2009年06月17日
 ■  膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐

膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1133629455/l50



1 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 02:04:15 mnLwa0Xx
前スレ
スパロボJのフェステニアたんがロリカワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1127287515/


3 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 02:12:41 SrWleEYe
>>1
乙、マヂで乙。
お前は俺ができなかった事をやりとげた。



4 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 02:13:05 cr7E1IPo
やはりテニアは最高です。



5 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 02:45:56 I4dvJb/T
はらげりしょうきと読めばいいのか


7 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 02:53:08 JFRak9uR
ひざげりこひめ


15 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 13:17:58 7zqVQceT
乙テニア・ミューズ





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8 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 03:05:10 9zabj8r6
統夜もその内、テニアの食べる姿を見てハァハァしたりするのかも。
どっかの誰かのように。



9 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 03:39:22 7b/WthaU
>>8
某乳娘のようにか?あんな表情の統夜はちょっとヒくぞ



10 :それも名無しだ :2005/12/04(日) 04:37:11 V9hlg4ZL
>>1乙

攻略本ではメルアがプリン(アイス?)を食べてる所を笑顔で見つめているぞ




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18 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 02:23:19 CBPGrmnH
一時間以内にレスがなければテニアは俺と結婚



19 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 02:24:33 VMZjngwY
そうか



20 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 02:35:25 +SImY0/r
しかし良く阻止出来るもんだな



23 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 14:39:28 BBD1Fbmh
一時間以内に誰かレスしたらそれは俺と花嫁のテニアへの祝福と決めつける。
そうでなければ誰もいないと言うことでしけ込む。



24 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 15:42:14 BBD1Fbmh
と言うことでテニアはオレのもの。



25 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 15:55:31 JFxFyYZE
阻止させてもらう!



26 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 16:02:22 QtSCnzP4
>24-25が争ってた間、テニアなら統夜と一緒にナデシコの食堂でいちゃついてたぞ



27 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 17:54:48 CBPGrmnH
残念!それは女装したアラドだ。
本物は俺と吉野家にいるよ



28 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 18:24:32 rHIGz+d3
>>27
ヒント:そっちがアラド



29 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 18:38:35 InuogIiP
>>27
女装したラトに見えてしまった俺オウカ
というわけでテニアスレだけどラトもらっていきますね




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31 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 20:51:48 aLSViUKe
攻略本にテニアのカードが入ってた



32 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 21:50:43 0cmAYvAM
キャッツカードよろしく夕飯が盗まれてそうだな。

もしくは「この者、連続食い逃げ犯」
とか書いてあったり。

……我ながらネタが古いな。



33 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 22:05:11 R3O9Puip
>>32書き込みを見てなぜか食い逃げしたくなった。
いや、以前から一度でいいから食い逃げしてみたかったんだけどさ。
一度食い逃げってやってみたくない?



34 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 22:43:26 InuogIiP
>>33
よっしゃ
今からダッフルコートとカチューシャと羽のついた鞄装備してたい焼き屋へGOだ



35 :それも名無しだ :2005/12/05(月) 23:07:02 mHlMnBBy
テニアはうぐぅ('A`) なんていいませんよ?



45 :それも名無しだ :2005/12/06(火) 10:03:13 JKPQ6dfS
>>35
むしろテニアに「うぐぅ」と言わされるしな。
十三あたりが。

>>33
食い逃げじゃないんだけどさ。
俺素で財布忘れてそれなのに吉野家で飯食っちゃって、滅茶苦茶うろたえた事あるよ。
食い逃げするつもりは無かったので、連絡先教えて免許証とか見せて信用して貰って
あとでちゃんと払いに行ったけどね。恥ずかしかった。
そして吉野家の店員のおっちゃんは優しかった。
それ以来吉野家が大好きです。吉野家テンプレも大好きです。ついでに言えば芳野さくらもcvの田村ゆかりも大好きです。
もちろんテニアもだ!
グレンキャノンもだ!


47 :それも名無しだ :2005/12/06(火) 15:26:04 GKYo5w6T
>>45
>田村ゆかりも大好きです

朋友(とも)よ!w
だが後半言ってることが意味不明になってると思うの私だ
TERRAの長官は亘理だ



48 :それも名無しだ :2005/12/06(火) 15:38:14 WzAijiiK
芳野さくらは北都南しか認めん。ってまったくテニア関係ないな




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62 :それも名無しだ :2005/12/08(木) 11:33:26 FCunNhpL
統夜「なぁテニア」
テニア「ん?何?」
統夜「お前最近マッチョになってきt」
ボグゥ
テニア「統夜のバカーッ!」
統夜「グ‥ゲフ‥(やはりパワーが増しているな‥)」


よく食べてよくトレーニングしているからいつか
筋肉ムキムキになりそうですよね


63 :それも名無しだ :2005/12/08(木) 14:01:58 hSh+nY+9
女の子のしなやかな筋肉ってのはいいものですよ
齧りたい
甘噛みしたい
太股とかふくらはぎあたりをはむはむと



64 :それも名無しだ :2005/12/08(木) 14:11:54 MGoof4Tp
減量のために600kgのバーベル上げてるテニア


ヤベぇ、かなりイイ!!


66 :それも名無しだ :2005/12/08(木) 18:35:09 guGSlxWJ
>>64
……0.6㌧
たくましすぎますよ、テニアさん



70 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 04:49:53 2gpQ5MEW
>>64
○tとか書いてるハンマーを振り回すテニアが思い浮かんだぞ・・・



71 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 06:32:49 fqirrkKa
それなんてシティハンター?

…いやまて、似合うな。



72 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 10:37:14 5RgdY9ZM
その場合テニアのCVは伊倉一恵になりますがよろしいですか?
統夜はゴッドバレーで



73 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 11:25:10 ofQ2C4vL
怪力なテニアに萌える



65 :それも名無しだ :2005/12/08(木) 14:51:47 NkLE9k9f
リューネみたいに脂肪が筋肉に変化しやすい体質なのかも
だから胸が他の二人の様な大きさにならず思い悩むと



67 :それも名無しだ :2005/12/08(木) 23:10:57 gawF8/2A
気が付いたら女性陣で唯一、腹筋が割れちゃってるテニア。

「ちょ、ちょっとはお肉もつけないとダメかも…」

→「おかわりー!」「2升のお米を一食で食べつくすつもりか!」



68 :それも名無しだ :2005/12/08(木) 23:46:54 Tjl1xyye
二合かと思ったら二升かよw
デブテニアになってしまうぞ



69 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 01:46:18 esEGskKN
華奢な外見だが実は素手でコンクリブロックまとめて三枚砕ける女の子

それがフェステニア・ミューズ




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75 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 13:40:49 BOOXVvGr
受信してみるからキーワードを三つくれ。
NGワードは大食、膝蹴り、怪力で。
類義語も含む。



76 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 13:46:47 c2BcGIAn
お預け
牛乳
赤面



77 :お題:お預け、牛乳、赤面 :2005/12/09(金) 13:58:34 BOOXVvGr
どうにも最近、私だけが戦闘に連れて行って貰えない気がする。
カティアやメルアばっかり統夜は選んで、私はお預けを喰らってばかりだ。
戦闘だけじゃない、普段だって最近はあの二人と一緒に何かやっていて、私とは遊んでもくれやしない。
あの娘達にあって、私に足りてないものってなんだろう?

……やっぱり、これだよね。

俗説だとは言うけれど、すがれるものにはなんだってすがってみたい。
牛乳もたくさん飲んで、バストアップ体操を……

トーヤめ、今に見てろよ。
きっとメルアより大きくして、その時になってから泣き付いてきたって遅いんだ。

あれ、トーヤ……と、カティアに、メルア。
ふん、みんなで一緒になって仲良くして……


え?


誕生日?……や、だって私達……
判らないから、みんな一緒に?それじゃなんで私だけのけ者に?

……プレゼント?知られたくなかったからって、え、私だけ?

……ヤバイ、顔が真っ赤になってるのが自分でも判る。
うわ、え〜っと……ダメだ、統夜の顔も見れない……


判定待ち。キャラクター違ったらゴメン。しばらくJプレイしてないもので。



78 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 14:09:12 c2BcGIAn
旦那仕事速いなw
テニアらしさという点ではちょっと少なめだけど(意図的にだとは思うが)GJ!



79 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 14:12:27 BOOXVvGr
あ、今思いついたorz
そうだよね、「うるさい、見るな!」とかそれっぽい台詞有るよな……片手落ちスマソ



86 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 21:32:19 EpH8skEo
>>76
俺も頑張ってみたがお預けがネックだなorz
>>77
見事なり!御見逸れしやした。



87 :お題:牛乳、お預け、赤面 :2005/12/09(金) 22:09:20 EpH8skEo
薄暗い部屋。目の前のソファーには統夜が座っている。
アタシの首には首輪がされていて、鎖の先には統夜の手。
統夜は薄く笑みを浮かべながらアタシを見ている。
アタシはこの優しい顔が大好きだ。
「そろそろ腹減っただろ?ご飯にしようか」
そういうと皿いっぱいのミルクを持ってきてくれた。
「こらこら、慌てるなよ。まずはお預けだ」
お腹は空いているけど、統夜の言うことは絶対だ。

お腹も我慢の限界に達した時、見計らったようにお許しがでた。
「ふふふ・・・美味しいかい?テニア」
優しくアタシの髪を撫でてくれる。とても幸せな気持ちになった・・・

「うあぁぁぁぁぁ」
がばっ!
「何・・・今の夢・・・」


テニア顔真っ赤。

ネタがないのでやけになって書いた。少し反省してる。



88 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 23:37:35 c2BcGIAn
>>87
普段聞かん坊なくせして芯の所で従順なテニアらしさ全開でメンタル部分テラカワイス
奴隷とご主人様なのは夢オチなら幸せでいーね





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81 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 16:57:07 x+9BRQEN
テニア「はぁ、今週も食べ過ぎちゃったな〜。こうなるとは分かっているんだけど(ムニっとお腹をつまむ)
やめられないんだよね〜。メルアみたいにもっと胸に栄養が行ってくれれば‥‥」
統夜「おっ、テニアじゃないか」
テニア「!!?と、統夜!いつからいたの!」
統夜「テニアが来る前からいたよ。テニアはダ‥‥トレーニングか?」
テニア「‥う、うんそう(も、もしかしてお腹つまんだりしてたの見られた?)
統夜はなんでトレーニングルームにいるのさ?」
統夜「戦いが終わってからずいぶん体がなまってきたからさ
もう一度鍛え直そうかと思ってね」
テニア「そうなんだ‥じゃあ一緒に頑張ろうね!」

しばらくして

テニア(汗流してる統夜もかっこいいなぁ‥あ、汗でうっすらシャツが透けてる)ボー‥
統夜「‥ア!テニア、危ない!」
テニア「へっ?うわわ!?」
ドターン
統夜「いつつ‥ランニングマシーンの上でボーっと立ち止まる奴があるか!」
テニア「ご、ごめん」
統夜「怪我とかないか?」
テニア「‥うん(あ、統夜の汗の匂いがする)」
テニア「‥‥‥」ボー‥
統夜「‥あ、あのさ」
テニア「え?なに?」
統夜「そろそろ降りてくれないと、立てないんだけど‥」
テニア「あっ!‥アハハハ‥ごめん、すぐよけるね」
統夜「何かボーっとしてるけど本当に大丈夫か?」
テニア「大丈夫、大丈夫!ホントに」
統夜「ならいいけど‥じゃあ俺先にあがるけど無理するなよ」
テニア「そんなに心配しなくても一人でも大丈夫だって(なにせボーっとする原因は統夜なんだしね)」
統夜「‥あー、後、それと‥だな‥」
テニア「?」
統夜「トレーニング終わったらそのまま出ないで、ちゃんと着替えておけよ。か、風邪ひくからな!」
テニア「え?‥いっちゃった‥着替えくらいちゃんと準備してるっていうの‥にっ!?」
自分も汗でブラが透けて見えているのに気付くテニア
テニア「統夜にっ、み、見られた!?うぅ〜‥‥
(まぁ、でも、自分も統夜の見てたわけだしお互い様‥かな?)」



82 :それも名無しだ :2005/12/09(金) 17:01:06 c2BcGIAn
>81
うお、GJ!
さっぱりしててイイな





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89 :それも名無しだ :2005/12/10(土) 02:49:20 gOpn9H7g
実は泣き虫なテニアとかイイと思う人手を上げて



90 :それも名無しだ :2005/12/10(土) 04:31:13 lhWK0H1d
実はっつーかJで泣イテルシナ



92 :それも名無しだ :2005/12/10(土) 10:30:47 fgtNs834
>>89>>90
うるさい!見るな!

テニアテラカワイス(*´д`)ハァハァ




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95 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 14:08:51 PqxXiTwB
テニア「最近あんまり統夜にかまってもらえてない気がするなぁ。」
木原 「それは当然だろう。」
テニア「うわ!アンタどっから出てきた?」
木原 「些細な事は気にするな。おまえがかまってもらえない理由は単純な事だ。」
テニア「な、何?教えてよ!」
木原 「それはおまえが与えてもらってばかりだからだ。一方的な関係は長くは続かん。」
テニア「アタシがもらった物・・火星丼とか、コロッケとか、トンカツとか、盛りソバとか・・・」
木原 「羅列するな。・・・とにかくおまえも紫雲に与えてみるというのはどうだ?」
テニア「何を?」
木原 「そうだな・・・こういうのはどうだ?」
テニア「え゛!?」


統夜 「う〜寒い」
玄関にはテニアの靴。他の二人は出かけているみたいだ。
統夜 「ただい・・・・ま?」
台所にはテニアがいた。・・・なぜか下着にエプロン姿で。
テニア「お、おかえりなさ〜い!と・お・や。シチュー出来てるよ。食べる?」
顔を真っ赤にしながら言ってくる。
統夜 「えっと・・・・寒くないのか?」
テニア「寒いに決まってるじゃん!ていうか他にいうことは無いのか!」
統夜 「た、例えば?」
テニア「そ、その・・・『可愛いよ』とか『よく似合ってる』とか・・」
よく聞き取れない声でボソボソと呟いてる。
動揺するテニアを見てると落ち着いてきた。ちょっとからかってみるか。
統夜 「なんでそんな格好してるんだ?」
テニア「と、統夜が・・・えっと、よ、よろ・・・」
統夜 「俺がなんだって?」
テニア「・・・・はっ!まさかもっと脱げっていうの!?そんないきなり!この変態!」
統夜 「待て!なんでそうなる!」
テニア「それとも割烹着が好みなのかぁ!?」
統夜 「全然違う!」
テニア「統夜の変態!人妻マニア!うわあああああああああああああああああああん!」
統夜 「誤解を招くような事を叫ぶな!」

泣きながら走り去っていった。余計な事するんじゃなかった。



96 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 14:10:28 PqxXiTwB
頭を抱えた俺に視線が突き刺さる。
カティアとメルアだ。最悪だ。見られていた。
統夜  「二人が何を言いたいのかは大体わかるが、ここは落ち着いて俺の話を聞いて欲しい」
カティア「これが落ち着いていられますか!統夜!あなた・・・」
メルア 「テニアちゃんが人妻プレイなら私は生クリームプレイがいいです。
生クリームを体中に塗って舐めるんです。
あれ?でもそれだと上手く舐められません。
間を取ってカティアちゃんに塗って二人で舐めるのはどうでしょう?」
統夜  「誰がそんなことするか!」
カティア「そこまで強硬に反対しなくても・・・じゃなくて!」
メルア 「あ、チョコレートがいいんですね!私もそのほうがいいと思います」
統夜 「頼むから俺の話を・・・・・」

引き戸の隙間に目があった。
今にも泣きそうな目は雄弁に語っていた。
アタシヲホッタラカシニシテタノシソウニシテル
統夜「待て!誤解だ!全然違う!」
テニアは再び走り去っていった。
統夜「カティア、メルア。話なら後でいくらでも聞くから、ちょっと一人にしてくれないか?」
二人はなんとなく察したのか素直にひいてくれた。

テニアの自室の前に立ち大きく深呼吸をした。
統夜 「あー、テニア。入っていいかな?」
ノックしつつ聞いてみる。
テニア『うるさい!あっち行け!』
これは無理かな・・・。
統夜 「そうか・・・シチュー、美味かったよ。ちょっと焦げてたけどな」
テニア『・・・・・・・・・・』
統夜 「じゃあな」
テニア『!・・・ま、待って』
統夜 「え?」
テニア『は、入ってもいいよ』
統夜 「じゃあ、お邪魔しようかな」


木原「青春、それは・・・君が見た光・・・」
美久「それは青雲よ、マサキくん」


風邪ひくといかんね。脳が腐ってるようだorz


97 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 14:58:30 i4RwZgRs
>>95-96
ナイスだ!続くのですか?
ワクテカしてても良いですか?



100 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 19:18:41 yXDPUt2u
>>96
オチに吹いたwww線香かよ!!



101 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 19:53:20 EmTYhi7e
そういえば、青雲って「君が見た光」でかつ「僕が見た希望」なんだよな。

つまり、統夜達は木原 マサキにとっての「希望」なんだよ!!!(AA略



98 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 17:53:19 eUuzX20t
なるほど、風邪を引くとよい電波を受信できるのだな
風邪を引いた統夜を一生懸命に看病するテニアというのもありか・・・



99 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 19:00:39 /AOTQ8EG
お粥作ろうとして馴れない料理に悪戦苦闘するテニアたん
お粥をフーフーして食べさせてくれるテニアたん
馴れない看病に悪戦苦闘するテニアたん
それでも頑張って夜着きっきりで一生懸命看病してくれるテニアたん
朝目を醒ますと布団に突っ伏して寝てるテニアたん
統夜は治ったけど今度は自分が風邪ひいて看病されるテニアたん



102 :それも名無しだ :2005/12/11(日) 20:29:40 1nIdw7mU
>>99
お粥をフー=ルーに見えた


105 :それも名無しだ :2005/12/12(月) 21:07:08 GRBx623Q
>>96の続き

テニアの部屋

統夜 『いや、驚いたよ。テニアって料理できるんだな。』
テニア『あー!馬鹿にして!アタシだって料理の一つや二つくらい出来るよ!』
統夜 『ははは、悪い悪い。そうだなお詫びと礼の意を兼ねて今日飯でも食いにいくか?』
テニア『え!?やった!絶対だかんね!』
統夜 『もちろん。バイト代出たしな。』
テニア『楽しみだな〜♪』

よし、これでいこう
脳内で必勝パターンを組み上げた。後は実行するだけだ。
統夜 「いや、驚いたよ。テニアって料理できるんだな。」
テニア「・・・うん・・・」
あ、あれ?おかしいな。ノリが悪い?いや、落ち着け切り札を出すんだ
統夜 「そ、そうだ!シチューのお礼に今日飯でも食いに行かないか?」
テニア「・・・うん・・・」
バカな!これで解決するはずなのに!
ここから先は何も考えてない。二人とも押し黙り、気まずい空気が流れる。

ひたすら沈黙が続く。誰か助けてくれ。
ゼロでも五飛でもいいから俺に助言をしてくれ。
・・・待てよ。目の前にいるのは本当にテニアなのか?
飯に釣られないテニアなど存在しうるのか?こんなにも深刻な顔をするなどありえるのか?
そもそも、ここは本当にテニア部屋なのか。そもそも俺は今起きているのか?
それを証明する術は?これは眠っている蝶が見ている夢じゃないのか?
今に目を覚まして空を自由に・・・

テニア「・・・ねえ、統夜」
統夜 「はい!?なんでしょう!?」
現実逃避から引き戻された驚きで声が裏返る。みっともない。
テニア「なんで『あのこと』何もいわないの?」
『あのこと』・・・冷凍肉まんを盗み食いされたこと?・・・違うな。
お遣いの小銭をごまかして買い食いしてることか?・・・これも違うか。きっちり叱ったし。
えーと、他には

・・・・無理だ。どう考えても半裸エプロンのことです。本当にありがとうございました。


106 :それも名無しだ :2005/12/12(月) 21:10:29 GRBx623Q
テニア「そんなに駄目だった?」
・・・・・さあ、二択だ。慎重に未来を予測し、より良い選択肢を選べ。俺にはその力がある。

【NO】の場合
テニア『え!よかった!やっぱり統夜ああいうのが好きなんだね!』
統夜 「いや、そういうわけじゃ・・」
テニア「恥ずかしいけど、統夜が喜ぶならこれからも続けるね!」

カティア「統夜!あなたって人は!自分の歪んだ性癖を女性にぶつけるなんて!」
メルア 「チョコくれるなら私もやりますよ。チョコ費用日当たり3000円を要求します。」
カティア「・・・一人だけってのもアレなんで、じゃあわたしも」
木原  「ククク・・・まったくいい趣味だなぁ!紫雲?」

だめだ。俺の人間性が疑われる。

【YES】の場合
テニア「やっぱりアタシって魅力無いんだ・・・・」
統夜 「そうじゃなくて・・・」
テニア「うわあああん!出て行けバカーーーーーーーーー!」

カティア「あれからテニアは毎日泣いてるわ。一体何をしたの!」
木原  「決まっている。少女の自尊心を踏みにじったのだ。」
メルア 「ひどいです!乙女心をなんだと思ってるんです!」
カティア「許せないわ!」
木原  「カティア、メルア、紫雲にジェットストリームアタックを仕掛ける!」

・・・明るい未来が見えない。
どうしろっていうんだ!
テニア「・・・統夜?」
ああ、くそ、時間がない。
落ち着け紫雲統夜。お前は慎重な男だ。選択肢がないなら新たに作り出すまでだ!

テニア「ねえ?どうして黙ってるの?」

     【とぼける】

     【開き直る】


        【セーブしますか?】
       にアはい   いいえ

続きは明日明後日にでも。
俺の脳は風邪なんか関係なく腐ってたようだ(ノ∀`)


123 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 20:48:01 vlSkvxG2
>>106の続き

テニア「ねえ?どうして黙ってるの?」

にア【とぼける】

統夜 「・・・・何の事だ?」

木原 「帰るぞ、美久。」
美久 「最後まで見ていかないの?」
木原 「必要ない。奴は最悪の愚行に出た。」

ぴくっ。テニアのひたいに例のマークが浮かんだ。
テニア「アタシが勇気振り絞って聞いてんのにそーゆー態度取るワケ?」
前方から凄まじいプレッシャー。
統夜 「た、態度も何もなんの事だかわかんないんだって!」
テニア「・・っ!・・ふ〜ん。つまりアタシの裸はアンタの記憶にも残らないほど貧相だった・・と?」
全身から汗が吹き出る。なんかオーラが目に見えるんですが。
しかも『滅』という字を象ってるんですが。
統夜 「いや・・・だから・・・その・・・」
待て。その黒檀の机は先月拾ったやつだな。四人がかりで運び込んだ。
軽く見積もっても100キロはあるはず。
テニアの体重を50キロとしても倍以上は間違いなくあるはず。
何故それを軽々と持ち上げますか?
あまつさえ片手で持って投球モーションに入りますか?
テニア「その・・・・なに?」
統夜 「その・・・その机、テニアの体重の倍はあるよな?」
テニア「4倍だあああああああああああああああ!!」

成層圏まで吹っ飛ばされそうな一撃だった。
聞こえてはいけない音が聞こえた気がした。
意識が途切れる前にひとつ言いたかった。

それは嘘だ。


——病院

カティア「大体統夜はデリカシーが無さ過ぎです。あの娘は傷つきやすいんだから」
メルア 「あ〜!このチョコお見舞い品ですか?おいしそうですね〜。ちょっと見ても」
木原  「いいか?紫雲。ああいう時はYESかNOで答えるべきだ。それなら後でフォロ」
カティア「注意してくださいね?私ならちょっとくらい・・その・・平気ですけ」
メルア 「あれ?いつのまにか蓋が開いてますよ?危険です。わたしが毒見をしてあげま」
木原  「惚けるなど言語道断だ。女性の自尊心を大いに傷つけるだけでなくヒステ」
統夜  「ふぁえへ(帰れ)」


124 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 21:35:26 2qstKJJ8
>>123
50kgはないだろ・・・43kgくらいじゃないのか?



125 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 22:01:30 H2Onljph
でも四倍はないなw



126 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 22:48:20 XdVJW6Cz
界王拳かよw



127 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 23:13:17 vlSkvxG2
さらに>>106の続き
テニア「ねえ?どうして黙ってるの?」

にア【開き直る】

統夜 「ああもう!言えって言うなら言ってやるさ!」
テニア「・・・・・・・・」
統夜 「フェステニア・ミューズ!!」
テニア「な、なに?」
統夜 「だいたいお前は普段からがさつで大飯喰らいで!」
テニア「なっ・・・!」
統夜 「気分屋でいい加減で女の子らしさなんて全然無い!」
テニア「なんだとーーーーーーーーーーー!!」
黒檀製の大机を振り上げる。あんなモン喰らったら死ぬな。
統夜 「でも結構涙もろくて根は素直でいつも俺を元気にさせてくれる!」
テニア「え・・・・?」
統夜 「そんなお前がいきなりあんな格好してるんだ!驚かないほうがどうかしてる!
    はっきり言うが、見惚れた!綺麗だったさ!」
テニア「じゃなんで・・!」
統夜 「照れくさかったんだ!『綺麗だよ』なんていえるほど、経験積んじゃいない!
    勘違いするなよ?別に裸エプロンが好きなわけじゃない!
    おまえだから・・テニアだから見惚れたんだ!
    自分の好きな娘なら綺麗な格好してたら見惚れるだろ!?
    なんか文句あるかぁ!?」
テニア「・・・ないです。」
統夜 「・・・じゃあそれ下ろしてくれ。」
テニア「へ?あれ?おもっ・・・・!」
怒りが失われてパワーが落ちたのかテニアがふらつく。
テニア「きゃっ!」
統夜 「テニア!」
巨大な机が地面を揺らした。

間一髪助かった。
統夜 「大丈夫か?」
テニア「うん。・・・ありがと。」
横から飛びついたため、ちょうどテニアを組み敷いた形になっている。
テニア「ねぇ?」
統夜 「ん?」
テニア「何で最近かまってくれなかったの?」
さっきの勢いが失われた今この質問には答えづらい。
統夜 「あ、あー」
テニア「ねぇねぇなんで?」
ニヤニヤ笑ってる。こいつ答えわかってんな。
統夜 「・・・テニアってさ、無防備に近づきすぎるんだ。だからなんか意識して・・・」
テニア「そっか・・・へへ」
照れるなら聞くなよ。
ふと、自分の状態に気付く。これはなんというか・・・色々まずい。近すぎる。
統夜 「悪い。いま退く」
袖をつかまれた。なにやらテニアが顔を赤くしてもじもじしている。
・・・これはあれか。そういうことだな?
統夜 「テニア」
テニア「ん・・・」
目を閉じた。
がんばれ。俺。
テニアとの距離が近くなる。

10センチ。

5センチ


128 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 23:15:39 vlSkvxG2
ポス。

テニア「へ?」
テニアの肩にあごをのっけた。
統夜 「ごめん。俺はダメだな。肝心なところで勇気が出ない。」
へたれだなぁ、俺。
統夜 「!?」
突如、頬を両手ではさまれ、顔をテニアの顔の前まで持ってこられた。
テニア「た、足りない勇気はアタシが補ってあげる」
声による空気の振動が感じられるほどの距離で顔を真っ赤にしたテニアが言う。
テニア「か、覚悟しなさい!」
統夜 「・・・覚悟しました。」
テニア「じゃあ・・・」

カティア「待ったーーーーー!!」
ドアがいきなり開け放たれる。
思わず目をやる。
カティア「邪魔者のせいで遅れたけど間に合ったようね!」
メルア 「二人だけずるいです。」
カティア「そう!・・じゃなくて!二人はまだ若いんだしこういうことは早いと思うのだからって」
顔を正面に向けさせられた。
テニア 「統夜」
統夜  「んむ!?」
カティア「何事も無かったかのように!?」

——五秒後
テニア 「ぷぁ!」
統夜  「・・・・・・」
カティア「あ・・あなた達!ずる・・いや、ずる・・いや、ずる・・いや、ずるい!」
メルア 「カティアちゃん本音出てます。」
カティア「・・・。こうなったら私も!」
メルア 「じゃあわたしも。」
テニア 「統夜はアタシんだ!!」
テニアの胸元に抱きすくめられながら思う。

俺、流されてんなぁ。


木原「ククク・・・それでいい。」
ボロボロになり廊下に這いつくばりながら冥王は笑う。
木原「紫雲・・・!!貴様は俺の・・・・・・!!がはっ!!」
美久「マサキくーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」


このスレ的にこういうのはどう?セーフ?
俺は人間的にアウトだがorz


129 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 23:26:53 2qstKJJ8
>>128
結局勝ち組は統夜www



130 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 23:39:06 EjMfpiYr
他2人がぞんざいな扱いじゃなくてすげーイイ
冥王様はそれでイイ



131 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 01:40:01 +a5B5W/a
>>128

おまい文才あるな。
と、素直にGJする



132 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 01:43:00 jAxnVnk0
>>128
ディ・モールトGJ



137 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 09:03:30 avgHTK9P
>>128
な、何があったんだ木原……(w



138 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 11:40:31 QIFR31DD
>>137
ぐりにゃ〜とウマゴンによるユニゾン攻撃の前に撃沈しました。



139 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 12:59:34 FpHDg8aW
統夜は>106でセーブしてるから選択肢やり直せたんだなw
セーブ&リセット万歳




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107 :それも名無しだ :2005/12/12(月) 21:40:14 D6ASO93K
テニア「・・・ね、統夜、アタシ食堂行ってきてもいい?」
統夜「何だよ、もう飯か?しょうがないなぁ」
テニア「育ち盛りだもん」
カルヴィナ「やれやれ・・・いいけどね」
タスク「なあ・・・前から聞こうかどうしようか迷ってたんだけどな」
テニア「何?」
アクセル「何であれだけ食って太らないんだ?」
股間に膝蹴り
アクセル「うがっ・・・効いたんだな、これが。」
テニア「そ、そんな・・・そんなこと聞くなあああっ!」
メルア「ひどいです、そんな・・・そんなこと聞くなんて!おとめごころを何だと思ってるんですかっ!」
アクセル「・・・ま、待ってく・・・れ・・・い、今モロに・・・」
メルア「テニアちゃん、待ってーっ!」
スレイ「全く・・・今のはあんたたちがわるいわね」
タスク「そ、そうか?」
レオナ「そうよ、デリカシーというものがないのかしら?」
ラミア「隊長、後でちゃんと謝って下さい」
アクセル「そ・・・そんなバカな・・・理不尽じゃないのか・・・」
統夜「ごめん、止めるべきだった。その質問は、しちゃいけなかったんだよ」
カルヴィナ「そうね。それが普通だわ。まさか・・・統夜、あなたも?」
統夜「勘がいいな。俺の時は腹に膝蹴りだった」
カティア「まったく・・・あの子たちは」
統夜「カティア、頼むよ」
カティア「はい、わかりました。はぁ・・・」



115 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 19:36:14 u0olYTGy
>>107
アクセルワロスwwww




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111 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 00:17:13 rjeP/3pA
テニア「お腹減ったよ〜!」
統夜「………毎度思うんだが」
カティア「ん?」
統夜「なんであいつは三食ちゃんと食ったのに夜十ニ時になったら必ずあのセリフが出るんだ…」
カティア「………ハッ!しまった!私とした事が…こんな大事な事を伝え忘れてたなんて!」
統夜「な、何だよ」
カティア「いい統夜。テニアと一緒に暮らすに当たって必ず守ってほしい約束が3つあるの。まず膝蹴りに注意ね。イイ所にもらうと骨の二、三本持ってかれるわ」
統夜「…それはもう充分身に染みてる」
カティア「あと絶対に泣き顔は見ない。無理に見ようとしたらあまりの可愛いさに萌え死ぬわ」
統夜「…鼻血を拭け。なんか真面目に聞くのがアホらしくなってきた」
カティア「最後がホントにヤバイの!いい?夜十二時を過ぎたら決して食べ物をあげない事。もしあげちゃったら…」
統夜「あ、あげちゃったら?」
カティア「あの娘のスリーサイズがとんでもない事になっちゃうでしょ!?あの決して主張せずさりとてツルペタでもなくというのがあの娘のもっともベストな」
統夜「鼻血を拭け」



112 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 00:37:29 zjt+Iv1F
>>111
まさか・・・カティアにそっちの好みが・・・?



113 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 09:34:09 9gP4XoTY
>>112
シャナに影響されたのか?



114 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 13:15:11 b6524fQl
そんなカティアねえさんが好きです。                      



119 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 03:42:43 2Zk0DyF4
>>111
それなんてギズモォ?


元ネタグレムリンだよね?
つか続編でないもんかね〜 グレムリン3
ナツカシス…



120 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 07:54:29 Yl5tQTCk
水をかけると増えるんだっけ?確か



121 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 15:06:24 2Zk0DyF4
あと深夜12時過ぎたら食べ物与えても増えたような…



122 :それも名無しだ :2005/12/14(水) 15:45:08 DJGKjsnH
>>121
いやいや、深夜過ぎに食事を与えたら邪悪で凶悪なのになるんだよ。
もう一つ、直射日光が弱点ってのもあったな。

グレムリンテニアなどというのを想像してしまったorz
深夜過ぎの間食で膝蹴り…





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116 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 21:22:03 4OQLzExb
テニア「…きょ、今日もご飯食べ過ぎちゃった…。どうしよう、なんか凄い勢いで太ってるよ。
     カルヴィナにだって“あなた、最近大きくなった?”とか言われちゃってるのに。
     でもこれ以上ご飯は減らせない〜!」
???「ならば! この俺が力を貸してやろうじゃねぇか!」
テニア 「そ、その声はジュア=ム!」
仮面男「違う! 俺の名は減量仮面! ちゃんとマスクのココん所に“減量”って書いて
     あんだろうが! よく見ろ!」
テニア 「あ、ホントだ、書いてあるね。…って、だから何なんだよ! ここで何してんだ!」
仮面男「太りたくねェんだろう?」
テニア 「フューリーが潜入してる! 警報、警——え? あ、うん! 太りたくないよ!」
仮面男「そう、太りたくない。だがダイエットをトレーニングなどと誤魔化してるようじゃダメだ」
テニア 「ぐっ…! い、イタイところを…」
仮面男「だか心配無用! 言っただろう、俺の名は減量仮面! 我がフューリー流究極減量術の
     真髄をもってして、これより貴様のダイエットを敢行するぜ! 」
テニア 「ジュア…減量仮面、アンタどうして…」
仮面男「ガキの頃、俺は親が泣くほどの肥満児だった…。だからかな、おれの耳には聞こえるのさ。
     体重憎しと宇宙に響く、貴様の心の慟哭がな」
テニア 「あ…ありがとう…! アタシ、今までで一番嬉しいかも…!」
仮面男「感動してる暇ァねェ! 今すぐ最適な減量プランを立てるぞ! しっかり付いていよ、
     フェステニア!」
テニア 「おー!」
仮面男「返事はラジャーだ!」
テニア 「ラ、ラジャ!」



117 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 21:23:27 4OQLzExb
仮面男「…すまねェ。散々大口叩いといて、お前の体重増加の勢いを緩和するのが精一杯とはな…」
テニア 「ううん、アンタは良くやってくれてるよ。アタシこそ、ご飯の量減らせないでゴメン…」
仮面男「何か…何か手があるはずだ。この状況を打破する、決定的な何かが!」
???「だったら私の出番のようね」
テニア「あ、アンタは!」
仮面男「フー=ルー様!? そ、そのお姿は…!」
仮面女「フー=ルー? 人違いね。私の名は減量騎士! ちゃんと兜のココの所に“減量”って
     書いてあるのが見えない?」
仮面男「は、はぁ…。で、フー…いやいや、減量騎士様、ここに来られたという事は…」
仮面女「当然貴方をフォローするためよ、減量仮面。これからは我等二人の力をもって、
     フェステニア・ミューズの減量作戦を遂行する。フェステニア、貴方も異論は無いわね?」
テニア 「で、でも、どうしてアンタまで?」
仮面女「…私の子供の頃の写真を見たら、きっと理解してくれるはずね。今のこの気持ちを」
テニア 「……! あ、アタシやる! ご飯は減らせないけど、それ以外なら何だってやるよ!」
仮面女「その意気や良し! さあ、今すぐ始めるわよ!」
テニア 「ラジャ!」
仮面男「ラジャ!」
 
メルア「…あの、カルヴィナさん。何かここ最近、フューリーのあの二人が頻繁に出入りしてる
    みたいなんですけど…」
カティア「テニアも一緒になって何かしてようですし」
カルヴィナ「ほっときなさい。関わると損をするに決まってるわ」



118 :それも名無しだ :2005/12/13(火) 23:33:51 AHPlfyd6
>>116-117
騎士と従士、何やってんだあんたらw
確かにかかわったら損しそうだ…




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140 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 21:39:19 54NSuZ39
 紫雲家のある夜の事

 統夜「さてと、風呂にでも行ってくるかな・・・・」
ある夜、俺はカティアに半強制的に見せられていたゲキガンガーを見終え、逃げるかのごとく風呂に行こうとする。
 カティア「あ!統夜だめよ。この後は劇場版とスペシャルエディションを・・・・・」
 統夜「今度だ今度。俺は風呂に入るっ!」
もう何十回と見せられた物をこれ以上見る気になれない。カティアもよく飽きないものだ・・・・。
 メルア「劇場版だったら私見るよ。一緒に見よう」
 カティア「そうね。この作品の素晴らしさがわからない統夜なんてほっときましょ」
酷い言い草だな・・・。しかも最近、メルアまでゲキガンにハマッてきたご様子。まぁいっか。とにかく風呂入ろっと・・・。そして風呂場前、俺はガチャっとドアを開けると、
 テニア「・・・・・・・へ?」
 統夜「っ!!!」
目の前には、風呂上りだろうか?下着を着けようとしているテニアの姿。なんとベタな!この時代、こんなベタがあって良いのだろうか!?
 両人「・・・・・・・・・・・・・」
不幸中の幸い、下は履いているようだ。痛い沈黙が続く中、テニアは顔を真っ赤にして固まっている。勿論俺も。
 テニア「・・・・・い・・・」
 統夜「い?」
 テニア「・・・い・・いい・・・・」
叫ぶのか!?物を投げるのか!?展開上、十分あり得る!しかしどっちにしても俺は痛い!!なんとかせねば・・・・。
 テニア「い、いつまで見てるんだよ・・・・・」
 統夜「・・・・・え?」 
物が飛んでくると予想しガード体制に入っていた俺に、意外と冷静な声が飛んでくる。
 テニア「だから・・いつまで見てる気?あたしの・・・・裸(赤面)」
 統夜「ご、ごめんっ!!」
バタンッ!勢い良くドアを閉める。しかし・・・テニアにしては冷静だったな・・・。叫ぶなり蹴りを食らわせるなりするかと思ったのに・・・。
 統夜「・・・・・はぁ〜」
ため息が一つ。まぁ、健全な青年があのようなものを見たら脳裏に焼きつくというか・・・・。
 統夜「ああ〜〜もう!・・・・・・顔洗ってこよ」
なんだか先程から顔が熱い。悪寒もする。とりあえず洗面所に向かう俺。そして後に、テニアの部屋に呼び出しを受けた。


だめだ・・・・。GJの作品が続く中空気読まずに書いてみたが、なんか変になってしまった・・・・・。
とりあえず、十の神罰を受けてくる。
 



141 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 21:47:58 v84wwQmY
>>140これなんて型月?



142 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 21:48:52 V0hQtW5i
心せよ。十のGJが今汝に下る…。
受けよ、ギリアム・イェーガー!



143 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 21:50:51 8SvAVC0p
>>140
イイ感じだね♪



144 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 23:16:16 9m5Ehxf9
続き期待しゃがみ待ち



145 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 23:25:40 1xSw1QCo
ああそうか、初めて知ったよ
これがワクテカって奴なんだ!


149 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 00:25:34 Gp+dBh8o
>>140の続き

ここはテニアの部屋。俺は風呂の件でテニアに呼び出されていた。テニアはベッドの上に座り、俺はその下で正座をさせられている。
 テニア「さて統夜。ややこしいのは嫌だから単刀直入に聞くわよ」
 統夜「・・・はい」
 テニア「さっきはなんであんなことした?」
 統夜「いや・・・したと言うよりか・・事故に近いというか・・・100%事故というか・・・・」
 テニア「ふーん・・。まっ、事故ってのは認めるとして・・・統夜はそんな事しないと思うし・・」
 統夜「ありがとうございます」
怖い・・・。いつもならとっくに蹴りの1、2発・・いや4発は跳んできてもいい頃なのに、今日は妙に冷静でそれが逆に怖かったりする。俺も敬語だし。
 テニア「では次に、あたしの裸を見た感想は?」
 統夜「はい?」
 テニア「だからぁ、感想」
いきなり何言い出すんだこの人は・・・。よし・・・なんか様子が変だし、試してみるか・・・・。
 統夜「い、いや・・・なんと言うか、目に福というか・・・毒というか・・・・」
 テニア「毒・・ねぇ」
 統夜「・・・・・・!」
バカなっ!これほど言って物すら飛ばないとは!!何か悪いもんでも食ったのか!?いや、今日の食事当番はカルヴィナさんのはずだ。メルアならともかく、刺激になるようなのは入っていないはず・・・・。
 テニア「あれ?統夜どしたの?急に黙っちゃって・・・・」
ということは、風呂で何かあったのか?俺に見られたのがそんなにショックだったのか!? 
 テニア「お〜〜い」
しかし、仮にそんなにショックを受けたとしても、あんな質問はしないよなぁ。うーーん、考えろ俺!脳をフル稼働させて!! 
 テニア「すぅ〜・・・統夜ぁぁ!!!」
 統夜「は、はい!!」
 テニア「何ぼーっとしてんのよ。ここから本題だってのにぃ」
 統夜「ほ、本題ッスか!?」
と、テニアはニカッと笑みを浮かべ、
 テニア「そう。統夜には罰として・・明日から一週間あたしの言うことなんでも聞いてもらうよ!!」
 統夜「なっ!!ば、罰ぅ!!?」
 テニア「そっ、罰♪あたしの裸見た♪」
 統夜「・・・・・・・・」
 テニア「・・・・・・(満面の笑み)」
まずいっ!!ひっじょ〜〜にまずいっ!!!なんでもというとこがまずいっ!恐らく変な要望は来ないと思うが、その代わり考えられる要望は1つ!!
 テニア「あら?また黙り込んじゃった」
それは飯のタカリ!!そして俺の飯の奪取!!それにより俺の食料と財布の中身は完全消滅するだろう!!見ると俺の右手は震えている。くっ・・どうする!?

【諦めて了承する】

【命が掛かってるので断る】


と、俺も流行の形式にしてみたけど、違和感があるなぁ・・・・・。ちなみに僕は断ります。



150 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 01:06:10 3JCkOCZz
【承諾する】
何故か!?
Mだからさ。



151 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 01:37:10 mLNn7225
にア【先手必勝】

ダメデスカ



152 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 01:42:09 u3Tl/Zy+
>>149
テニアの口調が少し違うな・・・
横槍失礼。展開は大好きっす!ラァァーイして待ってます(・∀・)


158 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 21:14:01 Gp+dBh8o
>>149続き

選択肢【命に関わるので断る】

だめだ。ここで諦めてしまえば俺の生死に関わる。ならば最後の最後まで諦めずに抵抗しよう!このままじゃ父さんに笑われるぞ俺!
 統夜「・・・・断る」
 テニア「なんでさ!?」
 統夜「期間が長すぎる。1日だけならともかく」
 テニア「安心しなよ統夜。必要最低限の栄養は取れるようにするって」
たかる気満々!!?いけない、このままでは・・・・・、
 統夜「い、いや・・しかしだな・・・・」
 テニア「あれれ〜?いいのかなぁ?そんな態度取っちゃって・・・・」
 統夜「何?」
 テニア「お風呂の件、カルヴィナ達が知ったらどうなるか・・・・・」
 統夜「!!!」
ヤバイッ!それはヤバイッ!!俺はカティア達に知られた場合を脳内で浮かべてみる・・・・・・。恐らくメルア
は何だかわからない感じだろう。しかし、いつ口を滑らせるかわからん!カティアとカルヴィナさんはほぼ同じ、ビンタ+絶対零度の痛い視線+無視が待っている!!
 統夜「ぐ・・・・」
考えただけでも恐ろしい!!いけない、熱くも無いのに汗が止まらない・・・・。
 テニア「それにさ、アタシの裸見て"毒"なんて言ってくれちゃって。もしこのことが『FMG』に知れたらどうなるか・・・・」
 統夜「!!!!」
『FMG』・・それは俺の学園にある3大組織の一つで、『フェステニア・ミューズ・ガーディアンズ』の略称。テニア
の為なら命さえ投げ出す異常者集団。ただでさえテニア、カティア、メルアと同棲してて3大組織から目を付けられているというのに、こんなことが知られては、放課後の薄暗い体育倉庫で殺されかねない!!
 統夜「・・・・・・・・・・・・」
 テニア「さあ、どうする?」
チェックメイト・・・そんな言葉が俺の中をよぎる。くそ!さっきから冷静な口調なのはそのせいか!あの小悪魔的な笑顔がなんだか腹立つが、ここは諦めるしかないようだ・・・・。
 統夜「・・・・参りました」
 テニア「やった〜♪じゃあ、明日から頼むよ統夜♪」
 統夜「仰せのままに・・・・」
そして"敗北感"というのを感じながらテニアの部屋を出る。そして財布チェック。
 統夜「・・・・・はぁ、コンビニ行ってこよ・・・・」
全然足りない。これでは一食すら保てないと感じて俺は極寒の夜、金を下ろしに家を出た・・・・・。

だ、だめだ・・・・・。十の神罰により風邪を引いた俺の脳内は逝っちまってるようです・・・・・。
ダメグダでスマン。続き・・・・書きたいけど、まず神罰を乗り越えなければ・・・・・・。


 



161 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 21:19:49 AuwztM6B
>>158
イイ感じじゃない♪


つかやはり存在したか三大勢力・・・


186 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 01:33:22 0KdXpohx
>>149より

選択肢【諦めて了承する】

仕方ないか。何言っても手遅れだ。事故とはいえ元々は俺が悪いんだし・・・・。ごめんよ父さん。情けない息子で・・・・。
 統夜「・・・・・わかった・・・。ただし、俺にも要望がある」
 テニア「発言を認めます・・・」
 統夜「何を頼むかは大抵予想が付く。せめて俺が餓死しない程度で頼む」
 テニア「むっ・・・、もしかしてアタシが、統夜の食べ物全部取るなんて思ってるんじゃ・・・」
 統夜「思ってる」
 テニア「むむっ・・・。確かにアタシは、他の人より食べるけどさ。統夜の分まで取るような真似はしないって。必要最低限の栄養は取れるようにするし・・・・」
 統夜「取る気満々だな」
とりあえずテニア部屋を出る。微妙な"敗北感"っていうのを感じながら財布チェック・・・・。
 統夜「・・・・無理だ・・・」
現所持金だと全然足りん!仕方がない、下ろしに行ってこよっと。俺は自分の部屋から、コートとマフラーと手袋と財布を取り玄関に行く。
 テニア「あれ?どっか行くの?統夜」
俺が靴を履いていると、二階から降りてきたテニアが聞いてくる。
 統夜「ああ、ちょっとコンビニまでな」
 テニア「そんじゃあ、アタシも行く〜」
 統夜「え?別にいいけど・・・ってその格好で行くのか?」
 テニア「あ・・・・」
 統夜「・・・・上着取ってこい」
 テニア「・・・はい」
数分後。
 テニア「お待たせ」
 統夜「じゃあ行くか・・・・」
と、ドアを開けようとしたその時だった。開けてもいないのに寒気がし、何やら背後に"殺気"に似たものを感じる。
 カティア「こんな時間に・・・二人で・・どこに行くんですか?」
振り向くとそこには、ドス黒いオーラ全開のカティアと普通のメルア。
 統夜「い、いいいや・・ちょっと・・・な」
 メルア「あっ!わかりました!テニアちゃんも一緒ということは、二人で内緒で美味しいものでも食べに行こうとしていたんですね!?そうなんですね!?」
 統夜「違う。ちょっとコンビニまで・・・・。な、なぁテニア」
 テニア「う、うん」
 カティア「コンビニ・・・ねぇ」
まずいっ!何か要らぬ誤解を受けている!!
 統夜「そ、そうだ。二人は何か買って来て欲しい物とかあるか?」
 カティア「別にありませんっ!!」
カティアはそう言うと、リビングに戻っていった。こりゃ、何か買ってかないとまずいな。
 テニア「メルアは?」
 メルア「チョコがいいです!!」
 統夜「即答かよ・・・。買って来てもいいけど、夜ちゃんと歯を磨くと約束できるか?」
 メルア「できます!!ていうより、毎晩磨いてるじゃないですか」
 統夜「わかったよ・・・・。では行って来る。行くぞテニア」
 テニア「うん♪」
こうして極寒の夜の中、コンビニを目指す。
 



187 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 01:35:40 0KdXpohx
 定員「ありがとうごさいました〜」
金も下ろし、カティア達用の品も買い、俺とテニアはコンビニを出る。
 テニア「うう〜〜・・さむ〜」
 統夜「ホントだな・・・・」
流石にもう真冬の夜中。厚着をしているとはいえ吹き付ける風は厳しいものがある。
 テニア「ううう〜・・・で、でもアタシにはコレがある!!」
 統夜「アレ?・・・・・って肉まんか・・・・。つーかいくつ買ったんだ!?」
 テニア「全種類♪」
 統夜「な!!」
全種類って・・・・。結構種類くらいあったぞ!!?それを全部買ったのか?俺のおごりで・・・・・。
 テニア「・・・はふ・・・うーん♪やっぱり冬はコレだわ」
 統夜「まぁ・・・別にいいか・・・。というより・・・・太るぞ」
ゲシッ!!俺がそう言った瞬間、まさに音の速さで俺の横腹に蹴りが跳ぶ。
 テニア「統夜の・・・・バカぁーーー!!」
 統夜「ぐ・・・・・すいません・・・失言でした」
 テニア「わかればいいんだ」
割とダメージが深い。俺は即座に謝罪する。それから数分後・・・・。
 テニア「うう〜・・・さむい〜」
 統夜「さっき肉まん食べたばっかだろ」
 テニア「そんなのとっくに無くなった」
 統夜「相変わらず食べるの早いなぁ」
 テニア「えへへ〜♪」
 統夜「褒めてないから」
そう言いながら、俺はさっきコンビニで買った缶コーヒー(温)を飲む。
 テニア「・・・いいなぁ〜」
 統夜「さっさと食っちまうお前が悪い」
俺はこう言い放ちコーヒーを飲み干す。うん、いい感じに体が暖かい。
 テニア「むっ・・・・・、こうなったら・・・・・」
 統夜「ん?」
 テニア「えいっ!!!」
 統夜「どわぁ!!」
掛け声と共にテニアは俺に抱きついてくる。
 統夜「な。なな何を!!?」
 テニア「ああ〜、統夜って暖かぁい」
 統夜「歩きづらいから・・・・・って言っても離れんか・・・・」
 テニア「えへ♪」
 統夜「しょうがない・・・・、せめて腕にしてくれないか?」
 テニア「うん、わかった」
テニアはそう言うと、俺の腕に組む。しかもかなり密着させて・・・・。
 テニア「統夜、明日はよろしくね」
 統夜「・・・・・お任せください」
こうして、胸の高まりと幸せな時間を感じながら我が家へと二人は向かう・・・・・。
しかし次の日、俺の運命の一週間は幕を開けることになる・・・・。

な、なんだこの終わり方は!!GJが続く中、僕も書いたみたけど・・・・テニアの口調がちょっと苦手かも・・・



188 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 01:57:26 XiUZysfO
>>186-187
そんなことはない!
前につっこみ入れたのは俺だが修正されてて感動した。
テニアは確かに口調難しいよな。ぶっちゃけライターが変わ(ry



189 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 05:13:27 ty6+h7kV
あの 皆さん……
落としものですよ?

  ∧___∧
  (´・ω・`)
  (つ烈と)
  `u-u´

あなた達のすぐ後ろに
落ちていましたよ?

お返しします。


201 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 21:32:40 Rdwu6WWp
>>189
ああ、それ?
そりゃあ>>186-187で統夜とテニアの後をつけて
二人の様子を見ていた木原が落としたやつだよ。


190 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 08:10:03 ZqG36sG6
>>189
俺達はとんでもない思い違いをしていたようだ・・・。
まず、列という字を見てくれ

歹リ これを分解すると、歹、リ、ハ、ハという様になる。
ハハ 良いか、よく見ていてくれ。これを・・・

歹→ひっくり返す→G
リ→角を丸める→J
ハハ→!!
つまり、「烈」とは裏GJのことだったんだよ!!(AA略



191 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 17:15:48 KlKDfuis
ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー!?


203 :それも名無しだ :2005/12/19(月) 16:45:46 XolpsoWs
>>186−187の続き

次の日

 統夜「腹減った・・・・」
朝の通学路。ついに始まった運命の一週間。早速俺は腹が減っている。それは何故か?理由は簡単、朝食を取ってないから。何故取ってないか?それも簡単でちょうど一人分の材料が無いからと食事当番のカティアに言い放たれたから。
 カティア「大丈夫?統夜」
 統夜「・・・・多分大丈夫じゃない」
 テニア「統夜なら大丈夫だって。男なんだから一食抜いたくらい」
根元がそう言いますか!?理由はわからんが多分テニアが俺の分も食べたと思われる。最低限の栄養は取らせると言ったのに・・・・。
 メルア「あの・・・チョコ食べますか?」
 統夜「要らん。朝っぱらから・・・・。というか、それ学校に持ってくつもりか?」
 メルア「勿論です」
 カルヴィナ「一教師として没収」
 メルア「ああ〜〜〜」
とまぁ、いつもの光景が流れる。少々騒がしい気もするが、悪くない光景。
 テニア「しっかし、今日も寒いよね〜」
 カティア「しょうがないわ。もう12月の半ばよ」
 テニア「冬なんて嫌いだぁぁー!!」
 統夜「無駄な抵抗はよせ」
 メルア「私は好きですよ。クリスマスにはケーキも食べられますし。お正月にも・・・・」
 カルヴィナ「お正月にケーキは食べないわよ」
 メルア「ええ!そんな!!」
 統夜「去年も食べてないし・・・・」
と、メルアに言ったその時、
 テニア「おりゃ!!」
 統夜「おわっ!!」
いきなりテニアに腕を組まれる。
 統夜「な、なにするんd」
 テニア「だって寒い〜」
 カティア「て、ててテニア!な、何を!?」
 メルア「あ!ずるいです〜」
 テニア「だって昨日の夜、好きな時にしていいって統夜が」
 統夜「ちょっと待て。俺はそんな事一言も・・・・」
 テニア「・・・・お風呂」
 統夜「言いました」
 カティア「な、ななな・・・。だ、だったら私も・・・・」
そう言うと、もう片方の腕にカティアはしがみ付く。そして行き場の失ったメルアは、背後から俺に抱きついた。それを見ていたカルヴィナさんは、やれやれといった感じでこちらを見ている。
 統夜「あの・・・三人とも。もの凄く歩きづらいんだが・・・・・」
 テニア「統夜だって暖かいでしょ」
確かに・・・・。これはこれで良いんだが・・・・。周囲の目というものもあるわけで・・・。こんなところ、もし三大勢力に見られたら何をされるか分からないわけで・・・・。
 ???「ククククク・・・・。いい状況だなぁ紫雲」
後ろから声をかけられ振り向くと、そこにはマサト・・じゃなくてマサキと美久の姿。
 美久「おはようございます皆さん」
 カルヴィナ「おはよう美久」
 マサキ「それにしても紫雲。貴様もつくづく命知らずだなぁ。このような公共の面々で。フッフッフ・・・・」
 統夜「黙れ。つーか何だ?そのカメラは?」
 マサキ「これか?気にするな・・・。なぁに今後、何かの役に立つかも知れんしな。なぁ?紫雲」
 統夜「抵抗せずにこちらに渡してもらおうか・・・」
こうしていつものように俺達は学園へと向かった・・・。

十の神罰もようやく治まり始めた今日この頃。とりあえず書いてみました。
  



207 :それも名無しだ :2005/12/19(月) 19:19:14 ju6kfnVy
カルビが教師なら校長はグ様か?



208 :それも名無しだ :2005/12/19(月) 19:47:17 ZN6+QGNr
理事かもしれんぞ



209 :それも名無しだ :2005/12/19(月) 21:04:12 KPTQJ8Q5
絶望せいいいいいいやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


212 :それも名無しだ :2005/12/20(火) 14:55:09 me8UUFlx
テニアを捕らえて何らかの情報を聞き出すとして、朝昼と飯を抜いた上で
3時頃に何か美味しそうなものを持って行けば何でも話してくれるよな。



213 :それも名無しだ :2005/12/20(火) 15:29:51 rFuPqYnL
テニアの一食分抜き=常人の三食分(一日)抜き、って事だな

>212
その情報がみんなに危機が訪れる事なら流石に話さないかもしれないが
ちょっとした人の秘密なら話しそうな予感

・・・カティアのベッドの下に801本が隠されてるとか



214 :それも名無しだ :2005/12/20(火) 16:28:05 UPOSrjVJ
>>213
母ちゃん知ってたよ!



215 :それも名無しだ :2005/12/20(火) 18:45:33 sxeCu4gi
>>213
隠してるなら更正の見込みはあるな


205 :それも名無しだ :2005/12/19(月) 18:09:21 SviWaXxf
>>203
とりあえずGJ!
ワクテカしながらさらに続きを待つことにします。



216 :それも名無しだ :2005/12/20(火) 20:54:31 2Qp4r/2q
>>203の続き
あれから、結局俺はあの状態で登校した。そのせいで、朝から三大勢力のリーダー達に追いかけ回されるし、それを見た相良がそいつ等ボコボコにするなど、多少の出来事はあったものの、なんとかHRも終わり授業が開始された。ちなみにカティアとメルアは俺と違うクラス。

・1時間目:国語・・・これは何の問題もなく進んだのでスルーしておこう。

・2時間目:家庭科=顧問:砂漠の虎。 内容:調理実習。
 虎「え〜、本日の調理実習はドネルケバブを作る。なお、ケバブにはヨーグルトソースがお勧めだぁ。チリソース派の人は"減点"するからそのつもりで」
 一同「えぇ〜!なんだそりゃ〜!!」
 テニア「うーん・・ヨーグルトソースもいいんだけど・・アタシはチリ派」
 虎「フェステニア・ミューズ・・減点っと」
 テニア「ヨーグルトですヨーグルト。もうチリソースなんて話にならない!ヨーグルトサイコー!!」
 統夜「おいおい」
ちなみに俺のケバブはテニアに奪われました。

・3時間:体育=顧問:アル=ヴァン。内容:男女対抗ソフトボール
 テニア「統夜・・・覚悟は出来た?」
 統夜「・・・・・・」
突然だが、今俺はピンチだ。9回裏、2ストライク1ボール、2アウト・ランナー2塁。男子2点女子4点。アウトなら敗北。打てばまだチャンスはある。ていうより負けられない。負ければ罰の期間が延長と言われたから!!
 テニア「・・・・いくよ・・・」
 統夜「・・・・来い!」
そしてテニアの投球モーション。既に俺とテニアの間には炎と稲妻が吹き荒れる。放たれたボール・・・これは!ストレート!!絶好の球だ!!
 統夜「(もらったぁ!!)どぅぅりやぁぁぁぁぁ!!!」
カキーーーーーン!!
見事な音と共に、空へ向かって一直線状態のボール。これは・・・間違いないだろう!勝利!そんな素晴らしき言葉が俺の中を過ぎった。
 テニア「ま、負けた・・・・・」
崩れ落ちるテニア。これで罰延長の危機は免れたわけだが、ここに来て俺の体力は限界を迎えた・・・。

・4時間目:自習。
 甲児「おい、大丈夫かよ・・・」
 統夜「・・・・無理っぽい」
 テニア「統夜〜、ちょっと教えてほしいとこあんだけど〜・・・・」
 統夜「悪いテニア。俺は今から体力維持のため寝る」
今、FMGと戦う気力体力は俺には無い。襲われたら殺られる・・・。
 かなめ「テニアちゃん。私が教えてあげる」
 テニア「ホント?じゃあここなんだけど・・・・・・・」
 かなめ「あぁ・・・ここはね・・・・・」
 統夜「相良・・チャイムが鳴ったら起こしてく・・・・・れ」
 宗介「了解した」
 統夜「・・・・ぐぅ」

午前終了!!そして待ちに待った昼休み!!財布をチェック・・・よし!時間をチェック・・・よし、まだ間に合うはず。いざ行かん、購買という名の戦場へ!!そして俺は立ち上がる・・・と、
 テニア「あれ?統夜どっか行くの?」
 統夜「ちょっと、食料を調達しにな」
そこにはすでに周りの机を集結させているテニア。いつの間にかカティアとメルアも座っている。そして三人の目の前にはそれぞれの弁当。
はて?・・・・テニアの弁当が他の二人より、軽く5倍ほどの大きさがあるのは気のせいか?

 【気にせず戦場に出陣する】

 【巨大箱について聞いてみる】


書く度に描写が変になってるような気がする・・・・。
 



227 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 21:10:29 vpoESnQp
>>216より

 【気にせず戦場に出陣する】

まぁいいか・・・・。多分テニアが全部食べるんだろう・・・・。
 テニア「統夜、ちょっと待・・・・」
なんだかテニアに呼び止められたようだが、気にせず購買へと向かった。

数分後・・・・・。
甘かった・・・・。俺の手元にはパンは一個もない。俺が来た時にはほとんどのパンが売れ切れており、残ってる
のは最強極悪の○○○パンしか残ってなかったため。まさか、こんなに早く売り切れるとは思ってかった。いつもカティア達の弁当を食べている為か、いまいちよく分からないでいた。
 統夜「とりあえず・・・どうするかな」
今日はバイトもある。そこで何かたべさせてもらえればいいんだが、俺の空腹は限界に近い。とりあえず、購買で買ったビン式の牛乳を手に教室に戻る。すると、
 テニア「あ!来た来た。何やってたんだよ統夜」
 カティア「購買でしょ。どう?買えた?」
 メルア「チョコパンありますか?」
 統夜「ない!これが目に入らないのか!?」
俺は手に持っていた4本の牛乳を見せ付ける。なんとなく3人の分も買って来てしまった。3人の前にそれぞれ配っていく。
 カティア「ありがとう統夜」
 メルア「ありがとうございます統夜さん」
 テニア「サンキュ♪統夜」
 統夜「いいって・・・・というより、まだ食べてないのか?」
 カティア「ええ」
 テニア「そうそう・・統夜を待ってたんだ」
 統夜「俺を?いや、でも俺には・・・・」
確かに目の前にあるのは3つの弁当。俺の前には何も無い。待っていても俺には食べるものが無い。
 テニア「ん?・・・もしかして統夜・・このでっかいお弁当アタシが全部食べる・・とか思ってない?」
鋭いな・・・。テニアならやりかねない・・・・。
 テニア「あのね・・・・コレは・・統夜の分でもあるんだ」


228 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 21:12:44 vpoESnQp
統夜「はっ?」
 カティア「要するに、2人分のお弁当を1つにまとめたのよ」
 統夜「それって・・どういう・・・・」
 メルア「あの・・・昨日統夜さん達がコンビニに行ってる間に・・うっかり統夜さんのお弁当箱を壊してしまって・・・・ぐすっ」
 統夜「なるほど・・・・あと泣くな・・・・。別に気にしてないし」
そう、1つになろうが3つになろうが弁当にありつけるのだから、これは嬉しい。しかし、
 統夜「1つにしたのはいいんだけど・・どう見ても5人分はあるんだが・・・」 
 カティア「テニアだから・・・・ね」
 統夜「なるほど」
 テニア「なんでそこで納得!!?」
 統夜「ま、まぁとにかく食べよう。俺はもう限界だ」
 テニ・カティ・メル「そうだね」そうね」そうですね」
フタを開ける。メルアの弁当からはなにやら甘い匂いがするが、いつものこと。カティアのはヘルシーなトマト
サンド。そしてテニアのは、さすがにでかいだけのことはあり、おにぎりやら唐揚げやら卵焼きなどいろんなものが入っている。そしてまた、俺は1つの問題に気付く、
 統夜「なぁテニア?なんで、箸が一膳しかないんだ?」
 テニア「あ〜ん♪」
 統夜・カティア「なっ!!」
テニアは一膳しかない箸で玉子焼きを掴み、俺の口元まで寄せる。こ、これは・・・このまま食べてという意思
表示なのだろうか・・・。もの凄く恥ずかしいが・・テニアは笑顔でこっちを見ている・・無碍に断るわけには行かない。なにより断ってしまえば飯が食べれないどころか、あの件をバラされるかもしれない・・・。したがってやることは1つ、
 統夜「あ、あーん・・・・・」
パクっ!
 カティア「なな!!」
 テニア「どお!?」
 統夜「・・・・・うまい」
 テニア「ほんとに!!やったぁ♪」
確かに美味い・・・。味加減も絶妙。その後もテニアによる・・あ〜ん攻撃により弁当を食べていった。さらにその後、この弁当はテニアの手作りというのをカティアから聞き、少し驚愕したのも俺だ。


このネタもそろそろしつこいかなと思い始めた今日この頃。空気読まず再び参上しました。



229 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 21:53:38 Ngkz4sZw
>>228
・・・待ってましたよ♪



230 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 21:57:44 4ykKO/5g
>>228
そのネタが大好きな人間が少なくともここに一人いる



231 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 22:07:34 bKl80oDK
>>228
いい電波ネ
キミも他の職人同様に、行為に値するよ。


236 :それも名無しだ :2005/12/22(木) 01:01:18 njJTxOOl
>>216より

 【巨大箱について聞いてみる】

 統夜「なぁテニア・・・なんだ?その巨大な・・・・おそらく弁当箱は」
不意に気になった、テニアの前に置かれている巨大な弁当箱?なんか嫌な予感がするがとりあえず聞いてみよう。
 テニア「何って・・・・お弁当箱だけど・・なんで?」
 統夜「なんでってお前・・・・」
予感的中!そうか・・・今なんとなくわかった。この巨大な弁当のおかげで俺の朝飯と弁当が無くなったという事を。
 統夜「あの・・このでかい弁当作るんだったら、なんで俺の弁当とかに材料を回してくれなかったんだ?」
 テニア「何言ってんの?これは統夜の分でもあるんだよ。ほら、お花見みたいなもんよ」
 統夜「は?ちょっと待て・・じゃあ俺の弁当箱は?」
 メルア「(ギクッ)そ、それは・・・・」
そこで何故涙目になるんだメルア。
 カティア「それなんだけど・・・。昨日統夜達がコンビニに行った時に、メルアが洗おうとして落しちゃって」
 メルア「ひぅ」
 テニア「それでフタが壊れちゃったんだってさ」
 メルア「ひぅぅ・・・ご、ごめんなさい統夜さん・・・・」
 統夜「な、泣くなって。別に気にしてないから」
というか、あんな涙目で言われたら男として非難できないし、する気もない。仮に非難しようものなら『ⅢMG』の連中に殺される。俺が慰めるとメルアは見事に復活を遂げた。
 統夜「じ、じゃあ、とにかく食うか」
 三人娘「はーい」
ほぼ同時に開けられ3つの弁当。メルアのはなんか甘い匂いがするが気にしない。いつもの事だし。カティア
はトマトサンド。どうやら最近のカティアのマイブームはサンドウィッチらしい。そして俺とテニアの共同弁当はなんとも弁当らしく、おにぎりに玉子焼きに唐揚げもあった。そして俺は1つの疑問が生まれる。
 統夜「この弁当・・・誰が作ったんだ?」
 テニア「アタシだけど?」
 統夜「・・・・大丈夫か?」
 テニア「大丈夫って・・・なにさそれ〜!」
 統夜「いや・・・だってなぁ」
不安だ・・絶対的に。何故か?テニアは過去に料理をし、とんでもない失敗を犯していた。それ以降、テニアは料理禁止されている・・・・はず。
 統夜「砂糖と塩と小麦粉は間違っていないか?」
 テニア「大丈夫!」
 統夜「醤油とソースと黒酢は間違っていないか?」
 テニア「大丈夫!!」
 統夜「あとは・・・・・」
 テニア「ああ〜もう!大丈夫だってばぁ。アタシだってアレ以来・・カティアやカルヴィナに教わってそれなりに上達してるんだ!疑う前にまず食す!!」
 統夜「あ、ああ」
まぁ、そこまで言うのなら・・・・。確かにアレから随分日にちが経ってるし、もしかしたら本当に美味くなってるかもしれない。と、ここで俺はもう1つの疑問を聞く。



237 :それも名無しだ :2005/12/22(木) 01:03:53 njJTxOOl
 統夜「何故に箸が1人分しかないんだ?」
そう、箸が無い。元々テニア用に自分で作ったのなら話は分かる。しかし、テニア達の話を聞いてる限り、当初から2人分として作られたと思われ、箸も当然2人分あるはずなのに・・・・。
 テニア「それはね・・・・・」
と、テニアは箸を取り出し、玉子焼きを掴む。
 テニア「はい統夜・・あ〜ん」
 カティア「なっ!!」
 統夜「・・・・・・・」
それを俺の口元まで運ぶ。見ると満面の笑顔でテニアはこちらを見ている。
 統夜「あの・・テニア?これは?」
 テニア「だから、あ〜ん♪」
落ち着け!現実を見ろ俺。これはきっとこのまま食べてという意思表示だ・・・。
 メルア「あれ?統夜さん?」
 カティア「なんだか・・・固まってるわよ」
仮に断ってみろ!あの件が学校中に知れ渡るのは必須。それにこれは辛いものじゃない。逆に嬉しい。結構恥ずかしいけど・・・・。周りを見てみる・・・すると甲児や相羽やかなめさんがこちらに注目している。
 統夜「あ、あーん・・・」
パクッ・・モグモグ・・・・。
 テニア「どお?おいしい?」
 統夜「・・・・うまい」
 テニア「ホント!?」
これは・・・絶品という訳でもないが、結構美味い。味の方も絶妙だ。これは・・かなり成長したと言える。
 テニア「じゃあ次は・・・この唐揚げね・・・はい・・あ〜ん」
 カティア「ち、ちょっと待ったぁ!な、ななら私も・・・・はい統夜」
 メルア「二人ともずるいです。私もやります・・・・はい、統夜さん」
テニアの第2撃に対し、すかさずカティアとメルアもあ〜ん攻撃に入る。この時、俺は三大勢力の殺気に満ちた視線を感じるが、別に気にしない。
 統夜「うーーん・・・悪い、せっかくテニアが作ってくれたんだし、今日はテニアの弁当を食べるよ」
 カティア「そ、そんな!!」
 メルア「おいしいのに・・・・・でも、欲しくなったら言って下さいね」
 テニア「統夜・・・・・。は、はいあ〜ん」
俺の言葉にメルアはケロッとしているが、カティアは何故か崩れ落ちる。テニアも頬が赤いのは気のせいだろうか・・・・・・。
パクッ・・・・モグモグモグ・・・・・・・・うん!これもおいしい。
その後も様々な視線を感じながら、テニアのあ〜ん攻撃は続き、俺の腹と心はふくれた・・・。

別バージョンです。なんか同じような内容になってしまったけど、あまりお気にせずに。
次あたりでこのネタも終わりにしようかと・・・・。では寝ます・・・・



240 :それも名無しだ :2005/12/22(木) 01:52:58 KS8eTenR
>>237
微妙にカティアにも萌えた
GJ-




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




146 :それも名無しだ :2005/12/15(木) 23:30:50 VicCmNkf
テニア「・・・・さむ」
街路樹もすっかり寂しくなった今日この頃。アタシは一人歩道を歩いている。
理由は単純にして明快。じゃんけんに負けたから。
文句のつけようも無いし、実際文句は無い。
不満はあるけど。

テニア『ねえ、統夜。一緒に行こうよ。』
統夜 『ヤダよ寒いのに。第一、じゃんけんの意味が無いだろ?』

二人っきりになりたい乙女心を理解してない。鈍感。
あんパンの代わりにウグイスパン買ってきてやる。
それでなくても最近カティアとメルアの目が厳しいのに・・・。
あの二人のことは好きだけど譲るつもりはさらさら無い。ライバルだ。
いまのところ一歩リードしてるけど・・だからこそもっと二人の仲を・・・。
テニア「統夜のばか」
つい不満が口からこぼれる。
だめだ。なんか気分が沈んできた。さっさとおつかい終わらせて帰ろう。

通りを歩いていると後ろからカップルの楽しげな声が聞こえてくる。
女「これがおしるこドリンクですか。わたくし初めてですわ。」
男「そうだね。プラントには無いだろうし。」
女「っ!やけどしてしまいましたわ。」
男「よく冷まさないから。貸してごらん。僕が冷ましてあげるよ。」

気に入らない。
一人寂しく歩くアタシに対する嫌がらせか?
・・・いけないいけない。心が狭くなってる。アタシだって統夜と二人なら・・・

テニア『熱っ!』
統夜 『あわてるから。』
テニア『いや、おいしそうだったからつい。へへ』
統夜 『そんなに好きなら俺のもやるよ。』
テニア『え!いいの?やった!』

よし。これだ。
心が豊かになった。先を急ごう。

郊外にある大型量販店、無敵戦艦ダイ。
アタシはそこで見知った顔に出会った。
統夜のクラスメートの相良宗介だ。

【普通に声を掛ける】

【疑問をぶつけてみる】

【思い切って悩みを相談してみる】


この形式俺に合ってるみたいなんで続けてみる。
ちなみにオートセーブだw


148 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 00:03:21 8SvAVC0p
>>146
新しいパターンの職人さん登場!良作待ってます!!



153 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 05:22:27 Ln8TObLi
皆さんGJです。
>>146
なつかしいなウグイスパンとか。天才バカボンのED思い出したよ。



154 :それも名無しだ :2005/12/16(金) 15:06:59 cCe0DCwQ
>>153
その日は朝から夜だったあれか。

しかし皆巧いなぁ。
俺には文才や想像力があまり無いようなのでワクテカして待ってます。



168 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 02:11:50 16BuhM4x
>>146の続き

にア【普通に声を掛ける】

テニア「お〜い!サガラ!」
宗介 「君は・・・フェステニアか。」
テニア「テニアでいいって。」
宗介 「ではテニア。なにか用か?」
テニア「用って・・・知り合いに会ったから声かけたんじゃん。当たり前でしょ?」
宗介 「その認識は危険だ。こんな話がある。」

『密林で部隊とはぐれた傭兵の話だ。その男はゲリラが潜伏する死の森をただ一人で行軍した。
耐えがたい恐怖と心理的圧迫に耐え、その男はついに味方の部隊を発見した。
緊張の糸が切れたその男は迂闊にも大声で叫んだ。俺はここにいる、と。
その男と味方部隊は全滅した。居場所が知られた為、ゲリラ達の襲撃を受けたのだ。』

宗介 「迂闊な動きは死につながるという教訓だ。」
テニア「でもここは戦場じゃないよ。ゲリラなんていないんじゃない?」
宗介 「先の大戦からまだ日も浅い。どこに危険分子が潜んでいてもおかしくはない。」
テニア「・・・確かにそうだね。」
宗介 「100%の安全など存在しない。常に警戒は怠るな。」
テニア「わかった。で、具体的にどうするの?」
宗介 「うむ。知己と思しき人物を発見した場合、可能な限り接近し、尾行しろ。」
テニア「ふむふむ。」
宗介 「情報収集の後、確信が得られたならば背後から小さく声を掛けろ。『ひさしぶりだな』、と。」
テニア「なるほど。」
宗介 「この時は相手の死角からだ。万が一ゲリラなら即座に射殺できる。」
テニア「難しそうだね。尾行なんて出来るかな?」
宗介 「それについては問題ない。いい物がある。」
テニア「いいもの?」
宗助 「君の身体能力ならすぐに使いこなせるだろう。やってみるか?」
テニア「おもしろそう!やるやる!」

——三時間後

宗介 「基本動作はそれでいい。後は実地訓練だ。すでに準備はしてある。」
アタシはゆっくり頷いた。望むところだ。
宗介 「ターゲットは紫雲。これをゲリラと想定する。
四時間の追跡の後、これを無力化。以上だ」
統夜?よ〜し、驚かせてやる!
宗介 「作戦開始!」
テニア「ふも!」


169 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 02:18:11 16BuhM4x

『フェステニア=ミューズは預かった。無事に帰して欲しければこちらの指示に従え。
まずは西だ。無敵戦艦ダイのトイレに向かえ。右端から二番目の個室だ。
もちろん一人でな。約束を違えれば・・・ブッ、ツーッツーッツー』

イタズラ電話だと思いたい。だがテニアの名と俺の家の電話番号を知っている以上無視は出来ない。

統夜 「ここか!」
なんの変哲も無い水洗式便器だ。特におかしな所はない。
いや、何かがあるはずだ!
怪しい所は片端から調べた。そして・・・見つけた。
トイレットペーパーカバーの裏側に紙が貼り付けてあった。

『さあゲームの始まりだ。
フェステニアはこの店を中心とした半径4キロの範囲内にある場所に監禁している。
タイムリミットは午後九時。愛しい女を無事に帰して欲しければせいぜい急ぐ事だ。』

統夜 「くそ!!」
紙を破り捨てると俺は全力で走り出した。

ターゲット発見!
テニア「ふっもふも!(尾行開始!)」

どこだ。どこにいる!
廃工場にも行った。橋の下も探した。廃屋を片っ端から調べた。
俺が探してない場所はどれだけ残っている?女の子一人を監禁できる場所は。
・・・星の数ほどある。
くそっ!待ってろ、テニア!

さっきから妙なとこばっかり行ってる。
何してんだろ?
宗介 『調子はどうだ?』
テニア「ふーも、ふもっ!ふもっふる(いい感じ。走っても全然疲れないし)」
宗介 『筋力補助機能を搭載済みだ。更に今回は実験的に新しい機能を装備させている』
テニア「ふも?(どんなの?)」
宗介 『これは短時間しか使えない。したがって——』


もう随分時間が経った気がする。
時計を忘れたのが悔やまれる。
小雨が降りしきる中、俺は攣りそうな足を引きずりながら進んでいる。
テニアはまだ無事なのか?・・無事に決まってる!
???「紫雲君?」
声に反応して顔を向けるとクラスメートの千鳥かなめがいた。
かなめ「どうしたのよ!?この寒いなか、傘も差さずに!」
統夜 「悪いけど急いでるんだ」
かなめ「ちょっと!風邪ひくわよ?」
統夜 「時間が無いんだ!・・そうだ!いま何時だ!?」
かなめ「時間?ええと・・」


170 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 02:21:12 16BuhM4x
かなめ「九時よ。」
宗介 「時間だ!」

統夜 「そんな!?」
テニア「ふもっふ!(ラジャー!)」

かなめ「あれ?なんかなまぐさ・・・って!?」
千鳥さんの視線が俺の背後に釘付けになった。
統夜 「!?」
驚いて振り向く。
テニア「ふも!(膝!)」
意識が途絶えた。

テニア「ふもっふ!(クリアー!)」

統夜 「っ!今何時だ!?」
起きるなり統夜は叫んだ。
かなめ「落ち着いて、紫雲君。」
統夜 「落ち着いてなんかいられるか!テニアが!」
宗介 「錯乱している。薬を使うか?」
かなめ「あんたは黙ってなさい!」
統夜 「くそっ!テニア!」
起き上がり走り出そうとする統夜をカナメは手で制した。
かなめ「テニアならここにいるわよ」
テニア「・・・やっほー」


171 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 02:30:43 16BuhM4x
かなめ「・・・というわけでね。悪いのはぜっんぶ、この戦争バカなの。」
宗介 「心外だ。俺は生きる上で最低限必要な技術を・・・」
かなめ「うるさい黙れ。だからね、テニアのこと」
パァァァァァン!!
頬に衝撃。灼熱感。
空気が固まる。
統夜 「・・・いしたんだ。メチャクチャ心配したんだぞ!?もう駄目かとも思った!」
テニア「・・・ごめん。」
びっくりするくらい大きな声。・・・そうだよね。
アタシを必死に探してくれてる統夜をただ、見ていた。
膝まで喰らわせた。最低だ。

涙が握り締めた掌に落ちる。喉の奥が苦しくなる。
テニア「ごめん!・・ごめんなさい!アタシ・・!酷い事・・・!」
嗚咽が混じって上手く喋れない。
テニア「・・・謝るから!・・もうしないから!だから!・・・・・・・だから!」
——嫌いにならないで!
声にならず喉の奥に消えた。
アタシにこんなこという資格があるのかな・・?
俯いてしゃくりをあげるアタシを統夜は胸元に抱き寄せた。
統夜 「もう心配かけるなよ?」
テニア「・・・許して・・くれるの?」
統夜 「返事は?」
テニア「うん!」
統夜 「無闇に膝を喰らわせるなよ?」
テニア「うん!」
統夜 「怪しい話に惑わされるなよ?」
テニア「うん!」

宗介 「怪しい話とは何の事だ?」
かなめ「あんただ、あんた。いいから黙ってなさい!」

統夜 「じゃあいい。無事でよかった。」
テニア「統夜———————!!」
思いっきり抱きつく。
宗介 「一件落着だな。」
統夜・かなめ「お前がいうな!」
かなめのハリセンうなった。
かなめ「ごめんね紫雲君。御飯まだなんでしょ?おごるわよ、こいつが。」
宗介 「なぜ俺が?」
かなめ「うっさい諸悪の根源。」
統夜 「いや、家であいつらが待ってるから。」
かなめ「じゃあさ、材料でも買い込んでパーっとやらない?腕振るっちゃうわよ?」
テニア「え!かなめが料理作ってくれんの?」
美味しい物はいつでも大歓迎だ!
統夜 「こら!・・でもいいの?千鳥さんにはむしろ迷惑かけたのに・・・」
かなめ「いいのいいの。このバカの不始末がもとだし。テニアの生還を祝してってことで。」
宗介 「うむ。折りよく質の良いレーションを入手した。これを提供しよう。」
かなめ「持ってくんな!んなもん!」


172 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 02:32:23 16BuhM4x
カティア「遅いわね。」
メルア 「遅いですね。」
コタツに突っ伏したまま二人はうなった。
メルア 「お腹すきました。」
カティア「テニアなにしてるのかしら?」
メルア 「統夜さんも遅いですね・・」
カティア「まさか・・・・!!」
唐突に顔を上げ考え込む。
カティア「・・・・・・・なんてこと!!」
メルア 「それはないと思います。」
カティア「・・・なんでわかったの?」
玄関の呼び鈴が鳴る。
メルア 「あ、帰って来ましたよ!」
カティア「まったく!文句の一つも言ってやらなきゃ!」


なんだこの量orz
何のために三分割したんだか(´・ω・`)



173 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 02:43:26 6xSqEMCN
(・∀・)スゴクイイヨ、スゴクイイ
サイフォン式



174 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 03:44:25 YOFGO8tl
>>168-172
そなたこそ万夫不当の豪傑よ!



175 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 08:51:49 b6Jtt5hx
年取るとよ涙腺が緩んじまってよ。
いい奴だな、統夜。幸せになテニア。
まぁそんな事より、あえて言おう!
GJであると!>>168-172


180 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 14:26:20 fMQv1Uns
さらに>>146の続き

にア【疑問をぶつけてみる】

テニア「あれ?サガラなに買い込んでんの?」
宗介 「フェステニアか。うむ、備蓄食料の補給だ。」
ビニール袋の中には大量の缶詰やらビニールパックがひしめいている。
テニア「テニアでいいって。それ一週間分?」
宗介 「これを一週間で消費するのは不可能だと思うが・・・。ネガティブだ。
    これはこの町の各所にあるセーフハウスに配備するものだ。」
テニア「ふ〜ん。どのくらいあるの?秘密基地。」
宗介 「具体的な場所や数は明かせんが、この町だけで10以上ある。」
テニア「そんなに必要なもんなの?」
すごいとは思うがやりすぎな気もする。
宗介 「当然だ。テニア、君の認識は甘い。」

『先の大戦では木星、月、外宇宙、海底とあらゆる所から敵が侵略を行った。
クルツ曰く、『もう地底から怪獣が出てきてもおどろかねぇ』だそうだ。さすがにないと思うが。
とにかく明日という日にこの店が無事であるという保証はどこにもない。
準備をしすぎるということはない。
それに食料は戦場において時として武器、弾薬よりも重要なものだ。
歴戦の戦士でさえ飢えと渇きには耐えられないものだからな。』

テニア「うん!なるほど!サガラすごい考えてるんだね!」
食料は何より大事だ。うん。
宗介 「当然だ。俺はスペシャリストだ。」
心なし胸を張るサガラ。
テニア「よーし!あたしも大量に買い込むぞー!」
宗介 「いい心掛けだ。有事の際、紫雲たちは君の配慮に感謝する事になるだろう。」

統夜  『くそ!もう食料が・・・』
テニア 『ふっふっふ!こんな事もあろうかと!』
メルア 『テニアちゃんすごいです!』
カティア『いつのまに・・・とにかく助かったわ!』
統夜  『すごいぞテニア!結婚してくれ!』

えへへへへへへへへ
そんな、いい奥さんだなんて、てれちゃうよ〜
宗介 「どうした?顔が赤いぞ。」
テニア「な、なんでもない!買ってくる!」

トマトにお魚、お肉にお米、あ、それからチョコも買おう。
えーと、後は・・・あ!飲み物!やっぱ100%に限るよねー。


181 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 14:27:58 fMQv1Uns
宗介 「買ってきたか。」
テニア「うん!」
宗介 「・・・・待て。なぜ缶詰や水を買ってない?」
テニア「だって美味しくないじゃん。」
宗介 「そういう問題ではない。そもそ」
テニア「あ、もう帰んなきゃ!じゃーね、サガラ!」
宗介 「つまり缶詰は人類の考え出した最高の・・・む?」
行ってしまったか。どうする?後を追い忠告すべきか・・・?
・・・うむ。戦場に『今度こそ』はない。一度の失敗で全てが終わる。追いかけるか。
かなめ「あれ?ソースケじゃん。買い物?」
宗介 「千鳥か。肯定だ。」
かなめ「うわ、またアンタそんなもん買って。」
宗介 「その認識は危険だ、千鳥。明日という」
かなめ「はいはい。とにかくそんなもんばっかり食べてちゃ体に良くないわよ?
    御飯作ったげるから家に来なさい。」
宗介 「・・・うむ。では馳走になろう。」
新兵には失敗も必要だろう。

テニア 「ただいまー!」


すごい怒られた。

統夜  「まったく・・・それでなくても家計がやばいのに。」
カティア「どうするんです?」
統夜  「冷凍できるもんは突っ込んどいて。他は・・悪くなる前に食べるしかないだろ。」
メルア 「今夜はごちそうですね。」
テニア 「やったー!!」
統夜・カティア「「ただしテニアは晩飯抜き」」
テニア 「ひどい!鬼!悪魔!」
良かれと思ってやったのに!
カティア「あなたには少し反省してもらわないと。」
統夜  「痛い目見ないとまた同じこと繰り返すだろ?」
メルア 「でもチョコを買ってきた事は評価してあげたいです。」
テニア 「メルア〜!」
あんた神様だよ。
統夜  「このチョコアメリカ製だぞ。」
メルア 「厳重なる処罰を。」
テニア 「ヤジロベーの如く!?」
カティア「と・に・か・く!今晩は頭を冷やして反省なさい!」
テニア 「うぅ・・・はい。」


182 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 14:29:49 fMQv1Uns
夜の廊下。音を立てないよう細心の注意をはらって進む。
手元にはおにぎり。どれだけがんばっても三角になってくれなかった。
あ、レンジで温めたほうがいいな。
台所のすだれを分けて入る。
レンジの前に人影。
統夜  「なにやってんだ?カティア。」
カティア「と、統夜?ちょ、ちょっと夜食を・・」
統夜  「夜食にグラタンを焼くのか・・・?」
カティア「・・・・統夜こそ、そのおにぎりはなんですか?」
統夜  「・・・ちょっと小腹が空いて」
カティア「小腹が空いて一個一合もありそうな巨大なおにぎりを三つも?」
統夜  「・・・・・・・・・」
廊下をそーっと、通り過ぎようとする気配。
統夜  「なにやってるんだ?メルア。」
メルア 「ひゃ!?トイレです。トイレに行くだけです!」
カティア「アップルパイ持って?」
メルア 「最近のマイブームなんです!」
統夜  「・・・・・・・・・・・・」
カティア「・・・・・・・・・・・・」
メルア 「・・・・・・・・・・・・」
統夜  「・・・・・っぷ!ははは。」
カティア「考える事は同じね・・ふふ。」
メルア 「そうですね・・・ふふ。」


うぅ〜サガラのうそつきぃ〜。
お腹減ったよぉ〜。


コンコン


184 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 20:02:00 4WUHZqs5
みんなストーリーだなあテニアにますます萌えた
てか、宗助の説明が原作に出ても違和感無いしw



192 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 19:39:09 y5G2e5tl
>>更に146の続き

にア【思い切って悩みを相談してみる】

そうだ。第三者の意見を聞いてみるのもいいかも。
テニア「やっほー!サガラ。」
宗介 「む。フェステニアか。」
テニア「テニアでいいって言ってるじゃん。」
宗介 「今始めて聞いたが。」
テニア「あれ?そーだっけ?まあいいや。」
宗介 「そうか。」
テニア「変な事聞くようだけどさ、サガラって口固い?」
宗介 「無論だ。口の軽い人間は兵士として失格だ。」
テニア「じゃあさ、ちょっと相談に乗ってくれる?」
宗介 「相談か・・・。」
正直なところ自信はない。クルツにも話甲斐のない奴だとよくいわれる。
だがこれはチャンスではないか?
ここでテニアの相談に乗り、解決に導く事ができれば、
俺もこの社会に少しは馴染んできたと千鳥も安心するだろう。
宗介 「・・・うむ。俺なりの方法でよければ手を貸そう。」
テニア「ありがと。実はね・・・」


宗介 「・・つまり君はある人物と極秘裏に面会し、有益な情報を得たいと考えている。
しかし、同じくその情報を求める敵勢力に妨害されているというわけか。」
テニア「え、えーと、まあそんな感じでいい・・・のかな?」
宗介 「ならば話は早い。」
テニア「え!どうすんの?」
宗介 「敵勢力を殲滅すればいい。」
テニア「そ、それはちょっと・・・。あの二人も大切な人だし・・・」
宗介 「む。敵は昔の戦友か?・・・君の気持ちはわかる。戦場でもままあることだ。
だが、現実は過酷だ。非情になりきれないものから死んで行く。」
テニア「と、とにかく人死にはダメなの!」
相談する人を間違えたかな?


193 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 19:41:08 y5G2e5tl
宗介 「・・・ならば示威行動だな。」
テニア「G行動?」
宗介 「うむ。強力な兵器を所有し、相手の戦闘意欲を奪う手段だ。」
この場合兵器ってのはアドバンテージの事でいいんだよね。
アタシのアドバンテージ・・・キス?
・・・自分で言うのもなんだけど・・・弱いなぁ。
となるとそれ以上?・・・・そ、それは・・・その・・・まだ・・・。
宗介 「どうした?顔が赤いぞ。」
テニア「な、なんでもないってば!」
宗介 「そうか。」
テニア「でもあの二人の目が厳しくてとてもアドバンテージを奪えそうにないんだけど・・。」
宗介 「問題ない。これを貸与しよう。」
テニア「銃?」
宗介 「グロッグ19だ。さして良い性能ではないが威嚇には十分だ。」

テニア 『オラオラ!統夜の命が惜しければ大人しく二人っきりにさせな!!』
カティア『卑怯よ!!』
メルア 『統夜さんを開放してください!』

・・・アタシは悪人か?
テニア「気持ちだけうけと」
宗介 「ところで君はなぜここにいる?」
テニア「へ?なぜって・・買い物に・・・」
宗介 「まさかその二人の計略でか?」
じゃんけんだけど・・・
テニア「うーん、まぁ一応そうなるのかな?」
宗介 「つまり君は今、敵二人の策により目標の人物から遠ざけられているわけか!」
テニア「で、でもあの二人は二人でライバルなワケで・・・」
宗介 「君の認識は甘い。三つ巴の膠着状態を脱するため敵勢力同士が一時的に手を結ぶ事は珍しくない。」
テニア「え?」
宗介 「今ごろ目標の人物はその二人の虜囚となっている可能性がある。
    そして苛烈な拷問、耐えがたい苦痛と逆らい難い快楽により骨抜きにされたその人物は・・・」

カティア『ところで私達のこれを見てください』
メルア 『これをどう思います?』
統夜  『すごく・・・大きいです・・・』

統夜!!
アタシは全力で走り出した。


194 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 19:42:21 y5G2e5tl
宗介 「うむ。上手くいったようだ。」
かなめ「おーい!ソースケ!」
宗介 「千鳥か。」
かなめ「テニアと一緒だったの?珍しい組み合わせね。」
宗介 「うむ。彼女の相談に乗っていた。」
かなめ「相談?あんたに?よりにもよって?」
宗介 「肯定だ。・・・随分と失礼な物言いのようだな。」
かなめ「いや、だって・・。なんていったの?」
宗介 「まず——」

スパーン!!
宗介 「中々痛いぞ千鳥。」
かなめ「いたいけな少女を洗脳するな!!しかも銃まで持たせて!!」
宗介 「問題ない。威嚇用だ。弾はここに——」
懐をまさぐる手がピタリと止まる。
宗介 「俺らしくもないミスだ。抜くのを忘れていた。」
かなめ「阿呆!!」
ふたたびハリセンがうなった。


——着いた!統夜、今助けるからね!
玄関のドアを注意深く開く。
まずは情報を集める。テニアイヤーは地獄耳!

声の断片が聞こえてくる。
カティア『だめ・・統夜・・・白いのが・・・・・』
統夜  『いいだろ・・・好きなら・・・』
カティア『もう・・・・』
メルア 『統夜さん・・・熱いです・・・・』
統夜  『・・・仕方ないな・・・ほら・・・』
メルア 『ああ・・・いいです。・・・・』

統夜=×虜囚

統夜=○ユダ

殺す!!


195 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 19:46:30 y5G2e5tl
テニア 「統夜——————————————————————————!!!!」
居間のふすまを開け放つ。
コタツに入っていた三人が驚いた顔でこっちを見る。
・・・・・・あれ?
お、おかしいな?もう一回情報を洗いなおしてみる。

カティア『だめです、統夜。ミカンは白いのが栄養豊富なのに。』
統夜  『いいだろ別に。そんなに好きならカティアにやるよ。』
カティア『もう!子供みたいなこと言わないでください。』
メルア 『統夜さん。コタツが熱いです。弱めてもらえませんか?』
統夜  『やれやれ、仕方ないな。ほら。』
メルア 『ああ、ちょうどいいです。ありがとうございます。』

え、えーっと・・・
テニア 「統夜ぁ!寒かったぁ!」
抱きついてごまかすことにした。
統夜の首に腕を回して押し倒す。
統夜  「今の間はなんだ!?その銃はどうした!?それに買い物は!?」
メルア 「・・・・・・・・・」
もそもそ。
統夜  「おい!?下半身に抱きつくな!!」
カティア「・・・・・・・・・・・・・・っは!?出遅れた!」
もう抱きつく場所がない!!
かくなる上は・・・・!!
パンパン!!
統夜・テニア・メルア「!?」

かなめ・宗介「!!」
かなめ「今のって?」
宗介 「銃声だな。」
かなめ「あ〜もう、あんたのせいで!くぬ!くぬ!」
宗介 「やめろ。蹴るな。今はそんなことをしている場合ではない。」
かなめ「あんたが言うな!」

カティア「抱きつく場所!抱きつく場所を要求する!」
テニア 「じゃあ背中を・・・」
統夜を引き起こす。
カティア「・・・・・・わーい♪」
統夜  「カティアまで!?つーか天井!穴!」
玄関のドアが開け放たれる音。廊下を爆走する足音。
かなめ 「ごめん!紫雲君!このバカのせいでお茶の間が血の惨劇に・・・」
宗介  「・・・なにも起きてないぞ。紫雲がテニア達に抱きつかれているだけだ。」
かなめ 「・・・ごめん。二回目だね。どーして私ってこう、間が悪いのかしら?帰るね。」
しょんぼりしながら踵を返す。
宗介  「健闘を祈る。」
統夜  「ま、待ってくれ!この状況をなんとかしてくれ!」
しかし無常にもドアは閉められた。
統夜  「いいかげん離れろよ!それにさっきからあ、あたって・・・」
テニア・カティア・メルア「あててんのよ。」るのよ。」るんです。」


イイ話も好きだが一番好きなのはこんな話な俺は破廉恥な男なのかもしれん。
あとフルメタよく知らない人や嫌いな人には合わなかったかもしれんが俺は謝らな(ry



196 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 19:53:17 /nYRvx2G
>>195
GJ!!  そして君(の趣味は多分)は僕に似ている



197 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 19:53:40 liJffAFP
とりあえず3パターン通して言える教訓


おかしな情報を鵜呑みにしてはいけない



198 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 20:03:24 5VYNTTW5
俺はいま感動している。GJだ!



199 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 20:08:59 OjV+eBcv
>>195
その電波、好意に値するよ。GJってことさ。



200 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 20:14:51 XiUZysfO
小ネタ満載だな
チーズバーガー吹いたので謝罪と賠償を要求する。

次回作で。


202 :それも名無しだ :2005/12/18(日) 23:39:18 ty6+h7kV
>>195
さぁ!ケツをだせ!!
サンタさんからのXmasプレゼントをやる…



219 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 02:02:34 AKlNCcsP
師走も半ばを過ぎたある日の午後。
アタシは犬の散歩のバイトを終え、心なし暖かくなった懐に小さな満足感を抱きつつ道を歩いていた。
でもあれだね、何で冬ってのは快晴の日が少ないんだろ?
こう毎日どんよりとされてちゃ、食欲も落ちちゃうよ。
などとどうでもいいことを考えてみたけど、さして理由に興味があるわけでもない。
どうでもいいことだから当然だけど。
テニア「さて!ちょっとお腹もすいたことだしなんか食べて帰るかな!」
バイト代も出たしラーメンでも食べよう。
???「お!じゃあパフェでも食べにいくかい?オゴリな上、今なら無料で俺の愛もついてくる。」
気安げな声に振り返るとそこには一見二枚目風の男がいた。
テニア「クルツ!」
クルツ「よ!で、どうするよ?」
断る理由はない。
ただし愛はクーリングオフ。

テニア「え〜っと、『ICBMコロッケ』と『アグレッシブエビフライ』!
    御飯物は『超級覇王電影丼』!ドリンクは『勝負は一発!スペースフロート』で!」
クルツ「容赦ねえなぁ・・・てかパフェは?」
テニア「食べるよ?食後に。」
クルツ「食うのかよ!?」
テニア「・・・なんかいいたそうだね?」
クルツ「いや?俺は自分の息子は大事にする派だ。何なら見るかい?手塩にかけた我が息子を。」
テニア「・・・蹴るよ?」
クルツ「Oh!その赤らめた顔にお兄さんクラクラだ!」
テニア「・・・・・・」
クルツ「ジョークだよジョーク。座りなよ。ナイフを降ろしなさい。」
こんな性格じゃなけりゃもっともてると思うんだけどな。
テニア「で、何で日本にいるの?」
皿の上で暴れまわるエビフライと格闘しつつアタシは訊ねた。
クルツ「君みたいな可愛い子との運命の出会いを求めてきたのさ。」
テニア「ふーん。」
小癪なエビだ。
クルツ「冷てぇなあ。・・・しょうがねえか。統夜がいるもんな。」
カツン!
思わず追い詰めたエビを取り逃がす。


220 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 02:04:09 AKlNCcsP
クルツ「・・・その様子だとほとんど進展は無し・・・と。」
テニア「・・・なんでわかるの?」
クルツ「反応が初々しすぎるんだよ。カマのかけがいがないって、それじゃあ。」
・・・なんか悔しい。
クルツ「キスもまだだろ?」
テニア「したよ!」
クルツ「ほう!それはどっちから?舌は入れられたか?勢いに任せて胸とか触られ」
ゴガ!
セクハラ野郎に椅子をお見舞いした。一回死ねばいいと思う。
クルツ「冗談が通じない所がまた初々しい!」
テニア「アタシをからかうために声かけたの?」
クルツ「違う違う!迷える子羊に救いの道を示すためさ!」
テニア「救い?」
クルツ「テニアちゃん、今煮詰まってるだろ?」
テニア「!」
クルツ「愛する彼とどうすればより親密になれるか毎夜考えてるわけだな?」
テニア「ま、毎日じゃ・・・」
クルツ「そこでこれだ。」
クルツはどこからともなくDVDROMを取り出した。
テニア「?」
クルツ「統夜と一緒に見るといい。楽しい記憶を共有するってのは結構大切な事だぜ?
    そこから進展するかもしれないし。」
テニア「・・・・クルツ結構いい奴だね。」
クルツ「おいおい、俺は今世紀最後の美男子だぜ?顔のいい奴は性格もいいのさ。」
テニア「まだ、今世紀始まったばっかりじゃん。」
今日のクルツのジョークで初めて笑えた。
クルツ「お!いい笑顔。女の子はそうじゃなきゃな!うん!」
テニア「ありがと。ところで・・・あの・・・」
ちょっと言いにくかった。
クルツ「今時DVDプレイヤーも持ってないのか統夜の奴・・・。OK、VHS版を貸そう。」


走って家に帰るのもなんだか子どもっぽい感じがしたから小走りで家に向かう。
そういえば結局クルツは何しにきてたんだろう?
ま、いいや。
家が見えてきた。
玄関のドアを開けると、

【みんな帰ってるみたいだ】

【誰も帰ってきてないようだ】


懲りずに続きを書くのも私だ。
>>202にケツを狙われているようなので僕はもう寝ます!!



222 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 10:41:39 kIYYAjfh
頼んだメニューでワロタw
アグレッシブエビフライ生きてるのかよw



223 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 12:10:52 BlKLAvHM
海老を生かしたまま衣だけ揚げる……。
中華一番でも不可能そうだが、次元連結理論を応用すれば可能かもなw



224 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 13:24:05 vYvj8xiG
超究覇王電影丼・・・
いかにも腹に壊しそうだな。



225 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 14:03:33 xBc3uOyd
>>219-220
巧すぎる。
>>224じゃないが超級覇王電影丼にクリティカった。
丼の中に顔が…。髭のおっちゃんの…。



226 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 15:42:25 DDlHYYRr
>>223
鯉ならジャンでやってるな、動かないけど


245 :阻止するのも私だ :2005/12/23(金) 00:32:12 HXoZwA7n
>>220の続き

にア【みんな帰ってるみたいだ】

あの二人に気付かれないように統夜を誘うか。
足音を殺して廊下を歩く。
統夜  「遅いなテニアのやつ。」
カティア「多分買い食いでもしてるんじゃないかしら?」
メルア 「じゃあこのシュークリームもらってもいいですか?」
統夜  「じゃあってなんだよ。」
カティア「あなたはもう食べたでしょ?」
メルア 「でも早く食べないとカスタードの芳醇な香りが落ちてしまいます。」
何で一緒にいるかな。仕方ない、後にしよう。
テニア 「ただいまぁ。」
統夜  「なんだ帰ってたのか。」
カティア「おかえりなさい。」
メルア 「・・・・・・・」
うわ、露骨にがっかりされた。
テニア 「そんなに欲しいならあげるよ。」
メルア 「今コーヒー入れますね!」
カティア「珍しいわね。」
慌てずじっくり機会をうかがわなきゃ。

機は熟した。
メルアとカティアがコンビニに出かけた今こそが最大のチャンス!
ドアを軽くノックする。
統夜  『誰だ?』
テニア 「アタシ。」
統夜  「ん、なんか用か?」
ドアを開けて統夜が顔を見せる。
テニア 「統夜いまヒマ?」
統夜  「まぁ、特にやる事もないけど。」
テニア 「じゃあさ、二人でビデオでも見ない?」
上目遣いで聞いてみる。
統夜  「別にいいけど。」
テニア 「やった!それじゃ統夜の部屋で」
カティア『ただいま〜』
統夜  「お、二人も帰ってきたみたいだし、みんなで見よう。」
テニア 「・・・・・・・・・・・・」
統夜  「痛!何で蹴るんだよ!」
・・・・統夜のばか!


246 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 00:33:50 HXoZwA7n

ビデオの中身はごく普通のホラー物。
チェーンソー持った男がどいつもこいつも皆殺しにするってコンセプトのようだ。
正直こんなの二人で見ても親密にはなれないような気がする。
そう考えると少し溜飲が下がった。
それにしてもホラー物って何が面白いんだろう?
作り話ってわかってるのに。
カティア「ふ、ふん!こんな演出子供だましもいいとこだわ!」
統夜  「せめて目を開けてから威張ってくれ。あと、歯の根が合ってない。」
メルア 「うわあ!腸から湯気出てますよ湯気!怖いですねぇ!」
カティア「実況しないでよ!」
テニア 「あ。」
画面内でシルクハットの男がバラバラにされいろいろな物をぶち撒けた。
カティア「いやああああああああああああああああああああああああ!!」
メルア 「何か出ました!!なんか出ました!!!なんかでました!!!!」
統夜  「お、おい!くっつくなよ!!」
テニア 「!!!!!」
そういうことかああああああああああああああああああああ!!!!
うう、ゴメン、クルツ。アンタのくれたチャンスを活かせなかったよ・・・。
あんな『全然怖くないじゃん』って態度の後じゃ抱き付けないよ・・・。


——その後
だがアタシは諦めない。
やっぱり怖くなったって事で統夜の部屋に行こう。
多少強引でもかまうもんか。
ドアをノック。
統夜  『テニアか?』
テニア 「うん。何でわかったの?」
しかしその質問には答えずドアを開けた。
統夜  「どうしたんだ?」
テニア 「やっぱり怖くなって・・・・統夜と一緒にいてもいい?」
統夜  「・・・全然平気そうに見えたけど?」
テニア 「冷静に考えると怖かったの!!」
統夜  「アノ手の映画は冷静に考えるとむしろ突っ込み所が」
テニア 「いいの?ダメなの?」
ダメといったら殺す的なオーラを発しつつ、詰め寄る。
統夜  「別にいいけどな。テニアで最後だ。」
部屋の中のベッドにはメルアとカティアが寝ていた。
なるほど消去法か。
先を越されたのは悔しいけど、本気で怖がってたあの二人がここに来るのはむしろ当然だろう。
統夜  「布団もってこいよ。俺のしかないから。」
テニア 「いいじゃん。統夜のフトンに入れてよ♪」
統夜  「な、何言ってんだ!こんな布団に二人も・・・」
統夜が指差したフトンにはいつも間にかカティアが入っていた。
カティア「すやすや」
統夜  「あの・・・カティア?」
カティア「すやすやすや」
テニア 「アンタ狸寝入りでしょ?」
カティア「すやすやすやすや」
統夜  「・・・・納戸からもう一組取ってくるよ。」
カティア「すや!?」

結局、統夜を挟んで川の字で寝ることになった。
統夜  「いいか?この布団のラインを越えて進入するなよ?大声出すぞ?」
テニア 「それは男の子が言うセリフじゃないって。」
カティア「空中は?」
統夜  「不可だ。」
やれやれ、でもたまにはこんなのもいいかも。


247 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 00:35:20 HXoZwA7n
寝苦しくて目が覚めた。
体が重い。手足が痺れている。
金縛りってやつか?・・・いや違う。
明らかに体の上に何かがいる。視線も感じる。
薄目を開けて様子を見てみる。
黒い人影が俺の上に正座している。幽霊?
すごい怖い。だがこのまま眠るのは不可能だ。
徐々に痺れも引いてきた。やるしかない。
俺は体の上の人影を思いっきり突き飛ばした。
???「きゃ!」
きゃ?
統夜 「何やってんだメルア?」
メルア「・・こういう時は思わず胸を触ってしまい『わ!?ゴメン!』とかいうはずなのに。
    普通に顔をはり飛ばされました。お約束をなんだと思ってるんですか!?」
統夜 「え・・・ごめんなさい。」
俺は何にたいして謝ってるんだろう?
統夜 「それはともかくなんで俺の上に座ってたんだ?」
メルア「わたしをひとりぼっちにさせたからです。
    さっき目が覚めた時どれだけ怖かったと思ってるんですか!?」
それはむしろカティアに言って欲しいんだが。
夜中過ぎに騒がれるのも困る、仕方がないな。顔叩いたのは俺が悪いし。
統夜 「悪かった。どうすれば許してくれる?」
メルア「わたしと一緒に寝てください。」
統夜 「・・・それはいろいろまずい。他の事に」
メルア「身体と心が痛くて泣きそうです。」
統夜 「・・・わかりました。」

天井、暗闇、天井、暗闇、天井、暗闇——
この繰り返しにも飽きた。早く寝てしまいたいがどうにも緊張して眠れない。
ふとメルアの方を見てみた。
驚くほど近い距離で目が合った。慌てて背中を向ける。
メルア「・・・ねえ、統夜さん?」
統夜 「ハイ?なんでしょう?」
メルア「手・・・繋いでいてもらえませんか?」
・・・・黙って体の位置を変え、左手を差し出した。
メルア「温かいです・・・」
心拍数が急激に上がる。落ち着け、俺!もうメルアは眠りに落ちかけている!

しばらくするとメルアの呼吸音は寝息に変わった。
ほっとして手を離そうとする。
メルア「ううん」
!!取り残されるのを本能的に気づいたのかメルアが俺にしがみついてきた。
;:、x、bkfgksれktsgrkが。q、あえw
バグるな俺!!こんなときこそ冷静に現状を把握だ!!
俺はベッドで寝ている!隣にはメルア!しがみつかれている!!
メルアの髪からはイイ匂いがして温かくて柔らかくて俺の股間はイグニション。
違う!!
2・・・3 5・・・7・・・落ち着くんだ
『素数』を数えて落ち着くんだ・・・11・・・13・・・17・・・・・・・19


249 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 00:38:44 HXoZwA7n
249811・・・・249827・・・249833・・・・・・・・
・・・・太陽が黄色い。
結局一睡も出来なかった。
ともかくもう朝だ。
メルアのそばを離れても文句はないだろう。
重く濁った感覚に顔をしかめつつベッドから降りようとする。
メルア 「ん」
統夜  「うわ!?」
スウェットの裾を掴まれ、カティアの布団の上に派手に転倒する。
カティア「きゃ!?な、何!?」
カティアが目を覚ます。まあ当然だろう。
統夜  「ごめん。」
統夜が私にのしかかってる。下半身パンツ一枚で。これは・・・・
カティア「いやああああああああ♪統夜のケダモノおおおおおおおお♪」
統夜  「その語尾は何だ。」
カティア「若い女性に囲まれての暮らしが刺激的なのはわかるわでもこんなのは良くないと思うのほらやっぱり雰囲気って大事だし
     ううん誤解しないで統夜のことが嫌いなわけじゃないのよむしろす・・とにかく我慢させすぎて統夜が性犯罪に走ったら困るしここは私が身体を張るのも仕方がない流れじゃないかなと思うの。」
統夜  「その肺活量は素直にすごいと思うがちょっと落ち着け。」
カティア「でもね女の子にはいろいろ準備があるのまず洗顔して寝起きの顔を直す必要があるわ
     それから歯も磨かないとキスの時って何言わせるのよ!あ、寝汗をかいてるからお風呂にも入っておかなきゃいけないわ」
統夜  「俺の話を聞け。」
カティア「それからやっぱりここじゃちょっと恥ずかしいわ私の部屋で待っていて欲しいのできるだけ急ぐから
     でも最初はキスこれだけは譲れないわやさしく抱きしめてからお願いしますテニアより長くしてくれなきゃ嫌です」
統夜  「五分だけでもいい。」
カティア「もしかして一緒にお風呂に入りたいとか考えてるの?それはさすがに恥ずかしいって言うかワープし過ぎって言うか
     でもあなたのために一肌脱ぐって決めたわけだし文字通り脱ぐのも運命って気がしないではないのよ」
統夜  「ああもう!少し静かにしてくれ!」
カティア「!!」


カティア「今、何をやったの!?」
統夜  「何もしてない!!さも何かあったかのように行間をあけるな!!」
・・・なんか頭が痛い・・・急速に視界が狭まる・・・。

こりゃ学校いけないな・・・。

どさっ
カティア「統夜!!?」


マサキ「渡すビデオを間違えるとは・・・それでも貴様はプロか?」
クルツ「しゃねぇだろ!?いきなりVHSとかいうんだから。」
マサキ「くっ!!本当なら昨日の夜は・・・!!」
クルツ「若い性のぶつかり合いが鑑賞できてたのになぁ。」
マサキ「飲まずにはおれんな。」
クルツ「まったくだ。せっかくの休暇が。」
宗介 「そろそろ学校に行く時間だがお前らはいつまで飲むのだ?」
マサキ「気が済むまでだ。」
クルツ「俺の心が癒えるまで。」
宗介 「帰れ。」

よかったのか?ホイホイ読んじまって。 
俺はぐりにゃ〜やメメメだってかまわないで書いちまう人間なんだぜ?





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272 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:02:55 ejnNMKrK
更に>>220の続き

にア【誰も帰ってきてないようだ】

早く帰りすぎたかな?
統夜が帰ってくるまでヒマだなぁ。
ふとアタシは手元のビデオに目をやる。
そうだ。ちょっと中身を確認しておこう。
あのクルツのことだ。油断は出来ない。
アタシは居間に置いてあるビデオデッキで例の物を起動した。


・・・クルツの奴。アタシを嵌めるつもりだったな。
今度会ったら膝地獄だ。
まったくこんな物を・・・こんな物・・・

ええい!ヘッドホンはどこだ!?


うわあ。べ、勉強になるなぁ。
肩を叩く手。
うるさい。
振り向くかず手で払う。
再び叩く手。
邪魔しないでよ。
再度払おうとする手をつかまれた。
なんなのよまったく。
振り向くとカティアとメルアが立っていた。
カティア「—————!!」
聞こえない。あ、ヘッドホンしてたんだった。
カティア「あなたなんて物を見てるのよ!?」
メルア 「テニアちゃんおませさんですね。」
カティア「とにかくその卑w」
アタシは黙ってヘッドホンを2つ差し出した。
言葉はいらなかった。


——紫雲宅から少しはなれた山の中

クルツ「いやぁ、予定とはちょっと違ったけどこれはこれでいいもんだね、マサキくん?」
マサキ『そ、そーだね!クルツくん!』
クルツ「見なよ。カティアちゃん、なんかモジモジしてないかい?」
マサキ『本当だ!すごいよクルツくふぎゃ!!』
クルツ「どうしたんだい?マサキくん?・・・って本当にどうした!?」
殺気!!
すばやく身を転がし障害物の陰に身を隠す。
先ほどまで潜伏していた場所にゴム弾が突き刺さる。
周囲の音を拾うことに全神経を集中させる。
???「不審者を補足、攻撃しましたがかわされました。中々の手錬のようです。」
???『ふむ。ならばB装備の使用を許可しよう。』
???「了解です、閣下。」
クルツ「ってその声、宗介かよ!!俺だ俺!!」
宗介 「・・・知り合いの不審者を補足しました。これより攻撃を開始します。」
クルツ「てめぇ!!」
かくして全く関係のないところで激戦が開始された。


273 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:06:06 ejnNMKrK

むぅ。やっぱり胸は大きい方が色々有利なのかなぁ。
メルア 「—————!!」
またメルアが何か言ってる。実況するなって言ってるのに。
何やら玄関の方を指差している。
ん?玄関?・・・!!
急いでヘッドホンを外す。
メルア 「統夜さん帰ってました!!」
テニア 「カティア!!!」
カティア「ふえ?」

統夜  「ただいま〜・・・・何やってんだ?」
カティア「な、なんでもないのよ!あははははは。」
ぎりぎりセーフ。カティアとアタシで壁を作れた。
しかし後方の画面内では今もがんばっていらっしゃる。
テニア (メルア!電源切って!)
メルア (うん。あ。)
コードを引っかけた。
スポ
画面  「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオゥ、イェ」
ブツ
カティア・テニア「オオオオオオオオオルファンさーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」
統夜  「急にでかい声だすなよ!びっくりするだろ?」
テニア 「あ、あはは。ごめん。」
カティア「ど、どうなったか気になっちゃって。」
またもセーフ。あぶないあぶない。
統夜  「・・?まあいいや。飯にしよう。」
テニア 「うんうん!ご飯にしよう!」
カティア「それがいいわね!」
メルア 「はい!」
みんなで台所に向かう。あとで取りに来よう。
統夜  「あ。」
テニア・カティア・メルア「?」
統夜  「録画しとかないと。」
カティア「テニア!」
テニア 「うん!」
カティアの手を踏み台に大きく跳躍。

    【 爆 砕 重 落 下!!】

証拠隠滅完了。
統夜  「何してるんだテニア!?カティアも!」
カティア「えっと、その、君の父上がいけないのだよ。」
メルア 「カティアちゃん意味不明です。」
統夜  「ふう、仕方ないな。俺の部屋のを使うよ。二人は明日これを修理に出すこと!いいな?」
テニア・カティア「はい。」
ふぅひとまず助かった。


274 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:06:50 ejnNMKrK
統夜とメルアが台所に向かったのを確認してビデオを取り出す。
あれ?
テニア 「出てこないよ?」
カティア「テレビデオだからね。ビデオも壊れたみたいね。このまま修理に出しましょう。」
テニア 「うん・・・ってちょっと待って。」
カティア「?」
テニア 「このまま出したりしたら・・・」

店員  「はい、ではお預かりします。」
テニア 「よろしくお願いします。」


店員  「では修理しておきましたので(・∀・)ニヤニヤ」

カティア「いやああああ!!そんな羞恥プレイ耐えられない!!」
テニア 「違うもん!アタシそんな娘じゃないもん!!」
カティア「こうなったら・・・」
テニア 「バラすしかないね・・・」



275 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:12:01 ejnNMKrK
深夜
統夜はもう寝たみたいだ。
テニア 「メルアは?」
カティア「寝たんじゃないかしら?まぁ壊したのは私達だし。」
テニア 「そうだね。ん?」
居間のテーブルの上にポットとクッキーが置いてあった。

『わたしは役に立てそうにないからせめてお菓子を置いておきます。
 頑張ってください。  メルア』

カティア「あの娘聞いてたみたいね。」
テニア 「よし頑張ろう!!」

テニア 「ここドリル使っていい?」
カティア「ダメに決まってるでしょ。」

バキッ
テニア 「どんまいどんまい。」
カティア「自分で言わないの。」

テニア 「ゲット!!」
カティア「後は組み立てるだけね。どうせ修理するし適当に組み上げましょう。」

そしてようやく・・・
テニア 「終わったー!」
カティア「静かに。もう朝が来るけど夜中よ。」
テニア 「ごめん。すごい疲れたね。」
カティア「私もよ・・・」
疲れたなぁ・・・・。

目覚ましが鳴る。
テニア 「ん・・・・」
手を伸ばしいつものようにスイッチを切る。
すごく眠い・・・ん?
あれ?アタシの部屋?
飛び起きて状況を確認。
隣には眠っているカティア。
テニア 「ちょっと!起きてカティア!!」
カティア「んん・・ダメよ統夜・・・小鳥が見てる・・・」
テニア 「都合のいい夢を見るな!!」
額に手刀。
カティア「いた!・・なによいいとこだったのに!」
テニア 「そんなことよりアタシをここに運んだのってアンタ?」
カティア「あれ?そういえばここテニアの部屋?え?まさか・・・」
ジーザス!
ドアをノックする音。
メルア 『テニアちゃ〜ん!朝ですよ〜!』
テニア 「め、メルア!ちょっと聞いていい?」
メルア 「はい?あれ?カティアちゃんもいるんですか?」
確定。神も仏もないのか。
カティア「テ、テニア・・・あれ・・・」

震える指先が示したのはアタシの机の上。

そのど真ん中にビデオが鎮座していた。

萌え話が続く中、バカ話を投下するのも私だ。
明日はクリスマスか。3パターンも書けるかどうか。
だが期待するものがいるなら答えようとするのもわt(ry



276 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:17:47 t4d6sAlJ
>>275
君には期待している



277 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:21:54 Bdd9yDLl
細かいことだがクリスマスは25日。
24日の夜がクリスマスイブな。


279 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:40:25 pEYzKMu/
>>272-275
リア厨の頃を思い出しちょっぴりセツナス(´・ω・`)
君には期待している。



280 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 01:41:58 DRaom6jb
>カティア・テニア「オオオオオオオオオルファンさーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」

ちょwwwwwwおまwwwwww



282 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 07:45:00 NndilKtY
素晴らしい!
最高だぜ!あんた!



283 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 08:15:35 7G0U1Qcw
いいねぇ・・・小ネタが満載で・・・



284 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 08:18:43 yqFuEocv
>>274の店員が木原 マサキなんじゃないかと思ったのは俺だけか?



285 :それも名無しだ :2005/12/24(土) 08:20:15 YBBqyw+h
おまえらアホだな
どうしようもないアホだ


そんなあなたたちが大好きです




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176 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 09:31:42 9ieqH1Md
テニア「あ! マサキマサキー!」
マサト「え? いや、僕は」
テニア「マサトの方に用はないの! マサキ出してよマサキ」
マサト「しょうがないなぁ、ちょっと待っててください…」
テニア「……早くしろ!」
マサキ「……何だ、騒々しい。俺に何の用だ、フェステニア」
テニア「マサキ!? ね、次元連結システム、次元連結システムなんだよ!」
マサキ「俺の次元連結システムがどうしたと言うのだ」
テニア「だから! 次元連結システムって、他の色んなトコロからエネルギーを
     持って来れるんでしょ? それを利用してアタシの身体に、その、
     ちょっと多めに溜まっちゃってるカロリーをエネルギーとして取り出せば!」
マサキ「………」
テニア「イッパイご飯食べても太らない! どぉ? 細かい調整はアンタに任せるから、
     今すぐにでも……マサキ?」
マサト「……あれ? 話はもう終わったんですか?」
テニア「え? マサト? ちょっとこらマサキ! 何で話の途中で引っ込むんだよ!
     マサト、もっかいマサキ出して!」
マサト「もう一度? えーと……」
テニア「………」
マサト「……何か、“話したくない”って言ってますけど」
テニア「えぇ〜!? 何でだよー!?」


179 :それも名無しだ :2005/12/17(土) 13:55:12 fECFT0iE
>>176の続きっぽいものを勝手に
マサキ「まぁ多少興味があったからな実行してみた」
テニア「これで幾ら食べても太らないんだね!」
マサキ「ああ(まぁその後がどうなるか・・・見ものだな)」

そして数日後・・・

メメメ&ぐりにゃ〜「なんで!?どうしてこんなに急に太るの!?」
テニア(ま、まさか・・・)

マサキ「クククッ、紫雲も大変だな、あのような事になっては」
テニア「やっぱりお前かぁ!!」

マサキ「貴様が望んだ事だろう?なんなら二人を元に戻してもいいが・・」
テニア「じゃあとっとと戻しなさいよ!」
マサキ「その二人分の肉は全てお前に戻るがいいのか?」
テニア「うっ・・・」

変な電波が俺を駆り立てたんです、烈・メイオウ喰らってきます。



204 :それも名無しだ :2005/12/19(月) 17:42:30 SviWaXxf
>>176>>179
ワロスw
こういうのも好きだGJ!


185 :179 :2005/12/17(土) 20:05:13 fECFT0iE
烈メイオウ食らって来た、そんでもって続き

テニア(あの二人分の脂肪を私一人で!?ダメダメ!そんなことしたら・・)
冥王「まぁ元はといえばお前が全ての原因だがな」
テニア「人の心を勝手に読むなー!!」

それでとりあえず私が食事を減らしてコレ以上二人に迷惑がかからないようにはした

冥王「根本的な解決には全くなっていないがな」
テニア「黙れ」

しかし事態は急変する、ある統夜の一言によって・・・

統夜「なんか近頃二人の身体が柔らかくて気持ちいいな・・・」
テニア「!!!!!」

統夜をあるまじき道に落としてしまった、ダブルボルテッカ(J中最強の威力もっともサイズ補正でそんなに強くない)食らってくる。




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233 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 23:20:42 qTBKfpfo
「え? 料理を教えて欲しい?」
「うん」
 あたしは思うところがあって近所で評判の屋台ラーメン『テンカワ』に来ていた。
 もちろん目的はアキトに弟子入りだ。
「なんでまた急に? っと、ラーメンあがり」
「やだなぁアキト。テニアちゃんが悩むことっていったら統夜君のことに決まってるよ」
「まあ、そうだろうなあ」
「夫婦揃って失礼だよっ」
 とても酷いことを言われているような気がする。失敬な。あたしだって女の子なんだぞ。
 他に悩みのひとつやふたつ——アレ?
 他に悩むことないのかな、あたし。ないか。うん。ないかな。
「……納得してます?」
「えっ!? そ、そんなことないよ! すっごい心外なんだから、うん」
 そうですかはいお冷ですおかわりはありませんよと冷たくルリちゃんにあしらわれ若干へこむあたし。
 うぅ、少しは変わったと思ったけどやっぱりルリちゃんはクールだ……。
「とりあえず冷めちゃうから食べて。それで事情を聞くよ」
「あ、うん」
 久しぶりのアキトのラーメン(奢ってくれた)に舌鼓をうちつつ、今日のコトを説明する。
「統夜ったら酷いんだよっ! あたしのこと大飯喰らいだとか妖怪食っちゃ寝だとか収入が無い居候だとか家事一つできない無能とかそんなことばっかり言うんだもんっ! なにさ、ちょっとばっかりカティアとメルアより胸が小さいからってあたしだけ馬鹿にして!」
 酷いよね!?と涙目で三人に同意を求める。
「被害妄想が多大に含まれてませんか、それ」
「ひっどーい! そんなの許容範囲じゃない! ね、アキトー?」
「ユリカ、自覚はあったのか……それでも変わらないお前はある意味すげーよ」
「やだぁ、アキトっ。そんなに褒めないでよっ」
 返ってきたのは冷静なつっこみと惚気だった。相談する人を間違えたかもしれない。
「だから統夜に美味しい料理を作ってびっくりさせてあげたいの! ってわけで協力をお願い!」
 アキトに相談したのはその料理の腕もそうだけど、一緒に養っている二人がいるからだ。
 天災の料理オンチを誇る天才艦長と、10歳の少女二人を率いてお店をやってるアキト。
 とくにルリちゃんはお手伝いがてら色々な料理を勉強中だというので、一緒に習えば一石二鳥という寸法である。あたしってば頭いい〜。
「ね? いいでしょ、アキト。かわりにお店のお手伝いもするからさ」



234 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 23:21:14 qTBKfpfo
「……うーん」
 けれどアキトは腕組をし、どうもあたしの提案に乗り気じゃない表情で唸る。
 そんな。あの、あのユリカと一緒でも料理を諦めなかったアキトが……
 そ、そんなにあたしって能ナシに思われてるのかな……た、たしかに胸はないけど。
 やっぱり胸……? ううん、でもルリちゃんがいる! この説は否定していいはずなのに!
「……アキトさん、何やら失礼なことを考えている人がいるので早く結論を」
「え? あ、うん。料理を教えるのは別にかまわないけどさ」
「ホント!?」
「ああ。でもテニアちゃんはそのままのほうがいいよ。……多分、統夜もそう言っただろ」
「ど、どうして……」
 なんで分かっちゃったんだろ。
 やっぱりアキトもあたしに料理なんか似合わないって言いたいのかな。それで怒って飛び出しちゃって……。
 あたしの不安を払うように、アキトは楽しそうに微笑む。
「テニアちゃんは根っからの『食べてくれる側』だからね。
 料理人としては、君みたいな子は台所に立つよりも、食べてくれていたほうがありがたいな」
「ど、どういうコト?」
「うん。例えばこのユリカ」
 ほへ?と突然話を振られたユリカにかまわず、アキトは苦笑いで彼女の肩を叩く。
「ご覧の通り一年経っても料理の一つも覚えないし家事だってあまりできないし当然収入とかないし最近はルリちゃんのほうが家事できるし料理を教えるのにつきっきりだから一人で拗ねていることのほうが多いんだけど」
「ア、ア、アキトぉ〜!」
「でもコイツは俺の料理を笑顔で食べてくれる。
 それでいつも食べ終わった後に『美味しかった、ありがとうご馳走様』って言ってくれる。
 料理を作る側として、これ以上の幸せはないよ。
 それが出来るのは、本当に気持ちよく料理を食べてくれる人だけなんだと俺は思う。
 料理を好きだと言ってくれる人は沢山いるけど、料理とその作り手を好きな奴なんて、特定の人だけだろ?」
 その意味がわかるかい、とアキトは笑う。ユリカも嬉しそうに笑ってる。
「……テニアさんは幸せです。作ってくれる人が居て、隣で笑ってくれる人がいて、待っていてくれる人が居るんだから」
 そして、好きでいられる人が。と。傍に居るあたしだけが、そんな最後の声を聞いた気がした。
「あれ? それはルリちゃんもだろ?」
「…………」
 こそこそと裏にひっこむルリちゃんの頬が真っ赤に染まってたのをあたしは見逃さなかった。
「そっか……うん、そうだよね」
 家事をそつなくこなすカティアにも、胸が大きいメルアにも出来ないコトが、あたしにはある。
 思い出したよ。文句ばっかり言うけど、いつだって統夜は最後は笑ってたもんね。
 あたしだけが、統夜にできること。統夜を独占できる、統夜の心を独り占めできるんだ。
 それは、とても、胸が躍る。満たされるコト。
「そろそろ夕食の時間じゃない? テニアちゃんなら、ラーメン一杯なんてご飯のうちに入らないだろ?」
 アキトが笑って背中を押してくれる。あたしは笑顔で立ち上がった。
「当然! ありがと、アキト!」
「毎度御贔屓に」
 笑顔の二人に背をむけて、あたしは走り出した。
 あたしの、あたしだけが笑顔を与えてくれる人のもとに。


「統夜っ、統夜の料理あたし大好きだよっ」
「な、なんだよ急に……怒って出て行ったと思ったら笑って帰ってきたり」
「えへへ、だって嬉しいんだもん。あ、おかわり〜」
「……テニア、少しは遠慮なさい」
「あ、統夜さん。そろそろデザ−トだしてもいいですか?」
 みんなで囲む食卓だけど、今日はいつもと違って見える気がする。
 だからあたしは元気に笑う。しょうがないなあと笑ってくれる統夜が大好きだから。
「ダーメ! 遠慮なんかしてあげないから!」
 覚悟してよね?統夜。

もう書かないから妄想を許してくれ



235 :それも名無しだ :2005/12/21(水) 23:43:19 hBd3pNzS
>>234
誘惑してる?もしかして世のテニアスキーを誘惑してるなこのこの〜♪




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268 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 22:18:45 ON70MJXJ
12月23日 午後11時50分 俺の部屋

俺はベッド上で横になっている。
 統夜「やっと・・・終わった」
あの事件から一週間が経った。もうすぐ日付が変わる。
 統夜「はぁ〜〜」
ため息が1つ。それは開放されて嬉しいって意味もあったが、なんか微妙な心境でもあった。何故か?当初の俺の予想では、もう死ぬんじゃないかくらいになるのではないか・・と思っていたが、テニアから出された要望は以外に少なく2つ。

1・どんな状況に落ちよとも、どんな心境だろうとも、笑顔で奢ること。

2・常にとは言わないけど・・二人一緒でいること。

この2つ。1に関しては最悪と言っておいて・・・。2に関しては何か名残惜しい。決して悪くはない、いや逆に楽しかったというわけで。一緒にいただけで、幸せを感じたというか・・・、まぁそんなとこ。開放されても一緒にはいれるけど・・同棲してるんだし。
 統夜「やっぱり早いな・・・楽しい時間ってのは」
この一週間・・いつも以上にドタバタだったような気がするが・・・、まっいっか。日常が既に割りとドタバタだし・・・。財布の消滅も免れることだし、よしとしよう。開放まで残り3分、ちょっと緊張・・。
コンコンッ。
 統夜「ん?誰だ?」
部屋のドアをノックする音。誰だろう?もう皆とっくに寝たはずだ。俺もこの時間に起きているのは珍しいくらいなのに。
ガチャッ!
 テニア「やっ!統夜・・・」
 統夜「テニアか・・・どうした?」 
そこには、さっきまで俺の思考の中にいた人物がいた。うーん・・ドキッとするのは何故だ・・・。
 テニア「あのさ、あと3分ぐらいだけど・・・最後の要望があるんだ」
 統夜「な、なんだ?」
 テニア「目ぇ瞑って」
 統夜「??なんで?」
 テニア「いいからっ!」
 統夜「だからなんで??」
 テニア「あ〜もう!鈍いんだから!おりゃ!!」
 統夜「だっ!!」
いきなりミカンの皮にて目潰しをくらう。こんな事をされては目を瞑るのは必然であり、俺もまた例外ではない・・・。
 統夜「く・・うう・・・い、いきなり何す・・・・・」
そして俺の言葉は中断される。それは口が塞がれたから・・・テニアの唇によって・・・・。その瞬間、0:00にセットしていたケイタイのアラームが鳴る。
 統夜「!!!!!!!」
 テニア「・・・ん」
 統夜(な、ななな何だ!!?)
柔らかい・・・・。そしてなんか心地よい・・・・・・って違う!!!アラームが鳴り終えると同時にテニアの唇が離れていった。
 統夜「・・・・・・・っっ!!」
言葉が出ない・・・。視力も戻り、目を開けると顔を赤らめているテニアがいた。
 統夜(何が何を何に何で何の・・・・・・!!?)
俺はちょっとした、いやかなりのパニック状態。突然の事で思考が空回り。体も硬直状態に陥り動けない。
 テニア「・・・あ、あの・・・・メ、メリー・・クリスマス、統夜・・・・」
クリスマス?・・そうか!今日は24日、クリスマス・イヴ・・・。
 テニア「あ、アタシ・・・プレゼント・・いいのが思い付かなくて・・・」
 統夜「・・・・・・・・」
 テニア「それで・・結局、今のしか思い付かなくて・・・・」
 統夜「・・・・あ・・・」
 テニア「あ、忘れてもらってもいいからさ・・・・・。じゃ、アタシ寝るね・・・。おやすみ」
 統夜「あ、ああ・・・・おやすみ」
がちゃっ。静かに閉められる部屋の扉。それからしばらくしても、俺は動けなかった。
 統夜「・・・・クッ・・不意打ちかよ・・・・」
無論、その夜は眠れるわけも無く、俺は一晩中起きていたそうな・・・。
この一週間を過ごしての結論・・・・・・・・偶にはこういうのも悪くないかもしれない。

—完?—
                                      

グダ×2な上に、無理矢理終わらせた感全開でスミマセン。僕はこんな駄目な妄想をしながらクリスマスを過ごそうと思います。
あと、指摘することとかあれば、遠慮無く。今後の参考のため・・・。
さて、また電波を受信するため、餅を食ってきます。  



269 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 23:22:00 lHrZhwSC
今日の電波もイエスだね。好意に値するよ。


バッチコーイ!ってことさ



270 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 23:22:33 3Ioq73RW
>>268
ナイスだ・・・実にナイスだ・・・!!ただ一つだけ言わせてもらえば今日の0時ちょうどに出せればパーフェクトだった・・・


でもイイよ!!GJ!!



271 :それも名無しだ :2005/12/23(金) 23:56:42 +p8VTFlJ
>>262
激しくGJ!
これからも続きキボン!
などなどクリスマス数分前に言ってみたりしています!

ミューズの学園で逢おう 1 (ビーボーイコミックス)
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投稿者 ko-he : 2009年06月17日 18:31

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