2010年11月23日
 ■  膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐 その4

膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1133629455/l50


前回の続き



561 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 02:21:32 HgxWJBSs
テニアはキャラが薄いと言われてた。
そんな時代もありました。



621 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 01:39:32 a0kkBDN1
なにこのネ申スレ



630 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 19:35:22 SfpKCmnl
大変な事に気が付いた。
オレ、テニアが好きというより統夜&テニアが好きだったんだ。



631 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 19:51:21 v4YihC6T
>>630
(゚∀゚)人(゚∀゚)




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562 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 03:07:51 CnvMcDN5
月のネルガル重工のドックで、統夜がいきなり叫んだのはヤマダ・ジ・・・じゃなくって
ガイ・・・ナデシコのパイロットの一人、ダイゴウジ・ガイに機体について聞かれた時だった。

「うるさいんだよあんたは! 俺に聞かれたってわかるもんか!」

一瞬、その場が凍りついた。
だけど統夜はそんなことおかまいなしに、今度はアタシたち三人の方を指差して叫ぶ。
アタシはその声の荒々しさに、思わず肩を震わせてしまった。

「そんなことは俺じゃなくてこいつらに聞けよッ!」

そして統夜はそこから逃げるように走っていった。
どんどん背中が小さくなる。

「あっ、統夜待ってよ!」

声をかけ、一歩遅れながらもアタシも走り出す。
アタシの癖だ。頭で考えるより先に手や足が動く。
ただ、このままにしちゃいけないっていうのは、強く・・・すっごく強く感じてた。


統夜に追いつくのは簡単だった。
と言っても、アタシが速かったわけでも、統夜が遅かったわけでもない。
皆から見えないくらい離れた場所で、統夜が壁を背にして座り込んでいたからだ。
統夜はこっちを見ないまま、肩で息をしている。
アタシはその雰囲気に耐えられず、話しかけた。

「あのさ、隣・・・座っていい?」

少し間があって、答えが返ってくる。

「・・・なんでだよ」
「だって、走って疲れたんだもん。 それに近い方が話しやすいし」

そこまで聞くと、統夜は黙り込んだ。
アタシは了解と受け取って、隣に座った。
硬くて、ヒンヤリとした壁と床の感触が、服を通って伝わってくる。
またしばらくの沈黙があって、今度は統夜が口を開いた。

「俺にどうしろって言うんだよ・・・」

さっきよりだいぶ落ち着いた、だけど苦しげな声。
息が詰まりそうになる。

「正義を愛する仲間だとか自由と正義の旗だとかさ。俺はそれどころじゃないってのに」

そこでほんの少しうつむいて、統夜は声を小さくする。

「いきなり戦いに放り込まれて、こんなとこに連れて来られて・・・どうしたらいいんだ」

うまい言葉が見つからない。
だけど、アタシは口を挟んだ。


563 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 03:13:41 CnvMcDN5
「何さッ! いつまでもウジウジして、文句ばっかり言って!」

思わず大きくなった声に統夜も、アタシ自身もびっくりした。

「ここまで来たら、開き直るとかあきらめるとかしたらどうなのさ!」

頭で考えるより先に動くのは手足だけじゃなかったらしい。
次から次へと言葉が出てきた。そして、統夜も言い返してきた。

「お前らの方から巻き込んどいて、その言い方はないだろ!」

その通りだ。アタシたちが、統夜を戦いの中に巻き込んだ。

「俺はお前らがどうしてもって、頼んでくるから!」
「・・・ゴメン」

また言葉が勝手に出た。自分が何を謝りたいのか分からなかった。
酷い言い方をしたこと?戦いに巻き込んだこと?それとも両方?
何もかもがグジャグジャになって、頭の中で回ってる。
そして、勝手に出たのは言葉だけじゃなかった。 目の前が歪み、統夜の声が止んだ。

「・・・・・・」

これじゃただの泣き虫女だ。最悪だった。
泣けば許してもらえると考えてる奴みたいに思われるのが、嫌だった。
なのに涙は止まらないし、今までスラスラ出ていた言葉は
砕けたガラスみたいにばらばらになって、辺りに音になって散らばっていった。
しばらくそのままだった。そして、やっと話せるようになったアタシはもう一度、謝った。
下を見ながら。

「・・・ほんとにごめん。許してもらえるとは思ってないけど」
「もういい」

何かが動く気配。目を上げると、立ち上がった統夜の背中がぼやけて見えた。

「だけど、統夜が一緒に来てくれてうれしかった! カティアが言ってたみたいに感謝してるんだよ!」
「・・・・・・・・」
「それに、申し訳ないって思ってるんだよ、アタシたちも! 戦いに巻き込んで、だから」
「もういいんだ。 ここで何て言ってもしょうがないってことくらい、わかってきた」

統夜の声は静かだけど、よく聞こえた。今度はアタシが黙る番だった。

「とりあえず、乗るよ。ナデシコに」

こっちを向いた統夜は、確かにそう言った。

「その後の細かいことは・・・後で考える。それでいいんだろ?」

相変わらず不機嫌っぽい顔だったけど、さっきよりは少しだけましに見えた。
そして何故か、アタシたちを逃がしてくれた『あの人』とダブって見えた。
でも、その時思ってたことは、次の統夜の台詞で吹き飛ぶことになる。

「顔洗ってから来いよ。ヒドイことになってるぞ、テニア」

少しだけ、あいつの顔がニヤついてた気がする。

「うっさい! 見んな!」

すぐさま言い返すと、統夜は皆の方へ歩き出した。
よくよく考えてみると、統夜にテニアって呼ばれたのはそれが最初だった気がする。



564 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 03:20:38 CnvMcDN5
どうも>>541です。
調子に乗って二話冒頭部からの妄想を書いてみました。
今度はテニア視点からの話にして見たのですが、至らない部分も多く…すみません。
もっと修行が必要なのを痛感しました。

それと、質問への回答ありがとうございました。
膝の上ですよね。やっぱり。最強です。
テニアの腹の上もよさそうですけど。
操縦どころじゃないですかそうですか。


565 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 03:29:14 HgxWJBSs
>>562-564
乙かれ様。腹の上ってw
テニア視点もいいもんですな。
貴方の完全オリ展開も見てみたいものです。


568 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 10:20:49 RmlPIysW
>>564
巧い。
素直に面白いと思えた。





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567 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 09:03:02 QfzKkLWM
カティア「!?
 統夜、指揮官機の右手を見て!」
フェステニア「統夜ぁッ!」
統夜「な……ッ! テニア!?」
ジュア=ム「ぎゃはははは!
 この大馬鹿野郎が!
 大事な女は鎖に繋いどかねぇとなぁ!?」
統夜「ジュア=ム、テニアを放せ!」
ジュア=ム「放せと云われてハイソウデスカと
 云う事聞く訳ゃねぇだろうがこのボケが!!」
統夜「テニアをどうするつもりだ!?」
ジュア=ム「あぁ!?
 教えてはやれねぇなぁ!
 その方が楽しいだろう?
 ぎゃははははは!!」
統夜「くッ───
 ジュア=ムッ!!」
フェステニア「統夜ぁぁぁぁッ!!」


571 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 15:41:42 QfzKkLWM

統夜(───あれから2週間、まだ奴の行方が掴めずにいる。
 ……当然と云えば当然か。
 フューリーが仕掛けて来る事はあっても、こっちから攻め込む事は無かった。
 奴等の本拠地を知らないからだ。
 転移してしまうので、後を追う事も出来ない。
 後先考えずにナデシコを飛び出して、結局何の意味も無かった事に気付き、
 何も出来ない自分に腹が立った。
 ……俺はいつもアイツに頼ってばかりだ。
 でも、それでも……)


574 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 15:54:04 QfzKkLWM
カティア「統夜……
 統夜ってば!」
統夜「え? あぁ、悪い。
 考え事してた……」
カティア「考え事って……
 テニアの事以外に何があるんです?」
統夜(……それもそうだ。
 誤魔化す意味なんて無かった)
カティア「……睡眠くらい摂ったらどうです。
 辛そうですよ?」
統夜「アイツは俺達を待ってる。
 だから、すぐにでも迎えに行かなきゃいけないんだ。
 寝てる暇なんて無いだろう?」
カティア「それでも……!
 今の貴方は衰弱してて……見ていられません!
 ……貴方に何かあったら、私……私……!!」



576 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:02:20 QfzKkLWM
統夜「……有難う、カティア。
 でも、俺は自分の身体よりもアイツの方が心配なんだ。
 アイツに何かあったらと思うと……
 やっぱり休んでなんかいられないんだ」
カティア「統夜……!」
統夜「さぁ、行こう。
 ……泣くなよ、カティア。
 俺は大丈夫だからさ」
カティア「……はい」
カティア(何故、テニアはこれ程に愛されるのだろう。
 私と彼女の何が違うと云うのだろう。
 ……彼女に嫉妬している自分が堪らなく醜く見えて……
 ───心で、泣いた)



578 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:14:43 QfzKkLWM
フェステニア「………」
統夜「テニア!? どうしてこんな所に……
 ジュア=ムはどうした!?」
フェステニア「………んでよ……」
統夜「え?」
カティア(何、この違和感……?)
カティア「───ッ!
 統夜、離れてッ!!」
フェステニア「───死んでよ」
統夜「うわぁっ!?
 地面から……ロボットの腕!?」
カティア「これは……
 ジュア=ムのと同型の機体……!」
フェステニア「"ラフトクランズ"だよ。
 ジュア=ム様があたしの為に調整してくれたんだ。
 だから……死んでよ。統夜」



581 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:25:35 QfzKkLWM
統夜「どういうつもりだ!?
 それに、ジュア=ム"様"って……」
ジュア=ム「ぎゃーっははははは!
 ご機嫌麗しゅう、糞野郎!!
 限り無くビッチなテメエの為に
 最ッ高のアトラクションを用意してやりましたよ
 ご覧あれカス!!」
フェステニア「……私ね、統夜が大っ嫌い。
 だから殺すことに決めたんだ。
 お願い。──死んで」
統夜「───ッ」
ジュア=ム「どうだよ、素敵だろうがタコ!
 テメエの女に殺されるってのは、
 ドラマティックでメルヒェンだぜぇ!?」



582 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:35:39 QfzKkLWM
カティア「……この、外道……ッ!」
統夜「洗脳か……随分と悪趣味だな、ジュア=ム!!」
カティア「……餓鬼が考えそうな事ね。
 低俗過ぎて吐き気がするわ……!」
ジュア=ム「あぁ!? 何調子乗ってんだテメエ等!?
 ゴミ人間の分際で偉そうな事云うんじゃねぇ!!
 それにな、こいつは洗脳なんかじゃねぇ。
 この女の深層心理を引き出してやっただけだ。
 つまり、この女はお前の死を本気で望んでるって事だ!
 解ったらさっさと死にな! やれ、赤髪!!」
フェステニア「──バイバイ、統夜」



584 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:46:56 QfzKkLWM
統夜「テニア! これがお前の望みなんて……どう云う意味なんだ!?」
フェステニア「そのままの意味だよ!
 私は統夜が嫌い! それだけだ!!」
統夜「嫌いって云うんなら……理由くらい聞かせろよ!」
フェステニア「……んだ……」
統夜「何だって?」
フェステニア「淋しいんだッ!!」
統夜「……は?」
フェステニア「統夜はいつだってカティアやメルアとばっかり一緒にいて!
 私には構ってくれないんだ!
 私とあの二人と……一体何が違うんだよぉっ!!」
カティア(テニア、貴女も……)
統夜「……違うさ」
フェステニア「……!」



588 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:57:37 QfzKkLWM
フェステニア「ほ……ほら、そんな事云う!
 私は統夜には必要無いんだ!
 私が居なくなっても、統夜は悲しまないんだ!
 そんな統夜なんか嫌いだ!
 私を必要としてくれないバカ統夜なんか、嫌いだ!!
 だから、私は───」
統夜「馬鹿野郎ッ!!」
フェステニア「───ッ!?」
統夜「居なくなっても悲しまない?
 じゃあ何で俺は此処に居る!?
 単独行動してまでお前を探しに来た!?
 ……お前が心配だからだろう?」
フェステニア「で、でも……私は二人とは違うって……」



590 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:07:55 QfzKkLWM
統夜「あぁ、違うさ。カティアとメルアは俺をサポートしてくれるパートナーだ。
 だけど、お前は……
 お前は、俺の選んだただ一人の女性なんだよ……」
フェステニア「……ふぇ?」
統夜「お前は臆病で淋しがり屋のクセにいつでも明るく振る舞って、
 無理して笑って、いつだって一生懸命で、
 そんなお前に俺はいつだって勇気貰って……
 俺は、いつしかお前をただのパートナーとして見れなくなってて、
 それで、少し間を置くようになって、それで……」
カティア(くす。緊張しちゃって……)
フェステニア「と……うや? それって……」



592 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:20:59 QfzKkLWM
統夜「あぁもう焦れったいな!
 そうだよ、俺はお前が好きだ、テニア!
 どうしようもなくお前が可愛くて、愛しくて……
 待てよ、こんな台詞嘘臭いか?
 って、何云ってんだこんな時に……!
 兎に角!
 俺にはお前が必要なんだ、テニア!
 だから……だから帰って来いっ!!」
フェステニア「とう……やぁ……
 統夜ぁっ!!」
ジュア=ム「おいおい、ふざけんじゃねぇ! 何でこんな事になる!?
 赤髪は確かにあの糞野郎を憎んで……」
カティア「……そこが餓鬼だって云うのよ。
 その感情は憎悪なんかじゃない。
 それこそが…」



594 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:32:27 QfzKkLWM
メルア「"おとめごころ"なんですっ!」
カティア「!? 今、メルアの声が……?」
ジュア=ム「全ッ然意味解んねぇ!
 何云ってんだテメエ等!
 イカレやがったか!?」
フェステニア「……統夜……
 ごめんね、私……私……!」
統夜「……お帰り、テニア」
フェステニア「───ッ!
 う…うわぁぁぁぁぁん!
 統夜……統夜ぁぁぁ!!」
統夜「帰ろう。皆心配してる」
フェステニア「……うんっ!」
カティア「ほら、代わって。
 ここは貴女のシートよ。
 ……認めたくないけどね」
フェステニア「カティア……」



598 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:47:11 QfzKkLWM
ジュア=ム「うがあぁぁぁぁぁ!
 訳解んねぇ! 取り敢えず死ねぇぇぇぇぇ!!」
統夜「……準備はいいな?
 行くぞ、テニア!」
フェステニア「おっけぇ、任して☆
 オルゴン・エクストラクター出力全開!」
統夜「最強の三位一体を果たした俺達は! もう誰にも止められない!!
 貫けぇッ! インフィニティ・キャリバァァァァァッ!!」
ジュア=ム「ぐあッ!!
 畜生、認めねぇぞ……テメエ等絶対殺……ぎゃあぁぁぁぁぁ!?」 統夜「我が一撃は……無敵なりッ!!」
フェステニア「統夜……格好良い……☆」



601 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:59:08 QfzKkLWM
──数時間後、ナデシコ。

フェステニア「とーやっ☆」
統夜「お、おいおい。
 ちょっと、くっつきすぎだって!
 あ……あたってるから!」
フェステニア「照れなくても良いよ!
 だって、私達は恋人同士なんだから♪」
カティア「……もぅ、馬鹿なんだから」
メルア「一途ですもんねぇ、テニアちゃんは」
フェステニア「えへへ……☆」
統夜「まったく……」
統夜(でも、悪くないな。
 そう、悪くない気分だ……)

おしまい。



575 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:00:07 2cWPULry
>>574人はそのようなものを、「GJ」と言う。
GJ!



577 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 16:05:09 2cWPULry
>>576は小説家確定。
楽しいよ!すっごく!


593 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:24:31 2cWPULry
カティアに感動と同情の涙。


595 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:34:33 izIoh91E
カティア「その代わり、統夜には夜は私のシートになってもらうわね」


597 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 17:45:26 b7uEQg0p
>>595台無しだぁーっ!!


599 :585 :2006/01/10(火) 17:50:01 ig+qB+Ak
>>595
お前は俺か?



600 :595 :2006/01/10(火) 17:51:24 izIoh91E
>>599
俺はお前か?



602 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 18:02:45 HgxWJBSs
>>601
ブゥゥラァァァァヴォぉオおオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



605 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 18:26:46 LLCL7j66
>>603
統夜の最後の言葉はAの主人公の言葉か!
俺はGJとは言わない・・・。


GGJ(グレイトGJ)!と言わせてもらう!



607 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 18:50:21 o0xZIKKT
GJ!!
やっぱり敵に捕まって洗脳(作中で否定されとったけど)されるヒロインってのはスーパーロボットアニメの王道っすよ!


しかし捕まってる最中にあんな事やこんな事されるテニアを妄想した俺はハレンチな(ry





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610 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 19:56:48 sHnyOTHc

テニア「食費を節約するって?」
統夜「やらねばならん」
テニア「もしかしておもいっきしハードなやつ?」
統夜「4万円しかない」
テニア「オー!ノォーッ アタシの嫌いな言葉は一番が『努力』で二番目が『節約』なんだぜーッ」
統夜「殆どてめーの所為だろうがッ この野郎!」



611 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 20:07:05 2cWPULry
>>610場が和む話だ。GJ!GJ!



613 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 22:03:31 sHnyOTHc
>>610の続きを投下するのも私だ。

テニア「ウオオオオオ!!」

とったァ—————ッ!
箸を手に取ったのは我が家の雄————っ
フェステニア・ミューズだァ——————ッ!!
普段は静かなる女!身長165cmフェステニア・ミューズ、
雄叫びをあげて牛丼を食いにかかるゥ!
おお——っと食べ終わったァ——ッ!一杯目の特盛り牛丼を見事に完食!
し…しかし!ペースが落ちない!食べ続けるぞォフェステニア・ミューズ!
二杯目ッ!食べ終わった!
三杯ッ!
すっごぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いッ
すでに三皿完食しながらも食べるのをやめない!フェステニア・ミューズッ!
なんという消化力、なんという胃袋、まるで重機関車ですッ!

統夜「・・・。(-5000円)」

正直スマンカッタ


619 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 23:01:11 HgxWJBSs
>>613
統夜「ええ、そうです。食べちゃったンですよ。山盛りの牛丼を・・・」
統夜「こう、バクンって感じで」
統夜「すぐさま次の牛丼が運ばれてきたわけですけどね」
統夜「え?駄目だと思ったか?」
統夜「ン〜普通はああなっちゃ終わりですわな。完食したら次がくるんですから」
統夜「でもこれはフェステニア・ミューズの話でしょ」
統夜「家計を預かるものとして問題だとは思うんですが・・・」
統夜「単純に大食いって凄い事だなぁと思いましたよ」
統夜「これがフェステニア・ミューズなんですねぇ・・・」



623 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 04:14:37 a0kkBDN1
>>613
一番背の低いテニアが165cmならカティアとメルアは一体…


625 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 10:31:26 AZNVPBCZ
>>623
……ん?
テニアが165cmって事は……
カティアとメルア俺よりでかいな……。

────

カティア「あら、小さいのね?」
メルア「あ。
 でもこっちは大きいですよ。
 ほら、もうこんなに硬くなっちゃってます」
カティア「はへ?
 あらあらあらまあまあまあ……っ☆」
メルア「ひゃぁ。あまぁいですぅ」
フェステニア「こ……こらぁッ!
 それ、アタシんだぞぅ!!」

───そんなメルヒェン。

……さて、昼飯食って教室調整行くかな。




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614 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 22:28:56 sHnyOTHc


テニア「フッフッフッフッフッフ まぬけめ! 統夜!」
統夜「や…やろう、まさか!」

テニア「キサマのおかげで洗脳がぶり返したぞッ!」

統夜「貴様ッ!」

テニア「ま、待ってッ! 統夜! 
うそ! うそ! うそだよぉ〜ん! 冗談だよ冗談ッ!
悪かった、ちょっとふざけただけだよッ!
正真正銘アタシだよッ!
フェスタニア・ミューズ。19XX年、○月○日生まれ。大事な人の名前 紫雲統夜。
趣味・特盛り牛丼のカッ込み」

統夜「オリエンタルカレーが生み出した名言と言えば?」
テニア「ハヤシもあるでよ」

統夜「カルビーから、期間限定で発売されている
 ギザギザカットのポテトチップスといえば?」
テニア「ア・ラ・ポテト」

統夜「……やれやれ、本物のようだな。
 こんなくだらねぇことしっているのは」


615 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 22:31:51 sHnyOTHc
いかん、テニアのフルネーム間違えた・・・吊ってくる。



616 :それも名無しだ :2006/01/10(火) 22:40:37 86wgC1Xt
>>615
ふん、GJなどと言ってやらん
だが、間違いなら指摘してやらんでもない

・三人娘はさらわれる前の記憶がほとんど無い
・Jの暦は西暦ではなくC.E.

   ・・・これじゃツンデレじゃなくてただ底意地の悪いやつだな



617 :615 :2006/01/10(火) 22:49:21 sHnyOTHc
>>616
いかん、すっかり忘れてた。


誰かこんな俺に膝蹴りを叩き込んでくれ・・・。



624 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 09:50:08 AZNVPBCZ
>>617
フェステニア「う、うん。良いよ。
 大丈夫。優しく……するから。
 でもさ……
 痛かったら、云ってよね……?
 ……えいっ☆」

……何だいこれは?



626 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 17:27:18 TETbLMMm
>>624
この患者の胸部の陥没は何なんだ?なになに・・・女の子に蹴られた?ハッ、馬鹿も休み休み言いたまえ。馬に蹴られたってこんなに陥没しないぞ。




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627 :それも名無しだ :2006/01/11(水) 19:16:25 UAHDCFDu
「統夜!今日は二人とも遅くなるって行ってたからアタシがご飯作ったよ!」
「珍しいな。どういう風の吹き回しだ?」
「なんだよそれ?アタシが料理しちゃいけないっての?」
「冗談だよ。それじゃご馳走になるよ。何作ったんだ?」
「牛丼!!待ってて!!すぐ持ってくるから!!」
やれやれ、テニアらしいと言うかなんと言うか。

ドン!!
「はい!どーぞ!!」
・・・・・・・
それは丼というにはあまりにも大きすぎた。大きく、ぶ厚く、重く、そして深すぎた。
「・・・・何この丼?」
「ほらやっぱ男の子だし。」
男とか女以前にこれを制覇できる人類が存在するのか?
「さぁ食べて食べて!!味噌汁もあるよ!」
「・・・・・・・頂きます。」

美味い。吉牛なんか比べ物にならない。
十人食べ比べたなら、全員こっちを選ぶだろう。
この凶悪な質量を見なければ。
満腹中枢にレッドアラーム。思わず手が止まる。
「・・・・・・・美味しくない?」
「・・・・・・・・・・・・すっげー美味い!!」
食べ続ける・・・・・・・・・
灰になるまで・・・・・・!


お、男 統夜・・・無理を通して見せた・・・・!!
「美味しかった?」
「ああ・・・」
「よかった!!おかわりあるからね!今ご飯炊き上がったから!」
「ま、待て!待ってくれ!テニアは・・・テニアは食べないのか?」
「アタシは・・・統夜がおいしそうに食べてくれるだけで胸がいっぱいだよ・・・」
赤くなりながら呟く。俺はお腹がいっぱいだ。
「じゃ、じゃあいれてくるね!」
「ちょ・・・!!」
再び丼に投入され始めるご飯。
もういいもういい、もうそんなに盛らなくていいよ。
味噌汁もうないんだろ。つまっちゃうからいいよ。
だからそんなに食えないって。
おい、もういいっていってんのに。食うからくれよ。ほら。
なんで盛るんだよ。盛らなくていいって。盛るなよ。
食えねえよ、盛り過ぎだって。盛るなって。よこせよほら。
おい、おい、なんでまだ盛るんだよ。すごいことなってるって。
何盛りだそれ。やめろって。食えるかって。
聞いてんのかよ盛るなって。なんで盛るの。やめろよ、やめろって。
誰が食うんだよその盛りを。もういいから。いいからさ。
おい、ほんとに食えないって。つーか聞いてんの。ねえ。
もうやめて、盛らないで。やめてって。盛らなくていいって。
やめろって。おいやめろよ。やめろ、盛るのやめろ。盛るな。盛るな。
おまえ何してんだよ。盛るとか盛らないとかの話じゃなくて何やってんだって。
おい、ほんとなにしてんだよ、盛り切れてないって。汚いって。
もうやめろよ。やめろよ。やーめーろーよー・・・・・・


ゴフ
寒い・・・俺は死ぬのか・・・

「どうしたの?ねぇ?大丈夫!?返事してよ統夜!ねぇってば!!」




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658 :それも名無しだ :2006/01/12(木) 21:30:59 XqT+/7wd
十三「自分、何で太らへんのや?」

テニア「ふん!」

ボギャアア

豹馬「なっ 十三ーーーーーーッ!!

ドサーッ

豹馬「何をするだァーーーッ!!ゆるさん!!」





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660 :それも名無しだ :2006/01/12(木) 22:53:32 XqT+/7wd
とりあえずテニアと統夜の目の前にコレおいときますね。

つ【10辛カレー】

そこで問題だ!この10辛をどうやって食すか?

3択—ひとつだけ選びなさい

答え①店員が突如「注文を間違えました」と普通のカレーに換えてくれる
答え②統夜が全部引き受けてくれる
答え③食べられない。10辛は激辛である



661 :それも名無しだ :2006/01/12(木) 22:58:01 qLCM7Z2Y
>>660
答え④テニア「おかわり!」



662 :それも名無しだ :2006/01/12(木) 23:32:42 Z6J5lRkT
>>660
淫靡な感じで口移し



663 :それも名無しだ :2006/01/12(木) 23:37:38 6EbO4zZr
>>660
テニア「食うか?」

統夜「いらんっ!」



664 :それも名無しだ :2006/01/13(金) 00:22:41 N9NYOohP
せめて味覚は人並みであって欲しいなぁ。



665 :それも名無しだ :2006/01/13(金) 00:52:07 ZSaO873g
>>664
一応、本編ではAAには愚痴言ってたし食えりゃいいってわけじゃないらしい。
意外と料理覚えたらかなり上手くなるかも。



666 :それも名無しだ :2006/01/13(金) 01:21:03 fvBlye/b
テニア「ほら、美味しそうにできたよ!」
統夜「でも、テニアの方が美味しそ」
テニア「食事時は下ネタ禁止!」
統夜「ぐえぁ!?」


テニア「じゃあ、いただきま〜す」
統夜「いや、あの…俺の分は…?」
テニア「食ってる時に邪魔すんな!」
統夜「げぶぉっ!?」


テニア「ごちそーさま!」
統夜「じゃあデザートはテニ」
テニア「食後の運動開始ぃっ!!」
統夜「そうか!食後はベッドの上での運…って、うわあああああああ!?」



667 :それも名無しだ :2006/01/13(金) 01:33:09 AjQhWuok
統夜・・・wどこのおっさんだよw



668 :それも名無しだ :2006/01/13(金) 01:53:19 m6XPVzo0
(プッ)

統夜「えっ?
(あっ!い・・・今のはチョコ・・・
い・・・いや! 見間違いだ・・・!
きっと肉の塊かなにかだな・・・)」

ヌゥ〜

テニア「・・・うん すごく好きなんだ ビーフカレー・・・」




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680 :それも名無しだ :2006/01/13(金) 22:27:41 fWtr0rIJ
テニア「なんだァ〜!? この炒飯はァ〜!?
 真っ黒だァ〜!!
 痔! ざけんじゃあねーーぜッ!
 アークエンジェルの食堂はインク入りの炒飯を食わせようってのかァ!?」
痔悪化「いや、テニアさんよ。
 これは少々特殊な調理法を施してあって
 中国の醤油が入っているから
 黒く見えるだけさ」
テニア「あんだって?」
痔悪化「中国人は多分みィ〜んな大好物なはずだ。
 おいピーーィと思うぜ。
 さ…食ってみてくれ。 ささ……」

モグ・・・
ムグムグ

テニア「ンまい! ンめーじゃあねえかッ
 いけるぜッ グーーー」

ズ ビ ズ バ ー

こうしてAAの食堂のメニューに一品が追加された。



681 :それも名無しだ :2006/01/13(金) 22:45:53 fWtr0rIJ

カルヴィナ「すいません
ちょっといいですか?
私はネルガルに引き抜かれてきたパイロットなんですが
どうも漢字に慣れてないせいかメニューがわかりません
助けてほしいのですが」

統夜「やかましい、向こうへ行け」

テニア「ちょっと統夜・・・
まあいいじゃん。
アタシは何度もこの食堂は来てるから
メニューぐらいの漢字はだいたいわかるさ。
で・・・何を注文したい?
エビとアヒルとフカのヒレとキノコの料理?」

・・・

ド ジ ャ ア ーーー ン

  クスハ汁
  グゥレイトチャーハン
  ラダム獣を煮たもの
  ドネル・ケバブ

おねぇちゃんぜんぜんチャウよ


カルヴィナ「・・・」

テニア「あははははははははは
ま・・・いいじゃない
みんなで食べよう
統夜のおごりだし。
なにを注文してもけっこううまいもんだよ
アハハハハハハハ」


723 :それも名無しだ :2006/01/15(日) 05:18:13 bSoGTfoO
テニアほど
「分身オラオラのラッシュ」
が似合う娘はいないなり。

ミニフィギュアコレクションEX ジョジョの奇妙な冒険Vol.1 (第2部) 戦闘潮流 1BOX
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投稿者 ko-he : 2010年11月23日 01:05

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