2009年10月28日
 ■  膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐 その2

膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1133629455/l50


前回の続き
一部修正しました


287 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 18:11:28 a3Rruk8n
しんしんと雪が降りしきるある日の午前中。
カティア「ねぇ、あなた達クリスマスイブの事は知ってる?」
テニア 「確か今日だよね?七面鳥とか食べる日だね。」
メルア 「ブッシュドノエルというお菓子も定番だそうです。」
カティア「まぁ、パーティを開いてにぎやかに過ごす日って事ね。」
テニア 「あ、わかった!アタシ達もパーっとやろうってことだね?」
メルア 「でもお金はあるんですか?」
カティア「今日は特別な日。この日の為に少しずつお金を貯めておいたの。」
テニア 「やったぁ!さすがカティア!アタシ達に出来ない事を平然とやってのけるッ!」
メルア 「そこにシビれる!あこがれますゥ!」
カティア「ありがとう。あなた達も買い食いはほどほどにね。」
統夜  『お〜い!ちょっと来てくれ!』
玄関から呼ぶ声。
テニア 「なになに?おお!でっかい木!」
カティア「ツリーっていうのよ。」
統夜  「昔使ってたやつだよ。せっかくのクリスマスイブだしせめて気分だけでもな。」
メルア 「それがですね!カティアちゃんが——」
統夜  「・・すごいな。」
カティア「そんな、良妻賢母だなんて!!」
赤くなった頬に手を当て俯くカティア。最近性格が変わってきてるような気がする。
統夜  「言ってない言ってない。でもこれで本格的なパーティが開けそうだな。」
テニア 「そうと決まれば早く準備しようよ!」
カティア「そうね。じゃあテニアは七面鳥の調達。隣町に美味しい店があるらしいわ。」
テニア 「OK!!」
カティア「メルアはケーキね。確かこの前、いい店を見つけたとか・・・」
メルア 「ロールケーキ専門店『ノイマン』です。『バレルロール』が美味しいんです。」
カティア「じゃあよろしく。私と統夜は飾り付けの準備。それでいい?」

【特に問題はないな】
【遭難しかねないな】
【買い食いの危険性がある】


無謀にも挑戦するのも私だ。


288 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 18:52:16 HwJs4ixr
にア【特に問題はないな】

統夜  「ああ、それでいい」
テニア 「じゃあいってくるね!」
メルア 「わたしも。」
カティア「雪も降ってるし、結構距離もあるわ。気をつけるのよ。」
テニア・メルア「はーい!」
元気良く飛び出していく。やっぱりちょっと不安だ。大丈夫か?
カティア「さあ!私たちも始めましょう!」
統夜  「ああ。」

といってもやる事はさして多くなかった。
掃除と飾り付け。夕食用のシチューの仕込み。
二人がかりでやればそれこそ一時間ほどで終わってしまった。
ソファーに座って一息つく。
カティア「はい、お疲れ様。」
コーヒーの入ったマグカップを手渡された。
統夜  「ありがとう。」
カティアも隣に座る。
カティア「ねぇ、統夜?」
統夜  「ん?」
カティア「クリスマスにはプレゼントがもらえるのよね?」
統夜  「ああ。ただし子どもかつそれなりにお金を持った家庭限定だけどな。」
カティア「それは残念ね。変な事聞くようだけど・・・統夜・・・私・・・がんばってるよね?」
統夜  「・・・そうだな。あの二人がいてうちの家計が破綻していないのはカティアのお陰だな。
今日パーティが開けるのもそうだし。すごく助かってる。ありがとうカティア。」


289 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 18:53:39 HwJs4ixr
カティアが俺に寄り添ってきた。心拍数が上がる。
二人とも無言。心音がカティアに聞こえるんじゃないかと思うくらいやかましい。
カティア「・・・ごほうびほしいな。」
まずい。この流れは・・
統夜  「ごほうびデスカ!?劇場版ブリキ大王OVAセットとか?」
カティア「買ってくれるの?」
統夜  「・・・無理です。」
カティア「・・・じゃあ・・・キスして。」
どうしよう。
カティアはちょっとかしましい所もあるけどよく気がつくし、かわいいしいやそうじゃなくて・・・
カティア「そんなに狼狽しないで。ちょっと傷つくじゃない。」
統夜  「ご、ごめん。」
カティア「ゆるしません。罰としてやさしく抱きしめる事♪」
まぁそのぐらいなら・・・アメリカ人は普通にやってるし。
立ち上がりカティアを胸元に抱き寄せる。
細いな。力を込めたら折れそうなぐらいだ。
髪からはほのかにシャンプーの香りがする。
・・・どのくらい続ければいいんだろう?
柔らかい女の子の身体が長時間密着するというのは具合がよろしくない。色々。
カティア「統夜。」
統夜  「ん?」
目線を下げるとカティアもこっちを見ていた。
顔が赤い。気のせいか、目も少し潤んでいる。
・・・多分俺の顔も赤い。
首に手を回された。もはや退路はない。
・・・やれっていうなら、やってやるさ!!

カティア「ん」


290 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 18:54:44 HwJs4ixr
カティア「コーヒー・・・ちょっと苦かったかしら。」

俺ってやつは・・・
カティア「さて、ごほうびももらったことだしお礼をしないとね♪」
統夜  「いや、ごほうびのお礼っておかしいだろ。」
カティア「細かいことは気にしない。えい!」
統夜  「痛て!」
カティアに押し倒され馬のりされる。
待て!なぜ服を脱がす!?
統夜  「落ち着け!二人が帰ってくるぞ!!」
カティア「今日は雪のせいで交通機関が麻痺しているわ。徒歩での移動には二人とも三時間はかかるはず。」
統夜  「なんだって!?」
カティア「心配しないで。予習はばっちりよ♪」
統夜  「やっぱりあのビデオはお前のか!」
カティア「やっぱり見たのね!?」
統夜  「しまった!?」
カティア「ふふ・・・秘密を知った者には・・・」
万事休すか!?
テニア・メルア『ただいまーー!!』
カティア「!?」
統夜  「!!」

テニア 「おー、綺麗に飾られてる!!」
メルア 「なんだか楽しくなってきますね。」
カティア「・・・随分早かったのね?」
テニア 「クルツのバカに会ってさ。この前のわびに車に乗っけてもらったの。」
メルア 「わたしは鉄也さんにバイクに乗せてもらいました。すごいんです。パンチがついてます。」
ホッとしたような少し残念なような。いや、いかんいかん。


カティア「神様のいじわる・・・・」
でも・・・・まぁいいかな♪


ひとつ!



291 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 19:21:52 Me83E+GU
>>290
ふたぁーつ!
テニアバージョンもお願い(*´д`*)



292 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 20:31:49 5ALN+35/
>>290
ここはテニアスレですよ



293 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 20:44:19 ULtNJuMX
>>290
ここはテニアスレだ、カティアスレに帰ることだな←(ツン)
だが、劇場版ブリキ大王OVAセットをくれるのなら許してやらんことも無いというかテニア版もお願いします←(デレ)


298 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 21:52:10 Me83E+GU
一つって書いてたからテニアバージョンもあるんだよ、きっと。
それと書き忘れたがまさかブリキ大王が出てくるとは思わなかったw



294 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 20:47:07 fnHP+HGA
てめ!文句あんのか!こんにゃろ!まごうことなきGJじゃねえか!



295 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 20:51:09 dtxNFMzC
選択肢によってカティア・テニア・メルアに分岐するんじゃないかと思うのも私だ。



296 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 21:49:10 HwJs4ixr
>>287の続き

にア【遭難しかねないな】


統夜  「いや、俺はメルアについて行くよ。この雪道じゃテニアはともかくメルアは危ない。」
カティア「私一人で準備しろと?」
統夜  「あ、そうか。じゃあやっぱり」
カティア「ふふ、冗談よ。メルアのことお願いしますね。」
テニア 「アタシは心配じゃないっての?」
統夜  「信頼してるんだよ。」
テニア 「えへへ、そう?」
統夜  「そういうこと。じゃ二人とも頼む。」
カティア「気をつけてね。」
テニア 「うん!」
統夜  「ああ。」


先日から降り続けている雪のせいで道路は白く固まっている。
ほとんどの車は雪上仕様のタイヤに変えていないのか交通量は少ない。
時折通る車の轍に沿って走る白い冷気の帯が今日の寒さを雄弁に語っていた。
統夜 「なあ、メルア。何でさっきから一言も喋らないんだ?」
メルア「・・・・・統夜さんはわたしのこと信頼してないんですね。」
頬を膨らませてむくれている。
統夜 「いやそういう訳じゃないよ。ただメルアはよく転ぶから危ないなと思って。」
メルア「そんなことはありません!!見ていてください!!」
統夜 「おい、メルア!?」
凍った道の上を走り出した。
メルア「きゃっ!?」
三歩目で足を滑らせ、芸術的な尻餅をつく。
メルア「うう・・」
統夜 「大丈夫か?」
着膨れた服装のお陰で怪我はないようだ。
メルア「・・・・今のはわざとです。」
涙目で言われても。
統夜 「こんなときに走ったら誰だって転ぶさ。ほら。」
手を差し伸べるがメルアはそっぽを向く。
メルア「自分で立てます!・・ひゃん!?」
起き上がろうとしてまた転ぶ。
メルア「・・・弘法も筆の誤りです。三度目の、きゃっ!?」
二度あることは三度あった。
俺は黙って手を差し出した。
メルアは黙って手をつかんだ。


297 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 21:50:16 HwJs4ixr

メルア「・・・違うんです。」
統夜 「うん。わかってる。」
メルア「本当に違うんです!」
統夜 「わかってる。メルアは転んだりしない。」
メルア「うう、ぐすっ・・・本当に違うんです・・ひっく・・」
統夜 「な、泣くなよ!ほら、コンビニで甘いもんでも食べよう!な?」


結局泣きやませるのにカスタードまんとイチゴミルクまんとチョコバナナまんを必要とした。
それにしてもバスが使えないのは不便だ。
たいした距離でなくても凍った道のせいで随分と時間を食った。
統夜 「この店か。じゃあ買ってきてくれ。」
メルア「統夜さんは入らないんですか?」
統夜 「女性客ばっかりだからちょっと入りづらいんだ。」
メルア「わかりました!買ってきます!」
統夜 「はは、頼むよ。」
あまりの張り切りぶりに思わず苦笑してしまう。
統夜 「外で待ってるから。」
メルア「はい!」


299 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 21:54:37 HwJs4ixr
繁華街だけあって人通りも多い。
その中心にあるモニュメントにもたれかかりメルアが来るのを待つ。
こんな一日を過ごすようになるとはあの頃は思いもしなかったな。
帰る家に人がいるってのはいいもんだな。
これからずっとって訳にはいかないんだろうけど・・・でもできる限り長く・・

メルア『とーーやさーーーーーーん!!!どれも美味しそうです!!!どうしましょう!!?』

でかい声を出さないでくれ。
周囲から生暖かい視線と殺意のこもった視線が突き刺さる。
そそくさとその場を離れる。
メルア「まさにパラダイスです!!」
統夜 「わかったから声を抑えてくれ。」
メルア「すいません、つい・・・。」
統夜 「俺も一緒に選ぶから。二人で決めよう。」
メルア「はい!」

帰り道
右手にケーキ、左手にメルアの右手を持って歩く。
メルアの将来の夢を聞いたりしながら。
統夜 「ずいぶんと壮大な夢だな。」
メルア「はい!でもわたしは絶対にあきらめません!
    いつか至高の甘味を追求する団体、『美食倶LOVE』を旗あげして見せます!」
統夜 「・・・がんばってくれ。」
メルア「統夜さんは名誉顧問にしてあげますね!」
そんな恥ずかしい団体の顧問にはなりたくないんだが。
メルア「それにしても今日はカップルの人が多かったですね。」
統夜 「そういう日だしな。」
メルア「わたし達もそう見えたでしょうか?」
統夜 「ああ、多分ね。」
殺意をぶつけられたし。
メルア「・・・ちょっとうれしいです。」
照れくさかったので聞こえなかった事にする。

メルア「あ、見えてきましたよ。」
角を曲がると家が見えた。
玄関前に飾ってある雪だるまは多分カティアが作ったものだろう。
家に近づくとテニアの笑い声が聞こえた。
俺は玄関のドアを開けた。
統夜 「ただいま」

キリスト教徒じゃないけど祈りたい気分だ

聖夜を過ごす全ての者に祝福を


正直スマン。ぐりにゃ、メメメスレの住人もいるしいいかな、と
謝りつつメルアのお話を投下するのも私だ。
テニア?トリに決まってます。


300 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 22:54:07 PQ+UHeuu
話がリンクしているものを無理にスレごとに分散投下することはない
テニアが軸に萌えが展開するならここでいいじゃないか
とりあえず激しくGJだ


302 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 23:32:50 HwJs4ixr
>>287の続き完結編

にア【買い食いの危険性がある】

統夜  「テニアに財布を握らせるのは危険だ。俺もついていく。」
テニア 「失礼な!カティアがコツコツ稼いだお金を使い込んだりしないって!」
カティア「繁華街は確かに危険ね。」
メルア 「テニアちゃん自分に正直だから・・」
テニア 「全然信用されてない!?」
統夜  「というわけで行ってくる。」
カティア「気をつけてね。」
メルア 「はい。」
テニア 「納得いかない!!」
統夜  「はいはい行くぞ。」


家から随分歩いたが、テニアはまだ不機嫌なようだ。
そろそろフォローしとくか。
統夜 「いい加減、機嫌直せよ。」
テニア「気にしないで。アタシに関わると財布のお金を使い込まれるよ?」
どんなひねくれ方だよ。
統夜 「違うんだって!あの場合はああいうしかなかったんだよ。今日はクリスマスイブだろ?」
テニア「どういうこと?」
統夜 「なんていうか・・・・その・・二人っきりになる口実?」
不機嫌な顔が呆けた顔になり、笑顔になる。
テニア「な、なーんだ!早く言ってよもう!」
立ち直り早いなぁ。
テニア「じゃあ、はい!」
勢いよく手を突き出す。
統夜 「?」
テニア「手!つなぐの!」
統夜 「はいはい・・・なんで手袋を取るんだ?」
テニア「つないでるって感じがしないじゃん。」
統夜 「でも寒いだろ?」
テニア「統夜の手、暖かいよ?」
ものすごくいい笑顔を向けてくる。
赤くなってるな、俺。
統夜 「わ、わかったから早く行こう。」
テニア「ねぇねぇ、ドキッとした?ドキッとした?」
統夜 「うるさい!早く行くぞ!」
どうやら調子に乗せすぎたみたいだ。



303 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 23:34:04 HwJs4ixr
住宅街を抜けると人通りが多くなってきた。
目的地に近づいているようだ。
テニア「カップル多いね。」
統夜 「そうだな。」
テニア「アタシたちもそう見えるかな?」
今日という日に男女で手をつないでたら子どもだってカップルだと思うだろう。
ただそう答えるとまた調子に乗りそうだし、はぐらかしとくか。
統夜 「せいぜい仲のいい兄妹くらいじゃないか?」
テニア「む!なによそれ?アタシが子どもっぽいってこと?」
統夜 「否定はできないな。」
テニア「アタシだって結構大人の事色々知ってるんだからね!」
統夜 「ビデオで?」
テニア「・・・・・・やっぱり見たの?」
統夜 「ダビングしました。」
テニア「バカ!変態!どすけべ!」
統夜 「この場合お前にもその言葉が当てはまるな。」
衝撃。股間に膝がめり込んでいる。
あり得ないほどの悪寒が体を襲い、ついで呼吸困難を伴う激痛が身体を蹂躙する。
・・・俺が調子に乗りすぎた。脂汗が流れ落ちる。
テニア「・・・バカッ!!」
走り去るテニア。
統夜 「ゼヒッ・・ま・・ゼヒ・・テ・・!!」
???「おい!なんかの病気にでもかかったのか?」
???「伝染病か?直ちに隔離しなければ危険だ。」
???「冗談だよ。こりゃあれだ。キツイのを一発いただいたんだな。」
???「なるほど。下腹部強打による悪寒、激痛の複合症状か。」
腰の後ろをトントン叩かれた。
???「金的って言えよ。大方テニアちゃんに強引に肉体関係でも迫ったんじゃねーの?」
統夜 「あ・・と・・・・す・な。」
???「あん?なんだって?」
統夜 「あんたと・・一緒にするな。」
宗介 「ふむ。持ち直したようだ。」
クルツ「第一声がそれかよ。ま、いいけどな。何があったかお兄さんに話してみな?」


304 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 23:41:09 HwJs4ixr
——公園
この場合やっぱりアタシが悪いよね?
でも統夜だってあんなデリカシーのないことを・・・
でもやっぱり膝はダメだよね?うずくまってたし。
使い物にならなくなったりしたら・・・いやいやいやそうじゃなくて!
うん!謝りに行こう!
ブランコから飛び降りる。
そのとき公園の入り口から統夜が走ってくる。
そんな!急すぎる!こ、心の準備が!
走りよってきた統夜は膝に手を置き激しく呼吸をしている。
統夜 「やっと・・・見つけた・・・!!」
テニア「何しに来たのよ!!」
おもわず心で思っている事とは反対の言葉が出る。
せっかく来てくれたのに。アタシはバカか?
謝らないと!
テニア「ご・・」
統夜 「ごめん!!」
テニア「え?」
統夜 「ビデオの事、クルツに聞いた。ごめん、誤解してた。」
テニア「・・・・・・・・うん。もう気にしてない。アタシもごめん。大丈夫?」
統夜 「ああ。」
テニア「よかった。でもちょっと不公平かな?」
統夜 「え?何が?」
テニア「統夜はアタシの秘密を知ってるのに、アタシは統夜の秘密を知らない。」
統夜 「そんなこと言われても・・・。」
テニア「教えてよ、統夜の秘密。」
統夜 「・・・・怒らないか?」
テニア「えーっと・・・うん。」
怒られるような事をしたんだろうか?
統夜 「この前の、テニアを運んだときの事なんだけど・・・」
テニア「うんうん。」
統夜 「・・・・・寝ているテニアにキスしました。」
テニア「・・・どこに?」
統夜 「口。」
テニア「・・・・・・なんで?」
統夜 「・・・可愛かったから。それと俺からキスしたことなかったから。」
テニア「・・・・・・・・・・・・・・」
統夜 「でもさ、起きてるときだと恥ずかしくて・・その・・・魔がさしたというか」
テニア「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
統夜 「・・・やっぱり・・怒ってるか?」
テニア「・・・・・てない。」
統夜 「え?」
テニア「覚えてない!もう一回!」
統夜 「・・・ここで?」
テニア「ここで!」
統夜 「・・・わかった。」
肩を掴かまれた。
統夜 「か、覚悟しなさい!」
テニア「・・・覚悟しました。」

統屋 「テニア。」
テニア「んん・・」



305 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 23:42:22 HwJs4ixr
クルツ「これが青春ってやつだねぇ!木原にも見せてやりたい!」
宗介 「早く帰らないと千鳥に怒られるのだが。」
クルツ「野暮なこと言うなよこの朴念仁!お前もかなめちゃんにあのぐらいしてみろよ!
    ってあれ?宗介?」
いつのまにか相棒は姿を消していた。
前方から影がかかる。
テニア「覗いてた?」
クルツ「いやぁ偶然通りがかってねぇ!これも運命ってやつ?じゃそういうことで。」
テニア「一遍死ね!この出歯亀野郎——————————————!!」
光り輝く膝がクルツの股間に突き刺さった。


ぐりにゃ〜好き、メメメ好き、そしてテニア好き。
誰一人撃ち洩らさないのも私だ。
・・・・ごめん、正直調子に乗りすぎましたorz



306 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 23:58:35 ZsDXeR24
大変にGJなクリスマスプレゼントです。
ありがとうございました。


300 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 22:54:07 PQ+UHeuu
話がリンクしているものを無理にスレごとに分散投下することはない
テニアが軸に萌えが展開するならここでいいじゃないか
とりあえず激しくGJだ



301 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 23:10:49 Sqci3g9q
どうせ住民も一緒だしなw


307 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 00:08:19 1oLS5jw9
>>301
テニアスレ以外を今迄覗いていなかった事を後悔しているのも私だ。

>>305
あんた凄いよ!神様だよ!
美味しく(読ませて)頂きました。



308 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 00:10:54 qfIdY3rY
クルツカワイソスw



309 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 00:16:38 Iky79ONO
>>305
GGGGGGGGGGGGJ!!!
感動した。あまりにナイスな仕事ぶりなんで
お前が来年のクリスマスにテニアみたいな彼女と過ごせるよう祈っときます。



310 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 01:42:02 haN3rBi4
萌えるというより、「いい話」を聞いた後の心温まる感覚に似ている…うう、ありがとう、本当にありがとう



311 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 01:42:59 CVSv7cUF
ネ申がいらっしゃったようだな。
ありがたやありがたや・・・



312 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 02:04:49 YUrROGih
GJムードを台無しにしてスマンが・・・・

—朝—

 「・・・ぐぅ・・・・・」
冬の朝・・・、それは誰しもつらいものがある。理由は簡単、寒いから。あと布団の中が暖かいから。だから出たくない。それは人間の性であり、俺もまた例外ではない。
 「・・・きろ・・・」
ん・・?誰かが俺を呼んだような・・・・。気のせいだろう。俺の体内時計ではまだ7時になった頃のはず。
 「お・・ろ・・・・おき・・」
 「うーーん・・・」
 「起きろって・・統夜・・・」
やはり誰かが起こそうとしているようだ。口調からしてテニアだな・・。やめてくれ・・肩を揺らすのは。
 「・・・あと・・・5ふん5びょ〜〜」
 「微妙〜・・・。ええい!こうなったら・・・・」
なんだ?テニアが何かを漁ってる・・・・!えっと・・ここは目を覚ましとくか・・・・。と、思った時だった、
 『絶望せよおおぉぉぉぉおおぉお!!!』
 「だああああ!!」
いきなり耳元で響き渡るオッサンの叫び。なんだか耳鳴りがする・・・・。
 「な、なんだ?」
 「おっはよ♪統夜」
 「おっはよ♪統夜・・・じゃない!それは何かと聞いているんだ!!」
 「目覚まし時計。見てわかんない?」
 「・・・悪かった・・質問を変えよう・・・。なんだ?その音・・・というか声は?」
 「グ=ランドン。どお?目が覚めたでしょ?」
 「確かに。目が覚めた上に・・・今日一日に対する絶望感も沸いてきている」
 「よし!じゃあ早く着替えてご飯にしよう!カティア達が待ってる」
 「ああ・・・。だがその前にテニア、そこに正座」
 「なんで!?」
 「いいから正座」
その後、朝っぱらから俺はテニアに説教。絶望を呼ぶ目覚ましは即座に破壊した。
言うまでも無いが・・説教に時間を潰し、俺とテニアは遅刻。後に本物の喝を入れてもらったそうな・・・・。

あと言っておきたいことがある・・・・・・・。
おまえら最高だよ!!!




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




313 :1/9 :2005/12/25(日) 02:59:38 ASj0yJ+4
今のうちにこっそり

聞くところによると、明日は『クリスマス』とかいうイベントがある日らしい。
よく分からなかったので知り合いに尋ねてみたら、いろんな答えが返ってきた。
曰く、「恋人同士が愛を確かめ合う日」だとか「みんなでパーティー開いてドンチャン騒ぎ」だとか。
「チキンやら七面鳥やらケーキ食べ放題(!)」なんて素敵な意見もあったっけ。
あと「クリスマス〜!?追い込みでそれどころじゃないの!それより手が空いてるならここのベタ(略」とか
「僕なんかにそんなこと…聞かないでよ…」「最初に栗を食べておく……栗、済ます…クククッ」
「クリスマスなんぞにうつつを抜かすなこのキョシヌケがぁ!!」「仕事に追われてそれどころじゃないのよね…」
「メリィィィィィィィィィクゥリスマスゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」
…とまあ、参考にならなそうな意見も多かったけど。

で、結局みんなが何であんなに騒いでるのかは分からず終いだった。(チキンの食べ放題は魅力的だったけど…)
なーんか人によって反応がバラバラなんだよね。
おまけにそこら中に変なマスクかぶった上半身裸のおっさん達がウロウロしてるし。目つきが怖いよ。
関わり合いにならないように裏道から帰ろっと。


314 :2/9 :2005/12/25(日) 03:00:18 ASj0yJ+4
うわ、こんなところにまで人が…って、
「マサト?」
「!誰だ!?…フン、なんだ。フェステニアか。」
「なにやってんのマサト…じゃなくてマサキか。そんなカッコして」
暗闇に目が慣れてくると見えてきたのは、なぜかいつもの黒い服ではなく赤い服を着たマサキだった。
「そんな変な服着てどうしたの?ザフトのエリートごっこ?」
「なんだ、知らんのか。これはサンタクロースが着る服だ。サンタクロースは知っているか?」
「ううん。クリスマス自体もよく知らないし。」
「そうか。ならば教えてやらんでもない。サンタクロースとは、クリスマスに出現し子供のいる家に
進入、枕元もしくは靴下の中に持参の物体を勝手に放置して去っていくという迷惑極まりない…」
「マサト君、嘘を教えては駄目よ。」
「あ、美久。……えーっと、シカ?」
「…トナカイ。」
「サンタクロースにトナカイは付き物だからな。」
「そういう問題かなぁ…」
「コホン。と、とにかく!サンタクロースっていうのはね、クリスマスに世界中のよい子にプレゼントを配って
回るといわれている、架空の人物のことを言うの。」
「へぇ〜、そうなんだ。んでマサキは」
「愚かな民衆など恐怖で支配してしまえば簡単なのだがな。(ツン?)
だが冥王の名を知らしめるためにこのようなイベントを利用しない手もない。(デレ?)」
「それでサンタクロース?」
「そうだ。プレゼントには次元連結カプセル(ゼオライマー、八卦衆+シークレット2種)を用意した。」
見せてもらった袋の中にはゼオライマーの次元連結システム(例の玉)の小さいやつが沢山入っていた。
「へえ、意外とまともなんだね。」
「当然だ。次元連結システムをもってすれば(ry」
「はいはい。…そうだ!ねえマサキ、これ一つもらってってもいいかな?統夜にあげたら喜びそうだし。」
「フン、よかろう。増産はいくらでも可能だ。遠慮なく持って行くがいい。」
「ありがと!じゃあこれもらってくね。それじゃ…」
「ああ…… ! …まあ、待て。」
「ん、なに?まだ何かあるの?」
「今“統夜にやる”と言ったな?」
「うん、そうだけど。それがどうかしたの?」
「少し待っていろ」
「?」
何だろう、急にゼオライマーに引っ込んじゃった。



315 :3/9 :2005/12/25(日) 03:01:20 ASj0yJ+4
戻ってきた途端、「それならばこれを着ていけ」と言って渡されたのは
「サンタクロースの服?」
これを取りに(作りに?)行ってたのか。
「でもアタシ、別にプレゼント配り歩くつもりもないし。」
「まあ聞け。…これを使えば他の2人に差を付けられるぞ。」
「ッ!?」
「マ、マサト君?いきなり何を」
「想像してみろ。お前はその格好で統夜の元へと帰る。そしてこう言うのだ。
  『統夜へのプレゼントは ア タ シ(はあと)』
…ククク、どういう結果になるか実に楽しみだなぁ?」
「……」
「ちょっとマサト君!そんなこと言って本気にするわけ」
「………マサキ!!素晴らしい作戦をアリガトウ!!」
「フッ、どうだ?」
「………うそ」
「んじゃっ!アタシすぐに帰らないと!あんた達も頑張ってね〜!…」

「…もう見えなくなっちゃった。」
「美久、出るぞ。」
「え?でもまだ予定時間にはなっていないわよ。」
「少し寄る場所ができた。多少の準備も必要だしな。ハハハハ!面白くなってきたじゃないか!」
「…帰ろうかしら。」



316 :4/9 :2005/12/25(日) 03:01:53 ASj0yJ+4
全速力で我が家へ戻り、着替えを済ませていざ当夜の部屋へ。
部屋のドアのの前まで来て…どうしよう、急に緊張してきちゃった。
…でも!ここでアタシが勇気を出さないと現状は打開できない!
いつまでも進展がないままなんて我慢できないもん。
カティアやメルアには悪いけど…ここはリードさせてもらうよっ!!
  コンコン
「統夜、居る〜?」
「…ん、テニアか?居るぞー。」
「あ、あのさ。ちょっとは、話があるんだけど、入ってもいいかな〜?」
「ああ、構わないよ。」
よし、第一段階クリア。次は…
「えへへ、おじゃましまーす。」
「はいよ、ってテニア?お前その格好は一体…?」
「め、メリークリスマ〜ス、統夜。」
「あ、ああ。メリークリスマス。…ほんとにどうしたんだ?」
「今日のアタシはサンタクロースだよ。…プ、プレゼント持ってきたんだ。」
「プレゼント?テニアが?俺にか?」
「うん…。(第二段階クリア!いよいよ大詰め…!ここで決める!)」
「で、どんなものくれるんだ?」
「その、プレゼントは…」
「プレゼントは?」
「わ、わ、わ…」
よし、ここで…!

 ガチャ『わた「統夜ー!」「統夜さん!」!』



317 :5/9 :2005/12/25(日) 03:02:37 ASj0yJ+4
「カティア!?メルアも!?」
うあっ!一番のキメ台詞が思いっきり被った!
なんてタイミングで飛び込んでくるのさこの2人!?
…って2人とも目が、目が本気だ?
マズい、これはマズい。アタシの直感がそう告げている。
まさか2人とも…!?
「統夜…」
「な、何でしょうカティアさん?」
あ、統夜も気圧されてる。
「私は…私は、クリスマスツリーです。」
「「…は?」」
何?どういうこと?
見ればカティアは緑色のファーが沢山ついた服を着ている。
言われれば木に見えなくもないけど…?
「あの、カティア?意味がよくわからな」
『だから!私をあなたで目一杯飾りつけてくださいっ!!』
「「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!?」」
え、なに、どういうこと?これって私がやろうとしてた事とほとんど変わんないよね。何でカティアが
「あの、カティ」
「統夜さんっ!」
「はひっ!?メルアさん!」
あ、統夜も混乱してる。っていうか今度はメルア?
「わっ、わたしは…その…ケッ、ケーキ!ケーキなんです!」
「は、はあ。」
メルアは真っ白なセーターに白いスカート…あ、ニーソックスまで真っ白だ。
クリームをイメージしてるのか。それでケーキ…って感心してる場合じゃなくて!?
『こっ、この、真っ白なキャン…バスをっ!と、統夜さんの好みにデコ、デコ、デコレーションしてくださいっ!!』
「「ええぇぇえええええぇぇぇ!?」」
メルアまでそんなこと、っていうかなんで!?どうしてここまで同じ考えが出てくるの?
サイトロンの影響?ネオ○ランゾンの力?……っていうかまさか!?



318 :6/9 :2005/12/25(日) 03:03:07 ASj0yJ+4
「さあ統夜」「統夜さん!?」
「うわわわわわ!?」
いけない、統夜がピンチだ!
「2人ともちょっと待ったーッ!」
とりあえず2人を止めないと。
「テニア?」「テニアちゃん?」
 …………
しばらく経って、ようやく2人も冷静さを取り戻してきた。
既に統夜には別室で待機してもらってる。
「落ち着いた?」
「ええ」「まあ」
じゃあ、本題に入ろうかな。
「ズバリその作戦…教わったのマサキでしょ。」
「「うゅっ!?」」
「な、何故それを…?」
「テニアちゃん、もしかしてニュータイプ?」
「違う!っていうかニュータイプって何?…じゃなくて!マサキに何吹き込まれたのさ?」
「い、いえ。大した事じゃないのよ。商店街のクリスマスツリーで待ち合わせしてるカップルを見てたら
突然ゼオライマーが現れて…『これを着て俺が言うとおりに行動すれば必ず統夜は落ちる!』って言うからつい…」
「わたしはケーキ屋さんのショーウインドウを眺めてたらいきなり冥王さんに『お前がケーキになれば統夜も大喜びで
飛びつくはずだ』って…」
「…そんなことを」
マサキめぇ〜、今度会ったら膝の乱れ打ちだっ!!



319 :7/9 :2005/12/25(日) 03:03:43 ASj0yJ+4
一通り話を聞いて、もうマサキの口車には乗せられない。という誓約を立てて今回の騒動は終了した。
2人の暴走は全てマサキの差し金だったことにして統夜に説明し、統夜も一応は納得したみたい。
結局アタシの目論見は失敗しちゃったけど、まあしょうがないかな…
「はぁ…」
「どうしたんだよ、ため息なんかついてらしくない。」
「なんでもないよ。…はぁ」
「うーん…あ、そうだテニア」
「な〜に〜統夜?」
「お前確かプレゼントくれるって言ってたよな。」
「へ?」
「あるんだろ?」
「あ…うん、えっと、その、あるっていえばあるっていうか」
「よかったらくれないかな、プレゼント。…ちょっと憧れてたんだ。」
「統夜…?」
「俺さ、ずっと一人暮らしだっただろ。クリスマスもいっつも一人で過ごしててさ。
誰かとパーティーやったりプレゼントの交換とか、一度やってみたかったんだ。」
「………」
統夜…そんなこと言われたら…
「だからさ、もらえないかな、プレゼント。」
「……うん。いいよ。」



320 :8/9 :2005/12/25(日) 03:05:31 ASj0yJ+4

「ありがとなテニア。で、どんな物くれるんだ?」
統夜が期待に満ちた目でアタシを見ている。
そんな嬉しそうな顔されたらアタシ…
「あ、あのね。プレゼントは…あ、アタ…」
(あと一息!あと一息でアタシは統夜と!終わりよければ結果オーライ!さあ、最後の一声を!…ん?)
「「…じー」」
「うわっ!?カティアにテニア!」
「あれ?2人とももう大丈夫なのか?」
「ええ。…それよりテニア」
「はははいっ!?」
マズいマズいマズい!まさか狙ってるのバレた「統夜さんばっかりずるいです!」
…へ?
「統夜にはあるのに私たちには無いの?プレゼント」
「プレゼント…?あ、あーあーあー、プレゼントね!なーんだアタシてっきり」
「てっきり、何ですか?」
「いやいやアハハハなんでもないよ!もちろんあるよ!はいこれ。」
焦りながらアタシはもらってきた次元連結カプセルを取り出す。
余分にもらっといてホントに良かったよ。
「ゼオライマーとかの小さいのが入ってるみたいだよ。あ、開けてみたら?」
「どれどれ…?おっ!ハウドラゴンだ。よくできてるな〜。」
「私は…月のローズセラヴィーね。…パイロットは付属じゃないのかしら」
「わたしは…水のガロウィンです。火のブライストもあればいいのに…」
「今度見つけたら分捕っておくよ。」
「お願いしますね。」



321 :9/9 :2005/12/25(日) 03:07:26 ASj0yJ+4
「でも今年はテニアのおかげで楽しかったよ。」
「そうね。私達クリスマスは初めてだったけど」
「プレゼントって、もらうと心があったかくなるんですね。」
「いやあ、えへへ。」
なんだか照れちゃうな。
そんなに誉められるようなことじゃないと思うけど…動機不順だし。
「来年はみんなでプレゼント準備して交換しような。」
「そうね。部屋とかも飾り付けてパーティーしましょう。」
「ケーキもい〜っぱい食べましょう!」
なんだかみんな喜んでるみたいだし、これでよかった、かな。

でも…

「テニアは来年もサンタクロースやってくれるか?」
「え?うん、もちろん!テニアサンタさんのプレゼント、楽しみにしててよ。
その代わり…」
「はいはい。チキンとか七面鳥とか山ほど用意するよ。」
「よろしい!…あ、あと」
「なんだ、まだ希望があるのか」
「うん。来年はともかく今年の分。」
「今年の分?っていっても何も準備してないし…」
「簡単だよ。統夜、目つぶって」
「? これでいいのか?」
「! 待って統夜!?」「テニアちゃんまさか!?」
遅いッ!!

  チュッ

「!!!テテテテニア!お前今何した!?」
「テニア!あなたなんてことを…!!」
「テニアちゃん羨ま、いえ羨ま、いえ羨ま、いえずるいです!」
「へっへーん、もう遅いもんね。これがアタシのクリスマスプレゼントだよ!」

……そう。サンタクロースは、自分のプレゼントは自分で手に入れなくちゃね!


つい電波を受信したので書いた。
俺の今年のプレゼントはどうやらこれらしい。
口に合うかどうかは判断に任せる。



322 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 03:20:14 CVSv7cUF
>>313-321
冥王大活躍の巻。
カティアが「私を食べて☆」とか言いだしそうでドッキドキだったのも私だ。

とりあえずGJでした!



323 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 09:50:23 7he/i9ec
>>313->>321
GJ!最高のクリスマスプレゼントだったよ…。
>>変なマスク被った上半身裸のオッサン達
それ、なんてしっとマスク?



324 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 10:06:04 HCCFy4ct
テメェら・・・どいつもこいつも俺のストライクゾーンド真ん中ねらいやがってぇ!!GJじゃねぇかドチクショウ!そんなオメェらにプレゼントだ、受けとれ。

つおでん



325 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 11:15:26 Up5HQKjm
激しくGJだ!





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268 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 22:18:45 ON70MJXJ
12月23日 午後11時50分 俺の部屋

俺はベッド上で横になっている。
 統夜「やっと・・・終わった」
あの事件から一週間が経った。もうすぐ日付が変わる。
 統夜「はぁ〜〜」
ため息が1つ。それは開放されて嬉しいって意味もあったが、なんか微妙な心境でもあった。何故か?当初の俺の予想では、もう死ぬんじゃないかくらいになるのではないか・・と思っていたが、テニアから出された要望は以外に少なく2つ。

1・どんな状況に落ちよとも、どんな心境だろうとも、笑顔で奢ること。

2・常にとは言わないけど・・二人一緒でいること。

この2つ。1に関しては最悪と言っておいて・・・。2に関しては何か名残惜しい。決して悪くはない、いや逆に楽しかったというわけで。一緒にいただけで、幸せを感じたというか・・・、まぁそんなとこ。開放されても一緒にはいれるけど・・同棲してるんだし。
 統夜「やっぱり早いな・・・楽しい時間ってのは」
この一週間・・いつも以上にドタバタだったような気がするが・・・、まっいっか。日常が既に割りとドタバタだし・・・。財布の消滅も免れることだし、よしとしよう。開放まで残り3分、ちょっと緊張・・。
コンコンッ。
 統夜「ん?誰だ?」
部屋のドアをノックする音。誰だろう?もう皆とっくに寝たはずだ。俺もこの時間に起きているのは珍しいくらいなのに。
ガチャッ!
 テニア「やっ!統夜・・・」
 統夜「テニアか・・・どうした?」 
そこには、さっきまで俺の思考の中にいた人物がいた。うーん・・ドキッとするのは何故だ・・・。
 テニア「あのさ、あと3分ぐらいだけど・・・最後の要望があるんだ」
 統夜「な、なんだ?」
 テニア「目ぇ瞑って」
 統夜「??なんで?」
 テニア「いいからっ!」
 統夜「だからなんで??」
 テニア「あ〜もう!鈍いんだから!おりゃ!!」
 統夜「だっ!!」
いきなりミカンの皮にて目潰しをくらう。こんな事をされては目を瞑るのは必然であり、俺もまた例外ではない・・・。
 統夜「く・・うう・・・い、いきなり何す・・・・・」
そして俺の言葉は中断される。それは口が塞がれたから・・・テニアの唇によって・・・・。その瞬間、0:00にセットしていたケイタイのアラームが鳴る。
 統夜「!!!!!!!」
 テニア「・・・ん」
 統夜(な、ななな何だ!!?)
柔らかい・・・・。そしてなんか心地よい・・・・・・って違う!!!アラームが鳴り終えると同時にテニアの唇が離れていった。
 統夜「・・・・・・・っっ!!」
言葉が出ない・・・。視力も戻り、目を開けると顔を赤らめているテニアがいた。
 統夜(何が何を何に何で何の・・・・・・!!?)
俺はちょっとした、いやかなりのパニック状態。突然の事で思考が空回り。体も硬直状態に陥り動けない。
 テニア「・・・あ、あの・・・・メ、メリー・・クリスマス、統夜・・・・」
クリスマス?・・そうか!今日は24日、クリスマス・イヴ・・・。
 テニア「あ、アタシ・・・プレゼント・・いいのが思い付かなくて・・・」
 統夜「・・・・・・・・」
 テニア「それで・・結局、今のしか思い付かなくて・・・・」
 統夜「・・・・あ・・・」
 テニア「あ、忘れてもらってもいいからさ・・・・・。じゃ、アタシ寝るね・・・。おやすみ」
 統夜「あ、ああ・・・・おやすみ」
がちゃっ。静かに閉められる部屋の扉。それからしばらくしても、俺は動けなかった。
 統夜「・・・・クッ・・不意打ちかよ・・・・」
無論、その夜は眠れるわけも無く、俺は一晩中起きていたそうな・・・。
この一週間を過ごしての結論・・・・・・・・偶にはこういうのも悪くないかもしれない。



326 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 11:26:45 YUrROGih
>>268より、性懲りも無く続き

 統夜「眠い・・・」
クリスマス・イヴの朝・・俺はとてつもなく眠い。理由は単純明快、寝てないから。テニアのキスにより・・・・。
 統夜「・・・・・・・・!」
未だ胸の鼓動が止まらない・・・頭の中にも鮮明に残っている出来事。何故あのような事をしたのか?俺はよくわからない・・・いや、わかってるつもりだけど思考が未だ多少混乱している。
 統夜「・・・・顔・・洗ってくるか・・・」
起き上がり、部屋の扉を開けた時だった・・。タイミングがいいの悪いのか・・ちょうどそこには混乱の主がいた。
 統夜「て、テニア・・・・おはy」
 テニア「おっはよーー♪統夜ぁ」
 統夜「がはっ!!」
挨拶をしようとした・・・。しかしいきなりテニアに抱きつかれた。
 統夜「ちょ・・・おい・・いきなり何・・・・」
 テニア「だって廊下寒いし〜・・・・ってどうしたの?顔赤いよ?」
アンタだよアンタ。アンタが原因ですよ。
 統夜「それはお前が・・・」
 テニア「あ!そういえば今日はイヴだよね?パーティだよね?」
 統夜「え?あ、ああ・・そうだけど・・・・」
 テニア「確か・・・"トロンベ"でやるんだよね?ということは、レーツェル店長の特製料理が・・・・!?」
 統夜「まぁ・・そうなるな」
 テニア「いやぁ実に楽しみだね。統夜もそう思うでしょ?」
 統夜「・・・・・そうだな」
おかしい・・・・何かが変だ・・・・。目の前にいるのは"いつもの"元気なテニア・・・じゃない・・なんとなく。
 統夜「な、なぁテニア・・・今日、夜の12時に・・・」
 テニア「ほら!早く下行かなきゃ・・・カティア達が待ってるよ!!」
 統夜「・・・・・・・」
やっぱりだ・・・・。誤魔化されてる。それはまるで、あのことを忘れるかのように・・忘れさせるかのように・・・。
 テニア「どうしたの?・・・早く・・・行こ」
 統夜「・・・そうだな」
そして今日も一日が始まる・・・微妙な心境の中・・・・。



327 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 11:28:45 YUrROGih
一気に飛んで・・・夜。

 一同「メリーークリスマース!!」
ここは俺のバイト先の"喫茶・トロンベ"。今宵は店長主催の元、店を貸しきりにし盛大なクリスマスパーティを
やると言っていた。ちなみに招待されたのは・・・俺達とフューリーのメンバー、ラストガーディアン、光子力研究所、ミスリル、相羽家の面々、ガンダムチーム。あと、ここで働いてるクォヴレーと背後霊。
 カティア「統夜、メリークリスマス」
 メルア「メリークリスマスです、統夜さん」
 統夜「・・・・ああ、メリー・・クリスマス」
目の前には色んな料理。店長のお手製だ。さすがに食通と名乗ってるだけにどれも一級品である。
 クォヴレー「どうした?元気が無いようにみえるが・・・・」
 統夜「・・・そんなことない・・・・テニアは?」
 カティア「テニアなら・・・・あそこで・・・」
カティアの指差す方向を見てみる・・・・・。そこにはボスと共に料理を食いまくってるテニアの姿。
 クォヴレー「・・・相変わらず・・・凄まじいな」
 カティア「もう慣れたけど・・・よく入るわね」
 メルア「テニアちゃんですから・・・・」
"テニアだから"・・・これで納得してしまうところに微妙に切なさを感じる。と、その時、
 店長「諸君!我が特製"クリスマスケーキ・トロンベ"ができあがった」
 一同「おお〜〜!!」
 メルア「す、すごいです!!こんな大きなチョコレートケーキ」
 カティア「というか・・・・なんで竜巻?」
 背後霊「それは言ってはいけない・・・・」
 店長「ちなみにカットは我が友が勤める。頼んだぞ」
 親方「うむ」
そして、一瞬のうちに切り落とされるケーキ。みんなケーキの前に群がり始めている。
 メルア「あ!早く行かなくちゃ!」
 カティア「統夜はどうするの?」
 統夜「俺は後でいいよ」
 カティア「そう?・・・じゃあ、私たちはちょっと行ってくるわね」
 統夜「ああ・・・・」
メルアはマッハスペシャルを発動させる中、カティアもケーキの方に向かって行った。
 統夜「クォヴレー、お前は行かないのか?」
 クォヴレー「ああ、俺も後でいい」
 背後霊「俺は食べたい・・・・」
 クォヴレー「あとで仏壇に置いといてやるから」
 背後霊「すまない」
 クォヴレー「それより統夜。テニアと何かあったのか?」
 統夜「・・・・・・何のことだ?」
 クォヴレー「誤魔化すな。先程からお前とテニアの様子がおかしい。お前は元気が無く、テニアは無理に元気でいようとしている。そう、まるで何かを忘れるかのように・・・・」
鋭いな・・・・。さすがはクォヴレーか。まぁ、隠しててもしょうがないので俺はクォヴレーに大まかなことを話した。キスの事・・そして、その事を忘れようとしているテニアのこと。
 クォヴレー「・・・・なるほどな・・・・」
 統夜「クォヴレー・・・・俺はどうしたらいいのかな?」
 クォヴレー「それは・・もうわかってるはずだろ?」
 統夜「それは・・・・・」
そう、俺はどうすればいいのか・・・頭では分かっている。だが・・・・、
 統夜「・・・・・・」
 背後霊「・・・紫雲、あれを見て何を感じる?」
背後霊が投げかけてた先・・・・そこにはテニアが楽しそうに笑っている・・・しかし、
 統夜「・・・やっぱり・・・・なにかが変だ・・・・・」
 背後霊「そうだ。あれは本当の笑顔ではない・・・・あれは偽りの笑顔」
 クォヴレー「だから行ってやれ。俺も、アレを見るのは何故かつらいものがある・・・」
 統夜「・・・・・・俺は・・」
覚悟・・・。そんな言葉が俺の脳裏をよぎった。そして、俺は立ち上がりテニアの方へ向かっていった。



328 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 11:33:08 YUrROGih
 統夜「テニア」
 テニア「ん?・・・ゴクン・・・・どうしたの?統夜」
テニアに話しかける。そこには、ケーキを食べ終えて笑顔でこちらに向くテニアがいた。
 統夜「・・・・・・ちょっと来い」
 テニア「え?・・・ってちょっと・・・」
俺はテニアの手を掴み、半強引にテニアを連れて行く。
 テニア「な、なにすんだよ統夜!!あ〜、アタシの料理が〜」
聞く耳持たない。周りの連中も多少こちらに注目しているが気にしない・・・そして、そのまま外に連れ出した。」
 カティア「統夜?」
 メルア「テニアちゃんまで・・・・どうしたんでしょうか?」
 店長「まぁまぁ・・・・それよりどうかね?ケーキをもう1つ」
 メルア「頂きます!!」
 カルヴィナ「メルア、それぐらいにしときなさい。アル=ヴァンも」
 アル=ヴァン「う、うむ」

 



329 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 11:41:44 YUrROGih
ここはトロンベから少し離れた公園。周りには雪が降っている。
 テニア「統夜ぁ・・・一体どうしたんだよ?かなり寒いんだけど・・・・」
 統夜「・・・・・・」
 テニア「統夜?」
確かに寒い・・・しかし、今はあまり関係ない。
 統夜「・・・誤魔化さずに答えろよ。今日、日付が変わった時、なんでキスをした?」
 テニア「・・・・・・・・・」
しばらく沈黙が続く・・・・。俺のストレートな問いにテニアも言葉が出ないようだ・・・。
 テニア「・・・・・それは」
 統夜「それは?」
 テニア「言ったでしょ?渡すプレゼントが思いつかなかったからって・・・」
 統夜「・・・・・それだけか?」
 テニア「・・・・・・」
 統夜「・・・本当にそれだけなのか?」
 テニア「・・・き・・だから」
 統夜「なに?」
 テニア「・・・・アタシ・・・統夜が・・好きだから・・・・その・・・」
 統夜「・・・・・・」
ようやく本音が出てきたか・・・・。
 統夜「・・・なら・・なんであんな・・・・キスの事も、自分の気持ちさえも忘ようとしていたんだ・・・・・?」
 テニア「・・・・・それは」
テニアは口を開く。俺はそれを黙って聞いた。
 テニア「それは・・・・だって・・・アタシなんか・・・ガサツで女らしいとこなんて全然無いし・・・・」
 統夜「・・・・・・・」
 テニア「胸だって小さいし・・・・カティアやメルアなんかの方が・・・全然可愛いし・・・・だから」
 統夜「・・・・・・」
俺は黙って聞いた。見るとテニアの瞳からは涙が流れていた・・・・。
 テニア「だから・・・・アタシなんか・・全然統夜と似合わないし・・・・・だけど、1つだけ・・思い出が欲しかった・・・・」
 統夜「・・・・・・・」
テニアは涙を流しながら俺に笑顔を見せる。しかし、その笑顔からは悲しみしか感じられなかった。
 テニア「だからさ・・・・統夜もあの事は忘れ・・・・・」
そして、テニアの言葉が中断される。今度は俺の唇によって・・・・。
 テニア「な!!ななな!!!」
唇を離すと、まさに夜の俺状態のテニアがいる。やはり突然のことで思考が空回りしているらしい。
 統夜「お返しだ」
 テニア「なっ!」
 統夜「それから・・・やっとテニアも自分の気持ちを言ってくれたから・・・今度は俺が言う」
 テニア「え?」
 統夜「確かにお前は、ガサツで短気ですぐ蹴るし、おまけに大食いで女らしいとこなんてないかもしれない・・・」
 テニア「・・・・・・・・」
 統夜「だが・・・・俺は別に気にしてないし・・そこがテニアの魅力でもある」
 テニア「・・・・!」
 統夜「胸だって・・・可愛いと思ってるし・・あの2人には悪いけど、俺はテニアが一番可愛いと思ってる・・・・」
 テニア「え?・・・・そ、それって・・・・」
 統夜「えっと・・・まぁなんだ・・・・・つまり〜・・俺もテニアが"好き"ってことだ・・・・」
 テニア「統夜・・・・」
 統夜「だから・・・もうそんな悲しい笑顔は見せないでくれ。俺は"いつもの"笑顔に惚れたんだから」
言えた・・・・。俺もやっと言えることが出来た・・・・。見るとテニアの瞳には大粒の涙・・・。なんかまずいことでも言っただろうか・・・?内心焦る俺。
 テニア「・・・・・ねぇ・・・統夜」
 統夜「なんでしょう」
 テニア「もっかい・・・キスして・・・」
 統夜「心得た」
そして・・・肩を掴んで3度目のキス。今度は不意打ちではない・・・。周りは寒いが、俺はなんだか暖かい・・・。
 テニア「・・・・えへへ♪じゃっ、戻ろうか・・・・統夜」
 統夜「・・・ああ」
キスをし終えると、そこにはテニアのいつもの笑顔がそこにあった・・・・・。



330 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 11:57:35 wZUw8Ddt
馬鹿野郎、こんな良い物見せやがって
用事があったのに見入っちまったじゃねえか



331 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 12:08:10 T9X9N+Pb
うはwwwマジでGJwww





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333 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 15:17:59 m+FlAwr7
ロンリークリスマスなど、もうどうでもいい
むしろありがとう独り身

ところでテニアたちのフィギュアってないのか?
その手の趣味はないんだがあれば買ってしまいそうな俺ですよ



334 :それも名無しだ :2005/12/25(日) 15:23:11 SKUT8Mr4
Jのはまだ早いな。アイビスなんかどれだけ待たされたか・・・




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338 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 00:31:22 WUpTelXb
調子に乗って書いてしまうのも俺だ。

 統夜「うーん」
新年明けてしばらく経った日曜の昼下がり、ここは喫茶・トロンベ。割りと広く、ゆったりした感じのいい店。だが・・ここに1つの問題が生じた。
 テニア「お客さん・・来ないね」
この前バイトになったテニアが呟く。そう、客が来ない。喫茶店とはいえ日曜の昼だし、メニューも結構あるうえに美味しいと評判だった。つい此間までは・・・。
 店長「ふむ・・・・やはりか・・」
俺とテニアが店内の掃除をしていたら、カウンター越しに立っていた店長がボソッと言った。
 クォヴレー「何か知っているのか?」
 店長「ああ、少し心当たりがある」
 カティア「心当たり?」
 店長「・・・先月、新しいカフェが出来たのを知っているかね?」
 テニア「・・・・もしかして、アレのこと?」
テニアが指差す方向・・。丁度向かいの店だ。そこには大きな人盛りに長い列ができている。
 統夜「もしかしてアレか?」
 店長「そう!アレが我が店の宿敵にしてライバル!その名も"カフェ・スクール"!!」
 カティア「スクール?・・・・・・・・・・ま、まさか・・・・」
 統夜「お前、絶対変な想像してるだろ」
 背後霊「おーーい、今戻ったー」
 クォヴレー「どうやら戻って来たようだ」
 店長「背後霊君、どうだった?」
 背後霊「すごい客だった。ほとんどが男だったが・・・」
 店長「ご苦労!」
どうやらライバル店の偵察に行っていたようだ。こういう時に幽霊は役に立つ。この時俺達の心はリンクした。
 店長「やはりそうか!」
 統夜「何がです?」
 店長「我が店に無く、向こうにあるものそれは・・・・!」
 テニア「それは?」
 店長「"萌え"だ!!」
 一同「・・・・は?」
 店長「クールなお姉さん桜花 凪沙!ゴスロリ無口なラトゥーニ・スゥボータ!優等生な同級生型ゼオラ・シュバイツァー!清楚で優しいお姉さんレフィーナ・エンフィールド!甘党天然っ!メルア・メルナ・メイア!」
 統夜「・・・そんなこと・・身を乗り出して力いっぱい言わないでください」
 カティア「その前に・・なんでメルアが?」
 クォヴレー「美味しいお菓子が食べ放題とか言われてスカウトされたそうだ」
 統・テニ・カティ「なるほど」
そこで納得してしまうのはどうなんだ?なぁメルア・・・・。


339 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 00:32:59 WUpTelXb
テニア「てか、そんな事どこで調べたの?」
 店長「私の知人と背後霊君で調べてもらった。しかし、あの店は男の何たるかを知ってるようだ」
 テニア「で、でも・・そういう事ならこの店にはアタシ達がいるじゃん」
 店長「駄目だ。量でも質でも向こうが遥かに勝っている。お話にならん。しかも女性の何たるかも知っているようだ」
 テニア「ひどっ!!ていうか女の子のって?」
 店長「落ちこぼれだがやるときゃやる男!アラド・バランガ!常に物事は悲観的、まるで昔の紫雲君。しかし心優しい好青年!氷川 諒斗!」
 統夜「悪かったですね」
 店長「頼りないところが逆にいい!ラッセル・バーグマン!実はかなりの熱血漢!アクセル・アルマー!」
 テニア「だから、力いっぱい語るのはやめっ!」
 カティア「・・・・・・・(ちょっといいかも)」
 統夜「カティア・・・寝返るのは止せよ」
 カティア「い、いいいやですねぇ・・・私がそんな事・・・・」
 店長「分かっていただけたかな?」
 統夜「まぁ、人手不足っていうのはなんとなく・・・」
萌えってのはよく分からん・・・・。約1名を除いて、他の2人も分からない感じだ。
 店長「という事で、紫雲君、テニア君、至急誰かをスカウトして来てくれたまえ」
どういう事でなんだろう?
 統夜「別にいいですけど・・・・」
 テニア「給料は?」
 統夜「直球で言うな。生々しい」
 店長「もちろん!1人につき特別ボーナスを出そう」
 統夜・テニア「やらせていただきます!!」
 店長「頼んだぞ、なるべく美女で。ではクォヴレー君」
 クォヴレー「了解した。出て来い、ガン・スレイブ」
クォヴレーがそう言うと、店の奥の方からバッサバッサとコウモリみたいなロボットが出てくる。
 クォヴレー「今からお前達は統夜達に着いて行け。・・・・・ああ、ごほうびはキャンディーだ。よし、いい子達だな。頼んだぞ」
 テニア「相変わらず変な光景だよね」
 統夜「もう既に変だがな、日常が」
何喋ってるのかまったく分からんが、まぁいつもの事。この後お手とテニアは私服に着替えて店を出た。ガン・スレイブ達と一緒に・・・・。
 テニア「さて・・・・まずどこから行こうか・・・」
 統夜「うーん・・・そうだなぁ」

選択肢

 【商店街に行く】

 【学校に行く】

 【とりあえず敵情視察】

空気読まずにゴメンなさい・・・反省してます。
ということで俺は山をみにいってくる・・・。



340 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 01:14:06 CkoNz4sv
ダイテツ艦長、ショーン副長、リシュウ先生、ジョナサン他の経営するミドル喫茶があったら是非行ってみたいのも私だ
それはそれとしてGJ。続きに期待。



341 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 01:55:06 wcX8exJi
>>338-339
GJ!
あげ足取りのようで申し訳ないが、“お手とテニア”に受けた。
“俺とテニア”の間違いだよね?



342 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 02:01:37 jEaR2flR
カフェ・スクールにユウ(OG2)やジョシュアみたいなタイプを入れれば女性客もGET出来そうだ



343 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 02:05:21 sQ5+Pu+1
『寿司割烹 教導隊』なんて店があったら万難を排して行くだろうと思うのも私だ
ところでなんでスクールに艦長やリョウトや記憶喪失が


344 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 04:19:56 fvE1Us9S
ジョシュアが女性客にチヤホヤされようもんなら
愚妹と属性氷姉ちゃんが黙っちゃいねーってどう見てもスレ違いです。
本当に以下略


345 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 06:10:51 2uv1XWtS
助手:万能で客の対応も臨機応変に出来そう。愚妹やプロたちの存在が唯一の不安材料か
アル:こちらもそつが無くこなせそう。カルビ姉さん&シャナのヤキモチが心配
宗介:・・・危険すぎ
冥王様:ふん、店の売り上げがどうなろうと関係ない。だが(ry

向こうが男性客が中心ならこっちは女性客を狙ったほうがいいのかな・・・



346 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 10:40:15 UPEgxmuW
>>340
ショーン副長とイルムパパはスクールに入り浸りで仕事しなさそうだがなw



347 :それも名無しだ :2005/12/26(月) 20:27:45 sSvO9Jf1
なあに、まだまだJ&オリ男性陣はたくさん居る!
何なら各ボス格が店員のコスプレ喫茶とかでもいける!
・店内BGMは常に水木のアニキ。意外と熱血オンリーでも無いんですよ。
・接客は主にRのちびっ子達とアルフィミィ・ルアフ・イルイなど。
 時間帯や客層に応じてフェイルやウェンドロ・アダルトイルイ等の綺麗どころが担当する。
・経営方針や経理全般を担当するのも私だ。
・客寄せはアキバや新宿等の要所でAI1や若本レジセイア、セプタギンが宣伝。
・今月の赤字額に絶望せよおおぉぉおぉぉを!


348 :それも名無しだ :2005/12/27(火) 01:47:01 gCAev2cm
>>339より 【商店街に行ってみる】

 統夜「よし・・まずは商店街とかに行ってみるか。今日は日曜だから学校もやってないし」
 テニア「そだね。じゃあレッツゴー!!」
今日は日曜だ。人も多くいるはず。俺の提案にテニアも納得のご様子だし。と、目的地も決まってしばらく歩いている時だった。
 テニア「ねぇ統夜?」
 統夜「・・・なんだ?」
 テニア「アタシってさ・・・やっぱりお客さん取られちゃうくらい魅力ないのかな・・・・?」
 統夜「なんだ?いきなり・・・」
 テニア「だって・・あの食通が」
店長・・・・・あんたなんて事を言ってくれたんですか・・・・。
 統夜「そんなことないって。少なくとも俺から見れば、魅力ある可愛い女の子だよ」
 テニア「統夜・・・・えへ♪嬉しいな」
 統夜「そうか。喜んで何よりだが、歩きづらいから抱きつくな」
 テニア「だってぇ・・寒いんだもん」
 統夜「やれやれ」
と、バカップル丸出しで歩いていると・・・、
♪我こそは〜我こそは〜バラン・ド・・・・♪
 テニア「あっ!ケイタイ鳴ってるよ」
俺のポケットの中のケイタイが震えている。
 統夜「ホントだ、誰だ?・・・・・店長か・・・」
♪バンッ!バンッ!バンっ!バ・・・ピッ。
 統夜「はい」
 店長『統夜君か?言い忘れたことがある』
 統夜「なんですか?」
 店長『スカウトの件だが、納期は3日。人数は5人ほど集めて欲しい。それから見つけた場合、まず私のケイタイに写メで送ること』
 統夜「それは構いませんけど、集まるかどうか分かりませんよ」
 店長『構わない。納期を過ぎると、2人の給料は半減するからそのつもりで』
はて?今とんでもないことを聞いたような・・・・・気のせいか。
 店長『それからもう1つ・・・今カフェ・スクールに新しいアルバイトが入ったという情報が入った』
 統夜「へぇ〜、どんな人なんですか?」
 店長『それは今、背後霊君に調べてもらっている。しかし、宿敵はバイト募集をやめたそうだ』
 統夜「まぁ人数的に賢明な判断ですね」
 店長『そうだ。しかし!これ以上増援が増えないということは・・まさに今、我が店が駆け抜ける時!!』
 統夜「それなりには頑張ってみます。それから・・5人来たとして、お金の方は大丈夫なんですか?」
 店長『それは問題なしだ。先程Mk-Ⅲを売りに出して来たのでな。では、健闘を祈るぞ』
切れた。Mk-Ⅲ・・・多分ヒュッケバインの事だけど・・・いいのか?
 テニア「店長どうしたの?」
 統夜「ああ・・3日やるからのんびりやれってさ」
 テニア「ふーん」
俺はあえて給料半減の件を言わない。ただなんとなく・・・。そんな中、俺達はもう駅前まで来ていた。
 テニア「さてと・・・誰かいないかなぁ」
テニアはキョロキョロと辺りを見渡す。しかし、美男美女などそう簡単に見つかるはずも無い。
 テニア「うーーん・・・なかなかいないもんだね」
 統夜「そうだな・・・・ってあれ?あの子は・・・・」
駅前で探索すること数分・・・・。俺は知った顔の"女の子"を発見する。



354 :それも名無しだ :2005/12/27(火) 21:24:11 gCAev2cm
俺とテニアは発見した人物に近づく。間違いない・・あの人は・・・、
 統夜「おーい、千鳥さん」
 かなめ「あれ?紫雲君にテニアちゃん?」
 テニア「オッスカナメ、こんなとこでどうしたの?サガラは?」
 統夜「というより、相良を1人にしていいんですか?」
 かなめ「ソースケ?それは大丈夫よ。あのバカはクルツ君とスクールに行ってるから。テニアちゃん達こそこんなとこでどしたの?バイトは?」
 統夜「まぁちょっといろいろあって・・・・」
 テニア「カナメこそどうしたの?」
 かなめ「久しぶりに平和的に買い物に来たんだけど・・・この子が迷子らしくて」
と、千鳥さんは後ろにいた人物を紹介・・・・つーかこの人は・・・・!
 統夜「あ、アルマナさん!!」
 テニア「あ!アルマナだ」
 アルマナ「あら?統夜さんにフェステニアさん」
 かなめ「何?2人とも知り合いだったの?」
 統夜「ま、まぁね」
知ってるも何も・・・この人はアルマナさん・・・じゃなくてアルマナ姫。今は無き"ゼ・バルマリィ帝国"のお姫様的存在の人。
 統夜「あ、アルマナ姫・・・こんなとこで何を?」
 アルマナ「ちょっとバランとはぐれてしまって・・・・。困っていた時にかなめさんに助けてもらったんです」
 かなめ「そういう事。・・・・・・・・って!あなたお姫様だったの!?」
 アルマナ「い、いえ・・姫ってほどでは・・・・・」
と、千鳥さんが驚いている時だった。何かさっきから地震のようなものを感じる。まるで巨大な生物が歩いているかのごとく。そしてそれは確実にこちらに向かって来ており、そして、
 ???「姫ぇぇぇぇぇぇ!!!」
 かなめ「な、な、なに!!?」
全員振り向く・・・・・。そこには、アルマナとはぐれてしまった白髪のオッサンの姿。しかも凄い形相だ。



355 :それも名無しだ :2005/12/27(火) 21:25:15 gCAev2cm
統夜「ば、バランさん!!」
 バラン「おのれぇい!この俗物共めが!!わしが目を離した隙によくも姫を!!」
 テニア「・・・・・・なんか、もの凄い誤解を受けてるんだけど」
 かなめ「な、なななな、何!!?あの人!!?」
 アルマナ「ああ、あの人がはぐれてしまった人です」
パァァァァン!千鳥さんのハリセンの音が響き渡る。
 アルマナ「い、いたぁぁぁい!な、何するんですかぁ?」
 かなめ「ええい!冷静に言うな!!それになんでその人があたし達に鬼の形相で向かってきてるの!?」
 統夜「とにかくこれは明らかな誤解だな。誤解なら解くのが道理だが・・・もう遅いようだ」
 かなめ・テニア「・・・・・え?」
 バラン「姫!今参りますぞ!そこの俗物共、覚悟せい!出ろぉ!ベミドバァァァン!!!」
 テニア「げげげ!なんか出てきたぁぁ!!」
 バラン「大・粉・砕!!!」
 かなめ「いやー!来んな!こっち来んなぁぁ!!」
と、その時・・・、
 アルマナ「やめなさーーい!!バラン、よく見なさい!」
 バラン「ひ、姫・・・・・・ん?おぬし達は・・・・」
暴走は止まり、バランは一回の跳びでこちらに着地。
 バラン「おぬしは!統夜にテニアではないか!!」
 かなめ「・・・・知り合い?」
 統夜・テニア「・・・・はい」
本当は否定したかった。俺は一通りバランに説明・・・。
 バラン「す、すまぬ!!このバラン・ドバン一生の不覚!!・・・・最近老眼でな・・・」
パァァァァァン!!
 かなめ「だったら眼鏡買いなさい!コンタクト買いなさい!それとこのロボット、至急即座に今すぐしまう!!」
 アルマナ「そうですよバラン。こんなことでゲートを使っては・・・・・・」
パァァァァァン!!
 かなめ「そういう問題じゃない!!あんたらにはこの渋滞が見えんのか!!?」
 アルマナ・バラン「すみません」すまぬ」
 統夜「・・・・・・・」
 テニア「ねぇねぇ統夜」
俺が千鳥さんのツッコミに見惚れていると、テニアが服の裾を引っ張る。
 統夜「なんだ?」
 テニア「"あの事"2人に話さなくていいの?あの2人結構可愛いし」
 統夜「・・・・・・」
確かに。
 統夜「よし・・・言ってみるか」
さっきの騒動で忘れていたが、俺はスカウトの件を2人に聞いてみようと試みる。



356 :それも名無しだ :2005/12/27(火) 21:30:03 gCAev2cm
 統夜「あの〜、ちょっと千鳥さんに聞きたいことがあるんだけど・・・・」
 かなめ「何?どしたの?」
 統夜「千鳥さんって・・・今バイトとかしてる?」
 かなめ「バイト?あぁ、もしかして勧誘?」
バレた・・・速攻で・・・。
 統夜「・・・・そんなとこ」
 かなめ「悪いけど、あたしは無理よ」
 テニア「何でさ?」
 かなめ「だってほらぁ、あのバカがいるから・・・放っておくと何しでかすかわかんないし・・・」
 統夜「なるほど・・・・」
相良・・・・ある意味良く理解されているなぁ。
 テニア「まっ、それじゃ仕方ないよね。アルマナはどお?」
 アルマナ「え?」
 テニア「だから、バイトとか興味ない?」
 アルマナ「あります!!」
 統夜「即答ですね。またなんでです?」
 アルマナ「私・・・地球で暮らし始めたのいいんですけど、未だによくわからないのもありますし、"あるばいと"というのも興味はあったのですけどルリアが許してくれなくて・・・・・」
 かなめ「なるほど・・・妙な店に入ったら嫌だからね」
 アルマナ「だから、興味はあっても出来なかったんです」
 テニア「でも、うちにはアタシ達もクォヴレーもいるよ」
 アルマナ「本当に!?・・・・あの・・・バラン・・・」
 バラン「ルリアには、わしから言っておきましょう」
 アルマナ「あ、ありがとう!!」
 バラン「なぁに、先程のお詫びです」
 テニア「よっしゃ!じゃあ統夜・・・」
 統夜「わかってるよ。アルマナさん、写真撮るんでちょっといいですか?」
 アルマナ「は、はい・・・」
そしてケイタイのカメラを構え、パシャッと撮る。そして店長のケイタイに送信・・・・、数秒後・・・メール受信の着メロ(鋼鉄ジーグのうた)が鳴る。
 店長『グゥレイト!いいねいいね。では早速我が店に連れてきてくれたまえ』
・・・・・・・・・ディアッカ?
 かなめ「どしたの?紫雲君」
 統夜「い、いや別に・・・。で、ではアルマナさん。店まで案内するんでコイツについて行ってください。俺達はまだ用事がありますんで」
 アルマナ「わかりました。ではバラン」
 バラン「それではベミドバンで・・・・」
 統・テ・か「普通に行け!!!」
その後、千鳥さんとも別れ、俺とテニアは再び歩き出す。

成果・・・・1人確保。目標まであと4人。


遅くなってスミマセン。書いたはいいけど寝てしまいました。そのあと仕事で・・・・。
あと変な内容でゴメンなさい。かなめとアルマナの口調がイマイチ分からなかった・・・・。
期待に答えられずにスマン。



357 :それも名無しだ :2005/12/27(火) 21:36:11 vVSNqxIm
そいやアルマナはいまだに服すらなぞなんだよな。
あとから出たJのオリ陣はフルサイズででてるってのに・・・



370 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 00:27:46 CHZ7AEr5
調子に乗って>>356の続きを書くのも俺だ。

—夕方—

現在午後5時になったところ。五時といえど日本は只今冬であり、辺りももう暗い。俺とテニアはあの後街をブラッと徘徊していたが、アルマナさんも確保したことだし今日は引き上げようと家に向かっていた。まぁあと2日もあるんだし。
 統夜「寒いな・・・」
 テニア「そうだね・・・・・あっ!」
相変わらず俺に抱きつきながら歩いているテニア。そして何かを思い出したような声を上げる。
 統夜「どうした?」
 テニア「ちょっと"スーパー八卦"に寄っていい?カティアに頼まれてたのがあったんだ」
 統夜「いいけど・・・何買うんだ?」
 テニア「えーっと・・・・確か"コレクション計画ゼオライマー"と"テックセットコレクション"だったかなぁ?しかも箱買いだって」
 統夜「・・・・・なるほど、カティアらしいが、なんでまた箱買い?」
どっちの品もいわゆるフィギュア付きのお菓子で、そっちの方がメインのもの。
 テニア「もう少しでコンプリートなのに当たらなーい・・とか嘆いてた」
 統夜「ほほぅ・・・何が当たらないんだ?」
 テニア「確か・・・ゼオの方は、原作のゼオライマーとグレートゼオライマーで・・テックの方は、暴走したブレードだって言ってた」
 統夜「・・・そうか。とりあえず行くか」
どうやら・・・とうとうカティアまでもが家計を火の車にしようとしているらしいな。

—スーパー八卦—

 テニア「おお!暖かい!!」
店内に入る。暖房が効いてて暖かい。まさに天国。しかし、時間が時間だけに人がたくさんいる。
 テニア「ねぇねぇ統夜。試食のとこに行って来ていい?」
 統夜「だめ」
 テニア「なんで!?」
 統夜「全部食いかねないから。商品まで食べそうだから」
 テニア「ひどいっ!あたしそこまで・・・・」
 統夜「前例がある」
 テニア「お菓子コーナーに急ぎましょう!」
 統夜「ああ」
そしてお菓子コーナーへ・・・・。箱買いはできるか定員(葎)に聞くと、いいらしい。
 テニア「これだね。じゃ、さっさと買って帰ろう」
と、そんな時だった。
 ???「あ〜〜!な、な、何?この本!?」
 ???「あたいが持ってきた」
 ???「な、なんで?」
 ???「あのツリ目エネルギー馬鹿に読ませる為。あんな調子じゃフィオナが可愛そうじゃん」
 ???「そ、それは・・・そうだけど」
 ???「その前にボク達じゃ買えないよ」
 ???「うっ・・・そ、そうだった・・・・」
この聞き覚えのある声は・・・・・。


続きは・・なるべく早めに書きます。


371 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 02:59:29 VWb2chLm
>>370
遂にRキャラ登場か!!?



372 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 05:26:59 6zgUUlWH
ワクテカ!ワクテカ!!
小ネタ満載で面白過ぎます>>370



373 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 11:20:56 T5z2g2XC
>>370
激しくGJ!
それはそうとテックセットコレクション、テラホシス。
フル稼動ならなおよし。




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



365 :それも名無しだ :2005/12/28(水) 17:39:12 FOYc1HWo
テニアかわいいよテニア(´д`)ハァハァ



366 :それも名無しだ :2005/12/28(水) 23:09:11 plti9bJT
統夜 『——カラオケ?』
マサキ『スタンダートだが悪くなかろう?』
クルツ『どうせほとんどどこにも連れてってやってねぇんだろ?』
統夜 『余計なお世話だ・・・まぁ事実だけど。』
マサキ『いい若いもんが遊びの一つもせんでどうする?』
統夜 『俺より若い奴に言われてもなぁ・・・。』
マサキ『頭脳は貴様らより大人だ。相変わらず細かい事にうるさい奴だ。』
クルツ『ま、親睦を深めるって意味でな。金の事は俺ら幹事に任せとけ。』
統夜 (別の意味で心配だな)
マサキ『たまにはあいつらに遊びを教えてやるのも貴様の務めだろう。』
統夜 『そう・・・かな?』
クルツ『そうそう!んじゃあの娘達によろしく!』
降って沸いた話だが、確かに悪くない。
いや、なんといってもタダだ。これに尽きる。
年忘れにパーっとやるのもいいかもな。


統夜  「——と、いうわけで明日、カラオケに行くことになった。」
テニア 「歌うたう所だよね?アタシあんまり歌知らないんだけど。」
メルア 「わたしは知ってますよ。『みんなの歌』をよく見てますから!」
えへんと胸を張るが、あの手の歌をカラオケで歌うのはいかがなものだろう。
『ぞうさん』や『シャボン玉』を歌うメルア。牧歌的な脳内イメージが広がる。
・・・・意外といいかもしれない。
テニア 「・・・統夜?どうしたの?」
統夜  「なんでもない。まぁ歌えなくても雰囲気を楽しめばいいさ。それに飲み食いもタダだ。」
テニア 「え!?本当に!?軟カラもチーズ餅も枝豆も揚げ出しも?ほっけもアリ!?」
統夜  「どこの居酒屋だ。」
メルア 「ガトーショコラもレアチーズケーキもアップルパイもバナナブリュレもOKなんですか!?」
統夜  「・・・あるという保証は出来ないけどな。クルツとマサキがオゴってくれるらしい。」
テニア 「何だやっぱりいい奴じゃん!」
メルア 「お菓子をくれる人たちはいい人に決まってます!」
この単純さには危うさを覚える。頭が痛い。
統夜  「あのな——」
ふと、沈黙しているカティアに気づく。
統夜  「カティア。心配しなくても大丈夫だ。
     あいつ等がオゴリを笠にセクハラを強要したなら遠慮なくぶちのめせばいい。」
テニア 「統夜って結構口悪いね・・・否定できないけど。」
カティア「ううん、そうじゃないの。ちょっと考え事。もちろん私も行くわ。」
テニア 「食べ放題なら断る手はないよね!」
メルア 「わたしもわたしも。」
統夜  「よし。じゃあ明日朝10時からだし、今日は早く寝よう。」


バン!!
テニア「統夜!!興奮して眠れないよ!」
メルア「子守唄歌ってください。」
統夜 「子供かおまえらは。」


たまには一本道のお話を書くのも私だ。
続きは年内にはなんとか書きたいと思っている。


367 :それも名無しだ :2005/12/28(水) 23:17:11 FOYc1HWo
>>366
仮面の人乙。
軟カラは重要だろw



368 :それも名無しだ :2005/12/28(水) 23:34:37 invVXfKK
クルツは間違いなくナンパだが、木原はナンパではなく
何か別の(たちの悪い)いたずらをしそうだ。


と、萌えスレでぐりにゃ〜とテッサの温泉ネタを書いた俺が言ってみる。



369 :それも名無しだ :2005/12/28(水) 23:48:33 IadKGjSs
ハーレムED後の話が好きです。


でも、テニアED後はもっと好きです


393 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:12:10 j/Ze+77p
かなめ『上ぇを向ぅいて、あ〜〜るこうおう、涙が、こぼれなぁ〜いように』
コブシを効かせて熱唱する千鳥さん。
相変わらず何かがずれている。上手いんだけど。
クルツ「ヒューヒュー!!かなめちゃんサイコー!!」
統夜 「結局いつもの面子か。」
マサキ「当然だ。全く知らん連中と『親睦を深める』もないだろう?」
ま、そりゃそうだ。

かなめ「サンキュー!!じゃ次は?」
メルア「わたしとテニアちゃんです。行きましょう♪」
テニア「う、うん。」
どこか懐かしいメロディが流れ出す。
メルア『大理石の 台の上で♪』
テニア『天使の像 ささやいた♪』
統夜 「『みんなの歌』ってそれかよ!」
宗介 「たまにはいいかもしれん。兵士間の信頼関係の強化は部隊錬度向上にも欠かせん。」
クルツ「このバカの言う事はともかく、今日は楽しもうじゃないの!」
統夜 「・・・そうだな。そうしよう。」
マサキ「む、次は貴様だ、相良。」
宗介 「うむ。」
かなめ「『モスクワ郊外のゆうべ』は無しね。」
宗介 「・・・・・・・・では何を歌えばいい?」
かなめ「はいはい、もう座ってなさい。次だれ?」
クルツ「よし!俺らの美声を聞かせてやろう!」
マサキ「冥王の歌声の前にひれ伏すがいい!!」

              『金太の大冒険』

統夜 「あんたら最低だ。」
メルア「え?なんでですか?」
マサキ「金太と次の言葉をれんけ」
かなめ「黙れ!!」
スパーン!!
クルツ「素敵なキーワードが」
テニア「しゃべんな!!」
メコ!!
やれやれ。


394 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:15:29 j/Ze+77p
カティア「あの、統夜?」
統夜  「ん?なに?」
カティア「次、一緒に歌ってくれない?」
統夜  「別にいいけど。」
カティア「よかった!じゃあこれ!」
ピンマイク?
カティア「踊れないからね。」
・・・踊る?
かなめ 「あれ?いつのまにかすごい数の予約が入ってる?」
カティア「つい。」
マサキ 「ついで40曲か。やるな。」
統夜  「いや、ちょっと待て俺が知ってる歌か?」
カティア「大丈夫!気にしないから!」
統夜  「俺が気にする!」
画面が切り替わりタイトルが表示される。
甲高い女性の声が響き渡る。
カティア『キーィング!!キーィング!!』
統夜  『キングッゲ イナー!!』
カティア&統夜『メタル!!オーバーマン!!キーィングゲイナーー!!』

サイトロンって便利だな。

あれからスイッチが入ったのか、カティアは歌いまくっている。
カティア『熱き怒りのッ!嵐を抱いてッ!戦うために!飛び出せ ゲッター!!』
統夜 「なんと言うか・・・ごめん。」
かなめ「いいのいいの。今日の主役はあのコ達なんだから。」
クルツ「揺れてたしな。」
マサキ「うむ。途中から加わったメルアは特にな。」
テニア「・・・・・・・」
宗介 「匍匐前進時には胸などないほうがいい。」
テニア「ッ!!」
膝が顔面に突き刺さる。
宗介 「なかなか痛いぞ」
かなめ「余計なこと言うからでしょ。はいはい、何注文する?」
宗介 「何故だ。俺なりに利点を」
かなめ「黙れ。とりあえずポテトとから揚げでいい?」
テニア「アタシはにぎり寿司セットと海鮮鍋!あとシカゴピザ!!これを三つずつね!」
カティア『ブルーゲイル、涙はらって ブルーゲイル、きらめく力!』
メルア「紅茶シフォンとヨーグルトサンデーとザッハトルテ、杏仁豆腐とチョコの盛り合わせにします!」
統夜 「少しは遠慮しろよ。一応。」
クルツ「一応かよ。・・ところで何か足らなくないか?」
マサキ「心配するな。抜かりはない。ククク・・」
この二人が相談していると底知れぬ不安を感じる。
カティア『来ぅるか暗黒ならずもの!おぉれの根情みっせってやる〜!』


395 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:16:04 j/Ze+77p
一同「かんぱーい」
・・・妙な味がする。
かなめ「これお酒じゃない?」
宗介 「アルコールは脳細胞を破壊する。この仕事を長く続けたかったら——」
クルツ「NONO、コレただノオレンジジュース。疑うヨクナイ。」
統夜 「何で片コトなんだよ。」
メルア「じゃあいいですね。」
統夜 「ちょっとは疑えよ!」
テニア「これ結構美味しいよ!」
カティア『神か 悪魔か その姿 鋼の拳が敵を討つ!お前の瞳に映るのが 穢れた現代ならば!!』
かなめ「なにやってんのよソースケ!あんたも飲みなさい!」
宗介 「よせ千鳥むぐ!?」
統夜 「ああ・・最後の砦が・・・・。」
クルツ「お前も飲んで楽になれよ。」
統夜 「絶対飲まない。倒れでもしたら何されるかわかったもんじゃない。」
マサキ「くくく。酔っ払いの中、シラフでいるのかどれだけ辛いか思い知るがいい!!」
やっぱり・・・飲んだほうがよかったかも。
カティア『嵐のときも〜、吹雪のときも〜 平和な 未来を築くた〜め〜』



396 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:17:21 j/Ze+77p
カティア『正義のハンマー ユンボをかざせ!! Break out!!』
かなめ「ソースケぇ・・・」
宗介 「むううん・・・・」
二人とも撃沈。
いよいよ孤立無援だ。
クルツ「よーし、王様ゲーム開始!従わない者は目でピーナッツを噛む。さぁ引いた引いた!」
統夜 「あんたらこれが狙いか!?」
マサキ「カラオケで王様ゲームは基本中の基本だ。やらんわけがないだろうが。・・・ん?」
正樹の手には先が赤い箸。
マサキ「くくく、やはり俺は王にふさわしいらしい。4番の者は1番の者を羽交い絞めにしろ!」
1番は俺。4番は・・・?
メルア「はぁーーい♪」
がし、むにゅ。
はう!?
メルア「統夜さんあったかいですぅ♪」
クルツ「はいどんどん行くよー!」
カティア『Goodbye Tears!今は 好きなままいよう 不思議な力をくれる あのえ・が・お!』
クルツ「2番の者は、3番の者を膝枕だ!」
テニア「統夜、カモン!!」
統夜 「恥ずかしくないのか、おまえは!?」
テニア「照れてるよあははははははははははははははは!!」
笑い上戸か?つーかおかしい。さっきから俺と二人のピンポイントだ。
そもそも一回も王様になれてないぞ?
カティア『胸に、炎が 燃えてるか? 赤い、炎が燃えてるか?戦闘開始 準備よし!』
クルツ(すげぇなお前)
マサキ(次元連結システムの力を持ってすれば造作もないことだ)
クルツ(じゃ次は俺王様ね。メルアちゃんは何番だ?)
マサキ(・・・4番だ)
クルツ「4番の人は王様とキャンディーキッスだ!さぁ4番はだれかなぁ?」
統夜 「やるしか・・・ないのか・・・・?」
クルツ「やらんでいい!!」
バキィ!!
目を抑えてクルツが転げまわる。
クルツ(てめぇ!!騙しやがったな!?)
マサキ(ククク、俺はオタオタする紫雲が見られるならそれでいいのだ!!)
なにやら仲間割れを始める二人。やっぱりなんかやってたな。
テニア「アタシトイレ〜。」
カティア『血潮が燃えるなら ただそれだけで何もいら ない!!熱くなれ!!夢見る彼方へ!!』


397 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:19:28 j/Ze+77p
ふと、時計を見るもう五時を回っている。後一時間か。
さすがに疲れて後ろにもたれかかる。
メルア「きゃ!?」
統夜 「あ、悪い。」
メルア「疲れたんですか?しかたない坊やですね。お母さんの胸で眠りなさい♪」
統夜 「ちょ!?うわ!?」
胸に抱きすくめられた。
クルツ「幼児プレイだと!?おしゃぶり持ってこねぇと!!」
マサキ「取り乱すな!!・・・・・おしめだ!!」
統夜 「おまえが一番取り乱してる!!」
バン!!
激しく扉が開け放たれた。
統夜 「テ、テニア?」
カティア『ターンエーターン、ターンエーターン、ターンエエエエーーーー!!!』
明らかに怒っている。
統夜 「これは・・・ちがう。不可抗!?」
腹を思いっきり掴まれた。
俺の腹に掴むところなど無い。
正確には掴んでるんじゃなくて腹に指がめり込んでいる。
ていうかめちゃくちゃ痛い。
統夜 「ガハッ!?お、落ち着け!これは不幸な」
そのまま片腕一本で持ち上げられた。
統夜 「いや、もう俺が悪かった!頼むからゆるし」
テニア「そんなに巨乳が好きかああああああああああああああああああああああああああ!!」
もう片方の手が俺に
統夜 「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」
どさ
マサキ「これが・・・」
クルツ「シャイニングフィンガーというものか!?」
クル
テニア「・・・・」
クルツ「こっち見てんぞ!?」
マサキ「逃げるな。背中を見せれば襲い掛かってくるぞ!」
テニア「アンタ達も巨乳が好き?」
クルツ「そんなことはない!!女性の魅力と胸は無関係さ!!」
ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フイ。
マサキ「馬鹿が!!目をそらすな!!」
カティア『残酷な天使のように  少年よ 神話になれぇぇぇぇ!!』
テニアの咆哮とバカ二人の絶叫がこだました。

テニア「めるあ〜〜!!みんながアタシのこといじめるよ〜〜〜!!」
メルア「あらあら甘えんぼさんですね。お母さんがついてるから大丈夫ですよ〜♪」
テニア「めるあ〜〜、めるあ〜〜〜!!」
メルア「よしよし、一緒におねむしましょうね〜♪」


プルルルル、プルルルル!
カティア「ハイ、もしもし。・・後五分ですか。延長六時間で。それとウーロンをピッチャーで。」

カティア『山よ!!銀河よ!!!俺の歌を聞けぇぇぇぇぇええええええええ!!!!』


テニア 「なんかよく覚えてないけど楽しかった!」
メルア 「またみんなで行きましょう!」
カティア「またといわず明日にでも!!」
統夜  「力の限り拒否させてもらう!!」


398 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:21:42 j/Ze+77p
微妙な出来であることを承知で書き込むのも私だ。
そして>>366のレスアンカーを付け忘れたのも私だ。
更に批判も甘んじて受け入れるのも私だ。

全部私だ!!



399 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:26:36 H6cUUWcs
>>398
だが十分にGJ!
カティア、アニソンばっか・・・



400 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 21:48:36 DdHL4jF5
>>398
キンゲは振りつきなのか気になった。
つか、フルメタ集めてるなぁ。乙。



401 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 22:41:11 +NfuVSic
>>398
GGGGGJ!

ところで『金太の大冒険』がよくわからんのだが(´・ω・`)?



402 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 22:51:23 HTAVPvvU
ブリキ大王が歌えるカラオケ教えてくれw



403 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 22:54:21 H6cUUWcs
>>401
発売して10分待たずして販売停止処分喰らったらしい



404 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 22:59:03 a23aCN1T
「金太の大冒険」が二十日で放送禁止
その後「極付けお万の方」が六日で禁止だったか



405 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 23:02:30 H6cUUWcs
>>404
あぁ、そんなもんだったか
人伝に聞いただけだからあんまり詳しくは無いんだ



408 :それも名無しだ :2005/12/30(金) 23:19:35 +NfuVSic
>>403
>>404
㌧クス

なるほど、それできんたむぁなにするやめろ





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




376 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 15:37:02 Zts2EhEf
統夜から三人娘へのお年玉

カティア 5,000円
メルア  5,000円
テニア  餅5㎏

テニア「何で私だけ昔の風習のままなのさ!統夜のバカッ!(モグモグモグ)」
統夜「と言いつつ、食べてるじゃ……いや待て待て落ち着け、その光った膝をしまえ。
これはホンの冗談、だから膝を唸らすのはヤメて!」
テニア「問答無用!シャァァイニングゥゥ…ニイィィィィッ!!」
統夜「ゲフッ!」
テニア「フードファイト国際条約第1条!頭部を失った機体は、失格!」
統夜「それなんてガンダムファイト?って死ぬ、死ぬから!ぎゃぁぁぁぁ!」

テニア「統夜のバカ!バカバカバカバカ!
カティアとメルアにはちゃんとお年玉あげてたのに、何で私だけお餅なのさ!(バクバクバク)
…あれ?中になんか入ってる?こ、これは、野口さん!しかも五人!
やったー!さすが統夜、アタシは信じていたよ!さっ、何か美味しいものでも食べに行こうっと」

カルヴィナ「私にはお年玉ないのかしら?」
統夜「なんで自分より年上の人にお年玉あげなきゃならないんですか」
カルヴィナ「廊下で死にかけてた貴方を助けた恩人に対する態度がそれ?」
統夜「……しょうがないからこれで勘弁してください。」
アル「むぐーっ!むーっ!!(縄を、縄をほどけー!)」
カルヴィナ「ふむ、忙しい正月になりそうね」ズルズル
アル「むー!(いやー!)」
統夜「グッドラック、アル=ヴァン」


377 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 16:27:32 VWb2chLm
>>376
黒い統夜・・・


ヒィィィ!!


380 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 18:37:28 Xt6jpIn6
>>376
シュウのアルバイトスレの統夜がまざっとるーーー!!(ガビーン)



381 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 18:44:58 WxHRnaGk
まだそのスレあったのか



382 :それも名無しだ :2005/12/29(木) 22:39:59 QKzyNzeX
>380
マサル風スパロボスレの住人も混ざってるー!(ガビーン!)


真空飛び膝蹴りの真実—“キックの鬼”沢村忠伝説
真空飛び膝蹴りの真実—“キックの鬼”沢村忠伝説


投稿者 ko-he : 2009年10月28日 18:29

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コメント

あぁ、なるほど。これが萌えか。

投稿者 Anonymous : 2009年10月29日 00:33

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