事を思った。
事実、この場においてメルアは目立っている。
ポニーテールでまとめた金髪、澄んだ青い瞳。そんな少女が巫女服を着て働いているのである。注目が集まるのも無理は無いだろう。
もっとも、当の本人は、
――やっぱり和服って、胸が大きいと目立つんでしょうか・・・?
などと考えているが。
一応、胸にサラシを、おなかにタオルを巻いて体の凹凸を少なくしてはいるが、それでも大きい事に変わりはない。実際、最初のうちは何度か胸元がはだけそうになった事もある。
そんな経験もあいまって、自分の服装を気にしていたとき。
宗介が起こした騒ぎも収まり、すっかり神社は夜に包まれた。
午後11時。参拝客がちらほらと現れ、慌しくなり始める時間である。
そんな中、境内の一角で御神酒を配る巫女さんがいる。
「はい、どうぞ。」
メルアである。昼間、御神酒で酔っ払ってしまったものの、すっかり回復して仕事に戻っている。
――それにしても。なんだか、妙に視線を感じる気がします。
手が空いて、ふとメルアはそんな事を思った。
事実、この場においてメルアは目立っている。
ポニーテールでまとめた金髪、澄んだ青い瞳。そんな少女が巫女服を着て働いているのである。注目が集まるのも無理は無いだろう。
もっとも、当の本人は、
――やっぱり和服って、胸が大きいと目立つんでしょうか・・・?
などと考えているが。
一応、胸にサラシを、おなかにタオルを巻いて体の凹凸を少なくしてはいるが、それでも大きい事に変わりはない。実際、最初のうちは何度か胸元がはだけそうになった事もある。
そんな経験もあいまって、自分の服装を気にしていたとき。
351 :2/4 :2006/07/19(水) 01:42:10 ID:MgSWKmd9
「メールアっ!」
と、呼ぶ声が聞こえた。顔を上げて前を見ると、赤髪の少女、テニアがいた。
「テニアちゃん! 来てくれたの!?」
「ふっふーん。私だけじゃないよ。」
と言うと同時、テニアの後から二人の男女がやってくる。カティアと、統夜だ。
皆、コートを羽織っている。
「頑張ってるみたいね、メルア。」
「仕事のほう、大丈夫か?」
「カティアちゃんに、統夜さんまで・・・。三人とも、初詣に?」
カティアが答える。
「ええ。ついでに、貴女の仕事ぶりも見ておこうと思って。その分だと、大丈夫みたいね。」
メルアは、昼間に酔っ払ってダウンした事を思い出しつつ、
「・・・まぁ、それなりに。」
「ふーん。それより、やっぱ可愛いなー、その服。私もバイトやればよかったなー。」
「いや、テニアじゃ無理だろ。」
「む、それどーゆうことよ。」
そう言って、テニアが統夜に睨みをきかせた直後。
「あれ~? みんな来てたんだ。こんばんわ~。」
そんなのどかな声とともに、恭子がやってきた。もちろん巫女姿である。
「こんばんわ、常盤さん。」
「こんちわっ、キョーコ。」
と、カティアとテニア。統夜も、こんばんわ、と言葉を返している。
と、呼ぶ声が聞こえた。顔を上げて前を見ると、赤髪の少女、テニアがいた。
「テニアちゃん! 来てくれたの!?」
「ふっふーん。私だけじゃないよ。」
と言うと同時、テニアの後から二人の男女がやってくる。カティアと、統夜だ。
皆、コートを羽織っている。
「頑張ってるみたいね、メルア。」
「仕事のほう、大丈夫か?」
「カティアちゃんに、統夜さんまで・・・。三人とも、初詣に?」
カティアが答える。
「ええ。ついでに、貴女の仕事ぶりも見ておこうと思って。その分だと、大丈夫みたいね。」
メルアは、昼間に酔っ払ってダウンした事を思い出しつつ、
「・・・まぁ、それなりに。」
「ふーん。それより、やっぱ可愛いなー、その服。私もバイトやればよかったなー。」
「いや、テニアじゃ無理だろ。」
「む、それどーゆうことよ。」
そう言って、テニアが統夜に睨みをきかせた直後。
「あれ~? みんな来てたんだ。こんばんわ~。」
そんなのどかな声とともに、恭子がやってきた。もちろん巫女姿である。
「こんばんわ、常盤さん。」
「こんちわっ、キョーコ。」
と、カティアとテニア。統夜も、こんばんわ、と言葉を返している。
352 :3/4 :2006/07/19(水) 01:43:12 ID:MgSWKmd9
「みんなわざわざご苦労様~。寒かったでしょ。」
「うん。メルアもだけど、キョーコは寒くないの? それ凄く薄そうだし・・・」
などと尋ねるテニア。
「そんなでもないかな~。下にホッカイロ貼ってるから。」
「なるほどー。私も持ってくればよかったなー。」
「まぁ、次から気をつければいいと思うよ。あ、そうだ。メルアちゃん。」
「なに? 恭子ちゃん。」
「折角みんな来てるんだし、ちょっと休憩すれば? さっきからずっと立ちっぱなしでしょ。」
「え、まだ大丈夫ですよ。」
と手を振りながら言葉を返すメルア。すると恭子は、
「でも、これからもっと忙しくなると思うから、休めるうちに休んどいたほうがいいよ。御神酒配りは私がやっておくから。」
「ん~・・・」
数秒、考えるようにして。
「・・・そう言うなら、お願いしてもいいでしょうか?」
「もっちろん。それじゃあ、社務所のほうで休んでで。あ、みんなも一緒で大丈夫だと思うから。」
「私たちもいいんですか?」
カティアが尋ねる。
「うん。ここの神主さん、優しいから。ちなみに社務所はあっちのほうね。」
そう言って、恭子は社務所の方角を指差す。
言うが早いかテニアは、
「それじゃ、先に行ってるねー!」
「あ、こら! テニア! 待ちなさい!」
カティアの声など意に介さず、走って社務所のほうに向かっていく。
「うん。メルアもだけど、キョーコは寒くないの? それ凄く薄そうだし・・・」
などと尋ねるテニア。
「そんなでもないかな~。下にホッカイロ貼ってるから。」
「なるほどー。私も持ってくればよかったなー。」
「まぁ、次から気をつければいいと思うよ。あ、そうだ。メルアちゃん。」
「なに? 恭子ちゃん。」
「折角みんな来てるんだし、ちょっと休憩すれば? さっきからずっと立ちっぱなしでしょ。」
「え、まだ大丈夫ですよ。」
と手を振りながら言葉を返すメルア。すると恭子は、
「でも、これからもっと忙しくなると思うから、休めるうちに休んどいたほうがいいよ。御神酒配りは私がやっておくから。」
「ん~・・・」
数秒、考えるようにして。
「・・・そう言うなら、お願いしてもいいでしょうか?」
「もっちろん。それじゃあ、社務所のほうで休んでで。あ、みんなも一緒で大丈夫だと思うから。」
「私たちもいいんですか?」
カティアが尋ねる。
「うん。ここの神主さん、優しいから。ちなみに社務所はあっちのほうね。」
そう言って、恭子は社務所の方角を指差す。
言うが早いかテニアは、
「それじゃ、先に行ってるねー!」
「あ、こら! テニア! 待ちなさい!」
カティアの声など意に介さず、走って社務所のほうに向かっていく。
353 :4/4 :2006/07/19(水) 01:47:52 ID:MgSWKmd9
「まったく・・・よほど寒かったのかしら?」
「かもな。」
苦笑しながら統夜が応える。メルアは微笑みながら、
「それじゃあ、私たちも行きましょうか。」
「あ、メルア。ちょっと待ってくれ。」
「? なんです、統夜さん?」
統夜は、自分のカバンの中から魔法瓶を取り出して、メルアに渡す。
「これ、差し入れ。中はホットココアだから。みんなで飲んで。」
「わぁ・・・、ありがとうございます。」
「ありがとうね~、紫雲くん。後で頂くから。」
「ちょっと甘めかもしれないけどね。」
そう言って笑う統夜。
「じゃあ、私たちも行きましょうか。テニア一人で待たせとくのもアレだし。」
「そうだな。」
「それじゃあ恭子ちゃん、よろしくお願いしますね。」
「まかせといてよ。みんなもゆっくりしてってね~。」
恭子とのやり取りを終え、三人は社務所に向かってゆく。
その途中、統夜がメルアの耳元で
"――その服、似合ってるぞ"
とかしどろもどろになりながら言って、両者赤くなっていたとか。
「かもな。」
苦笑しながら統夜が応える。メルアは微笑みながら、
「それじゃあ、私たちも行きましょうか。」
「あ、メルア。ちょっと待ってくれ。」
「? なんです、統夜さん?」
統夜は、自分のカバンの中から魔法瓶を取り出して、メルアに渡す。
「これ、差し入れ。中はホットココアだから。みんなで飲んで。」
「わぁ・・・、ありがとうございます。」
「ありがとうね~、紫雲くん。後で頂くから。」
「ちょっと甘めかもしれないけどね。」
そう言って笑う統夜。
「じゃあ、私たちも行きましょうか。テニア一人で待たせとくのもアレだし。」
「そうだな。」
「それじゃあ恭子ちゃん、よろしくお願いしますね。」
「まかせといてよ。みんなもゆっくりしてってね~。」
恭子とのやり取りを終え、三人は社務所に向かってゆく。
その途中、統夜がメルアの耳元で
"――その服、似合ってるぞ"
とかしどろもどろになりながら言って、両者赤くなっていたとか。
354 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 01:48:20 ID:MgSWKmd9
以上。
うん、オチもなければ萌えもないんだ。電波だから。しかもノイズ混じってたから。
そして書き終わってからメルア分薄いなぁ、とか五人一気に出すと凄まじく書きづらいなぁorz、とか思った。
お目汚しスマン。
うん、オチもなければ萌えもないんだ。電波だから。しかもノイズ混じってたから。
そして書き終わってからメルア分薄いなぁ、とか五人一気に出すと凄まじく書きづらいなぁorz、とか思った。
お目汚しスマン。
355 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 12:14:52 ID:jf7Q9dYW
>>354
萌えがないだと・・・・・・・・、その赤くなってるとこにドキドキするのを萌えっていうんだよォォォ!
メルア分チャージ!
GJ乙テッカァァァァ!
萌えがないだと・・・・・・・・、その赤くなってるとこにドキドキするのを萌えっていうんだよォォォ!
メルア分チャージ!
GJ乙テッカァァァァ!
356 :それも名無しだ :2006/07/22(土) 00:50:06 ID:g3x26bC/
巫女さんメルアもいいけどシスターの衣装も似合いそう
357 :それも名無しだ :2006/07/24(月) 02:05:37 ID:vsOcxtbc
メルーアミルクまだ?
358 :それも名無しだ :2006/07/24(月) 18:44:16 ID:adYNDHXE
カルーアミルクみたいだな
359 :それも名無しだ :2006/07/24(月) 20:34:59 ID:WER13qOp
メメメに甘いカルーアミルクを飲ませまくるわけだな!
未成年は酒飲んじゃだめだぜ
未成年は酒飲んじゃだめだぜ
360 :それも名無しだ :2006/07/24(月) 20:41:20 ID:UcOwJLNp
赤くてぽやんぽやんになったメルアを見たくはないのか
361 :それも名無しだ :2006/07/24(月) 20:49:33 ID:fe3WRXqg
チョコレートボンボンで酔って統夜やカティア、テニアにからむメルアを想像しましたが...なにか?
362 :それも名無しだ :2006/07/25(火) 00:34:21 ID:1O9W3VKs
メルアの谷間から赤くなって目をそむけるトウヤに、
「なんでわたしの方をみないんですか!」
といってからむ酔っ払いメルアを想像した。
「なんでわたしの方をみないんですか!」
といってからむ酔っ払いメルアを想像した。
363 :それも名無しだ :2006/07/26(水) 00:38:27 ID:4A7f77zd
メルアのお気に入りはおはいお屋と見た
トライデント焼き:ミサイルの形したタイヤキ
オハイオ級原子力潜水艦にな、にトライデント・ミサイルっていう中距離弾道ミサイルが搭載されててだな・・・
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トライデント焼き:ミサイルの形したタイヤキ
オハイオ級原子力潜水艦にな、にトライデント・ミサイルっていう中距離弾道ミサイルが搭載されててだな・・・
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364 :それも名無しだ :2006/07/26(水) 00:54:31 ID:Ddn5ht3s
「さ~て。今日は統夜さんの部屋をお掃除しますよ!」
今日は統夜がバイトで一日中いない日。カティアやテニアもバイト。
そこで、統夜の部屋を掃除してポイントUPを狙おうという考えだった。
「まずは本棚からですね!あれ、一冊だけカバーがしてますね。もしかしてエッチッチな本じゃ・・・」
好奇心で開けてみると、どこにでもある普通の絵本だった。
「ちょっと残念でしたが、面白そうですね。あとでみてみましょうか。」
30分後、大好きなあま~いココアを飲みながらみていた。
「おおきなホットケーキを作って皆に分けるなんて親切なねずみさん達ですね~。あっ本にココアこぼしちゃった・・・」
いろいろためしてみたが汚れはとれず、かえってボロボロになってしまった。
「どうしましょう・・・でも統夜さんいつも許してくれるし大丈夫ですよね。」
数時間後、統夜だけが先に帰ってきた。
今日は統夜がバイトで一日中いない日。カティアやテニアもバイト。
そこで、統夜の部屋を掃除してポイントUPを狙おうという考えだった。
「まずは本棚からですね!あれ、一冊だけカバーがしてますね。もしかしてエッチッチな本じゃ・・・」
好奇心で開けてみると、どこにでもある普通の絵本だった。
「ちょっと残念でしたが、面白そうですね。あとでみてみましょうか。」
30分後、大好きなあま~いココアを飲みながらみていた。
「おおきなホットケーキを作って皆に分けるなんて親切なねずみさん達ですね~。あっ本にココアこぼしちゃった・・・」
いろいろためしてみたが汚れはとれず、かえってボロボロになってしまった。
「どうしましょう・・・でも統夜さんいつも許してくれるし大丈夫ですよね。」
数時間後、統夜だけが先に帰ってきた。
365 :それも名無しだ :2006/07/26(水) 00:58:01 ID:Ddn5ht3s
「ただいま。」
「あっ、おかえりなさ~い。」
「今日もバイト疲れたよ。ってメルア、あのテーブルの上の絵本俺のじゃ・・・」
「ああ、あれですか。さっきみていたらよごしちゃったんですよ。」
「・・・・」
(あれ、おこったのかな・・・)
「今度新しいの買ってきますからっ。そんなに怒らないで下さいよ。あっ、それより今日統夜さんの誕生日・・・」
「あれ、母さんから初めて買ってもらった絵本だったんだ。だから母さんが死んでからもあれだけはずっと大切にとっておいたんだ。なのにお前はそれを汚して、あやまりもしないで・・・」
「!!!ご、ごめんなさい!なんでもしますから!チョコも我慢しますから!」
「うるさい!!もう二度と俺に喋りかけないでくれ!!!お前の顔なんて見たくも無いよ。どっかにいってくれ。」
「えっ?」
「どっかにいけっていってんだよ!!!」
「!!!」
それは初めて聞いた統夜の声だった。いつもの優しい声とは違った、悲しく、震えた声。
「私のこと、嫌いになったんですか?」
「ああ、大嫌いだよっ!」
「本当に・・・・?」
「しつこいからあっちにいけよ!」
「っっっ!」
「あっ、おかえりなさ~い。」
「今日もバイト疲れたよ。ってメルア、あのテーブルの上の絵本俺のじゃ・・・」
「ああ、あれですか。さっきみていたらよごしちゃったんですよ。」
「・・・・」
(あれ、おこったのかな・・・)
「今度新しいの買ってきますからっ。そんなに怒らないで下さいよ。あっ、それより今日統夜さんの誕生日・・・」
「あれ、母さんから初めて買ってもらった絵本だったんだ。だから母さんが死んでからもあれだけはずっと大切にとっておいたんだ。なのにお前はそれを汚して、あやまりもしないで・・・」
「!!!ご、ごめんなさい!なんでもしますから!チョコも我慢しますから!」
「うるさい!!もう二度と俺に喋りかけないでくれ!!!お前の顔なんて見たくも無いよ。どっかにいってくれ。」
「えっ?」
「どっかにいけっていってんだよ!!!」
「!!!」
それは初めて聞いた統夜の声だった。いつもの優しい声とは違った、悲しく、震えた声。
「私のこと、嫌いになったんですか?」
「ああ、大嫌いだよっ!」
「本当に・・・・?」
「しつこいからあっちにいけよ!」
「っっっ!」
366 :それも名無しだ :2006/07/26(水) 00:59:00 ID:Ddn5ht3s
トウヤサンハワタシがキライ・・・・・?
「うっうっ、うわぁぁぁん!!」
メルアは我を忘れて家を飛び出していった。
「ふんっ、メルアが悪いんだ。あいつが人の大切な物を・・・」
ふと床をみるとなにやらノートが置いてあった。
「何だ?メルアと統夜のラブラブチョコ?」
それはメルアが統夜の為に考えた、統夜の誕生日用のチョコケーキのレシピだった。どこにでもある普通のチョコケーキの作り方。
だがそこには、どうばれない様に作ろう、いつ食べてもらおう、どんな風に食べてくれるかな、喜んでくれるかな、などとメルアの統夜への思いがいっぱいに書かれていた。
「俺、本当に馬鹿だよな・・・」
自分をこんなに愛してくれる人がいるのに。なんで気づかなかったんだろう。なんであんなことを言ってしまったんだろう。
「うっうっ、うわぁぁぁん!!」
メルアは我を忘れて家を飛び出していった。
「ふんっ、メルアが悪いんだ。あいつが人の大切な物を・・・」
ふと床をみるとなにやらノートが置いてあった。
「何だ?メルアと統夜のラブラブチョコ?」
それはメルアが統夜の為に考えた、統夜の誕生日用のチョコケーキのレシピだった。どこにでもある普通のチョコケーキの作り方。
だがそこには、どうばれない様に作ろう、いつ食べてもらおう、どんな風に食べてくれるかな、喜んでくれるかな、などとメルアの統夜への思いがいっぱいに書かれていた。
「俺、本当に馬鹿だよな・・・」
自分をこんなに愛してくれる人がいるのに。なんで気づかなかったんだろう。なんであんなことを言ってしまったんだろう。
367 :それも名無しだ :2006/07/26(水) 00:59:35 ID:Ddn5ht3s
そのころメルアは一人だれもいない空き地にいた。
「統夜さぁぁん、うっうっ、ひっく・・・私を嫌いになっちゃったんですよね。私が悪いですもんね・・・とうぜんですよね・・・大切な物を汚しちゃったんだから・・・」
「でも、でも、私は、統夜さんが私を嫌いになっても、ずっとずっと統夜さんのことが大好きですよ。初めて私に光を見せてくれた人だから・・・」
「統夜さぁぁぁん・・・・・・ふぇぇぇんグスッ、グスッ」
「メルアっ!」
「統夜さん?どうしてここに・・・」
「俺が悪かった。お前の気持ちに気づいてやれないで。お前が俺のことをあんなに思ってくれていたのに・・・」
「統夜さん?」
「俺が悪かったんだ。母さんの思い出にとらわれすぎてしまって・・・自分のことだけ考えて・・・」
「統夜さん・・・許してくれるんですか?私が悪いのに・・・」
「当たり前だろ。メルア一緒に帰ろう。こんな俺の所でよかったらまた戻ってきてくれないか?」
「統夜さん・・・」
「そしてあのチョコケーキ作ってくれよ。」
「あ、あのノートみたんですか?」
「うん、全部。」
「//////」
あのノートに書いたことを思い出すと恥ずかしくて真っ赤になった。
「メルア?」
「返事は?」
「返事?」
「あのノートをみたんですよね?ならそれの返事をくださいっ!」
今度は統夜も真っ赤になったが、
「俺はメルアのことが好きだ。言葉じゃうまく言い表せないけど、メルアお前が誰よりも一番すきなんだ!」
メルアはにっこりわらった。
「帰りましょう。統夜さん。帰ったらすぐケーキ作りますからね☆」
「おう!楽しみにしてるよ!」
その帰り二人は久しぶりに手をつないで帰った。
いつもよりあたたかいお互いの手を握りながら。
統夜&メルア(いつまでもいつまでもこの幸せが続きますように・・・)
高3にはこれが限界ですorz
センターまで6ヶ月切ったkjsjgd894dk7fkdl:@d;c/c.うお
だれかメルア力(ちから)を私に
「統夜さぁぁん、うっうっ、ひっく・・・私を嫌いになっちゃったんですよね。私が悪いですもんね・・・とうぜんですよね・・・大切な物を汚しちゃったんだから・・・」
「でも、でも、私は、統夜さんが私を嫌いになっても、ずっとずっと統夜さんのことが大好きですよ。初めて私に光を見せてくれた人だから・・・」
「統夜さぁぁぁん・・・・・・ふぇぇぇんグスッ、グスッ」
「メルアっ!」
「統夜さん?どうしてここに・・・」
「俺が悪かった。お前の気持ちに気づいてやれないで。お前が俺のことをあんなに思ってくれていたのに・・・」
「統夜さん?」
「俺が悪かったんだ。母さんの思い出にとらわれすぎてしまって・・・自分のことだけ考えて・・・」
「統夜さん・・・許してくれるんですか?私が悪いのに・・・」
「当たり前だろ。メルア一緒に帰ろう。こんな俺の所でよかったらまた戻ってきてくれないか?」
「統夜さん・・・」
「そしてあのチョコケーキ作ってくれよ。」
「あ、あのノートみたんですか?」
「うん、全部。」
「//////」
あのノートに書いたことを思い出すと恥ずかしくて真っ赤になった。
「メルア?」
「返事は?」
「返事?」
「あのノートをみたんですよね?ならそれの返事をくださいっ!」
今度は統夜も真っ赤になったが、
「俺はメルアのことが好きだ。言葉じゃうまく言い表せないけど、メルアお前が誰よりも一番すきなんだ!」
メルアはにっこりわらった。
「帰りましょう。統夜さん。帰ったらすぐケーキ作りますからね☆」
「おう!楽しみにしてるよ!」
その帰り二人は久しぶりに手をつないで帰った。
いつもよりあたたかいお互いの手を握りながら。
統夜&メルア(いつまでもいつまでもこの幸せが続きますように・・・)
高3にはこれが限界ですorz
センターまで6ヶ月切ったkjsjgd894dk7fkdl:@d;c/c.うお
だれかメルア力(ちから)を私に
369 :それも名無しだ :2006/07/26(水) 17:11:58 ID:n3QCdbLK
>>367
問題ない、充分に
「メルア分チャージ!乙!メェェェェイオォォォォウゥ!」
できるクォリティだ。
問題ない、充分に
「メルア分チャージ!乙!メェェェェイオォォォォウゥ!」
できるクォリティだ。
375 :それも名無しだ :2006/07/31(月) 16:31:39 ID:RdT/EsJp
>>369
チャージなどさせん!
オーバーヒートしてしまうぞ?
チャージなどさせん!
オーバーヒートしてしまうぞ?
368 :それも名無しだ :2006/07/26(水) 13:12:43 ID:dtdoyshl
GJ。だがメルアは天然ながらも思慮深いイメージがあるんだが俺は。
なんかガキっぽすぎないか?気を悪くしたらすまん。
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なんかガキっぽすぎないか?気を悪くしたらすまん。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
370 :それも名無しだ :2006/07/27(木) 01:45:22 ID:BxQy+Gm5
メルアのテーマのイントロ...
恋のミクル伝説っぽいと思うのは...
いや、なんでもない...
恋のミクル伝説っぽいと思うのは...
いや、なんでもない...
371 :それも名無しだ :2006/07/27(木) 17:35:25 ID:paglBg9t
次におまえは「みっくるんるん」と言う!
372 :それも名無しだ :2006/07/28(金) 02:02:45 ID:6WN3e7aE
>>370>>371
どうやらオレとお前らとは言葉が通じないようだ
どうやらオレとお前らとは言葉が通じないようだ
379 :それも名無しだ :2006/08/05(土) 00:18:07 ID:RxZI1dmJ
>>371
ああ、あの出だしの
「ダダッダッ ダダッ ダッ」ってところか
ああ、あの出だしの
「ダダッダッ ダダッ ダッ」ってところか
373 :それも名無しだ :2006/07/28(金) 16:14:01 ID:GxK9CiR5
つまりメメメは後藤邑子でFA?
ぽんこつさんは良いよな
ぽんこつさんは良いよな
374 :それも名無しだ :2006/07/29(土) 11:26:02 ID:999o15Hu
何げに既出だったキガス
376 :それも名無しだ :2006/08/03(木) 01:55:20 ID:0meB/NlE
チャージ!!!
377 :それも名無しだ :2006/08/03(木) 13:57:06 ID:6B15qeGt
>>376
チャージなぞさせん!!
チャージなぞさせん!!
378 :それも名無しだ :2006/08/03(木) 14:41:10 ID:U+qONpTs
12時間遅れの阻止すらも次元連結装置の力を持ってすれば造作も無い事
381 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 01:44:14 ID:Sr2VlUV8
なんでチャージするんですか?
382 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 03:13:54 ID:4CMWu+gD
>>381
メルア分チャージしたいからだ
メルア分チャージしたいからだ
383 :それも名無しだ :2006/08/07(月) 02:14:12 ID:zAwY2fJ5
そういうことだ チャージ!!!!!!!
384 :それも名無しだ :2006/08/07(月) 02:17:20 ID:iiuU97Pi
チャージなど左遷!!
だがSSを書いてくれるならば栄転にしてやらんこともない
だがSSを書いてくれるならば栄転にしてやらんこともない
385 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 02:49:45 ID:BjCs+l3K
メルアのSSは難しいな。
他の2人にくらべて積極値が低い。だが、天然度はある。
メルア「統夜さん、これなんですか???」
統夜 「あqswでrftgyふじっこkl」
って感じか?
他の2人にくらべて積極値が低い。だが、天然度はある。
メルア「統夜さん、これなんですか???」
統夜 「あqswでrftgyふじっこkl」
って感じか?
386 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 04:57:42 ID:VzZiQ73F
メルア「おはようございます統夜さん。......それなんですか?」
統夜「Σ(゚д゚) バ......バナナだよ、バナナ」
こうですか? わかりませ(ry
統夜「Σ(゚д゚) バ......バナナだよ、バナナ」
こうですか? わかりませ(ry
387 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 07:27:07 ID:BjCs+l3K
なんかいいなw チャージ!
388 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 09:14:06 ID:/kRISSTw
バナナなんて言ったら食べられます
389 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 09:27:33 ID:xxRtQLQb
チョコバナナって言えば同人フラグ発生
390 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 11:15:41 ID:hL7q9Mh2
また、メ○ミルクですか?
まぁ、あれは名作だから仕方ないですけどね
まぁ、あれは名作だから仕方ないですけどね
391 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 12:38:32 ID:boLZ64MJ
同人の話題出るたびそれを持ち上げる奴が発生するのが気になる。
392 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 13:44:13 ID:GyBk0Xt7
それ以外にメルア本がないせいだろ
393 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 14:03:43 ID:F/u9BVhm
そしてそれ以上にカティア本、テニア本がない
394 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 18:36:26 ID:H/lahFYt
そして何より速さが足りない
395 :それも名無しだ :2006/08/08(火) 18:52:12 ID:LCkWmVrC
クーがー兄さんはどこにでも出てくるな
397 :それも名無しだ :2006/08/09(水) 01:36:26 ID:ejKM0T0s
「ストレイト・グッド...」
(ラースレイエム発動)
「ストレイト・グッドぉ? 何ですかぁ?」
(ラースレイエム発動)
「ストレイト・グッドぉ? 何ですかぁ?」
398 :それも名無しだ :2006/08/09(水) 02:43:12 ID:UF1tgtYv
メルア「これなんですか???」
統夜「!!!!......えっと、美術の授業で使うんだ!」
メルア「そうなんですか。」
翌日 3時間目 美術
メルア「忘れてたみたいだったので、持って来ました! 忘れ物は駄目ですよw」
統夜「ちょっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
...ざわざわ...ざわざわ...ざわざわ...ざわざわ...
先生「紫雲、ちょっとこっち来い!」
メルア「???」
当然、この後こってり搾られました。
めでたし、めでたし。
...SS難しい。
統夜「!!!!......えっと、美術の授業で使うんだ!」
メルア「そうなんですか。」
翌日 3時間目 美術
メルア「忘れてたみたいだったので、持って来ました! 忘れ物は駄目ですよw」
統夜「ちょっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
...ざわざわ...ざわざわ...ざわざわ...ざわざわ...
先生「紫雲、ちょっとこっち来い!」
メルア「???」
当然、この後こってり搾られました。
めでたし、めでたし。
...SS難しい。
399 :それも名無しだ :2006/08/09(水) 03:30:19 ID:x+D6fig5
カティアスレの住人なのだが、メルアネタが出てきたので投下させてもらう。
上手く出来てないかもしれないからアレだったらスルーしてくれ。
「・・・・・メルア、まだ食べるのか?」
向かいの席に座る彼女に深いため息と共に尋ねた。
「はい! 統夜さんは食べないんですか?」
「・・・・・・いや、いい」
バイトの帰りに偶々メルアに会った。
丁度バイト代が入ったのでケーキでも奢ってあげようとこうして喫茶店に来た訳だが・・・・・・。
(これで何皿目だ? ひい、ふう、みい・・・・・・十皿?!)
ケーキ食べ放題の店を選んで、本当によかった。
だが、それ以上に良かった事は・・・・・。
「美味しいです~」と十皿目を食べ終わったメルアを見る。
(こうしてメルアの喜ぶ顔を見れたのは儲けモノだな)
愛しい女性の笑顔を見ること、これ以上に嬉しいことはない。
「統夜さん、あーん」
「ああ? あー・・・・むぐっ!」
ぼーっとしていた俺の口にスプーンがねじ込まれた。
「どうです? 美味しくないですか?」
「あっ、ああ。 美味しいよ」
なにか、俺は今凄い事をしたのではないかと今更思った。
ああ、隣りのオバサン達がこっち指さしてなんかコソコソ言ってるよ・・・・・。
そこであることに気付いた。
「あれ? 今のスプーンって・・・・・」
「これですけど?」
メルアが口にチョコレートケーキを運び終えたスプーンを出した。
――これって間接キス・・・・・って奴だよな・・・・・。
だが、そんな事は何処吹く風、まったく気にしないメルアだった。
上手く出来てないかもしれないからアレだったらスルーしてくれ。
「・・・・・メルア、まだ食べるのか?」
向かいの席に座る彼女に深いため息と共に尋ねた。
「はい! 統夜さんは食べないんですか?」
「・・・・・・いや、いい」
バイトの帰りに偶々メルアに会った。
丁度バイト代が入ったのでケーキでも奢ってあげようとこうして喫茶店に来た訳だが・・・・・・。
(これで何皿目だ? ひい、ふう、みい・・・・・・十皿?!)
ケーキ食べ放題の店を選んで、本当によかった。
だが、それ以上に良かった事は・・・・・。
「美味しいです~」と十皿目を食べ終わったメルアを見る。
(こうしてメルアの喜ぶ顔を見れたのは儲けモノだな)
愛しい女性の笑顔を見ること、これ以上に嬉しいことはない。
「統夜さん、あーん」
「ああ? あー・・・・むぐっ!」
ぼーっとしていた俺の口にスプーンがねじ込まれた。
「どうです? 美味しくないですか?」
「あっ、ああ。 美味しいよ」
なにか、俺は今凄い事をしたのではないかと今更思った。
ああ、隣りのオバサン達がこっち指さしてなんかコソコソ言ってるよ・・・・・。
そこであることに気付いた。
「あれ? 今のスプーンって・・・・・」
「これですけど?」
メルアが口にチョコレートケーキを運び終えたスプーンを出した。
――これって間接キス・・・・・って奴だよな・・・・・。
だが、そんな事は何処吹く風、まったく気にしないメルアだった。
401 :それも名無しだ :2006/08/09(水) 13:11:08 ID:Go8EZuN3
>>399
乙&GJ
メルアたんぺろぺろしたい
乙&GJ
メルアたんぺろぺろしたい
400 :それも名無しだ :2006/08/09(水) 10:09:40 ID:sE/E2lNr
400なら 一時的にメルアが
たれぱんだ風になる
メルア「うみゅ~」
統夜「(*´Д`)=з」
たれぱんだ風になる
メルア「うみゅ~」
統夜「(*´Д`)=з」
416 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 01:42:33 ID:CZWoKs90
すごく今更だが、>>361の電波をSSにしてみた。
チョコレートボンボンで酔って統夜やカティア、テニアにからむメルアを想像しましたが...なにか?
今は夏だ。ある程度は仕方ない。
まだ日も出ているし、風も吹いていない。
そんな中を自転車で30分もこいでいればもう汗が止まらない。
何が言いたいのかというと―――
「暑い......」
思わず声が漏れる。あぁ、とにかく麦茶だ麦茶。氷たっぷり入れて飲もう。
そんなことを思いながら家に入った。
「あ、統夜さん。お帰りなさい」
ダイニングに入ると、メルアが笑顔で迎えてくれた。
自分のいすに座って、にこにこしながらチョコレートを食べている。
「ただいま」
とにかくのどが渇いた。キッチンに行き、冷蔵庫から麦茶の入った容器を取り出した。
氷をいっぱい入れたコップに麦茶を注ぎ込む。
「ふぅ」
3杯飲んでやっと落ち着いた。だいぶ汗かいてるな。シャワーでも浴びるか―――
「ん?」
「.........(じ――)」
「......」
「.........(じ――)」
「...なんだ、メルア?」
なぜだか知らないが、やたらニコニコしたメルアがこっちを見つめている。
「えへへ、別になんでもないですよぉ」ニコニコ
ここで気がついた。なんだかメルアの様子がおかしい。というか、顔が赤い。
「メルア、顔赤いぞ。熱でもあるのか?」
「まさかぁ、熱なんかないれすよ」ニコニコ
そういってチョコを1つ口に入れる。
若干ろれつが回ってない。ひょっとして...
メルアの食べているチョコの箱を見てみると―
『ウイスキーボンボン』
「えへへ。おいしいですね、このチョコ。
初めて食べたんれすけど、中に入ってるのがもうなんともいえない味で...」
「メルア、これはウイスキーボンボンって言ってな、中にお酒が入ってるチョコなんだよ。
全く... 一体どこで買ってきたんだ?」
「この間買い物に行ったときに、クラスの男の子にもらいました」
どこのどいつだ。見つけたらシメてやる。
チョコレートボンボンで酔って統夜やカティア、テニアにからむメルアを想像しましたが...なにか?
今は夏だ。ある程度は仕方ない。
まだ日も出ているし、風も吹いていない。
そんな中を自転車で30分もこいでいればもう汗が止まらない。
何が言いたいのかというと―――
「暑い......」
思わず声が漏れる。あぁ、とにかく麦茶だ麦茶。氷たっぷり入れて飲もう。
そんなことを思いながら家に入った。
「あ、統夜さん。お帰りなさい」
ダイニングに入ると、メルアが笑顔で迎えてくれた。
自分のいすに座って、にこにこしながらチョコレートを食べている。
「ただいま」
とにかくのどが渇いた。キッチンに行き、冷蔵庫から麦茶の入った容器を取り出した。
氷をいっぱい入れたコップに麦茶を注ぎ込む。
「ふぅ」
3杯飲んでやっと落ち着いた。だいぶ汗かいてるな。シャワーでも浴びるか―――
「ん?」
「.........(じ――)」
「......」
「.........(じ――)」
「...なんだ、メルア?」
なぜだか知らないが、やたらニコニコしたメルアがこっちを見つめている。
「えへへ、別になんでもないですよぉ」ニコニコ
ここで気がついた。なんだかメルアの様子がおかしい。というか、顔が赤い。
「メルア、顔赤いぞ。熱でもあるのか?」
「まさかぁ、熱なんかないれすよ」ニコニコ
そういってチョコを1つ口に入れる。
若干ろれつが回ってない。ひょっとして...
メルアの食べているチョコの箱を見てみると―
『ウイスキーボンボン』
「えへへ。おいしいですね、このチョコ。
初めて食べたんれすけど、中に入ってるのがもうなんともいえない味で...」
「メルア、これはウイスキーボンボンって言ってな、中にお酒が入ってるチョコなんだよ。
全く... 一体どこで買ってきたんだ?」
「この間買い物に行ったときに、クラスの男の子にもらいました」
どこのどいつだ。見つけたらシメてやる。
417 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 01:48:02 ID:CZWoKs90
「とにかく、これ以上は食べるなよ」
このちょっと酔った状態のメルアもなかなかかわいいが...
じゃなくて、このぐらいで酔ってしまう人間が食べ過ぎるのはよくないだろう。
「えー」
「えー、じゃない。分かったか?」
「は~い」
それでも気にくわないのか、メルアは赤くなったほっぺたを膨らませている。
やれやれ。自分の部屋で扇風機の風に当たってこよう。
『 ム ギ ュ 』
「うわっ!?」
「いじわるしたお返しです~!」
いきなり後ろから抱きつかれた。
「いじわるってお前...」
「えへへ~」
『ぎゅう』
さらに強く抱きしめられた。かなり酔ってるみたいだな。
メルアの胸が背中にあたってる。というより、押しつぶされてるんですけど、俺の背中で。
「な、なぁ離れてくれよ。俺今汗かいてるからさ」
さすがに、胸があたってると言うのはやめた。
「むふ~」
「な、何やってんだ!?」
今度は顔まで押し付けてくる。
「ふふ。統夜さんのにおいがします」
「お、おい!」
何言ってるんですかメルアさん。自分の顔が熱くなるのが分かる。
「メルア、いい加減に離れてくれ」
照れ隠しのために、少しきつめに言う。
やっと聞き入れてくれたのか、メルアの腕から力が抜けた。
ほっとため息をつきながら振り返る。
ちょっと、何で泣きそうな顔をしてるんですか。
「...統夜さんは、私のこと嫌いなんれすか?」
「え? いや、何でそんな急に...?」
「だって、ちょっと抱きついたらけなのに、あんなにきつい言い方で...」
「あ、あれは...」
言えない。においの話で照れていたなんて言えない。
言い訳を考えているうちに、メルアの目にどんどん涙がたまっていく。
「とにかく! 俺がメルアのことを嫌いなわけないだろう?」
「本当れすか...?」
「あぁ、本当だ」
そう言って、今度は俺がメルアを抱き寄せた。
「えへへ、うれしいです。大好きですよ、統夜さん」
「メルア、酔ってるだろ」
「酔ってなんかいませんよ。 それに、酔ってても酔ってなくても、この気持ちはずっと変わりませんから」
さっきよりもさらに赤くなった顔をこっちに向けて、にっこり笑う。
全く、この笑顔にはかなわないな。
今度は俺が顔を赤くさせながら、メルアの耳元で呟いた。
「俺もずっと大好きだよ、メルア」
このちょっと酔った状態のメルアもなかなかかわいいが...
じゃなくて、このぐらいで酔ってしまう人間が食べ過ぎるのはよくないだろう。
「えー」
「えー、じゃない。分かったか?」
「は~い」
それでも気にくわないのか、メルアは赤くなったほっぺたを膨らませている。
やれやれ。自分の部屋で扇風機の風に当たってこよう。
『 ム ギ ュ 』
「うわっ!?」
「いじわるしたお返しです~!」
いきなり後ろから抱きつかれた。
「いじわるってお前...」
「えへへ~」
『ぎゅう』
さらに強く抱きしめられた。かなり酔ってるみたいだな。
メルアの胸が背中にあたってる。というより、押しつぶされてるんですけど、俺の背中で。
「な、なぁ離れてくれよ。俺今汗かいてるからさ」
さすがに、胸があたってると言うのはやめた。
「むふ~」
「な、何やってんだ!?」
今度は顔まで押し付けてくる。
「ふふ。統夜さんのにおいがします」
「お、おい!」
何言ってるんですかメルアさん。自分の顔が熱くなるのが分かる。
「メルア、いい加減に離れてくれ」
照れ隠しのために、少しきつめに言う。
やっと聞き入れてくれたのか、メルアの腕から力が抜けた。
ほっとため息をつきながら振り返る。
ちょっと、何で泣きそうな顔をしてるんですか。
「...統夜さんは、私のこと嫌いなんれすか?」
「え? いや、何でそんな急に...?」
「だって、ちょっと抱きついたらけなのに、あんなにきつい言い方で...」
「あ、あれは...」
言えない。においの話で照れていたなんて言えない。
言い訳を考えているうちに、メルアの目にどんどん涙がたまっていく。
「とにかく! 俺がメルアのことを嫌いなわけないだろう?」
「本当れすか...?」
「あぁ、本当だ」
そう言って、今度は俺がメルアを抱き寄せた。
「えへへ、うれしいです。大好きですよ、統夜さん」
「メルア、酔ってるだろ」
「酔ってなんかいませんよ。 それに、酔ってても酔ってなくても、この気持ちはずっと変わりませんから」
さっきよりもさらに赤くなった顔をこっちに向けて、にっこり笑う。
全く、この笑顔にはかなわないな。
今度は俺が顔を赤くさせながら、メルアの耳元で呟いた。
「俺もずっと大好きだよ、メルア」
419 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 04:08:19 ID:dSVV8fIM
>>416-417
ど、どういう事だ?
俺のドキがムネムネしている...っ
すなわちGJ!
頑張れ受験生!
ど、どういう事だ?
俺のドキがムネムネしている...っ
すなわちGJ!
頑張れ受験生!
418 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 01:51:54 ID:CZWoKs90
日曜にあった模試が全然できなくて、むしゃくしゃしてやった。
もっと勉強しておくべきだったと今は反省している。
というか、何やってんだ受験生orz さっさと寝よう...
もっと勉強しておくべきだったと今は反省している。
というか、何やってんだ受験生orz さっさと寝よう...
420 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 11:37:24 ID:zw50Y7AT
乙&GJ
受験勉強の息抜きにならおkだろー
頑張れー
受験勉強の息抜きにならおkだろー
頑張れー
421 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 11:38:46 ID:SvfpPCy5
カティアとテニアが登場して修羅場るのが見たいと思った俺はフランツ
424 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 17:06:37 ID:mQu5ofyK
黒メルア覚醒と申したか。
425 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 17:46:53 ID:a/eiqepX
夜モード統夜と黒メルアのここには書けないような駆け引きがあるわけだな
426 :それも名無しだ :2006/08/15(火) 23:59:17 ID:F7OWSdFw
ガチャ
統夜「ただいまーっと。...あれ?明かりがついてる。メルア?もう帰ってるのか?」
カルヴィナ「うぅ~ん」
統夜「カ、カルヴィナさん!?な、なんでこんなところにぃ!?」
カルヴィナ「あれぇ?アル=ヴァン?...アル=ヴぁ~ん」ムギュ
統夜「えっ!?ちょ...抱きつかないでくださ...って酒くさっ!どんだけ飲んでんスか!?」
カルヴィナ「アル=ヴァン......。ん~(キスをせがむ)」
統夜「ちょ、待っ...」
ガチャ
メルア「統夜さ~ん?」
統夜「ひぃぃぃ!」
カルヴィナ「ん~?」
メルア「!!...そ、そんな」
統夜「ち、違うんだ!これは...」
メルア「ふ...不潔です!不潔ですぅぅぅ!(半泣き」
バタン タッタッタ...
統夜「メルアぁぁ!」
カルヴィナ「アル=ヴァン......」ムギュウ
......この後、誤解を解くのに三日かかったという...
うぅ~駄文スマヌ...
統夜「ただいまーっと。...あれ?明かりがついてる。メルア?もう帰ってるのか?」
カルヴィナ「うぅ~ん」
統夜「カ、カルヴィナさん!?な、なんでこんなところにぃ!?」
カルヴィナ「あれぇ?アル=ヴァン?...アル=ヴぁ~ん」ムギュ
統夜「えっ!?ちょ...抱きつかないでくださ...って酒くさっ!どんだけ飲んでんスか!?」
カルヴィナ「アル=ヴァン......。ん~(キスをせがむ)」
統夜「ちょ、待っ...」
ガチャ
メルア「統夜さ~ん?」
統夜「ひぃぃぃ!」
カルヴィナ「ん~?」
メルア「!!...そ、そんな」
統夜「ち、違うんだ!これは...」
メルア「ふ...不潔です!不潔ですぅぅぅ!(半泣き」
バタン タッタッタ...
統夜「メルアぁぁ!」
カルヴィナ「アル=ヴァン......」ムギュウ
......この後、誤解を解くのに三日かかったという...
うぅ~駄文スマヌ...
427 :それも名無しだ :2006/08/16(水) 00:49:30 ID:W8kA8c28
>>426
いやいや、シャナスレで俺が書いてる駄文に比べれば、100%GJです。
いやいや、シャナスレで俺が書いてる駄文に比べれば、100%GJです。
豊乳チーズタルト::149
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