2012年7月23日

カティア萌えスレ 新婚4日目 その4

カティア萌えスレ 新婚4日目
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1150646890/l50

前回の記事

385 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 23:14:40 ID:RyoQtVXr
 微妙な空気が日曜日の紫雲家の食卓を包んでいる。
その空気の発生源はカティアだ。
「ねぇ、カティア。 なにかあった?」
試しに聞いてみた。
「えっ?! なにもないわよ」
慌てて否定するカティア。
統夜は比較的落ち着いていることから、前にあったような全年齢板に書けないようなことがあった訳でもなさそうだった。


 部活を終え、家に帰ってきた。
「あれ、統夜は?」
居間でテレビを見ていたテニアに尋ねる。
「ん~? 統夜なら買い物行ったよ」
今日、統夜はバイトがなかった。 こんな事は滅多にないので思い切り甘えようと思っていたのに・・・・・。
「それにしても綺麗になってるわね。 掃除したの?」
「統夜さんがやってましたよ。 偶には掃除しないと、って」
おやつのケーキをもきゅもきゅと食べながらメルアが答えた。
「そう。 シャワー浴びるわね」
そういって自分の部屋に戻ろうとする。
「――あぁ、そうそう。 私たちの部屋もやってくれたんだ、統夜」
テニアの一言に一瞬にして背筋が凍り、急いで自分の部屋に戻った。
―――――案の定、私の机の上には高々と詰まれた・・・・・その・・・エッチな本が君臨していた。




386 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 23:18:58 ID:RyoQtVXr
 「さて、俺の部屋はこんなものか」
あまりモノを置いていないからか、案外早く終わった。
今日は諸事情によりバイトが一つも入っていなかった。
だが、その代わりに他の三人は全員部活やらなんやらでいなかった。
一人でゆっくりするのもつまらない。
そこで大掃除を始める事にした。 そろそろしようと思っていたんだ。
「さて、次は・・・・テニアの部屋を掃除するか」
偶に間食を買い込んでくるテニアのことだから、結構掛かりそうだと思ったら案外片付いていた。
ゴミの分別はまだまだだけど、お菓子のゴミが床に散らばっているということはなかった。
逆に酷かったのはメルアだった。
床にゴミが散らばっているような事はなかったがそのゴミの量はかなりのものだった。
とりあえずこの二人の部屋に掃除機をかけて換気をし、布団を干して切り上げた。
「さて・・・・・残すはカティアの部屋か」
案の定、カティアの部屋も片付いていた。
ここでも掃除機と布団干しだけにしようと思ったがふとこの間のベットの下のエロ本の件が頭をよぎった。
「・・・・・・・・よ~し」
ほんのちょっとの好奇心と仕返しの気持ちでカティアの部屋のベットを探ってみた。
まさかエロ本があるわけないが、日記かなにかが見つかれば儲けものだと思ったのだ。
―――――――まさか本当にエロ本があるとは思いもしなかった。

「・・・・・・よし、ちょっと落ち着こう」
ここはカティアの部屋だ。 これは間違いない。
で、俺が手にしている本を見る。
その本は間違いなく暫く前になくなっていた俺のおかずだった。
「どういうことだ? なんでカティアの部屋にこんなものが・・・・?」
そこで彼女のベットの下を覗いてみた。
そしたら出てくる、出てくる。
クラスメイトのオノDや甲児達にもらった秘蔵の本やDVDが次々と出てきた。
全て俺の部屋にあったものだ。
そればかりか俺のものではない本まで出てきた。
恐らく彼女が自分で買ってきたのだろう。
「何、このカオス」
まさかカティアが、俺の愛するカティアがここまでフランツな娘だとは思わなかった。
無論、今でも彼女は好きだ。まぁ、801に走らなかっただけマシだというものだ。
「さて、これをどうするか・・・・・・」
そんな時、頭にふとこの間の一件がよぎった。
「・・・・・・・そうだな」
彼女にもあの気持ちを味わってもらおう。
カティアの机をにらんでほそくさと微笑む俺であった。
片手にエロ本を持ったままの俺は、傍から見たら単なる変態であっただろう。




387 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 23:21:13 ID:RyoQtVXr
「あの・・・・・統夜?」
自室で寝転がっているとカティアがひょこっと顔を覗かせた。
「ああ、カティアか。 どうした?」
どうした、じゃない。 彼女がなんで来たか、大体の予想はついていた。
カティアはふるふると震えながら、顔を俯かせながら部屋に入った。
さて、どんな風に怒り出すかと少し身構える。
「・・・・・・私のこと、軽蔑しましたよね」
―――まったくの予想外だった。
「この間、統夜の部屋で見かけて、試しに読んでみたら・・・・・・」
「のめり込んじまった、ってか?」
カティアがこくん、と頷いた。
「すいませんでした。 でも・・・・・どうか私の事を・・・・・・」

――――キライにならないでください――――

カティアの真摯な言葉に俺は何を言えばいいかわからなかった。
同時に激しい後悔の念が体中を駆け巡った。
自分のちょっとした悪戯が俺が最も愛する人を悲しませることになるとは、思ってもみなかった。
一方で雨の中で震える子犬のような彼女がとても愛しかった。
「・・・・・馬鹿。 カティアだって俺が持ってたことに対してあまり怒らなかっただろ?」
そりゃあ、あの時はかなり驚いた。
「別に文句をいうつもりはないし、キライにもならない」
「本当・・・・・ですか?」
「ああ、本当だ」
俺の言葉にカティアが泣き崩れた。


 その後、何事かと入ってきたテニアとメルアに変な勘違いを受けて膝と精神攻撃の責め苦を味わった。
そしてカティアの部屋にあった本については・・・・・。


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389 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 23:34:44 ID:VfZaZNva
「わぁ・・・」

出てきたのは羽をあしらったネックレス。
・・・見た感じ気に入ってもらえた・・・かな?

「凄い・・・本当に貰ってしまって良いんですか?」
「ああ、さっきも言ったけど受け取ってくれると嬉しいなと。」

それでは、折角なのでと断ってから早速ネックレスを身につける。

「ふふ、似合いますか?」
「うん、ピッタリだと思う。」
「ありがとう御座います・・・大切にしますね。」

うん、喜んで貰えたみたいで良かった。
・・・が、まだ一個渡すものが控えているのである。

「実はさ、これを買ったお店でこんなものをオマケして貰ったんだけど。」
「指輪・・・ですね。」
「そう。で、これも受け取って貰えないかなって。」
「え・・・」
「あ、いや、その、最近カティアと一緒に出撃する機会多いし、機体の調整にも付き合って貰ってるし。
 ・・・他の二人には内緒で、なんだけど良ければ貰ってくれないかなぁって・・・」
「・・・んー、ちょっと二人には悪いですけど、そう言うことなら。」

良かった、受け取って貰えそうだ。
この前の後頭部強打事件の事もあるし、
内心そのお詫びもかねてるだけあって受け取って貰えてこっちも嬉しい。

「・・・それで、統夜。」
「うん、何?」
「この指輪、何処に嵌めたら良いんですか?」

と、イタズラっぽく笑うカティア。
・・・くそ、その手には乗るか。

「じゃ、ここで一つ。」

負けじと笑顔で左手の薬指に嵌めてやる。
・・・あれ、予想外な事に、何か無表情でこっち見てる。

「・・・」
「え、えーと・・・」
「・・・」

き、気まずい・・・思いっきりスベったかなぁ。

「じゃ、じゃあ俺、買ってきた荷物の整理とかあるから、これで!」
「え、あ・・・はい。」

居た堪れなくなって逃げるように退室。
うぅ、次に会う時どうしよう・・・



390 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 23:36:56 ID:VfZaZNva
統夜が去ったカティアの個室。
暫く呆然と統夜が出て行ったドアを見つめていたカティアだが

「~~~ッ!!!」

突如ゆでだこもかくや、と言う勢いで顔を真っ赤に染めていた。

・・・冗談のつもりだったのだ。けれど、それなのに。
あんな笑顔で、指輪を、その手で嵌めて貰うだなんて。

「・・・明日から、どんな顔して会えば良いのかしら・・・」

頭の中に浮かぶ考えはさっぱりまとまらない。
それでも唯一はっきり覚えているさっきの手の感触、それが薄れるのが惜しくて。

左手をかき抱く用に右手で押さえ、ただほうけたように座っている事しか出来なかった。




#今回の余談

「そういえばこのアクセサリ、何てお店で買ってきたんですか?」
「あー、市場の露店なんだよね。
 確かトロンベって看板が出てたような・・・」
「へぇ・・・変わった名前ですね。何て意味なのかしら。」



「フッ・・・実にトロンベ。」



391 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 23:40:30 ID:RyoQtVXr
>>388>>390
結婚指輪のことをしらない統夜にかなり萌える。
つーかなんでアクセサリーなんてうってるんだよ、トロンベ!
あれか? 非常食なのか!?



393 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 00:20:01 ID:rfX/YpPJ
>>391
知らないんじゃなくて、統夜のカウンターだと思うんだ



395 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 16:37:37 ID:6/IIMe/0
>>393
しかしそれは諸刃の剣でもあった、と



392 :それも名無しだ :2006/07/11(火) 23:48:59 ID:Ddq/NN7I
>>387
カティアをフランツ化させるとはフランツな!
君のようなヤツはこいつを持ってけ!
つGJ

>>390
指輪のシーンにニヤニヤしちまいました。
おいしいぜ...統夜。まさにトロンベ!GJ!



396 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 16:41:05 ID:wKrfWMa9
つまりクロスカウンターか


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397 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 17:02:11 ID:56Q6aUIY
ペン先が潰れるまで、描き続けてやる!
って具合に懲りずに投下。たまには違うアングルで

http://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1152691209.jpg
画像を補完していただける方募集
あまりカティアに見えないな、これ。だが私は謝らない



401 :それも名無しだ :2006/07/13(木) 19:05:34 ID:vgAYdNw6
>>397を見たら電波が振ってきたので投下。

天高く輝く太陽、白い砂浜、透き通るような海。
俺達は今、とある南の島に居る。

「それにしてもテスタロッサさんも思い切った休暇をくれたもんだ。」
「肯定だ、大佐殿なりに気を使ってくれたのだろう。」

事の発端は数日前に遡る。
教室の掃除当番で一緒になった俺、カティア、相良、千鳥さん他には・・・要するにいつものメンツ。
夏休みも近く、休暇中の予定を話していた所海に行ければな、という話に。
それが一体全体どういうわけかミスリルのテスタロッサ大佐の所に話が通じ、
皆で招待されたと言うわけ。

「それでは俺は千鳥の護衛があるので失礼する。」
「そういえばその千鳥さんは何処に?」
「どういう訳か大佐殿と一緒に向こうの浜辺に居る。
 ・・・実は二人に"さんおいる"なるものを塗ってくれと言われているのだが、
 オイルを生身の人間に塗ってどうするのだろうか?」

運動能力の向上にでも繋がるのか・・・と呟くサージェント・朴念仁。
・・・仮に旨く切り抜けても、テスタロッサさんの副官事、マデューカスさんが黙ってなさそうな。
さっきも大佐の安全がどうだこうだと文字通り小一時間はくどくど注意出来そうな勢いだった。
一緒に居た俺だけ失礼という訳にも行かず、二人で漸く解放されたのがついさっき。

「・・・行けば判ると思うぞ、取り合えず頑張れとだけは言っておくから。」
「ふむ、応援は有難く受け取っておこう・・・それではな。
 何かあればあそこの無線を使ってくれれば良い、緊急時には直ぐミスリルの部隊が駆けつける筈だ。」

そう言って天国、もしくは地獄への道を歩いていく相良。
・・・ホント頑張れよ、色んな意味で。


ある意味で今生の別れを済ませ、カティア達の待っている砂浜に向かう。
・・・南の島でバカンス、かぁ。あの時を思い出すなぁ、もっとも最後には敵襲があって酷い目にあったけど。

そうこう考えてる間に砂浜に到着、皆は・・・あれ、カティアだけか。

「あ、統夜。」
「お待たせ・・・何でカティア一人だけ?」
「それが・・・スイカ割りをやるんだーって、あっちの浜辺に。
 テニアとメルアも一緒に行ってます。」
「待たせちゃってたのか、ごめんごめん。
 ・・・マデューカスさんの注意事項っていうか相良への小言が思った以上に長くてさ。
 お陰で俺まで着替えるのが遅くなっちゃったよ。」
「そうだったんですか・・・そういえば、その相良さんは?」
「・・・千鳥さんとテスタロッサさんにサンオイル塗ってくれって頼まれたらしく、
 向こうの浜辺に。」
「・・・無事だと良いですね。」
「全くだ・・・」



402 :それも名無しだ :2006/07/13(木) 19:07:01 ID:vgAYdNw6
と言う事で皆と合流する。
その後はクルツと兜がスイカの変わりに一撃を食らったり、
相良が行った浜辺の方からマデューカスさんの怒声が聞こえてきたり、
遠泳に挑戦したは良い物の、潮に流されかけて酷い目にあったり。
・・・色々あったが楽しく過ごす、そろそろ休憩しようかな。

「あ、統夜も休憩ですか?」
「ん、そう言うこと。」

カティアも休憩中だった模様。
さて、何か飲み物を出そうかな。

「む、コーラは無くなったのかぁ、残念。」
「あ、これが最後のだったみたいです。
 ・・・良ければ、どうぞ。」

───>>397のイメージでお願いします───

「あ、サンキュ。」

あー、旨い。水分補給は大事だよなぁ、生き返る生き返る。
・・・で、何でカティアがイタズラっぽい笑みでこっちを見ているんだろうか。

「・・・えぇと、何、カティア?」
「いーえ、何も。
 ・・・これって間接キスですよねってだけで。」
「あ」

不意打ちに言葉を失う。
・・・何の抵抗も無く普通に飲んでしまっただけに恥ずかしさが倍増なんだけど・・・

「えぇと、ごめん?」
「疑問系で謝られても。
 ・・・私は嬉しかったので、謝る必要は無いですよ?」

してやったりと言わんばかり。
・・・こっちはぐぅの音も出ません。

「ふふふ・・・それじゃ、私また泳いできますね。」
「あ、俺も行くよ・・・そうだ、あそこの岩まで競争しないか?」
「結構距離がありますね・・・良ーし、負けませんよ?」
「こっちだって。
 ・・・それじゃ、よーい、スタート!」

二人で並んで浜辺を駆ける。
果たして勝ったのはどっちだったのかは、お日様だけが知っていた。



#今回のNG
二人で並んで浜辺を掛ける。

俺 達 の 戦 い は こ れ か ら だ ! 

中の人の次回作にご期待下さい。



398 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 17:04:51 ID:wKrfWMa9
|∀゜)谷間!谷間!



399 :それも名無しだ :2006/07/12(水) 21:12:54 ID:CfvDzDUL
水着→海で泳ぐ→溺れた統夜orカティアに人工呼吸を行う溺れてない方。

つまりはこういう電波を発信せよと。



400 :それも名無しだ :2006/07/13(木) 08:10:37 ID:FROjhvlj
三人娘の胸って
カティア→D~E
テニア→B~C
メルア→F~G
くらいかな?絵によって大きさ違うからはっきりしないけど
フランツレスでスマソ



403 :それも名無しだ :2006/07/13(木) 21:02:02 ID:Oul1dShT
青春を思わせる最後にGJだ。

 だ が 、 な ん だ 、 そ の N G は  

最近NGが流行ってるのか?
時代はNGなのだろうか



405 :それも名無しだ :2006/07/14(金) 12:44:43 ID:Z1XTkdvQ
ようやくだ・・・あぁ、ようやくだとも・・・
誰も覚えてないような過去の誓約通りJクリア。
なんだあのラストの異常なまでのカティア萌え指数UPの展開は・・・!

ってことで、晴れて胸張ってSS投下できる立場になったので電波飛んできたら投下させてもらうよ(´・ω・`)



406 :それも名無しだ :2006/07/14(金) 17:31:21 ID:5jZ/n2mv
>>405
はい、アシュアリー・クロイツェル社のラボ跡から見つけてきたアンテナ。
つ干
これで電波収集に励んでくれ。


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407 :それも名無しだ :2006/07/14(金) 17:55:38 ID:M1QNFudz
>>405
覚えてるさ。SS、期待してますよ!
さて、下手なりに俺も投下っと

カティア・グリニャールの憂鬱
「奇人変人はこれ以上いりません!常識人がいたら私の所に来なさい。以上!」
私がこんな事を言いたくなるのも無理はない。
学校では某軍曹が爆破物を持ち込み、ハリセンが唸るなど日常茶飯事。
クラスメートも個性的というかなんというか...
家に帰れば帰ったで戦争である。お菓子やファーストフードの残骸がみるも無惨に散らかっている。
それだけではない。この前なんかメルアは
「ごめんねカティアちゃん、お菓子の新作が我慢できなくて」
とか言ってバイト代を使い切り、生活費を納入しなかったし、
テニアは
「おかず余ってるならいってよ~。(モグモグ
え?これ統夜の?」
って統夜の為にとっておいたバイト後のお夜食をしょっちゅう食べちゃうし...
ああ、統夜。貴方との一時だけです。私が安らぎを得られるのは

「カティア~!ラクスさんTVに出てるぞ~。一緒に見ないか?」
「え、本当ですか?久しぶりですね!」
ああ...さすがです、統夜!私が苦しい時や疲れた時、あなたはいつも手を差し伸べてくれる
いざ、安らぎの場へ!



408 :それも名無しだ :2006/07/14(金) 17:56:46 ID:M1QNFudz
TV「L・O・V・E!ラクス~!
星の~降る場所で~♪」
「ほら、ラクスさん」
「・・・
え...?えぇ!?」
ダレ、コレ?モノマネ?
TVではド派手な衣裳で妙にハイテンションなそっくりさんが歌ってる
ラクス・クライン本人?嘘!?
「イメチェンしたのかな?派手になったよな。この人見る度に印象変わるよね」
統夜...違うでしょ?明らかに違うでしょ?この人
「あの、本気で...いってます?」
「何が?」
(~~~......
ごめんなさい。妙な所で鈍いのが貴方の欠点でしたね。
...所でどこか嬉しそうなのは気の性ですか?)
「確かに変わりましたよね~。胸とか」
なんて試しに釣ってみたり。こんなのに乗るとは思わないけど一応ね。一応。
「そうなんだよ。衣裳は凄いし胸が...ってゴメン、待っ...アーーッ!」
.........
フッ所詮統夜も男ということですか。
私が、...私というものがありながら!
「統夜のバカ!私だっておっきいですよ!揺れますよ!
スーツなんて恥ずかしくて仕方ない格好なんですよー!!」
「待て、これは弾みだ!男の性だ!なら仕方ないじゃないか!
って冗談です!ごめんなさい!俺はいつでもカティアを愛してアーーッ!」

私の安らぎは何処にあるのでしょうか?
私達の...世界は...



410 :それも名無しだ :2006/07/14(金) 18:19:29 ID:9zC3kEGH
GJだ。
つまりは統夜はいつもお仕置きとしてケツを責められているわけか...



411 :それも名無しだ :2006/07/14(金) 20:21:41 ID:uwBcgtVg
馴染みのある台詞を少し変えただけで意味が百八十度変わってしまった冒頭の台詞にGJ
苦労人なカティアの描き方、実にGJ
@Jクリアおめでとう、君もこれから立派な職人になってくれ!


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413 :それも名無しだ :2006/07/14(金) 22:57:36 ID:HBVUaweU
>>412
統夜が布団で寝てるところにカティアが乱入、そして・・・っていう電波を受信。

>>412のお陰で久々にフランツな電波が来ましたよwwww



414 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 14:05:19 ID:UDdNeQWm
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +




472 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 14:34:55 ID:X9LVWE9V
電波元>>412


「先に休んでるよ。おやすみ、カティア。」
「はい、おやすみなさい。」

カティアにおやすみを告げて自室へ引っ込み、
ばたりとベットに倒れこむ・・・程なくして眠りに落ちた。


ふと夜中に目が覚める。
時間は・・・夜の1時を過ぎたあたりか、もう一眠りしようとしたその時だった。

ぐらぐらと地面が揺れる、っと地震か・・・震度4くらいかなぁ。
宇宙、特にコロニー育ちという訳でもないのでいい加減慣れっこだ。
特に余震が凄いとかでも無さそうだし、もう一眠りしよう。
そうして直ぐまた眠りに落ちる、だから、ドアを開けて誰かが入ってきたのには全然気が付かなかった。


──そして、翌朝──


目が覚める、時計に目をやると朝6時。
今日は土曜だしもう少し眠るか・・・と、タオルケットを掛けなおそうとした所で
居る筈の無い人間が居る事に気付いた。

「・・・カ、ティア・・・」

何で彼女が人のベットで寝てるんでしょうか?
しかも逃すまいと言わんばかりにこちらを抱きしめて。
起こせるものなら起こしたいのだけど、幸せそうな寝顔を見てるととても出来ない。

それよりも・・・意識しちゃいけない筈なのに、
寝間着越しに伝わってくる肌の柔らかさとか、何だかふわりと香る良い匂いとか。
健全なオトコノコとしては多少どころか相当マズイ事になりそうな物が色々とありすぎる。
ど、どうしたら・・・

「う、ん・・・」

と、精神的に追い詰められていた所、どうやらお姫様はお目覚めのご様子。
・・・た、助かった?

「お、おはよう、カティア・・・」
「・・・統夜・・・」

んー、と言いながら目をごしごしやるお姫様。
暫くぼけーっとしていたかと思うと突如がばっとベットから飛び起きた。

「おっ、お、おはようございますっ!」
「ああ、うん、その、おはよう。
 ・・・それでカティア、一つ聞きたいんだけど─」
「わ、わわわ私朝ごはんの用意しないと!
 着替えてきますね!失礼しまっ!?」

あわてて部屋を飛び出そうとするもドアに激突、パジャマ姿でおでこを抑えて蹲るカティア。
何とも可愛らしい・・・が、逃げ損ねたみたいだねぇ、どうも。



473 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 14:35:59 ID:X9LVWE9V
「・・・大丈夫か?」
「は、はい、大丈夫なんで私は・・・」

どうにか逃げ出そうとするのだけどそうは問屋が卸さない。
俺はドアの前に立ち塞がって

「で、逃げる前に何で人のべットで寝てたか教えてくれる?」

にーっこりと笑ってそう聞いてやったのだった。



統夜より先に目覚める、失敗。
部屋から逃亡してはぐらかす、失敗。
そして何より退路をふさがれ、目の前ににはいぢめっこの笑顔。
・・・つまり私の敗北はここで確定したのでした。

「そ、その・・・昨日、地震がありましたよね。」

観念して話し出す、こうなったらもうヤケ。

「あったね。」
「・・・私、その、地震って初めてで。
 地面がこう、がしがし揺れるのがどうにも、その、えぇと・・・」
「怖かった?」
「・・・はい・・・」
「・・・それで怖くなって、俺のベットに潜り込んできた、と?」
「・・・・・・はい・・・・・・」

穴があったら入りたいとは正にこの事である。
自分でぶっちゃける前に察されて指摘されるなんて恥ずかしさが倍増。
何てからかわれる事やら、等と思っていると統夜は何だかクスクス、と言った感じで微笑んで

「・・・なんですか、もぅ。からかうなら好きにしてください。」
「いや、からかうだなんてとんでもない。
 ・・・ただなんか、可愛いなってだけで。」

しれっと一言で、こっちの顔を赤一色で染め上げてくれたのでした──


____

ここまで投下分、お付き合いいただきサンクス。



476 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 20:37:09 ID:ZrBeNtyv
>>473
とりあえず他の二人はいったいどうなったのかと、言いたいところだがとりあえずいう事は一つ。
GJだ。



474 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 15:28:46 ID:cjVE/wcA
>>473
GJ。カティアカワイスwww



477 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 20:49:54 ID:7ORvwr5g
>>473
GJ!そうか、姫はがしがし揺れるのがお嫌いかw

>>476
まぁ、夜中だしな。
メルア→起きはするものの「夢ですか。夢ですね」とか勝手に納得してそのまま再び就寝。
テニア→起きない。気付いてない。



475 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 19:26:18 ID:Ky9GT04C
GJ!
カティアかわいいよカティア!!


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415 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 19:42:46 ID:4l4mcD7I
バイト中に気付いたけど、もうすぐ鰻の日です。
鰻を食べると元気になりますよね!盛んになりますよね!
って事は......

なフランツ電波を受信した。テスト&レポート期間だからSSにできないけど
...どなたか、気が向いたら書いてくれると嬉しいです



416 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 22:25:53 ID:CjifKJYY
ところどころでエロ本ネタが投下されてるんだが、我らがカティア嬢の場合

①見つける
②統夜に破棄及び二度と手を出さない誓約を取り付け
③その代わりこれからは私を使って下さい。

何て破廉恥な電波を送ってきたのは何処のフランツだ。



418 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 22:40:52 ID:9RD+VuV3
で、>>416の後え、そのあのとうろたえる統夜に
『信用してないんですね!私だって今は自信ないけど時間さえくれれば統夜を満足させられるようになります!
 だから今すぐどのページを使ったのが教えてください。その状況に見合った特訓しますから』とか
どれほど自分のその発言がフランツかという自覚のない発言しちゃったりするとワッフルワッフル



430 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 14:15:41 ID:jQ9VUERq
追記

電波元の>>416及びナイスな台詞を考案してくれた>>418に感謝を。



433 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 19:22:10 ID:ya739Tdh
>>426
上手い!GJ。
次スレのテンプレに使えそうな内容にワロタww

>>430
貴公のせいで私のフランツフルトが
ジャンボフランツ化して、更にFモードになってしまったではないか!

フランツなカティア...いい。(*´д`*)<GJ!



434 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 19:58:24 ID:kOxRH5X9
>>430
激しくGJ!ただ、
>頻度は少ないとは言え、肌を重ねる事のある
しれっと何言ってるんですか!?



435 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 20:24:50 ID:SVE2qKFs
>>430
口論終了後・・・。
カティア「いつでも良いですけど・・・もし危険な日だったら・・・ちゃんと、責任取ってくださいね・・・。」って言ってるカティアが思い浮かんだ。

うん、この電波は洒落にならない。でも謝らない。



436 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 22:39:29 ID:0xVb9OjD
よし、>>426は次スレのテンプレに決定だ。

>>430
そしてできちゃった婚へ



417 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 22:39:43 ID:1HVOEzj6
どんなに統夜の趣味がマニアックでも自分以外の人でされるのが嫌なんだろうな



419 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 23:10:41 ID:XkzQMgfZ
ここで初代フランツの私が通りますよ
今こそフランツに統夜の性癖についてのフランツな質問をするフランツなカティアを
さぁ、欲望のままに書き綴るがいい!!



420 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 23:20:59 ID:4l4mcD7I
だが断る!
しかしどうしてもというのなら、
他の誰かに書いて貰ってやらん事もない!



421 :それも名無しだ :2006/07/15(土) 23:24:10 ID:KfXC2ytz
おまいら、他力本願もいいところだなww



422 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 00:07:46 ID:rlGVJT88
>>421
君もその一人だろ。




423 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 00:38:35 ID:ya739Tdh
た、他力本願なんかじゃないぞっ
俺は職人様方に対して感謝と敬意を込めて、心から
最近減少気味のGJを送ってるんだぞ~!

つまり、俺は職人様方の気力上昇に貢献してるんだ!多分!


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/






424 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 10:16:01 ID:CvWETp5d
勢いで書いた。今は反省している。
冗談がわからない人はスルー推奨

 
地球圏の危機を救いカティアテニアメルアと共に生活するようになった紫雲統夜。
しかし紫雲家の家計の悪化と、四人が抱えるいくつもの問題はいまだ解決されてはいなかった。
電波操作によって生み出される"捏造キャラ"たちの出現。頻発する一発ネタの影響によってカティアスレにその姿を表した"鼻血カティア"と名づけられた腐女子設定のカティアの発見。そして木原マサキ。
スレ住人は新たな萌が来ることを期待したが、極端すぎるネタはそれに適応する者と拒絶する者を生み出すことになった。
そのネタゆえに批判されはじめた鼻血肯定派は"萌えられれば良いじゃないか"と押し切る。
しかし鼻血肯定派が暴走することを良しとしない"鼻血否定派"たちは、"腐女子設定"を拒みつづけ、その対立は深刻さを増しつつあった。また"カティアスレ"にはいつしか自らを"フランツ"と呼ぶ人々が入り込み、その活動は独自路線を進むようになっていた。
カティアスレ3スレ目突如SS職人が投下した普通カティアSS群がカティアスレに侵攻。
カティアスレにおける大規模SS祭りに敗退した鼻血肯定派は、その設定を残したまま、他スレへの撤退を決定する。




425 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 10:18:19 ID:CvWETp5d
>>424の続き

"フランツ"と呼ばれることになった住人は、時代のニーズと推測された無数の"萌え電波"をカティアスレへと送り込み、カティアスレはSS職人から次々と出現する萌えSSへの恒常的なGJ状態へと突入した。
スレ内でのGJも頻発し、このSS祭りに乗じるかのように己の萌を達成するべく活動を開始する者もあらわれた。
そんな中、SSを要求するだけの住人の行動を他力本願であるとして言うだけでなく書くべきとの声が高まっていた。
カティアスレ4スレ目
いまだ終わりの見えないGJ連発、
腐女子肯定派と否定派の高まる緊張の中、一人の名無しが独自に製造していた新作SS"フランツなカティア"の完成から、物語は始まる・・・



438 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 22:54:18 ID:0xVb9OjD
テンプレは>>424>>425な

まぁ、どちらもGJには違いない



427 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 13:57:40 ID:jQ9VUERq
>"フランツなカティア"が完成

ここだけ当てはまった、破廉恥分大目な投下も次元連結装置を持ってすれば造作も無い事。


ショックだった。

頻度は少ないとは言え、肌を重ねる事のある唯一の人。
その相手の部屋から、そう言う本が、
しかもはっきりくっきり見えちゃうような、そう言う本が出てきた事が。

そう、私、カティア・グリニャールには非常にショックだったのだ。


「・・・統夜ってこういう体型の方が好みなのかしら・・・」

文字通り小一時間程悩んだのだけど中身をチェックする。
最初はいわゆるサイズの大きさに打ちひしがれた気分になった・・・けど冷静になって戦力を分析した結果、
私だってサイズ以外では負けてない、形でははっきり言って勝利宣言が可能。
仮にそれだけで足りないと言うならばあらゆる手を使ってみせよう。
この戦い、負けられません。いや、負けるわけには行かないのだ。

「ふ、ふふふ・・・統夜、覚悟してくださいね・・・」

もしかしたら彼に飽きられたのでは、等という不安から始まった筈のこのチェック。
何時しか暑さとパニックで良い感じに暴走しだした脳を一切自覚しないまま、
彼女は彼の帰宅を今か今かと待つのであった。



「ただいまー。」
「・・・おかえりなさい、統夜。」

バイトから帰った俺を出迎えてくれたのはすっごい笑顔のカティアでした。
どのくらい凄いかって言えばゴゴゴゴゴなんて効果音が付きそうなくらい。

「え、えぇと、カティア・・・?」
「はい?なんですか?」
「あの、俺、何かやった?」
「いーえ、統夜は別になにも。
 ・・・それより汗かいてますね、一度着替えてきたらどうです?」
「え、でもどうせ夕飯の後風呂入るし・・・」
「じゃ、私着替えの用意してきますから部屋で待ってて下さい。」
「あの~・・・」

どうやら決定事項のようです、何処からか「もはや問答無用ッ!」と叫ぶ男の人の声が聞こえた気がした。


所変わってここは自室。
目の前に移る光景は普段となんら変わりありません、ある一点を除いては。

机の上に積み上げられた、その、俺の秘蔵の品というか、なんというか。
正直に言っておくと、カティアと暮らし始めてから処分しようと思ってたのだけど、
二人暮しとなると中々そう言う行動も取れないわけで・・・未だにクローゼットの奥底に眠っていた筈だった。
・・・筈だったんだけどなぁ。

ガチャ

ドアが開いて入ってきたのは他の誰でもないカティア。
・・・正直非常にまずいというかやばい状況だよな、これ。



788 :それも名無しだ :2006/08/05(土) 18:38:42 ID:1eLv6001
>>427のSSの別Verとして、


エロ本見つける

内容について問い詰めるも全く怒ってない

じゃあ何でそんな聞いたのさ?

私はそう言う方面に疎いので貴方色に染まりたかった

Limit Over ─そして夜統べモード発動した─


等という破廉恥電波を受信するのもLv6001な俺には造作も無い事。



797 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 11:58:53 ID:FAFYP4iA
「・・・その、非常に返事をしづらいんだけど。
 そう言う方面で、カティアに魅力が無いかって言われたら断じて否だからさ。」

それを聞くとえへへ、と笑うカティア。

「・・・それで、ですね。」
 
ぎゅっと、こちらを抱きしめる手に力が入る。

「・・・統夜がお望みなら、私・・・」
「え」
「・・・いいんですよ?」
「待って、そんな勢いに任せて・・・」
「勢いに、じゃいけない事ですか?私は、何時だって良いです・・・」

それに、と一拍置いて

「私、そう言う方面には疎いので・・・
 早めに、統夜の色に、染めて欲しいな、なんて。」





───LIMIT OVER───





「ねぇ、あの二人何があったの?」

ここは週明けの学校、時間はお昼時。
多くの生徒に愛されるその時間は、

「はい、統夜、あーん。」
「ん・・・」

しかし一組のバカップルによって桃色異空間と化していたのだ・・・!

「先週まではカティアちゃんあんなに奥手だったのに。」
「土日に一体何が・・・」

・・・カティア・グリニャールの精神コマンド。
『友情』が『愛』に変わっていたかどうかは、当の二人だけが知っているとか、いないとか。

___


あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『>>788のフランツLvを目視した途端、勝手にVerAnotherを書いていた』

(中略)もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ...



795 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 11:56:06 ID:FAFYP4iA
真昼間からフランツなカティアVerAnotherを投下するのも私だ。

・・・バイトを終えて、帰宅。
バイト先の都合で早めに切りあがったので、久々にカティアと食事が取れそうだ。
週末だしゆっくりしたいなぁ。

「ただいまー。」
「・・・あ、統夜・・・おかえりなさい。」

出迎えてくれたのは何だかずーん、と沈んだ雰囲気のカティアだった。

「・・・何か、あったのか?」
「いえ・・・それよりもご飯にしましょう、もう直ぐ出来上がりますから。」

何だか有無を言わさず夕飯に。
食事中も何だか空気が重く、旨い筈のカレーが何処か味気なかった。
___

「何かあったのかな・・・」

後片付けその他を終えて、風呂にも入り、自室で考えに耽る。
と、そこへ

「統夜、ちょっと良いですか?」
「ん?・・・あぁ、構わないけど。」

部屋に入ってきてちょこん、と俺の前に座るカティア。

「えぇとですね、お話と言うのは───コレです。」

無造作にベットの下から取り出されたのは、いわゆる18歳未満お断りなアレやコレ。
サーッと顔面から血の気が引いていくのが判る。

「あの、えぇと、別に内容に好みが反映されてたりとかそう言うわけじゃ
「じゃあ、何でコレがベットの下に隠されてたんです?」

Round1 KO負け

「兎も角、多少返答を貰いたい事がありますので。」
「・・・はい。」

思わず正座、うう、何を言われるのか・・・
と覚悟を決めかねていると

「じゃ、このリストに取り合えず答えてくれれば良いです。」
「・・・へ?」

取り合えず促されるままに見てみると

Q1 髪の色は何色が好みか?
・・・えぇと、黒。

Q2 女性の胸やお尻などは大きいほど好ましいか。
・・・適度な大きさが好ましいです。

Q3 口でされたりしてみたいか?
・・・えぇと、カティアになら

って、うぉぉおい!?



796 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 11:56:44 ID:FAFYP4iA
「何なのさ、このリスト!?」
「統夜の女性の好みチェックリストです。」
「そうじゃなくて!何、この口でされてみたいとか!」
「あの本にはそう言う写真が多かったので、参考までにと。」
「っていうかあれはホントに処分して良いから、許して下さいマジで。」
「別に怒ってなんていませんってば・・・
 それより、やっぱりメルアみたいな金髪とかテニアみたいな赤毛の方が好みだったりします?」

改めてリストを眺めて聞き返してくるカティア。

「怒ってないって・・・で、その俺が金髪ないし赤毛が好きだったらどうするの?」
「染めます。」
「・・・はい?」
「ですから、金髪が好みなら金髪に、赤毛が好みなら赤毛に染めようかなって・・・」
「却下」

思わず即答。

「え?」
「駄目、カティアは黒髪のままで居て欲しい、黒髪が俺の好みだし。
 ・・・その、金髪や赤毛が嫌いって訳じゃないけどさ。」
「・・・じゃあ、女の人の体型とかは?」
「均整取れてる方が良い、その、カティアみたいに。」
「・・・本当、ですか?」
「・・・嘘言ってどうするのさ。」

勢いでこちらの好みをぶちまけてしまったが気恥ずかしさで沈黙してしまう。
・・・余計な自爆したかもしれない。

「念の為、ですけど。
 私、統夜の中では結構良い線言ってると思って構わないんですね?」
「・・・いやその、良い線って言うか・・・」
「じゃあ、何なんですか?」

上目遣いでこちらを見つめてくる。
が・・・この目は判ってて言ってる目だ!

「・・・判ってて言ってるだろ。」
「いーえ、判りません。」
「いや判ってるだろ!寧ろそっちの予想通りだからさ!」
「判りません、予想ももしやということがあります。」
「・・・あぁもう、言えって言うなら言ってやるさ!
 カティアは女性としても俺の好みど真ん中直撃ストライクです!以上!」

言うだけ言って脇のベットに突っ伏す。
ああもう恥ずかしい・・・と、唐突に背中に柔らかい感覚が。

「ちょ・・・カティア!?」
「良かった・・・私、不安だったんです。」

それは後ろから抱き付いてきたカティアだった。

「掃除、してる時にあの本を見つけて。
 ・・・最初はちょっとムっとしましたけど、統夜も男の人ですし。
 それは別に良かったんです・・・けど、中身、ちょっと気になって見てみたら、
 私よりスタイル良い女の人とか、金髪美人、って言うんですか?
 ・・・色んなタイプの女の人が写ってて。
 私、統夜の、その、そっちの方向で好みだったのか心配になっちゃって。
 とにかく、杞憂だったみたいでほっとしました・・・」




798 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 12:41:42 ID:lJqaeya+
模試の休憩時間になんてものを投下するんだ、実にGJ!!



799 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 13:01:52 ID:nxYZRX4a
実にGJ!!
この暑さ+SSによって俺の脳というか身体が溶けそうだ



801 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 20:05:19 ID:knokisx+
なんてこった・・・・・ここのフランツ達のLvは高すぎだ!!
いちいち撃墜されてばかりで俺のフランツLvは一行に上がらねぇorz



802 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 20:14:01 ID:jGnVEkt4
フランツLv低い俺は最早瞬殺だ。
ちくしょー、GJだorz



800 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 16:23:16 ID:XQM50wHz
>>797
GJ!カティアのセリフがヤバいwwwフランツ過ぎるぜ!!

ときに、カティアの『友情』についてですが
俺は、カティアって内心、物凄く友達思いなんだろうな、と考えております。



804 :それも名無しだ :2006/08/06(日) 21:51:53 ID:FAFYP4iA
>>800
個人的に『友情』の為に己の心を『鉄壁』で覆って『祝福』するのがカティアのイメージ。




が、『覚醒』して『愛』の『突撃』を繰り出す統夜に『鉄壁』を崩されてくっつくんだよ多分。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/






428 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 13:58:15 ID:jQ9VUERq
「もうご覧になったと思いますが・・・
 それ、処分してください。」
「えぇと・・・」
「処分した上で二度とこういう本に手を出さない、と約束して下さい。
 ・・・この件関してはそれ以外に私から言う事はありませんから。」

正に問答無用、ちなみに俺は正座でカティアは仁王立ち状態。
現在の力関係を実にわかり易く反映した位置関係。
まぁ、実際捨てようとは思っていた訳だし、素直に約束しておこう。

「判った・・・こういうものは処分する、二度と買ったりしないから。」
「・・・本当ですね?」
「ああ、約束するよ。」

・・・一見俺がかなり冷静に振舞ってるように見えるかもしれないが、
机の上に置いてあるアレらを見た瞬間顔面は真っ青、今は羞恥心やら情けなさやらで顔は真っ赤で、
心の中はもう何が何だか判らない状態だったりする。

「・・・よろしい。」

そんな内心の動揺はさておき、カティアは一応納得してくれた様子。
・・・うぅ、暫くやりづらくなりそうだ。

「それで、ですね。」
「・・・なんでしょう。」
「統夜も年頃の男性ですから、そう言うのと一切無縁って言うのはつらいと思うので。」

・・・いや、そりゃそうだけどさ。
まさかハイとでも返事しろってか!?等と思ったその時、

「これ以降、その、そう言う気分になった場合は・・・
 わ、私でして下さい!!」

部屋の空気が色んな意味で凍りついた。


「「・・・・・・・」」

イマ、カティアハナンテイッタ?

これ以降→これから先
そう言う気分になったら→エロスな気分になったら
私でして下さい→カティアで、解消しろと。

へー、つまりそう言う事か・・・




429 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 13:59:35 ID:jQ9VUERq
「ちょっと待て待て待て待て待て!?」

がばっと立ち上がりテンパる俺、反面カティアは何を勘違いしたのか

「なっ・・・私じゃ不満とでも言うんですか!」
「ち、違うってば、そうじゃなくて!」
「じゃあ何なんです!信用してないんですね・・・良いでしょう。
 私だって今は自信ないですけど、時間さえくれれば統夜を満足させられるようになります!
 なんなら今すぐどのページを使ったのが教えてください。その状況に見合った特訓しますから!」

等とトンデモナイ事を言い出した。
まただ、また変なスイッチが入っちゃってる!
っていうか自分がどれだけ凄い事言ったか判ってるのか!?

「さぁ、白状してください、どんなのが、どんなのが良かったんですか!?
 やっぱりアレですか、胸がでかい方が良いんですか!私だってそこそこあるし形じゃ上ですよ!?」
「胸は俺はカティアのが一番・・・じゃなくって!
 良いから落ち着いて俺の話を聞いてくれぇ!」


喧々囂々、やかましく言い合う二人を他所に日は暮れる。
・・・その後、結局どうなったのか?
実に簡単である、バカップルの絆が結果より一層深まっただけ。
最も、事態が沈静化するのに一晩要した事はここだけの話。


_____


以上、さぁこれから私は逃亡劇に入る。
今回の追っ手から逃げ切ったら、次のSSの執筆に着手するんだ・・・じゃあな!



432 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 15:17:56 ID:++mjbPrf
>>429
とりあえず墓石には「GJ!」と刻んでおくよ、さらばだ



431 :それも名無しだ :2006/07/16(日) 14:40:52 ID:TssTC/a5
脳汁でた



442 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 13:14:47 ID:O/C6CMn5
フっ、ここは全年齢板だということ忘れないでいて貰おうか!
エロスは程ほどに、だ




443 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 21:27:15 ID:CX+Yr3Y5
「そう言えば今日の夕飯どうしよう?」
「昨日の残り物にちょっと手を入れれば何とかなると思いますよ。
 けど他の材料が心もとないのでやっぱり何か買い物していった方が良いかしら。」
「そっか、じゃあ帰りに買い物して帰ろうか。」
「はい、けどバイトは今日は無いんでしたっけ?」
「うん、たまの休みくらいは一緒に帰りたいしさ。」
「統夜・・・」


「・・・バカップルっぽいよね。」
「バカップルだな。」
「新婚さんみたいな感じでもあるよね。」
「新婚さんだな。」
「羨ましいよね。」
「妬ましいな。」



多分彼らと級友の日常ってこんな感じと唐突に思った。
カティアは良い意味で家庭の味をマスターしてそう、余り物残り物の利用とか超上手いの。
肉じゃがとか作ると至高の一品が出来上がるんじゃよ、多分。



444 :それも名無しだ :2006/07/17(月) 21:37:59 ID:oU6w0nNe
>>443
なんかいいな
名状しがたいむず痒さがある(´Д`)



445 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 02:16:47 ID:LaRo0WxE
ウラヤマシスネタマシス
ワッフルワッフル


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446 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 02:35:41 ID:otmhrtjL
「オルゴンソード!」
「は~い、全然ダメで~す」
「え?...自信あったんだけどな」
「ダメダメです。もう一回」
「む~。オルゴンソード!」

「何やってんだ?カティアとメルア」
統夜の疑問は至極当然のモノだった。メルアの合図でカティアがなんか叫んでる。しかも真っ昼間に。端からみると妙な光景だ
「ああ、アレね。ちょっとした特訓なんだって」
暫く二人を見守っていると、テニアが語りかけてきた
「特訓?カティアが?」
「うん。どうしてもメルアに教えて欲しい事があったみたいでね」
「???」
なんだろう。サポートに関してカティアには何ら不満はない。むしろ助かるくらいだ。
それに一緒に乗る回数はカティアの方がずっと多く、Fモードの発動もカティアのみ可能
慣れでいえばメルアより上である。なのに何を教えて貰ってるのだろう?
「あはは、何って顔してるね?
ま、統夜は鈍いからわかんないか」
相変わらずテニアは茶化すのが好きだ。俺の反応を見て予想通りって顔しながら楽しんでる
勿体ぶらず知ってるなら教えてくれって
「何だよソレ」
「ん~じゃヒント。女の子はいつでもキレイでありたいものなんだよね。
それが好きな人の前なら尚更」
「は?」
余計わからないんだけど...



447 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 02:36:43 ID:otmhrtjL
事の発端は数日前
最近気付いたけど...私、戦闘中たまに凄い顔してる?
これはまずい。一緒に乗ってる統夜はどう思ってるんだろう。退いたりしてないだろうか
なんて気にしだしたら益々不安になってきた。
そして気付けば私は既に或人物の部屋に

「メルア!お願いがあるの!」
「はい?」

このように物事を悪い方へ悪い方へと考えるのは彼女の悪い癖である。
そして今回のアレは、その結果が招いた事態であった

~~~~~
その後、事情を聞いたメルアは
「任せて下さい!」
と、目をキラキラさせて喜んだ
(何でそんなに嬉しそうなんだろう?)
カティアはメルアの予想外の反応に驚いたが、快諾に感謝。
かくしてカティアの特訓は始まったのである



448 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 02:37:42 ID:otmhrtjL
「表情が固いです!もっと柔かく!」
「う、うん。...こう?」
「ち~が~い~ま~す~!」
「え~?う~ん...
目標...、射程圏内で捕捉!」「ぶーぶー」
「このままいくわ!(ry「だめ」
「ええ、任せ(ry「ぼつ」


「はぁ...ちょっと待って。一旦休憩」
「ダメです!やる気あるんですかぁ~」
(...うぅ。まさかメルアにその台詞を言われるなんて
何で私より気合はいってるの?)

メルアは嬉しかった。普段甘えてばかりで、
昔から迷惑をかける事が多かった自分は、何かカティアに恩返しがしたかった。
だが何かしようにも、一体自分に何が出来るんだろう。
そう考えると自分に苛立ちを感じる事さえあった。
そんな中、カティアが自分を頼ってくれたのがとても嬉しかった。自分も役に立てると知って。
張り切り過ぎて空回りする時もあるのはまた別問題だが...
「カティアちゃん、リラックスです!」
「戦闘中に笑顔なんて無理よ!」
「誰も笑えとは言ってませんよ!
必要以上に力むなっていってるんです!
事は【えれがんと】に運ばなければならないんですよ」
「何処のトレーズ様よ」
「口応えは出来てからです!
大丈夫、普段の優雅さを思い出して!」

こうしてメルアのスパルタ特訓は晩くまで続いた



449 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 02:39:00 ID:otmhrtjL
「今日はここまでにしましょう」
「はぁ、はぁ、ありがと...メルア」
ずっと叫んで(+跳ねて?)いたので疲れた。喉も限界だ。だがそれなりの手応えも感じた...気がする
「大分よくなったと思いますよ」
「ホント?」
「はい。最初はも~力んじゃって、あのままじゃソータイさんみたいになっちゃう所でしたけど」
絶望せよー→http://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1153157604.jpg
「なっ!?」
「冗談です。カティアちゃんはかわいいんですから自然としてればいいんですよ」
「え!?...あ、ありがと。
自然か...」
「あとは努力次第ですね」
二人はそんな話をしながら、満足げな表情で戻って来た

「あれ?統夜」
「本当だ、統夜さ~ん!」
「お前達、何してたんだ?」
「み、見てたんですか!?」
「ちょっとだけ」
「!!!」
かぁ~っと赤くなるカティア
対してメルアはというと
「へへん、秘密です!」
なんて誇らしげだったり。さらに続けてこんな事も言い出す
「統夜さん、カティアちゃんは今日という日を経て確実にぱわーあっぷしました」
「へぇ。で、何したんだ」
「だから秘密です。次の出撃を楽しみにしてて下さい」
「ちょ...メルア?」
(次の出撃、譲ります。ケーキと交換ですよ)



450 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 02:40:22 ID:otmhrtjL


後日
「カティアちゃ~ん!お願いがあります!」
「どうしたの?」

~~~~~~~~~~
カシャッ
「どうです?」
「...駄目ね」


「今度は何してんだ?あの二人」
「女の子はいつでも...」
「説明は具体的に頼む」
「せっかちだな。アイコンの顔グラがピンボケだから、
写りのいいカティアに相談したんだって」
「で、写真撮りまくってる訳か」
「でも不思議とピントが外れるんだ。
アタシも撮ってみたけどボケたんだよね」


「ど~ですか?キレイに撮れましたか?」
「...おかしいわ。どうして何度やってもピンボケなのかしら」
「うええぇぇぇん!」



451 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 11:02:24 ID:0tE7AYTj
今日も1日、朗らかに過ごした紫雲家の皆々様。
「う~ん...統夜、まだですよ。まだ30分しか経ってませんよ」
そう、座っている統夜の膝元にはカティアが寝転がっていた。
「あ、あのなぁ...俺はもういいとは思うけど...」
「駄目です」
「あと30分、頑張ってくださいね」
そう、カティアのマイブームは夕食後のひと時、統夜に甘える事がブームらしい。
普段はツンツンとした彼女も家に入れば、完璧仮面が剥がれて、こんなデレデレになってしまっていた。
この地獄が終わってもお風呂も一緒に入らないといけないし、一緒のベッドで寝る。
思春期の統夜には危険極まりない罰みたいなものである。
そして。
「...ズルイぞ、二人とも」
「ホントですね」
テニアとメルアは完全に蚊帳の外。
恨めしそうに二人のデレラブっぷりを見つめているのであった。

イマイチ過ぎたわー!ゴメンナサイo...rz



452 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 16:02:36 ID:zk01MA6A
>>449
次回作出るまで報われ無さそうな努力ですな。
カティアも良いんだが総代とメルアのデフォルメも良い感じだ。

>>451
デレカティア恐ろしい子・・・!


何やら関連スレで議論が巻き起こってるみたいだけど、
その内落ち着いて住み分け出来る様になりゃ良いねぇ。
他スレでは例のイメージが良くも悪くも定着しちゃってるみたいだし。

で、それとは無関係に本日のお二人の日常っぽいのを受信。


「はい、あーんしてください。」
「あーん・・・」
「ふふふ、美味しく出来てました?」
「ああ・・・ちょっと恥ずかしいけど。
 ・・・はい、お返しで、あーん。」


「バカップルで新婚さんで羨ましいな。」
「バカップルで新婚さんで妬ましいな。」
「妬ましくて妬ましくて妬ましいな。」

「教室で堂々とあーんだなんて、カティアちゃんってやり手だったのね・・・!」
「紫雲君ももはや慣れてるんじゃないのアレ。」
「それより男子連中が血涙流して黒いオーラ発してるの何とかならない?」
「ならない、私だってちょっと妬ましいわ。」


最初は初々しいんだけど、段々周囲を気にせずラブラブなんだよ。
で、もう1ランクあがると逆に今度は人目の居ない所で更にお熱い事に。



453 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 18:03:22 ID:nqxqiKU+
>>452
>で、もう1ランクあがると逆に今度は人目の居ない所で更にお熱い事に。

俺の中の何かがマキシマムモードに移行した。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/






454 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 19:27:29 ID:wVde9Ur0
俺のイメージではカティアが長女でテニアが次女、メルアが三女なんだよな。

ところで統夜は三人誰かと結婚するだろうが戸籍とかはどうするのだろうか。
当時のフューリーが三人を家に帰すつもりがないことは明白だろうし。
まぁ、いざとなったらオーブか月に行けばチリソースの王女と幼馴染の王女が助けてくれるか。



485 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 09:38:01 ID:OmDaSd4i
>>454
少々亀レスだが全員ミスリルに就職して戸籍その他は偽造とか。



ここまで書いて気がついた。高校卒業前にミスリル壊滅しちゃうじゃん。



486 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 11:22:36 ID:9uwDJf/A
>>485
いや、流石にあの素敵お兄さん達にかかってもザ・ワールド使われたらお終いでしょうね。
それに宗介がミスリルだと名乗れなくても甲児やら統夜やら、下手したらテッカマンもいる訳だから問題ないかと。



492 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 21:52:26 ID:5XNtLp//
>>485
いや、Jの世界では壊滅しなかったぞ。過去形で。

根拠。
宗介が来るのは二年の頭。
ボーイ・ミーツ・ガールイベント後、どれだけの日数で終戦を迎えるかは判らないが
エンディング+一年後の式典イベントでフルメンバーがそろっているところから見ても
壊滅しなかったか、そもそもレナードお兄ちゃんの襲撃が在ったのかすら怪しい。
ナデシコの方も演算装置は終戦後ネルガル辺りが接収してるだろうから劇場版にはならんしな。



495 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 22:08:00 ID:9uwDJf/A
高校の遠足で行ったからとかみたいな理由で書いて見た。
地元が割れるなーみたいな事は書き終わってから考えた。
後悔はしてない。


>>492
つーことはTSRやら運命みたいな続編はJ2の臭いを漂わせていただけかっ!




499 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 23:54:33 ID:ENdfb6cz
>>495
GJ。しかしアレだな。
最近、カティアがよく泣かされてるけどカティアいぢめが流行ってるのかな?



500 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 02:21:44 ID:jmYfvu2u
>>499
違うな。今回は特例だが、凛としたカティアが脅えて統夜にすがるのが、みんな見たいんだ。



514 :それも名無しだ :2006/07/22(土) 07:57:50 ID:+FhTTkup
すまない、>>492を書いたものだが
俺はとんでもない勘違いをしていたらしい。
まず第一に確認すべきことはストーリー開始時点で神楽坂先生のいる学校に
統夜たちが通っていたと言うことだ。
神楽坂先生がいたのは陣代高校だから当時高校生だったのは間違いない。

次に確認すべきは血のバレンタインの存在だ。
SEEDが主軸となっているあの世界の
C.E.70、2月14日にこれが起きたのはやはりほぼ間違いない。
つまり、ナデシコが出航したのはC.E.2月だったと言うことになる。

問題となるのはここからだ。
火星にナデシコが行くまでに確か原作で2週間。
この時点で既に3月。
そこからチューリップに入って地球圏に帰ってくるまでに8ヶ月余を消費。
これで11月。
この時点で統夜と同年代の人たちは本来なら二年生かそれ以上になっていたわけだな。

ヘリオポリス崩壊から地球に降下
極東に行くまでに少なく見積もっても1ヶ月はかかっている。
この時点で12月は確実に過ぎているわけだが、ここで"ムジュン"が発生する。
かなめの誕生日が12月にも関わらず
前後して発生したかなめの身辺警護の際、カリーニン少佐は
「現在は16歳」
と言ってるのだが......
本来なら少なくとも17歳になってしかるべきタイミングだ。
これはスパロボマジックでどうこう出来るレベルでもない気がするが......むぅ。



521 :それも名無しだ :2006/07/23(日) 09:28:30 ID:SuCJFZQV
>>514
人類が火星のテラフォーム完了してる時代なんだし、学校制度改革で米国みたいに飛び級制度が出来てりゃ問題ない。
つまりJ世界でのカナメはストーリー開始時(C.E.70 2月?)に15歳で高校1年(一年飛び級)。
宗介が身辺警護始めた時期(おそらくC.E.71 1~3月)に16歳で高校2年、その後すぐ進級して3年。
つまりJ世界では会長閣下こと林水とカナメ、宗介は同学年。



455 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 20:00:45 ID:lZDmujvp
チリソースは助けてくれないような。
統夜が一人選べば他の二人はあきらめるだろ。
結局、統夜の態度次第。




456 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 20:56:16 ID:zQuc7oW9
だが統夜はヘタレだからきめられない......



457 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:05:03 ID:nqxqiKU+
>>456
ということは・・・ハーレム?



458 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:11:43 ID:otmhrtjL
大丈夫、夜を統べるモードになれば即決できる
「三人共俺のモノだ!」


...結局ハーレム



461 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:16:37 ID:zk01MA6A
パートナーEDだと同棲してるとも取れる状況だから、
ヘタレて相手を選べないって事はないんじゃないかと。
最終話近辺の会話もあるしさ。



459 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:12:04 ID:wVde9Ur0
そこでラ・ギアスですよ



460 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:13:25 ID:rIrivyO9
あれ?ラ・ギアスは2人までじゃなかったっけ?




462 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:22:20 ID:sNi3MWQ8
二人までですな。ある意味ラトマイよりも火急の問題だ。



463 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:24:04 ID:wl2VvPs/
そこでフューリーは一夫多妻制だったとか言うご都合主義



464 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:27:11 ID:wVde9Ur0
あれだ。
アルさん家に養子縁組して一人は奥さん、残り二人は義妹という



465 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:37:03 ID:m8vQf4no
『事実婚』でいいジャマイカ



466 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 21:52:34 ID:lZDmujvp
おまえらはそんなにハーレムがいいのかw
パートナーエンドなら一人だけに絞ってるのに



467 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 22:59:24 ID:AymaVZlL
交互に書類上の結婚と離婚を繰り返して、それから一緒に住むとか



468 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 23:06:39 ID:nqxqiKU+
ここは統夜と三人娘の暮らしを考察するスレになりますた



469 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 23:21:05 ID:otmhrtjL
フッ...
統夜編ではカティアエンドしか見たことがないし、
カティアエンドしか見る気がない現在5周目の俺は
どうやらこのスレ内では勝ち組の様だな



470 :それも名無しだ :2006/07/18(火) 23:52:02 ID:wVde9Ur0
>>469
あれ?俺がいるぞ?
いや、違うな。俺は6周だ。
最初の3ステージはともかく
 俺 は 最 初 か ら 最 後 ま で 統 夜 と カ テ ィ ア し か 乗 せ て ね ぇ



471 :それも名無しだ :2006/07/19(水) 00:02:53 ID:VuLa0vCI
>>470
未来の俺がいるな・・・
今ラフトクランズゲットしたところだ。


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478 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 01:03:45 ID:piNCw9xW
ちょっと皆に聞きたいんだが、全年齢板ではためらわれる、しかし
エロパロスレに書くには甘っちょろいレベルのネタはどうすればいいだろうか。



いや、雨の激しいこのご時世、二人してずぶ濡れになって帰宅したので片方が待つのも寒いし
なんのかんのでタオルも着けずに一緒にシャワーを浴びる事になった統夜とカティア
なんて話を思いついたとか別にそういう訳ではなくて。



479 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 01:14:40 ID:ENdfb6cz
>>478
難しい所だけど、書き方を工夫して
あんまりアレな表現は避ければ大丈夫だと思うよ。
今までもそういったネタあったし。
俺も書く時気をつけてるけど難しい所だよね。



480 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 01:29:33 ID:lnLp6KkJ
>>478
もしくは、エロ度を増してエロパロスレにGO!という選択肢もあるぞ



481 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 02:27:13 ID:X4dAh52x
導入~甘甘部分~オチをこちら、「こども は B ぼたん よ」なシーンをエロパロにという手もある
両方読んでる住人もいるだろうし



482 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 03:19:03 ID:C+Y6uRIk
うpろだにあげる、という手もあるぞ。
一度それをつかったネタを考えたが挫折orz


ライフカードネタで
紳士
冒険
フランツ

みたいなのをね



483 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 04:22:22 ID:FpV3FhR0
>>482
おいちゃん、それ読んでみたかったよ・・・


しかし、そうか・・・なるほど、そんな手がありましたか。


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489 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 19:23:42 ID:ENdfb6cz
とりあえず今は夏休みネタかな。
海、遭難、無人島、肝試し、登山、蚊、風鈴、スイカティア...etc.
ネタがあり過ぎる...
全部は書き切れんなコレは...



490 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 19:41:08 ID:W0CooU/x
流れるプールとウォータースライダーに焦るカティア...という断片的な何かを受信した。書けそうにはないが。
でもウォータースライダーは案外平気かもしれんな、機体にかかる加速力のほうが強いだろうし。問題は泳げるかどうかだ!スライダーは最後の最後、落ちる時に結構水飲むんだよね...



491 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 21:45:49 ID:dpm8Leew
>>490
二人と愉快な仲間達Ver

流れるプールで楽しむいつもの面子、
しかしツンデレ冥王様が次元連結装置を用いて水の流れが超速回転!
一緒に楽しみたかったのにヘロヘロになりちょっと凹んだ所を
統夜に膝枕で介抱されてまぁ良いか、なカティア嬢。


二人はバカップルVer

水着の威力に赤面から始まり一緒にウォータースライダーまで、
二人っきりでプールを普通にエンジョイ。
他の面子?バカップルの邪魔をすると時が止まりますよ?


つまりこういうことだな。



493 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 22:00:05 ID:9uwDJf/A
 傍から見るのと実際に目の前にするのとではかなり違うと、私は感じた。
「やっ・・・・・やっぱりやめようかな・・・・・」
「なに言ってるのよ、カティア」
「そうですよ。 おもしろそうじゃないですか」
既に私たちの順番は後2,3グループとなっていた。
後戻りする方が損な気はするが・・・・・。
それでも正直な話、かなり恐かったりする。

 ここはとあるスパーランド内の巨大プール。
事の発端はプロスペクターさんが送ってきたチケット購入の手紙だった。
なんでもチケットが安く手に入るから買わないか、という誘いだった。
丁度夏休みにどこかに行くという予定もなかったし、用事もなかったので私たちは買う事にしたのだった。
で、今私たちはその中のビッグワンスライダーの列に並んでいる。
絶叫マシンが大好きなテニアが私と統夜、メルアに一緒にのろうと誘ってきたのだ。
正直な話、私は絶叫系と呼ばれるものがあまりすきではない。
だが、統夜は「ここから見ても恐そうじゃないだろ?」と言った。
確かに地上から見る限りでは恐そうじゃない。
なによりも統夜もメルアもかなり乗り気で拒否するのもアレだったので仕方がなく私もその列に並ぶ事にしたのだった。
で、最初のやりとりに戻ったのだった。

 とうとう私たちの番になった。
「ほら、いくぞカティア」
統夜が手を引いて顔が一瞬にして赤くなる。
「えっ・・・・・」
で、一瞬戸惑ったのが間違いだった。
「はい、いってらっしゃーい」
係と当番の人がそんな事を言い、私たちがのる浮き輪を押した。
「きっ・・・・・きゃあああああ!!!!」
ドップラー現象で声が響いた。



494 :それも名無しだ :2006/07/20(木) 22:02:04 ID:9uwDJf/A
 「はぁ、はぁ・・・・・。 死ぬかと思いました・・・・・」
「ははは! カティアったら涙流してかっわいー!」
テニアの嘲笑も聞こえないくらい、ショックを受けていた。

ただ、統夜の声はちゃっかり聞こえていた。
「なんだ、カティアってこんな程度で恐がるんだ」
統夜の一言で私の何かがプチンと切れた。
「そうですか・・・・・そういうこと言うんですか・・・・・」
「ちょっとカティア? なんか恐いぞ?」

 そしてその夜。
プールの営業時間が来たので遊園地の方で遊ぶことになった。
そして・・・・・。
「カティア? ちょっと、これ取ってくれ。 何も見えないんだけど・・・・・つーか俺はどこに座ってるのっ?!」
スペースショットという名の地上75m(世界最高)の天空へ急上昇するアトラクションの椅子で統夜がジタバタと足を動かしている。
・・・・・・・・・・目隠しをして。
「私の味わった恐怖、少しは体験してください!!」
「悪かった! 悪かったから、せめて目隠しだけは!」
スペースショットのアナウンスでカウントダウンを始めた。
「3・2・1・・・・・ショット!」



_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/






501 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 14:20:30 ID:kqQBT7BA
「つまり、サイトロンって奴で互いの考えだけでなく、場合によっては未来が見える時があるのか」
「そうだよ。だから初めて乗った時、アタシの名前がわかったんだろうね」
渋々ナデシコに搭乗した俺は、三人の女の子に謎の巨大ロボ「ベルゼルート」のレクチャーを受けていた
「じゃあ統夜、次は私が一緒に出撃するから今の内に少し慣れておきましょうか」
「え?今乗るのか?」
正直、俺はあまり乗り気でない。
だっていきなりロボットに乗せられた上、気付けば強制的に火星行きになったんだ。無理ないだろ?
「ごめんなさい。貴方が戦いたくない気持ちはよくわかるわ。でも...」
「少しでも動けるようにしとかないと実戦で危険だっていうんだろ」
「ええ、そうよ」
まあ確かに三人もの可愛い女の子に囲まれるのは悪くない。特にこのカティアって娘はタイプだ。
端正な顔だちもさながら、非常に均整のとれた肢体は美しい。肌は白くキメ細かい上、胸も大き目で形が整っておりストライクゾーンど真ん中だ
せめてこんな娘が彼女になってくれるんならまだ救いのある話なんだがなぁ
「...統夜?」
ってすがるような目で見るな。それ反則
...ああ、もう
「わかった、やるよ。本当は嫌だけど俺だって死にたくない」



502 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 14:21:24 ID:kqQBT7BA
と、勢いで了承してしまったがいいのか?まぁ、この際仕方ないか
「ありがとう。じゃあ今日は最初だし、サイトロンに慣れて貰うために
ちょっとした遊びの様なものでもやってみましょうか」
「ふぅん。どんな?」
「そうね、相性占いみたいなものかしら?
私と統夜のサイトロンの波長を合わせて、私達の考えを理解し合うの。
統夜と私がどれだけ相性がいいか、どうしたら上手くやっていけるかがある程度分かるわ。
上手くいけば未来が見えるかもしれないわね」
「はぁ。でも合わせるって?」
「その点は心配無用です。私がリードするから統夜はそれに合わせて。
感覚的な物だから、これは口でいうより実際やりながらの方がいいわね」
「......」
「大丈夫よ、あなたなら出来る。私にはそれがわかるから。じゃあ、コクピットに座って」
「...まぁ、やれっていうならやってやるさ」
何だかよくわからないが取り敢えずカティアの指示に従ってみよう
コクピットに座り、意識を集中させる
するとどうだ、頭の中にカティアの声が響く感じがするじゃないか
それに合わせていくと今度はカティアの事が、ほんの少しずつだが頭の中に流れてきた。
さらに、暫くするとまた何かが見えてくる
(あれは...俺と...)



503 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 14:22:34 ID:kqQBT7BA
~~~
「うわ~、カティアちゃんのお腹おっきくなってます!」
「随分育ったね。何ヶ月?」
「ふふ...7ヶ月よ」
「まだ産まれないんですか?」
「もうちょっとかかるわね」
カティアは優しくお腹をさする。それを見たテニアはニヤリとして
「にしても、あんなにスタイルの良かったカティアがこ~んなんなっちゃうなんてね」
なんてからかいだす。すかさずカティアも反論開始
「テ、テニアだっていつかはこうなるのよ。
それに出産後はすぐに痩せます!」
「二人共、久々に会ってすぐそれかよ」
そんな様子を統夜が微笑しながら懐かしそうに見ていた
今度はメルアが興味深そうに
「ね?ね?触っていいですか?」
なんて言いだす
「あ、ズルい!アタシも!」
テニアもそれに続いた
「こらこら慌てるな。頼むからあんまり刺激を与えないでくれよ」
「大丈夫ですよ統夜。そんなに心配しないで。
テニア、メルア。順番に一人ずつよ?」
「はーい、じゃまずは私。赤ちゃん元気ですか~?メルアおねーちゃんですよー」
ぴと...ぷに
「あ、動いた?今動きましたよ!」
「本当?アタシも!」
ぷにっ→ぷにぷに
「きゃー凄ぉーい!」
もう大はしゃぎだ
そんな二人を見て統夜とカティアも何だか嬉しそうだ



504 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 14:23:19 ID:kqQBT7BA
「しかしカティア、いい顔するようになったな」
「子供を身篭ったからかもしれませんね。いいなぁ、私も欲しいなぁ」
「おまえ達はそういう人いないのか?」
「う~ん、パッとしないのばっか」
「私も。いい人いないかな~」
「心配いらないわ。貴女達ならすぐに見つかる」
「ああ、必ず。俺とカティアが出会ったように」
そっとカティアに腕を回す。カティアもそれに身を委ねる
「惚気やがった」
「新婚だもの、仕方ないわよ。ね、統夜?」
「そうだな、カティア」


そこに映るのは未来の俺達なのだろうか?だったら‥いいな。
だって、二人は本当に幸せそうな笑顔だったから


「...ん...さん......統夜さん!」
「ん~...カティア...
...じゃない、...メルア?」
「やっと起きました!」
「あれ?俺、確か」
寝てた?今のは夢か?
「も~、カティアちゃんと二人して寝てるんだもん」
でも妙にリアルな感じがしたけど...。ああ、これがサイトロンって奴なのか
...って待てよ。そうなると...まさか、俺って将来カティアと...
なんて想像してついニヤけてしまう俺
で、そんな事を考えている内にカティア達が来た



505 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 14:24:18 ID:kqQBT7BA
「あ、そっちも起きた?いや~しかし、こんなに上手くいくなんてね」
しかしどうしよう。なんかカティアと顔合わせづらいな
「そうですね。統夜さんとカティアちゃんは相性がいいみたい。何が見えました?」
「え!...あぁその~」
言えるかよ。俺は断固、黙秘権を行使
「?はっきりしろよ。言いたくないならいいけどさ
カティアはどう?」
「え?...うん」
カティアも顔が真っ赤だ。やはりアレは...
「も~、二人共どうしたんだよ。ホラッじゃあ互いに報告」
ドンッと押されてカティアの前に。
カティアと目が合う。しかし俺達は顔から湯気を吹出し、直ぐにそらしてしまった
「「............」」
...気まずい。やはり同じ夢を見たのか
「なあ、今の夢...
その、カティアとの、さ...アレがサイトロンが見せる未来って奴?」
意を決して聞き出す
カティアも重い口を開いた。しかしいつもの冷静さは何処へやら
「...さ、ささサひトロンが見せる未来ハ...ほほほんの可能性の1つに過ぎません!
き、きょーはここまでにします」
完全にパニックなカティアはいそいそと帰ってしまった
「え?おい!」
「顔真っ赤だよ。風邪ひいたの?」
二人もそれに続く。今日はこれまでだな。だがある意味助かったよ。俺も今日はもう無理だ



506 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 14:25:59 ID:kqQBT7BA
統夜の性格が違うような気がしないでもない
いつもの事だが、携帯からの投下故、区切りが多くなってしまった。
結構、地の文削ったんだがなぁ...
長い駄文でスマソ

後日
「出撃だって...」
「はい...」
「「...............」」
あれから数日。なんとか普段は、顔を合わせたり出来る様にはなったものの、やはり...
((...気まずい))
「やいやいお前ら、この非常時に何見つめあってんでぃ!」
「人手が足りないんだ!さっさと出てくれよな!」
「べ、別に見つめ合ってなんか...」
「ご、ごめんなさい。すぐに出ます。統夜!」
「ああ、いくぞカティ.........ァ...」
ボンッ(×2)
(~~~~~.........)
駄目だ...これは、まともに向き合える様になるまで、もう少し時間かかるかもな...



507 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 14:36:24 ID:b9oc4FzF
>>506
これはもう、軽々しくGJと言えないデキですね。個人的にこういうネタは好きだ。



520 :それも名無しだ :2006/07/22(土) 14:45:40 ID:eykZMCz1
>>506
くそっ、乙って言いたいから言ってやるさ!!
こういうノリは大好きだ、マジで。



510 :それも名無しだ :2006/07/21(金) 17:11:20 ID:jH7TfPXb
>>506
やべえ・・・何か二人が初々しく、微笑ましく見える・・・GJ・・・



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