コウタVSティス3
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1204533748/l50
528 :ミィ、衣食足りて礼節を知る :2008/04/08(火) 08:28:13 4P3nZcNx
ティス「春はイベント盛りだくさん!」
コウタ「ケンカがしてえー!」
ティス「遭難したりどうしたりで、そんなこんなで新学期!」
コウタ「ケンカがしてえー!」
ティス「なんと今年から新入生! 期待の新人入場ー!」
ミィ「ですのー♪」 シャラーン
コウタ「ケンカがしてえー!!」
ティス「エクセレンの手解きで偽造戸籍げーっちゅ! なーんだやっぱり学校来たかったんじゃん」
ミィ「アクセルも行っていいって言われましたの♪ 給食お持ち帰りですのー♪」
ティス「…給食ないよ?」
ミィ「え?」
コウタ「ケンカがしてえーっ!!!」
ヤンロン「貴様らいいからこれ首からぶら下げて廊下に立ってろ。有馬(あるま)、教室に入れ」
ミィ「…給食、食べたかったですの」 ショボーン
ティス「有馬って偽名なんだ。馬ってうまいの?」 ← 『私は宿題忘れた愚か者です』
コウタ「ケンカがしてえぇぇーっ!!!」 ← 『燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや』
アクセル「給食か… コッペパン…」 ウキウキソワソワ
529 :それも名無しだ :2008/04/08(火) 09:06:23 Tih/T8MT
給食がないという事実と学費がいるという現実に打ちのめされ
とりあえず部屋の隅で体育座りするアクセルw
522 :それも名無しだ :2008/04/07(月) 14:46:56 Y0ZdobsT
嘘の日は終わったが…帰還の挨拶ついでに投下
チカ「大変!大変!大変ですよーーー!!!」
コウタ「あんだよ…うるせえな…」
チカ「だ・か・ら!!大変!変態なんですってば!!!」
コウタ「とりあえず落ち着け!」
チカ「ティスさんが樹海で迷子になったんですよーー!!!」
コウタ「なんだと!!あんにゃろう…何でそんなとこに!?」
チカ「この前、フォルカさんがあそこでお金を拾って来たときショウコさんが大変喜んだんでしょー?
あたいも拾ってきてコウタの奴を驚かせてやるんだって言ってたんですよー!!
そしたら道に迷ったみたいでー、私は、それを知らせようと急いで帰ってきたんですよー」
コウタ「マジか…くそっ!!こうしちゃいられねえ!!」ダッ!!
チカ「ちょっとぉー!!コウタさんどこへ行くんですかー!?」バタバタ
コウタ「あんのクソ砂利を迎えに行ってやるんだよ!!」
ロア「落ち着けコウタ!!ミイラ取りがミイラになるだけだ!!」
コウタ「うるせえ赤頭巾コスプレ野郎!!」
ロア「赤頭巾…コスプレ…」
コウタ「誰があいつをミイラになんかさせっかよ…」ドタドタドタ
チカ「…あらら〜行っちゃったー」
???「鳥、うまくいった?」
チカ「ちょっとうまくいきすぎたみたいですよー?いいんですかー、ティスさん?」
ティス「いいの、いいの、騙される馬鹿が悪いんだから。」
チカ「そうですよねー」
ティス「あっ…でも、面白そうだからちょっと後をつけてみるか!!」
チカ「あるぅえ〜?心配なんですか〜?」
ティス「そそそ、そんなわけ無いじゃない!!ただ、馬鹿が道に迷ったら可哀想だなーと思っただけで…」
チカ「ふーん、ふーーん、ふーーーーーーん、そうですかー、いやー勘違いしちゃってましたー(嘘)」
ティス「うんそうだよ!!じゃ、じゃあ、あたいいってくるね」
チカ「気をつけてくださいねー!あっ、そうそう、コウタさんに発信機つけておきましたけどー
ティスさんにはついてないから、はぐれないよう気をつけてくださいねー?」
ティス「うん、わかった」
523 :それも名無しだ :2008/04/07(月) 14:48:02 Y0ZdobsT
—樹海中ほど—
コウタ「クソ砂利ぃーーーー!!どこだーーーー!!!聞こえたら返事をしろーーー!!」
ヘンジヲシローーー!!ヲシローーー!!シローーー!!(やまびこ)
コウタ「……………くそっ!!この辺にはいねえのか…どこにいやがんだよ…畜生!!」
ロア「赤頭巾…コスプレ…森の中…」
コウタ「てめえ!!ぼさっとしてねえで、その辺の幽霊どもにあいつの居場所を聞いて回りやがれ!!」
ロア「ああ…おばあさんのお見舞いに行かなくちゃ……」
コウタ「おいこら、てめえ!!どこに行きやがる!!おい!待ちやがれ!!」
ロア「待っててね…狼さん…今、そっちにいくからね…ふふふ…」
コウタ「いや、さっきは俺が悪かったからな…いろんな意味で戻ってこーい!!」
ロア「誰かが…呼んでいる…」
コウタ「誰かって…ん?ありゃあ…」
少年「む…お前は…」
背後霊「貴様は確かコウタ=アズマだったな。こんなところになんのようだ?」
コウタ「久保霊と背後霊じゃねえか、てめえらこそ何やってんだ?」
少年「いや俺は、久保霊じゃなくクォヴレー…」
背後霊「それよりも、あれは放っておいてもいいのか?」
コウタ「ん?あれって…?」
ロア「こここ、コウタぁーーーー!!すすす、吸い込まれるーーーーー!!!」
コウタ「なにやってんだ、ロアーーーーーーー!!(ガビーン)」
少年「おっと、すまない…今、ディスレヴを停止する」カチッ!
ロア「ふう…今のはギリギリだったぞ…」
少年「大丈夫か?危うくディスレヴの中でエネルギーに変換されるところだったが」
ロア「まさかこの体で死の恐怖を感じるとは思わなかった…」
コウタ「ところでてめえらはここで何やってんだ?」
少年「エネルギーの補給だ。この世界に来るのにかなりの力を使ってしまったからな
ここには多数の霊達が彷徨っていてディスレヴにとっては補給に最適な場所だ」
コウタ「そ、そうなのか…それよりもな俺は人を探して…」
そのころ、少し離れた場所では…
ティス「なんか知らないけど、話し込んじゃって…あたいが心配じゃないのか?コウタの馬鹿…
いや、あんたなんかに心配して欲しいなんて、あたいは全然これぽっちも思ってないけどさ…
あたいを怒らせたら、あんたなんかほっといてあたい一人で帰っちゃうんだからね…!!」
背後霊「…!」ジロッ
ティス「…!何?今の感覚…」ビクッ!
背後霊「…フフフ」(ニヤリ)
少年「いきなりどうした?」
背後霊「おい、小僧!」
コウタ「なんだよ」
背後霊「お前はもしやピンク色のガキを探しにきたんじゃないのか?」
コウタ「!!…なんだと…てめえあいつの居場所知ってんのか!!どこだ、教えてくれ…頼む!!」
背後霊「断る…といいたいところだが今回は教えてやろう」
コウタ「本当か!?」
背後霊「ああ、俺たちはここに来るまでに向こうの方角で、ピンク色の物体を見たぞ」
コウタ「わかったぜ!!じゃあな!!」ダーッ
背後霊「フフフ…」
少年「おい、いいのか?あれは…」
背後霊「あれでいいんだ。そのほうが断然面白くなる…」
524 :それも名無しだ :2008/04/07(月) 14:48:43 Y0ZdobsT
背後霊「それから…おい!小娘!!隠れても無駄だ、出て来い」
ティス「!!」
背後霊「フフフ…怖がらなくてもいい。おまえに少し面白い話をしてやろう」
—樹海奥—
コウタ「本当にこっちでいいんだよな!?」
ロア「彼らの言葉を信じるならな」
そのとき、コウタの視界に入ってくるピンク色の物体
コウタ「いた!!おいクソ砂利!!大丈夫か!?」
ロア「待てコウタ!!よく見るんだ!!それは…」
コウタ「うっ…こいつは…」
そこに居たのは、こんなところにありながらなぜかほとんど朽ちていない人形であった。
そしてその横には持ち主と思われる子供の白骨死体
ロア「この様子だと、かなり前に行き倒れたようだな…こんなに小さいのに可哀想に…」
コウタ「くそっ!!嘘かよ!!」
ロア「いや嘘ではない、彼らはピンク色の物体と言っていた…なんにせよ騙された事に変わりは無いがな…」
コウタ「くそっ!!くそっ!!早く見つけてやんねえといけねえってのに…俺は!!」
ロア「落ち着けコウタ!!あせっても仕方が無い!!」
コウタ「落ち着いていられっか!!早くしねえと!!あいつも…」ダッ!!
ロア「おいコウタ!!気持ちは分かる!!だが…!!せめてこの子を弔ってやってからにしろ…」
コウタ「…」ピタッ
ロア「せっかく、俺たちが見つけてやったんだ…それくらいしてやってもいいだろう?」
コウタ「…わあったよ!ったくしかたがねえな、まずは穴掘んねえといけねえ、その辺で道具探してこい…」
ロア「わかった…しばし待ってろ」
コウタ「…ティス……」
ピンクのきしめん人形「…」
—樹海中ほど—
背後霊「というわけだ」
ティス「ええっ!!そんなことしたら、コウタ余計に追い込まれチャウじゃない!!」
背後霊「そうだな、もしかしたらお前を見つけられないことに絶望し勢い余って死ぬかも知れんな
あいつはお前のことをものすごく大切に思ってるらしいからな」
ティス「!!!」
背後霊「そういえば、あの小僧どっちにいったのかな?わからなくなってしまったぞ?」
ティス「くっ…!!」ダッ!!
背後霊「フフフ…まあ、せいぜい頑張れ…」
少年「お前はいつも変だが、今日は特に変だ…こんなことをして一体何がしたいんだ?」
背後霊「人生にはかけがえのないものがある…若いうちにそれを知っておくのは悪いことではない
それに、その授業料はそこのお前が払ってくれるだろう?シュウ=シラカワ」
シュウ「クク…どうやらお見通しだったようですね」
525 :それも名無しだ :2008/04/07(月) 14:50:11 Y0ZdobsT
—樹海奥—
コウタ「よし、こんなもんでいいだろ。あの世でそいつと仲良くな…」
ロア「ああ、この人形もこの子と一緒に葬ってもらったほうが本望だろう…
ずっと朽ちずに、あの子を護っていたのだからな…」
コウタ「ありがとなロア…おかげで頭が冷えたぜ」
ロア「いやいい、ティスは心配だが俺たちが迷っては意味が無い…とりあえずカイザーをここに呼ぶ…」
ティス「おーい、コウタぁー!!どこー!!死んじゃ…死んじゃ嫌だよー!!」
コウタ「あの声は…間違いねえ!!おーい、クソ砂利!!」ダッ!!
ティス「うああああああん!コウタぁ!!」ガバッ!
コウタ「てめえ!まったく心配かけやがって…」ポンポン
ティス「あたいを置いて…死んじゃ…だめだからね」グスグス
コウタ「ああ、だから勝手にいなくなんなよ…」ナデナデ
ティス「うん…ごめんね…騙したりなんてして…」
コウタ「へっ、気にすんな…って、てめえ…今なんつった?」
ティス「ギクリ」
コウタ「…つまりてめえがここで迷ったってのは全部嘘だったって事か?」
ティス「ギクギクッ」
コウタ「んの、バキャロー!!」パァン!
ティス「…ッ!!何も殴ることは無いでしょ!!馬鹿!!」
コウタ「るせえ!!てめえのほうが馬鹿だ!!本当に本当に本当に本当に心配かけやがって!!」ギャーギャー
ティス「何よ!!騙されるあんたが悪いんだからね!!馬鹿!!」ギャーギャー
ロア「…とりあえず俺は、皆に連絡してくる…二人でよく話し合っておけ…」
コウタ「大体てめえは何でこんなことしやがったんだ!!」ギャーギャー
ティス「あんたには関係ないでしょ!!ちょっとからかっただけじゃない!!」ギャーギャー
コウタ「このクソガキ!!そのちょっとが問題なんだよ!!もっとおとなしくなりやがれ」ギャーギャー
ティス「うるさい!!こっちは、いきなり出て行ったあんたを心配してついてきてやったんだからね!!
あー、もう!馬鹿を心配してやって損した!!もうあたいどっかいっちゃおー」ギャーギャー
コウタ「馬鹿やろう…もうどこへも行くんじゃねえ!!」ギュッ
ティス「話せ馬鹿コウタ!!」ジタバタ
コウタ「放すもんかよ!!もしてめえになんかあったら…俺はどうすりゃいい…!!」ギュゥゥゥ…
ティス「………」ピタッ
コウタ「前に言ったよな…俺は…てめえがいねえと…駄目みてえだって…憶えてるか?」
ティス「うん…」
コウタ「なら…どこへも行くな…頼むから俺の前から消えちまうようなことはしねえでくれ
俺は、心配なんだよ…無いとわかっちゃいても…もしもを考えると辛えんだよ…」
ティス「うん…!!」
コウタ「だから、これからはもうこんな嘘はつかねえでくれよ?それから俺の側にずっといろ?」
ティス「うん!!」ギュッ
オチは微妙だったので省略
526 :それも名無しだ :2008/04/07(月) 17:27:27 V5eXAu5Y
オカエリナサイ
実にわるこなにゃうだwww
先生、ティスのデレ状態が異常に可愛くて身悶えるんですがどうしたら
527 :それも名無しだ :2008/04/07(月) 18:00:40 Fv2TqGL/
心の赴くまま萌え転がればよい
530 :69 :2008/04/08(火) 19:15:51 UIWnrZSU
…これは…!
しばらく来なかったら…なんというわるこ祭りか!クォヴレーを「少年」としてこのスレに放ったあとからずっと来ていなかったが…
みんなやっぱりすごいな…!
あとクォヴレー放たれて何か問題あった人はいたか?いなかった方がよかったとか…
いたら申し訳ない…
531 :それも名無しだ :2008/04/08(火) 22:15:38 STDwfZC5
>>530
俺は論理ではなく飛んできた電波によってネタを考える人間だから
利用できるキャラは面白そうなら使うので問題は出ていない
ただし、コウティスに使えるなら…だが
まあ、中国人体育教師の件もあるから望まざる者もいるだろうが…
ただ、スレ民の皆が仲良くできるネタが一番だと思うので、自重しろというなら自重はする
ちなみに俺は今…ショウコスレで絶賛好評中の女修羅Cを転入させたい誘惑と戦っています…
532 :それも名無しだ :2008/04/08(火) 22:57:25 JcmWVA+I
OG萌えスレからの転載で申し訳ないが・・
ティス「コーウタッ!!」
コウタ「お、妙にご機嫌じゃねーか」
ティス「えい!」
コウタ「おいおい抱きつくなって・・・どうした?」
ティス「今日は「素直デー」なの、お母さんが教えてくれたの」
コウタ「へ?」
ティス「だから、今日は素直になって・・・コウタに思いっきり甘えるの!!」
コウタ「そ・・そういう日なのか?」
ティス「そういう日なの、ほらほらキスしてあげる」
コウタ「お・おい!恥ずかしいだろ!見られるぞ・・」
ティス「見られてもいーの」
Chu♪
533 :それも名無しだ :2008/04/09(水) 08:49:01 JZ1ryCDQ
>>530-531
ネタなら何でも来い。全ておいしく調理してみせるさw
ただし、真っ二つだぞ?
>>532
ゾクゾク…イイ!
萌えスレ住人じゃない俺が勝手にアレンジを咥えさせて蛇足とさせて頂く。
先に謝る。本当にごめんなさい。
ティス「バカコウター」
コウタ「あ? もうメシか?」
ティス「くらえ、ファブ○ーズ攻撃ー」 シュッシュッシュッシュ
コウタ「ぬあ!? や、やめろバカッ!! 何しやがるっ!!」
ティス「すんすんすん。ん。こんなもんかな?」
コウタ「テメエ! 一体何のつもり」
ぼすっ。
ティス「はー、汗くさくない。○ァブリーズって凄ー」 スリスリ
コウタ「…お前なあ」
ティス「…何? あたい今ファ○リーズの絶大なる効果をバカを使って確認中なんだけど」 スリスリ
コウタ「…ちょっと貸せ」
ティス「あたいに引っ掛けたら、その鼻が顔とおさらばするからそのつもりでね?」 シャキーン
コウタ「………」 シュッ
ティス「わ、なんで自分の顔にかけるの?」
コウタ「…どうだ? におい取れたか?」
ティス「…あー」
すんすん。
ティス「んー、合格」 スリッ。
コウタ「…そ、そうかよ」
ティス「じゃああたい部屋に戻るから、これやる。こまめにしとけよー」
コウタ「…余計なお世話だ、バカ野郎」
ティス「くさいんだよバーカ」
コウタ「うっせぇバーカ」
ティス「ふん」
コウタ「ケッ」
ぱたん、ぼすっ。
ティス「〜〜〜〜〜ッ///」 ← なんか恥ずかしくなってベッドでジタバタしてる人
コウタ「〜〜〜〜〜ッ!!!」 ← ファブが目に入ったのを耐えてた人
534 :533 :2008/04/09(水) 09:15:40 32yteyne
あ、あれ? おかしいな、改めて見直すとまったく>>532と関係ない流れに…
こんなはずでは…;
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
535 :それも名無しだ :2008/04/09(水) 23:16:01 420qs0be
ところで、そろそろ花見の時期だな
537 :それも名無しだ :2008/04/11(金) 01:45:42 kl6k9wG8
人がいない…
538 :それも名無しだ :2008/04/11(金) 02:23:57 NTwrBgTo
今は雌伏の時
539 :それも名無しだ :2008/04/11(金) 10:18:51 xABU8kp0
そして皆ムラタになった…
540 :それも名無しだ :2008/04/11(金) 12:27:11 Ikqsu2jz
コウタ「誰でもいいから、ぶった斬りてえ…」
ティス「わが刀が血に飢えておるわー(棒読み)」
こうですか?
541 :それも名無しだ :2008/04/11(金) 17:46:34 Tqr4MpOJ
棒読みカワユスw
ショウコ「さーて来週のアズマさんは?」
少年「ん。俺か…」
少年「………」
少年「…困ったな」
少年「……第三次αもよろ…」
少年「…いや、まだ因子が足りない」
少年「…次回のアズマさんは…
・学校でツンデレ
・花見でツンデレ
・遠足でツンデレ…の、どれか…だそうだ…」
ショウコ「来週もまた見て下さいねー」
ティス「あたい物凄いジャンケン考えた! え、終わり?」
シロ「ピザ食べたいニャ」
542 :それも名無しだ :2008/04/11(金) 18:20:37 xtpo6Vpd
ティス「てやあああああ!!」ブン!
コウタ「甘いぜ!!」カッン!
コウタ「うりゃあ!!」ブン!
ティス「遅いね!!」ヒラリ
ラージ「…彼らは一体何をしてるんです?」
ショウコ「昔、お兄ちゃんがお土産屋で買ってきた木刀が見つかって…」
ラージ「ああ、ブルックリン少尉にならって剣の修行といったところですか」
ショウコ「本当はおじいちゃんがオーバーカイザーソードの練習してみたらどうだ?って、言ってたんだけど…」
ラージ「ティスもノリノリになってしまったということですね」
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
547 :スカッドミサイル 1/5 :2008/04/12(土) 08:48:51 w2K0OiBa
ネタはあるんだ、ただ、時間がないんだ;
忘れられた頃に動物園ネタを補完する俺。最初に言っておく。ごめん。
ショウコ「そういえばティス、お兄ちゃんと動物園行ったんでしょ?」
ティス「え? あー…」
ショウコ「春休み明けてもぜんぜん話しないから、不思議に思ってたんだけど…」
ティス「うん、まあ、それなりに…」
ショウコ「…またお兄ちゃん、何かやらかしたの? 全く…」
ティス「んー…」
コウタ「おいおい、2人とも何の話だ?」
ショウコ「お兄ちゃん! ダメじゃない、デートのときぐらいしっかりしなきゃ! ショウコ立腹!」
コウタ「は、はぁ!?」
ティス「い、いやー、コウタは割とまともだったんだけどね…」
コウタ「…あ、動物園、か」
ティス「…あれは、ねぇ」
コウタ「あー…」
ショウコ「? あれ、お兄ちゃんがまたデリカシー喪失してたんじゃないの?」
コウタ「…その、あんまり気分のいい話じゃないんだが、聞きたいか?」
ラージ「お願いします」
〜回想〜
ティス「はむっ。ん〜♪ チュロスおいしー♪」 モグモグ
コウタ「おー、ラクダって真正面から見るとこえーな」
ティス「わー、ホントだー。砂漠でエンカウントしたら逃げるねあたい」
コウタ「お、あっちはカバか。丸いなー」
ティス「ホントだー、わっ! 口でっけー! みてみてコウタ! すっげー口!」 ニコニコ
コウタ「天気もいいし、動物園ってのもいいもんだな」
ティス「うんうん。コウタが素直だってのもポイント大きいね。動物はバカを癒す効果があるんだよきっと」
コウタ「一言余計だ」 パクッ
ティス「あーっ!! あたいのチュロス食うなーっ!!」
コウタ「油断してたお前が悪い。ったく、一人でそんなデカいの5本も食うな」 モグモグ
ティス「くそー、次の売店でまたせびってやる。金持ちコウタなんてレアモン二度とないだろうし」
コウタ「まだ食う気かよ;」
548 :スカッドミサイル 2/5 :2008/04/12(土) 08:49:58 w2K0OiBa
ティス「ねーねー、一通り回ったら乗り物コーナー行こうよ、バイキング乗りたい」
コウタ「ん、そうだな。せっかくだからいろいろ遊ばないとな」
ティス「うん!」
コウタ「…しっかし、今日も気合が入った服装だなお前」
ティス「…え、変?」
コウタ「い、いや。似合ってるんじゃねえか? 白のワンピ」
ティス「そ、そう…」
コウタ「あ、ああ」
ティス「…褒めることを覚えてたとは、コウタ侮りがたし。成長したってことだね」
コウタ「うっせぇ」
ティス「…うん、ショウコからの貰い物なんだけど、正直あたいも気に入ってるんだこれ。可愛いでしょ?」
コウタ「…まあ、どっちかって言ったら、そうだな」
ティス「ハッキリしない言い方すんなバカ#」
コウタ「あーあーはいはいかわいいかわいい」 ポンポン
ティス「うっわームカつく」
ティス「はー、でもアレだねー」 すぅー…
コウタ「ん?」
ティス「コウタ、動物園ってさ」
コウタ「おう」
ティス「クサい! ありえないクサさだね!」 パァァ///
コウタ「何その満面の笑みと不釣合いな黒発言」
ティス「だって、クサいんだもん。けだもののかおりしかしねー♪」 ニコニコ
コウタ「…まあ、嬉しそうだから別にいいけどよ」
ティス「ほんっとクサいなー、このけだものどもめー♪」 ニコニコ
コウタ「…ん?」
ティス「あれ? あそこの檻だけ人が遠巻きだね」
コウタ「…うっ、なんだこの臭い;」
ティス「…あれ、何?」
——ゴリラ——
注意:うんちを投げつけてきます
気をつけてください
ティス「ぅゎぁ」
コウタ「ぅゎぁ」
549 :スカッドミサイル 3/5 :2008/04/12(土) 08:51:50 w2K0OiBa
ティス「え、なに? ゴリラってそんな恐ろしい攻撃してくるの?」
コウタ「し、知らねえよ、森の番人って聞いてたけど、そんなスカ爆弾ありえねーだろ」
ティス「…興味は湧いたけどなー、近づくの怖いなー」
コウタ「…まあ、ぶつかる人が間抜けなだけだしな」
ティス「ちょっとだけ近づいて——」
びゅんっ、ばしぃ
修羅兵A「 ぎ ゃ ぁ ー っ ! ! ! 」
修羅兵B「こ、このケダモノーッ!!」
修羅兵C「修羅虐待ダヴァーッ!!」
修羅兵A「俺のてゐしゃつがぁーっ!! うわ臭っ! 俺臭っ!!」
修羅兵B「ぅゎぁ」
修羅兵C「それ落ちる? ねえ、それふぁぶりいずで落ちる?」
修羅兵A「それより、れのあしよれのあ、うわー、最悪だよ俺」
ティス「………」
コウタ「…やめとこうぜ」
ティス「いや、興味が湧いたぞコウタくん。行くぞ」 ガシッ
コウタ「やめろっ!! 死ぬ気かクソジャリッ!!」
ティス「あたるヤツがバカなんだよーっと」
ひゅんっ
ティス「ぅわ危ねっ!!」 ささっ
コウタ「緊急回避だっ!!」 ささっ
ゴリラ「………」 ビキビキミリミリ…
ティス「ぅゎぁ、溜めてらっしゃる! 直で溜めてらっしゃるよ森の番人!!」
コウタ「何でこんな凶悪な生き物放逐してんだ動物園!!」
ゴリラ「…!!」 ぐわぁっ
ティス「ぅわやべえ! アンダースローじゃねえ! 上投げだっ! 松坂投げだっ!!」
コウタ「マジやべえ!!」
ばしゅんっ!!
ティス「AB同時押し避けっ!!」 ささっ
コウタ「カイザーの機動性を甘くみんなっ!!」 ひょいっ
修羅兵B「おいお前たちそいつに近づくのはやめたほうがいぎゃぁーっ!!」 みしぃっ
修羅兵C「修羅兵Bぃぃっ!!!」
ゴリラ「………」 ミリ、ミリチチチ…
ティス「無関係の修羅が! くっそーなんてこった!リニアレールガン級の威力だ!」
コウタ「ウン石射出か!? 気をつけろティス! 次が来るっ!」
修羅兵C「ちっくしょぉおよくも仲間をっ!! 一矢報いてやるダバマイロドゥッ」 めきぃっ
ティス「またやられた!!」
コウタ「つうかなんで向かっていくんだあいつら!」
550 :スカッドミサイル 4/5 :2008/04/12(土) 08:52:44 w2K0OiBa
ゴリラ「…!!」 ぐわぁっ
コウタ「ゲッ!? ま、待てティス! あいつ両手もちだぁっ!!」
ティス「なんの緊急回避っ!!」
ぱちゅーん ← 地面に当たった
ぴちっ。 ← おつりがちょびっとだけスカートのとこにあたった音
コウタ「あ」
ティス「あ」
ゴリラ「ウホッ」
………
んゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ティス「………」
コウタ「あ、あの、ティス、その、だな、気にするな」
ティス「………」 脱ぎ脱ぎ脱ぎ
コウタ「ちょ!?」
ティス「これ、いらない」 ぺしーん
ゴリラ「ウホッ」
コウタ「ま、待て! 脱いでどうする脱いで」
ティス「黙れ」
コウタ「…はい?」
ん ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ …
ぶちぃっ!!
ティス「ふんぬぅぅぅっ…」 みしみしみしみしばきばきひしゃげっ
ゴリラ「ホ、ホギャァーッ!! オキャァァーーッ!!!」 ドコドコドコドコ
コウタ「待てバカヤロウッ!! 檻壊すなぁーっ!!!」
551 :スカッドミサイル 5/5 :2008/04/12(土) 08:53:10 w2K0OiBa
ティス「テメエ何してくれやがんだ!! こンのクソ猿がぁーっ!!」 みしぃっ
ゴリラ「キャオラァーッ!!」 ばきぃっ
コウタ「やめろお前らーっ!!」
ティス「ちっ、テンメェェェッ!! 汚え手であたいに触んなぁーっ!!」 ばきばきぼかどこっ
コウタ「やめやがれぇーっ!!」
ゴリラ「ホキャァーッ!!」 ぶぅんっ
ティス「甘い! コウタバリアーッ!!」 ささっ
コウタ「ぐへぇ」 みしっ
バイト「す、すげえ、下着姿で最強の類人猿と殴り合ってる」 ガクガクブルブル
修羅兵A「い、いいぞーっ! やれーっ!!」
修羅兵B「兄ちゃんもいいぞーっ! ウンと頑張れーっ!!」
修羅兵C「その子を怒らせたのがザ・ゴリラのウンの尽きダバーッ!!」
修羅兵B「! お前上手いな!」
通行人A「ママー、あの人たちくちゃい」
通行人B「シッ、見ちゃいけません」 ソソクサ
通行人C「なんだなんだ」
通行人D「うっわマジかよ! ケンカだーっ! ゴリラと幼女のケンカだぁーっ!!」
ホキャァーッ!!!
ダマレコノサルフゼイガァーッ!!!
ドカバシバキボコグシャミシバキバキグチャペチペチペチペチポコポコペン
〜回想終わり〜
コウタ「…今思えば、ゴリラの一撃食らって、よく生きてたな俺」
ティス「…まあ、下等な猿にしては割かし歯ごたえがあったヤツだったよ」
ショウコ「…えっと、食事時の人すいませんでした」 画面の方向いてふかぶかー
コウタ「何故謝る」
〜動物園〜
幼女「あー、ごりらー」
ゴリラ「!! ホ、ホキャァ…」 ガクガクブルブル
バイト「…あれ以来、幼子が近づくとコイツおびえるようになっちゃって」
デュミナス「…えっと、本当に過ちですいませんでした」 画面の方向いてふかぶかー
バイト「デュミさん落ち着いて」
〜END〜
553 :それも名無しだ :2008/04/12(土) 18:29:12 TArBMGgE
>>551
ゴリラマジやべえwwwww久々に腹抱えたwww
>>551はラブやん好きなのか、いい酒が呑めそうだ
552 :それも名無しだ :2008/04/12(土) 12:51:18 ajdrS+Z5
コウタ「気がついたら同じめんばかりプレイ〜♪そしていつも同じとこで死ぬ〜♪
ここをクリアしないと先に進めないだけどす〜ぐに全滅する♪
SP回復あれば楽にステージクリアできるけど、何回やっても!何回やっても!
ヴ ァ ル シ オ ン (試作型) が倒せないよ クロスマッシャー集中かけても避けれない!
小隊組んで待機しててもいずれはウェーブにやられる
特殊弾も試したけれどフルブロックでは意味がない!
次は絶対勝つために、俺は改造だけは念入りにやっておく〜♪」
ティス「…なにその歌?」
コウタ「フッ…過去の苦労を歌ったものだ…(OG2.5プレイ時)
♪ヴァルシオンが倒せない:作詞作曲 コウタ・アズマ
554 :それも名無しだ :2008/04/12(土) 22:36:19 w2K0OiBa
>>552
お気に入りのユニットを平均的に満遍なく改造する派なので俺はいつも苦労するw
>>553
うん。田丸好きなの。今夜は呑むかw
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
558 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 02:56:29 bdNiR/Zw
敢えてスレの流れを読まずに、しかも生まれて初めてのレスをさせていただく。
ありがとう!俺、このスレに出逢えて良かった!皆、神過ぎるよ…。
おかげさまでコウティスが好きになったよー!!
559 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 07:56:32 uud6CD9m
>>558
ゆっくりしていってね!(AA略)
出勤前のわっずかな時間っをみつけてネタ投下するのがライフワークになってきた…
多分俺はダメ人間だと思う
〜某公園〜
わいわいがやがやどんちゃんどんちゃん
コウタ「うへぇ、なんだこの人だかり;」
ショウコ「お花見シーズンの日曜日だからね」
キサブロー「今年も桜を拝めるとは、ありがたいことじゃのう」
ティス「あ! じーちゃん! あそこ! 団子売ってる!」
キサブロー「おお、本当じゃのう。何本食うかの?」
ティス「30本!」
ショウコ「ティスッ! もー、お爺ちゃんも甘やかしちゃダメでしょ?」
コウタ「そうだぜクソジャリ、団子は弁当食ってからだ」
フェルナンド「スイーツ!!」 じゅるり。
ショウコ「そういう問題じゃないでしょ! もう…」
フォルカ「ん、ショウコ。あそこだ」
ショウコ「え?」
アリオン「おーい、こっちだこっちー」 ノシ
フォルカ「おお、すまないな自由」
アリオン「やー、朝から人多くて苦労したぜ。ほらご老体こちらへ、この位置が実に見晴らしがいい」
キサブロー「おお、すまんのう」
フェルナンド「ハッ! 花見の席を朝から確保するとは、自由が聞いて呆れるわ!」
アリオン「自由を勝ち取るためには、何かを犠牲にしなくてはならないって知ってたか犬ッコロ」
フェルナンド「な、なんだと!? 誰がコロだ!!」
ショウコ「はいストーップ。お兄ちゃんにフェルナンド、お弁当広げるの手伝ってー」
フェルナンド「ワンッ!」 パタパタフリフリ
コウタ「犬だな」
ティス「コロでいいよもう」
560 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 08:11:39 uud6CD9m
コウタ『えー、それではー、今年も桜が満開なのでぇ、お花見を始めたいと思うぜ!!』 ←マイク
一同『おー!!』
コウタ『では、紙コップを手に持ってー、かんぱーい!!』
一同『かんぱーーーーーいっ!!』
ぐしゃりばしゃーっ。
フォルカ「…すまん。つい」 ポタポタ
フェルナンド「わー、紙ってやわらかいんだな」 ポタポタペロペロ
アリオン「…自由じゃないな」 タラタラタラ
ショウコ「あーもうあーもう」 フキフキ…
ティス「おバカはほっといて、さ、いただきまーす♪」
コウタ「先手は貰ったぁーっ!!」 ひょいパクッ。
ティス「あーっ! あたいが目つけてた唐揚げーっ!!」
ミィ「呼ばれてないのにきましたのー♪」
ティス「ふぁー、ふぃらっふぁーい♪」 モゴモゴ
アクセル「…花見とはまた、平和ボケしたイベントだな」
ショウコ「いらっしゃい二人とも、紙皿とコップは自分で取ってね。たくさん作ってきたからいっぱい食べてね♪」
アクセル「あ、ああ。いつもすまん」
ショウコ「いいのいいの。ティスがいつもお世話になってるから」
アクセル「…それは間違いではないぞ、これがな」
ミィ「おにぎりがいっぱいですの、どれが梅干ですの?」
アリオン「ささ、ご老体。まずは一献」
キサブロー「おお、すまんのう。自由君もいける口かの?」
フェルナンド「…う、何だこの味;」
フォルカ「美意流と言ってたな」
ショウコ「…そういや、二人とも成人してるの?」
フォルカ「? 修羅としては一人前だが」
フェルナンド「…なんだこの飲み物、苦いのに… 頭が…」 ぽやー
ショウコ「…まぁいいか。さ、ショウコもたべよーっと」
ティス「だぁからそれはあたいが目つけてたエビフライだって言ってんのーっ!!」
ラージ「早いもの勝ちです。ちなみに僕はフライにはソース派です」
コウタ「あ? 男なら醤油だろメガネ」 モゴモゴ
ティス「うるさーいっ! エビにはタルタルだって言ってんだーっ!!」
ラウル「あー、もうやってるな」
ミズホ「お弁当、これで足りましたかね」
ラリアー「わぁ、本当に綺麗ですねー」
デスピニス「本当に… 綺麗…」
フィオナ「さー、今日は飲むわよー♪」
そんなこんなでお花見開始。仕事なので後はお任せしますorz
561 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 10:36:51 ibmZwK7X
>>560
ちょっとだけ任された!
チカ「わー!桜満開ですよシュウ様!花見ですよ!HA・NA・MI!」
シュウ「え、ええ;まぁ私は夜桜の方が好きなので(あー!コウタさん達もいますよー!
シュウ「…あぁホントですねぇ。でも夜桜の方が(よーし!行きましょシュウ様!
シュウ「は?いやいや、ちょ、離し、いや、え?私浮いてません?足が地面につかな、ちょ!あなた鳥ですよね!?え!?ちょ、ありえな!」
どんどん参加させるぜ!でも、俺も…後は任せますだぜ…
562 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 14:04:22 85E2xwVF
振った以上家に帰ったらなんとかオチつけられるよう努力するw
Q.フェルナンドが酔ったらどうなるのでしょうか?
次の中からお選び下さい
1.陽気になりケラケラ笑いつつアイビスに絡んでくる
2.陰鬱になりアイビスと共に落ち込む
3.すやすやと安らかに寝だす
アイビス「というわけであたし達も来ちゃいました。ショウコちゃんメールありがとね」
ツグミ「チャオー♪」
ショウコ「二人ともいらっしゃーい♪」
アイビス「わー、すっごい賑やかだね。っていうか…」
キサブロー「そこでワシは婆さんの手を取ってじゃな、今生の別れを…」
アリオン「くううっ! ご老体! 貴方は俺より自由だぁっ!」 メソメソシクシク
チカ「君は! 米を食べているのかー! 日本の! 米を食べているのかー!」
フォルカ「…いい歌だ…」ぽやーっ
コウタ「次は俺が歌うぜッ!!」
ティス「いーやあたいだっての!!」
ラリアー「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いて! 順番ですってば!」
デスピニス「…三番、デスピニス。う、歌います…」
ラリアー「ピニス!?」 ガーン
ラウル「頑張れピニスー」
アイビス「…出来上がってるみたいだね。カラオケ大会始まってるし」
ショウコ「あはは; まあまあ、まだいっぱい料理もあるから食べて食べて」
ツグミ「あら、私も持ってきたわよ? はい、差し入れ」
ティス「! ごちそうセンサーに反応あり!」 シュバッ
コウタ「うお、いい匂いだ!」
ツグミ「私の得意料理の肉団子作ってきたわよ♪ ジャンジャン食べてね♪」
ティス「おー!」 パクパク
コウタ「! う、うめえ! これ何の肉だ!?」 モグモグ
ツグミ「? 肉団子よ?」
ティス「本当だ! すっごいジューシー! 牛? 鳥?」
ツグミ「? や、だから肉団子」
コウタ「…ツグミ…さん? あの、これ、何の肉?」
ツグミ「だーかーらー、肉団子」 ニコニコ♪
ティス「…あの、これ、食べていいお肉なの?」
ツグミ「美味しいわよー、ツグミ特製だもん♪ うふふふふ…」 ニッコリ♪
ティス「…あ、あたいお腹ぱんぱんだったっけ。これフェルナンドにあーげよっと…」
コウタ「お、俺も…」
ツグミ「あらあら、遠慮しなくていいのに。うふふふふ…」 ニヤニヤ
アイビス(悪趣味だなあ…)
563 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 14:11:27 tShK1Tn5
>>562
ちょwwwwどこのグミさんすかあんたはwwwww
564 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 14:29:06 8L/GFwnz
>>562
3を所望す…
アイビスの膝ですやすやと
565 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 17:17:37 szhm3P5y
>>562
らめぇええぇえ!
566 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 18:11:48 kpx+DPH+
マグナスか!?
567 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 19:54:00 85E2xwVF
>>564
三番了解しました。あっまあまにしてやんよw
Q.ぶっちゃけ何の肉の団子なんですか?
A.ツグミ「おいしいわよ」
568 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 21:22:46 f923lxhi
アルティス「久しいな、フォルカ」
フォルカ「アルティス兄さん!それにメイシスも!!」
フェルナンド「はれ?ところでアルティス兄さんって生きてたのか?」ぽや〜
メイシス「フェルナンド…酔っているのか?それを気にしたら負けだ…」
フォルカ「ところでアルティス兄さん、どうしてこんなところに?」
アルティス「近くで、修羅たちのひらいた花見会もあったのだ。
それに…たまには義弟達と花を見ながら酒を酌み交わすのもいいと思ってな」
フォルカ「そうか、ならこっちに来て座ってくれ」
アルティス「ああ、そうさせてもらおう…それとご老体、愚弟共がお世話になっている」ペコリ
ラウル「あっ、そうだ!!こっちもラージが大変お世話に…」ペコペコ
キサブロー「いやいや、もともと三人しかおらんかったからな、今はにぎやかで丁度いいわい
それに、礼ならわしよりもわし等の世話をしてくれとるショウコに言ってやってくれんかな?」
ショウコ「ちょっと、おじいちゃん…あっ、お礼なんていいです、元より手のかかる兄がいますので」
コウタ「………」
ラウル「…」ポンッ(肩に手を置く)
フィオナ「…」ニヤニヤ
アルティス「そうか…なら、これからも義弟を頼む」
ショウコ「はい、喜んで!!」
コウタ「ちょ!!しょ、ショウコ!!それってどういうことだ!!」
ティス「はいはい、いいからみんなの分のお団子買いに行くよ」グイッ
コウタ「おい!待てよ!!」
キサブロー「ほう、じゃあ頼むとするかのう」つ壱萬円
ティス「ありがとうじいちゃん!ほら?早くしないと先行っちゃうよ?」
コウタ「おい…こんな人ごみではぐれたら大変だろ?て…手ぐれえ繋いどいてやんぜ」
ティス「へ…?」
コウタ「てめえじゃあ、桜が保護色になってなかなか見つかんねえんだよ…」
ティス「うん…///」スッ(コウタに手を差し出す)
コウタ「じゃあ、行くか」ギュッ(手をとる)
ラージ・シュウ・アリオン・ツグミ・フィオナ「「「「「!」」」」」カシャーカシャーカシャーカシャーカシャー
アリオン「やれやれ…あいつも忙しい男だねー」ニヤニヤ
シュウ「ふふ…実にほほえましいというものですね」ニヤニヤ
フィオナ「あ、ついノリで撮っちゃった」ニヤニヤ
ツグミ「この初々しい感じ、思わず激写せずにはいられないものね」ニヤニヤ
ラージ「なんだか知らないうちに同志がずいぶんと増えましたね…」
569 :それも名無しだ :2008/04/13(日) 22:56:57 uud6CD9m
>>568
わるこにゃ! 増えたな本当にwwwww
ちょっとラージ寂しそうだなw
570 :春のわんこ 1/5 :2008/04/14(月) 00:08:47 uud6CD9m
アイビス「あ、いたいた、フェルナンドー」
フェルナンド「…ん」
アイビス「って、お酒呑んでるの?」
フェルナンド「ん…」
アイビス「…だ、大丈夫?」
フェルナンド「うん…」 クピクピ…
アイビス「うん!?」
ツグミ「あちゃー、ワンちゃんすっかりお酒に呑まれてやられてるわね。アイビス、そっちは任せたわよー」
アイビス「え、ちょ、ちょっと!」
フェルナンド「…けふっ」
アイビス「あ、あー、フェルナンドってお酒飲めるの?」
フェルナンド「…わかんない」
アイビス「…おーい、これ何本?」 ゆらゆら。
フェルナンド「…わかんない」
アイビス「ダメだコリャ;」
フォルカ「フェルナンド、フェルナンド、呑んでるか? ちゃんと呑んでるか?」
フェルナンド「うん」 クピクピ…ケフッ
フォルカ「そうかそうか。呑むべきだ。修羅なら呑むべきだ。ショウコー、ショウコー?」
ショウコ「はーい、何ー?」
フォルカ「ショウコー、桜って綺麗だな。もっと見るべきだ。ショウコも桜を見るべきだ。ごはんがたべたい」
ショウコ「ほらほらふらふらしないの。こっちにまだおにぎり残ってるから」
フォルカ「そうか、そうか。わかった。おにぎりはいい。おにぎりを食べよう。フェルナンド、頑張れ。修羅なら頑張れ」
フェルナンド「うん」 クピクピ…
アイビス「…修羅ってお酒弱いんだ。見た目によらないなぁ;」
フェルナンド「うー…」
アイビス「…ま、いっか。あたしも呑もーっと」 カシュッ。
571 :春のわんこ 2/5 :2008/04/14(月) 00:09:34 uud6CD9m
フェルナンド「…アイビス」
アイビス「んー? どしたの?」
フェルナンド「…桜って、きれいだな」
アイビス「ん、そうだねー」 クピクピ
はらはら… さらさら…
フェルナンド「きれいだ…」
アイビス「そだねー」
フェルナンド「………」
アイビス「…フェルナンド、何か食べる?」
フェルナンド「…スイーツ」
アイビス「あはは///」
フェルナンド「…こんなにも、美しい光景があったなんてな…」
アイビス「そだねー。ビールもう一本飲む?」 クピクピ
フェルナンド「…いらない」
アイビス「そう?」
ちらっ。
アイビス「…2本しか飲んでないみたいだけど」
フェルナンド「ウ… 頭がぽやーってする…」
アイビス「お酒弱いんだね。ま、あたしも強い方じゃないけど」
ぽすっ。
アイビス「きゃっ」
フェルナンド「…ウー」
アイビス「ちょ、ちょっとフェルナンド、大丈夫!?」
フェルナンド「きれいだ…」
アイビス「…えっと」
フェルナンド「…ウー」
アイビス「…ほんっと、弱いなぁあたしも。ほら、フェルナンド、こっちに頭置いていいよ」 ぽんぽん。
フェルナンド「…うん」 のそり。
572 :春のわんこ 3/5 :2008/04/14(月) 00:10:15 E6gIrsql
アイビス「………」 クピクピ。
フェルナンド「………」
アイビス「おーい、フェルナンドー、何かしゃべれー」 ぺちぺち。
フェルナンド「ウー… きれいだ… さくら… ひらひら…」
アイビス「…ダメだコリャ」
ツグミ「はいアイビス。お弁当盛り合わせてきたわよ。つまみにどうぞ」
アイビス「!! あ、ツ、ツグミ! そ、その、コレは違くて、いや、その、違わないんだけど…」
ツグミ「あーあーはいはい。犬猫に頼られてる時は動かなくっていいのよ? せいぜい愛玩しときなさい」
フェルナンド「すぅ… すぅ…」
アイビス「…そ、そういう問題じゃないんだけどなぁ;」
ツグミ「いるものがあったらメールしなさいね。ちょっと皆と記念撮影してくるから」
アイビス「え、それってあたしいなくていいの?」
ツグミ「いいからいいから♪ じゃあね〜♪」
アイビス「…もう」
フェルナンド「すぅ… すぅ…」
さわさわ… はらはら…
アイビス「………」 クピ…
フェルナンド「すぅ… すぅ…」
アイビス「…修羅って、そんな顔して寝ちゃうんだね…」
フェルナンド「すぅ… すぅ…」
アイビス「…唐揚げ食べよ」
フェルナンド「…ウー、からあげ…」 ヒクヒク
アイビス「わ、反応した」
フェルナンド「からあげ…」
アイビス「……ちょっと、実験」
すー ← から揚げを左に動かす
くんくん ← 左を向くフェルナンド
右に動かす → すー
右を向くフェルナンド → くんくん
アイビス「…わ、面白い」
573 :春のわんこ 4/5 :2008/04/14(月) 00:10:51 E6gIrsql
フェルナンド「ウー…」 くんくん
アイビス「はいフェルナンドー、唐揚げだよー」
フェルナンド「…アー」 ぱくっ もぐもぐ…
アイビス「わ、食べた。…面白い」
フェルナンド「ウー…」 モゴモゴ
アイビス「はいフェルナンドー、次はウィンナーだよー」
フェルナンド「ウー… たこさん…」
アイビス「ぶっ! た、たこさんって…w」 ひらひら
フェルナンド「ウー…」 くんくん
アイビス「はい、あーんしてー」
フェルナンド「…アー」 ぱくっ もぐもぐ…
アイビス「はい上手上手♪ じゃあ次はー、ハンバーグ食べる?」
フェルナンド「ウー…」 ぱくっ。
アイビス「おー、反応早いんだ。好きなんだねハンバーグ、じゃあ次は、ブロッコリーだよー」
フェルナンド「………」
アイビス「? おーいフェルナンドー、ブロッコリーだよー? くんくんしないの?」
フェルナンド「………」
アイビス「ぷ、くくく…、ヤ、ヤバい、無反応だよこの子、か、可愛すぎる…w」 ワナワナ
フェルナンド「………」
アイビス「ほ、ほらー、好き嫌いしちゃだめだよー? はい、あーん」
フェルナンド「…ウー」 ぷいっ
アイビス「ぷいした! あははははwww もー、ダメだよちゃんと食べないとー」 グリグリ
フェルナンド「ウー…#」 ぷいっ
アイビス「あ、あはははは! ごめんごめん、ほら、じゃあ次は肉団子だよー」 ヒラヒラ
フェルナンド「…アー」 ぱくっ。
アイビス「ね、起きてるんでしょ? 起きてよフェルナンドー、一緒に飲もうよー」
フェルナンド「ウー…#」 ぷいっ
アイビス「あははははwww このやろーっwww」 なでなで
フェルナンド「ウー…#」
574 :春のわんこ 5/5 :2008/04/14(月) 00:12:09 E6gIrsql
アイビス「っはー、なんかツボに入っちゃった。おなか痛いよ」
フェルナンド「すぅー… すぅー…」
アイビス「…あっちはカラオケやってるのかー、いいなぁ。あたしも何か歌いたかったなー」
フェルナンド「すぅー… すぅー…」
アイビス「おーい、聞いてるー? 誰のせいで歌えないんだと思ってるのー?」 ぐりぐり
フェルナンド「ウー…」
アイビス「ウーとかアーとかしか言わないで何か言えー、うりうりー」 ぐりぐり
フェルナンド「ウー… きれいだ…」
アイビス「もー、そればっかだね」
フェルナンド「アイビス… きれいだ…」
アイビス「…うん?」
フェルナンド「ウー…」
アイビス「…え? 今、何か言った?」
フェルナンド「すぅー… すぅー…」
アイビス「おーい」 ぐりぐり
フェルナンド「すぅー… すぅー…」
アイビス「………ちぇ」 ゴソゴソ、カシュッ。
んぐんぐんぐ、ぷはーっ。
ことん。
アイビス「…フェルナンドー、酔った勢いでそんなこと言われてもね、ちーっとも嬉しくないんだぞー、ばーか」 なでなで
フェルナンド「すぅー… すぅー…」
アイビス「…ふふっ、バーカ…///」
575 :それも名無しだ :2008/04/14(月) 00:47:05 Rd5QWFS0
>>570
待ったカイ有りフェルナンドかわいい
惜しむらくは、コウティス無し
だが、フェルビス萌え、実に複雑な心境
576 :それも名無しだ :2008/04/14(月) 00:57:13 RB50Ra/Y
わるこWWW
ニヤニヤが止まりませんぜ
フェルナンド可愛すぎるな
577 :ぱわぁとぅざぴぃぷる 1/2 :2008/04/14(月) 09:35:55 E6gIrsql
〜♪
パチパチヒューヒューやんややんや
ショウコ「あ、ども、どーも。 …えへへ、なんか照れるね///」
コウタ「んー、やっぱショウコは歌上手いな」 パチパチ
キサブロー「こぶしがきいたいーい演歌じゃった」 パチパチ
ティス「っていうか、何で演歌?」
ショウコ「う、うるさいな。好きなんだからいいじゃない」
ティス「次誰歌うの? 歌わないならあたいが歌うよ?」
ミィ「あ、次はこっちですのー」 ノシ
ティス「おー、ミィが歌うのか。はいマイク」
ミィ「ありがとですの♪」
アクセル「ん。歌うのかミィ、頑張れよ」
ミィ「はいアクセル♪」
アクセル「…なぜ俺にマイクを渡す」
ミィ「アクセルのお歌が聴きたいですの♪」
アクセル「ちょ、ちょっと待て。聞いてないぞ;」
ミィ「アクセル、お歌がとーっても上手なんですの。皆に聴いて欲しいですの♪」
アクセル「待てと言ったぞ、これがな」
ティス「おー、アクセル歌えるんだ。何歌うの?」
ミィ「はいですの、ファイヤーボン—」
アクセル「 待 て ぃ ぃ ぃ や っ ! ! 」 さっ
アクセル『あ、あー、ごほん』
コウタ「頑張れアクセルー、歌は気合だー」
ティス「へたくそだったらあたいがかわってやるからなー」
フォルカ「歌はいい…」
アクセル『やかましいクソガキども! ちっ…』
ミィ「アクセルー、ふぁいと、おーですのー♪」
アクセル(…なるようにしかならんか) すぅっ
アクセル『 ぅ 俺 の 歌 を 聴 け ぇ ー っ ! ! ! 』
一同『 お ー っ ! ! 』
578 :ぱわぁとぅざぴぃぷる 2/2 :2008/04/14(月) 09:36:29 E6gIrsql
〜〜! 〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜〜!!!
コウタ「…おお」
ティス「わ、アクセル凄ー」
フォルカ「いい歌だ…」
〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪
通行人「…誰が歌ってるんだ? プロか?」
通行人「いい歌ね…」
ざわざわがやがや
〜〜♪…
アクセル「…ふぅ」
一同『ワァーーーーーーッ!!!」 パチパチパチパチ
アクセル「う、うお!? 何だこの人だかりは!」
ミィ「アクセルー!」 はしっ。
コウタ「やるじゃねえかアクセル! カッコよかったぜ!」
ティス「ほーんと、見直したよ。もう一曲歌っていいよ?」
アクセル「…あ、ああ。そうか…」
ショウコ「ショウコ感動しちゃった、はい、おにぎりもっと食べていいわよ♪」
フォルカ「歌はいい…」 パチパチ
アクセル「あ、ああ」
ツグミ「本当、上手ねアクセル」 パチパチ
アリオン「実に自由だったぜアクセル」 パチパチ
アクセル「よ、よせ。褒められるのはその、慣れん、これがな…///」
ツグミ「本当、上手すぎて別の人が歌ってるのかと思っちゃった♪」 ニヤニヤニヤニヤ
アリオン「ふくゲフンゴフン、ふくやゲフンゴフン」 ニヤニヤニヤニヤ
アクセル「ぶっ殺すぞ貴様等」
579 :団子大家族 1/5 :2008/04/15(火) 08:45:32 utlklbGI
ティス「だんご〜 だんご〜 だんご〜♪ よいしょっと」
コウタ「こんな日にも団子屋でバイトなんて、師匠本当に好きだな」
バイト「いやー。しかしバイト暦長いけど、団子屋でキッチリ壱万円分買うお客様って初めてだよ」
コウタ「…10本入りが20箱だもんなぁ。じゃあ師匠、また後で」
ティス「またねー」
バイト「ありがとーございましたーっ!」
ティス「よっとっと…。団子といえども、かさ張ると重いね」
コウタ「そだな」
ティス「…こういう時は、レディーの荷物を持ってあげるのが礼儀なんじゃないの?」
コウタ「安心しろ。俺も両手がガッチリ塞がってる」
ティス「えー? いーじゃん、持ってよ」
コウタ「2人で同じ荷物を均等に持ってんだ。仲良く公平でいいじゃねえか」
ティス「…そういう解釈も、まあ、アリだね」
コウタ「だろ?」
ティス「はぁー、しかし、団子200本かぁ。これは食いすぎてしまうかもわからんね」 ジュルリ。
コウタ「独占しようとすんなクソジャリ」
ひらり… ぺと。
ティス「ぅわぷッ! ぺっ、ぺっ、口の中に何か入った!」
コウタ「あ? どうせ桜の花びらだろ?」
ティス「え? あー、そっか。花びらかぁ」
コウタ「こんだけ花びらが舞ってりゃなぁ」
ティス「わー…」
さわさわ… はらはら…
ティス「…コウタ、やっぱちょっとだけ持ってて」 ずしっ。
コウタ「ちょ! テメエなぁ!」
ティス「えへへ…♪」 タタタッ。
コウタ「ったく、なんだよ一体」
ティス「ふんふんふん〜♪ だんご〜 だんご〜 花よりだんご〜♪」 ガサガサゴソゴソ。
コウタ「ったく…」
580 :団子大家族 2/5 :2008/04/15(火) 08:46:24 utlklbGI
ひらひら… はらはら…
ティス「お待たせー♪」
コウタ「遅えぞクソジャr」
ティス「ていやーっ!!」 ぶわっ!
コウタ「ぬわっ! お…」
ばささ… さらさら…
コウタ「…おー」
ティス「えへへー、きれいでしょ? もいっちょー♪」 ばさっ!
コウタ「…なるほどなぁ。花びら拾ってたのか」
ティス「あははw コウタ花びらまみれー、やーいやーい♪」
コウタ「んだと!? ちっ、やりやがったなクソジャリッ!」 ゴソゴソ
ティス「なんだ? やるかー?」 ガサガサ
コウタ「そらよっ!」 ぶわっ。
ティス「それーっ!」 ばさっ。
コウタ「もいっちょ!」 ぶわっ。
ティス「なんのーっ!」 ばさっ。
ひゅうっ。
さらさらさらさら…
コウタ「おっ!? 風か…」
ティス「わぁ…」
コウタ「………」
ティス「…きれーだね」
コウタ「風流ってヤツだな…」
ティス「…ぷ。コウタ、髪の毛すごいよー、花びらだらけだ。女の子みたいだねー」
コウタ「うっせえよ。つうかテメエの頭も相当な。つうか色が一緒だからよくわかんねえ」 パンパン。
ティス「そう? そっか。…コウタは、桜好き?」
コウタ「ん? ああ。好きだな」
ティス「そっか。どこら辺が好き?」
コウタ「あ? そうだな、色とか形とか、あとパッと咲いてパッと散る儚さとか」
ティス「ふ、ふーん。そっか、はかなさかぁ」
コウタ「ま、ガキのテメエにはわかんねえだろうなぁ」
ティス「む…」
581 :団子大家族 3/5 :2008/04/15(火) 08:47:10 utlklbGI
ティス「…あたいも、ちょっとははかない方がいいのかなぁ。こうさ、学校の窓際とかで本読んでため息とかついてさ」
コウタ「あー、いいんじゃねーかなー」(棒読み)
ティス「感情込めて言えバカ!!」
コウタ「ケッ、んな殊勝なモン、テメエ如きに似合うかよバーカ」
ティス「ん、んだとぉ?! あったまきた! 表出ろっ!!」
コウタ「うっせぇ。テメエはいつも通りでいいんだよ」
ティス「…は? ど、どういう意味?」
コウタ「いつも通りガツガツメシ食ってガツガツおやつ食ってガツガツジュース飲んでガツガツしとけガツガツ女」
ティス「ていやぁーっ!!」 がつんっ。
コウタ「脛ぁ!?」 ズキーン。
ティス「ざけんなバカコウタ! あたいそんなに過ちじゃねぇ!」
コウタ「〜〜っ、い、いてえじゃねえかクソジャリ!」
ティス「ふんッ! コウタがデリカシーないからだバーカ!」
コウタ「うっせぇ! テメエがしおらしいとこっちは調子狂うんだよ!」
ティス「あー狂っちゃえ狂っちゃえ! コウタがうごうご苦しんでるとこみるのが
あたいの一番のじようきょーそーざいなの!」
コウタ「んだとぉ!?」
ティス「やるかぁ!?」
2人「ぐぬぬぬぬ…」
さわさわ… はらはら…
コウタ「………」
ティス「……ふっ」
コウタ「…ぷっ」
ティス「いひひ♪」
コウタ「く、あはは、やめだやめだ」
ティス「あー、なんか桜に仲裁されちゃったね」
コウタ「そだな」
ティス「…ね、コウタ」
コウタ「あん?」
ティス「ちょっとさ、あそこの高台の大きな木のとこでさ? その、お団子つまみ食いしよ? …二人で」
コウタ「よし乗った」
ティス「早!」
コウタ「だったらもっと近くで見ないとな。行くぞクソジャリ!」
ティス「う、うん」
582 :団子大家族 4/5 :2008/04/15(火) 08:47:46 utlklbGI
さわさわ… はらはら…
ティス「わー、でっかい桜ー」
コウタ「? なんでこの周り、人がいないんだ?」
ティス「ねね、コウタ、ここ座ろ?」
コウタ「ん? お、花びらの座布団か。洒落てるじゃねえか」
ティス「えへへ、じゃ、食べよー♪」
コウタ「ああ、そうだな」
ティス「ん〜♪ おいひぃ♪」 モグモグ
コウタ「やっぱ、花見っていいもんだな」
ティス「うん♪ これならあたい、週一ペースでやってもいいよ?」
コウタ「それは過ちだ」
ティス「ノリわるひなふぁ」 モグモグ
コウタ「ほら、あそこ」
ティス「みゅ?」 モグモグ
コウタ「多分今、フォルカが歌ってる。見えるか?」
ティス「おー、本当だ! あはは、楽しそうだね」
コウタ「…ほんっと、いつの間にか、俺の周りはこんなににぎやかになっちまったなぁ」
ティス「それ、あたいの人徳だから。調子にのんな」
コウタ「うっせぇ。昔はもっと静かだったぜ? 俺とショウコと爺ちゃんとたった三人だったんだ」
ティス「ふーん」 モグモグ
コウタ「それが今じゃ、頼んでもないのに毎日バカが動き回って、俺たちの家をかき混ぜまわしやがる。全く…」
ティス「…それ、あたい?」
コウタ「ああ。テメエだ」
ティス「…ひょっとして、あたい、迷惑…?」
コウタ「トラブルメイカー以外の何者でもないな」
ティス「…そう」
コウタ「全く。お前がいなきゃ、もっと退屈で、面白くもなんともない生活だったろうになぁ」
ティス「…?」
583 :団子大家族 5/5 :2008/04/15(火) 08:48:22 utlklbGI
ぽん。
ティス「…う? 何?」
コウタ「…全く。感謝してるぜ。ティス」
ティス「え? あ…」
コウタ「…はー、しっかしきれいだなぁ」
ティス「…ひきょうものめ。しね」
コウタ「…うっせぇ。桜に免じて許せ」
ティス「うっさい、しね。さくらにわびてしねばか。なんだよ、ふ、ふいうちじゃんか…」
コウタ「…お、俺だって恥ずかしいんだ。気にすんなバーカ」
ティス「…しね」
コウタ「う… わ、悪かった」
ティス「ゆ、ゆるさん。ばか。だんごくえ」
コウタ「…声、震えてんぞ?」
ティス「うるさい。しね。ばかこうた。ほら、だんごくえってば」
コウタ「…はいはい」
ティス「…ばか。こうたのばか。うう…」 ブツブツモジモジ…
コウタ(…しかし、何でここだけ空いてたんだろう…)
デュミナス「…ふふっ。これもまた、過ち…」 コソーリ
通行人「…な、なんだあの桜の樹、脳みそお化けがいる…」 ヨケヨケ
通行人「うわ、怖え! あ、あっちでやろうぜ…」 コソコソ
——その後、団子に一万円全額使ったコウタのバカがじーちゃんにスパイラルゲンコツくらって卒倒。
そのまま卑怯者のバカコウタを桜の木の下に埋めてお花見はお開きになりましたとさ——
ティス「…ばーか」
〜END〜
585 :それも名無しだ :2008/04/15(火) 15:14:36 fiIfYoN6
>>583
実にわるこです!!
デュミ様に吹いたのはミンナニハナイショダヨ
586 :それも名無しだ :2008/04/15(火) 17:58:08 WG8GV5h0
外伝やってた時はティスには苛立ちしか感じなかったのに…。
なんでこんなに可愛いんだぁぁぁぁっ!!
587 :それも名無しだ :2008/04/15(火) 19:53:40 wjzcIz2t
>>584
あんたと友達は、なかなかいいコンビだな
>>586
きっと、デュナミスの要求するレベルに答えられる(褒められる)存在であろうと必死だったのだよ
性格も一番子供っぽいし(俺判定)、本当はデュナミスに甘えたかったのでは?と、妄想している。
もし、素直になれない甘えん坊が素直になったら、実に萌えるだろ?
588 :それも名無しだ :2008/04/15(火) 22:50:13 WG8GV5h0
>>587
成程、そう考えるとティスの行動にも納得がつきますな。
お母さんに褒められたい娘、って感じか。
うん、実にわるこなにゃうw
589 :それも名無しだ :2008/04/15(火) 22:56:02 vXeTl+VS
>>585 ありが㌧w
>>586 ティスに少しでも萌えてしまった以上俺らは同士だw
>>587 そこで母の日イベントにあわせて
ティス達がデュミナス様に照れながらも初めて甘えるという
下手したら泣いてしまうかもしれんそんな話を書くべきだと提案するなのですじゃよ
つうか誰か書いてお願い。泣きたいw
590 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 09:49:27 fESz8hUF
いきなり甘えろというのも無理があるので妥協案として
コウタを仮想パパに見立てて甘える練習をするティスという電波を発信しとく
ゆんゆんゆんゆん
591 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 10:13:13 dEifuctg
>>590
なら対抗して
ラリアーに無理矢理パパ役をやらせて甘える練習してるのをコウタが目撃して勘違いする
展開を送信
592 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 13:09:18 fESz8hUF
>>591
いや、それだと姉弟がじゃれあっているようにしか取られないので
ここは最大級の過ちとして…
ラウル「…なるほど。そっちの事情はわかったんだけど、何で俺?」
ティス「んー、なんであたいがバカコウタごときに甘えなきゃならないのかを
小一時間脳内会議した結論。なんのかんのでラウル辺りが一番安心安全かなーって」
ラウル「そ、そりゃどうも;」
ティス「まあ、練習だから。あんまり気負わなくていいよ? いや別にあのクソバカロリシスコンが
頼むから俺に甘えてこいとか土下座して泣きながらすりついてきたら頭ぐらいなら撫でさせないこともないんだけどね? あたい優しー」
ラウル(難しい年頃なんだなぁ;)
ティス「ほんじゃ、練習開始!」
ラウル「いやまだ俺了承してな…まあいいんだけど;」
ティス「…パパ」
ラウル「な、なんだい?」
ティス「まだ固いな… パパ、パパ? パパ♪」
ラウル「こほん…ど、どうした? ティスちゃ…ティス?」
ティス「えっと… あたい、パパにプレゼントがあるんだけど…」
ラウル「お、そうか。嬉しいな、何かな?」
ティス「…はい。パパの似顔絵描いてみたの」 スッ
ラウル「どれどれ?」
…UMA?
ティス「ど、どうかな?」
ラウル「…あ、うん。上手に描けてると思うよ。この角とか…角?!」
ティス「え、えへへ…///」
ラウル「あ、あはは。ティスは絵が上手だね。パパ額縁に入れて飾っちゃおっかな?」
ティス「ホント? わーい♪」 抱きつきっ。
ラウル「お、おやおや、ティスは甘えん坊だなぁあっはっはっは」 撫で撫で
ティス「えへへ〜、あたいパパのこと優しいから大好き〜♪」 スリスリスラレ
ラウル「あっはっはっは」(…こんな感じか?)
ティス「…あれ? なんかさむくない?」
ラウル「ん? あれ? 間違えて冷房のスイッチ入れちゃったかな?」
ぱたん。
ラウル「? 今、ドアが閉まる音が…」
デスピニス「……ふ」
コウタ「……はは」
デスピニス「うふ、うふふ…うふふふふふふふふはははははははははは」
コウタ「ははは、あははははははははははははははははははははははは」
その日、浅草に季節外れのオーバーゲートな大雪が振ったとか振らなかったとか
593 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 17:42:01 uJrk2Sdr
>>589
うむ、これからも互いに精進しようw
>>592
わるこなにゃうな展開をありがとうw
できるなら続きも読みたいw
595 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 18:03:30 dEifuctg
>>592
ありがとうw
596 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 19:48:28 fESz8hUF
俺が書いていいのであれば喜んでw
ならばあえて選択肢
A.ティスピニス再び
B.ラウルVSコウタ&ティスVSデスピニス勃発
597 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 20:51:28 x9iP29ME
俺はBを支持する!
598 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 22:28:51 qUOm06eA
>>596
じゃあ俺は
監督:ラージ 脚本:ツグミ 演出:シュウ 主演:フィオナ 撮影:アリオン の
C.フィオナ×コウタ!?ティスモヤモヤ大作戦
を、支持する
599 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 23:01:04 uJrk2Sdr
ここはBにさせていただくっ!!w
600 :それも名無しだ :2008/04/16(水) 23:10:52 KQ1igVqR
>>597、>>599
了解しますた。ボツボツ書くわw
>>598
そこの柱の角で怨めしそうに睨んでいるラリアーを上手に説得した後君が書けwww
アーハハハ!! ダァメじゃないか黒幕ズ!! お前らは黒幕なんだぞぉ!?
ダメじゃないか勝手に表舞台に出てきちゃぁ!! 黒くなきゃぁ!!
602 :Bはブリリアントの略 1/6 :2008/04/17(木) 19:23:46 /perrdbQ
〜とある土曜日のお昼時〜
デスピニス「けっとうをもうしこみます」
ずるずるずずーっ…
ティス「…ふぇ?」 ずず?
ショウコ「どうしたのピニスちゃん。あ、一緒におそば食べてく?」
デスピニス「けっこーです。けっとうをもうしこみにきました」
ショウコ「あら、ざるそばは嫌い?」
ティス「? どしたの? デスピニス、顔が面白いよ?」
デスピニス「えいっ」 ぺちっ。
ティス「わぷっ」
ショウコ「…手袋?」
デスピニス「けっとうです。それじゃあ」
ティス「ちょ、ちょっと!」
ショウコ「手袋投げつけるなんて以外と古風なのね。こらティス! また何かいたずらしたんでしょ! めっ!」
ティス「するかぁ! …って、何か書いてあるなこの手袋」
——本日午後三時、浅草高校グラウンドにて待ってます——
ショウコ「…本当に何したの?」
ティス「し、知らないよ!」
ラージ「とりあえず見晴らしのいい場所取っときますね」
ティス「な、なんなんだろう一体…;」
603 :Bはブリリアントの略 2/6 :2008/04/17(木) 19:24:20 /perrdbQ
——そして午後三時——
オーナンダナンダ ナニガドーシタ
ケンカダケンカダー ヨウジョドウシノケットウダー
ワァソリャミナイトダメダネー ソダネー
ワイワイガヤガヤ
ティス「…な、なんなの? この騒ぎは」
デスピニス「…きましたねティス」
ティス「いやそりゃ来るけどさ。説明してよデスピニス」
デスピニス「じぶんのむねにてをあててよーくかんがえなさい」
ティス「や、なんでひらがな?」
デスピニス「…こほん。ティス、ごめんね。多分、過ちなのは私の方なの」
ティス「?」
デスピニス「だから、先に謝るね。ごめんなさい、ごめんなさい」
めしっ。
ティス「わ!? 地面引っぺがした!」
デスピニス「でも、駄目なの。本当に理由はわからないんだけど」
ぶんっ!
ティス「ちょ!!」 ひょいっ、ずずーんっ。
デスピニス「私、ティスに怒ってるんだと思う。だから—」
ティス「危な! ちょ、ちょっと! 穴ぽこだらけにしたら野球部の人に怒られ」
デスピニス「—ティス、貴方を泣かします」
ティス「!」
ずずーんっ。
野球部員「ああっ! 俺たちのグラウンドがっ! 青春がっ!!」
ショウコ「わー、やってるやってる」
ラージ「やはりこっちを見に来て正解でしたね。いい風です」 カシャーカシャーカシャー
604 :Bはブリリアントの略 3/6 :2008/04/17(木) 19:24:58 /perrdbQ
ティス「ちょ、ちょっと待ってよデスピニス! 本気なの!?」
デスピニス「うん。マジです」 ヒュンヒュンヒュンッ!!
ティス「だぁーっ! だったらあたいも本気で蹴るよ!? いいの!?」
デスピニス「ええどうぞ。ティスみたいな過ちっ子の蹴りなんて絶対当たりませんけど」
ティス「むかーっ! あったまきた! だったら容赦しないかんね!?」
デスピニス「容赦しないのは、こっちの台詞です! ティスのバカ…信じてたのに…!」
ティス「あーもう! いっつもあんたはわかりにくいのっ!! ちゃんとハッキリ喋れーっ!!」
デスピニス「もう喋らないで! ティスはいっつもそう! 過ちっ子のくせにお姉さん顔してぇっ!!」
ティス「なんだとー!? あたいそんなに過ちじゃねえっ!!」
ガガガガガ、ドカーン、ボコーン
キャァーッ、ナンダケンカダーッ
ショウコ「…ねえ、ピニスちゃんの目がグラデかかってて本気なんだけど、止めなくていいの?」
アリオン「おやおやいいじゃないかマイハニー? 姉妹ゲンカぐらい自由にやらせてやりなよ」
ショウコ「…グラウンドどころか、校舎まで破壊する勢いなんだけど。ま、ショウコの学校じゃないからいいんだけど;」
ラージ「ケンカするほど仲がいいってことです。お、いい風ですね」 カシャシャシャシャ
デスピニス「ティスの、ティスのおバカ! どうして、どうして貴方はいっつも…!」
ティス「だからあたいがわかるように喋れーっ! だからいっつも暗いって言われるんだワカメ頭ーっ!」
デスピニス「う、うるさーいっ! ティスの、ティスの、さ、桜きしめん頭ーっ!」
ティス「な、なんだとー!? それうまそうじゃないかーっ!!」
ギャーギャードッカンボッコンドカバキペチペチグシャーッ
605 :Bはブリリアントの略 4/6 :2008/04/17(木) 19:25:51 /perrdbQ
〜時間変わって、その少し前の話〜
コウタ「果たし状だ」
ずぞぞぞ…ぞ?
ラウル「…ふぇ?」
フィオナ「コウタ君じゃない、どうしたの? あ、ラーメン食べる? 最近はラーメンも高くってさぁ」
コウタ「いらねえ。ほら、黙って受け取れ」 ひゅんっ。
ラウル「わっ! 何をする! 危ないじゃないか!」 ぱしっ。
コウタ「渡したからな。ケッ」 スタスタスタ
フィオナ「…あれ? コウタ君ってあんなに荒んでたっけ? 塩ラーメン嫌いだったかな」
ラウル「関係ないだろそれは; 果たし状って何だよ…」 ガサガサ
——本日午後三時、採石場にて待つ。エクサランスできやがれ——
フィオナ「…お兄ちゃん、何したの?」
ラウル「何もしてねぇよ! 大体なんで俺がコウタにケンカ売られなきゃ…」
ティス(パパー、大好きー♪)
ラウル「…あ」 サァー… ←血の気が引いていく音
フィオナ「…心当たりがあるんだ。お兄ちゃんさいてー」
ミズホ「じぃー…」 みしり。
ラウル「あ、あー、ごめん、ちょっと俺出かけてくるわ。ミズホ、エクサランス借りるぞ。あは、あはは;」
ミズホ「じぃー…」
フィオナ「じぃー…」
ラージ「じぃー…」
606 :Bはブリリアントの略 5/6 :2008/04/17(木) 19:26:30 /perrdbQ
——そして、午後三時、採掘場——
ラウルinエクサランスストライカー『お、おーい、コウター、来たぞー、いるかー?』 コソコソ…
んゴゴゴゴゴゴゴ…
コウタinコンパチカイザー『…おうよ』 ドドドド…
ラウル『あ、あー、その、だな』
コウタ『いやぁ、忙しいのにわざわざ来てもらってすまねえな』 ゴゴゴゴ…
ラウル『い、いやいや、気にしないでいいから。で、用件って…何だ?』
コウタ『いやな、前々から考えてたんだがな…』
ラウル『お、おう』
コウタ『OG外伝の主役って、俺か、あんたかだよな?』 ポキペキポキゴキ←手の関節鳴らし音(イメージ)
ラウル『…は?』
コウタ『俺か、あんたかだよな? な?』 ゴキリ、ゴキリ←首鳴らし音(イメージ)
ラウル『い、いやー、話的にもパッケージ的にもそれってフォルカの方じゃないのかなーと』
ずぅんっ!!
コウタ『 お れ か 、 あ ん た か だ よ な ? 』 ギロリ!!
ラウル『カイザー四股踏んじゃった!?』 ガーン
コウタ『やー、ここらでハッキリさせとこうと思ってな。俺とあんたとどっちが主役なのかをだな』 んゴゴゴゴゴゴゴ…
ラウル『ま、待て! それ言い出したらキョウスケさんもマサキもリュウセイも皆主役じゃないか!!』
コウタ『まあ要するに、だ。これは男同士のタイマン勝負ってわけでだな、それ以外の理由はねえからな』
ラウル『人の話を聞けえっ!!』
コウタ『ただ単純にハッキリさせたいだけだからな。他意は一切ねえからな? ほら、俺単純にケンカ好きだし』
ラウル『違う違う違う! お、落ち着けコウタ! ティスちゃんのアレはあくまでも練習で』
んぶちぃっ!!
607 :Bはブリリアントの略 6/6 :2008/04/17(木) 19:29:20 /perrdbQ
コウタ『 あ゛ァあ!? 【 練 習 】ってどういうこっちゃられらぁぁあああああっ!!!! 』 ドカーン!!
ラウル『気力300!?』 ガビーン
コウタ『遊びかぁ!? テメエにとってアレは遊びか? ままごとかぁ!!? ざけんなウラァァアアッ!!!』
ラウル『!! ちちちちち違う! そういう意味じゃなくって、向こうの方が練習がしたいと!』
コウタ『先手は貰ったぁーっ!! 零距離スパイラルナッッコォーーーーッ!!!』 ゴシャァァァッ!!!
ラウル『ぬぉわ!?』
めりめりめりめり、どどーんっ。
ぱひゅーんっ。ふよふよふよ…
ラウルinエクサランスファイター『う、嘘だろ、フル改造のストライカーのフレームが一撃で…?!』 ふよふよ…
コウタ『オォーバァァカイザァァァビィィーーーーームッ!!!』 んびーっ。
ラウル『危なっ!!』 ひょいっ。
コウタ『テメエに人の道を教えてやらぁっ!! 表出ろぉーっ!!!』
ラウル『誤解だコウタ! 俺の話を聞けっ!!』
コウタ『てやんでぇ!! 降りて来やがれぇっ!!』 んびーっ、んびーっ。
ロア『…その、すまん。ラウル』
ラウル『謝られても困る!! ちっ、み、ミズホ! 新しいフレームを射出してくれっ!!』 ピーガガガ
ミズホ「はいこちらL&Eコーポ。事件ですか? 事故ですか?」
ラウル『み、ミズホ!? た、頼む! フライヤー、いや、ライトニングを!』
ミズホ「あーあー聞こえません。かんどふちょー。かんどふちょー。残念ですねーざまないですねーあはははは」
ラウル『ミ、ミズ…ホ?』
ミズホ「…ちょっと反省してください。ラウルさんの、すけべ…」 ぷいっ。
ラウル『…は?』
コウタ『ぶち抜けぇぇぇーっ!!!」 ギュオォオオッ!!!
グシャーッ
ギャァーッ
ティスとラウルの明日はどっちだ!?(続けない)
608 :それも名無しだ :2008/04/17(木) 23:51:15 kOVvI9uX
コウタの嫉妬っぷりがわるこでしたw
てかミズホに萌えた俺は異端児ですか?w
609 :それも名無しだ :2008/04/17(木) 23:58:40 /mCNL+2w
なかなかの読み応え
ここはあえて続き機体支援
610 :それも名無しだ :2008/04/18(金) 02:02:12 0qySs+jF
凄いことに気がついた…
デスピ・ティス喧嘩→白熱してお互い必殺技使用→ティス必殺頭突き(このスレ)→ティスピニス完成
611 :ちなみにA案の場合 :2008/04/18(金) 08:55:50 ytjJieEn
>>610 ソレダ!w
ティス「すかー、すぴー」
デスピニス「ティス、起きてティス」 ぺちぺち
ティス「…むにゃ? あれ? ここどこ…?」
デスピニス「それは秘密です」
ティス「ん…? あれ? デスピニスじゃん、どしたの?」
デスピニス「こほん。ごめんねティス。今日は、過ちを犯しに来たの…」
ティス「…へ?」
デスピニス「ごめんねティス、ちょっとだけ、この部屋で寝ててね?」
ティス「え? どゆこ——」
デスピニス「せーのー!」
ごつーん。
きゃぁーっ。
ティスピニス「鍵を掛けて、っと。よし…うう、頭痛い;」 カチャカチャ
——デスピニス'z ROOM 現在外出中デス——
ティスピニス「看板よしっと。これでティスもしばらくは出られないはず…」
ぱんっ。
ティスピニス「ごめんなさいティス。でも私、どうしてもあなたに負けたくないの…! だから…」
ラウル「あれ? ティスちゃん。どうしたの?」
ティスピニス「はぅあ!?」
ラウル「ん? あ、ごめんね。デスピニス留守みたいだね。また今度遊びに来てね」
ティスピニス「りょ、了解どす! あ、あの、その!」
アリオン「ここで自由に説明しよう! ティスとデスピニスは、額の石の部分を強力にぶつけ合うことにより、
互いの人格のみが入れ替わることが出来るらしいぜ! ちなみに、ラリアーも可! 自由だねぇ。
そんなわけで現在ティスの体にデスピニスの人格が入ってる状態なんだぜ? マイハニー」
ティスピニス「あ、あの、ラウルさ、じゃなかった、ラ、ラウル!」
ラウル「うん?」
ティスピニス「ラウル! あ、あ、甘エル! ワタイ甘エスル! ワタイ甘エル!!」
ラウル「え? あ、また? 俺、もうあれで充分だったと思うけど…」
ティスピニス「あ、あれじゃぜんぜんダメ! な、なってない! パ、パパパパパ! パパ! おねがい!」
ラウル「わ、わかったわかった。じゃあちょっと仕事片付けてくるから」
ティスピニス(YES!!)
A案の思いついてた出だしはこんな感じ。とりあえずここだけ貼って仕事行くw
612 :それも名無しだ :2008/04/18(金) 13:18:23 +dk9QPT2
ラウル「ごめん、ようやく一段落ついたよ」
ティスピニス「!! ふっ! ふつつかつかものですがななな何卒…!」 深々ー
ラウル「つかが多いな;」
ティスピニス(ああ、デュミナス様…デスピニスは過ちな子です…どうかお許し下さい…)
ラウル「じゃあ、どうぞ」
ティスピニス「は、はいですだぜ! よ、よよよよろしくお願いしまうー…」 深々ー
ラウル「あ、こちらこそ;」(何か調子狂うな…)
ティスピニス「で、では、行きます!」
ラウルの胸に、ぽふっ。
ティスピニス(〜〜ッ!/// わ、私…もう死んでもいいかも…///)
ラウル「…えっと、俺はどうしたらいい?」
ティスピニス「ラウルさん…/// も、もう少しだけ、このままで…///」
ラウル「そ、そうか?」(?)
ティスピニス(ラウルさん、いい匂い…///)
〜10分経過〜
ラウル「…あの」
ティスピニス「…もう少し、もう少しだけ…///」
〜30分経過〜
ラウル「……ふぁ…」
ティスピニス「………///」
〜1時間経過〜
ラウル「………あのさ、ティスちゃ、ティス?」
ティスピニス「…ふぁい?」 ぽやーっ///
ラウル「あの、俺、足が痺れて来たんだけど」
ティスピニス「…? わたいは大丈夫ですのだ?」
ラウル「いやいやいや; これじゃ練習になってないんじゃないか?」
ティスピニス「…大丈夫ですのだ。だから、もう少しだけ…」 スリスリ…///
ラウル「…成る程。ティスちゃんって、実は甘えん坊だったのか」
ティスピニス「ええ。この子…わたいは過ちですから」 キッパリ
ラウル「…はは。ホント、デスピニスもこのぐらい素直に甘えてくるならなぁ」
ティスピニス「…え?」
ラウル「? いや、デスピニスの話」
ティスピニス「ちょ、ちょっとそれ、どういう意味ですか…?」
ラウル「? いや、一応俺もデュミナスからあの子達を預かってる、いわば親代わりみたいなものだからさ。
あの子達が悩んだり苦しんだり、寂しかったりした時には、甘えてきてほしいもんなんだけどな」
ティスピニス「…で、でも、それって過ちなのでは…?」
ラウル「? そんなことないと思うけどなあ」
ティスピニス「…マジですか!?」
613 :それも名無しだ :2008/04/18(金) 13:45:31 +dk9QPT2
ティスピニス「ららららラウル!! ちょっと休憩しちゃいましょぉ!!」 ガバッと
ラウル「え? あ、うん」
ティスピニス「すぐ戻るからチャンネルそのままで! 動いちゃダメですからね!? 待っててーッ!!」
どたどたどたっ…
ラウル「…なんなんだ?」
ガチャガチャカチャリ、パターンッ
ティスピニス「ティ、ティス! ごめんなさいっ! 私とんでもない過ちをっ!! 今すぐ元にっ…」
こつぜん。
ティスピニス「…あれ? ティス? どこに行ったの?」
ひゅる〜… ← 窓が開いている
ティスピニス「ま、まさか…」
チャラッ
ティスピニス「気絶してる隙にこれでもかってぐらい鎖でベッドにがんじがらめにしたのに…;」
ゆんゆんゆんゆん… ←電波通信
デス「はいティスだよー」
ティスピニス「ティス! その、ごめんなさい…ごめんなさい…! 私が過ちだったの! 今すぐ元に…」
デス「ごめんねー。なんかこの電波は現在通話が出来ない状況らしいよ? めんどくさいけどピーっていう発信音の後に…」
ティスピニス「留守電かよ!」 パシーンッ
ティスピニス「…ま、まずい。早く元に戻って、ラウルさんに…ラウルさんに…!」
だだだだだっ!
ラウル「あ、ティスちゃん。どこに」
ティスピニス「おじゃましましたーっ! い、行ってきまーす!!」
だだだだだっ…
ラウル「…え、俺このまま待機?」 ガーン
アリオン「そんなわけで行方をくらましたデスを探して町内を自由に駆け回るティスピニス!
ところがそこには、身も凍る恐ろしい事態が待っていたぁ!」 パンパン!
〜後半(多分夜)に続く〜
614 :それも名無しだ :2008/04/18(金) 16:33:56 b5WANl5r
わるこなにゃうだw
夜が待ちきれないよ〜
618 :なんだこれ :2008/04/19(土) 00:28:20 g+ffEC1D
〜浅草・商店街〜
ちゃらちゃら、べきん。
デス「っだぁー、あーもう、腕んとこ鎖の跡ついちゃったよ。…まああたいの体じゃないからいいけど」
べきん、ぽいっ。
デス「あー鎖ウザ! まったく、デスピニスったら何でまた入れ替わりなんて…」
ぐぐぅぅぅ〜
デス「…む。小腹が減ったな。でもお金なんて持ってきてないし…」
(ピコーン!) ← 電球のイメージ
デス「…あ、そっか。あたいじゃないんだから、あの手があるのか…」 ニタリ
ガチャ、カランカラーン♪
デス「たのもー!」
店員「いらっしゃいませーっ! お一人様ですかー?」
デス「にーさん、超盛りデラックスいっちょーっ♪」
店員「な、え!? ええっ!!?」
店員「ててててんちょぉーっ! 大変ですっ! 超デラはいりましたぁーっ!!」
店長「何ぃ!? ま、まさかまたあの客かぁ!?」
店員「い、いえ! 幼女ですが違います! ロングです!!」
店長「な、何だ! 脅かすな! って、また幼女か!? その、食いそうか?」
店員「いえ! どっちかっていうと病弱な感じです! サナトリウムにいそうな感じの!」
店長「クッ、愚かな… 挑戦者は全力で叩き潰す! それが俺のポリシーだっ! よし! 盛るぞ!!」
店員「ラーサッ!!」
ガチャガチャゴチゴチジャッジャッジャ、シュワーッ…
〜10分後〜
どしんっ!!
店員「お待たせしました。超盛りデラックスオムライスでございます」
デス「おおー、凄!」
ほかほかほこほこずもももも…
店長「ククク、いらっしゃいませ可愛らしい挑戦者さん。スプーンをどうぞ」
デス「おー、サンキュー♪」
店長「新鮮な朝採り卵を30個使用したふわふわ半熟オムレツに、カ○メケチャップ1本と宮崎産地鳥を
これでもかってぐらいふんだんに使用したケチャップライス、なんと10kg! 当店秘伝のドミグラスソースに
オレンジジュース1Lつけて、総カロリー25023kcal!! とんでもねぇエネルギーだぁ!!」
デス「わー、いいにおいー♪ えっと、何分以内に食べればタダだっけ?」
店長「ハッハッハ、20分以内だが、果たして真実までたどり着けるかな?
ちなみに、今までたどり着けたものはあちらのたった5人!」
デス「あの写真だね。わー、あのピンクの髪の子かわいー♪」
店長「まあ、せいぜい頑張ってみたまえ。では、挑戦スター」
デス「んぐんぐ、ぷあー。ごちそーさまー///」 ぺろり♪
店長「んNOOOOOOOOOOOOOO!!!」 ズガーン!!
デス「ちょっとケチャップきつかったけどうまかったよ? 店長いい仕事してるねー」
店長「な、なぜだ、こんな体のどこに俺のオムライスが…」 ガクガクブルブル
店員「はい写真とりますよー、はいチーズ」
デス「えへへー、かわいくとってねー♪」
店長「くそ、どうなってんだこの地区は… 俺負けっぱなしじゃないか…」
店員「また各チェーン店に送る要注意人物が増えましたね、店長」
5人の要注意人物が誰なのか、それは秘密です。
619 :なんだこれ :2008/04/19(土) 00:55:19 g+ffEC1D
〜浅草・商店街〜
ティスピニス「ティスったら、どこに行ったのかしら…; 確かこっちの方に気配を感じたんだけど…」 キョロキョロ
ラーメン屋店員「ふあ!? ひ、ひぃぃっ! ピンクの悪魔ぁ!!」 ガラガラピシャーンッ
ティスピニス「え?」
カレー屋店員「う、うわわ、本日臨時休業…っと」 コソコソカラーン。
ティスピニス「え? あ、あれ?」
通行人A「あ、最年少大食いチャンピオンだ!」
ティスピニス「え、え? わたい?」
通行人B「今日はどこの店潰しに行くんスか?」
通行人C「サインくださーい♪」 キャッキャッ♪
ティスピニス「え、え? 何のこと?」
フェルナンド「ん? おい女。こんな所で何をしている」
ティスピニス「あ、コロちゃん」
フェルナンド「誰がコロだぁ!!」 ガオーンッ!!
通行人A「あ! 蝕みチャンピオンだ! すげぇ!」
通行人B「わー、二人そろってどこの店潰すんスか!?」
フェルナンド「む。何のことだ? 今は腹はそこまで減ってないぞ?」
通行人「なんだー」 テクテク
ティスピニス「…えっと、事情がよくわかんないんですけど」
フェルナンド「? 妙なことを言う。つい先日俺たちでここら周辺の大食いの店をハシゴして昼飯代を浮かせたではないか」
ティスピニス「おおぐい?」
洋食屋店長「!! ひ、ひぃいっ!? ピンク頭ぁっ!!」 ワタワタ
ティスピニス「あ、ちょ、ちょっと…!」
フェルナンド「ん? あ、確か、あそこの店のおれんじじゅーすは、量が多くてうまかった…///」
ティスピニス(ティ、ティスったら、あ、過ちばっかりじゃないの…!) かぁぁ…
フェルナンド「おい店長。またおれんじじゅーすが飲みたいんだが」 カラカラーン。
洋食屋店長「か、勘弁してくれっ! あんたらまでこられたら今日は厄日だっ!」
ティスピニス「ちょ、ちょっとコロちゃん! 勝手に入ったらまず…」
洋食屋店員「てんちょー、写真ここでいいですかー?」
ティスピニス「…え?」
じゃーん♪ ← ほっぺたにごはんつぶをつけつつ満面の笑顔でピースして写るデスピニスの写真
フェルナンド「ん? アレは確か、女。お前のツレでは?」
ティスピニス「な、ななななな…っ」 ガタガタガタ
洋食屋店長「なんてこったぁ!! やはりピンク頭の親戚かぁっ!!」
洋食屋店員「なるほどなー。いや、彼女もお見事な食べっぷりでしたよー。殿堂入りですねー」
ティスピニス「い、いいい…」 ワナワナワナワナッ
すぅっ、
ティスピニス「 い や ぁ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー っ !!! 」
ビリビリビリビリ
〜そのコロ、別の商店街では…〜
デス「…けぷ。んー、やっぱりデスピニスの体だからイマイチ調子でないなー」 さすりさすり。
喫茶店店長「や、もう本当に勘弁してくださいorz」
デス、超巨大ジャンボパフェ「チョモランマ」(6kg)完全制覇。
620 :なんだこれ :2008/04/19(土) 08:28:29 g+ffEC1D
ラリアー「ただいまですー、今戻りましたー」
フィオナ「…うん。ふんふん。なるほどねー」
ラリアー(あ、フィオナさん電話中か。邪魔しないように着替えてこようっと…)
フィオナ「あー了解。うまくできるかわかんないけどねー、あははw」 カムカム。
ラリアー「…?」
わしっ。
ラリアー「う?」
フィオナ「うん、うん。わかった。大丈夫。あははw 覚えときなさいよ?」
ラリアー「あ、あのー…;」
フィオナ「あいあい、じゃあやってみるねー、了解ー」 ピッ。
ラリアー「フィ、フィオナさん、なんで首掴むんですか?」
フィオナ「んふふー♪ ナ・イ・ショ♪」 ニヤリ
ラリアー「う」 ゾクリ
〜商店街〜
ティスピニス「早く、早くあの子を見つけないと… 過ちがライン生産で量産されていく…」 ワナワナ
八百屋さん「あ、ティスちゃん! 今日はいちごの美味しいとこが入ってるよ! 味見どうだい?」
ティスピニス「あ、あ、だ、大丈夫です! ごめんなさいっ!」 ペコリッ
八百屋さん「? そう? 珍しいねー」
ティスピニス(なんで一部の商店街の人にはウケがいいのあの子…;)
犬ナンド「ワン!」
ティスピニス「わぁ!? あ…」
犬ナンド「クゥーン?」
ティスピニス「あ、フェルナンドさん!」
フェルナンド「モグモグ… 呼んだか?」
ティスピニス「あ、ごめんなさい。コロちゃんの方じゃないです」
フェルナンド「なんだ、紛らわしい。親父! このいちごとやらは実にスイーツで美味いな! 最高だ!」
お客「へーそうなんだ、買ってみよー」 ワイワイガヤガヤ
お客「どれどれー?」
八百屋さん「ヘラッシェーッ!」 ニコニコ♪
犬ナンド「クンクン…」
ティスピニス「ごめんねフェルナンドさん、もうあなただけが頼りなの! お願い、ティスを見つけて…!」
犬ナンド「ワンッ!」 タタタッ
ティスピニス「こっちね!」 タタタタ…
621 :なんだこれ :2008/04/19(土) 08:29:10 g+ffEC1D
〜同じく商店街〜
デス「ふはー♪ おなかいっぱいー///」
ッザケンナウラァーッ!!! ガシャァーンッ!!
デス「わ!? 何? あ、今の声って…」
〜路地裏〜
不良A「す、すまねえ、こ、これで勘弁してくれっ!」
コウタ「あ゛あ!? 誰が金が欲しいっつったぁ! 俺がんなケチくせえことすっかぁ!!」 ガスッ!
不良A「ひ、ひいいっ!」
コウタ「だいたい婆さんにぶつかっといてツバ吐き掛けるたあ人間失格だぁ! 表出ろぉっ!!」
不良B「わ、わかった、謝るからよ…。勘弁してくれっ」
コウタ「るせぇッ! ケッ、あースッキリしねえ… オラ立てぇっ!!」 ぐいっ
デス「はいストーップ」
コウタ「あ!? …んだよ、デスピニスじゃねえか」
不良ズ「ひいいいっ!!」 ダダダダダッ
コウタ「あ! 待ちやがれっ!!」
デス「ストーップ、ストーップだよデス。コウタ、弱いものいじめはよくないデスよ?」
コウタ「…チッ」
デス「どしたの? コウタらしくないデスよ? あんな小物に対して荒れちゃってさ?」
コウタ「…テメエに関係ねえ…あ、いや、ちょっと関係あるか」
デス「…あ、手から血」
コウタ「? あー、気にすんな。舐めときゃ治る」
デス「…コウタ、こっちくるデス」 ぐいっ
コウタ「あ! お、おい!」
622 :なんだこれ :2008/04/19(土) 08:29:39 g+ffEC1D
〜公園〜
じゃばーっ…
デス「水できれいにしとかないと、バイキンが入ったらダメデスよ?」
コウタ「あ? んなヤワじゃねえよ…」
デス「いいから。はいハンカチ。結んであげるねー」
コウタ「いらねえっつうのに…」
ぎゅっ、ぐりぎりぎりぎり…
コウタ「!? い、痛え!?」
デス「あ、あー、ごめん。力加減が難しくって; これでいい?」
コウタ「ケッ、余計なことすんな」
デス(デスピニスのヤツ、かわいいハンカチ持ってるなー、今度貸してもらいに行こうっと)
コウタ「………」
デス「で、コウタはどうして荒れてたデスか?」
コウタ「…別に。あいつらがムカついただけだ」
デス「…それだけ? それだけで手がそんなにはならないと思うんだけどなー」
コウタ「…んだよ。お前、意外と洞察眼あるんだな」
デス「まあねー。伊達にワカメ頭してないよー? ふふーん♪」
コウタ「…俺にも、よくわかんねえ。ただなんかイライラするだけだ」
デス「ふーん。ま、イライラすることってあるよねー」
コウタ「イライラの原因は、一応わかってんだけどな…」
デス「? わかってんならそれを何とかすれば、イライラしないデスか?」
コウタ「ケッ、んな気軽に済んだら荒れねえよ」
デス「…でも、イライラしっぱなしならまたケガするよ? 他のものにあたるなんて、コウタらしくないよ?」
コウタ「…あ?」
デス「弱いものいじめなんてコウタらしくないよ。イライラの原因がわかってんなら、そいつぶっ飛ばしに行けばいいよ」
コウタ「………」
デス「なんならあたいも手伝おっか? あ、もちろんお礼はそれなりに要求するよ? タイヤキとかー、たこ焼きとかー」 ニヘラ
コウタ「…はは、やっぱ姉妹だな。どことなく似てやがるぜ」
デス「あ、あー; そそ、あたしたち姉妹だから似てるのデス;」(危な、今素だった;)
コウタ「ぶっ飛ばしに、か… いいこと言うじゃねえか」 ぽんっ。
デス「あ…」
コウタ「ありがとよデスピニス。やるべきことが見つかったぜ」 なでなで。
デス「…べ、別に。ただその、コウタが勝手にケガしたりとかしたら後味悪いし…」
コウタ「じゃ、俺行くわ」
デス「う、うん… あ」
(ピコーン!) ← 電球が光ったイメージ
デス「あ!! ちょ、ちょっと! コウタストップデス!」
コウタ「あ?」
623 :なんだこれ :2008/04/19(土) 08:30:42 g+ffEC1D
犬ナンド「ハッハッハッハッ… ワン! ワンワンッ!」
ティスピニス「あそこの公園ね! ありがとうフェルナンドさんっ!」
フェルナンド「夕食前の運動とは、なかなかいい心がけだな女。今日の晩飯は何かな…」
ティスピニス「あ、いた!」
——!!——
コウタ「っと、こ、これでいいのか?」
デス「う、うん。バッチリ。その、頭、もう少し…」 スリスリ…
コウタ「母ちゃんに甘えるために練習しなきゃいけねえとは、お前たちも全く難儀なこった;」
デス「う、うん… その、頭、もうちょっとだけ撫でてほしいデス…」
コウタ「お、おう;」 なでなで…
デス(デスピニスの体だし、あたいじゃないんだし、せっかくだから、少しだけバカに甘えさせよっと… あたい優しー///)
犬ナンド「…クゥーン?」
フェルナンド「ん? あれはコウタにお前のツレだな。ベンチで抱き合って何してるんだ?」
ティスピニス「………」
フェルナンド「? どうした女」
ティスピニス「………」
フェルナンド「?」
コウタ「そ、そろそろいいか? 足が痺れてきちまった;」
デス「う、うん… その、ありがとデス…」
コウタ「気にすんな。じゃあな」
デス「う、うん…」
デス「…えへへ、ちょっと役得。これならたまに変わるのも悪くな——」
ティスピニス「必中! コーリスモスゥッ!!!」 ガサザバッ!!
デス「え?」
ゴチーンッ
キャァーッ
〜数日後〜
デスピニス「けっとうをもうしこみます」
ずるずるずずーっ…
ティス「…ふぇ?」 ずず?
ショウコ「どうしたのピニスちゃん。あ、一緒におそば食べてく?」
〜Bに続くw〜
624 :それも名無しだ :2008/04/19(土) 08:50:40 g+ffEC1D
本当に遅筆でごめんなさい
625 :それも名無しだ :2008/04/19(土) 09:26:39 XZ0jp8z+
>>623
ちょwそういうことかwまさか続編だったとはww
つーか、コロちゃん呼ばわりとは実に可哀相なフェルナンド…
639 :それも名無しだ :2008/04/20(日) 12:05:23 kjr0aLXK
>618
店内に飾られている
ティス,フェルナンド,アクセル,ミィ,アラドの写真が見えた
631 :そしてBからCへと。前編 :2008/04/20(日) 01:25:18 Vh4z7Ha/
流石に寝ないと仕事に師匠が出るので。
〜採石場〜
パラパラブスブス…
ラウル「く、くぅ…、撃沈(お)とされた… コクピットハッチが…」
メリメリ、ベキンッ!
ラウル「う…!?」
コウタ『…生きてるか、おい』
ラウル「………」
コウタ『ほれ、掴まれ』
すっ。
ラウル「………」
がし、ぐっ。
コウタ「よっ、と。あちち、まだ装甲が熱もってんな、ちょっと離れようぜ」 ← 変身解除
ラウル「…しかし、見事に壊してくれたな、おい…」
コウタ「まあな。はっ、ちょっとだけせいせいしたぜ」
ラウル「〜っ!! お前っ!! やっていいことと悪いことがあるだろうがっ!! ふざけんなっ!!」
コウタ「まぁ、これで水に流そうじゃねえか… 実は、あんたに頼みがあってな…」
ラウル「くっ、いいかげんにしろっ!! お前っ! どこまで身勝手なことをっ!!」
コウタ「…んだよ、ムカついてんなら殴れよ」
ラウル「〜〜〜ッ!!!」
バキィッ!!
コウタ「…ッ、いいもん持ってんじゃねえか、オラァッ!!」 ドスッ!
ラウル「ッ!? ぐ、なんだとこの野郎っ!!」 ガスッ!
コウタ「ケッ、てやんでぇっ!!」 バキッ!!
ラウル「痛っ!? こ、このぉっ!!」 ガシッ!
コウタ「ハッ! ラウンド2だこの野郎がぁっ!!」
ラウル「なんだとっ!? 上等だぁっ!!!」
ガキッ、ボコッ、ガスッ、バキッ、ドタン、バタンッ。
………
632 :そしてBからCへと。前編 :2008/04/20(日) 01:25:55 Vh4z7Ha/
コウタ「ケッ、全く。ケンカ慣れしてねえくせに向かってくんじゃねえよ」 さすりさすり…
ラウル「う、うるさい… エクサ… ランスは、俺たちの大事な… く、くそ、アゴが… 痛い…」
コウタ「…そりゃぁ俺だって、手加減しなかったのは悪かったと思うけどよ…」
ラウル「…人の、話ぐらい聞けよ、お前… はぁ、う…」
コウタ「…悪かった」
ラウル「………っ」
コウタ「…俺、ダメなんだわ」
ラウル「…いてて、何がダメなんだよ。はっ、頭か?」
コウタ「…ああ、そうかもしれねえ」
ラウル「…え? い、いや。今のは冗談のつもりだったんだが…」
コウタ「いや、正直頭が悪いってえのは産まれたときから知ってっけどよ。これでも一応、無い頭振り絞って考えたんだわ」
ラウル「…コウタ? ど、どうした… う、痛た…」
ごんっ。
ラウル「…えっ!?」
コウタ「…頼む。吾妻吼太、一世一代一生涯の頼みだ…」
ラウル「お、おい、いいからやめろよ。土下座なんてそんな…」
コウタ「…俺はあんたみたいに人に優しくなんて出来ねえし、器用でもねえ。甲斐性なんてわかんねえし、人の上に立つ人間でもねえ」
ラウル「…え?」
コウタ「でもアンタは、男の俺から見ても本当に優しい、いいヤツだ…。多分そんな所に、あのクソジャリも惹かれたんだと思う…」
ラウル「お、おい…」
コウタ「…正直、わけのわかんねえ感情で腸がどうにかなっちまいそうだが、あ、アイツがそれを望むんなら、俺は、俺は…!」
ラウル「コウタ? 聞こえてるか? 俺の話をだな」
コウタ「くっ、ラウル、いや、ラウルさんっ!! 頼む!」
ずごんっ。 ← 地面に頭がめりこむぐらいの、『男頼み』
コウタ「頼む…! どうかアイツを、アイツを俺の分までぇっ!! 幸せにしてやってくれぇっ!!」 ババーンッ!!
ラウル「だぁから人の話を聞けっていってんだぁーっ!!!」 ウガーッ!!!
633 :そしてBからCへと。前編 :2008/04/20(日) 01:26:45 Vh4z7Ha/
コウタ「ダメか!? 俺の頼みじゃダメなのかぁ!? アイツがそれを望んでるなら、俺はあんたに全てを託してだなっ!」
ラウル「カッコよくない! 言ってることはそれなりだけどよーく考えろっ! 今お前すんごくカッコよくないぞ!」
コウタ「体裁なんて関係あるかっ! お、俺は、アイツがニコニコ笑って暮らしていけるんなら、そ、それでっ! く、くぅぅっ…!」
ラウル「あ、あー、だ、大丈夫だ、大丈夫だぞコウタ? あの子はそんな過ちな子じゃないぞー、いいから人の話を最初っから聞こうか?」
ぴりりりりーっ!
コウタ「!?」
ラウル「!!」
???「はいはーい。過ちだらけの人情話はそこまでー」 パンパンパン
???(…やばい、コウタさんにちょっとウルってきちゃった…;)
コウタ「だ、誰だ!? 修羅兵か!? …って、おい」
ラウル「…何やってんだ。フィオナにラリアー」
フィオナ「ん? 違うよ? あたし今流行のメイドガイ」
ラリアー「…じゃ、じゃあ僕、ル、ルルーシュ?」
ラウル「…面被ってたら正体隠し通せると思うなよお前達」
コウタ「…つうかなんで顔隠してんだ?」
フィオナ「んー、雰囲気?」
ラリアー「す、すいません。なんかフィオナさんに無理矢理誘われて」
コウタ「…まあそれはいいんだ、つうか頼むぜラウルさんよ、どうかあいつを幸せに…」
フィオナ「はいコウタ君、麻酔銃でお休みの時間ー」 パンッ。
コウタ「バーロー!?」 フラフラフラ… パタリ。
ラウル「コウタ!?」
ラリアー「ら、ラウルさん、ごめんなさい!」 パンッ。
コウタ「ぐぁ!? き、きたー…」 フラフラフラ… パタリ。
ラリアー「よいしょ、っと」 ひょいっ。
フィオナ「じゃあラリアー、お願いね? よーし、じゃあ最終ステージに運ぶわよー!」
ラリアー「…フィオナさん、あの、本当に、これでいいんですか?」
フィオナ「あー、いいのいいの。全く、お兄ちゃんってのは、一番世話がかかる人種なんだから…」
2人「んごー、んぐぉー、すぴー…」
ラリアー(…本当にこれでうまくいくのかなぁ;)
師匠が出るので少し寝るw
635 :中編 :2008/04/20(日) 09:00:04 Vh4z7Ha/
〜学校〜
ちゅどーん。
デスピニス「はぁ、はぁ、ティスのおバカ…! 許さないんだから、絶対わーんって泣かしてあげるんだからぁっ!」
ティス「ぜ、ぜぇー、ぜぇー、や、やれるもんならやってみなっ! あたいがそう簡単にわんわん泣くと思ったら大間違いだぁ!」
デスピニス「くっ、このぉっ!」 シュバッ!
ティス「ていいやぁーっ!!」 スタッ!
ガシーンッ! ←空中でキックが交差
カッ!
デスピニス「きゃぁぁっ!」
ティス「あうぅっ!?」
ずずぅぅぅんっ ← 体育館の天井がひしゃげた音
デスピニス「う、うううっ…」
ティス「あ痛たた… こ、このぉっ!」 ヨロッ…
ヤンロン「くっ! いい加減にしないか貴様らぁーっ!!」
デスピニス「! コロちゃん! お願いっ!」 シュバッ!
フェルナンド「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY! ちくわ!」 パクッ!
ヤンロン「また貴様かぁーっ!! 許さんっ!!」 シュバッ!
フェルナンド「ハッ! 今日こそ今までのケリをつけてくれるわっ!!」 モグモグ…ババッ!
ガシーンッ! ← 学校の狗とかませ犬が空中でキックを交差させた音
ショウコ「ああ、どんどん収拾がつかなくなってきてる;」
アリオン「ハハ、自由だねぇ♪」
ラージ(…そろそろですかね)カシャカシャカシャッ
デスピニス「はぁ、はぁ、はぁ… う、うううっ、うううううッ…!」
ティス「へぇ、ふぅ、で、デスピニスがあたいに勝てるわけな、ないんだから、もうあき、あきらめなよ…」
デスピニス「う、うるさいっ! ティスのくせに、ティスのくせにぃっ!」
ティス「くぅぅっ! 頑固者めぇっ!」
636 :中編 :2008/04/20(日) 09:00:32 Vh4z7Ha/
ぴりりりりーっ!
ティス「!!」
デスピニス「!?」
???「はいはーい。過ちっ子たちそこまでー」 パンパンパン
???「ああ…学校が大変なことに;」
ティス「あ! メイドガイにギアスの人!!」
デスピニス「…フィオナさんに、ラリアー?」
ティス「え? 違うよ、メイドガイにギアスの人だよ」
フィオナ「ふふ、女だけどねー」 キラーン☆
ラリアー「ふ、二人とも、もうケンカはやめてよ、こんなの過ちだよ!」
デスピニス「ラリアーは黙ってて! ティスだけは、ティスだけは…!」
ティス「そーだ! どっちがお姉さんかここでハッキリさせるんだ! ジャマすんな末っ子!」
ラリアー「え、そうなの!?」 ガーンッ
デスピニス「! 隙ありッ!」 ブンッ
ティス「甘いよッ!」 ガッ
デスピニス「くっ、このぉっ… あうっ!?」 ヨロッ…
ティス「チャンス! くらえ必殺!」
フィオナ「今よ! ラリアーッ!」
ラリアー「え?」
アリオン「ここだな! 自由参上!」 シュバッ、ガシィッ!
ラリアー「え、え!? あれ本当にやるんですかぁ!?」
アリオン「自由に行くぜ! ラリアー式、コーリスモスーッ!!」
ティス「コーリスモスーッ!!」 ギュゥーンッ
ラリアー「う、うわぁーっ!!」 ギュゥーンッ
デスピニス「え、ええっ!? 二人同時に!?」
ラリアー「クッ、ティス! これ被って!」 ガボッ
ティス「わぷっ!」 ズボッ
ゴチーンッ
キャァーッ
637 :中編 :2008/04/20(日) 09:01:02 Vh4z7Ha/
ティス「う、あ、あいたたた…; 何するんだラリアーッ! ヘルメットで前が見えなくなって学校にぶつかったじゃないかぁっ!」
ラリアー?「ほ、ほぇほぇー…」 フラフラクラクラ
ティス「あ、いた! とりあえず一発殴らせろーっ!」
ラリアー?「あ、あうう、頭痛い…」
フィオナ「よっし! 作戦成功っ! ラリアーこっちに!」
デスピニス?「う、うううっ、頭が割れるように痛いです…;」 シクシクメソメソ…
ティス「…あれ?」
ラリアー?「う、うう… あれ、私… あれ?」
ティス「え、え? どゆこと?」
フィオナ「うふふ、今、デスピニスとラリアーの中身を入れ替えることに成功したのよ。そして貴方達は」 パチーンッ
アリオン「悪いなマイハニー達、しばらくの間、おとなしくしてもらうぜ?」
ガシャーンッ! ガシャーンッ!
ティス「わ! な、何これ、檻!? 出せーっ!!」
デスピニスinラリアー改め、ラリピニス「な、何するんですか! フィオナさん! 自由さん!」
ラリアーinデスピニス改め、ピニアー「ご、ごめんねデスピニス。ちょっとだけそこで見ててね。れ、練習の成果を見せるから」
フィオナ「さーて、貴方達には少々説教代わりの見世物をご覧にいただこうかなーって思ってね♪」
ティス「見世物!?」
ラリピニス「せ、説教…!?」
フィオナ「そう! 名付けて、『フィオナ御姉様の、ドキドキ(はぁと)正しい恋愛意思疎通講座』!」 ババーンッ!!
ティス「れ、恋愛?」
ラリピニス「意思、疎通?」
フィオナ「んふふー♪ それは始まってからのお・た・の・し・み♪」
ラージ「ささ、ショウコさん、こちらにどうぞ」 つ 座布団
ショウコ「あ、うん。ありがと」
〜変なテンションのまま、後編(多分深夜)へ続く〜
647 :後編その1 1/4 :2008/04/21(月) 11:31:36 9J67MJtb
ラージ「モニター持ってきました」 ガラガラガラ…
フィオナ「ご苦労様ー。ピニス、いい? あなたに足りないのはズバリ、勇気!」
ラリピニス「ゆ、勇気…?」
ティス「勇気って、光になれーとかの?」
フィオナ「お兄ちゃんがそっち方面にぽやーっとしてるからって、今の環境に甘えてちゃダメなのよ?」
ラリピニス「…う」
フィオナ「ミズホっていう最大のライバルもいるんだしね。さ、フィオナ御姉様が実技でたっぷり教えてあげるからね♪」
ラリピニス「い、いったいなにをするんですか?」
ラージ「はいポップコーンどうぞ。モニターに注目してください」
ティス「?」
〜モニターの映像〜
ラウル「う、うう…」
ピニアー「ラウルさん… 起きてください、ラウルさん…」
ラウル「…う、あれ… ここは…? あれ、ピニス…?」
ピニアー「ラウルさん、大丈夫ですか?」
ラウル「あれ、俺、確か… 痛…ッ! あ、頭がぽやーってする…」
ピニアー「大丈夫ですよ、わたくしが傍にいますから…」
ラウル「う? あ…」
みしぃっ! ← 檻の鉄格子が藁のように握りつぶされた音
ラリピニス「な、なっ…!!?」 ワナワナワナ… ← 無意識で握りつぶしちゃった人
ティス「ひ、ひざまくらっ!!?」 ポリポリ…
フィオナ「目覚めはひざまくら〜♪」 ニヤニヤ
ラウル「あ、悪い! す、すぐ退くから!」
ピニアー「いえ、わたくしは平気です。それに…」 すっ
ラウル「あ、う…;」
ピニアー「ラウルさんの寝顔、可愛かったですよ? ふふッ///」 さすりさすり
ラウル「ぴ、ピニス?」
ピニアー「ラウルさん、もう少しだけ、このままでもいいですか?」
ラウル「あ…いや、その… あ、足とか痺れるだろ?」
ピニアー「ふふっ、構いません。ラウルさんのためなら…」
ラウル「あ…」
648 :後編その1 2/4 :2008/04/21(月) 11:32:13 9J67MJtb
ラリピニス「や、ややややめてくださいっ! わ、私そんな、あ、過ちなぁっ!」
フィオナ「大丈夫よピニス、中身はラリアーなんだし。元に戻ったらあなたがこれをやればいいのよ?」
ティス「…おお、ラウルの顔が真っ赤になってる、凄ー」 ポリポリ…
ラリピニス「あ、あああ、そんなぁ!」
すっ。
ラウル「…あの、耳掃除ぐらい自分で出来るから、わざわざやってもらわなくても;」
ピニアー「ラウルさん、わたくしがラウルさんのためにしてあげたいんです。お願いします、ね?」 ニコッ
ラウル「…あ、ああ」 ドキドキ…
ピニアー「いい天気ですね…」 ホジホジ
ラウル「え? あれ、今何時ぐらいだ…? 確か夕方」
ちゅんちゅん、ちちちちち…
さわさわさわ…
ラウル「…あれ、今、お昼?」
ピニアー「ラウルさん、平和ですね…」
ラウル「…え? あ、ああ、そう、だな…」
フィオナ「うふふ、演出バッチリ♪」
ラリピニス「………」
ティス「…いちゃいちゃしてる。わー、ショウコとフォルカみたいだ」 ポリポリ。
ショウコ「………」 ポリポリ。
ラウル「………」(何だろう、なぜか落ち着く…)
ピニアー「…ラウルさん」
ラウル「…ん?」
ピニアー「わたくし… ラウルさんのお傍にいても、いいですか?」
ラウル「…ああ、勿論だ。お前もラリアーも、俺の大切な家族だ」
ピニアー「…ふふ、嬉しいです。本当に…」
649 :後編その1 3/4 :2008/04/21(月) 11:33:02 9J67MJtb
ラウル「…言い忘れてたけど、さ。ピニス」
ピニアー「はい?」
ラウル「俺は、デュミナスからお前たちを預かった、いわば親代わりだ」
ピニアー「…はい」
ラウル「そりゃ、俺もまだヒヨッコだし、父親面できるほど人間も出来ていないと思う。…正直、威厳が無いし」
ピニアー「…そんなことはないです。ラウルさんはすばらしい人です。僕は本当に尊敬してます」
ラウル「…はは、お世辞でも嬉しいよ」
ピニアー「(…あ、いけない!) わ、わたくしは、ラウルさんのためなら身を粉にしてでもお支えしますから」
ラウル「…それ、ちょっと寂しいんだよな」
ピニアー「…え?」
ラウル「いや、ラリアーもそうだけど、何もかんも一生懸命過ぎでさ。体壊すんじゃないかってぐらいに」
ピニアー「そ、そんなことは」
ラウル「もっと、俺に甘えてきてほしいんだ。悩み事とか、相談ごととか、お金のことだっていい。
お前たちが俺たちの力になりたいって言ってくれるのと一緒で、俺も、お前たちの力になってやりたいんだ。
俺たちは家族なんだ。だから、親父代わりの俺には、包み隠さず甘えてきてくれ。遠慮なんてするな」
ピニアー「…!!」
ラリピニス「…!!」
フィオナ「…お兄ちゃん、クサいなぁ」 ホロッ…。
ラリピニス「らうる、さん…」
ティス「…こういうとこだけはしっかりしてるんだなぁ、ラウルって。ポップコーンお代わりー」
ラージ「はい」 スッ。
ティス「…? メガネー、このポップコーンしけってない?」
ラージ「気のせいです。塩味が効いてますよ。多分」
ラウル「さ、もういいよ。ありがとうなピニス。心なしか耳の聞こえがよくなったよ」
ピニアー「え、あ、は、はい。どういたしまして」
ラウル「…あれ? 俺何しようとしてたんだっけ、えっと、確か…」
ピニアー「…!」
ラウル「…あ、そうだ。確かラリアーに」
ピニアー「ご、ごめんなさいっ!」 パンッ
ラウル「ぐはっ」 プスッ
フラフラフラ…パタリッ
650 :後編その1 4/4 :2008/04/21(月) 11:33:32 9J67MJtb
ラリピニス「ラウルさんっ!? ラ、ラリアーッ! 何したの!?」
フィオナ「…眠らせただけよ。あー、予定してたアレとかコレとかいっぱいあったんだけど、ま、いいか」
ラリピニス「こ、ここから出してくださいっ! 私を元に戻してくださいっ!」
フィオナ「ピニス、わかった?」
ラリピニス「な、何がですか!」
フィオナ「ラリアーがあなたに扮して、勇気を出してお兄ちゃんにぶつかったから、お兄ちゃんも本音を言ったのよ?」
ラリピニス「…え?」
フィオナ「ここから出すのは簡単。元にも戻すわ。でも、ラリアーみたいに、ちゃんとお兄ちゃんに勇気を出して言えるのかしら?」
ラリピニス「そ、それは…」
フィオナ「言っていいのよ? 傍にいたいって。甘えたいって。お兄ちゃんが望んでるんだし、あなたが遠慮する必要なんてないの」
ラリピニス「…!!」
フィオナ「できるわね? ラリアーだってできたんだし、あなたも出来るわよね?」
ラリピニス「で、でも、ミズホさんが…」
フィオナ「ピニスッ!」 わしっ。
ラリピニス「うっ!」
フィオナ「ミズホはあなたのライバルなのよ! ライバルに対して遠慮するなんてミズホに対する侮辱以外の何モノでもないわ!」
ラリピニス「!!」
フィオナ「いいじゃない、恋敵がいる恋愛なんて羨ましい限りなんだから。ミズホなんてこてんぱんにやっつけちゃいなさい♪」
ラリピニス「…ライバル… ミズホさんはライバル… 恋…敵・・・」
フィオナ「いい? あなたはもう出来るはずよ。実際どうすればいいか見たんだし、ね?」
ラリピニス「…あ、は、はい…」
フィオナ「ほら遠慮してる! 声が小さい! 返事は大きく!」
ラリピニス「は、はい!」
フィオナ「もいっちょー!」
ラリピニス「はいっ!!」
フィオナ「………」 じっ。
ラリピニス「……!」 じいっ。
フィオナ「ふふっ、はい、合格♪ 自由さーん」
アリオン「よっ、と。頑張れよマイハニー?」 ガシャンッ。
ラリピニス「…はい。御姉様、私、頑張ります…! ラリアーッ!」 タタタタタッ
ティス「おー、やる気出してる。デスピニスが勇気に満ち溢れてる;」
ショウコ「…いろいろ言いたいことっつうかツッコミたいとこはあるけど、ま、いいか;」
ピニアー「…ふう、今もどりま」
ラリピニス「……!!」
ピニアー「え?」
ゴチーン
キャアーッ
651 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:13:03 9J67MJtb
デスピニス「………」 プスプスプス…
ラリアー「………」 プスプスプス…
フィオナ「…ま、まあ、あそこで煙りだして気絶してる二人は置いといて、次はティスちゃんね?」
ティス「!!」 バッ!
フィオナ「…何してんの?」
ティス「頭隠してんの! つうかラリアーはもう気絶しちゃったからフィオナの作戦は通用しないんだからね! やーいざまみーっ!」
フィオナ「…うふふ」 ニタリ
ティス「な、何? そのニヤニヤ笑い:」
フィオナ「ティスちゃん、あなたに足りないもの、教えてあげよっか?」
ティス「な、何!? 色気か? うっふんぢからか?!」
ショウコ「あ、自覚あるんだ」
フィオナ「今教えてあげるからねー♪ うふふふふ…」 スタスタスタ
ティス「あ、コラーッ! どこ行くんだーっ!」 ユサユサ
アリオン「おいおい、あんまり檻揺らさないでくれよ?」
ティス「上に座るな自由がぁーっ! くそ、こんな檻引きちぎって…」
ラージ「まあまあ、はい、オレンジジュースどうぞ」
ティス「あ、サンキュー」
ショウコ「あ、どうも」
パッ。
ティス「!! コウタ!!」
ショウコ「あ、お兄ちゃんも寝てる」
コウタ「ん、うお… 頭痛え…」
フィオナ「コウタ君、気分はどう?」
コウタ「あ… ああ!? な、何しやがったテメエッ!!」
フィオナ「はいコーヒー。ブラックでいい?」
コウタ「ざけんなっ! つうかイキナリ銃ぶっ放しやがって! 何のつもりだぁっ!」
フィオナ「まーまー、いいからほら、コーヒーどうぞ」
コウタ「…まさか、毒入りなんじゃねえだろうな」
フィオナ「信用ないなぁ、砂糖がいるなら言ってね?」
コウタ「ケッ、いらねえよ。飲めばいいんだろ飲めばっ!」 んぐんぐっ。
フィオナ「あらら、熱いから気をつけてね」
コウタ「…ぐ、苦えっ、つ、つうかラウルはどこだ!? まだ話は終わってねえぞ!?」
フィオナ「コウタ君」
コウタ「っ! なんだよっ!」
フィオナ「コウタ君ってさ、本当にロリコンなの?」
………
コウタ「…は?」
652 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:13:31 9J67MJtb
ティス「…は?」
ショウコ「…へ?」
ラージ「ええ。間違いなく」
シュウ「ククク、そうですね」
アリオン「自由にロリコンだな」
コウタ「な、何て言った今…」
フィオナ「ん? いや、だからロリコンなの? 本当に」
コウタ「あ゛あ!? ん、んなわけねぇだろうがっ!! ざけんなぁっ!!」
フィオナ「いや、だってティスちゃんのおしりばっかり追いかけてるし」
コウタ「誰がいつそんなことやったかぁあっ!!!」 ウガァーッ!!!
ティス「…そ、そーだよ? コウタはロリコンじゃん。あとシスコンだよ? 変態二冠王だよ。ダメ人間だよ」
ショウコ「…そ、そう、なのかもしれないけど、面と向かって肯定されると、身内としては、ねえ…;」
ラージ「まあまあ。特殊な性癖は誰にでもありますから」
ティス「せ、せーへきとか言うなっ!! キモいんだよメガネッ!!」
ラージ「失礼」 キラーン☆
コウタ「だ、だいたい、そんなのあんたに関係ねえだろうがっ!」
フィオナ「え、肯定するの? ロリコンだって」
コウタ「違うって言ってるだろうがっ! 大体俺が何で、あ、あんなクソジャリなんかを…っ!!」
フィオナ「否定するの?」
コウタ「ああ! 俺は、ろ、ロリコンなんかじゃねえっ!!」
ティス「……ッ」 ムカッ
ショウコ(…あ、イラついてる)
フィオナ「…んふふー♪」 ニヤリ
コウタ「ん、んだよ、気持ち悪い笑い方すんなっ!」 ゾクリ
フィオナ「やー、大丈夫。御姉様は全てお見通しだよコウタ君」 ポンポン
コウタ「あ、ああ…!?」
フィオナ「コウタ君はロリコンなんかじゃないよね? そんな過ちな子じゃないもんねー♪」
コウタ「あ、ああ! ったりめえだっ!」
653 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:14:12 9J67MJtb
フィオナ「つまり、コウタ君はロリコンだからティスちゃんを気にしてるんじゃなくってー」
わしっ。 ← コウタの手を取った音
コウタ「…あ?」
フィオナ「コウタ君は、実はー」
むにっ。
コウタ「なっ———!!」
ティス「!!!!!」
ショウコ「!!?」
フィオナ「…コウタ君は、貧乳好き、なんだよねー?」 ニヤニヤ
フィオナ(ティスちゃんに足りないもの。まあ色気も勿論そうだけどね)
———πタッチ、それは勇気の証———
ツグミ(そう、あの子に足りないもの。それは)
———πタッチ、それは男の夢———
二人(想い人を奪われるかもしれないという、『危機感』!!) ニヤニヤニヤニヤ
———これは、前途ある少年が男へと成長した、勇者の物語である———
654 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:14:50 9J67MJtb
コウタ「あ、あ、ああ………」 ワナワナダラダラ ← 滝のような汗
フィオナ「ほら、念願かなったでしょ? どう?」 ニヤニヤ
コウタ「っちょ、や、やめろっ! な、何をする!?」 バッ!
フィオナ「ね? 無いといっても実際やわらかいもんでしょ? よかったねーコウタ君」
コウタ「ざ、ざざざざけんなぁっ! あ、あんた、こんなことして恥ずかしくねえのかよっ!!」
フィオナ「…恥ずかしいに決まってるじゃない…」
コウタ「…え?」
フィオナ「…平気なわけないでしょ。胸触られて平気なわけ…」 しなっ。
コウタ「ちょ、え、お、おい、あ、あれ?」
フィオナ「…でも、コウタ君になら、別に…」
コウタ「〜〜ッ!?」 ボンッ!!
ラージ「うむ。茹蛸のいっちょあがりですね…#」 ← ?
ショウコ「…お、お兄ちゃん…」 ← もうなんか恥ずかしくて画面を直視できない人
ティス「………」
シュウ「ククク… いやはや、実に単純な男ですね」 ニヤニヤ
ショウコ「…っていうか、あなたいつからそこに?」
シュウ「それは秘密です」
フィオナ「大丈夫だよコウタ君。貧乳好きなんて性癖、別に珍しいことじゃないから」
コウタ「ち、ちちち違うっ! お、俺はっ! こ、こここれは事故だっ!」
フィオナ「おーい、顔に出てるぞー」 ニヤニヤ
コウタ「ざ、ざけんなぁっ!!」
フィオナ「…まだ手に感触残ってる?」
コウタ「ん、んなわけ…」
(むにっ)
コウタ「ぐはぁっ!!」 ブシッ
フィオナ「わ、鼻血」
655 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:15:15 9J67MJtb
ショウコ「…お兄ちゃん、なんかもうショウコ見てらんない、情けないよ…」 ← 帰り支度始めた人
シュウ「ククク… 理解されましたか?」
ツグミ「チャオー♪ ティスちゃーん、あなたに足りないもの、わかった?」
ティス「………」
ツグミ「それは危機感。コウタくんだって男の子なんだし、もっと積極的に繋ぎ止めとかないと、誰かに横から奪われるかもよ?」
ティス「………」
シュウ「まあ、それはそれで私的には実に面白いんですがね…」
ツグミ「まーまー、これを機に、もう少しコウタくんに素直になってから」
ティス「…信じてたのに」
ツグミ「え?」
めきぃっ
ティス「信じてたのに…」
アリオン「お、おいおい、どうしたマイハニー?」
ティス「信じて、たのに…」
656 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:15:36 9J67MJtb
〜かなり昔、ティスの回想〜
ティス「じぃー…」
ショウコ「…? どうしたのティス、制服に何かついてる?」
ティス「…なんでショウコの胸ってそんなにデカいの?」
ショウコ「! コ、コラ、変なとこ見るんじゃありません」 ぽかっ。
ティス「う、だ、だって変だよ! あたいのとぜんぜん違う!」
ショウコ「あ、あたしだって元からこうだったわけじゃないよ? ただ、いつの間にか…ゴニョゴニョ」
ティス「せんせいっ! ひけつを!」
ショウコ「は?」
ティス「あたいもおっきくなりたいっ! 教えて! せんせーっ!」
ショウコ「え、え? い、いやー、教えろって言われても、ショウコ困るんだけど;」
ティス「だって、バカコウタはショウコにべったりだもん!」
ショウコ「…お兄ちゃんとショウコの胸と、どういう関係があるのティス」
ティス「いいから教えれーっ! ひけつー! ひけつー!」
ショウコ「う、うーん… そ、そうだな、ぎゅ、牛乳とか飲めばいいんじゃない?」
ティス「牛乳! それでいいの!? わー、楽勝!」 ガチャッ、んぐんぐ。
ショウコ「コラ! ちゃんとコップについでから飲みなさい! きたないでしょ!」 ぽかっ。
ティス「だいじょうぶ! 全部飲むからっ! あたい牛乳大好きになった! ショウコ、今度からあたい専用の牛乳買って!」
ショウコ「も、もー、出費がかさむなぁ。あたし、余計なこと言っちゃったかなぁ;」
ティス(よし、これでバッチリ! しょーらいてきにあたいも色気たっぷりのすてきなレディーだ!)
〜回想終わり〜
657 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:16:09 9J67MJtb
ぐしゃべりばきんっ!!
アリオン「おわぁっ!? 対天級修羅用の拘束檻が!?」
ティス「ざけんな… ざっけんなぁぁあああっ!!!」
めきょぉっ!!!
アリオン「チッ、檻が!」 シュバッ
シュウ「クッ、予想通りブチ切れましたか」
ツグミ「大丈夫! そんなときのための、あなたでしょ?」
シュウ「…クク、まあ、そうですね」 パチーン
チカ「ネオグランゾンはっしーん!」
シュウ『ククク… まあまあ落ち着きなさい。あなたがこれからどうしたらいいかを話し合』
ぴゅんっ。
シュウ『…おや?』
ツグミ「無視!? 早!!」 ズガーン
ラージ「…まずいですね、撮影場としてお借りしてた演劇部の部室にまっしぐらですよ? 内緒にしてたのに」
ずだだだだだだだだっ!!
フィオナ「あーもう。鼻血出さなくてもいいじゃない。…女として、ちょっと悪い気はしないけど」
コウタ「ふぁ、ふぁめろ、近ふくな…」
バターンッ!!!
フィオナ「!!」
コウタ「!?」
ティス「〜〜〜ッ!!!」 ギロリッ!
658 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:16:47 9J67MJtb
フィオナ「あ、ヤバ;」
コウタ「クソジャリ!?」 ポンッ ← ティッシュが抜けた音
ティス「信じてたのに… 信じてたのにぃっ!!」
フィオナ「あ、あー、ティスちゃん? 落ち着いて? その、これはその、あなたたちのために、ね?」
コウタ「え、あ! ち、違うぞ!? その、この鼻血はその」
ティス「噴(ふん)ッ!!!」 ずどむっ
コウタ「ぐぉっ!?」 メリッ
フィオナ「うわ、痛そうなボディーブロー;」
ティス「信じてたのに、信じてたのにぃっ!!」 オラオラオラオラオラオラオラ
コウタ「ぐぁ、お、おちつけ、て、テメエっ! ぐはっ! ぐぅっ! 痛えっ!!?」 ズドドドドドドド
フィオナ「…じゃ、お邪魔しましたー」 コソコソ
ティス「あたい、努力してたのにっ! 言わずに努力してたのにぃっ!! バカ! バカバカバカバカッ!!」 オラオラオラオラオラオラオラオラ
コウタ「ぐ、はっ、お、やめっ、う…」 ズドドドドドド
ティス「コウタは お っ ぱ い 星 人 だって、信じてたのにぃぃいぃいいいっ!!」
コウタ「う…、げ……」 ガックリ
ティス「コウタの、ぶわぁかぁーーーーっ!!!!!」 オラァーッ!!!
がしゃーんっ。
どさっ。
………
659 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:17:16 9J67MJtb
カァー、カァー、カァー…
シュウ「ククク、祭り終わってなんとやら、ですね」 シャッ、シャッ、シャッ
ツグミ「本当。本来ならアイビスも呼んできてWひんぬーアタックとかさせるつもりだったんだけどねー」 トンテンカンテン
アリオン「しっかし、自由じゃないなぁ俺たち」 ペタペタヌリヌリ
ヤンロン「やかましい貴様ら。警察に引き渡さないだけありがたく思え。ほらフェルナンドとやら、次はあそこの修理だ」
フェルナンド「五月蝿いっ!! 俺に指図するなヤンロンッ! くそ、腹が減った…」
フィオナ「はー、デスピニスはうまくいったのになぁ;」
ラージ「まあ、仕方ないでしょう。僕は予想してましたけどね」
フィオナ「…これじゃ揉まれ損だよ、はぁー」
ラージ「いいではないですか。どうせ厚めのパットの上からですし」
ぴしっ。
フィオナ「…え? 何? 何で知ってるの?」
ラージ「…やはり。見ればわかります。さ、僕たちも後片付けに行きましょう」
フィオナ「あ! ちょ、ちょっと待って、違う、違うのよ? これ普通! 自前だから!」
ラージ「ペッ」
フィオナ「ツバ吐きやがった! こら、ラージィッ!!」 ガーンッ!
コウタ「………」 ← 「おれあ ろりこんでつ」の看板を頭に掛けられグラウンドの真ん中に埋められてる人
ティス「そこで首だけ出して埋まってろバーカ! ふんっ!」
ショウコ「…なんかよくわかんないんだけど、結局当初の目的ってなんだったの?」
ティス「コウタのバカへの制裁! こいつ本当に最低! 死ねばいいよ! ふんっ!」
ショウコ「…あ、そう;」
ティス「バカバカバカスケベ! 何がひんぬー好きだバーカ! 死ねばいいよ! どスケベ!!」
ショウコ(結局今回一番の被害者はお兄ちゃん、か…)
コウタ「………」
カァー、カァー、カァー…
660 :本当に最後 :2008/04/21(月) 15:17:40 9J67MJtb
〜そして後日談〜
冷蔵庫を、カチャッ。
ショウコ「…?」
ショウコ「ティスー」
ティス「何ー? あたい今ゲームで忙しいのー」 カチカチ
ショウコ「いや、ティス専用の牛乳が減ってないんだけど、どうしたの?」
ティス「………」 カチカチカチ…
ショウコ「…? ティス?」
ティス「…あたい、牛乳嫌い。それもういらないから、ショウコにあげる」
ショウコ「…あ、はいはい。そーですかそーですか」 ニヤニヤ
ティス「…ふんっ」 カチカチ…
〜END〜
661 :それも名無しだ :2008/04/21(月) 16:12:08 SArR+vuJ
あのネオ・グランゾンを無視だと!?
さすがティス!縮退砲(全盛期)を恐れていない!
662 :それも名無しだ :2008/04/21(月) 19:25:55 3J2UWwi5
後日談でやられたwww
長編ご苦労様。ついでだから頑張ったデスピニスの話も頼むw
いつの間にかスレ容量がやべえ
もう次スレの季節か
663 :それも名無しだ :2008/04/21(月) 19:51:24 zNTmnf+T
よかったよかったww でもコウタかわいそす
ひっくるめてGJ
664 :それも名無しだ :2008/04/21(月) 21:21:46 k8fYLTQM
>>647
わるこです
でも、唐突に「あなた好みに育ててね」というプレートを首から下げたティスがコウタに迫るという
大変過ちな映像が受信できてしまったので、ちょっとデュミさんにメタノイアくらってきます…
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
645 :それも名無しだ :2008/04/21(月) 02:01:25 Y4mtaIix
コウタ「ふあぁー…」
ティス「ふあー…おはよう…」
ラージ「おや?仲良くご起床ですね。昨日はお楽しみでしたか?」ニヤニヤ
コウタ・ティス「んな訳あるかー!!」
キサブロー「まったく…朝から元気な奴じゃわい」
フェルナンド「いいから黙って、飯を食え」もぐもぬ
フォルカ「…ラージ、おかわり」もぐもぐ
コウタ「ん?ところでショウコはどうしたんだ?」
ラージ「そういえばまだ起きていらしてませんね…」ぺたぺた
ティス「じゃあ、あたいが見てくるね」
—ショウコ部屋—
ティス「おーい、ショウコ?起きてる?」
ショウコ「うーん…ティス…ごめんね…もうちょっとしたら起きるから…(苦しそうな表情)」
ティス「ちょっとショウコ!どうしたの!?」
ショウコ「ちょっと具合が悪くて…特に頭が…痛たたた…」
ティス「待ってて!いまじいちゃん呼んで来るから!!」
—数時間後—
ショウコ「うーん…」
キサブロー「ショウコや、大丈夫か?」
ショウコ「おじいちゃん…ショウコは大丈夫…ちょっと休んだら治るから…」
キサブロー「なんにせよ、わしらに任せてゆっくり休養せいよ…」
ショウコ「うん…ありがとう…」
ガラッ
キサブロー「なんじゃ、コウタにフォルカ?こんな廊下に座り込んで?」
コウタ「………」
フォルカ「………」
キサブロー「心配せんでもええわい…医者に言わせれば寝ておれば治るという話しだそうじゃわい
それにコウタ…お前、学校はどうした?ティスと一緒に行ったんじゃなかったんか?」
コウタ「ショウコが大変だって時に、んなもん行ってられっか…」
ロア「コウタ…勉学をおろそかにするな…」
キサブロー「そうじゃぞコウタ、それにお前が学校に行かんでショウコが心配したらどうすんじゃ…」
コウタ「ぐっ…」
キサブロー「それじゃあわしは、近くで栄養のつくもの買うてくるからの。後は任せたぞい」
ロア「コウタ、ティスも待ってる。今からでも遅くは無い学校に行くぞ」
コウタ「わあったよ…」じっ…
フォルカ「…??」
コウタ「…………今日だけは…今日だけは特別に許してやる…ショウコの側に付いていてやってくれ」
フォルカ「ああ、わかった」
コウタ「そんかわし、もしショウコになんかあったら…てめえを消炭にしてやっからな…憶えとけよ」
—学校—
ティス「あっ馬鹿!!今までどこ行ってたのさ!?」
コウタ「ああ…ちょっと家に帰ってた…」
ティス「あんたが居たって何にも出来ないでしょうが!!家にはじいちゃんも一応、眼鏡も居るんだからさ」
コウタ「けどよ…あいつ昔っから自分が苦しくても、なかなか苦しいって言わねえからよ…」
ティス「はあ…そんなに心配ならあたいが、ずっと手を握っててあげようか?」
コウタ「馬鹿野朗!!病人は俺じゃねえよ!!」
ティス「ひどいシスコンは病気も一緒じゃん?」
コウタ「アホかーーーー!!」
ティス「あはは、元気でたね」
コウタ「うるせえ!」
ティス「あのさあ、ショウコのことが心配なのはあたいも一緒だからさ、
とりあえず今はショウコのために何が出来るか一緒に考えよ?」
コウタ「そうだな…とりあえず帰りになんか買って帰ってやっか」
ここまでは出た…だがもうアイデアが無い…
646 :それも名無しだ :2008/04/21(月) 08:12:25 GCQf9SLn
>>645
どっちかってーと、ショウコスレ向きかもな。
664 :それも名無しだ :2008/04/21(月) 21:21:46 k8fYLTQM
>>646すまんな、こっから
よし、あたいが家事をしよう→いや、無理だろ→実はちょっとずつ習っていたのだー→マジか…
→だが詰めが甘い、手伝ってやるよ→終了後二人とも疲れて仲良く居眠り
という流れを作る予定だったのだが…具体案が浮かばない
665 :それも名無しだ :2008/04/22(火) 00:30:49 wtvIX78L
>>664
>>646の続きの更に続きとして
夜中に目が覚めて水を飲みにフラフラと台所に向かうショウコ。
だが踏み入ると電気はつけっぱなしだわ炊事場に食器がぐちゃぐちゃだわ
洗濯物はなぜか一部破けてたり泥がついてたりTVは付けっぱなしの砂嵐だったりでさらに頭痛が増すが、
ふらふらしながら居間に行くと全員がおのおの雑魚寝でぐーすかやってるのを発見。
エプロンつけっぱなしで寝てるティスや、ちゃぶ台に突っ伏してすやすや寝てるフォルカを見て
怒るよりも先にほほえましい気持ちになるショウコ。
起きてきたキサブローと一緒に全員を布団に寝かしつけなおす作業を行う。
んで、「ショウコが倒れてたらこの家が無茶苦茶になっちゃうからね」と復活し、
翌朝から元気に台所に立つショウコ。
それを見て「俺の看病が良かったからだぜ」といきがるコウタをおもくそ蹴り飛ばすティス。
というのを繋げたいがどうだろうか。ダメですか。ですよねー。
666 :それも名無しだ :2008/04/22(火) 01:08:40 6KjnDIdh
>>664
実に微笑ましい内容じゃないですかw
是非とも読んでみたいものです。
>>665
悪くなんてなかとです!!
アズマ一家のそういうワンシーンは好きですよ。
コウティスを語る上でアズマ一家は切り離せない、かけがえのないものだと思うんだ。
669 :ごもみ :2008/04/22(火) 08:10:57 wtvIX78L
>>664 勝手にやってしまった。
【あなたごもみに そだててね】 ← 手持ちのホワイトボード
コウタ「…あ?」
ティス「………」 じぃっ…
コウタ「…何のつもりだクソジャリ;」
ティス「………」 カキカキ ←以下手書き
【コウタがわからない】
コウタ「ど、どういうこった! つうか喋れよテメエ!;」
【なんだ コウタはあれか ばかか】
コウタ「う、うっせぇ! イライラするからやめろソレ!」
【いらつくはこちだ こたえれ】
コウタ「答えるって、な、何をだよ;」
【ごもみ】
コウタ「…あ? ごもみって何だよごもみって」
ティス「………っ」 …カキカキ、スッ
【おぱい】
コウタ「!?」
【おきいのかちさいのか】
コウタ「ん、んなのどっちでもいいだろバカ、知るか!」
【じぶんもわからんか おろかめ】
コウタ「テ、テメエッ!」
【よおかんがえ コウタのごもみが ちきゅのあすをさゆうするかもわからん】
コウタ「そ、そんなの、どっちでもいいだろ!」
ティス「…!!」 ゲシゲシゲシッ!
コウタ「痛えっ?! む、無言で蹴るなっ!! 怖えんだよっ!!」
【こたえんと ころす】
コウタ「…ッ;」 ゾクリ
ティス「………」 ギロリ
コウタ「…あ、あの、だな;」
ティス「………」 じぃっ…
コウタ「…そ、その、普通、ぐらいでいいんじゃねえか?」
ティス「………」
コウタ「お、大きすぎず、小さすぎず、だな、それなりで…っつうか…その…」 かぁぁ…///
【コウタ はきはきしろ】
コウタ「つ、つうか大きさなんてどうでもいいぞ俺は。む、胸なんてべつに…」 ゴニョゴニョ…///
ティス「………」 カキカキ…
【コウタは はんぱものだな】
コウタ「あ゛あ゛ぁ!!?」 カチーン
ショウコ「ん、どうだったティス?」
ティス「…牛乳飲んでもいいみたい。んー、ショウコ、200mlだけちょうだい」 ポリポリ…
ショウコ「はいはい」 クスクス♪
670 :それも名無しだ :2008/04/22(火) 14:12:32 Txsw387l
>>669
コウタの好みで地球の明日は大きく左右されます
まるで左右のおっぱいのように
つうか【コウタがわからない】が秀逸
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
705 :それも名無しだ :2008/04/25(金) 19:14:06 tGqQZuqs
うめ
706 :それも名無しだ :2008/04/25(金) 23:43:23 tGqQZuqs
うめうめうめうめうめ
707 :それも名無しだ :2008/04/25(金) 23:55:15 OfK93+LL
コウタはティスの嫁
708 :それも名無しだ :2008/04/26(土) 00:30:38 cChBpy5V
>>707
逆だろw
710 :それも名無しだ :2008/04/26(土) 19:36:56 PG64xTwU
埋めて埋めて埋めまくれ
712 :それも名無しだ :2008/04/26(土) 23:17:56 LmZmOR24
次スレでもあたい達の事よろしくね♪
コウタVSティス4
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1208878298/
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