2008年02月05日
 ■  ミズホさんは貴重な萌え整備士ですよ

スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その210
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1201434376/l50



1 :ウェントス@もふもふいっぱい。 :2008/01/27(日) 20:46:16 d4jo9XbZ
・スパロボのオリジナルキャラクター達に萌えるスレです。
・萌え&燃え ←最重要
・タイトルは「OG」ですが、スパロボ・コンパチオリジナル全般大歓迎。
・板違い、スレ違いの継続状態化は避けましょう。その話をしたいなら該当スレに。
・あからさまに他人の不快感を煽るようなネタ、話題は極力避けてください。
・次スレは>>950が立てる、立てられない場合はそれ以降の人で随時対応してください。
・このスレの補正と他スレの補正の相違をよく考えて、尊重しつつ書き込みましょう。


■お知らせ■
・スーパーロボット大戦OG外伝ネタは解禁いたしました。

■これが勝利の鍵だ!■
つ【闘鬼転生】

■スレ設定BGM■
つ【ザ・グレイトバトル】



4 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 20:49:25 hX4OPhca
俺の>>1乙にお前が泣いた!



9 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:05:28 YzSCVDpO
>>1
ビルガー!キャスト乙!



10 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:07:35 xPysilez
お茶どうぞ




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




17 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:36:58 rLTPz+9V
成立分だけ。

990 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/27(日) 21:33:36 ID:qWUaPkjs
>>990なら

ラウルとデスピニス
アラドとオウカ

の二組が結婚

991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/27(日) 21:33:46 ID:Tw0hHSLG
>>991なら
機体が刀剣になる サイズも人間用に

998 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/27(日) 21:34:37 ID:rLTPz+9V
>>998ならアルヴァンとアルティスの精神入れ替わり


……今回結構少ないですな。あと>>990、ゼオラがオクスタンライフル向けてますぜい。



18 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:38:19 JpOTzcog
アルとアルの精神が入れ替わるのか……
アルはともかく、アルの方がけっこう大変なことになりそうだな



20 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:40:02 hX4OPhca
>>18
アルの外見でアルみたいな事したらまたカルビ姐さんが暴れそうだな
使命の為なら私情を殺せるあたりアルもアルと同じなんだろうけど



19 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:38:28 VJfQQJv9
お、抜けてたのね。

しかし・・・・>>991は中二病ちっくな・・


21 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:40:03 q8ubsRzp
トウマ「大雷鳳が剣に・・・ずいぶん派手だな。稲妻の形がそのまんまとは」
スレイ「ベガリオンの剣・・・赤錆のような赤・・・しかし錆びてはいない。フッ、錆びても強いという奴か」
テニア「うわ・・・四つの機体が集まっただけあって派手だね、こりゃ」
統夜「つか、引き出物の熊手かよ、これ・・・」



25 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:42:03 SkbzcNun
つまり、成立したネタだとこうなるのか?

アルト→パイルバンカーみたいに刺突特化型剣

ヴァイス→遠距離攻撃可能。ただし鍔競り合いは不可なぐらい脆い。

みたいになるんだろか。



27 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:43:40 3uTnDmvN
つまりダイゼンガーはダイゼンガーが消えて斬艦刀だけが残るという事ですな



29 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:46:16 cFZD+5Mi
前スレ991見てワルサーP38に変形するメガトロン様思い出した。
何かR-GUNはビームサーベルっぽいものに変形しそう。

サフィーネINウィーゾル改「さあ、可愛がってあげるわ仔猫ちゃん。」
(触手に絡みつかれた裸の女性が中央に据えられたロボ)
ライ「なんて悪趣味な機体だ。」
アヤ「あんなマイの教育に悪そうなもの、早いとこ墜とさないと!」
リュウセイ「ウィーゾルの方がカッコよかったなあ。」


ククルINマガルガ「いくぞゼンガー、黄泉舞!!」
(女性型メカがジャケット・アーマー・パージすると考えて下さい。)
リュウセイ「ぶはっ(鼻血を吹く音)。す、すまねえ俺はもう駄目みたいだ。
でも何故だろうな、なんだか悪くない気分、だ…」
マイ「リュウセイ!?」
ラト「リュウ!返事をしてくれリュウ!!」


俺の中のリュウセイはこんなイメージなんだが、
ウィーゾル改の他にリュウセイが燃え(萌え)なさそうなロボって何だろう?


30 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:46:35 xPysilez
>>21
アイビス「これがアルテリオンの剣…柄の羽飾りときらめく銀色の刃…何だか勇気が出てきたよ!」
カズマ「ヴァルザカードが剣になってる…元がでっかいから大剣級だな」
ラキ「ファービュラリスの剣か…これではアイスソードだな。」



31 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:48:54 d4jo9XbZ
>>30
ころしてでも

助手「(ギラッ)」

……なんでもありません。



32 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:50:09 rOzH9+SU
ビルガー:ハサミ
アラド「…ちょっとすいませーん」



34 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:53:23 d4jo9XbZ
ヒロインが剣に変身したりとか、
前世が剣とか、
変身する剣とか、



35 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:53:50 SkbzcNun
ハイペリオン→朱と白の剣。

ジガンスクード・ドゥロ→シールドブレード



39 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:56:04 JpOTzcog
いや、剣といえばここはゼンガーの出番ではなかろうか。
ダイゼンガーの戦闘アニメのとき持ってるポン刀はどっから出したんだ的な意味で。



40 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:57:17 xPysilez
>>39
あれはコックピット内に常備してあるんだよ。



41 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 21:57:52 YzSCVDpO
アラドの場合
つベルトとガ○ック○クター

…ほら、剣持ってるし、外伝でアラド「キャストオフ!」とか「マキシマムビルガーパワー!」とか「1,2,3!ゲシュキック!」と言うようになったし…だめ?



47 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:01:41 d4jo9XbZ
……

OGサーガにでも乱入するか。



50 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:03:03 xPysilez
いやいや、ラ・ギアスで狩猟生活でしょう



64 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:42:37 Tw0hHSLG
思いつく限り

アレグリアス→刀身が鞭のようになる
エターナル→白い十字架型の剣
R−3パワード→刀身が分裂しストライクシールドになる
プリスクス・ノクス→両手に装備する鉤爪状の剣
アウセンザイター→全体が真っ黒な高速移動可能な剣



65 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:44:13 xPysilez
>>64
>アレグリアス→刀身が鞭のようになる
所謂蛇腹剣って奴ですな

おや、イーグレット3兄弟とメキボスさん…どうしました?


68 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:50:04 q7yhtUfN
>>64
こいつはクセェー!オサレの臭いがプンプンするぜぇー!



45 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:00:56 d4jo9XbZ
雷鳳は、槍でしょう。
使い続けると妖怪になる槍。



49 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:02:53 qWUaPkjs
>>45
獣の槍かよ!


51 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:04:29 +ksNfQpP
>>45
「もう・・・喰ったさ。ハラァ・・・いっぱいだ。 」



52 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:05:14 qWUaPkjs
>>51
とら乙


55 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:06:53 GRpN87lI
>>51
誰がポジションとらなんだw


57 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:13:25 JpOTzcog
>>55
そらお前、虎龍王だろ。
そして「俺を……食うんだろぉ!」って言うのが参式。



56 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:07:27 j3jDwNSU
>>51
ゼオラ「あ・・・アラドが、アラドがそんな事を言うなんて…!!」
ラト「エマージェンシーエマージェンシー、緊急事態発生。至急応援を請う」


61 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:34:17 /Gh9+v1W
>>56
ハガネの救世主が食べやすくなって登場



62 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:36:27 hX4OPhca
>>61
既に切れてるーー?!(ガビーン)



63 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:40:56 q7yhtUfN
>>61
なんという心遣い…間違いなくこの鋼の救世主はこの後食べられる事まで考えてる



81 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 22:59:49 3kBXyz1+
>>21
電仮面ソード?

テニア「アタシ、参上!」
カティア「私に釣られてみます?」
メルア「わ、わたしの揺れに赤毛が泣いちゃいました〜。」
シャナ「夢に現われても良いですよね?答えは聴きませんけれど。」


83 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:01:42 hX4OPhca
>>81
むしろパーゼクかもしれん

赤ラフト白ラフト黒ラフトの装備を奪ってマキシマムオルゴンサイクロンをだな



84 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:03:34 q8ubsRzp
>>81
寧ろ

ラフト「我、参上!」
ベルゼ「私に釣られてみる?」
グラン「わしの強さにお前が泣いた・・・」
クスト「殴っていいよね?答えは聞いてないけど!」



85 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:03:59 jjf/Rf9s
統夜「えーと、この剣がグランティードなのか?」
グラン「おでれーた。おめぇ『使い手』か」
統夜「し、しゃべった……  っていうか、おい!」
グラン「ん、なんだ」
統夜「なんだその『使い手』って」
グラン「俺を使う資格を持ってるから使い手だ」
統夜「そうじゃなくて、いったいどこの使い魔の… もういい」
グラン「そうかい、それじゃあよろしく頼むぜ相棒」



88 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:06:13 j3jDwNSU
>>85
ツンデレ魔法使いの座を巡って4人が乱闘を始めているぞ

まぁ貧乳の前提が必要だから全員対象外なんだがな


92 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:08:46 DaD0g6kw
>>88
そこにティスが通りかかりました




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




102 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:24:10 v1VsTkuV
剣の流れをすぱっと切って・・


ラリアー「フォルカさん!弟子入りさせてください!!!」
フォルカ「弟子?お前みたいなのが修羅と戦おうというのか?」
ラリアー「いいえ、フォルカさんのようなクールな男になって皆に見返したいんです!!!」
コウタ「ていうかフォルカに弟子入りはなぁ、いいじゃん別にちやほやされてよ・・」
ラリアー「冗談じゃない!この前だって・・・」


エクセレン「ねーねーこれ着てくれない?」
カーラ「やーんかわいい〜」
ティス「あははは〜似合ってるよラリアー」
クォヴレー(憑依中)「ラリアー君、是非この服を着てほしいんだが」 つ「友永勇太コス」
デスビ「お・・お似合いです」
カティア「可愛いからなでちゃおー」


ラリアー「こういうのはこりごりなんです!!!」
カズマ「いいじゃねーか!女の子にもててるんだぞ!!文句言うな!!」
コウタ「というかカズマどこから来たんだ・・・」


ラリアーをカッコいい大人な男にするプロジェクト発動


106 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:27:41 xPysilez
>>102
ゼンガー「ならば俺も協力しよう、覚悟を決めておけ」
イルイ「ゼンガー、ラリアー君に酷い事はしないでね?」
ゼンガー「ああ、肝に銘じておく」
カイ「ならば俺とリシュウ顧問も協力しよう」
リシュウ「ワシら三人集まれば、あやつも立派になろうて。」


153 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:45:27 fLv37wfY
ラリアー「はぁ・・・こんなんじゃ立派な男になれないよ・・・」
ルアフ「な〜にやってんの〜(ヌゥ)」
ラリアー「う、うわ!ルアフ君!?」
ルアフ「ふふーん、話は色々と聞いてるよー。男らしくなりたいんだってー?
    そういうのって君には似合わないんじゃないのー?」
ラリアー「い、いいじゃないか別に!僕だって男らしく・・・ルアフ君はどうなのさ!」
ルアフ「僕?僕はスマートな美少年だからね。男らしいとかいう汗臭ーい言葉には無関係なのさ。言うなら、紳士的って感じ?」
ラリアー「紳士的・・・」
ルアフ「・・・なんだよその目は」
ラリアー「・・・何だかルアフ君は紳士的って感じには思えないなぁ」
ルアフ「な、なんだとぉ!はん!そういう君だって男らしさだなんて無理だね!せいぜい女性陣の着せ替え人形がお似合いさ!」
ラリアー「な、なんだよ!そういうルアフ君だって人のこと言えないじゃないか!セレーナさんたちによくわからないことされてるし!」
ルアフ「う、うるさいうるさーーーい!!!もういい!頭に来た!お前なんてボコボコにしてやる!」
ラリアー「な、なんでそうなるのさ!でも僕だって怒ってるよ!」
ルアフ「おいダークブレイン!ガンエデン持ってこい!この女男を土下座させてやる!」
ラリアー「来いヒュポクリシス!もうルアフ君なんて大嫌いだ!」

暗脳「なーんか大事になってへんか?」
シヴァ「私は知らん。子供同士勝手にしてくれ」


166 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:17:11 7WhzZxtL
>>153

ラリアー「………はぁ」
フォルカ「む、ラリアーどうした」
ラリアー「実は………」

フォルカ「ぬぅ」
ラリアー「僕は男らしくなりたくて…だけどルアフ君はバカにするんです」
フォルカ「………ラリアーよ」
ラリアー「?」
フォルカ「お前はどうしたいのだ、男らしくなりたいのか。バカにされたくないのか。それとも、ルアフと仲直りしたいのか」
ラリアー「!………僕は………フォルカさん」
フォルカ「?」
ラリアー「ついてきてくれませんか?」


バラン「?どうしたルアフ坊そんなプリプリして」
ルアフ「どうもこうもないよ!」

バラン「ふむ」
ルアフ「僕だってされたくてされてるわけじゃないってのにさ!」
バラン「…ルアフ坊よ」
ルアフ「?」
バラン「お主は言われたくない事をラリアーに言われたんじゃな?」
ルアフ「そうだよ!」
バラン「それならわかるはずじゃ」
ルアフ「なにが?」
バラン「お主の一言がラリアーを傷つけた、という事が、じゃ」
ルアフ「!…だけど!」
バラン「ルアフ坊よ、よう聞け。人は簡単に人を傷つける事が出来るんじゃ。そのあと…仲直り出来るのも人なんじゃよ」
ルアフ「…」
バラン「どうしたいかは坊の自由じゃがな」
ルアフ「………行ってくる」


フォルカ「…居たぞ」
ラリアー「…ルアフ君」
ルアフ「…ラリアー」
バラン「ほれ坊、行ってこい」
ラリアー「…えっと…」
ルアフ「…ラリアー、その…ごめん」
ラリアー「!…ううん、僕の方こそごめんね」
ルアフ「へへ」
ラリアー「ハハハ」

フォルカ「…」
バラン「良き子らですなぁ」
フォルカ「む、あぁそうだな」

なにが書きたかったんだ俺は


167 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:21:12 mHT+OgjF
>>166
和んだのでOKです。GJ


110 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:35:57 v1VsTkuV
イルム「大人の男になりたいなら任せておけ」
ラリアー「は・・はい!」
イルム「大丈夫、あそこのお店に行って「はじめてなんですけど」って言えば一発解決」

つ「ソー(ODE規制)」

リン「ほう、貴様はそうして大人になったのか?え?」



113 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:41:01 q7yhtUfN
>>110
アリオン「あーイルムは用事が入ったらしい」
ラリアー「はぁ」
アリオン「って事で俺様がついていってやるよ」
ショウコ「ほー」
ジャーンジャーン
アリオン「げぇっショウコ!」
ショウコ「アリオンさん今日の晩御飯抜きですね」
アリオン「…あらら」
フォルカ「ラリアー、帰るぞ」
ラリアー「あ、はい」
ショウコ「今日はアリオンさんの分も食べていいからねー」
アリオン「…やれやれ、まぁたまにはいいか」


115 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:43:39 xPysilez
>>113
アリオンいつの間に吾妻家に居候してたんだ…?
『俺は自由戦士、居候するのも自由!』ってのは無しだぜ?



118 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:47:15 q7yhtUfN
>>115
俺的にはアリオンは寅さんみたいな感じだからアズマ家にふらっと立ち寄る感じカナー



119 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:54:02 v1VsTkuV
修羅王もさり気なく茶をすすってそうなイメージが・・・



120 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:55:39 SkbzcNun
ときに番茶をすするリシュウ先生と親分も見えたんだ。


122 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:56:55 3kBXyz1+
>>118
キサブロー:波平
サザエ:笑子
マスオ:フォルカ
ノリスケ:自由戦士


125 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:05:14 GwByfHXt
>>122
キサブローに出入り禁止にされるアリオンと申したか


127 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:15:42 QkrbW3Pg
>125
コウタ「お、俺の居場所…」



128 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:16:14 GwByfHXt
>>127
許せカツオ



129 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:16:16 3g69XGsN
>>125
そして鰹節削り器を持ってきて挽回するアリオンと申したか



130 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:16:43 lurlw0uV
>>127
もちカツオポジだな



132 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:20:29 FtC8mTLE
どっちかって言うとフォルカがノリ… いえなんでもありません


134 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:25:52 6kXoDJKC
>>122ショウコさんのテーマ

喧嘩を始めたフォルカとフェルナンド
一喝〜、静める〜
愉快なショウコさん
二人が笑ってる〜、本とはおびえてる〜
る〜る、るるる〜、今日もいい天気〜

節約しようといろいろするけれど
家族の〜、浪費で〜
お金が足り〜ない
コウタとキサブロー金使う〜
フォルカとフェルナンド物壊す〜
る〜る、るるる〜、今日は雷だ〜


135 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:27:02 3g69XGsN
>>134
GJ、マジでアニメ化して欲しい



136 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:27:11 IbUUloh3
>>122
突っ込んだら負けかも知れんが

>キサブロー:波平

左右逆じゃないか?



145 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:38:46 7BUjc8Yn
ちょい遅いけど
>>119-120
なんだその濃い縁側w

修羅王「晴天の日に縁側で茶をすする。ふふ、修羅の血がたぎるわ」
リシュウ「そうじゃの。……さて、一服も済んだことじゃし、手合わせ願おうかの」
修羅王「ウヌ一人では物足りぬわ。そこの若造も一緒に相手をしてくれる」
ゼンガー「……承知」
イルイ「ゼンガー、がんばってー!」

まぁ、イルイも脱いだら凄いんだけどな。



147 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:41:25 7WhzZxtL
なんで縁側で茶シバくだけで血が騒ぐんだwww



148 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:42:40 /ndyHQOm
>>147
きっとあれだ
縁側で茶をシバく

太陽の光が暖かい

太陽熱とお茶で温まる

血が騒ぐ!

って事だろ多分



152 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:45:17 g/RW/AqD
>>147
隣に居たのが、剣術家のリシュウ先生だからだろう。
リシュウ先生も、修羅王のほとばしる覇気に当てられたんだよ
晴天の日の縁側に武術家二人……勝負でしょう、ってな感じで



149 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:43:14 lurlw0uV
>>145
見せてもらおうか かわいらしい幼女の全身の素肌とやらを



154 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:46:08 oMBlFVbP
>>149
ムジカのおじいさん乙



151 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:44:24 oMBlFVbP
>>122
今更だが、やはり
 マスオ:コウタ
ノリスケ:フォルカ
がいいのでは。

ただし、コウタがドMになったり
「ア○ナルにネギ入れなアカン!」と
言ったりすることになってしまうが。


158 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:49:13 5ZCvGUF2
フォルカ・フェルナンド・アリオン・修羅王と四人並んで茶をすする
アルティス兄さんとメイシス姉さんは割烹着で茶を運ぶ
血が騒いじゃった修羅王が吾妻さんちの中庭でフォルカフェルナンドとドンパチ、
アリオンさんはいつのまにか退散済み。
その後近所迷惑だとショウコに正座で反省させられる三人、それを苦笑いで見つめる割烹着*2
終わったか?と物陰からひょっこりでてくるアリオンさん

・・・シュールだ


160 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:50:26 7WhzZxtL
>>151
伏せ字ぃぃぃぃぃ!!!
>>145
アリオン「やれやれ熱苦しいね」
アルティス「仕方あるまい、修羅というものはああいうものなのだから」
アリオン「勘弁してくれよ、お前さんの弟が変えるんだろうな?」
アルティス「フッさあな」
ショウコ「みなさんごはんですよー」
アリオン「っと、そろそろ止めるかね。手伝ってくれよ将軍様」
アルティス「あぁ」

この二人の絡みってないよね




_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




103 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:26:36 oyGuHSWl
ここでお題投下
「パイロットが機体の整備を手伝う光景」

 バランサーとか銃のクセとか、パイロット立会いの下に調整しないとまずそうじゃないですか。



107 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:31:38 xPysilez
>>103
タスク「えっと…右に0.5でいいんだっけ?」
アイビス「うん、それで問題ないよ」

スレイ「アイビスとタスクは一体何をやっている?」
ツグミ「バランサーの調整に立ち会ってるみたいよ。
    アルテリオンの事はアイビスが良く分かってるから」


117 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:45:52 azy+Rg+a
>>103
ユウ「やはり自分でやるべきだったか・・・」
タスク「何やってんだ紅茶王子?整備はもう済んでるぜ?」
ユウ「操縦系まわりの調整がな。ここのスタッフに頼んだのだが・・・」
タスク「どっか間違ってたか?」

ユウ「右マニピュレータのレバー角が1度違う」
タスク「へぇ?」
ユウ「ペダルのデフォルト高も3ミリ低すぎる」
タスク「ずいぶんこだわるな〜。そんなに違うか?」
ユウ「当たり前だ!!・・・いや、これは自分でやらなかった俺が悪い」


案外、機体によってはシビアかもしれない



121 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 23:55:47 +ksNfQpP
>>117
そうだなぁ。ラーズとかランドグリーズとか遠距離メインだとかなり気を使わないと射軸のズレが致命的になるからなぁ


126 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:13:58 GwByfHXt
統夜「えーっと、サイトロンリンゲージ率の調整はOK、
武器チェンパーコイルも問題なし。キャンセラーの調整もバッチリ・・・よし、オールOK!」
カティア「ふぅ…やっぱり4人でやると早いわね」
タスク「手馴れたもんだなー、人数が多いってのもあるけど」
テニア「特殊なシステム積んでるしねー、それにあたしたち、こういうのやるのは慣れてるから」
メルア「他の人にいじくらせる訳にはいきませんからね」
統夜「しっかし・・・カルヴィナさんはやっぱ凄いな、俺たちが四人がかりでこなす調整を一人でやるなんて…」
スレイ「一人?最近はそうでもないみたいだが」

カルビ「アル、そっちは?」
アル「もうすぐ終わる。すまないな。君の機体の整備が終わった後だと言うのに」
カルビ「いいのよ、私が好きでやってる事だから」


144 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:38:31 oEU2FV9V
>>103

キョウスケ「全関節ロック完了、ジェネレータを待機モードへ、整備ベッドへの固定を確認、ハッチ開放」

整備員「お疲れ様です中尉。また派手にやりましたね」
キョウスケ「ああ、すまんな。左肩のところに一撃いいのをもらったが、大丈夫か?」
整備員「うーん、いったん外して歪みを測ってみないとなんとも。他はなんかありますか」
キョウスケ「ん、突撃時に強引な駆動をしたせいで右膝の関節部と脛の動力シャフト一本にエラーが出ている」
整備員「どれどれ… あ、本当ですね。しかもエラーが出てるまま使ったから腰部サーボも消耗してるようだし、こりゃ分解整備かな」
キョウスケ「そうか。ならついでに言ってしまうが背面のメインスラスターの音が微妙に変わっている」
整備員「げ、そうなんですか。前の整備では特に異常はなかったんですが」
キョウスケ「気のせいならいいが… 前にアフターバーナーがいかれた時に似たような音がしたのでな」
整備員「分かりました。そちらもチェックしておきます」
キョウスケ「ああ頼む。一息入れたら戻るからそれまで頼めるか」
整備員「気にしないでください。それにばらすとなると手が足りないんで他の機体のスタッフが終わってからになりますし」
キョウスケ「ふむ… それなら先に作戦内容のレポートを仕上げてもいいか?13:00には戻ってくる」
整備員「ええ、もう少し遅くてもいいですよ」
キョウスケ「了解だ」

格闘系の機体は一回戦闘したら大変だろうな


162 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:04:23 HHHX3RpK
>>144
リュウセイ「固定確認、ART-1待機状態へ」
マイ「お帰りリュウ。今度は私の番だ」
リュウセイ「おいおい、コクピット周りが俺セッティングのままだぜ?
       足が届かねえだろ」
マイ「そっか・・・じゃあ、しばらく待たなきゃいけないのか」

初老の整備長「待たなくていいぞ」
マイ「え?」
リュウセイ「でも、いつもは20分くらいはかかるぜ?」
整備長「嬢ちゃんはいつものセッティングでいいんだな?」
マイ「う、うん」
整備長「ちょっと、まってな」

ちょっと経過

整備長「できたぞ」
マイ「(シートに座る)・・・・・・合ってる」
リュウセイ「ウソ!?」
整備長「これくれえ出来ねえのはモグリだ」


OGには整備員分も足りない
パトレイバーのおやっさん、みたいな人がいい!



214 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 02:43:21 3dH2xlxu
>>162
いいねぇ。整備班長ってこんな感じか?
リュウセイ「あ〜!いたいた!おいっ!おやっさん!」
整備班長「…ん?なんだリュウセイ。R-1に不具合でもあったか?」
リュ「不具合も何もR-1の火器管制システム、勝手にいじったな!?」
班「自動照準機構が若干ズレてたからな。補正を調節しておいた。それがなんだ。」
リュ「アレじゃ駄目なんだよ!俺の場合はもっとこう、ズベズベって感じでオオバリッってしてなきゃ!わかるだろ!?」
班「わかるわけねぇだろ」


216 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 02:59:56 THIxXllV
>>214
おいおい、それだとリュウセイが狙撃の天才でナンパ魔になるじゃねえかw

…おや、なんか背後からプレッシャーを感じる…疲れてんのかな、寝よ…


218 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 03:04:58 7BUjc8Yn
>>162 >>214
シート関係なら、その整備長は全パイロットの尻を触ってるという妄想。

整備長「いいかリョウト。何でもそうだが要はフィッティングだ」
リョウト「はぁ」
整備長「データなんてとった瞬間に過去のものになる。だからな」
言いながらリオの尻触り。
リオ「きゃあ!?」
整備長「実際触んなきゃわかんねーってこった。おいタスク! 三番のシートもってこい! また尻がでかく」
ぼかり。
リョウト「り、リオ落ち着いて! おやっさんも悪気はないんだ!」
リオ「悪は……滅ぼさなくちゃ!!」
整備長「へへっ。ナイス……パンチ。がくり」

……身体持たないな。



223 :タスクって元整備士だよな…… :2008/01/28(月) 03:33:43 XS4KgEt6
>>218
タスク「ほらよ、じっちゃん。持ってきたぜ」
班長「あぁ、そこ置いといてくれ」
タスク「りょーかい」
班長「……なぁ、お前まだパイロット続けんのか?」
タスク「そのつもりだけど、じっちゃんはやっぱり反対か?」
班長「まあな……」
タスク「心配すんなよ、ガンドロは簡単に墜ちないって」
班長「たしかにジガンはでかくて硬い、斬艦刀にも耐えれるのはここではあれくらいだ。だけどな、やっぱりジガンは骨董品なんだよ……」
タスク「……」
班長「ワイドブラスターは連発しちまうとすぐにガス欠になる…… 直接殴るのも正直避けるのは容易いんだ。それでも十分な戦果があげられるのはお前の機転が大きい。だけどな、これから先もその機転が通じるかは分からねえんだぞ?」
タスク「分かってるさ……」
班長「なら早く戻ってこい。俺としてもお前が戻ってくりゃかなり楽ができんだからな」
タスク「じっちゃん、ごめん…… 俺、まだここには戻ってこれねえよ。だって俺、まだ守んなきゃいけねえもんが一杯あるんだ……」
班長「そうか……」
タスク「ごめんよ、じっちゃん……」
班長「謝るくらいなら手伝え。どうせ暇なんだろ?」
タスク「おう!任せとけ!」


240 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 04:50:32 HHHX3RpK
>>223
じっちゃん = タスクの祖父
に見えてきた(>>223の意図は違うだろうが)

しかし、このスレ的には、タスクの祖父:大金持ち だ

父方の祖父:大金持ち
母方の祖父:整備
なんだと思う



◇  ◇  ◇

祖父「しかし、お前もマメだな。休みのたびにうちに来てるじゃねえか」
タスク「ここに来るといろいろ楽しいからな」
祖父「お前の母親とは大違えだ。玉の輿だと思ったら、とうとう一度も帰って気やがらねえ」
タスク「・・・死んだ人をそういう風に言うのはよそうぜ。それに、じいちゃんの娘だろ?」
祖父「だな、悪かった」

祖父「ところで、お前の方はどうなった?」
タスク「俺の方って?」
祖父「とぼけんな、美人のジョノカが居るんだろ?」
タスク「”ジョノカ”っていつの言葉だよ?」
祖父「俺の若えころ」

タスク「・・・まあいいや。どこで聞いたんだ?まだ話してないだろ?」
祖父「彼女から直に聞いた」
タスク「へ!?」
祖父「ほれ」 っ 『じいちゃんとレオナの写真』

タスク「な!?いつ撮ったんだ!?」
祖父「合成だ」
タスク「はぁ?」
祖父「暮れに小隊の集合写真を送ってきたろ、あれだ」
タスク「・・・相変わらず、いい歳して何やってんだよ」
祖父「俺は永遠の18歳だからな。だが、これでこの娘がお前の嫁候補であることは確実になった」

タスク「でも何でレオナちゃんが俺の彼女だって分かったんだ?」
祖父「この稼業をやってると聞こえて来るんだよ」
タスク「じゃあ、レオナちゃんのこと言ってみろよ」

祖父「レオナ・ガーシュタイン
   誕生日:11月30日、血液型:A型、オクト小隊所属
   名門ガーシュタイン家の娘で、ブランシュタイン兄妹の従妹
   沈着冷静で頭脳明晰プライドが高く、ツンデレ
   でも、何でもこなすように見えるが音痴で料理下手
   つまり、タスク・シングウジの好みど真ん中」

タスク「まあ、基本情報だな」

祖父「元コロニー軍トロイエ隊・・・だったが、DC戦争の後、
   お前に撃墜されて連邦軍に寝返った
   ちなみに、彼女がいまだにヒリュウ改に居残ってるのは、
   お前が引き止めたのと、隊長さんが勝手に登録しちまったから」

タスク「ふ、ふうん、よく調べてるじゃねえか」

祖父「ちなみに引き止めた時の台詞は『俺にみそ汁とか作ってくれつつ・・・』
   念願かなって、レオナちゃんの味噌汁を飲んだタスク君
   が、彼女は料理ベタの才能を遺憾なく発揮し、お前は失神
   しかも1回のみならず少なくとも13回は
   しかし、同僚のお姐さんのアドバイスの甲斐あり
   今ではおかゆだけは作れるようになったとさ」

タスク「・・・ちょっと待てよ。どうしてそんな細かいことまで知ってるんだ?」
祖父「ふふふ、俺の情報網をナメるなよ?」
タスク「あんた本当にただの整備員か?」
祖父「もち」




◇  ◇  ◇




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123 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:02:10 InCMQvDX
ときにアーディガンファミリーに依頼をするイルムが見えた。

イルム「なんつぅかそのぉ………リンの奴にコレ届けてもらいたいんだが」
っ指環

カズマ「自分で渡せば……」

イルム「ケンカしちまって、門前払いなんだよ!頼む!」



131 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:17:37 HHHX3RpK
>>123
シホミ「いいでしょう。規定の料金で今すぐお運びしましょう」
カズマ「ちょっと、姉さん」
シホミ「ただし・・・条件があります」

アカネ「その1!『指輪を渡すからには、結婚すること!』」
ホリス「その2、『軍を辞めて、リン女史をすぐ側で支えること』」

イルム「う・・・わかった。おれも覚悟をきめて ミヒロ「その3!」 ・・・まだあるのかよ」

ミヒロ「3つ目の条件は、『その覚悟を証明するため、
    今までに集めた女の人のアドレスを全部消すこと!』」

イルム「なにぃー!?」

シホミ「なお、これは純粋な取引です。
    条件がお気にめさない場合は、他の業者を当たってください

    ただし、アイビスさん達はアルテリオンが調整中ですし、
    他の業者は運んでくれるかどうか・・・」

イルム「むぅ・・・」



139 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:32:27 3g69XGsN
>>131
イルム「……分かった、条件を呑むよ。」
シホミ「本当ですね?もし破ろうものなら…開眼しますからね?」
イルム「ああ…肝に銘じる。」
シホミ「では、この場でアドレスを削除してもらいます」
イルム「わ、わかった…(親父、すまねえ…)」


124 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:05:02 3g69XGsN
カズマ「あの…リン社長」
リン「カズマか、どうした?」
カズマ「これ…イルム中尉が…」
リン「!?……あの馬鹿者が…」

こうですか?





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157 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:48:55 fi5vw0tp
ラキ「ふぅ……晴れた日に、外でカフェオレを飲むのはやはりいいな」
クリフ「私は、ミルクの膜が、表面に張るのであまり好きではないが」
クリス「もう、デリカシーない」
助手「まぁまぁ……さっ、クッキーだ。カズマもどうだ?」
カズマ「あ、あああああのなぁ!」
ウェン「なに?」
カズマ「アウトドアでカフェオレタイムはいいとして、南極でやるのはなんでだよ!」
リアナ「好きじゃないの?」
カズマ「好き嫌いの問題じゃないだろう!」
クリフ「リム、個人の嗜好には踏みいるものではないのだよ」
カズマ「そういう問題じゃねぇ!」





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150 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:43:23 9tfLthW8
寒いと部屋から出ないから妄想もいっぱいできるよねというわけで

レフィーナ「乳無し様どうか巨乳どもに鉄槌をお供えはコードギアスのDVDです」
アイビス「乳無し様どうか巨乳に裁きをお供えは先生のお時間DVDです」
フィオナ「乳無し様どうか巨乳に怒りのイカヅチをお供えはここでは
      見せられない本を・・・」
アクア「何やってんのかしらね?」
セレーナ「おかしな宗教にハマッてんのよあーなっちゃ人生おしまいよ」
???「ほれほれ吸い取るぞ〜」
アクア&セレーナ「ああああ!自慢の胸が断崖絶壁に!

3人「乳無し様が正義の鉄槌をくだされたぁぁ!」


159 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:49:47 lurlw0uV
>>150
アイビス「ふふふさすがは乳無し様、最高のペッター線の守護神といえよう そう思うよねフィオナ君」
フィオナ「うん そうだよねアイビス君」
レフィーナ「人類は貧乳に対して懺悔せねばならん 今こそ巨乳最後の日を見ようではないか」


176 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:36:04 lurlw0uV
>>161
アイビス「みつけたぞ 乳無し様いや、ペッターエンペラーよ」
フィオナ「おお何ということだ ダメージを受けてなおこれほどのペッター線が溢れ出ていようとは すごいとは思わないかムジカ君」
ムジカ「う、うん そうだねフィオナ君」
レフィーナ「ふははは いまがペッターエンペラーの進化の時よ」
アイビス「進化! 進化!」
フィオナ「貧乳! 貧乳!」
ムジカ「進化! 貧乳!」
レフィーナ「ペッターエンペラーよ 今こそその邪悪な雄たけびを全銀河にとどろかすのだ そして巨乳最後の日にまっしぐらよ!」



177 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:37:57 mHT+OgjF
>>176
…レフィーナって普通に考えたら平均以上じゃないかな



179 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:39:40 HHHX3RpK
>>176
大体、フィオナはまだ可能性があるじゃないか!
おめでたで


188 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:53:14 fi5vw0tp
ラキ「ジョシュア、ごめん」
助手「ん?」
ラキ「胸が小さいことはいけないことらしい。私の胸は……この通りだ。すまない」
助手「……ラキ、俺の胸に手を当ててみて」
ラキ「ん」
助手「平らだろ? 俺も悪い。これでおあいこ」
ラキ「そうか……ならばいいのか、私はこれで」
助手「俺もこれでいいかい?」
ラキ「うん……それでいい」

〜〜それからそれから〜〜

ラキ「すまんな。私だけ大きくなって。だが、私は気にしてないから、気にしなくていい」
助手「あ……いや……はは……」





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156 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 00:48:30 psSOwvL8
ミズホ「外伝?なんですかそれ?」



170 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:29:20 XS4KgEt6
>>156
Rの恋愛イベントが殆んど無くなって貴方がラウルの恋人から友人になってしまった作品ですよ



171 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:29:26 6VJo8Zjk
その他影が薄い主人公たち「「「「なッなんだってぇー!?」」」」



173 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:32:54 FtC8mTLE
>>156
人情家としてのラウルのキャラと
理論家としてのラージのキャラが
Rより掘り下げられていた作品です。



174 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:34:14 mHT+OgjF
>>156
ラウルが貴女ではなくフィオナとデスピニスにフラグを立てる作品です



175 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:34:57 PS4lPKBL
Rのヒロインってピニスじゃなかったのか


180 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 01:41:56 psSOwvL8
>>170
>>173-174
ミズホ「うっ・・わかってますよ・・そんな皆で私のこといじめて何が楽しいんですか。・゚・(つд∩)・゚・
     うわあああああああああああん、ラウルさああああああああああああん」



200 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 02:08:20 fi5vw0tp
逆に考えようぜ。
平行世界では、ミズホは二回も結ばれてるんだぜ?
二回だ、二回!


222 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 03:32:51 ttcCalG7
ミズホ「私………駄目なんでしょうか……」
シャナ「大丈夫ですよミズホさん………私もいますから………」
ミズホ「シャナさん………」
アホセル「ん? 元気ないねぇお二人さん」
シャナ「アクセルさん………それにアルフィミィさんも………」
ミズホ「あ………あの、そう見えます?」
ミィ「はい。なんていうか死兆星が見えちゃいそうな感じですの」
ミズホ「やっぱり…………ですか……はは………」
シャナ「はぁ………」
アホセル「まあまあ、俺ってばモテちゃう男だし仕方ないことなのよ。はい、ミズホっちも笑顔笑g………ほごぉえあっ!?」
ミズホ「アクセルさん!?」
アホセル「お……お袋さん………マイお袋さんぐぁぁぁぁ………!」
ミィ「調子に乗り過ぎですの、アホの子の方のアクセル」
アホセル「いや………いつもの俺よりこっちの方が………コミュニケーション的意味で……良くないですかアルフィミィさん?」
ミィ「だからって女の子にデレデレし過ぎですの」
アホセル「いや………ミィミィ、そんなキャラじゃない………ぐはぁ!!」



224 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 03:36:36 ttcCalG7
>>222
ミィ「サクサクいきますの〜ガンガンサクサクいきますの〜」
アホセル「いや! マジで洒落になんないですから! サクサクいくのはヤバイです!」
ミィ「知らないですの」
ミズホ「…………ぷっ、あはははっ!」
シャナ「だ……駄目………お腹いたいです! あはっ、あははは!」
アホセル「ん?」
ミィ「みぃ?」
ミズホ「あはは……なんだか、アクセルさん達のおかげで悩みが吹っ飛んじゃいました! ありがとうございます、アクセルさんアルフィミィさん」
ミィ「はぁ……」
シャナ「そうですよね、こんなことで悩んでちゃいけませんよね。うん、私も頑張ります!」
アホセル「お、おう。頑張りたまえ姫様!」
シャナ「では、行きましょうミズホさん!」
ミズホ「はい! 明日に向かってレッツゴーです!」
アホセル「あらまー……行っちゃった」
ミィ「はいですの………」
アホセル「んじゃ、俺はこれで」
ミィ「待つですのアクセル」
アホセル「はい?」
ミィ「もっかいゴツンと一発殴ってアホセルからアクセルにチェンジしていただきますの」
アホセル「ちょ! アルフィミィさん、マブイエグリの刀はヤバイですから! ちょ、おま………ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


アクセル「アルフィミィ、何故俺の頭に特大のコブがある」
ミィ「さあ、知りませんですの」



225 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 03:40:04 InCMQvDX
まぁなんだ。誰がなんと言おうとラウルとミズホはお似合いだと思うよ、うん。


だから、だから俺にも誰か愛をくれぇ!

カズマ


228 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 03:47:13 4tjt/b0I
「愛は奪い取るものだ!」と吹き込まれたカズマが手当たり次第に
女性陣にアタックして連続玉砕していく、って電波を俺が送った。



229 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 03:47:24 mHT+OgjF
>>225
カズマ君に愛をプレゼント
つカチーナ中尉がマンツーマンで拷m訓練
つカルヴィナさんがマンツーマンで虐s訓練
つド○ンとレ○ンのラブラブ天○拳
つミヒロ&アリアと一週間出張
どれでも選べ、どれかを選べ



230 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 03:50:58 ttcCalG7
カズマに便乗して女の子にアタックするアホセル、しかしアルフィミィにお仕置きされてアクセルに元通りという無限ループを幻視した



233 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 04:03:42 Ed0X732V
>>229
カズマ「一番最後のでいいです…。それ以外ろくな結果にならなさそうだ」



250 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 10:26:15 IWMn0nCp
ミズホ「…………」
ラウル「どうしたんだミズホ?」
ミズホ「ラウルさん、最近デスピニスちゃんと仲いいですよね……」
ラウル「……ッ!それはその」
ミズホ「違うんです。一般の世界に不慣れなデスピニスちゃんにはいま保護者が必要で、ラウルさんがデスピニスちゃんをいろいろ気にかけているっていうのは解っているんです。」
ラウル「……」
ミズホ「私が嫌なのは、頭では解っているのにそれでもデスピニスちゃんに嫉妬してしま
いそうな自分なんです……ラウルさんを必要としている人が居るって解っていてもラウル
さんを独占したいと思っている汚い自分なんです……」
ラウル「ミズホ……」
ラウル、泣いているミズホを抱きしめる
ミズホ「ラウル……さん?」
ラウル「ごめんな、気づいてやれなくて」
ミズホ「違うんです、私ラウルさんにこんな風にされる資格なんてないんです!嫌な奴な
んです!」
ラウル「ミズホは優しいいい子だよ。それにこれは俺がしたいからしてるんだ。資格なん
ていらないし嫌ならふりほどいたっていいんだぜ?」
ラウル、ミズホの頭をなで始める
ミズホ「ラウルさん……いじわる」
ラウル「そうそう、俺だってそんな嫌な奴なんだからミズホは俺にもっとワガママ言って
くれたっていいんだぜ?」
ミズホ「ラウルさん……ありがとうございます」
ラウル「へへっ……」
ミズホ「ラウルさん、早速ワガママ言ってもいいですか?」
ラウル「なんだいミズホ?」
ミズホ 「しばらくこのままでいてください……」
ラウル「おやすい御用さ」
すまん、なんだか何かが解らなくなって書いてしまった。反省はするが後悔はしない



251 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 11:29:28 uKm/CGVS
いや、GJだと思うよ。


235 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 04:06:33 ttcCalG7
アホセル「訓練ねぇ…………ラトちーとかマイっちはリュウセイと大人の訓練しないのかい?」
マイ「お……大人の………!?」
ラト「訓練……?!」
アホセル「あらまだなの。だったら………ふっふっふっ………君達にアダルトな大人への世界への片道切符だ、これがな」
ラト「まさか…………教えてくれるんですか………?」
マイ「アクセル…………本当か?」
アホセル「おーいえーす、イケメン嘘つかないね♪」
ラト・マイ「「乗った!!」」
アホセル「よっしゃ。一途な君達のためにこのアクセル先生、一肌脱ごうじゃないの!」
ラト「よろしくお願いしますアクセル先生!」
マイ「信頼しているアクセル先生!」
アホセル「ならば俺について来〜い!」


なんちゃってGTO、きっと最後は鮮血の結末(マブイエグリ的な意味で



236 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 04:07:57 4tjt/b0I
>>235
マブイエグリを待つまでもなくR−3パワードとラピエサージュがお迎えにいきます



237 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 04:09:10 mHT+OgjF
>>235
ミィ「…くすくすわらってごーごーですの…ナイスなボートですの」



238 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 04:13:17 ttcCalG7
>>236
アホセル「ちょ、洒落になんねぇぇぇぁぁぁぁぁぁ!!!」
アヤ「見敵必殺、見敵必殺、見敵必殺………!!」
オウカ「サーチアンドデストロイ、サーチアンドデストロイ、サーチアンドデストロイ……………!!」



239 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 04:24:48 4tjt/b0I
リュウセイ「俺以外の奴があの2人に追いかけられてるなんて珍しいな〜」
ラト・マイ「・・・orz」


255 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 13:07:00 ttcCalG7
アホセル「おっす、ですぴー」
デスピニス「あ……アクセルさん、こんにちは。あの……な、何かご用でしょうか。あと、ですぴー………?」
アホセル「んー、何もねえんだけどカワイコちゃんの顔が見たくなってな。あ、ですぴーは君のニックネームね」
デスピニス「はぁ………カワイコちゃん……ミズホさんですか?」
アホセル「ノンノン、君の事なんだなぁ、これが」
デスピニス「あ……私が、ですか?」
アホセル「もち。ま、実際はラウル君に用があって来た訳なんだが」
ミズホ「あ、アクセルさん!」
アホセル「おいっすミズホちゃん。ラウルいるかい?」
ミズホ「はい、どうぞ上がってください」
アホセル「さんきゅさんきゅ。んじゃ、デスピーまたな」
デスピニス「あ、はい」


ちょっと時は過ぎて………


アクセル「いるか?」
デスピニス「アクセルさん、こんにちは」
アクセル「ん? ああ、お前か。ラウルはいるか?」
デスピニス「………?」
アクセル「なんだ?」
デスピニス「あ……いえ。この前と少し雰囲気が違ったので…………」
アクセル「何の話だ?」
デスピニス「あ………ごめんなさい、何でもないです………」
ラウル「アクセル、来たのか」
アクセル「ああ。あの話でな」
ラウル「分かった、上がってくれ」
アクセル「ああ。それじゃあな」
デスピニス「はい……………」

デスピニス「…………………ドッペルゲンガー?」



259 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:04:15 EnRKlrbY
OG外伝まだ終わらせてないからよくわからないんだが、デスピーとラウルの関係はイルイとゼンガーの関係と同じような物?
つまり、フィオナはおばさ……あれ?なんか十字架の形した光が迫って



260 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:09:13 JnfeiTVd
>>259
いや、別にこれといった関係ではないけど



263 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:32:21 sJ3FXFmn
デスピニスとラウルの関係は
ラキとジョッシュみたいなものだと思っておけばOKか



264 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:37:21 JISnp+hY
いや、違う



265 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:38:51 X7NxBKLh
娘だろ。



266 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:43:13 711I1nKO
歳の離れた妹で



267 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:48:21 LtgRXl5C
義妹でしょう


271 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:52:20 OCpFlaXp
理由や原因は兎も角として、身寄り全員居なくなった上に今まで敵対して負い目感じまくってる相手に引き取ってもらったわけだからな
しかも超遠慮がちの引っ込み思案な人格と来たもんだ。周囲はどうあれ、最初はすごくいたたまれないんじゃないか?


…OG3で再登場する頃にはすっかりラウルになついてくれてたりすると転がれるんだが



278 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 15:16:10 711I1nKO
>>271
むしろミズホにベッタリだったりしてw



273 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 15:00:36 sJ3FXFmn
フィオナやピニスに囲まれて
ラウルは幸せな奴だぜ


275 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 15:03:03 X7NxBKLh
>>273
ミズホを忘れるなんて…



276 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 15:03:13 InCMQvDX
>>273
だからサイキ嬢を忘れるなと何度言えば。


いくらなんでもヒドいぞ。



279 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 15:48:46 RDdkAm4K
きっとこんな感じだよ
Oh、じゃぱにーず シュラーバ


あとこっちはこのスレの状況そのままだと思う
逃げて〜、ラリアー君超逃げて〜


284 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 17:34:05 v3BJx0Mv
>>279
なんというNice boat。
このラウルはミズホかデスピニスに刺されそうだ・・・



285 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 17:39:34 XIvfLrex
>>279
何気にカーラがエロい



286 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 17:48:06 HHHX3RpK
>>279こんな会話?

デスピ「あ・・・お財布忘れてきちゃった?」
ラウル「じゃあ、俺がおごるよ」
デスピ「でも、」
ラウル「気にするなよ、俺達はL&Eコーポレーションの仲間だろ?」

フィオナ「ほぉ?随分とお優しいこと?」
ティス「この前も、デスピニスと”2 人 き り で”仲良くデートもんね?」
ミズホ「2人きり!?仲良くデート!?それってどういうことです!?」

ティス「でも、その前の日はあたいと一緒だったけど」
デスピ「え・・・?」
ラウル「ご、誤解だ!」

フィオナ「お〜お〜、モテる男は辛いのう」
ミズホ「ラウルさん!!」
デスピ「ラウルさん・・・・・・」
ラウル「な、なんだよ!?」



287 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 18:09:38 ttcCalG7
ミィ「フラグを立てすぎると命に関わりますの、ナイスなボートですの」
アクセル「余計な知識ばかりつけるんじゃない」


291 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 18:15:20 psSOwvL8
>>279
ミズホのふくれっ面可愛すぎだろ・・・・常考・・・


296 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 18:59:49 XS4KgEt6
>>291
本編中でその顔を見せた時の台詞は「もう、デリカシーがないんだから」だった



295 :名無しさん◎お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 18:52:52 U1TI0eyb
>>279
俺にはショタコン3人とまな板の上の鯉にしか(ry





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262 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 14:21:39 q583vdNx
新作投下
イングラム先生のお悩み相談室

「差無来!!」



◇  ◇  ◇

——極東伊豆基地 ハンガー裏手
 多くの人間が働き、また広大な敷地面積を誇る伊豆基地。華々しい日々の喧騒から切り離され、半ば人々の記憶から忘れ去れた様な場所が其処にはある。
 元は保養目的の為に作られたのだろうが、訪れる者も無く、雑草だらけで荒れ放題になっている緑地の様なその空間。朽ち果てた一脚のベンチに腰掛けている青年の姿があった。
「・・・」
 その人物の名はイングラム=プリスケン。長身痩躯の青ワカメ的な好青年で、似非カウンセラーとして活躍している皆の先生である。
 その先生はと言うと、別段何をする様子も無く、じっとベンチに座ったまま白痴の如く天を仰いでいた。
 今の彼は照り付ける陽の光を受けて光合成する植物の様だった。……否、ワカメも褐藻類である以上、光合成くらいはやってのけるのかもしれない。
 
 陽が南中してから数時間、微動だにせず光合成を続ける先生。冷気の含んだ風が時折吹き付けてその蒼い髪を揺らすが、やっぱり先生は動かない。まるで悟りを開いたかの様に。
「……?」
 そうして陽が少し傾いて来た時、先生は何者かの気配を感じ取り、その人物が居るであろう方向に視線をずらした。
——ザッザッ……
 草を掻き分ける音と共に、誰かの姿が見えてきた。

「む……?」
 現れた人物はベンチに座るイングラムの姿を見つけて少しだけ驚いた様だった。
「・・・」
 だが、当のイングラムはその人間に興味を持つ事は無く、目を閉じると再びお日様の光を吸収し始めた。
「イングラム=プリスケン……」
 その人物は若干、慎重な足取りで先生に近付く。そうして、暫く先生を眺めた後で口を開いた。
「お前は、何をしているのだ?」
「見ての通りだが?」
 非常に渋い男を感じさせる美声の持ち主だった。先生並の高身長を誇り、厳ついガタイと険しい瞳。そして凛々しい顔と銀髪を持った侍。
 その人物の名はゼンガー=ゾンボルトと言った。


「いや、さっぱり判らんのだが」
「だから日向ぼっこだ。それ以外の何かに見えるのか?」
「一瞬、瞑想の類かと思ったが」
「フッ……そんな大層なモノではない」
 イングラム先生は自分より1cmだけ背の高い男の顔を見上げていった。先生とゼンガーは仕事上の付き合い以外に殆ど接点が無い。
「それで、何時から此処に」
「正午少し前位からか。それがどうかしたのか?」
「いや……お前はそんなに暇なのか?」
「今日は公休日だ。俺の様に何もせず過ごす人間が居ても良かろう。それに此処は人が寄り付かんからな」
「緑の匂いに誘われたか?」
「ああ、それもある。……と言うか、良く知っているな。」
 普段から口数多い方ではないゼンガーも先生の前では饒舌にならざるを得ないらしい。元々自然散策が好きな先生はこう言った人気の無い緑が豊富な場所に居る事を好む。
 だが、先生と接点が殆ど無いゼンガーがどうして彼の趣味を知っているかは不明だった。
「お前は何故此処に?」
「ああ。剣を振ろうと思ってな」
 ゼンガーの言葉に先生は視線を彼の身体に向ける。その手には確かに鞘に納まった真剣が握られていた。
「……邪魔なら消えるが」
「否。その必要は無い。寧ろ、それはどうでも良くなった」
 人気のない場所だからこそ、剣の修行の場にゼンガーは此処を選んだのだろう。それなのに自分が居ては邪魔になると踏んだ先生は、ゼンガーにこの場を譲る旨を告げたがそれは断れた。
「何?」
「イングラム=プリスケン……これも何かの縁なのだろうな」
 最早、剣を振る気が失せたゼンガーはイングラムの目をじっと見つめた。イングラムと言う人間の心を図るかの様にだ。
「な、何だ?」
 他人の心を見透かすのが上手い先生も逆の立場になれば弱い場合も多々ある。今の場合がそうだ。先生は何とか体裁を保ち、邪気が無い心の内を瞳に映し出した。
「風の噂に聞いたが……お前は駆け込み寺を営んでいるらしいな。……本当か?」
「う、お前の耳にも入っていたのか。……まあ、成り行きで、な」
「そうか……」
 気を持ち直した先生にはゼンガーがしたい事が見えてきた。だが、それよりも自分が有名になってしまったと言う事実に吐き気を催しそうになった先生。
 ……普段はクロガネの直援として色んな場所を飛び回っているこの男にも自分の副業(?)が耳に入っていると言う事。
 もう手遅れなのかも知れないと先生は諦めた。
「為らば、俺の悩みも聞いて貰えるのだろうかな」
「何だと?」
「意外、か?」
「いや、失敬」
 ゼンガーはイングラムが信頼できる人間だと確信出来たらしい。嘗ての洗脳状態の時とは違い、先生の瞳には黒い部分が全く無かったからだ。
 だからこそ、ゼンガーはイングラムに悩みを打ち明ける。剣の鬼であるゼンガーも人の子である以上は悩みとは無縁では居られないらしかった。
「ああ。そちらが語ると言うのであれば、俺も聞くし、助言の一つもしてやれるかもしれないな」
「なら、聞いてくれ。今は……藁にもワカメにでも縋りたいのだ」
「……座ったらどうだ?」
「うむ」
 ワカメ呼ばわりするな。そう先生は叫びたかったが、話が進まないのでそれは自重した。


——数時間後 イングラム私室
 伊豆基地の兵舎の中でも辺境と言える程の外れにあるイングラムの部屋。彼の執務室と併設されているこの場所は移動の面では非常に都合が悪い。まるで隔離、若しくは島流し的な扱いの悪さだ。
 だが、その移動の利便性を犠牲にする事で彼の部屋は上級士官用としては破格の広さを誇っている。元々は空倉庫を改修しただけあって、それこそマンションの一部屋に相当する快適性を誇っていた。
「今帰った」
 自動ドアを開け、自室の中に足を踏み入れる先生は中に居る人間に帰りを告げた。
「お帰りなさいっス」「お疲れ様少佐〜〜」
 当然、そんな居心地の良い空間に引き寄せられる人間は出てくる。中からの返事は二つ。聞き慣れた少年の声と聞き飽きた間延びした女の声だ。
 アラド=バランガとセレーナ=レシタール。最初は匿う形……そして今は半居候と化した大食ぷに少年と何時からか懐かれてしまったおっぱい忍者の両名だった。 
「・・・」
 先生は言葉を発せなかった。アラドに関しては良い。自分で納得した上で引き入れた人間なのだから部屋に居てもおかしくはない。事実、部屋を出る時にもアラドは自分を見送ってくれたのだ。
 問題はセレーナの方だった。別に苦手意識は無いし、出入り禁止にしている訳では無い。偶に寝込みを襲われる事はあるが、それは問題ではない。
 今、彼女に持ち上がっている問題……それは彼女の格好についてだ。
 セレーナは何故か下着姿だった。風呂にでも入っていたのかも知れない。
「随分遅かったっスね。日が暮れるまで何してたんスか?」
「少佐ぁ……お疲れなら、私が誠意を以って癒しましょうかぁ?」
「ああ。ちと、長話が過ぎた」
 長話と言うか、また相談事を受けたのだが、説明が面倒なので此処は省く事にしたイングラム。
 加えて、セレーナの言葉はガン無視する事を決め込んだ。彼女の言葉の韻が卑猥なのは故意である事は間違いなかった。
「む……ちょっと少佐!何か私に言う事無いんですか!」
「あ?」
 セレーナは少し頬を膨らませている。どうやら無視した事を怒っているらしい。だが、イングラムはこの女に関わりたくなかった。
「お前の格好について、か?」
「そうそう!若い女が肌を見せてるんですよぉ?目のやり場に困る〜〜、とか勃起する〜〜とか無いんですか?」
 身体を張ったギャグなのか、それとも頭の螺子が跳んでしまったのかどちらかしか考えられないイングラム。当然、後者であると勝手に決めたイングラムは舎弟に任せる事にした。
「アラド、何か言ってやれ」
「俺?い、嫌っスよぉ!同レベルに落ちたくないっスもん!」
 当然、アラドはそれを拒絶した。見て見ぬ振りを続けたいらしい。だが、それは無理だった。
「ア・ラ・ド・君?どの口がそんな失礼な事言うのかなぁ」
「いっ!?いひゃいいひゃい!!」
 頭に青筋の十字路を浮かべたセレーナがアラドの魔性のほっぺを抓り上げた。
「はあ……やれやれ」
 自分の舎弟、と言うか弟子、または弟分が泣かされるのを黙って見ていられない先生はセレーナを黙らせる事にした。これ以上、寸劇に付き合う気は無かったのだ。
「セレーナ」
「は、はい!」
 たゆん、と自慢のお胸を揺らしたセレーナが姿勢を正す。何か彼女は自分にとって好ましい……例えば容姿を褒める類の言葉を先生が発するとでも思ったのだろうか?
 ……答えはNoだ。それとは真逆の言葉がセレーナに浴びせ掛けられた。

「お前の身体は見飽きた。それ以前に目が腐る。何か着ろ」

 決着。セレーナのライフはゼロになった。
「……ぐすっ」
「す、凄え!俺には絶対に言えない台詞だ……!」
 半泣きのセレーナはグスグス鼻を啜りながら自分の服を着る。アラドは自分の師の偉大さを殊更見せ付けられた様に感動していた。


「何の話してたか忘れたけど……それより、今日のご飯は何スか少佐?」
「む……いかん。忘れてた」
 余計な事に精神を消耗させられたアラドはイングラムの言った長話には興味がないらしい。今の彼にとって重要なのは晩飯だった。
 そんなアラドの言葉に先生はハッとさせられた。今日の飯炊きは自分だと言う事をすっかり忘れていたのだ。
「いいっ!?そんなあ!」
「献立は冷蔵庫の中身次第だな。何も無いなら今日は外食だ」
「ええ?……少佐の作るご飯が食べたいんスけど」
「そう言われても、な」
 あからさまに肩を落としたアラドは先生の手料理を心待ちにしていたらしい。味云々ではなく、心の篭った大量の料理を食べたい年頃なのかも知れなかった。
 イングラムはアラドには悪いが冷蔵庫の食材で全てを決めようとした。何かあれば何とかなる。何も無くても何とかなる。
 そうして先生は冷蔵庫の扉を開けた。
「む?これ、は」
 中を覗いた先生は首を傾げる。中には大量の野菜類、魚類がゴロゴロしていた。
 ……こんなに沢山買ったかしらん?記憶の糸を手繰り寄せても、買った覚えが無い食材がそこにはあった。
「あ、さっき補充しときましたよ。田舎から送ってきて食べきれないから」
 復活を果たしたおっぱい忍者が手をヒラヒラさせていた。
「お前かセレーナ」
「あ、そう言えばそうだった。ぐっじょぶっス!セレーナさん」
 犯人はセレーナだった。彼女は手ぶらで飯を集りに来る事があれば、こうして頼んでもいないのに食材を補充する事がある。
 ……そして毎回気になる事だが、この女の故郷は何処なのだろうか?スペイン辺りだと踏んでいる先生にもいよいよ判らなくなってきた。
 どこからどうみても日本の食材としか見えないものが其処には含まれているのだ。
「大した事無いわよ。と、そう言う訳で少佐?愛の篭った男の手料理を一丁お願いします♪」
「……お前への愛なぞ無い」
「少佐、なるべく早くお願いするっス!」
「直ぐには出来ん。酒か煙草でもやって待っていろ」
 ギャラリーとの会話をそこそこに、先生は煙草に火をつけ、煙をふかしながらキッチンへと向かう。
 先生はキッチンドランカーでは無いが、キッチンスモーカーではある。……やっぱり先生は不良だった。


 ……で、数十分後。
「では、頂き、ます」
「頂きますっス!」「頂きま〜〜す」
 テーブルに乗った夕餉に仰々しく手を合わせたイングラム。アラドとセレーナも先生に続き手を合わせた。
 本日のプリスケン宅の夕食献立……石狩鍋、常呂産帆立バター焼き(殻付き)、サロマ産牡蠣フライ、富良野牛のカルパッチョ、(消費期限間近の)釧路産牡丹海老の塩焼きetc
 ……見事なまでの北海道フェアだった。これだけの量を僅か数十分で作る先生は只者ではない。
「こりゃあ、うんめえぇ!レーツェルさんにゃ出せない男の味っスわ」
「シェフとして生計を立てられる男と比べられても困るが……まあ、喜んでくれたのなら幸いだ」
「大満足っスよ!……あ、ご飯おかわり」
「自分でよそえ」
 早速、ご馳走の群れにがっついたアラドはどんぶり飯をあっと言う間に平らげた。見ていて気持ち良くなる食べっぷりだった。
「この味の虜になりつつある自分が怖いです。本当に、毎日食べたいくらい」
「作るのは構わんのだが、後片付けが面倒でな。毎日は気合を入れて作りたくない」
「またまた。少佐はきっと良いお婿さんになれますよ。料理上手の男の人って貴重ですから」
「俺が娶られるのか?まあ、それでも良いが……相手が居ない裡は転んだって無理だな」
 セレーナも先生の料理に舌鼓を打ちながら、その味を褒めていた。こうやって数人集まって飯を掻き込む時は先生だって口数が多くなる。団欒の力は中々に侮れない。
「では、俺は一杯やらせて貰うか」
 自分で作った飯を喰う事はそこそこに、先生はテーブルの下から男山の原酒を取り出し、自分のコップに注ぎだした。度数の高そうな米の甘い香りが広がった。
「お前もやるか?アラド」
「え?……今日は止めときます。昨日、やりすぎたんで」
「そっか。セレーナ、お前は?」
「勿論頂きまっす!」
「では、コップを出せ」
 酒の相手を求めた先生はアラドには振られたが、セレーナを誘う事には成功した。出されたコップになみなみと酒を注いでやると、セレーナはそれを飲む。
「こりゃまた、美味しそうなお酒。味の方は……(ゴキュ)かああああ〜〜!堪んねえなこりゃ!」
「親父臭い女だ。嫁の貰い手、果たして居るのかどうかが疑問だな」
 親父臭いと言うよりは、泥付きの田舎娘臭いと言うのが正しい表現かも知れない。こんなのとコンビを組まされているエルマが可愛そうに思えてきた先生だった。
 その後凡そ一時間、他愛も無い話に盛り上がりながら夕食の時間は過ぎて行った。

「……むう」
 恙無く終了した団欒の後、先生は酒をちびちび呷りながら考え事をしていた。それは先程会ったゼンガーとの一件についてだ。むっつり黙りこくり、眉間に皺を寄せて思案するその姿は周囲に少なからず威圧感を与える。
「・・・」
 セレーナはアラドが立てる食器を洗う音には耳を貸さず、ただじっとイングラムを見ていた。


「……座ったらどうだ?」
「うむ」
 ごつい男が隣に座ると朽ち掛けたベンチはギシッ、と嫌な音を立てた。
「それで、お前の心を悩ませているモノとは一体……」
「・・・」
 チラ、と先生はゼンガーを横目で盗み見た。ゼンガーは顔を俯かせ、少しばかり戸惑っているかの様に足の間で両手を組んだ。
 そうして、五秒ほど待つと、ゼンガーは覚悟が入ったかの様に呟いた。
「……ソフィア=ネート」
「む」
「彼女の事で、な」
「ソフィア=ネート……と言えば」
 御存知、プロジェクトアークの責任者であり、アースクレイドルの主。メイガスの開発者でもあり、何処かの世界ではアストラナガンをアウルゲルミルで喰った女性だ。
 加えて、彼女は何故かゼンガーとは親しく、何処かの誰かには心の伴侶とまで呼ばれている女性。ゼンガーの悩みの種は彼女についての事らしい。
 ……因みに、ソフィアは先生とは面識が無い人ではあるが、その容姿や立ち振る舞いは実に先生好みのだったりするのは秘密だ。
「で、その彼女がどうかしたのか?」
「うむ。近頃、彼女が素っ気無くてな。正直、持て余しているのだ」
「素っ気無い、か。具体的には?」
「軽く挨拶しようと思えば、無視される。廊下などで擦れ違えば、目を伏せられる。気が付けば、遠くから睨み付けられている……こんな処だ」
 ゼンガーの言葉を聞き、ソフィアのその時の姿を想像して先生は目を細める。確かに近寄り難い雰囲気と美貌を持つソフィアだが、他人相手にそんな態度を取るとは考えられなかった。
 若し、そんな態度を取るとするならば、理由は一つだけだろう。
「それは……素っ気無いのでは無く、怒っているのではないか?」
「……やはり、そうなのか」
「聞く限りではそうとしか思えんが。……と、言うかお前は何をやらかしたと言うのだ?ネート女史の怒りを買うとは」
「む……」
 ゼンガーも心の中ではそう思っていたらしい。だが、ソフィアに限ってそれは無いだろうとゼンガーは踏んでいたのだろう。先生から改めてそう告げられてゼンガーは言葉に詰まった。
「……彼女が怒っているとして、だ」
「ああ」
「俺にはその理由がさっぱり判らんのだ」
「・・・」
 ゼンガー本人にもソフィアを怒らす原因は判らないと言う。そう言われては先生とて何も言葉は掛けれなかった。
「俺は、どうするべきなのだろうかな」
「いや、それだけでは流石にどうしようもない」
「……そうか」
「お前としてはどうしたいんだ?聞いて欲しかっただけか?仲裁に入って欲しいのか?それとも、ただ怒りを冷ましたいだけなのか?」
 どうやら、ゼンガーは内心で相当焦っている様だ。明確な指針が自分の中で確立していない。何をしたいのか?何をして欲しいのか?ゼンガーの中にそれが無い以上、先生は行動出来ないのだ。
「お、俺は……」
「悩む場面か?支援して欲しいのなら、そう言ってくれ。俺はお前の力になるぞ?」
「イングラム……」
「過去には色々あったが、今はどうでも良い事柄だ。俺を信じてくれるなら、お前の望む形に落ち着く様、尽力しよう」
 イングラムは熱い台詞を吐き、ゼンガーの心を揺るがした。真面目で実直なこの男が迷いを抱える今、それを取り除けるのは自分だけだと言う事を理解した上での言葉だった。
 先生の言葉に、最後まで手放せなかった警戒心を捨て去ったゼンガーはとうとう頭を垂れた。

「ならば、力を貸してくれイングラム」

「それで、良いんだな?」
「ああ。お前を信じる。彼女の怒りを冷まし、原因を見つけた上で、元の鞘に俺は戻りたいんだ」
「了解した。ゼンガー」
 差し出されたゼンガーの右手を取ったイングラムは優しくそれを握った。剣ダコの目立つ、ゴツゴツしたその掌は冷たかった。


「……とは言ったものの、情報が少な過ぎるな。此処はやはり、本人と話した方が一番良いのだろうな」
「何?」
「ゼンガー、お前に彼女を連れてきて欲しい。話を聞ければ、後は俺の領分だ。幾らでも良い方向に持っていけるだろう」
「ソフィアをお前の前に連れて行けと言うのか!?」
 協力関係に入ったゼンガーには是非やって貰わなければならない事がある。今言った事がそうだ。当然、ゼンガーは声を荒げた。
「ああ。彼女と面識の無い俺が呼べば不自然だろう?お前にしか出来ない事だ」
「む……ぬ」
「逃げる場面じゃない。それ位はやって貰う。……判っているだろうが、お前の為だ」
「承、知」
 渋々……否、半ば嫌々ゼンガーは頷いた。気拙い雰囲気のソフィアを誘う事はかなりの重労働になる事が判りきっているからだ。
「うむ。では明日……否、二日後にヒリュウで落ち合おう。それだけ時間があれば平気だな?」
「ああ、こちらで何とかしてみる……って、待て。ヒリュウとは、酒場の?」
「そうだ。場所は知っているだろう?夜九時以降なら俺は居る。……お前に飲めとは言わんさ」
「・・・」
 ゼンガーは先生が何をする気なのかが全く読めなかった。
 先生は相手を酒に酔わせ、思考力を奪った上でイカサマトークを炸裂させる気だった。それこそが先生の常套手段であるのだが、酒がほぼ一滴も飲めないゼンガーには酒の臭いが充満する酒場に居る事はそれだけで辛い。
 案外、ゼンガーとイングラムは相性が悪いのかも知れなかった。

「最後に一つ聞くが」
「何だ?」
 陽が暮れてきて、寒さが厳しくなってきたので二人はこの場での話をお開きにする気だった。立ち上がり、背中を見せたゼンガーに先生は声を掛ける。
「お前は普段、クロガネの乗員として彼方此方飛び回っているが……帰ってきたのは先日だな。連絡は取り合っていたのか?ネート女史と」
「ああ。頻繁に便りは来たがな。……此処最近は忙しくてまともに返事を返せてはいなかった」
「……筆不精なのか?お前は」
「そう言う訳では無いがな」
 ゼンガーの言葉がどうしてか先生の心に引っかかった。忙しいから、と言うのは理由にならない気がするが、何かそれこそがソフィアの怒りの根幹にある気がした先生だった。
「では、お前の娘はどうなんだ?ネート女史の様に風当たりが?」
「イルイの事か?……いや。変わらず俺に懐いているが」
「ふむ。お前が留守の間、誰がイルイの面倒を?」
「ソフィアだが」
 先生の心に何かが閃く。これはまさか。……だが、憶測で物を語りたくない先生はその考えを頭の隅に追いやった。


「どうしたものかな、これは」
 何となくだが、ソフィアの不機嫌の察しが付いた先生は自体をどう収集すべきか思索を巡らせる。最悪、ゼンガーにはキツイ事を言わねばならなくなるからだ。
「何が、なんです?」
「む?」
 セレーナの声に現状を再認識させられる先生。気が付けば、かなりの時間が経過していた。
 アラドは食器洗いを終え、自分の横に何時の間にか座っているし、一升瓶に入った酒の量も半分に減っていた。
「ひょっとして、また相談事の類ですか?」
「いや、それは」
「あ、言いたくないなら構わないんですけど」
「む」
 口ではそう言いながらセレーナはじっとこちらの瞳を射抜いている。アラドも同様の視線を向けて来ていた。
 ……全てはこの女が始まりだった。その所為で自分の噂が様々な人間に飛んでしまったのだ。だが、その御蔭で様々な人間とのパイプは出来たし、アラドとだって仲良くなれた。
 最初は忌々しかったが、今はそれを素直に感謝出来る。
「実はな……」
 先生は口を開き、掻い摘んだ説明を始めた。

「ぜ、ゼンガー少佐って……また、大物が出て来ましたね」
「ああ。それだけ、ネームバリューが付いて来たと言う事の証かも知れんな」
「マジっスか?あのミスター武士道に悩みなんて」
「あの男とて、木の股から生まれた訳ではない。そう言う事だ」
 やはり、ゼンガー=ゾンボルトの名前は大きかったらしい。セレーナもアラドも揃って同じ様な顔を晒していた。
「それで、次に会うのは?」
「二日後だ」
「勝算は、まあ師匠の事だから当然あるっスよね」
「何となくは、だな。自信は無いが」
 勝算……と言うか、悩みを解決し、ゼンガーの望む結末に導いてやれるかどうかなのだが、今回はそれがちょっと怪しい。
 だが、鍵らしきものを既に見つけている先生は恐らく、勝つのだろう。アラドにはそれが判っている。
「私、何も出来ないですけど応援してますね」
「俺も師匠の勝ちを祈るっス。……結果は教えて欲しいっスけど」
「ありがとう、二人共。何より、励みになる言葉だ」
 仲間からの声援を受けた先生は、柔らかな笑みを湛え、その内に静かな闘志を燃やす。それは昔のイングラムには考えられない事だった。


——あっと言う間に二日後 BARヒリュウ
「今日は随分と控えめに飲みますなあ、少佐」
「ああ。後で客が来る予定になっている。飛ばして飲む訳にはいかんのだ」
 最早、先生にとってのホームグラウンドとなったヒリュウ。そのカウンター壁際の定位置でショーン=ウェブリー少佐と談笑を交わす先生。
 その光景はヒリュウでは最早御馴染みの光景だし、逆にそれが無い日はヒリュウは火が消えた様に寂れるのだ。
 ヒリュウの主となって久しい先生は約束の時刻の一時間前から彼等が現れるのを待っていた。
「少佐を尋ねる客が居る、と?」
「ああ。多分、副長にとっても珍しい客だと思う」
「ほう……それは興味深い。楽しみにさせて貰いますかな」
「きっと驚くと思う。……温燗、もう一本」
 ショーンの驚く顔が目に浮かぶイングラムは含み笑いを浮かべて、空の銚子をショーンに渡した。
 ……そうして、約束の時刻から三十分後
「どうやら、来たようだな」
 来客を伝える様にドアベルが鳴った。今日の生贄……否、主役達が漸く登場した。
「いらっしゃ……!」
 ショーンの言葉は途中で止まった。予想通り驚いてくれたマスターに先生は笑いそうになった。
「こっちだ。二人共」
 先生が大きく手招きすると、ゼンガーはカウンター席までやって来た。その後ろにはソフィア=ネートがぴったりと付いて来ていた。
「約束通り、連れてきたぞイングラム」
「ご苦労様。……やはり、骨は折れたか?ゼンガー」
「いや、実はそうでもなかった」
 ゼンガーの表情を見る限り、その言葉に偽りは無さそうだった。そうして、軽めの挨拶に談笑を混ざらせていると、ソフィアが一歩前に出た。
「貴方だったのですね。ゼンガーが私に会わせたい人と言うのは」
 確かに美しい女性だった。強い意志が感じられる藍の瞳、と柔和さを感じさせる優しい微笑みを湛えた顔。
 後ろで纏められた色素の抜けた空色の長い髪の毛を引っ提げ、肌の色は雪の様に真っ白だ。知性を感じさせる広めのおでこはきっとチャームポイントなのだろう。
「そう言う事、ですな。ネート女史。……お初にお目にかかる。イングラム=プリスケンだ」
「ソフィア=ネートです。……直接、お会いするのは初めてですね」
 お互いに深々と頭を下げた先生とソフィア。些か仰々し過ぎる気がするがお互いに初対面なのでこれ位で丁度良かった。
「まあ、立ち話もあれでしょう?お二人とも、お掛けになっては如何ですかな」
 マスターがそう言葉を投げるとゼンガーとソフィアは同じタイミングで椅子に腰掛けた。ゼンガーの座った三本足の木製スツールがギシッ、と音を立てた。
「大物を連れてきましたな、少佐。一体、どう言う経緯で……」
「説明は面倒だから省く。だが、十分驚いただろう?」
「ええ、そりゃあもう」
 ひそひそと先生に耳打ちするショーンは最早、驚きを通り越して半分混乱している風にも見て取れた。これでまた一つ、ショーン副長は先生に対し謎を増やした。

「取り合えずは注文を。マスター?ゼンガーにウーロン酎を……」
「待たんか貴様。……殺す気か」
「冗談だ。彼にはウーロン茶を。で、ネート女史は……?」
「あ、私は熱燗を頂きたいのですけど」
「日本酒?……なら、丁度良い。俺の酒を出してやって欲しい」
「ウーロン茶と銀嶺月山の燗ですな?暫しお待ちを……」
 注文を聞いたマスターは奥に引っ込んだ。ソフィアは少し申し訳無さそうに呟いた。
「宜しいんですか?少佐のお酒を」
「構いませんよ。無理言って来て貰ったのはこちらです。飲み代位は負担します」
「し、しかしイングラム……良いのか?」
「ああ。まあ、任せてくれ」
 やっぱり含みのある笑みを浮かべイングラムは頷く。ゼンガーもソフィアもその言葉を頂戴する事しか出来なかった。
 そうして暫く待っていると、二人の注文が運ばれて来る。ソフィアはお猪口に燗酒を注ぎ、それを少し啜った。
「あら……おいしい」
「冷やして飲んだ方が上手い酒だが、敢えて燗で飲むのも贅沢ですな。遠慮せずにいって下さい」
「え、ええ」
「酒、か。俺には解からん世界だな」
「それだけ剣の腕がありながら、酒の味を解さないとは……不幸な事だな」
「そうかも知れないな……」
 美味い酒に感嘆の声を漏らすソフィアを尻目に、ウーロン茶をちびちび啜るゼンガーは決まりが悪そうだ。何処か残念がっているのはきっと気のせいではなかった。


それから暫くの間は平和な時間が続いた。お互いの仕事の話やら取り留めない馬鹿な話に笑みを漏らしひたすらに酒とウーロン茶を消費し続けた。
 そして、時計の長針が一周した辺りで先生は仕事に切り出した。
「そろそろ、頃合か」
「え?」「……!」
——来た。ゼンガーはその時が訪れた事を悟り、顔を険しくさせた。だが、ソフィアは何の事なのか全く判らなかった。
 イングラムはじっとソフィアの顔を見つめた。ゼンガーの話では相当に怒っていた様だが、今の彼女の顔からはそう言った感情が一切見られない。
 つまり、それは彼女が怒りを手放していると言う事に他ならない。ゼンガーが彼女を誘う事に苦労しなかった点から考えても、自分の考えが間違いでない事は明らかだ。
 後は……その原因を暴き、両者の間で明らかにするだけだった。
「俺が今回、ご両人に会いたかったのは……他でもない。少し前に貴女が煩っていた不機嫌の原因究明とその対処についてだ」
「っ」
 告げられた真実にソフィアの顔が驚愕に歪む。何かあるとは踏んでいたソフィアだったが、何が待ち受けているのか迄は見抜けなかったのだ。
「まあ、俺には機巧が見えたが、その男は相変わらず何も判っていない様だ。だから、それをはっきり此処で知って貰う」
「ゼンガー……貴方は」
「済まん、ソフィア。俺が頼んだ事だ」
 少しだけ責める様なソフィアの視線がゼンガーに飛んだ。ゼンガーは落ち着きの無い様子で頭を下げる。その顔色はとんでもなく悪かった。

「私は、怒ってなどいませんよ?」
「今はそうでしょうな。だが、以前はそうだった筈だ。今、怒っているか否かは問題ではない。その原因だ。知らなければ、その男はまた繰り返すだろうからな」
 確かに彼女は怒ってはいない。だが、今明かさねばならないのはその原因についてだ。ゼンガーはそれを知らなければいけないのだ。
「・・・」
「ゼンガー……」
 無言で何かに耐える様にゼンガーは瞳を閉じていた。ソフィアはその佇まいが危うく見えたのか、自分が言いたい事が喉の奥に引っ込んでしまった。 
「俺の口から、言うか?」
「それは」
 当然そうなるのは目に見えていたので、ソフィアの代わりに第三者の視点からゼンガーに真実を語ろうとするイングラム。だが、ソフィアはそれを止めようとした。
「いや、いい。頼む、イングラム」
「ああ、では」
 だが、ゼンガーはそれを受け入れた。今は後腐れが無い様にきっぱり、すっぱりと自分に言葉をぶつけて欲しかったのだ。先生は頷いた。


「どうして彼女がお前の誘いに乗ったか、解かるか?」
「偶々、機嫌が良かった……のでは?」
 イングラムの問いに手探り状態でゼンガーは答えた。声が若干、上擦っているのは何の感情の所為なのかは判らない。
「違う。嬉しかったのさ。お前に誘われた事がな」
「だから、容易く怒りは手放せた。……そうでしょう?ネート女史」
「・・・」
 案の定、正解を外したゼンガーにそう語るイングラム。怒ってはいても、好いた相手の誘いだからこそ、喜んで受けた。
 それが正しい事を示す様にソフィアは静かに首を縦に振る。
「では、もう一つ。何故、彼女が怒っていたのか?その理由は?」
「むっ……それが解からんから、俺は」
「フッ、そうか」
 そうして、更に設問が追加された。そもそも、ゼンガーはその答えを得る為にイングラムの協力を仰いだのだ。答えられないのも仕方ない事だった。
 イングラムはそんなゼンガーの解に少しだけ微笑を浮かべ……
「呆れた奴だな、お前」
 そうして、心底絶望したと言った表情を見せた。実は答え気付いていないのではなく、故意に茶を濁しているのでは?……と、先生は邪推してしまった。
「何……?」
 だが、そうではなかった。そんな先生の言葉と表情にムキになったのか、ゼンガーは少しだけ怖い表情をした。
 先生は渋々正解を語ってやった。
「それは彼女が寂しかったからさ。お前の身を案じ、何度も何度もお前に便りを出していたんだぞ?彼女は」
「う、っ」
 淡々と正解を語るイングラムにゼンガーは戦意を奪われた様に顔に脂汗を浮かばせる。ゼンガー自身もそれは気にしていた事だった。
「だが、お前は何だかんだと理由を付けて、返事を寄越さなかった。だから、キレちまったのさ」
 ゼンガーはまさかそれが原因だとは思いたくなかったらしい。彼らしからぬ楽観が全てに根差していた。
「お、俺も忙しかった。悪いとは思っていたが」
「理由にならん。お前がそうであった様に彼女もそうだった。否……その度合いでは彼女の方が上だった筈だぞ?
テスラ研と極東を行ったり来たりしながら、慣れない子育てに悪戦苦闘しつつ、それでもお前の事を考え、その帰りを待っていた。それを無視するとは良い度胸じゃないか?」
「……!」
 何とか体裁を取り繕おうと思ったゼンガーは誰から見ても苦しい言い訳をした。だが、当然それは先生の発する真実と言う名の槍の前には無力だった。ゼンガーはその重たい言葉に貫かれた。

「しょ、少佐……あの」
「ネート女史、此処はきっちり言わせて貰うぞ」
 打ちひしがれた様に動けないゼンガーを心配したソフィアはゼンガーを助けようとするのだが、それを先生は許さない。今は情を掛ける場面ではなく、寧ろ相手に気付かせる事が重要な局面だからだ。
「夫婦間の事なら俺が口を挟む事じゃない。だが、お前達は未だそれ以前だろう?ゼンガー……お前はどれだけこの女に甘えていたか、理解しているのか?」
「それは」
 それが夫婦間の事ならば、それが家庭の事情だと言う事で話はお仕舞だ。だが、ゼンガーとソフィアは仲は良いのだろうがそんな関係では未だない。
 だからこそ、先生は口を挟まざるを得ない。それはゼンガーが望んだ事だからだ。
「そもそも、どれだけ釣った魚に餌を与えていないのかと言う話だ。それでは、女を繋ぎ止める事は出来んぞ」
「ソ、ソフィア?」
「・・・」
 決定的な一言が紡がれた。ソフィアが言おうと思っても言えなかった事を代弁した先生に彼女はうんうんと何度も頷いた。
 ……気のせいか、その瞳には涙が溜まっている様にも見える。ゼンガーは漸く己の浅慮に気付いた様だった。
「つまり、原因はお前の振る舞いにあった訳だ。……半ば、内縁に近い絆の深さなのだろう?為らば、お前はそれを明確な形にして示す冪だった」
「内え……!い、いや待て。俺とソフィアはそんな」
「そう思っているのはお前だけだ。気付けない事もまた罪だと知れ」
「お、俺とソフィアが……」
 此処に居たって何を馬鹿な事を、と先生は思ったが、流石にそれは言わなかった。思っていた以上にゼンガーは女心に疎く、また晩熟の様だ。そうでなくてはこうはならないだろう。
 そして、それを示せなかった事に罪があるというならば、それを購う方法はたった一つだけだ。
「ゼンガー……私」
「ソフィア……」
 ソフィアの瞳が心の全てを語っている様だった。それを認めたゼンガーは自分の矮小さを恥じ、穴があったら入りたくなった。
「気持ちを胸に飼うだけでは何も現実は動かない。以心伝心なんて普通では有り得ない。念動力等の不思議パワーも別にしてな。……それなら、お前はどうする?」
「むう……!」
「為らば、声に出して言うしかない。お前も、何れ言わねばならないと思っているんだろう?」
「あ、ああ」
 それこそが贖罪の方法であり、また罰だ。言う方としては火が出るほど恥ずかしいが、その程度は背負って貰わねば立ち行かない。凌ぐよりは乗り越えてナンボの世界だ。
「今がその時だと言う事だ。いや、遅過ぎる位だな。……好い加減、素直になれよ。それもまた、男の責任でもあるんだぞ?」
 ゼンガーの闘志に火を点けるべく、声援にも似た言葉を先生は送った。そして、それは確かにゼンガーの心に届いた。
「そう、か。そう言う事か」
 先生の粋な男気に心を打たれたゼンガーは、やっと自分がすべき事が見えた様だ。その手の台詞を女から求めるの事は間違っている。だが、それが欲しいからこそ女は待ち続ける。
 ソフィアが待っているのはゼンガーからのたった一言なのだ。ゼンガーはやっとそれを言う決心が付いた様だった。


「イングラム、それならば見届けてくれ」
「む?」
 そうして、ゼンガーは立ち上がった。気迫でも使ったかの様に青い炎がゼンガーの背中で揺れている気がした。そして、次の瞬間……
「一意、専心!!」
「なっ!?」「ゼンガー!?」
 ゼンガーはイングラムの銚子を神速の動きで引っ手繰り、その中身を一気に呷った。
 ……嘗て、アラドも同じ事をしたのを先生は覚えていたが、問題なのはそれを今回はゼンガーがやったと言う事だ。酒に壊滅的弱い彼がこんな事をして無事で済むはずが無い。
「ぐっ……ぅ、ぐ……き、聞いてくれ……ソフィア」
「は、はい!」
 マッハを越える速度で酒は全身に回り、理性を、その他諸々の余計な感情を消し去っていく。
 真っ赤に染まりながらソフィアの前に仁王立ちするゼンガーは鬼気迫っていた。ソフィアはゼンガーの言葉を待った。

「俺は、貴方を……あ、愛してい……」

——ドサ
 『る』の一言は紡げなかったが、確かにゼンガーはソフィアに対し、自分の持つ素直な気持ちをぶつける事が出来た。
 そして、ゼンガーはその代償に床へと崩れ落ちた。
「ゼンガー……」
 漸く聞く事が出来た愛している男の言葉。ソフィアは女の幸せを噛み締めていた。
「確かに、見届けさせて貰ったぞ。お前の漢を、な」
 始終を見届けたイングラムは静かに頷くと、倒れたゼンガーの身体を起し、椅子に座らせてやった。
「私も貴方を……愛していますよ」
 カウンターに突っ伏したゼンガーにソフィアは顔を寄せた。そして、その頬に唇を押し付けた。
——ちゅっ
 ゼンガーの頬にはソフィアの唇の形をしたルージュの痕が綺麗に残った。


「済まなかった、ネート女史。些か、急ぎ過ぎたのかも知れない」
「いいえ?寧ろ、お礼を言わせて下さい。私が一番欲しかった言葉を、彼の口から聞けた」
 今日の相談室はこれでお開きだ。先生はソフィアに対し謝罪していた。ゼンガーの、そしてソフィアの望む結末を引き入れたとは言え、ゼンガーを煽り過ぎた事は少しだけ後悔していたのだ。
 だが、ソフィアはそれを責める事は無かった。寧ろ、礼を言われてしまった先生はこっ恥ずかしくなってしまった。
「まあ、奴が酒に頼ったのは締まらない結末だったが……次は素面で言ってくれる事を期待しましょう」
「ええ。そうですね」
「為らば、今日は此処までですな。潰れたゼンガーを放置するのは気が引ける。……ネート女史は帰り支度を。俺は勘定を済ませる」
 これ以上、何かをする事は不可能なので先生は勘定の為に席を立った。出来る事ならば、この次は酒に頼らずに男らしく堂々と今日の台詞を言って欲しいと思う先生だった。
「ソ、フィア……俺は」
「帰りましょう、ゼンガー」
 ……だが、そんな日が果たして来るのかどうか。それは誰にも判らなかった。

「ぬう、お、重い」
「あの、平気ですか?」
「な、何とか……ぐっ」
 アフターケアは万全に。ゼンガーの部屋までその部屋の主を背負って帰り道を急ぐ先生は貧乏籤を引いていた。
 ヒリュウから兵舎までは結構な距離があるので実はあんまり大丈夫ではなかったりする。だが、此処まで来て無様を晒すのは先生のプライドが許さないので空元気で何とか答えた。
「……済まん。イングラム」
「お前は寝ていろ。無事に送り届けてやる」
 誰の所為でこんな苦労をしているんだ。イングラムは声高らかに叫びたがったが、やっぱり止めた。安請け合いした自分の落ち度だからだ。
「承知……zzz」
「ね、寝付きの良い奴だな」
「くすくす……大きな子供みたい」
 その台詞に安心したのか、ゼンガーは夢の世界に旅立った。イングラムはその余りの寝付きの良さに盛大に呆れ、ソフィアは楽しそうに微笑んでいた。
「全くです。……でも、好きなんでしょう?この朴念仁が」
「ええ。そうです」
 にっこり微笑んだソフィアの顔は全てを締め括る感嘆符の様だった。ゼンガーが少しだけ羨ましいイングラムだった。


そして……


——数日後 再びBARヒリュウ
「あれから進展はあったのか?」
「地道に点数を稼いでいる。目指せマイホームパパ……と言う奴だ」
 醜態を晒したあの夜から数日後。野郎二人は再び因縁の酒場に集まっていた。
「その前に指輪の一つでも買ってやれ。愚図愚図していると後悔するぞ?」
「ああ。肝に銘じる」
「注文は決まりましたかな?」
 流石に前回の二の轍を踏みたくないゼンガーはアルコールに対する備えが万全だった。だが、今の彼は決して茶やミネラルウォーターに逃げたりはしない。
 ショーンの注文に二人は答えた。
「バーボンをくれ。ストレートで」
「ホッピー。ロックでな」
「「!?」」
 先生とマスターの顔がモノクロ表示で驚愕に染まった。
「か、畏まりました……!」
「くっ、くくくく……!」
 盛大に噴出す前にマスターは退散、イングラムは俯いて笑いを堪えようとしたがどうしても口の端からそれは漏れてしまった。
「何を笑っている?」
「いや……安上がりな男と思ってな。奥方の前では止めておけよ?」
「もう手遅れだ」
「そうか」
 別にイングラムは適当に言ったつもりはない。こちらは一本数万円はする酒を空けても満足に酔えない事がある。それなのに酒ですらない飲料で気持ち良く酔えると言うのは酒飲みには経済的に羨ましかったするのだ。
 ……だが、それ以上に絵としては非常に格好悪い。世界中探してみても恐らく、ゼンガーの様な人間は稀だろう。ある意味、天然記念物かも知れない。
「酒を飲むのが、こうも面白いモノとはな」
「良いモノだろう?雰囲気を味わうのも酒の醍醐味だ」
 どうやらゼンガーは酒の味ではなく、酒を飲む雰囲気を理解するに至った様だ。それは先生との出会いがなければ、恐らく得られる事が無かったであろうモノだった。
「そう考えると、俺は大分損をしていたのだな。お前には感謝しなくてはなるまい。……友よ」
「と、友?」
 ……何か聞き捨てならない言葉が聞こえた気がする。先生はゼンガーを見て聞き返した。聞き間違いと思いたかったのだ。
「そうだ。俺が杯を固めたの男はお前だけだからな。……不満か?」
「いや、光栄だ……と、言っておこう」
 残念ながらそうではなかった。……どうやら、この身はイロモノに気に入られてしまったらしい。
 ……否、自分自身がイロモノを通り越したキワモノなのでそれはどうでも良いのだが、先生はどうしてもそれが嬉しくなかった。
「この借りは何れ、な」
「借りに感じる必要は無い。それでも借りだと思うなら、俺の飲み友達になってくれ」
「ああ!」
 力強く頷いたゼンガーはとても嬉しそうだった。だが、先生のテンションはどん底だった。


 おまけ

——イングラム私室
「……と、まあそう言う事があった」
 自分の炊事当番をこなしつつ、鍋を煮立たせるイングラムはアラドとセレーナに事の仔細を語っていた。
「あのゼンガー少佐が……ネート博士も少し気の毒かも」
「でも、これからきっとマシになってくっスよ。そうなんスよね?」
「そう思わなければ始まらんだろうな。……むう、甘過ぎるか?」
 あの二人がどうなるのかはお天道様だって判らない事だ。だが、自分が走り回った事に価値があるのならば、せめて丸く収まる事を期待したい。先生はお玉で煮汁を掬い、味を確かめた。
「で、少佐は今日は何を作って?」
「ああ。肉じゃがだが」
 今日は素朴にお袋ならぬ親父の味を追求するイングラム。ただでさえ冷蔵庫にはセレーナが持ち寄った食材が消費される時を待っている。その処分も兼ねてだった。
「げっ!?少佐!その言葉は禁句……」
 だが、その肉じゃがと言う言葉に目を丸くしたアラドは叫んだ。肉じゃがに並々ならぬ執着を見せる人物が居る事を知っているからだ。
——バンッ!
 そうして、その人物は現れた。自動ドアの開閉を無視して無理矢理扉を開いて、イングラムの部屋に突撃してきた人物とは……

「肉じゃがと聞いて飛んで来たわ」

 先生の妹だった。愛しの兄貴が作る大好物はヴィレッタにとっては是非とも食べたい一品だったのだ。
「お邪魔します、少佐」
 そしてオマケがもう一人。ヴィレッタに遅れて入ってきたのはアヤだった。
「うわ、変なのが召喚された」
「うう……俺の取り分無くなっちまうよ」
 呼んでもいないのに現れる事を推参と言うが、ヴィレッタとアヤの行動はそれにばっちり当て嵌まった。
 アラドは頭数が増えてしまった事に悲しくなった。自分に割り当てられる肉じゃがが減ってしまう事は彼にとっては死活問題なのだ。
「お前等……そんなに暇なのか?」
 否、間違いなく暇なのだろう。態々、自分の兄貴(元彼)の下に訪れ、飯を集っているのだからそう考えざるを得ない。
「それはそうと聞いたわ、イングラム。ゼンガー少佐と一悶着あったんですって?」
「何でも、無理矢理お酒飲ませて潰したとか。ショーン副長が言ってました」
 ゼンガーとソフィアとの一件は二人の耳にも入っていた。まあ、彼女達もヒリュウを頻繁に利用するのだから知っていて当然と言えば当然だった。
「何か、歪んで伝わってる?」
「もう一度、説明した方が良いんじゃないスかね」
 だが、聞く限りではどうもその情報は正しい形で伝わっていない様だった。
「面倒臭いな……」
 確かに面倒臭い。だが、ゼンガーとソフィアの名誉の為には説明を省くわけにはいかない。先生は鍋を掻き混ぜつつ、もう一度掻い摘んでその話をしてやった。

「……以上だ」
「へえ」
「そんな事が」
「何も言わなくて良いぞ。感想は聞きたくない」
 肉じゃがの盛り付けを終え、皿を並べた所で先生の話は終わった。情報の歪みが修正された二人は興味深そうに呟く。だが、先生はこれ以上その話を蒸し返して欲しくなかった。
「頂きますっス!」
「あ、こら!遠慮なさいアラド!」
 待ってましたとばかりに自分の皿にアラドは齧り付く。堪らずヴィレッタは叫んだ。多めに肉じゃがを食べたい彼女は大食いのアラドにそれを大量を食べられる事を恐れたのだ。


「ちょっと聞いて置きたいんだが」 
「「「「?」」」」
 箸の奏でる音をバックに先生は口を開いた。皆が一様に先生に視線を集中させる。
 先生が言ったのは今回の一件を通過した事で心に湧いた一抹の単語だった。
「お前達、結婚についてどう思う?」
「えっ、け、結婚!?」「しょ、少佐ってば何て事//////」
 その言葉が意外だったのか、セレーナはちょっとだけ噎せ、アヤは顔を真っ赤にした。
「うーん……俺は未だヴィジョンが浮かばないっスねえ(もぐもぐ)」
 最初に答えてくれたのはアラドだった。飯粒を咀嚼しながら言葉を零す彼はあっけらかんとしていたが、些か行儀が悪い。
「だが、もう二年もすれば最悪、お前には伴侶が居るかも知れない。考えて置いて損は無いぞ」
「そ、そうっスね」
 イングラムは冷静に正論と言う名の突っ込みを返した。それに少し戸惑うアラド。……どうやら、心当たりが沢山ある様だ。
「その前に誰かを孕ませる事もあるか。相当、お前は種を蒔いている様だからな」
「いや!それは蒔いてるんじゃなくて、無理矢理搾られてるんスよ!」
 確かにそう言う暗黒時代がアラドにはあった。アイビスを筆頭にオウカとゼオラにも相当搾取されていた事は彼にとっては忘れ去りたい過去だ。
「今は違うだろ?」
「う」
 だが、今のアラドは違う。恐らく、同年代の男と比べ、アラドは女の扱いをかなり心得る。先生の下で修行を積んだ彼は若い太陽になろうとしているのだ。
 先生の言葉が現実になる日が来るかも知れない。……いや、きっと来るのだろう。
「わ、私は……少佐がその気なら、何時でも//////」
「くぉら!セレーナ!よくも私の台詞を!親友とて容赦はしないわよ!!?」
「こう言うのは言ったもん勝ちでしょうが!へへん」
「ぐぬぬぬぬ……」
 で、アラドの後に続いたのはセレーナだった。出鼻を挫かれたアヤはセレーナに噛み付くが、結局ダメージを与える事が出来ずに悔しげに歯噛みするだけだった。
 ……何と言うか、女の必死さが伝わってくる情景だ。婚期の真っ只中にある彼女達にとって、その相手をゲットしようとする様は男には判らない哀愁に満ちている。
 先生はそんな女達の考えを理解する事は無く、のんびり煙草を咥えて先端に火を渡らせる。そんな女二人にアラドはホロリとさせられた。
「そうね。結局は貴方次第でしょ」
「選択権は俺に委ねられるって?」
 最後はヴィレッタだ。彼女もまた婚期の只中に居る以上は必死になりそうなものだが、セレーナ達とは違い彼女は落ち着いていた。
「そうでしょう?……違うとでも言うの?」
「・・・」
「違うなら、言ってあげましょうか?私と結婚してって♪」
 沈黙し、煙草をふかす兄に妹はここぞとばかりに駄目押しを喰らわせる。或る意味、とても男前だった。

「「なぬぅっ!!?」」

 それに黙ってられない女達が異議を申し立てた。
「そりゃ無いでしょ大尉!って言うか、兄妹で何て無理でしょ!」
「籍は別々よ?ほら、苗字だって違うし。何も問題は無いけど」
「そんな屁理屈!」
 ……どうやら、この手の話題は波紋を呼ぶらしい。ぎゃーーぎゃーー喧しい女三匹の寸劇を横目で見つつ、先生は紫煙を燻らせていた。


「で、結局、師匠はどう考えるんスか?」
 まあ、どれだけ論争を交わそうが、それを言った本人がどう考えているかを知らなければ話の飛躍は無い。アラドはそれを先生に聞いた。
「……相手に任せたいと言うのが正直な処か。だが、そもそも俺の背負っているモノを考えれば、結婚なぞ出来ないのだがな」
「あ……」
「「「!」」」
 一瞬、場が静まり返った。馬鹿話と思ったが、そんな重たい事が出てくるとは皆が予想出来ない事だった。
 ……因果律の番人としての使命。それに特定の誰かを巻き込む事は相手に人間としての生を放棄させると言う事に他ならない。
 愛等と言う曖昧な感情で相手にその道を選択させる事はイングラムとっては罪悪以外の何物でも無い。彼が結婚を考えない……否、結婚しようとしないのはそう言う事情があるからだ。
「だが」
 先生の言葉には続きがあった。否定接続詞がそれを語っている。
「それでも尚それに踏み切る事があるとすれば……相手が孕んだ時か」
「え?こ、子供が出来たら!?」
「おかしいか?使命を捨てるには十分な理由だと思うが」
 それが今の所の先生の考えだった。優先順位の違いと言う奴だろう。使命は重要だが、最優先事項は他にあると言う事の確かな告白だ。
 子供が出来た場合、伴侶とともに子育てに没頭する。それはイングラムにとっては使命を捨ててでも遂げたい事だった。

「しょ、少佐!何で言ってくれないんですか!子供の一人や二人、この私が直ぐにこさえて……!」
 どうやら、セレーナにはその覚悟が既にあるらしい。何と言うか、見ていて痛々しかった。
「「((がくがくぶるぶる))」」
 此処で何か異議の申し立てをしそうなヴィレッタとアヤは何故かガクガクブルしていた。
「って、どうしたんですか?大尉もアヤも」
 それに異常なモノを感じたセレーナは問いかけてみた。答えは以下。

「無理……絶対、無理!子供が出来る前にこっちが擦り切れちゃうわよ……!」
「壊れちゃう……いえ、壊されちゃう!身体の前に心が……!」

 それがどう言う事かは……まあ、推して知るべし。此処で語る様な内容ではない。
「そ、そんなに、凄いんだ。少佐はベッドで」
「ええ。ヤバイっスよ」
「!?」
 アラドは爆弾を吐いた。セレーナは一歩後ずさった。男であるアラドがどうしてイングラムのそんな事を知っているのだろうかと、悪い意味で怖い考えが浮かんだのだ。
「結果的に女を壊す事に特化してるって言うか……興味本位で手を出したら、火傷を通り越して焼死するっス」
 その理由は至極単純だ。アラドは先生の弟子として、様々な知識や技を受け継いでいる最中だ。その模範演技も当然見たのだ。
「そして、それこそが俺が目指している領域っスよ」
 目標は遥か遠く。至ろうと思って至れる次元ではない。だが、例えそうだとしてもそれを目指す事は無意味ではない。途中で止まってしまったとしても、アラドはそれで良かった。

「……ふゆうう。……やっぱ、年上って良いなあ」
「「「え」」」
 紫煙交じりの先生の一言で再び場が沸く。先生はソフィアに何かしら感じ入る所があったらしい。惜しむらくは、その女が売約済みであると言う事か。
 まあ、ソフィアが先生より年上か否かはこの際置いておくとして、どうやら先生は年上属性らしかった。
 ……そして、女三人には難儀な事実が露呈してしまったのだった。




◇  ◇  ◇




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247 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 08:54:57 YN+fNPCO
流れが落ち着いてきたのでネタを

イルイが人生相談室を開きました


イルイ「家庭内暴力?」
ぺル「はい、息子が事あるごとに・・・・
ただ発明品を作ってるだけなのに!」
イルイ(それが原因じゃ・・・・)


293 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 18:47:02 3g69XGsN
>>247
アイビス「どう?人生相談室の評判は?」
イルイ「うん、上々だよ。悩みを打ち明けた人たちは皆笑顔で帰っていってる。」
スレイ「このご時勢だ、人生に悩んでいる者は沢山いる。」
イルイ「私、頑張って皆を笑顔にするから。」
ツグミ「その意気よイルイ、頑張ってね」



294 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 18:50:51 k8w8OB/l
カランコロン
イルイ「はい……あ、貴方は!?」
助手「すいません……」
イルイ「ライバルのジョッシュさん……とうとう乗り込んで……」
助手「いや……その……あの……そのことなんだけど……」
イルイ「?」
助手「人生相談なんかやってないのに、気がついたら勝手に人生相談室だと
思われてるんだよ。どうしたらいいのかさっぱり……」
イルイ「そ、それは……(難しいな……あれ?)
じゃ、じゃあお引取り願えばいいんじゃ……ないですか?」
助手「………そんなこと………できないだろう?」
イルイ「………」



298 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:03:41 InCMQvDX
時に悩み相談ネタだが。

???「横暴な姉達に悩まされてるんです………」

???「皆命令を聞いてくれないんです………」

???「愛しの彼にはライバルが多くて………」

???「同一存在の(ある意味)妹に惚れてしまった俺は変態なんでしょうか?」

とかくるんだろうか。



299 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:09:00 lurlw0uV
>>298
一番上:カズマorリョウト
二番目:レフィーナ
一番下:インファレンス  か

下から二番目って誰だ?



300 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:10:31 psSOwvL8
マサキかリュウセイじゃねえの?



301 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:21:15 711I1nKO
シャナじゃね?



302 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:43:19 eUC/2mQD
???「偽ライディーンが出れたんだから俺も出れますよね!?」(PN.メカGGGさん)

闇脳「わいに聞くなや」



303 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:43:49 7WhzZxtL
ライだろ


351 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:30:35 /0an7xDd
>>302
あなたがOKになるとハイパーサザ○ー等も
大丈夫になってしまうので駄目です。



304 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:50:52 zu10LZgo
???「バリバリかがみん系主人公なのに、どうしてこうも印象が薄いんでしょうか」


307 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:57:37 X01JCkI4
>>304
えーと…

アークさん?


306 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 19:52:30 UxCN/hdr
???「製作者側からすら名前を間違えられたことがあるんですが・・・。」



311 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:08:49 mXBMfxGN
>>306
3人娘の1人、食欲旺盛なお嬢さんですか?

それとも、燃え上がる赤いイグニションさんですか?


312 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:15:01 X01JCkI4
テニア「いい加減直してほしいんだけどなぁ・・・何だよ、ミュールって
オートミールみたいな響き・・・」
統夜「美味しそうな名前ならいいんじゃないか?
…まぁ、周りが間違えても、俺は間違えないしな」



313 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:25:24 IWMn0nCp
>>312
統夜「それにそのうちミューズも間違いになるしな」
テニア「なんでさ?」
統夜「そのうちフェステニア・紫雲になるからさ」
テニア「…………、っ!なっなっなっ何言ってんのさ!」
統夜「嫌かい?」
テニア「……嫌じゃないです////」
うん、個人スレ向き



314 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:29:21 7WhzZxtL
>>313よ、安心しろ

カティア「もちろん私たちも」
メルア「紫雲です!」
シャナ「そうですよね?」
統夜「ハハハ…」

これで萌えスレ向きになった



315 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:31:42 iQTJxh7f
しかしその実態は!!4人そろって戸籍上エ・セルダの養女扱いだと・・・・


317 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:32:54 7WhzZxtL
>>315
なぁにじきに免疫力がつく



318 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:34:20 /ndyHQOm
>>315
だがちょっと待って欲しい
腹違いの姉妹というのも過ちな香りがしてODEではないだろうか


319 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:34:23 k8w8OB/l
ミズホ・グレーデンとか、
カルヴィナ・ランクスとか、
グラキエース・ラドクリフとか、
ラミア・アルマーとか。



320 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:35:26 ttcCalG7
>>319
アクセル「でいいぃぃぃぃぃやっ!!」


322 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:38:55 IWMn0nCp
ミズホ「ミズホ・グレーデン……ふふっ、なかなかですね」
ラウル「ラウル・サイキも悪くないんじゃないか?」
ミズホ「ひゃあ!ラウルさんいつの間に!」
ラウル「笑顔で『ミズホ・グレーデン』っていう字を書き始めたときから」
ミズホ「最初っからじゃないですか!//////」


325 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:41:43 k8w8OB/l
ゼオラ・バランガとか、
ミナキ・カノウとか、
ソフィア・ゾンボルトとか、
リョウト・メイロンとか、
リュウセイ・ブランシュタインとか。



345 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:25:08 FHgW9tFV
>ソフィア・ゾンボルトとか
名前の柔らかさと苗字の物々しさのアンバランスさがすげぇw


327 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:43:38 mXBMfxGN
>>325
なるほど!
エルザムさんと雪子さんが再婚して
(一応)未成年なリュウセイも同時に苗字が変わるのか!


328 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:44:12 3g69XGsN
イルイ・ダグラスとか
フィリオ・タカクラとか
セレーナ・プレスティとか
カズマ・アーディガンとか


329 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:46:34 ttcCalG7
カズマ「…………orz」
アホセル「まあまあ泣くなってカズマちゃん。さ、今から一人身の女の子を探しにレッツ歓楽街!!」
カズマ「アクセル………!!」



330 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:46:43 d7hhij2F
>>328
カズマの相手はミヒロですか?それともシホミですか?



331 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:47:26 JnfeiTVd
ホリス・アーディガンになるのかね? それともアカネ・ホライアンになるもかな?



332 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:47:39 InCMQvDX
つまり、
アリア=アーディガン
レラ=ブルー

ミナキ=カノウ

とかもありですね!



333 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:49:47 xONMWx1p
アカネ・ホライアンな方が似合う気がするなあ。
あとイルイはゾンボルトでも良いと思うんだ。ゼンガーが(21)になっちゃうけど



335 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:51:59 d7hhij2F
>>333
(21)って通じんのかw?あとゼンガーは(21)じゃなくて義父だと思うんだ


334 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 20:51:35 3g69XGsN
>>333
だったら

イルイ・ダグラス・ゾンボルト

これで解決



340 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:09:04 ra3ylUDu
>>334
スペイン式の名字でアイビスがパパでゼンガーがママかと思ったぜ。
あぶねぇあぶねぇ。



341 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:17:03 oMBlFVbP
>>340
お魚くわえたどら猫を刀を持って裸足で追いかける
ゼンガーさんしか想像できないんだが……


343 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:21:17 3g69XGsN
>>341
ゼンガー「逃がさんぞドラ猫!それは今日の夕食の秋刀魚だぞ!」
ソフィア「あらあら、また始まっちゃいましたね」
イルイ「ゴメンねアイビス、騒がしくて…」
アイビス「いいよ、いつもの事なんでしょ?」
イルイ「うん、ゼンガーはお魚泥棒をする猫が許せないみたいなの」



344 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:24:01 cH8lESK9
ラトゥーニ・ダテ
マイ・ダテ
ライディース・D・ブライシュタイン
アラド・ナギサ
エキドナ・アルマー
レーツェル・ダテ
リルカーラ・バランガ

あれ?首から何か生暖かい物が流れて・・・


346 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:26:50 Ezv1kb+0
>>344!>>334!
ちくしょう・・・
誰がこんな酷いことを・・・



348 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 21:27:35 ra3ylUDu
>>343

>292 名前:名無し@悪を断つ剣 投稿日:2005/10/03(月) 21:44:21 UwziFjuN
> ケレンを咥えたザナヴを おーかけーって
> 裸に褌 悪断ーつゼンガーさん
> トロンベ駆け抜ける〜〜 カイは増えている〜〜
> るーるるっるー 予知するギリアムさーん

今は亡きゼンガースレより抜粋。


ごめんなさい、それ私です


サザエさんをさがして

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投稿者 ko-he : 2008年02月05日 08:28

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コメント

職場でスパログ見てたら久しぶりにイングラム先生を発見してつい「おぉ!!」と叫んで皆に変な目で見られたぜorz、なにはともあれGJ!!

投稿者 Anonymous : 2008年02月05日 17:30

こうへーだったのかあぁぁ!!

投稿者 元ゼンガースレ住民 : 2008年02月05日 17:44

今更だけど>>344
>首から生暖かい物が流れて…
ああっ!>>344がダージリン漬けに!

投稿者 Anonymous : 2008年02月05日 17:58

こうへーwww

投稿者 Anonymous : 2008年02月05日 19:52

うおっ、新作来てたのか!
ゼンガーもネート博士もよかったねw
ホッピー噴いたぜGJ!

…イングラムは年上好きだったのか

投稿者 Anonymous : 2008年02月05日 22:11

初めてこうへーって管理人さんのHN見たとき某ONE〜輝く季節へ〜が頭に浮かんだ私はムジカの祖父クラスのロリコンです
ボソ)アヤ×マサキも良いかもな〜(Xenogearsか!)オウカ×リュウセイも良いかもな〜
光竜に「にゃはは」闇竜に「はちみつくまさん」と言わせたい私は末期ですね
セニアに謎ジャム作って欲しい私は駄目でしょうか

投稿者 Anonymous : 2008年02月06日 01:45

携帯でお悩み相談室読んでて
「ケータイ小説読むってこんな感じなんだろうな・・・」と思った。
画面上の文字数的な意味で。

投稿者 Anonymous : 2008年02月06日 12:41

今見てもほんとこの辺りはラウル関係一色だったなw

投稿者 Anonymous : 2008年02月10日 00:09

コメントしてください




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